JPH1072598A - 液体酸素系漂白性組成物 - Google Patents

液体酸素系漂白性組成物

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JPH1072598A
JPH1072598A JP9126469A JP12646997A JPH1072598A JP H1072598 A JPH1072598 A JP H1072598A JP 9126469 A JP9126469 A JP 9126469A JP 12646997 A JP12646997 A JP 12646997A JP H1072598 A JPH1072598 A JP H1072598A
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acid
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bleaching
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liquid oxygen
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JP9126469A
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Yoshitaka Miyamae
喜隆 宮前
Hiroyuki Shindo
宏幸 真藤
Jiyunko Nishioka
潤子 西岡
Kazuaki Fukano
和明 深野
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間における保存安定性に非常に優れ、か
つ使用実態に適した粘度を有し、全搬的なシミ汚れに対
し良好な漂白力を示す液体酸素系漂白性組成物を提供す
る。 【解決手段】 (a)過酸化水素0.01〜30重量
%、(b)硼素化合物0.01〜30重量%、(c)糖
類等のポリオール化合物0.01〜30重量%を含有
し、(b)成分と(c)成分との含有比率が重量比で
(b)/(c)=1/30〜10/1の範囲にあり、か
つpHが2〜7の範囲にあることを特徴とする液体酸素
系漂白剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体酸素系漂白性組
成物に関し、更に詳しくは長期間における保存安定性に
非常に優れ、かつ使用実態に適した粘度を有し、全搬的
なシミ汚れに対し良好な漂白力を示す液体酸素系漂白性
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】酸素系漂白剤は手軽に安全にしかも色柄
物を含む幅広い衣料に使用できるという点で広く受け入
れられ衣料用漂白剤の中心である。酸素系漂白剤には、
形態では液体タイプと粉末タイプの物が商品化されてい
る。液体酸素系漂白剤は、その使い勝手がよく、衣料用
漂白剤の中核になってきている。その使用形態は、全体
使用と呼ばれる洗濯機に標準使用量を投入する方法と被
洗物に対して直接塗布する使用方法がある。特に後者は
高い漂白力を発現させるために有効な手段である。被洗
物に対して漂白剤を塗布するためには適度な粘性がある
ことが好ましい。溶液の増粘には界面活性剤の組合せに
よって粘度を出す方法(特開平01−319600号公
報)、高分子化合物を用いる方法(特開昭63−108
100号公報、特開平03−166299号公報)等が
開示されているが、酸化剤と併用した場合、経時によっ
て粘度は徐々に低減し、長期間にわたって使用に適した
粘度5〜100cpを維持するにはいたってない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】過酸化水素を配合した
液体漂白剤の重要な使用方法である塗布漂白に適した粘
度を製剤に持たせることで、使い勝手が向上し、また塗
布時に製剤の皮膚への付着等を抑制でき安全性の面でも
改善される。さらに硬表面に対する漂白効果も粘度を持
たせることは有効である。しかし、一般的に増粘剤とし
て知られる高分子化合物を用いても、過酸化水素との共
存系では経時によって減粘してしまう。よって過酸化水
素との共存系で粘度の経時変化を抑制することは重要課
題となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究の
結果、過酸化水素に、硼素化合物およびポリオールを配
合することで製剤に適した粘度となり、また、高温貯蔵
時においても長期間にわたって粘度を維持することを見
いだし本発明を完成するに至った。すなわち、本発明の
液体酸素系漂白性組成物は、以下の(a),(b)およ
び(c)成分を含有し、(b)成分と(c)成分との含
有比率が重量比で(b)/(c)=1/30〜10/1
(0.03〜10)の範囲にあり、かつ、pHが2〜7
の範囲にあることを特徴とする。また、本発明の液体酸
素系漂白性組成物は下記の(d),(e)成分を含有す
ることもできる。
【0005】 (a)過酸化水素 0.01〜30重量% (b)硼素化合物 0.01〜30重量% (c)ポリオール化合物 0.01〜30重量% (d)(d−1)直鎖または分岐鎖の炭素数8〜24のアルキル基又はアルケ ニル基を少なくとも1個有する界面活性剤 (d−2)炭素数8〜24のアルキル基で置換されたアリール基を少な くとも1個有する界面活性剤 のいずれか又は双方を0〜60重量% (e)(e−1)下記化1の一般式(1)に示される有機ホスホン酸またはそ の塩 (e−2)NTA、EDTA等カルボン酸系キレート剤 (e−3)分子量1000〜100000のアクリル酸ポリマー、アク リル酸マレイン酸コポリマー等カルボン酸系ポリマー 等のキレート剤のいずれかの1種又は2種以上を0.001〜20重量%
【0006】
【化1】 (A:水素又は炭素数1〜6のアルキル基、アルケニル
基又は水酸基 B:水素又は炭素数1〜6のアルキル基、アルケニル基
又は水酸基 M:水素又はアルカリ金属原子)
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、漂白基剤である
過酸化水素(a)は組成物中に0.01〜30重量%、
好ましくは2〜20重量%配合される。
【0008】本発明の(b)成分として用いられる硼素
化合物の例としては、ほう酸、ほう酸ナトリウム、ほう
酸カリウム、ほう酸アンモニウム、4ほう酸ナトリウ
ム、4ほう酸カリウム、4ほう酸アンモニウム等、分子
中に硼素を含有する化合物で、特に4ほう酸ナトリウム
が好適である。本発明の(b)成分の硼素化合物は、組
成中に0.01〜30重量%、好ましくは2〜20重量
%配合される。(b)成分の硼素化合物の配合量が0.
01重量%未満となると粘度安定性に効果がなく、一
方、30重量%を超えると液の安定性が低下し、特に低
温時の分離等を生じる。
【0009】本発明の(c)成分として用いられるポリ
オール化合物の例としては、糖類が好ましく、グルコー
ス、マンノース、ガラクトース、フルクトース、リボー
ス、エリトロース、キシルロース、グルコン酸、ガラク
トン酸、マンノン酸、グルクロン酸、マルトース、セロ
ビオース、ラクトース、スクロース、ソルビトール等お
よび、それらの誘導体としてアルキルグルコシド、ソル
ビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン
脂肪酸エステル等の糖系の界面活性剤を用いることがで
きる。また、糖類以外のポリオールの例として、グリセ
リン、グリセリンモノアルキルエーテル等グリセリン誘
導体、アルキルジオール、アルキレンジオール等のジオ
ール類を例示できる。(c)成分のポリオール化合物
は、本発明の組成物中に0.01〜30重量%、好まし
くは2〜20重量%配合される。この配合量が0.01
重量%未満であると増粘効果が低下し、一方、30重量
%を超えると粘度安定性が低下する。なお、本発明の
(c)成分は糖またはその誘導体を単独で或いは2種以
上併用してもよく、グリセリン等の糖類以外のポリオー
ルを単独で或いは2種以上併用してもよく、更には糖類
と糖類以外のポリオールを併用してもよい。また、
(b)成分と(c)成分とは重量比で(b)/(c)=
1/30〜10/1(0.03〜10)、好ましくは1
/20〜2/1(0.05〜2)の範囲にあることが必
要である。この範囲が上記比率より小さくなっても、超
えても粘度の安定性が低下する。
【0010】本発明の(d)成分として用いられる界面
活性剤は、直鎖または分岐鎖の炭素数8〜24のアルキ
ル基又はアルケニル基を少なくとも1個有する界面活性
剤、または、炭素数8〜24のアルキル基で置換された
アリール基を少なくとも1個有する界面活性剤であり、
その例としてはアニオン界面活性剤として、アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩、石鹸、アルキル硫酸塩、ポリオキ
シエチレンアルキル硫酸塩、脂肪酸α−スルホメチルエ
ステル等を;ノニオン界面活性剤としては、アルキルグ
リコシド、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ソル
ビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、
オキシエチレンオキシプロピレンブロックポリマー、脂
肪酸モノグリセライド、アミンオキサイド等を;両性界
面活性剤としてはカルボベタイン、スルホベタイン、ヒ
ドロキシスルホベタイン等をあげることができ、これら
のいずれか、または2種以上の混合物を0〜60重量%
配合される。
【0011】本発明の(e)成分として用いられるキレ
ート剤は、洗浄剤分野で一般的に金属封鎖剤として用い
られる物であれば何れでも良い。有機ホスホン酸系キレ
ート剤としては、下記化2の一般式(1)で示されるも
のが挙げられ、その代表例としてはヒドロキシエタンジ
ホスホン酸、エタン−1,1,2−トリホスホン酸、エ
タン−1,1−ジホスホン酸又はこれらの塩等がある。
【0012】
【化2】 (A:水素又は炭素数1〜6のアルキル基、アルケニル
基又は水酸基 B:水素又は炭素数1〜6のアルキル基、アルケニル基
又は水酸基 M:水素又はアルカリ金属原子)
【0013】高分子系キレート剤としては、ポリアクリ
ル酸、ポリマレイン酸、アクリル酸ーマレイン酸コポリ
マーの酸型のもの又はアルカリ金属塩をあげることがで
きる。これらの分子量は1000〜100000が使用
上都合が良く、好ましくは10000〜80000が良
い。さらにカルボン酸系キレート剤の例としては、NT
A(ニトリロトリ酢酸)、EDTA(エチレンジアミン
テトラ酢酸)、クエン酸等をあげることができ、これら
のいずれかまたは、2種以上の混合物を0〜20重量%
配合される。
【0014】本発明の組成物は上記(a)〜(e)成分
に水を加えてバランスをとるが、その他にエタノール、
イソプロパノール、エチレングリコール等のアルコール
類、ポリエチレングリコール等のハイドロトロープ剤、
各種界面活性剤、増粘剤、香料、色素、蛍光染料、酵素
等一般に衣料用洗浄剤、漂白剤に配合される成分であれ
ば必要に応じて配合することができる。
【0015】本発明の組成物の原液のpHは酸性物質と
して塩酸、硫酸等の無機酸、p−トルエンスルホン酸、
クエン酸、ホスホン酸誘導体、リン酸等の有機酸を用い
て、アルカリ成分としては、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、アン
モニア等を用いて2〜7好ましくは3.0〜5.0に調
整される。組成物のpHが7を超えると貯蔵安定性が著
しく低下する。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば漂白の対象になるシミ汚
れ全般に対して良好な漂白力を示し、塗布使用時に適し
た粘度を有し、しかも高温及び低温時の貯蔵時にも長期
的に優れた安定性を有する酸性タイプの液体酸素系漂白
性組成物が得られる。この組成物は、漂白剤組成物ある
いは漂白洗浄剤組成物などとして用いることができる。
【0017】
【実施例】
実施例1〜20、比較例1〜3 以下表1、表2、表3および表4の実施例1〜20、表
4の比較例1〜3に示した組成の漂白性組成物を調製し
本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例
に制限されるものではない。尚、各例中の%はことわり
がないかぎりいずれも重量%である。
【0018】各項目の評価は以下の方法で行った。 (1)液粘度の安定性評価 表1および表2の漂白性組成物を40℃で2週間保存し
た後に、回転式粘度測定器(VISCOMETER T
OKIMEC INC)で粘度測定(20度)を行い粘
度の変化を判定した。
【0019】(3)漂白率 下記のように調製した紅茶汚染布5枚の上に、表1およ
び表2に示す組成の漂白性組成物を1ml塗布した後、
標準使用濃度(667ppm)の市販洗剤溶液(酵素ト
ップ:ライオン株式会社)(液温20℃)中で、ターゴ
トメータを用い、10分間撹拌した後、水道水ですす
ぎ、乾燥し、布表面の反射率測定を行い、次式の数1に
よって漂白率を算出した。
【0020】
【数1】 なお、反射度は日本電色社製、Z−Σ80測色色差計を
用いて測定した。
【0021】紅茶汚染布 日東紅茶(黄色パッケージ)80gを3リットルのイオ
ン交換水にて約15分間煮沸後、糊抜きしたサラシ木綿
でこし、この液に平織り木綿布(#100)を浸し、約
15分間煮沸する。そのまま火よりおろし、2時間程度
放置後、自然乾燥させ、洗液に色の付かなくなるまで水
洗し、脱水、プレス後、8×8cmの試験片とし、実験
に供した。
【0022】
【表1】 表1: 実 施 例 1 2 3 4 5 6 組成(重量%) (a)過酸化水素 5 5 5 5 5 5 (b)ほう酸 5 − 3 − − − 4ほう酸ナトリウム − 5 − 2 5 10 (c)グルコース 12 − − − − − ソルビトール − 10 − − 15 20 グリセリン − − − 5 − − APG *1 − − 15 − − − (d)アルコールエトキシレート*2 − 2 − − 10 5 LAS *3 − 0.5 2 − 1 − アルキルアミンオキシド*4 − − − 5 − 1 (e)NTA − − − 1 − − クエン酸 − − − − − 2 ポリアクリル酸*5 − − − − 3 − エタン-1-ヒドロキシ-1,1-ジホスホン酸塩 0.1 0.5 0.3 1.0 1 0.1 調香香料 0.1 − 0.1 − 0.1 − 酸性染料(PPM)*6 2 2 − − 2 − イオン交換水 残 部 pH 3.5 4.0 4.0 4.5 3.0 4.0 (b)/(c)重量比 0.4 0.5 0.2 0.4 0.3 0.5 粘度(CP)(保存前) 10 9 12 9 19 13 (保存後) 10 9 12 8 19 12 漂白率 46 52 45 45 53 49 *1)ポリアルキルグルコシド(ヘンケル GLUCOPON600) *2)ソフタノールSC90 *3)アルキルベンゼンスルホン酸(アルキル鎖長14) *4)アルキル鎖長12 *5)平均分子量:30000(商品名ジュリマーAC10L(日本純薬社製 )) *6)C.I.Acid Green 27
【0023】
【表2】 表2: 実 施 例 7 8 9 10 11 12 組成(重量%) (a)過酸化水素 5 5 5 5 5 5 (b)ほう酸 − − 5 − − − 4ほう酸ナトリウム 7 1 − 1 1 4 (c)グルコース − − − 20 − − ソルビトール 15 5 − − 10 8 グリセリン 10 − − − − − APG *1 − − 15 − − − (d)アルコールエトキシレート*2 − 5 − − − 2 LAS *3 − − 2 1 1 − アルキルアミンオキシド*4 10 − 3 1 2 − ヒドロキシスルホベタイン*5 − 5 − − − − (e)NTA − − − − − − クエン酸 − − − − − − ポリアクリル酸*6 − − − 1 1 1 エタン-1-ヒドロキシ-1,1-ジホスホン酸塩 0.1 0.5 0.3 0.1 0.1 0.2 調香香料 0.1 − 0.1 − 0.1 0.1 酸性染料(PPM)*7 2 2 − − − − イオン交換水 残 部 pH 4.5 4.0 4.0 4.5 3.5 4.0 (b)/(c)重量比 0.3 0.2 0.3 0.05 0.1 0.8 粘度(CP)(保存前) 11 20 12 12 11 10 (保存後) 11 19 13 11 11 9 漂白率 46 52 45 48 40 43 *1)ポリアルキルグルコシド(ヘンケル GLUCOPON600) *2)ソフタノールSC90 *3)アルキルベンゼンスルホン酸(アルキル鎖長14) *4)アルキル鎖長12 *5)以下の化3の通り
【化3】 *6)平均分子量:30000(商品名ジュリマーAC10L(日本純薬社製 )) *7)C.I.Acid Green 27
【0024】
【表3】 表3: 実 施 例 13 14 15 16 17 18 組成(重量%) (a)過酸化水素 5 5 5 5 5 5 (b)ほう酸 − − − − − − 4ほう酸ナトリウム 4 4 4 3 3 5 (c)グルコース − − − − − − ソルビトール 4 − 3 2.3 2 3.3 グリセリン − 4 − − − − APG *1 − − − − − − (d)アルコールエトキシレート*2 3 3 2 1 − − LAS *3 − 0.5 1 − − − アルキルアミンオキシド*4 − − − − − 3 ヒドロキシスルホベタイン*5 − − − 2 2 − (e)NTA − − − − − − クエン酸 − − − 1 − − ポリアクリル酸*6 − − − − 2 2 エタン-1-ヒドロキシ-1,1-ジホスホン酸塩 1.0 0.5 1.0 0.1 0.1 0.5 調香香料 0.1 − − − 0.1 − 酸性染料(PPM)*7 − 2 2 2 − − イオン交換水 残 部 pH 5.0 4.0 4.0 4.0 4.5 4.5 (b)/(c)重量比 1.0 1.0 1.3 1.3 1.5 1.5 粘度(CP)(保存前) 8 10 8 9 10 11 (保存後) 7 9 8 8 9 10 漂白率 40 48 46 42 41 40 *1)ポリアルキルグルコシド(ヘンケル GLUCOPON600) *2)ソフタノールSC90 *3)アルキルベンゼンスルホン酸(アルキル鎖長14) *4)アルキル鎖長12 *5)以下の化4の通り
【化4】 *6)平均分子量:30000(商品名ジュリマーAC10L(日本純薬社製 )) *7)C.I.Acid Green 27
【0025】
【表4】 表4: 実施例 比 較 例 19 20 1 2 3 組成(重量%) (a)過酸化水素 5 5 5 5 5 (b)ほう酸 − 5 − − − 4ほう酸ナトリウム 3 − − − 5 (c)グルコース − − − 5 − ソルビトール 0.5 − − − − グリセリン − 1 − − − APG *1 − − − − − (d)アルコールエトキシレート*2 − − 8 10 8 LAS *3 1 1 2 2 − アルキルアミンオキシド*4 2 − − − − ヒドロキシスルホベタイン*5 − 3 − − − (e)NTA − − − − − クエン酸 − − − − − ポリアクリル酸*6 2 − 1 3 − エタン-1-ヒドロキシ-1,1-ジホスホン酸塩 0.5 0.5 0.5 1 0.1 調香香料 0.1 − 0.1 0.1 − 酸性染料(PPM)*7 − 2 − 2 2 イオン交換水 残 部 pH 4.0 4.0 3.5 4.0 4.0 (b)/(c)重量比 2.0 5.0 − − − 粘度(CP)(保存前) 12 11 9 10 6 (保存後) 10 10 2 1 1 漂白率 42 39 32 35 30 *1)ポリアルキルグルコシド(ヘンケル GLUCOPON600) *2)ソフタノールSC90 *3)アルキルベンゼンスルホン酸(アルキル鎖長14) *4)アルキル鎖長12 *5)以下の化5の通り
【化5】 *6)平均分子量:30000(商品名ジュリマーAC10L(日本純薬社製 )) *7)C.I.Acid Green 27
【0026】本発明の特徴的な構成としては以下のもの
を挙げることができる。 (1)(d)成分として (d−1)直鎖または分岐鎖の炭素数8〜24のアルキ
ル基又はアルケニル基を少なくとも1個有する界面活性
剤 (d−2)炭素数8〜24のアルキル基で置換されたア
リール基を少なくとも1個有する界面活性剤のいずれ
か、または混合物を0.1〜60重量%含有する請求項
1記載の液体酸素系漂白性組成物。 (2)(e)成分として (e−1)以下の化6の一般式(1)の有機ホスホン酸
またはその塩 (e−2)NTA、EDTA等カルボン酸系キレート剤 (e−3)分子量1000〜100000のアクリル酸
ポリマー、アクリル酸マレイン酸コポリマー等カルボン
酸系ポリマー 等のキレート剤のいずれかの1種又は2種以上を0.0
01〜20重量%含有する請求項1記載の液体酸素系漂
白性組成物。
【0027】
【化6】 (A:水素又は炭素数1〜6のアルキル基、アルケニル
基又は水酸基 B:水素又は炭素数1〜6のアルキル基、アルケニル基
又は水酸基 M:水素又はアルカリ金属原子)
【0028】(3)(b)成分の硼素化合物が4硼酸ナ
トリウムである請求項1記載の液体酸素系漂白性組成
物。 (4)(c)成分のポリオールが糖化合物又はその誘導
体で化合物中にcis構造となる連続した水酸基を有す
る化合物である請求項1記載の液体酸素系漂白性組成
物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 7:26) (72)発明者 深野 和明 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(a),(b)および(c)成分を
    含有し、(b)成分と(c)成分との含有比率が重量比
    で(b)/(c)=1/30〜10/1の範囲にあり、
    かつpHが2〜7の範囲にあることを特徴とする液体酸
    素系漂白剤組成物。 (a)過酸化水素 0.01〜30重量% (b)硼素化合物 0.01〜30重量% (c)ポリオール化合物 0.01〜30重量%
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