JPH1072010A - 電子部品のテーピング方法およびテーピング装置 - Google Patents

電子部品のテーピング方法およびテーピング装置

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JPH1072010A
JPH1072010A JP21405696A JP21405696A JPH1072010A JP H1072010 A JPH1072010 A JP H1072010A JP 21405696 A JP21405696 A JP 21405696A JP 21405696 A JP21405696 A JP 21405696A JP H1072010 A JPH1072010 A JP H1072010A
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tape
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electronic components
taping
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JP21405696A
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English (en)
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Masayuki Shirota
正之 代田
Ryoji Sasho
亮二 佐生
Kanji Suganuma
幹二 菅沼
Tomoyuki Kojima
智幸 小島
Yuji Komuro
勇二 小室
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Seiwa Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Seiwa Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送ディスクを用いることなく、電子部品の
搬送、検査、選別を行い、構成および調整作業の簡素化
を図り、ランニングコスト等の低減を図る。 【解決手段】 間歇的に走行される搬送体15の収納部
16に供給手段24により電子部品を順次供給する。供
給後の電子部品の電気的特性を測定手段25、27で測
定して検査し、選別手段26、28で検査結果が不良で
ある電子部品を搬送体15の収納部16から排出する。
検査結果が良である電子部品を移し替え手段29で搬送
体15の収納部16から装填用テープT1の装填穴T5
に順次移し替える。装填用テープT1における電子部品
の移し替え完了部分に貼着手段13によりカバーテープ
T2を貼着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、角板形チップ固定
抵抗器、メルフ形固定抵抗器、チップ形コンデンサ、メ
ルフ形コンデンサ、多連のチップ抵抗器、多連のチップ
コンデンサ、アルミニウム電解コンデンサ、スイッチ、
ミニモールドトランジスタ、IC、フィルタ、LSI、
フラットパッケージIC、チップコイル、コネクタ等、
各種の電子部品において、抵抗値、静電容量、接触抵抗
等の各種の電気的特性、若しくは印字、足曲り、欠け等
の各種の外観、その他の必要とする各種検査項目のう
ち、所望の検査項目について検査し、良品である電子部
品を選別してテーピングするために用いる電子部品のテ
ーピング方法およびテーピング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】角板形チップ固定抵抗器等の電子部品
は、これをプリント基板等に自動実装機により実装する
が、この自動実装機に電子部品を容易に供給することが
できるように、電子部品をテーピングしている。従来、
電子部品のテーピングに用いるテーピング用テープとし
ては、電子部品を装填するための装填穴を打抜き加工に
より形成したタイプと絞り加工により形成したタイプと
がある。
【0003】図11(a)〜(c)は前者のタイプのテ
ーピング用テープを示し、(a)、(b)はテーピング
用テープの完成順序説明用の平面図、縦断図面であり、
(c)は(a)のB−B線に沿う断面図である。図11
(a)〜(c)に示すように、このテーピング用テープ
は装填用テープT1とカバーテープT2とから構成さ
れ、装填用テープT1はテープ本体(角穴パンチキャリ
ヤテープ)T3とボトムテープT4とから構成される。
テープ本体T3は厚紙製で、電子部品Rを装填するため
の多数の装填穴T5と送り穴T6が長手方向に沿って打
抜き加工により列設されている。
【0004】このようなテーピング用テープTを用いて
電子部品Rのテーピングを行うには、まず、テープ本体
T3の裏面にプラスチックフィルム製のボトムテープT
4を熱圧着により貼着して装填穴T5の底部開放部を閉
塞し、次に、各装填穴T5に電子部品Rを順次装填し、
その後、テープ本体T3の表面にプラスチックフィルム
製のカバーテープT2を熱圧着により貼着して装填穴T
5の上部開放部を閉塞することにより、電子部品Rを封
入状態に装填することができる。
【0005】図12(a)、(b)は後者のタイプのテ
ーピング用テープを示す一部縦断面図、横断面図であ
る。図12(a)、(b)に示すように、テーピング用
テープTは装填用テープ(エンボスキャリヤテープ)T
1とカバーテープT2とから構成される。装填用テープ
T1は透明なプラスチックフィルムからなるテープに電
子部品Rを収納するための凹入する装填穴T5が長手方
向に沿って絞り加工により列設されるとともに、送り穴
T6が長手方向に沿って打抜き加工により列設されてい
る。カバーテープT2は図11(a)〜(c)に示すテ
ーピング用テープTの場合と同様に形成されている。そ
して、装填用テープT1の装填穴T5に電子部品Rを順
次供給し、カバーテープT2を装填用テープT1の表面
に重ね、両者を貼着することにより、電子部品Rを封入
状態に装填することができる。
【0006】従来、上記のようなテーピング用テープT
を用いて電子部品をテーピングする方法および装置とし
て、例えば、特開昭64−38320号公報、実開平1
−109016号公報、特公平7−105620号公報
等に記載されているような構成が知られている。
【0007】その概要について説明すると、電子部品を
パーツフィーダからリニアフィーダにより直線状に搬送
して垂直軸を中心として間歇回転する搬送ディスクの収
納溝に順次供給し、搬送ディスクの間歇回転により収納
溝に供給された電子部品を搬送する途中で、その抵抗値
等の電気的特性を測定して検査し、検査結果が不良(抵
抗値等が非正常)である電子部品を収納溝から排出し、
検査結果が良(抵抗値等が正常)である電子部品を搬送
ディスクと接線方向に走行する装填用テープT1の装填
穴T5に順次供給し、その後、装填用テープT1の表面
にカバーテープT2を貼着し、リールに巻き取る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来例の構成では、搬送ディスクを用い、この搬
送ディスクは摩耗を最少限に抑えるため、セラミックス
により形成している。一方、近年、チップ固定抵抗器等
の電子部品の小型化が目覚ましく、これに対応して搬送
ディスクを薄肉に形成する必要がある。ところで、セラ
ミックスは耐摩耗性には優れているが、外部から衝撃を
受けると簡単に欠けたり、割れたりするおそれがあり、
しかも、加工性に劣り、ランニングコストが高くつく。
また、搬送ディスクのリニアフィーダに対する位置、回
転速度等の調整に手間を要し、保守に時間と費用を要す
る。
【0009】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するものであり、搬送ディスクを用いることなく、電子
部品を直線状に搬送し、この間に検査、選別を行うよう
にして構成の簡素化および調整作業の簡素化を図ること
ができ、したがって、ランニングコスト等を低減するこ
とができるようにした電子部品のテーピング方法および
テーピング装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の電子部品のテーピング方法は、電子部品の
収納部が長手方向に沿って多数列設された搬送体を間歇
的に走行させて上記収納部に供給された電子部品を間歇
的に搬送し、この搬送の途中で、電子部品を検査し、検
査結果が不良である電子部品を上記搬送体の収納部から
排出し、検査結果が良である電子部品を上記搬送体の収
納部から間歇的に走行する装填用テープの装填穴に順次
移し替え、その後、上記装填用テープにおける電子部品
の移し替え完了部分にカバーテープを上記装填穴の上部
開放部が閉塞されるように貼着するようにしたものであ
る。
【0011】そして、上記テーピング方法において、搬
送体に対して装填用テープが走行を停止したり、等速で
走行するように調整するのが好ましい。また、電子部品
を複数列で搬送、検査、選別し、選別後の良の電子部品
を複数列で間歇的に走行する装填用テープの装填穴に移
し替えることができる。
【0012】上記目的を達成するため、本発明の電子部
品のテーピング装置は、電子部品の収納部が長手方向に
沿って多数列設された電子部品を搬送するための搬送
体、この搬送体を間歇的に走行させる駆動手段を有する
搬送手段と、電子部品を装填するための装填穴が長手方
向に沿って多数列設された装填用テープを間歇的に走行
させる駆動手段と、上記搬送体の収納部に電子部品を順
次供給する供給手段と、上記搬送体の走行により搬送さ
れる電子部品を検査する検査手段と、検査結果が不良で
ある電子部品を上記搬送体の収納部から排出する選別手
段と、検査結果が良である電子部品を上記搬送体の収納
部から間歇的に走行される上記装填用テープの装填穴に
順次移し替える移し替え手段と、上記装填用テープにお
ける電子部品の移し替え完了部分にカバーテープを上記
装填穴の上部開放部が閉塞されるように貼着するカバー
テープ貼着手段とを備えたものである。
【0013】そして、上記テーピング装置において、装
填用テープの駆動手段が、搬送体に対して装填用テープ
を走行停止させたり、等速で走行するように調整し得る
ように構成されるのが好ましい。また、搬送手段、装填
用テープの駆動手段、供給手段、検査手段、選別手段、
移し替え手段およびカバーテープ貼着手段を、電子部品
が複数列でテーピングされ得るように構成することがで
きる。
【0014】また、搬送体の収納部として貫通穴に形成
し、この収納部に供給された電子部品を、上記搬送体の
走行に伴い、案内手段により上記収納部内に収納状態に
保持させて搬送することができ、または、搬送体の収納
部として凹入穴に形成し、または、搬送体の収納部とし
て、この搬送体の長辺縁側の両側を開放し、底部を有す
る凹所に形成することができ、要するに搬送体の収納部
は、電子部品の搬送、検査、選別、移し替えを行うこと
ができれば、いかなる形状でもよい。
【0015】上記のように構成された本発明によれば、
間歇的に走行する搬送体により電子部品を間歇的に搬送
し、この間、電子部品を検査し、検査結果が良である電
子部品を選別し、選別後の電子部品を間歇的に走行する
装填用テープの装填穴に移し替え、カバーテープにより
装填穴の上部開放部を閉塞することができる。このよう
に搬送ディスクを用いることなく、電子部品を直線状に
搬送し、この間に検査、選別、移し替えを行うようにし
ているので、構成の簡素化および調整作業の簡素化を図
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。まず、本発明の第1の
実施形態について説明する。図1ないし図6は本発明の
第1の実施の形態による電子部品である角板形チップ固
定抵抗器のテーピング装置を示し、図1は要部の正面
図、図2は要部の平面図、図3(a)、(b)、(c)
はそれぞれチップ固定抵抗器の供給手段の拡大正面図、
拡大平面図、一部破断拡大側面図、図3(d)は図3
(b)のA−A線に相当するリニアシュート部の断面
図、図4はチップ固定抵抗器の供給動作説明図、図5
(a)、(b)、(c)はそれぞれチップ固定抵抗器の
抵抗値測定手段の拡大正面図、拡大平面図、拡大側面
図、図5(d)はチップ固定抵抗器の抵抗値測定状態の
拡大平面図、図6はチップ固定抵抗器の選別手段の拡大
断面図である。
【0017】本実施の形態においては、角板形チップ固
定抵抗器(以下、チップ抵抗器と略称する)Rの抵抗値
測定(検査)、選別、テーピングを行う場合について説
明する。チップ抵抗器Rは図5(d)に示すように、セ
ラミック(アルミナ)から成る抵抗素体r1の短辺側の
両側に電極r2が設けられている。
【0018】まず、テーピング装置について説明する
と、図1および図2に示すように、厚紙、プラスチック
等からなるテープ本体(角穴パンチキャリヤテープ)T
3は供給源(図示省略)から垂直方向で上方に引き出さ
れ、その途中にこのテープ本体T3を挟むように受台2
と貼着手段3が設けられている。貼着手段3はヒータを
内蔵した熱圧着部4がシリンダ装置5の伸縮作動により
受台2に対して前進、後退可能となっている。そして、
供給源(図示省略)から引き出されたプラスチックフィ
ルム等からなるボトムテープT4が案内ロール6により
案内され、受台2に沿って走行するテープ本体T3の裏
面に送り穴T6を避けて重ねられ、シリンダ装置5の伸
長により前進する熱圧着部4によりボトムテープT4が
テープ本体T3の裏面に加熱状態で押圧されることによ
り貼着され、装填穴T5の底部開放部が閉塞された装填
用テープT1が形成されるようになっている。
【0019】装填用テープT1は回転可能に支持された
送りホイール7に掛けられ、案内台8の案内溝9内を水
平方向に案内される。送りホイール7にはその一側外周
に多数の送り突起10が突設され、これらの送り突起1
0に装填用テープT1の送り穴T6が係合される。送り
ホイール7の軸11にはパルスモータ12の出力軸が連
結されている。したがって、パルスモータ12の駆動に
より送りホイール7を間歇回転させ、送り突起10に送
り穴T6が係合されているテープ本体T3を案内溝9に
沿って間歇的に走行させることができる。
【0020】案内台8の途中の上方にはカバーテープT
2の貼着手段13が設けられている。貼着手段13は上
記貼着手段3と同様に、ヒータを内蔵した熱圧着部4が
シリンダ装置5の伸縮作動により案内台8に対して前
進、後退可能となっている。そして、供給源(図示省
略)から引き出されたプラスチックフィルム等からなる
カバーテープT2が案内ロール14により案内され、案
内台8上を走行する装填用テープT1におけるテープ本
体T3の表面に送り穴T6を避けて重ねられ、シリンダ
装置5の伸長により前進する熱圧着部4によりカバーテ
ープT2がテープ本体T3の表面に加熱状態で押圧され
ることにより貼着され、装填穴T5の上部開放部が閉塞
されてテーピング用テープTが完成されるようになって
いる。このテーピング用テープTは上記と同様に、送り
ホイール(図示省略)により送られてリール(図示省
略)に巻き取られる。
【0021】搬送体15はプラスチック、厚紙等の電気
絶縁材によりベルト状に形成され、チップ抵抗器Rの収
納部16および送り穴17がそれぞれ長手方向に沿って
装填用テープT1の装填穴T5および送り穴T6と同一
ピッチとなるように形成されている。本実施形態におけ
る収納部16は貫通穴に形成されている。搬送体15
は、図1、図2においてはその一部が図示省略されてい
るが、回転可能に支持された送りホイール18、案内ホ
イール(図示省略)に無端状に掛けられている。搬送体
15はその下部走行側(チップ抵抗器Rの搬送側)が案
内台19の案内溝20内を水平方向に案内される。そし
て、水平部の終端部において送りホイール7の頂部上で
装填用テープT1上に重ねられ、送りホイール18によ
り反転される。送りホイール18等にはその一側外周に
多数の送り突起21が突設され、これらの送り突起10
に搬送体15の送り穴17が係合される。
【0022】送りホイール18の軸22にはパルスモー
タ23の出力軸が連結されている。したがって、パスル
モータ23の駆動により送りホイール18を間歇回転さ
せ、送り突起21に送り穴17が係合されている搬送体
15を案内溝20に沿って間歇的に走行させることがで
きる。そして、送りホイール12の頂部上で搬送体15
の収納部16を装填用テープT1の装填穴T5に順次一
致させることができるようになっている。また、上記よ
うに装填用テープT1と搬送体15は別々のパルスモー
タ12と23により回転されるので、装填用テープT1
は走行停止したり、搬送体15と等速となるように走行
状態が調整される。
【0023】搬送体15の下部水平方向の搬送側走行部
において、搬送体15の走行方向の上流側から下流側に
向かってチップ抵抗器Rの供給手段24、チップ抵抗器
Rの第1の抵抗値測定手段25、チップ抵抗器Rの第1
の良、不良選別手段26、チップ抵抗器Rの第2の抵抗
値測定手段27、チップ抵抗器Rの第2の良、不良選別
手段28が設けられ、更に、送りホイール7の頂部上に
おける装填用テープT1と搬送体15との重ね合わせ部
において、抵抗値測定結果が良のチップ抵抗器Rを搬送
体15の収納部16から装填用テープT1の装填穴T5
に移し替える移し替え手段29が設けられている。
【0024】供給手段24について説明すると、特に、
図3、図4から明らかなように、リニアシュート30は
シュート本体31に案内台19の案内溝20内に位置す
る搬送体15の収納部16側に至るに従い、次第に低く
なるように傾斜する溝32が形成され、溝32の上方開
放部がシュート本体31上に離脱可能に取り付けられた
カバー33により閉塞されている。そして、パーツフィ
ーダ(図示省略)から排出されるチップ抵抗器Rをシュ
ート30の溝32により滑落させて搬送体15の収納部
16に供給することができる。
【0025】一方、案内台19には基台34が固定さ
れ、基台34には支持台35が搬送体15の走行方向に
沿って位置調整可能に、かつ固定可能に取り付けられて
いる。支持台35の上部には搬送体15の走行方向と直
角方向に溝36が形成され、支持台35上にカバー37
が固定され、溝36に案内部材38が搬送体15の走行
方向と直角方向に移動可能に挿通されている。案内部材
38の後方突出端部にはボルト、ナットからなるストッ
パ39が突出長さ調整可能に取り付けられている。カバ
ー37のねじ穴40にはねじ41が螺入され、案内部材
38が溝36の底面に押圧されて固定されるようになっ
ている。案内部材38の先端にはリニアシュート30側
より急傾斜案内面42と緩傾斜案内面43が順次形成さ
れている。
【0026】したがって、ストッパ39により案内部材
38の急傾斜案内面42の位置が調整された後、上記の
ようにねじ41により案内部材38が固定されるように
なっている。そして、リニアシュート30より滑落する
チップ抵抗器Rを急傾斜案内面42で先端側が搬送体1
5の収納部16に進入するように案内し、続いて緩傾斜
案内面43でチップ抵抗器Rを収納部16内で水平方向
に倒伏するように案内することにより、後続のチップ抵
抗器Rに押圧されず、したがって、大きな摩擦抵抗を受
けないようにしてチップ抵抗器Rを収納部16内に確実
に装填することができるようになっている。収納部16
内に供給されたチップ抵抗器Rは、搬送体15の間歇的
走行に伴い、案内台19の案内溝20の底面上で収納部
16内に収納状態に保持されて間歇的に搬送される。
【0027】案内部材38の先端部には搬送体15の収
納部16にチップ抵抗器Rが供給されているか否かを検
出するためのファイバセンサ44が設けられている。フ
ァイバセンサ44の他側は投、受光器(図示省略)に対
向されている。そして、投光器からファイバセンサ44
を介して投光し、収納部16にチップ抵抗器Rが供給さ
れていると、このチップ抵抗器Rからの反射光をファイ
バセンサ44を介して受光器で受光することができるの
で、チップ抵抗器Rの供給の有無を検出することができ
る。したがって、収納部16にチップ抵抗器Rが供給さ
れていないことが検出された場合には、供給部24の調
整等を行うことにより、正常な供給状態に戻すことがで
きる。
【0028】第1の抵抗値測定手段25と第2の抵抗値
測定手段27は同様に構成される。特に、図5から明ら
かなように、第1、第3の測定端子45、46と第2、
第4の測定端子47、48とが搬送体15の走行方向、
すなわち、チップ抵抗器Rの搬送方向と直交方向に配置
され、各測定端子45〜48がホルダ49に固定され、
各測定端子45〜48の先端部が搬送体15の収納部1
6に対して進退可能となっている。一方、案内台19に
は支持フレーム50が固定され、支持フレーム50に垂
直方向に昇降可能に支持された昇降台51にホルダ49
が一体に昇降し得るように固定されている。
【0029】支持フレーム50にはソレノイド52が支
持され、ソレノイド軸53が昇降台51に連結されてい
る。昇降台51とホルダ49との間には衝撃吸収用のば
ね54が介在されている。そして、ソレノイド52の励
磁によりソレノイド軸53、ホルダ49および測定端子
45〜48が下降されることにより、測定端子45〜4
8の先端が搬送体15の収納部16内に収納されている
チップ抵抗器Rの電極r2に当接される。このとき、衝
撃吸収用のばね54によりチップ抵抗器Rの電極r2の
損傷および測定端子45〜48の損傷を防止することが
できるとともに、測定端子45〜48の電極r2に対す
る接触圧を適正に保つことができる。これとは逆に、ソ
レノイド52の消磁によりソレノイド軸53、ホルダ4
9および測定端子45〜48が上昇されることにより、
測定端子45〜48がチップ抵抗器Rの電極r2から離
隔される。各測定端子45〜48は測定器(図示省略)
に接続され、測定端子45〜48のチップ抵抗器Rにお
ける電極r2への接触により抵抗値が測定される。
【0030】第1の選別手段26と第2の選別手段28
は同様に構成される。特に、図6から明らかなように、
案内台19の上部に搬送体15の収納部16に装填され
て搬送される複数個(図示例では3個)のチップ抵抗器
Rを被覆するようにカバー55が設けられ、カバー55
の中央部には吸引穴56が形成され、吸引穴56はホー
ス57によりバキュームポンプ(図示省略)に接続され
ている。案内台19の穴58内にはホース59が設けら
れ、このホース59は不良品受け(図示省略)に連通さ
れている。
【0031】そして、上記抵抗値測定手段25、若しく
は27からの指令によりチップ抵抗器Rの抵抗値測定結
果が正常で良であれば、バキュームポンプの駆動により
カバー55内を吸引状態にしてチップ抵抗器Rを収納部
16内に保持した状態で搬送体15の走行に伴ってホー
ス59内に落下しないように通過させる。これとは逆
に、上記抵抗値測定手段25、若しくは27からの指令
によりチップ抵抗器Rの抵抗値測定結果が非正常で不良
であれば、バキュームポンプの駆動を停止し、チップ抵
抗器Rを収納部16から落下させ、ホース59を介して
不良品受けに排出する。
【0032】移し替え手段29について説明すると、図
1、図2から明らかなように、上位に位置する搬送体1
5の収納部16と装填用テープT1の装填穴T5の上方
で棒状の押圧部材60が昇降可能に設けられている。こ
の押圧部材60はソレノイド61の励磁により下降され
て搬送体15の収納部16内のチップ抵抗器Rを装填用
テープT1の装填穴T5内に落下させることができる。
これとは逆に、ソレノイド61の消磁により押圧部材6
0は搬送体15の走行の邪魔にならないように上昇され
るようになっている。
【0033】供給手段24から案内ロール14に至る範
囲で、測定手段25、27、選別手段26、28、移し
替え手段29、送りホイール18等を除いて案内台1
9、8の案内溝20、9内を走行する搬送体15、装填
用テープT1の上方がカバー62、63により被覆さ
れ、搬送体15の収納部16、装填用テープT1の装填
穴T5に供給されたチップ抵抗器Rの飛び出しが防止さ
れている。
【0034】次に、本発明のテーピング方法について、
上記テーピング装置の動作と共に説明する。パルスモー
タ12、23の駆動により送りホイール7、18を間歇
回転させ、搬送体15、テープ本体T3を間歇的に走行
させる。そして、貼着手段3で上記のようにテープ本体
T3の裏面に装填穴T5の底部開放部を閉塞するように
ボトムテープT4を貼着して装填用テープT1を形成
し、送りホイール7の頂部上で装填用テープT1上に搬
送体15を順次装填穴T5と収納部16とが一致するよ
うに重ね、一体的に間歇走行させる。
【0035】供給手段24ではパーツフィーダから排出
されるチップ抵抗器Rを上記のようにシュート30によ
り滑落させ、案内部材38の急傾斜案内面42と緩傾斜
案内面43により間歇走行する搬送体15の収納部16
に順次供給する(図3(a)〜(d)および図4参
照)。収納部16に供給されたチップ抵抗器Rが搬送体
15の間歇走行に伴い、上記のように案内台19の案内
溝20の底面上を間歇的に搬送され、第1の抵抗値測定
手段25に到達すると、上記のようにソレノイド52の
励磁により測定端子45〜48が下降してチップ抵抗器
Rの電極rに当接し(図5(a)〜(d)参照)、測定
器により抵抗値を測定する。測定後のチップ抵抗器Rが
間歇的に搬送されて第1の選別手段26に到達すると、
上記のように、測定器からの指令に基づき、良のチップ
抵抗器Rについてはカバー55内をバキュームポンプの
駆動により吸引状態にして穴58位置を落下しないよう
に収納部16に保持した状態で通過させ、不良のチップ
抵抗器Rについてはカバー55内の吸引を停止して穴5
8から落下させ、ホース59を介して不良品受けに排出
する。
【0036】第1回目の抵抗値の測定の結果、良と判定
され、収納部16に保持されたチップ抵抗器Rが間歇的
に搬送されて第2の抵抗値測定手段27に到達すると、
上記と同様にして抵抗値を測定する。測定後のチップ抵
抗器Rが間歇的に搬送されて第2の選別手段28に到達
すると、上記と同様にして不良のチップ抵抗器Rを排出
し、良のチップ抵抗器Rのみを収納部16に保持して間
歇搬送を続ける。
【0037】第2回目の抵抗値の測定の結果、良と判定
され、収納部16に保持されたチップ抵抗器Rが間歇的
に搬送されて移し替え手段29に到達すると、上記のよ
うにソレノイド61の励磁により押圧部材60が下降す
ることにより、収納部16内のチップ抵抗器Rを装填用
テープT1の装填穴T5に移し替えることができる。こ
のとき、チップ抵抗器Rが不良と判定されて収納部16
から排出されていると、この収納部16が移し替え部2
9に到達してもチップ抵抗器Rが存在しないため、装填
用テープ本体T1の装填穴T5に移し替えることができ
ない。したがって、装填用テープT1を常に間歇走行さ
せると、チップ抵抗器Rのテーピング作業を完了した時
点でテーピング用テープTにチップ抵抗器Rが装填され
ていない装填穴T5が発生する。この場合、チップ抵抗
器Rをマウント機によりプリント基板等に実装する際に
支障を来たすことになる。
【0038】そこで、測定器からの指令により搬送体1
5の空の収納部16が移し替え手段29を通過する間、
装填用テープT1を走行させるパルスモータ12の駆動
を停止し、装填用テープT1の走行を停止して待機させ
る。その後、良のチップ抵抗器Rが装填されている収納
部16が移し替え手段29に接近すると、再びパルスモ
ータ12の駆動により装填用テープT1を搬送体15と
等速度で間歇走行させることにより、装填用テープT1
の各装填穴T5にチップ抵抗器Rを順次移し替えること
ができる。
【0039】装填用テープT1におけるチップ抵抗器R
の移し替え(装填)完了部分はカバーテープ貼着手段1
3で上記のようにテープ本体T3の表面に装填穴T5の
上部開放部を閉塞するようにカバーテープT2を貼着し
てテーピング用テープTを完成し、リールに巻き取るこ
とができる。このとき、上記のように各装填穴T5はチ
ップ抵抗器Rの空状態の発生を防止することができる。
【0040】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図7(a)、(b)は本発明の第2の実施形態
によるテーピング装置を示し、(a)は移し替え部の一
部概略平面図、(b)は移し替え部の一部破断概略正面
図である。
【0041】本実施形態の特徴とするところは、図7
(a)、(b)に示すように、搬送体15と装填用テー
プT1が搬送体15を上位として直交方向で交叉される
ように間歇的に走行され、電気的特性の測定、選別後の
チップ抵抗器Rが交叉部において、移し替え手段(図示
省略)により搬送体15の収納部16から装填用テープ
T1の装填穴T5に順次移し替えられるように構成され
たものであり、その他の構成については上記第1の実施
形態と同様である。
【0042】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。図8(a)、(b)は本発明の第3の実施形態
によるテーピング装置を示し、(a)は移し替え部の一
部概略平面図、(b)は移し替え部の一部破断概略正面
図である。
【0043】本実施形態の特徴とするところは、図8
(a)、(b)に示すように、搬送体15と装填用テー
プT1が平行にして間歇的に走行され、搬送体15と装
填用テープT1との間で伸縮装置64が垂直軸を中心と
して回転可能に設けられ、伸縮装置64の先端に支持板
65が取り付けられ、この支持板65の両端部に吸引ノ
ズル66、67が支持され、各吸引ノズル66、67は
バキュームポンプ(図示省略)に接続されている。そし
て、搬送体15と装填用テープT1が間歇的に走行する
度に伸縮装置64の作動による吸引ノズル66、67等
の下降と上昇および伸縮装置64、吸引ノズル66、6
7等の180度ごとの回転が繰り返され、吸引ノズル6
6、67による吸引と解放により、電気的特性の測定、
選別後のチップ抵抗器Rが搬送体15の収納部16から
装填用テープT1の装填穴T5に順次移し替えられるよ
うに構成されたものである。本実施形態においては、搬
送体15の収納部16が貫通穴である必要はなく、凹入
穴であってもよい。その他の構成については上記第1の
実施形態と同様である。
【0044】次に、本発明の第4の実施形態について説
明する。図9は本発明の第4の実施形態によるテーピン
グ装置を示す一部概略平面図である。
【0045】本実施形態の特徴とするところは、図9に
示すように、搬送体15が幅広に形成され、長手方向に
沿って複数列に収納部16が列設されて間歇的に走行可
能に設けられ(収納部16と送り穴17をそれぞれ列設
した搬送体15を複数列に並べてもよい。)、一方、装
填用テープT1が複数列に並べられて間歇的に走行可能
に設けられている。そして、例えば、搬送体15の走行
方向に対して隣接する収納部16を一個ずらした位置で
供給シュート30a、30b、30c、30d等により
チップ抵抗器Rを収納部16に供給し、同様にして測定
手段25a、25b、25c、25dにより抵抗値を測
定し、不良のチップ抵抗器Rを同じ位置の選別手段26
a〜26dで排出する。抵抗値測定と選別を繰り返した
後、測定結果が良のチップ抵抗器Rを排出シュート68
a〜68d等により収納部16の底部から各装填用テー
プT1の装填穴T5に移し替えるように構成されたもの
である。その他の構成については上記第1の実施の形態
と同様である。
【0046】次に、本発明の第5の実施形態について説
明する。図10(a)、(b)、(c)はそれぞれ本発
明の第5の実施形態によるテーピング装置を示す一部斜
視図、一部平面図、一部縦断面図である。
【0047】本実施形態の特徴とするところは、図10
(a)、(b)、(c)に示すように、搬送体15の収
納部16が搬送体15の長辺縁側を開放し、底部を有す
る溝状の凹所に形成され、各収納部16間の中央部(若
しくは側方)に送り穴(貫通穴に限らず、凹入穴でもよ
い)17が形成されている。そして、チップ抵抗器Rが
収納部16に側方の開放部側からシュート(図示省略)
等の供給手段により供給され、測定端子45、46と4
7、48が側方からチップ抵抗器Rの電極r2に当接さ
れて抵抗値が測定され、抵抗値が不良のチップ抵抗器R
は一側のエアーパイプ70から噴出されるエアーにより
不良品受けに連通されたダクト71内に排出され、抵抗
値が良のチップ抵抗器Rはシュート(図示省略)等の移
し替え手段により搬送体15に沿うように間歇走行され
る装填用テープT1の装填穴T5に移し替えられるよう
に構成されている。その他の構成については上記第1の
実施の形態と同様である。
【0048】なお、抵抗値測定手段25、27はチップ
抵抗器Rを下方から測定することもできる。また、選別
手段26、28は不良のチップ抵抗器Rを下方からエア
ー等の噴出により上方へ排出することもできる。また、
搬送体15は収納部16を単列で形成する場合には、テ
ーピング用テープTのテープ本体T3、若しくは装填用
テープT1を用いることもできる。また、搬送体15は
エンドレスに限らず、数ロット分の長尺物を用いること
もできる。また、第1の実施形態においても装填用テー
プT1を搬送体15の側方で下位に配置し、供給手段2
4と同様の構成の移し替え手段により搬送体15の収納
部16内のチップ抵抗器Rを装填用テープT1の装填穴
T5に移し替えるなど、各実施形態を組み合わせること
もできる。また、上記実施の形態においては、チップ抵
抗器Rの抵抗値測定作業と選別作業を2回行っている
が、1回のみ行ってもよく、3回以上行ってもよい。ま
た、テーピング用テープTは図11に示すタイプに限ら
ず、図12に示すタイプにも適用することができる。更
に、上記各実施形態においては、テーピング対象が角板
形チップ固定抵抗器Rであるので、検査手段として抵抗
値測定手段25、27を用いているが、テーピング対象
によっては、その他の電気的特性、外観等の検査を行う
ことができ、また、電気的特性検査と外観検査の両方を
行うこともできる。このほか、本発明は、その基本的技
術思想を逸脱しない範囲で種々設計変更することができ
る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、間
歇的に走行する搬送体により電子部品を間歇的に搬送
し、この間、電子部品を検査し、検査結果が良である電
子部品を選別し、選別後の電子部品を間歇的に走行する
装填用テープの装填穴に移し替え、カバーテープにより
装填穴の上部開放部を閉塞するようにしている。このよ
うに搬送ディスクを用いることなく、電子部品を直線状
に搬送し、この間に検査、選別、移し替えを行うように
しているので、構成の簡素化および調整作業の簡素化を
図ることができる。したがって、ランニングコスト等を
低減させることができる。
【0050】また、搬送体に対して装填用テープを走行
停止させたり、等速で走行するように調整することによ
り、テーピング完成状態で空の装填穴が生じるのを防止
することができる。
【0051】また、電子部品を複数列で搬送、検査、選
別し、良品の電子部品を複数列で間歇的に走行する装填
用テープの装填穴に移し替えるようにすることにより、
電子部品のテーピング作業の高速化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による電子部品であ
る角板形チップ固定抵抗器のテーピング装置を示す要部
の正面図である。
【図2】同テーピング装置を示す要部の平面図である。
【図3】(a)、(b)、(c)はそれぞれ同テーピン
グ装置の供給手段を示す拡大正面図、拡大平面図、一部
破断拡大側面図であり、(d)は(b)のA−A線に相
当するシュート部の断面図である。
【図4】同テーピング装置の供給手段によるチップ固定
抵抗器の供給動作説明図である。
【図5】(a)、(b)、(c)はそれぞれ同テーピン
グ装置の抵抗値測定手段を示す拡大正面図、拡大平面
図、拡大側面図であり、(d)は同抵抗値測定手段によ
るチップ固定抵抗器の抵抗値測定状態を示す拡大平面図
である。
【図6】同テーピング装置の選別手段を示す拡大断面図
である。
【図7】(a)、(b)はそれぞれ本発明の第2の実施
形態によるテーピング装置を示し、(a)は移し替え部
の一部概略平面図、(b)は移し替え部の一部破断概略
正面図である。
【図8】(a)、(b)はそれぞれ本発明の第3の実施
形態によるテーピング装置を示し、(a)は移し替え部
の一部概略平面図、(b)は移し替え部の一部破断概略
正面図である。
【図9】本発明の第4の実施形態によるテーピング装置
を示す一部概略平面図である。
【図10】(a)、(b)、(c)はそれぞれ本発明の
第5の実施形態によるテーピング装置を示す一部斜視
図、一部平面図、一部縦断面図である。
【図11】(a)、(b)はそれぞれチップ固定抵抗器
のテーピング用テープの一例の完成順序説明用の平面
図、縦断面図であり、(c)は(a)のB−B線に沿う
断面図である。
【図12】(a)、(b)はそれぞれテーピング用テー
プの他の例を示す縦断面図、横断図である。
【符号の説明】
T テーピング用テープ T1 装填用テープ T2 カバーテープ T5 装填穴 T6 送り穴 R チップ固定抵抗器(電子部品) 7 送りホイール 8 案内台 12 パルスモータ 13 カバーテープ貼着手段 15 搬送体 16 収納部 17 送り穴 18 送りホイール 23 パルスモータ 24 チップ固定抵抗器の供給手段 25 第1の抵抗値測定手段 26 第1の良、不良の選別手段 27 第2の抵抗値測定手段 28 第2の良、不良の選別手段 29 移し替え手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 智幸 東京都新宿区市谷本村町3番26号 株式会 社正和テクノシステムズ内 (72)発明者 小室 勇二 東京都新宿区市谷本村町3番26号 株式会 社正和テクノシステムズ内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品の収納部が長手方向に沿って多
    数列設された搬送体を間歇的に走行させて上記収納部に
    供給された電子部品を間歇的に搬送し、この搬送の途中
    で、電子部品を検査し、検査結果が不良である電子部品
    を上記搬送体の収納部から排出し、検査結果が良である
    電子部品を上記搬送体の収納部から間歇的に走行する装
    填用テープの装填穴に順次移し替え、その後、上記装填
    用テープにおける電子部品の移し替え完了部分にカバー
    テープを上記装填穴の上部開放部が閉塞されるように貼
    着するようにした電子部品のテーピング方法。
  2. 【請求項2】 搬送体に対して装填用テープが走行を停
    止したり、等速で走行するように調整する請求項1記載
    の電子部品のテーピング方法。
  3. 【請求項3】 電子部品を複数列で搬送、検査、選別
    し、選別後の良の電子部品を複数列で間歇的に走行する
    装填用テープの装填穴に移し替える請求項1または2記
    載の電子部品のテーピング方法。
  4. 【請求項4】 電子部品の収納部が長手方向に沿って多
    数列設された電子部品を搬送するための搬送体、この搬
    送体を間歇的に走行させる駆動手段を有する搬送手段
    と、電子部品を装填するための装填穴が長手方向に沿っ
    て多数列設された装填用テープを間歇的に走行させる駆
    動手段と、上記搬送体の収納部に電子部品を順次供給す
    る供給手段と、上記搬送体の走行により搬送される電子
    部品を検査する検査手段と、検査結果が不良である電子
    部品を上記搬送体の収納部から排出する選別手段と、検
    査結果が良である電子部品を上記搬送体の収納部から間
    歇的に走行される上記装填用テープの装填穴に順次移し
    替える移し替え手段と、上記装填用テープにおける電子
    部品の移し替え完了部分にカバーテープを上記装填穴の
    上部開放部が閉塞されるように貼着するカバーテープ貼
    着手段とを備えた電子部品のテーピング装置。
  5. 【請求項5】 装填用テープの駆動手段が、搬送体に対
    して装填用テープを走行停止させたり、等速で走行する
    ように調整し得るように構成された請求項4記載の電子
    部品のテーピング装置。
  6. 【請求項6】 搬送手段、装填用テープの駆動手段、供
    給手段、検査手段、選別手段、移し替え手段およびカバ
    ーテープ貼着手段が、電子部品を複数列でテーピングし
    得るように構成された請求項4または5記載の電子部品
    のテーピング装置。
JP21405696A 1996-06-24 1996-07-26 電子部品のテーピング方法およびテーピング装置 Pending JPH1072010A (ja)

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JP18164496 1996-06-24
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001130508A (ja) * 1999-11-09 2001-05-15 Ueno Seiki Kk キャリアテープのテーピング装置
KR100414518B1 (ko) * 2001-12-28 2004-01-07 (주) 인텍플러스 칩 마운팅 방법 및 장치
JP2009147166A (ja) * 2007-12-14 2009-07-02 Tokyo Weld Co Ltd 外観検査トラックシステム
WO2015109617A1 (zh) * 2014-01-27 2015-07-30 成都先进功率半导体股份有限公司 一种用于编带机的轨道过滤块

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