JP6660686B2 - テーピング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、テーピング装置に係わり、特に、キャリアテープの凹部内に電子部品を挿入する挿入するテーピング装置に関する。
従来から、例えば、特許文献1に示されたテーピング装置が知られている。このテーピング装置は、電子部品(チップ)を供給するボールフィーダー及びリニアフィーダーと、その外周縁に電子部品を収納する複数の凹部が形成されたターンテーブルを備えている。このテーピング装置においては、ボールフィーダー及びリニアフィーダーが電子部品をターンテーブルのチップ支持凹部に供給し、このターンテーブルは、整列状態で供給される電子部品を1個毎に分離し、電子部品を1個ずつキャリテープに充填するようになっている。
ここで、テーピング装置に用いられるターンテーブルは、供給される電子部品の品種を変更する場合、その品種毎に対応したターンテーブルを用いる必要があり、また、機構が複雑であるため、ターンテーブルの変更に伴う多くの部品交換及び調整も必要となり、品種交換のための段取りが難しいという問題があった。
また、ターンテーブルの回転速度により電子部品のキャリアテープへの供給速度(供給能力)が制限されるので、大幅な高速化が困難となっていた。
さらに、ターンテーブルは、外周縁に電子部品を収納するための凹部を形成する必要があり、それ自体の形状も複雑であり、凹部の寸法誤差の許容度も小さく、機械加工が難しいという問題があった。
そのため、ターンテーブルを用いないローターレスのテーピング装置が提案されている。例えば、特許文献2には、電子部品を整列して所定の取出位置に1個ずつ供給する電子部品供給機と、キャリアテープを凹部間隔毎に間欠的に移動させるキャリアテープ移動機と、電子部品供給機の取出位置にある電子部品を挿入位置で停止したキャリアテープの凹部内に順次挿入する電子部品挿入機を備えたテーピング装置が記載されている。このテーピング装置においては、電子部品供給機の取出位置に供給された電子部品を電子部品挿入機によりキャリアテープの凹部内に挿入するようにしたので、従来装置のターンテーブルを用いることによる不具合を解消できる。
また、特許文献3には、部品挿入機の部品排出口からプッシャーにより電子部品を下方に押し出すことにより、部品排出口の下側で停止しているキャリアテープの凹部内に挿入するようにしたテーピング装置が記載されている。このテーピング装置においては、キャリアテープの凹部内に部品挿入機から直接電子部品を挿入するようにしたので、従来装置のターンテーブルを用いることによる不具合を解消できる。
特開平7−69433号公報 特開平11−348917号公報 特開2000−219206号公報
しかしながら、上述した特許文献2のテーピング装置においては、電子部品をキャリアテープの凹部内に挿入するための電子部品挿入機として、4個の吸着ノズルを使用し、これらの吸着ノズルにより部品供給機の取出し位置にある電子部品を吸着し、キャリアテープの凹部内に挿入するようにしているので、4個の吸着ノズルを回転させるための回転機構、吸着ノズルを昇降させるための昇降機構等が必要となり、構造が複雑となるという問題がある。また、吸着ノズルにより電子部品を吸着及び挿入するので、その際、吸着ノズルにより電子部品が損傷する可能性があり、この点も問題であった。さらに、吸着ノズルの回転速度及び昇降速度により電子部品のキャリアテープへの供給速度(供給能力)が制限されるので、大幅な高速化も困難であった。
上述した特許文献3のテーピング装置においては、キャリアテープの凹部内に部品挿入機から直接電子部品を挿入するので、電子部品の電気容量等の特性検査を行なうことができない。また、プッシャーにより電子部品を下方に押し出してキャリアテープの凹部内に挿入するので、プッシャーにより電子部品が損傷する可能性があり、この点も問題であった。さらに、文献3のテーピング装置は、電子部品を1個ずつ分離する分離機構がなく、そのため、電子部品が微少になるほど、プッシャーの寸法精度、及び、キャリアテープの凹部の寸法精度を高める必要があるという問題もあった。
さらに、特許文献2及び特許文献3のいずれのテーピング装置においても、特許文献1のテーピング装置が持つ問題、即ち、供給される電子部品の品種を変更する場合、その品種毎に対応した機構を用いる必要があり、また、その機構が複雑であるため、多くの部品交換及び調整も必要となり、品種交換のための段取りが難しいという問題は、未解決の状態である。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためのなされたものであり、電子部品の品種交換の際に部品交換や調整の手間が少なく、供給速度を高速化でき、キャリアテープへの挿入を安定して行なうことができるテーピング装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明は、キャリアテープの凹部内に電子部品を挿入するテーピング装置であって、電子部品を収納するための凹部をその長さ方向で所定間隔毎に有するキャリアテープを間欠的に移動させるテープ移動手段と、バラ積み状態の電子部品を供給してキャリアテープの凹部内に挿入する電子部品供給装置と、電子部品が挿入されたキャリアテープの凹部を覆うようにキャリアテープにカバーテープを付着するカバーテープ付着手段と、を有し、電子部品供給装置は、電子部品を供給する部品供給部と、この部品供給部により供給された電子部品を1個ずつ分離する部品分離部と、この部品分離部により分離された電子部品を上記キャリアテープの凹部に挿入する部品挿入部と、を備え、この部品挿入部が部品供給部及び部品分離部と共に電子部品の特定の種類に対応して電子部品供給装置がテーピング装置に取り付けられる前に調整され、電子部品供給装置の部品供給部は、電子部品をバラ積み状態で収納する部品収納ケースと、この部品収納ケースに収納された電子部品を部品分離部まで供給する部品搬送通路と、部品搬送通路を加振して電子部品を供給方向に移動させる加振装置と、を備え、電子部品供給装置の部品分離部は、部品供給部の部品搬送通路と同じ方向に延びる部品通路と、この部品通路の上流側に設けられ2つの電子部品を分離用第1ピンの上流側と下流側に分離する分離用第1ピンと、この分離用第1ピンよりも下流側に設けられ2つの電子部品を分離用第2ピンの上流側と下流側に分離する分離用第2ピンとを備え、これらの分離用第1ピン及び分離用第2ピンが、それぞれ部品通路内に突出し又は部品通路から後退することにより、2つの電子部品を1個ずつ分離し、電子部品供給装置の部品分離部は、分離用第1ピンの上流側に分離用第1ピンと接触して停止している電子部品の電気特性を測定する特性測定装置と、この分離用第1ピンと接触して停止している電子部品の外観を上下方向の一方の側から撮影する第1外観撮影装置と、分離用第2ピンの上流側に分離用第2ピンと接触して停止している電子部品の外観を上下方向の他方の側から撮影する第2外観撮影装置と、を備えていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、間欠的に移動されるキャリアテープの凹部に電子部品を挿入するために、電子部品供給装置の部品供給部によりバラ積み状態の電子部品が供給され、部品分離部により1個の電子部品に分離され、この分離された電子部品がキャリアテープの凹部に挿入される。また、本発明においては、部品挿入部が部品供給部及び部品分離部と共に電子部品の特定の種類に対応して事前に調整されるようになっているので、従来のように、電子部品供給装置を取り付け付けた後に、テーピング装置における部品挿入部の調整を行なう必要がなくなるので、電子部品の種類の変更に伴う調整作業を大幅に低減することができる。
また、本発明においては、部品通路に分離用第1ピン及び分離用第2ピンが突出し又は後退するように設けたので、構造が簡単となり、さらに、コンパクト化を図ることができる。
さらに、本発明においては、分離用第1ピン及び分離用第2ピンにより電子部品を1個ずつ分離する際に、特性測定装置により電子部品の電気特性を測定し、第1及び第2の外観撮影装置により電子部品の外観を撮影するようにしたので、コンパクト化を図ることができる。
本発明において、好ましくは、電子部品供給装置の部品供給部は、電子部品をバラ積み状態で収納する部品収納ケースと、この部品収納ケースに収納された電子部品を部品分離部まで供給する部品搬送通路と、部品搬送通路を加振して電子部品を供給方向に移動させる加振装置と、を備えている。
このように構成された本発明においては、電子部品供給装置の部品供給部が、加振装置により電子部品を部品分離部まで供給するようにしているので、確実に、電子部品を部品収納ケースから部品分離部まで供給することができる。
本発明において、好ましくは、電子部品供給装置の部品挿入部は、キャリアテープを支持する所定長さのテープレールと、このテープレールの上方に設けられ、電子部品のキャリアテープの凹部への挿入をガイドする挿入ガイドと、を備えている。
このように構成された本発明においては、電子部品供給装置の部品挿入部が、所定の長さのテープレールと電子部品のキャリアテープの凹部への挿入をガイドする挿入ガイドを備えているので、部品挿入部を取り付ける前に調整できるので、従来のように、電子部品供給装置を取り付け付けた後に、テープレール及び挿入ガイドとの調整が不要となり、電子部品の種類の変更に伴う調整作業を大幅に低減することができる。
本発明において、好ましくは、電子部品供給装置の部品挿入部の挿入ガイドは、垂直方向ガイドと水平方向ガイドとを備え、これらの垂直方向ガイドと水平方向ガイドは、それぞれ、傾斜面を有し、これらの傾斜面に沿って電子部品をキャリアテープの凹部にガイドするようになっている。
このように構成された本発明においては、垂直方向ガイドと水平方向ガイドのそれぞれに傾斜面を有し、電子部品がこれらの傾斜面に沿ってキャリアテープの凹部までガイドされるので、簡易な構造により、確実に、電子部品をキャリアテープの凹部に挿入することができる。
本発明において、好ましくは、電子部品供給装置の部品挿入部は、部品分離部の部品通路を吸引して電子部品を移動させるための吸引エアー通路を備え、この吸引エアー通路から、不良の電子部品を排出するようになっている。
このように構成された本発明においては、特性測定装置及び外観撮影装置により不良と判定された電子部品を、吸引エアー通路から、確実に、外部に排出することができる。
本発明において、好ましくは、電子部品供給装置は、複数個の電子部品供給装置が平面視で平行となるように設けられている。
このように構成された本発明においては、複数個の電子部品供給装置が平面視で平行となるように設けられているので、高速で多数の電子部品を供給することができる。
本発明のテーピング装置によれば、電子部品の品種交換の際に部品交換や調整の手間が少なく、供給速度を高速化でき、キャリアテープへの挿入を安定して行なうことができる。
本発明の実施形態によるテーピング装置を示す全体斜視図である。 図1に示すテーピング装置の正面図である。 図1に示すテーピング装置の側面図である。 図1に示すテーピング装置の平面図である。 キャリアテープ及びカバーテープを示す部品展開図である。 本発明の実施形態によるテーピング装置のチップ部品供給装置の斜視図である。 図6に示すチップ部品供給装置の正面図である。 図6に示すチップ部品供給装置の平面図である。 図6に示すチップ部品供給装置の部品分離部及び部品挿入部を示す拡大斜視図である。 図6に示すチップ部品供給装置の部品分離部及び部品挿入部を示す拡大平面図である。 図6に示すチップ部品供給装置の部品分離部及び部品挿入部を示す拡大断面図である。 図6に示すチップ部品供給装置の部品分離部における動作を示すタイムチャートである。 図6に示すチップ部品供給装置の部品挿入部におけるチップ部品挿入状態を示す正面断面図である。 図6に示すチップ部品供給装置の部品挿入部におけるチップ部品排出状態を示す正面断面図である。 図6に示すチップ部品供給装置の部品挿入部を斜め上方から見た拡大斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態によるテーピング装置を説明する。最初に、図1乃至図5により、本発明の実施形態によるテーピング装置の全体構造を説明する。図1は本発明の実施形態によるテーピング装置を示す全体斜視図、図2はテーピング装置の正面図、図3はテーピング装置の側面図、図4はテーピング装置の平面図であり、図5はキャリアテープを示す部品展開図である。
本発明の実施形態によるテーピング装置は、キャリアテープの凹部に電子部品を挿入するための装置であり、電子部品として、直方体形状のコンデンサやレジスタ等のチップ型電子部品(以下「チップ部品」という)を対象としている。
図1乃至図4に示すように、本発明の実施形態によるテーピング装置1は、装置ベース2と、この装置ベース2の正面側に設けられた支持板4と、この支持板4の上面に形成された4列の取付用溝4aの内2つの取付用溝4aに取り付けられた2台のチップ部品供給装置6と、装置ベース2の正面下方に取り付けられたキャリアテープ8となるトラバーステープ10を繰り出すためのトラバーステープ操出装置12と、このトラバーステープ繰出装置12の斜め上方に取り付けられたキャリアテープ8の一部となるボトムテープ14を繰り出すためのボトムテープ操出装置16と、装置ベース2の正面上方に取り付けられたカバーテープ18を繰り出すためのカバーテープ操出装置20と、を備えている。
ここで、図5により、キャリアテープ8について説明する。キャリアテープ8は、トラバーステープ10と、このトラバーステープ10の底面に熱溶着されたボトムテープ14とからなり、このキャリアテープ8の凹部内にチップ部品Pが挿入された後にその上面にカバーテープ18が熱溶着されるようになっている。これらのトラバーステープ10、ボトムテープ14、カバーテープ18は、いずれも可撓性のある樹脂製のテープである。なお、これらのテープは紙製であってもよい。
トラバーステープ10には、チップ部品Pを横向きの状態で収納するための凹部となる矩形状の貫通孔22が形成されている。この貫通孔22の幅、長さ及び高さ寸法は、それぞれチップ部品Pの幅、長さ及び高さよりも僅かに大きく形成されている。また、貫通孔22は、キャリアテープ8の長さ方向に沿って等間隔に形成されている。
また、トラバーステープ10の幅方向の一側には、後述する駆動ロールに形成されたスプロケットのガイドピンが挿入さる通路ガイド孔24が、キャリアテープ8の長さ方向に沿って等間隔に形成されている。
図1及び図2に示すように、トラバーステープ操出装置12は、トラバーステープ10を収納し且つ繰り出すためのトラバーステープリール26を備えている。このトラバーステープ10は、送りロール28及び駆動ロール30により、上述したチップ部品供給装置6に向けて供給される。
また、ボトムテープ操出装置16は、ボトムテープ14を収納し且つ繰り出すためのボトムテープリール32を備えている。このボトムテープ14が繰り出された下流側には、ボトムテープ用ヒータ34が設けられており、ボトムテープ14は、下流側でメインテープ10と合流した直後に、このボトムテープ用ヒータ34により加熱され、メインテープ10の下面側に熱溶着される。
さらに、カバーテープ操出装置20は、カバーテープ18を収納し且つ繰り出すためのカバーテープリール36を備えている。このカバーテープ18が繰り出される下流側には、カバーテープ用ヒータ38が設けられており、カバーテープ18は、その凹部にチップ部品Pが挿入されたキャリアテープ8(トラバーステープ10の下面にボトムテープ14が熱溶着されている)と合流した直後に、このカバーテープ用ヒータ38により加熱され、キャリアテープ8の上面側に熱溶着される。カバーテープ用ヒータ38の下流側には、駆動ロール40が設けられ、この駆動ロール40により、キャリアテープ8が搬送されるようになっている。
次に、図6乃至図8によりチップ部品供給装置6について説明する。図6は本発明の実施形態によるテーピング装置のチップ部品供給装置の斜視図であり、図7は正面図であり、図8は平面図である。
図6乃至図8に示すように、チップ部品供給装置6は、取付用ベース42と、この取付用ベース42に配置された部品供給部44、部品分離部46、部品挿入部48を備えている。
このチップ部品供給装置6は、チップ部品の種類毎に対応しており、それ単独で事前に調整されており、調整後に、上述したテーピング装置1の支持板4に取り付けられるようになっている。
このチップ部品供給装置6は、1台で、チップ部品Pを3000個/分の供給速度でキャリアテープ8へ供給することができる。生産計画に応じて、1台〜4台のチップ部品供給装置6を使用することができ、4台のチップ部品供給装置6を使用した場合には、チップ部品Pを12000個/分の供給スピードで供給することができる。
チップ部品供給装置6の部品供給部44は、チップ部品Pをバラ積み状態で収納する部品収納ケース50と、この部品収納ケース50に収納されたチップ部品Pを部品分離部46まで供給する部品搬送通路52を備えている。
部品収納ケース50は、部品収納部50aと、部品収納部50aの最下部と部品搬送通路52の上流端を接続する接続通路50bを備えている(図7参照)。
部品収納ケース50の部品収納部50aの最下部には、エアー供給口54が設けられ、このエアー供給口54には、取付用ベース42内に設けられたエアー供給装置56から、エアーが間欠的に供給されるようになっている(図7参照)。このエアー供給装置56によるエアーの供給タイミングは、センサー(図示せず)により部品搬送通路52内に存在するチップ部品Pの数が所定量よりも少なくなったときである。
図7及び図8に示すように、部品供給部44の部品搬送通路52は、チップ部品Pを部品分離部46まで供給する部品供給通路58と、この部品供給通路58の途中からチップ部品Pを部品供給方向(左方向)と逆方向の回収方向(右方向)へチップ部品を搬送する部品回収60を備えている。
次に、図6及び図7に示すように、部品供給部44の部品搬送通路52の下部には、部品搬送通路52の部品供給通路58と部品回収通路60を駆動するための加振装置62,64がそれぞれ設けられている。
部品供給通路58用の加振装置62は、ベースプレート66と、トッププレート68と、このベースプレート66に取り付けられた振動源である圧電素子70とこの圧電素子70で発生した振動をトッププレート68に伝達するための加振機構である板バネ72とを備えている。ここで、トッププレート68は、部品供給通路58に固定され、圧電素子70からの振動を、板バネ72を介して、伝達するようになっている。ここで、板バネ72は、右方向に傾いて設けられており、この板バネ72が振動することにより、部品供給通路58内のチップ部品Pを部品供給方向(左方向)へ移動させるようになっている。
同様に、部品回収通路60用の加振装置64も、ベースプレート74と、トッププレート76と、このベースプレート74に取り付けられた振動源である圧電素子78とこの圧電素子78で発生した振動をトッププレート76に伝達するための加振機構である板バネ80とを備えている。ここで、トッププレート76も、部品回収通路60に固定され、圧電素子78からの振動を、板バネ80を介して、伝達するようになっている。ここで、板バネ80は、左方向に傾いて設けられており、この板バネ80が振動することにより、部品回収通路60内のチップ部品Pを部品回収方向(右方向)へ移動させるようになっている。
ここで、部品回収通路60により回収されたチップ部品Pは、部品回収通路60の上流位置と部品供給通路58の下流位置とが連通しているので、部品供給通路58へ移動し、再度、部品分離部46に供給されるようになっている。
次に、図9乃至図12により、チップ部品供給装置6の部品分離部46について説明する。図9はチップ部品供給装置6の部品分離部46及び部品挿入部48を示す拡大斜視図であり、図10はチップ部品供給装置6の部品分離部46及び部品挿入部48を示す拡大平面図であり、図11はチップ部品供給装置6の部品分離部46及び部品挿入部48を示す拡大断面図であり、図12は部品分離部における動作を示すタイムチャートである。
図9乃至図11に示すように、チップ部品供給装置6の部品分離部46は、取付用ベース83を備え、この取付け用ベース83には、部品供給部44の部品供給通路58から部品供給通路58と同じ方向に連続して延びる部品通路82が設けられている。この部品通路82の上流側には、チップ部品Pを1個ずつ分離するための分離用第1ピン84が設けられ、下流側には分離用第2ピン86が設けられている。この分離用第1ピン84には第1ソレノイド88が接続され、分離用第2ピン86には第2ソレノイド90が接続され、これらの第1ソレノイド88及び第2ソレノイド90は、それぞれ、取付用ベース83に取り付けられている。
分離用第1ピン84は、通常は部品通路82内に突出して、チップ部品Pを部品通路82内で停止させるようになっており、第1ソレノイド88がONとなり部品通路82外に後退したとき、チップ部品Pが部品通路82内を下流側が移動できるようになっている。同様に、分離用第2ピン86は、通常は部品通路82内に突出して、チップ部品Pを部品通路82内で停止させるようになっており、第2ソレノイド90がONとなり部品通路82外に後退したとき、チップ部品Pが部品通路82内を下流側の物品挿入部48へ移動できるようになっている。
また、図9に示すように、分離用第1ピン84の直ぐ上流側には、チップ部品Pの通過を検知するための光学的センサー91が設けられ、同様に、分離用第2ピン86の直ぐ上流側には、チップ部品Pの通過を検知するための光学的センサー93が設けられている。
図11に示すように、取付用ベース83の、部品通路82の分離用第1ピン84の直ぐ下流側には、エアー供給孔92が形成され、このエアー供給孔92は、取付用ベース83の下方に設けられたエアー吐出通路94と連通している。部品通路82の上流端は、キャリアテープ8の凹部を介して、後述する部品挿入部48の吸引エアー通路96に連通している。吸引エアー通路96は、図示しない真空源に接続され、それにより、部品通路82内のチップ部品Pは、常時、下流側であるキャリアテープ8の凹部の方向に吸引されて移動するようになっている。
図11に示すように、部品分離部46には、部品通路82の分離用第1ピン84の上流側に接触して停止しているチップ部品Pの電気特性(容量、抵抗等)を測定するための特性測定装置98がチップ部品Pの下方の取付用ベース83内に設けられている。この特性測定装置98は一対の検測端子(プローブ)100を備え、上昇してチップ部品Pと接触して、チップ部品Pの電気特性を測定するようになっている。
図11に示すように、部品分離部46には、さらに、部品通路82の分離用第1ピン84の上流側に接触して停止しているチップ部品Pの上面側を外観検査のために撮影する上面撮影用カメラ102が部品通路82の上方に設けられている。同様に、部品通路82の分離用第2ピン86の上流側に接触して停止しているチップ部品Pの下面側を外観検査のために撮影する下面撮影用カメ104が部品通路82の下方に設けられている。
チップ部品6の部品分離部46においては、分離用第1ピン84及び分離用第2ピン86により、キャリアテープ8の凹部内に挿入するために必要なチップ部品Pを1個ずつ分離する機能の他に、特性測定装置98により、測定された電気特性に基づきチップ部品の良・不良を選別し、さらに、上面撮影用カメラ102及び下面撮影用カメラ104により、外観検査を行ない、撮影された画像に基づきチップ部品の良・不良を選別するようになっている。
このようにして不良と判断されたチップ部品は、後述する吸引エアー通路96から外部に排出されるようになっている。
次に、図12により、部品分離部46における動作を説明する。図12において、横軸は時間(t)を示し、縦軸は、「キャリアテープ動作」、「チップ部品供給到達(第2ピン上流側)」、「チップ部品下面撮影」、「分離用第2ピン動作」、「チップ部品供給到達(第1ピン上流側)」、「特性測定」、「チップ部品上面撮影」、「分離用第1ピン動作」を示している。
「キャリタープ動作」に示されているように、キャリアテープは、間欠的に移動するようになっており、t1とt3の間は移動中であり、キャリアテープの凹部にチップ部品を挿入するために、t3とt9の間は停止している。
「チップ部品供給到達(第2ピン上流側)」に示されているように、チップ部品は、t4まで、分離用第2ピンの直ぐ上流側に位置し、t4とt9の間に、キャリアテープの方向に移動して、キャリアテープの凹部内に挿入される。
「チップ部品下面撮影」に示されているように、t1とt2の間に、チップ部品の下面を撮影する。
「分離用第2ピン動作」に示されているように、t3で第2ソレノイドがON作動して、分離用第2ピンが後退して、チップ部品Pを通過させ、チップ部品が通過したことを確認した後であるt5で、第2ソレノイドがOFF作動して、分離用第2ピンが部品通路内に突出して、チップ部品を停止させる。
「チップ部品供給到達(第1ピン上流側)」に示されているように、チップ部品は、t6まで、分離用第1ピンの直ぐ上流側に位置し、t6とt8の間に、下流側に移動し、分離用第2ピンに当接して停止する。
「特性測定」に示されているように、チップ部品が分離用第1ピンの直ぐ上流側に存在する状態において、t3とt4の間で、特性測定装置により、チップ部品の電気特性を測定する。
「チップ部品上面撮影」に示されているように、t1とt2の間に、チップ部品Pの上面を撮影する。
「分離用第1ピン動作」に示されているように、t5で第1ソレノイドがON作動して、分離用第1ピンが後退して、チップ部品Pを通過させ、チップ部品が通過したことを確認した後であるt7で、第2ソレノイドがOFF作動して、分離用第1ピンが部品通路内に突出して、部品供給部から供給されたチップ部品を停止させる。
なお、上述した実施形態では、部品分離部46において、チップ部品Pを1個ずつ分離すると共に、特性測定と外観検査を行なうために、2個の分離用ピンを用いたが、これらに加えて他の検査を行なう場合には、分離用ピンの数を3個又はそれ以上の個数としても良い。
次に、図6及び図13乃至図15により、チップ部品供給装置6の部品挿入部48について説明する。図13は部品挿入部におけるチップ部品挿入状態を示す正面断面図であり、図14は部品挿入部におけるチップ部品排出状態を示す正面断面図であり、図15は部品挿入部を斜め上方から見た拡大斜視図である。
図6に示すように、チップ部品供給装置6の取付用ベース42の最下流側(図中左側)には、支持台106が固定され、この支持台106の上部には挿入レバー108が回動自在に取り付けられている。
一方、図13乃至図15に示すように、チップ部品供給装置6の部品挿入部48には、部品分離部46の取付用ベース83の下流端に固定された所定の短い長さのテープレール110が設けられている。このテープレール110は、テーピング装置1のテープレール111(図1及び図2参照)に組み込まれて、これらのテープレール110,111上を、キャリアテープ8が移動するようになっている。なお、テープレール110は、供給されるチップ部品Pの品種が変更されるとき、その品種に対応したテーブルレール110が組み込まれたチップ部品供給装置ごと交換されるようになっている。
挿入レバー108の先端には、L字形状の挿入ガイド112が固定されている。この挿入ガイド112は、垂直方向ガイド114と水平方向ガイド116を備え、垂直方向ガイド114の真下に、チップ部品Pが挿入されるキャリアテープ8の凹部が位置するようになっている。
挿入レバー108及び垂直方向ガイド114の内部には、上述した吸引エアー通路96が形成され、外部に設けられた真空源(図示せず)に接続され、部品分離部46の部品通路82内にあるチップ部品Pを吸引して、キャリアテープ8の凹部内に挿入できるようになっている。
図13及び図14に示すように、部品分離部46の部品通路82の下面と、キャリアテープ8の凹部の上面とが、ほぼ同じレベルとなっている。そのため、挿入ガイド112の垂直方向ガイド114の下面には、部品通路82の上面位置からキャリアテープ8の凹部の上面位置の間で下方に傾斜した傾斜面118が形成されている。この垂直方向ガイド114の下面に形成された傾斜面118により、部品分離部46の部品通路82から供給されるチップ部品Pの先端がキャリアテープ8の凹部に確実に挿入されるようになっている。
さらに、図15に示すように、挿入ガイド112の水平方向ガイド116は、キャリアテープ8の移動方向に沿って設けられている。この水平方向ガイド116の下面にも、キャリアテープ8の移動方向に沿って下方に傾斜する傾斜面120が形成されている。この水平方向ガイド116の下面に形成された傾斜面120により、キャリアテープ8が移動するにつれて、チップ部品Pの移動方向の後端が下方に押され、チップ部品P全体が、キャリアテープ8の凹部に確実に挿入できるようになっている。
図13及び図14に示すように、挿入ガイド112の垂直方向ガイド114の内部には、センサー113が設けられており、このセンサー113の下端がキャリアテープ8の凹部に挿入されたチップ部品Pの真上に位置するようになっている。このセンサー113は、チップ部品Pがキャリアテープ8の凹部内に確実に挿入されたか否かを判定するためのものである。また、キャリアテープ8の凹部の直ぐ上流側には、センサー115が設けられており、このセンサー115により、凹部内に2個のチップ部品が挿入されていないことを確認できるようになっている。
図14に示すように、チップ部品Pが上述した特性測定装置98により特性において不良品であると判定された場合、さらに、上面撮影用カメラ102と下面撮影用カメラ104により外観上不良品であると判定された場合には、挿入レバー108を反時計回りに回動させて、挿入レバー108の先端を少しだけ上昇させ、キャリアテープ8と挿入ガイド112との間に隙間を形成し、この隙間を経由して、不良品のチップ部品Pを吸引エアー通路96から外部に排出するようになっている。
次に、上述した本発明の実施形態によるテーピング装置1の動作を説明する。先ず、トラバーステープ10の底面にボトムテップ14が熱溶着されたキャリアテープ8となり、このキャリアテープ8が駆動ロール30により、間欠的に、チップ部品供給装置6の部品挿入部48まで、移動する。
チップ部品供給装置6は、部品収納ケース50に収納されたバラ積み状態のチップ部品Pを、加振装置62,64により部品搬送通路52上を移動させて、部品分離部46まで、供給するようになっている。
部品分離部46に到達したチップ部品Pは、分離用第1ピン84及び分離用第2ピン86により、1個ずつ分離されると共に、特性測定装置98によりチップ部品Pの電気特性が測定され、また、上面撮影用カメラ102及び下面撮影用カメラ104により、チップ部品Pの外観が撮影され、これらから、チップ部品Pが良品か不良品かを判別するようになっている。
次に、挿入レバー108に設けられた吸引エアー通路96から部品分離部46の部品通路82内を吸引することにより、チップ部品Pをキャリアテープ8の凹部に挿入する。また、この際、チップ部品Pは、挿入ガイド112の垂直方向ガイド114及び水平方向ガイド116のそれぞれに設けられた傾斜面118,120に沿って、キャリアテープ8の凹部内にガイドされるようになっている。
不良品のチップ部品Pや、キャリアテープ8の凹部に挿入さらなかったチップ部品Pは、吸引エアー通路96から外部に排出される。
最後に、キャリアテープ8の凹部にチップ部品Pが挿入されると、キャリアテープ8の上面にカバーテープ18が熱溶着され、テーピング作業が終了する。
次に、本発明の実施形態によるテーピング装置1の作用効果を説明する。先ず、本発明の実施形態によるテーピング装置においては、チップ部品供給装置6の部品挿入部48が部品供給部44及び部品分離部46と共にチップ部品Pの特定の種類に対応して事前に調整されるようになっているので、従来のように、チップ部品供給装置6を取り付けた後に、テーピング装置1における部品挿入部48の調整を行なう必要がなくなるので、チップ部品Pの種類の変更に伴う調整作業を大幅に低減することができる。
本発明の実施形態によるテーピング装置においては、チップ部品供給装置6の部品供給部44が、加振装置62,64によりチップ部品Pを部品分離部46まで供給するようにしているので、確実に、チップ部品Pを部品収納ケース50から部品分離部46まで供給することができる。
本発明の実施形態によるテーピング装置においては、チップ部品供給装置6の部品分離部46の部品通路82を部品供給部44の部品搬送通路52と同じ方向の延びるように設け、この部品通路82に分離用第1ピン84及び分離用第2ピン86が突出し又は後退するように設けたので、構造が簡単となり、さらに、コンパクト化を図ることができる。
本発明の実施形態によるテーピング装置のチップ部品供給装置6においては、分離用第1ピン84及び分離用第2ピン86によりチップ部品Pを1個ずつ分離する際に、特性測定装置98によりチップ部品Pの電気特性を測定し、上面撮影用カメラ102及び下面撮影用カメラ104によりチップ部品Pの外観を撮影するようにしたので、コンパクト化を図ることができる。
本発明の実施形態によるテーピング装置1において、チップ部品供給装置6の部品挿入部48が、所定の長さのテープレール110とチップ部品Pのキャリアテープ8の凹部への挿入をガイドする挿入ガイド112を備えているので、部品挿入部48を取り付ける前に調整できるので、従来のように、チップ部品供給装置6を取り付け付けた後に、テープレール及び挿入ガイドとの調整が不要となり、チップ部品Pの種類の変更に伴う調整作業を大幅に低減することができる。
本発明の実施形態によるテーピング装置1においては、チップ部品供給装置6の部品挿入部48の垂直方向ガイド114と水平方向ガイド116のそれぞれに傾斜面118,120を有し、チップ部品Pがこれらの傾斜面118,120に沿ってキャリアテープ8の凹部までガイドされるので、簡易な構造により、確実に、電子部品をキャリアテープの凹部に挿入することができる。
本発明の実施形態によるテーピング装置1においては、特性測定装置98及び上面撮影用カメラ102及び下面撮影用カメラ104により不良と判定されたチップ部品Pを、吸引エアー通路96から、確実に、外部に排出することができる。
本発明の実施形態によるテーピング装置1においては、複数個のチップ部品供給装置6が平面視で平行となるように設けられているので、高速で多数の電子部品を供給することができる。
1 テーピング装置
2 装置ベース
4 支持板
6 チップ部品供給装置
8 キャリアテープ
18 カバーテープ
30,40 駆動ロール
38 カバーテープ用ヒータ
44 部品供給部
46 部品分離部
48 部品挿入部
50 部品収納ケース
52 部品搬送通路
62,64 加振装置
82 部品通路
84 分離用第1ピン
86 分離用第2ピン
88 第1ソレノイド
90 第2ソレノイド
96 吸引エアー通路
98 特性測定装置
102 上面撮影用カメラ
104 下面撮影用カメラ
108 挿入レバー
110 テープレール
112 挿入ガイド
114 垂直方向ガイド
116 水平方向ガイド
118,120 傾斜面

Claims (6)

  1. キャリアテープの凹部内に電子部品を挿入するテーピング装置であって、
    電子部品を収納するための凹部をその長さ方向で所定間隔毎に有するキャリアテープを間欠的に移動させるテープ移動手段と、
    バラ積み状態の電子部品を供給して上記キャリアテープの凹部内に挿入する電子部品供給装置と、
    電子部品が挿入されたキャリアテープの凹部を覆うようにキャリアテープにカバーテープを付着するカバーテープ付着手段と、を有し、
    上記電子部品供給装置は、電子部品を供給する部品供給部と、この部品供給部により供給された電子部品を1個ずつ分離する部品分離部と、この部品分離部により分離された電子部品を上記キャリアテープの凹部に挿入する部品挿入部と、を備え、この部品挿入部が部品供給部及び部品分離部と共に電子部品の特定の種類に対応して電子部品供給装置がテーピング装置に取り付けられる前に調整され、
    上記電子部品供給装置の部品供給部は、電子部品をバラ積み状態で収納する部品収納ケースと、この部品収納ケースに収納された電子部品を部品分離部まで供給する部品搬送通路と、部品搬送通路を加振して電子部品を供給方向に移動させる加振装置と、を備え、
    上記電子部品供給装置の部品分離部は、上記部品供給部の部品搬送通路と同じ方向に延びる部品通路と、この部品通路の上流側に設けられ2つの電子部品を分離用第1ピンの上流側と下流側に分離する分離用第1ピンと、この分離用第1ピンよりも下流側に設けられ2つの電子部品を分離用第2ピンの上流側と下流側に分離する分離用第2ピンとを備え、これらの分離用第1ピン及び分離用第2ピンが、それぞれ上記部品通路内に突出し又は部品通路から後退することにより、上記2つの電子部品を1個ずつ分離し、
    上記電子部品供給装置の部品分離部は、上記分離用第1ピンの上流側に分離用第1ピンと接触して停止している電子部品の電気特性を測定する特性測定装置と、この分離用第1ピンと接触して停止している電子部品の外観を上下方向の一方の側から撮影する第1外観撮影装置と、上記分離用第2ピンの上流側に分離用第2ピンと接触して停止している電子部品の外観を上下方向の他方の側から撮影する第2外観撮影装置と、を備えていることを特徴とするテーピング装置。
  2. 上記電子部品供給装置の部品供給部は、電子部品をバラ積み状態で収納する部品収納ケースと、この部品収納ケースに収納された電子部品を部品分離部まで供給する部品搬送通路と、部品搬送通路を加振して電子部品を供給方向に移動させる加振装置と、を備えている請求項1に記載のテーピング装置。
  3. 上記電子部品供給装置の部品挿入部は、キャリアテープを支持する所定長さのテープレールと、このテープレールの上方に設けられ、電子部品のキャリアテープの凹部への挿入をガイドする挿入ガイドと、を備えている請求項1又は2に記載のテーピング装置。
  4. 上記電子部品供給装置の部品挿入部の挿入ガイドは、垂直方向ガイドと水平方向ガイドとを備え、これらの垂直方向ガイドと水平方向ガイドは、それぞれ、傾斜面を有し、これらの傾斜面に沿って電子部品をキャリアテープの凹部にガイドするようになっている請求項に記載のテーピング装置。
  5. 上記電子部品供給装置の部品挿入部は、上記部品分離部の部品通路を吸引して電子部品を移動させるための吸引エアー通路を備え、この吸引エアー通路から、不良の電子部品を排出するようになっている請求項1乃至4の何れか1項に記載のテーピング装置。
  6. 上記電子部品供給装置は、複数個の電子部品供給装置が平面視で平行となるように設けられている請求項1乃至5の何れか1項に記載のテーピング装置。
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