JP2020203236A - 電子部品計数装置 - Google Patents

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Takashi Miyazawa
隆史 宮澤
勝 青野
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Abstract

【課題】容器内に複数の電子部品の数を正確に計数して収納することができる電子部品計数装置を提供する。【解決手段】本発明は、容器4内に収納される電子部品Pを計数する電子部品計数装置であって、電子部品を収納する容器4を有するキャリアテープを間欠的に移動させるテープ移動装置と、バラ積み状態の電子部品を供給する電子部品供給装置と、を有し、電子部品供給装置は、電子部品を供給する部品供給部と、この部品供給部により供給された電子部品を1個ずつ分離する部品分離部18と、電子部品の電気特性を測定する特性測定装置74と、電子部品の外観を撮影する外観画像カメラと、これらの測定結果により電子部品の良品判定を行う良品判定部と、良品判定部により良品と判定された電子部品の数を計数してキャリアテープの容器内に収納する部品計数部20と、不良品と判定された電子部品を容器外に排出する吸引エアー通路72と、を備えている。【選択図】図4

Description

本発明は、電子部品計数装置に係わり、特に、容器内に複数の電子部品を計数して収納することができる電子部品供給装置に関する。
従来から、例えば、特許文献1に示されたテーピング装置が知られている。このテーピング装置は、部品収納ケース内にバラ積み状態で収納された電子部品(チップ部品)をチップ部品供給装置(パーツフィーダー)により部品分離部まで供給し、部品分離部で電子部品を1個ずつ分離して、この分離された電子部品をキャリアテップ内の凹部内に挿入するようにした装置である。
特開2017−24756号公報
上述した特許文献1のテーピング装置を適用して、複数の電子部品を容器内に収納するような場合には、1つの容器に収納される電子部品の数を計数する必要がある。
従来、容器に収納される電子部品の数を計数する場合、チップ部品供給装置により1列で供給される電子部品を自然落下させて、この自然落下する電子部品を透過式ファイバーセンサー等により検出して計数していた。
しかしながら、電子部品が自然落下する際には、不規則な姿勢となるので、チップ部品のような形状が小さな電子部品の場合には、正確に自然落下する電子部品の数を計数することは困難であった。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためのなされたものであり、容器内に複数の電子部品の数を正確に計数して収納することができる電子部品計数装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明は、容器内に収納される電子部品を計数する電子部品計数装置であって、電子部品を収納する複数個の容器をその長さ方向に沿って所定間隔毎に有するキャリアテープを間欠的に移動させるテープ移動手段と、バラ積み状態の電子部品をキャリアテープの容器まで供給する電子部品供給装置と、を有し、電子部品供給装置は、電子部品を供給する部品供給部と、この部品供給部により供給された電子部品を部品供給部の下流側で1個ずつ分離する部品分離部と、電子部品の電気特性を測定する特性測定装置と、電子部品の外観を撮影する外観画像カメラと、これらの特性測定装置及び外観画像カメラの測定結果により電子部品の良品判定を行う良品判定部と、部品分離部により分離された電子部品のうち良品判定部により良品と判定された電子部品の数を計数してキャリアテープの容器内に収納する部品計数部と、良品判定部により不良品と判定された電子部品を容器外に排出する部品排出部と、を備えている。
このように構成された本発明によれば、部品供給部により供給された電子部品を部品分離部により1個ずつ分離すると共に、特性測定装置により測定された電気特性及び外観画像カメラにより撮影された電子部品の外観により電子部品が良品か不良品かを判定し、部品計数部により、良品と判定された電子部品の数を計数してキャリアテープの容器内に収納すると共に、部品排出部により不良品と判定された電子部品を容器外に排出するようにしている。この結果、本発明によれば、容器内に複数の電子部品の数を正確に計数して収納することができる。
本発明において、好ましくは、電子部品供給装置の部品計数部は、電子部品の外形に近似した凹部を備え、この凹部に上記分離された電子部品を挿入するようにした。
このように構成された本発明によれば、凹部内に電子部品が挿入され、この凹部内に挿入された電子部品について良品か不良品かの判定がなされているので、良品と判定されている電子部品を正確に検出することができる。
本発明において、好ましくは、部品計数部は、凹部の底部を開閉する底板、及び、この底板を移動させて開閉する駆動装置を備え、この底部が開くことにより、良品と判定された電子部品を容器内に収納するようになっている。
このように構成された本発明によれば、駆動装置により底板を移動させて凹部の底面を開くようにしているので、良品と判定された電子部品を確実に容器内に収納することができる。
本発明において、好ましくは、部品計数部は、電子部品が凹部内に挿入されたか否かを検出する電子部品検出センサーを備えている。
このように構成された本発明によれば、電子部品検出センサーにより凹部内に電子部品が挿入されたか否かを正確に検出するので、容器内に複数の電子部品の数を正確に計数して収納することができる。
本発明において、好ましくは、電子部品検出センサーは、良品と判定された電子部品がキャリアテープの容器内に収納されたことを検出すると共に不良品と判定された電子部品が容器外に排出されたことを検出する。
このように構成された本発明によれば、電子部品検出センサーにより、確実に、良品と判定された電子部品がキャリアテープの容器内に収納されたこと及び不良品と判定された電子部品が容器外に排出されたことを確認することができる。
本発明において、好ましくは、部品計数部は、部品分離部により分離された電子部品を凹部へ挿入する際にガイドする挿入ガイドを備えている。
このように構成された本発明によれば、挿入ガイドにより部品分離部により分離された電子部品をスムーズに凹部に挿入することができる。
本発明の電子部品計数装置によれば、容器内に複数の電子部品の数を正確に計数して収納することができる。
本発明の実施形態による電子部品計数装置を示す斜視図である。 図1に示す電子部品計数装置の正面図である。 図1に示す電子部品計数装置の平面図である。 図1に示す電子部品計数装置の部品分離部及び部品計数部を示す拡大断面図である。 図1に示す電子部品計数装置の部品分離部及び部品計数部を示す拡大平面図である。 図1に示す電子部品計数装置の部品計数部の凹部に挿入された電子部品(チップ部品)が不良品と判定され、この電子部品が外部に排出される状態を示す拡大正面図である。 図1に示す電子部品計数装置の部品計数部の凹部に挿入された電子部品(チップ部品)が良品と判定され、この電子部品が容器内に収納される状態を示す拡大正面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態による電子部品計数装置を説明する。最初に、図1乃至図3により、本発明の実施形態による電子部品計数装置の基本構造について説明する。図1は本発明の実施形態による電子部品計数装置を示す斜視図であり、図2は図1に示す電子部品計数装置の正面図であり、図3は図1に示す電子部品計数装置の平面図である。
本発明の実施形態による電子部品計数装置は、キャリアテープの容器内に複数個収納される電子部品の数を計数するための装置である。電子部品として、直方体形状のコンデンサやレジスタ等のチップ型電子部品(以下「チップ部品」という)を対象としている。
図1乃至図3に示すように、本発明の実施形態による電子部品計数装置1は、チップ部品供給装置2を備えている。このチップ部品供給装置2は、チップ部品の種類毎に対応しており、それ単独で事前に調整され、調整後に、電子部品計数装置1に組み込まれるようになっている。また、電子部品計数装置1は、複数の容器4がその長さ方向に所定間隔配置されたキャリアテープ6を間欠的に移動させるテープ移動装置8を備えている。このテープ移動装置8は、無端形状の搬送ベルト10と、この搬送ベルト10を駆動させる駆動ロール12とを備え、搬送ベルト10上に配置されたキャリアテープ6を移動させるようになっている。
このチップ部品供給装置2は、1台で、チップ部品Pを3000個/分の供給速度又はこれ以上の供給速度でキャリアテープ6の容器4内へ供給することができる。生産計画に応じて、複数台のチップ部品供給装置2を使用することができるようになっている。
チップ部品供給装置2は、取付用ベース13と、この取付用ベース13に配置された部品供給部14、部品分離部18、部品計数部20を備えている。
チップ部品供給装置2の部品供給部14は、チップ部品Pをバラ積み状態で収納する部品収納ケース16と、この部品収納ケース16に収納されたチップ部品Pを部品分離部18まで供給する部品搬送通路21を備えている。
図2に示すように、部品収納ケース16は、部品収納部16aと、部品収納部16aの最下部と部品搬送通路21の上流端を接続する接続通路16bを備えている。
部品収納ケース16の部品収納部16aの最下部には、エアー供給口22が設けられ、このエアー供給口22にはエアー供給装置24から、エアーが間欠的に供給されるようになっている。このエアー供給装置24によるエアーの供給タイミングは、センサー(図示せず)により部品搬送通路21内に存在するチップ部品Pの数が所定量よりも少なくなったときである。
図3に示すように、部品供給部14の部品搬送通路21は、チップ部品Pを部品分離部18まで供給する部品供給通路26と、この部品供給通路26の途中からチップ部品Pを部品供給方向(左方向)と逆方向の回収方向(右方向)へチップ部品を搬送する部品回収通路28を備えている。
次に、図2に示すように、部品供給部14の部品搬送通路21の下部には、部品搬送通路21の部品供給通路26と部品回収通路28を駆動するための加振装置30,32がそれぞれ設けられている。
部品供給通路26用の加振装置30は、ベースプレート34と、トッププレート36と、このベースプレート34に取り付けられた振動源である圧電素子38とこの圧電素子38で発生した振動をトッププレート36に伝達するための加振機構である板バネ40とを備えている。ここで、トッププレート36は、部品供給通路26に固定され、圧電素子38からの振動を、板バネ40を介して、伝達するようになっている。ここで、板バネ40は、右方向に傾いて設けられており、この板バネ40が振動することにより、部品供給通路26内のチップ部品Pを部品供給方向(左方向)へ移動させるようになっている。
同様に、部品回収通路28用の加振装置32も、ベースプレート42と、トッププレート44と、このベースプレート42に取り付けられた振動源である圧電素子46とこの圧電素子46で発生した振動をトッププレート44に伝達するための加振機構である板バネ48とを備えている。ここで、トッププレート44も、部品回収通路28に固定され、圧電素子46からの振動を、板バネ48を介して、伝達するようになっている。ここで、板バネ48は、左方向に傾いて設けられており、この板バネ48が振動することにより、部品回収通路28内のチップ部品Pを部品回収方向(右方向)へ移動させるようになっている。
ここで、部品回収通路28により回収されたチップ部品Pは、部品回収通路28の上流位置と部品供給通路26の下流位置とが連通しているので、部品供給通路26へ移動し、再度、部品分離部18に供給されるようになっている。
次に、図2、図4、図5により、チップ部品供給装置2の部品分離部18について説明する。図4は図1に示す電子部品計数装置の部品分離部及び部品計数部を示す拡大断面図である。図5は図1に示す電子部品計数装置の部品分離部及び部品計数部を示す拡大平面図である。
図4に示すように、チップ部品供給装置2の部品分離部18は、取付用ベース50を備え、この取付け用ベース50には、部品供給部14の部品供給通路26から部品供給通路26と同じ方向に連続して延びる部品通路52が設けられている。この部品通路52の上流側には、チップ部品Pを1個ずつ分離するための分離用第1ピン54が設けられ、下流側には分離用第2ピン56が設けられている。この分離用第1ピン54には第1ソレノイド58が接続され、分離用第2ピン56には第2ソレノイド60が接続され、これらの第1ソレノイド58及び第2ソレノイド60は、それぞれ、取付用ベース50に取り付けられている。
分離用第1ピン54は、通常は部品通路52内に突出して、チップ部品Pを部品通路52内で停止させるようになっており、第1ソレノイド58がONとなり部品通路52外に後退したとき、チップ部品Pが部品通路52内を下流側に移動できるようになっている。同様に、分離用第2ピン56は、通常は部品通路52内に突出して、チップ部品Pを部品通路52内で停止させるようになっており、第2ソレノイド60がONとなり部品通路52外に後退したとき、チップ部品Pが部品通路52内を下流側の部品計数部20へ移動できるようになっている。
また、図5に示すように、分離用第1ピン54の直ぐ上流側には、チップ部品Pの到達を検知するための光学的センサー64が設けられ、同様に、分離用第2ピン56の直ぐ上流側には、チップ部品Pの到達を検知するための光学的センサー66が設けられている。さらに、分離用第2品56の下流側の部品分離部18の下流端には、チップ部品Pの通過を検知する光学的センサー67が設けられている。
図4に示すように、取付用ベース50の、部品通路52の分離用第1ピン54の直ぐ下流側には、エアー供給孔68が形成され、このエアー供給孔68は、図示しないエアー吐出通路と連通している。このエアー供給孔68により吐出されるエアーにより、部品通路52内のチップ部品Pは、常時、下流側である部品計数部20の方向に移動するようになっている。
図4に示すように、部品分離部18には、部品通路52の分離用第1ピン54の上流側に接触して停止しているチップ部品Pの電気特性(容量、抵抗等)を測定するための特性測定装置74が取付用ベース50内に設けられている。この特性測定装置74は一対の測定端子(プローブ)76を備え、上昇してチップ部品Pと接触して、チップ部品Pの電気特性を測定するようになっている。
部品分離部18には、さらに、部品通路52の分離用第1ピン54の上流側に接触して停止しているチップ部品Pの上面側を外観検査のために撮影する上面画像カメラ78(図2参照)が部品通路52の上方に設けられている。同様に、部品通路52の分離用第2ピン56の上流側に接触して停止しているチップ部品Pの下面側を外観検査のために撮影する下面画像カメ80(図2参照)が部品通路52の下方に設けられている。
チップ部品Pの部品分離部18においては、分離用第1ピン54及び分離用第2ピン56により、キャリアテープ6の容器4内に収納するために必要なチップ部品Pを1個ずつ分離する機能の他に、特性測定装置74により、測定された電気特性に基づきチップ部品の良・不良を選別し、さらに、上面画像カメラ78及び下面画像カメラ80により、外観検査を行ない、撮影された画像に基づきチップ部品の良・不良を選別するようになっている。
なお、上述した実施形態では、部品分離部18において、チップ部品Pを1個ずつ分離すると共に、特性測定と外観検査を行なうために、2個の分離用ピンを用いたが、これらに加えて他の検査を行なう場合には、分離用ピンの数を3個又はそれ以上の個数としても良い。
次に、図1及び図4乃至図7により、チップ部品供給装置6の部品計数部20について説明する。図6は図1に示す電子部品計数装置の部品計数部の凹部に挿入された電子部品(チップ部品)が不良品と判定され、この電子部品が外部に排出される状態を示す拡大正面図であり、図7は図1に示す電子部品計数装置の部品計数部の凹部に挿入された電子部品(チップ部品)が良品と判定され、この電子部品が容器内に収納される状態を示す拡大正面図である。
図1に示すように、チップ部品供給装置2の取付用ベース13の最下流側(図中左上側)には、支持台82が固定され、この支持台82の上部には計数用レバー84が回動自在に取り付けられている。
一方、図4乃至図7に示すように、チップ部品供給装置2の部品計数部20には、移動する容器4の上方に配置され支持台82に固定された部品案内用部材86が設けられている。この部品案内用部材86の部品分離部18側の上面には、上述した凹部70が形成された凹部形成部材88が取付けられている。この凹部70は、チップ部品Pの外形に近似した形状(チップ部品Pの外形より僅かに大きな形状)に形成されている。
凹部70は、その底面が開放された形状となっている。そのため、凹部70の底面には、開閉式の底板90が配置されている。この底板90は、図5に示す底板開閉ソレノイド92を駆動することにより、移動し、この底板90により、凹部70の底面を開放及び閉鎖できるようになっている。
また、部品案内用部材86には、凹部70内に配置されたチップ部品Pを容器4内に収納するための部品案内孔94が形成されている。部品案内孔94は、チップ部品Pが通過出来る程度の大きさとなっている。
図4に示すように、計数用レバー84の先端には、L字形状の挿入ガイド96が固定されている。この挿入ガイド96は、部品分離部18の部品通路52の下流端に接するように形成された部品通路98と、この部品通路98からこの部品通路98よりも下方に位置する凹部70にチップ部品Pをガイドするための傾斜面100を備えている。この傾斜面100により、部品分離部18の部品通路52から供給されるチップ部品Pが挿入ガイド96の部品通路98を経て、凹部70内に確実に挿入されるようになっている。
また、この挿入ガイド96の内部には、良品と判定されたチップ部品Pを凹部70から容器4内に移動し易いように、凹部70に向けてエアーを供給するエアー供給孔102が形成されている。このエアー供給孔102は図示しない高圧空気源に接続されており、チップ部品Pを凹部70から容器4内に移動させるときのみエアーが供給されるようになっている。
さらに、挿入ガイド96の内部には、部品検出センサー104が設けられており、この部品検出センサー104の下端が凹部70に挿入されたチップ部品Pの上方に位置するようになっている。この部品検出センサー104により、チップ部品Pが凹部内に確実に挿入されたか否かが判定できるようになっている。さらに、この部品検出センサー104により、チップ部品P(良品及び不良品)が凹部70から確実に排出されたことも検出できるようになっている。
図4に示すように、チップ部品Pが上述した特性測定装置74により特性において不良品であると判定された場合、さらに、上面画像カメラ78と下面画像カメラ80により外観上不良品であると判定された場合には、底板90により凹部70の底面を閉じた状態で、計数用レバー84を反時計回りに回動させて、計数用レバー84の先端を少しだけ上昇させ、凹部70と挿入ガイド96との間に隙間を形成し、この隙間を経由して、不良品のチップ部品Pを吸引エアー通路72から外部に排出するようになっている。このとき、部品検出センサー104により、チップ部品Pが凹部70から吸引エアー通路72へ排出されたことが確認されるようになっている。
また、チップ部品Pが上述した特性測定装置74により特性において良品であると判定された場合、さらに、上面画像カメラ78と下面画像カメラ80により外観上良品であると判定された場合には、底板90を底板開閉ソレノイド92を駆動して引き、凹部70の底面を開放し、これにより、良品と判定されたチップ部品Pが部品案内用部材86の部品案内孔94を通って、容器4内に収納されるようになっている。このとき、部品検出センサー104により、チップ部品Pが凹部70から容器4内に移動したことが確認されるようになっている。
一つの容器4内に収納されるチップ部品Pの数は予め決められている。底板開閉ソレノイド92が底板90の底面を開放するために駆動した回数が容器4内に収納されたチップ部品Pの数となる。このため、底板開閉ソレノイド92が駆動した回数が、容器4内に収納されるチップ部品の数と一致したとき、容器4を備えたキャリアテープ6を移動させ、次の容器4が部品計数部20に到着するようにしている。
次に、上述した本発明の実施形態による電子部品計数装置1の動作を説明する。先ず、複数の容器4を備えたキャリアテープ6を、テープ移動装置8により、チップ部品Pが収納される容器4が部品計数部20の位置となるまで移動させる。
チップ部品供給装置2は、部品収納ケース16に収納されたバラ積み状態のチップ部品Pを、加振装置30,32により部品搬送通路21上を移動させて、部品分離部18まで、供給する。
部品分離部18に到達したチップ部品Pは、分離用第1ピン54及び分離用第2ピン56により、1個ずつ分離されると共に、特性測定装置74によりチップ部品Pの電気特性が測定され、また、上面画像カメラ78及び下面画像カメラ80により、チップ部品Pの外観が撮影され、これらから、チップ部品Pが良品か不良品かを判別する。
次に、計数用レバー84内には真空源に接続された吸引エアー通路72が設けられている。この吸引エアー通路72により凹部70の空間が吸引されるので、部品分離部46から部品計数部20に移動した電子部品Pが凹部70内にスムーズに挿入できるようになっている。また、このとき、電子部品Pは、挿入ガイド96に設けられた傾斜面100により、より効果的に、電子部品Pを凹部70内に挿入することができるようになっている。
図6に示すように、チップ部品Pが不良品であると判定された場合には、底板90により凹部70の底面を閉じた状態で、計数用レバー84の先端を少しだけ上昇させ、凹部70と挿入ガイド96との間に隙間を形成し、この隙間を経由して、不良品のチップ部品Pを吸引エアー通路72から外部に排出する。
また、図7に示すように、チップ部品Pが良品であると判定された場合には、底板90を底板開閉ソレノイド92により引いて、凹部70の底面を開放すると共に、エアー供給孔102からエアーが供給され、これにより、良品と判定されたチップ部品Pが凹部70から部品案内用部材86の部品案内孔94を通って、容器4内に収納される。
底板開閉ソレノイド92の駆動回数から、容器4内にチップ部品Pが所定の個数だけ収納されたか否かを決定し、容器4内のチップ部品Pの収納は終了する。なお、上述したように、部品検出センサー104により、良品と判断されたチップ部品P及び不良品と判断されたチップ部品Pの両方の数が確認されるようになっている。
最後に、チップ部品Pが収納された容器4の上面にカバーテープを熱溶着し、次の容器4へのチップ部品Pの収納作業に移行する。
次に、本発明の実施形態による電子部品計数装置1によれば、部品供給部14により供給されたチップ部品Pを部品分離部18により1個ずつ分離すると共に、特性測定装置74により測定された電気特性及び上面画像カメラ78及び下面画像カメラ80により撮影されたチップ部品Pの外観によりチップ部品Pが良品か不良品かを判定し、部品計数部20により、具体的には、底板開閉ソレノイド92の駆動回数により、良品と判定された電子部品の数を計数してキャリアテープ6の容器4内に収納すると共に、吸引エアー通路72により不良品と判定されたチップ部品Pを外部に排出するようにしている。この結果、本実施形態によれば、容器4内に複数のチップ部品Pの数を正確に計数して収納することができる。
本実施形態による電子部品計数装置1によれば、凹部70内にチップ部品Pが挿入され、この凹部70内に挿入されたチップ部品Pについて良品か不良品かの判定がなされているので、良品と判定されているチップ部品Pを正確に検出することができる。
本実施形態による電子部品計数装置よれば、底板開閉ソレノイド92により底板90を移動させて凹部70の底面を開くようにしているので、良品と判定されたチップ部品Pを確実に容器4内に収納することができる。
本実施形態による電子部品計数装置によれば、部品検出センサー104により凹部70内に電子部品Pが挿入されたか否かを正確に検出するので、容器4内の電子部品Pの数を正確に計数して収納することができる。
本実施形態による電子部品計数装置によれば、部品検出センサー104により、確実に、良品と判定された電子部品Pがキャリアテープ6の容器4内に収納されたこと及び不良品と判定された電子部品Pが容器4外に排出されたことを確認することができる。
本実施形態による電子部品計数装置によれば、挿入ガイド96により部品分離部18により分離されたチップ部品Pをスムーズに凹部70に挿入することができる。
1 電子部品計数装置
2 チップ部品供給装置
4 容器
6 キャリアテープ
8 テープ移動装置
14 部品供給部
18 部品分離部
20 部品計数部
54 分離用第1ピン
56 分離用第2ピン
70 凹部
74 物性測定装置
78 上面画像カメラ
80 下面画像カメラ
84 計数用レバー
90 底板
92 底板開閉ソレノイド
96 挿入ガイド
100 傾斜面
104 部品検出センサー

Claims (6)

  1. 容器内に収納される電子部品を計数する電子部品計数装置であって、
    電子部品を収納する複数個の容器をその長さ方向に沿って所定間隔毎に有するキャリアテープを間欠的に移動させるテープ移動手段と、
    バラ積み状態の電子部品を上記キャリアテープの容器まで供給する電子部品供給装置と、とを有し、
    上記電子部品供給装置は、電子部品を供給する部品供給部と、この部品供給部により供給された電子部品を上記部品供給部の下流側で1個ずつ分離する部品分離部と、電子部品の電気特性を測定する特性測定装置と、電子部品の外観を撮影する外観画像カメラと、これらの特性測定装置及び外観画像カメラの測定結果により電子部品の良品判定を行う良品判定部と、上記部品分離部により分離された電子部品のうち上記良品判定部により良品と判定された電子部品の数を計数して上記キャリアテープの容器内に収納する部品計数部と、上記良品判定部により不良品と判定された電子部品を上記容器外に排出する部品排出部と、を備えている、電子部品計数装置。
  2. 上記電子部品供給装置の部品計数部は、電子部品の外形に近似した凹部を備え、この凹部に上記分離された電子部品を挿入するようにした、請求項1に記載の電子部品計数装置。
  3. 上記部品計数部は、上記凹部の底部を開閉する底板、及び、この底板を移動させて開閉する駆動装置を備え、この底部が開くことにより、良品と判定された電子部品を容器内に収納するようになっている、請求項2に記載の電子部品計数装置。
  4. 上記部品計数部は、電子部品が上記凹部内に挿入されたか否かを検出する電子部品検出センサーを備えている、請求項2又は3に記載の電子部品計数装置。
  5. 上記電子部品検出センサーは、上記良品と判定された電子部品が上記キャリアテープの容器内に収納されたことを検出すると共に上記不良品と判定された電子部品が上記容器外に排出されたことを検出する、請求項4に記載の電子部品計数装置。
  6. 上記部品計数部は、上記部品分離部により分離された電子部品を上記凹部へ挿入する際にガイドする挿入ガイドを備えている、請求項2乃至5の何れか1項に記載のテーピング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5420777A (en) * 1977-07-15 1979-02-16 Hitachi Ltd Article quantity counting method
JP2001327929A (ja) * 1999-11-22 2001-11-27 Lintec Corp ワーク検査装置
JP2017024756A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 日東工業株式会社 テーピング装置

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