JPH11309419A - Ngストッカ装置 - Google Patents

Ngストッカ装置

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JPH11309419A
JPH11309419A JP10120441A JP12044198A JPH11309419A JP H11309419 A JPH11309419 A JP H11309419A JP 10120441 A JP10120441 A JP 10120441A JP 12044198 A JP12044198 A JP 12044198A JP H11309419 A JPH11309419 A JP H11309419A
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JP
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magazine
work
stored
substrate
transport mechanism
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JP10120441A
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Tetsuyuki Honda
哲行 本田
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Nippon Avionics Co Ltd
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Nippon Avionics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンローダ装置の構成を簡単にするNGスト
ッカ装置を提供する。 【解決手段】 第1の搬送機構2は、検査装置から送り
出された基板1を搬送する。第2の搬送機構3は空のマ
ガジン10を搬送する。昇降機構5は搬送機構3から送
り出されたマガジン10を搬送機構2上の基板1を収納
可能な位置まで押し上げる。第1の押出機構6は、搬送
機構2上の基板1を押して昇降機構5上のマガジン10
内に収納する。第2の押出機構7は、この基板1が検査
装置において正常と判定されているとき、基板1をマガ
ジン10の外に押し出す。第3の搬送機構は、基板1で
満杯となったマガジン10を搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばグリーンシ
ートに形成されたパターンを検査する検査装置に係り、
特に検査装置によって不良と判定されたワークを収納す
るNGストッカ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、IC、LSIの多ピン化要求
に適した実装技術として、PGA(Pin Grid Array)が
知られている。PGAは、チップを付けるパッケージの
ベースとしてセラミック基板を用い、リード線の取り出
し位置まで配線を行っている。このセラミック基板を作
るために、アルミナ粉末を液状のバインダで練り合わせ
てシート状にしたグリーンシートと呼ばれるものが使用
され、このグリーンシート上に高融点の金属を含むペー
ストがスクリーン印刷される。そして、このようなシー
トを焼成することにより、グリーンシートを焼結させる
と共にペーストを金属化させる、いわゆる同時焼成が行
われる。
【0003】グリーンシートでは、パターン形成後に顕
微鏡を用いて人間により目視でパターンの検査が行われ
る。ところが、微細なパターンを目視で検査するには、
熟練を要すると共に、目を酷使するという問題点があっ
た。そこで、目視検査に代わるものとして、基板上に形
成されたパターンをTVカメラで撮像して自動的に検査
するパターン検査装置が提案されている(例えば、特開
平6−273132号公報、特開平7−110863号
公報、特願平8−302807号)。このような検査装
置では、検査が終了したワークを収納するアンローダ装
置が必要となる。図7は特願平9−254951号に記
載されたアンローダ装置の平面図、図8はこのアンロー
ダ装置の内部の斜視図である。
【0004】アンローダ装置には、不良品回収部101
と良品回収部102が設けられている。不良品回収部1
01の後方には、後方に長く延在し6個の空のマガジン
10が載置されるマガジン供給部105が設けられ、そ
の上方には不良品と判定されたワーク1が収納されたマ
ガジン10を回収するマガジン回収部106が同じく後
方に長く延在して設けられている。マガジン供給部10
5の空のマガジン10は、押出機構112によって押し
出されると、昇降機構109上に設置され、不良品のワ
ーク1が収納される度に収納すべきワークの間隔だけ上
昇され、所定枚数収納すると、押出機構112によって
昇降機構109から押し出されてマガジン回収部106
に受け渡される。
【0005】また、不良品回収部101には、検査を終
了したワーク1を搬送する方向変換機構110と、この
方向変換機構110上の不良品のワーク1を押し出して
昇降機構109に設置されているマガジン10内に収納
するプッシャー機構103が設けられている。方向変換
機構110は、検査装置と良品回収部102間を接続す
る搬送路115をボールねじとこのボールねじを回転さ
せる駆動モータとからなる図示しない駆動装置によって
往復移動され、パターン検査の終了したワーク1が搭載
されるとこのワーク1を水平面内において90°方向転
換させて搬送する。この場合、不良品と判定されたワー
クは不良品回収部101に停止し、良品と判定されたワ
ークは良品回収部102に移動して停止し、プッシャー
機構103,125によって各回収部のマガジン10に
それぞれ収納されるように構成されている。
【0006】良品回収部102の後方には、後方に長く
延在し6個の空のマガジン10が載置されるマガジン供
給部120が設けられ、その上方には良品と判定された
ワーク1が収納されたマガジン10を回収するマガジン
回収部121が同じく後方に長く延在して設けられてい
る。マガジン供給部120とマガジン回収部121は、
上記したマガジン供給部105とマガジン回収部106
と同一である。マガジン供給部120の空のマガジン1
0は、押出機構124によって押し出されると、昇降機
構122上に設置され、良品のワーク1が収納される度
に収納すべきワークの間隔だけ上昇され、所定枚数収納
すると、押出機構124によって昇降機構122から押
し出されてマガジン回収部121に受け渡される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のような
アンローダ装置では、不良品回収部101と良品回収部
102の両方を備えているため、アンローダ装置自体が
大きく重くなり、これに耐えるだけの剛性も必要となる
ため、アンローダ装置が高価になるという問題点があっ
た。また、検査ワークの両面を検査する図6のような直
列構成をとることができないという問題点があった。本
発明は、上記課題を解決するためになされたもので、両
面検査のための直列構成を組むことが可能で、アンロー
ダ装置を安価にすることができるNGストッカ装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のNGストッカ装
置は、請求項1に記載のように、検査装置から送り出さ
れたワークを搬送する第1の搬送機構と、搬入口から搬
入された空のマガジンを搬送する第2の搬送機構と、第
2の搬送機構から送り出されたマガジンを第1の搬送機
構上のワークを収納可能な位置まで押し上げる昇降機構
と、第1の搬送機構上のワークを押して昇降機構上のマ
ガジン内に収納し、このワークが検査装置において正常
と判定されているとき、該ワークをマガジンの外に押し
出す押出機構と、ワークで満杯となったマガジンを昇降
機構から受け取り搬出口まで搬送する第3の搬送機構
と、不良と判定されたワークがマガジン内に収納される
度に、第1の搬送機構から送られてくる次のワークを収
納可能な位置まで該マガジンが上昇するように昇降機構
を制御する制御手段とを有するものである。このよう
に、検査装置によって不良と判定されたワークを収納す
るNGストッカ装置を使用すれば、アンローダ装置では
良品回収部だけを設ければよいので、アンローダ装置の
構成を簡単にすることができる。また、通常、不良と判
定されるワークの発生頻度は正常と判定されるワークの
発生頻度より少ないので、本発明では、マガジンの数を
第2の搬送機構上の空マガジン1ケ、昇降機構上のマガ
ジン1ケ、第3の搬送機構上のマガジン1ケの計3ケと
しており、従来のアンローダ装置の不良品回収部の空マ
ガジン搭載数よりもマガジン搭載数を減らすことができ
るので、従来のアンローダ装置よりも本発明のNGスト
ッカ装置と良品回収部だけを備えたアンローダ装置とを
使用した方が構成を簡単に、かつ安価にすることができ
る。また、請求項2に記載のように、上記押出機構は、
上記第1の搬送機構上のワークを押して上記昇降機構上
のマガジン内に収納する第1の押出機構と、この第1の
押出機構によってマガジン内に収納されたワークが検査
装置において正常と判定されているとき、このワークを
マガジンの外に押し出す第2の押出機構とからなるもの
である。また、請求項3に記載のように、上記制御手段
は、ワークを保持するためのマガジン内の桟を正常と判
定されたワークが連続して複数回通過したとき、第1の
搬送機構から送られてくる次のワークがマガジン内の他
の桟の位置に収納されるように上記昇降機構を制御し
て、ワークが連続して複数回通過した桟への収納を後回
しとし、マガジン内の最下段の桟へワークが収納可能な
位置までマガジンが上昇した後に、次のワークが上記後
回しにした桟の位置に収納されるように昇降機構を制御
するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施
の形態を示すNGストッカ装置の外観図、図2はNGス
トッカ装置の正面図、図3はNGストッカ装置の平面
図、図4はNGストッカ装置を左から見た側面図、図5
はNGストッカ装置を右から見た側面図である。ただ
し、図2〜図5はNGストッカ装置の外装を透視して内
部を見ているものとする。また、図2では後述する第3
の搬送機構4を省略し、図3では後述する第1の押出機
構6とマガジン10を省略している。
【0010】図1に示すように、NGストッカ装置の外
装には、配線パターンが形成されたセラミック基板(検
査ワーク)1の搬入口12と、装置の右側に搬入口12
と対向して配設された、検査装置(不図示)において正
常と判定された基板1を搬出するための搬出口(不図
示)と、検査装置において不良と判定された基板1を収
納するマガジン10の搬入口13と、基板1で満杯とな
ったマガジン10の搬出口14とが設けられている。
【0011】マガジン10は、合成樹脂または金属によ
って前面及び後面(図2左右方向)が開いた箱型に形成
され、左右両側板の内面に基板1の下面両端部を支持す
る複数の桟11が設けられ、これにより基板1を高さ方
向に所定の間隔をおいて水平に収納する構造となってい
る。
【0012】次に、NGストッカ装置の各部の構成を詳
述する。第1の搬送機構2は、検査装置(不図示)から
送り出された基板1を昇降機構5上のマガジン10の手
前まで搬送するものであり、駆動モータ20と、駆動モ
ータ20の回転軸に取り付けられたベルト車21と、ベ
ルト車22と、駆動モータ20の回転がベルト車21を
介して伝達される無端ベルト23と、ガイドレール24
とをそれぞれ2組分有している。ベルト車22は、ガイ
ドレール24によって回転自在に軸支され、無端ベルト
23は、ベルト車21,22に張設されている。基板1
は、下面の両端部(図3における上下方向の両端)が2
本の無端ベルト23によって支持され搬送される。
【0013】第2の搬送機構3は、搬入口13から搬入
された空のマガジン10を昇降機構5まで搬送するもの
であり、駆動モータ30と、駆動モータ30の回転軸に
取り付けられたベルト車31と、ベルト車32と、駆動
モータ30の回転がベルト車31を介して伝達される無
端ベルト33と、ガイドレール34とをそれぞれ2組分
有している。ベルト車32は、ガイドレール34によっ
て回転自在に軸支され、無端ベルト33は、ベルト車3
1,32に張設されている。マガジン10は、下面の両
端部(図2における左右方向の両端)が2本の無端ベル
ト33によって支持され搬送される。
【0014】第3の搬送機構4は、基板1で満杯になっ
たマガジン10を昇降機構5から受け取り搬出口14ま
で搬送するものであり、駆動モータ40と、駆動モータ
40の回転軸に取り付けられたベルト車41と、ベルト
車42と、駆動モータ40の回転がベルト車41を介し
て伝達される無端ベルト43と、ガイドレール44とを
それぞれ2組分有している。ベルト車42は、ガイドレ
ール44によって回転自在に軸支され、無端ベルト43
は、ベルト車41,42に張設されている。マガジン1
0は、下面の両端部が2本の無端ベルト43によって支
持され搬送される。
【0015】昇降機構5は、搬送機構3から送り出され
たマガジン10を搬送機構2上の基板1を収納可能な位
置まで押し上げ、マガジン10が一杯になった後、搬送
機構4に受け渡し可能な位置までマガジン10を押し上
げるものであり、駆動モータ50と、駆動モータ50の
回転軸に取り付けられたベルト車51と、ベルト車52
と、駆動モータ50の回転がベルト車51を介して伝達
される無端ベルト53と、ガイドレール54とをそれぞ
れ2組分有すると共に、駆動モータ55と、駆動モータ
55の回転軸に取り付けられたベルト車56と、ボール
ねじ57と、ボールねじ57の一端に取り付けられたベ
ルト車58と、駆動モータ55の回転がベルト車56を
介して伝達される無端ベルト59と、ボールねじ57の
ねじ山と螺合するナット80と、マガジン10を保持す
るクランプ機構(不図示)とを有している。
【0016】駆動モータ50は、ガイドレール54に固
定され、ベルト車52は、ガイドレール54によって回
転自在に軸支され、無端ベルト53は、ベルト車51,
52に張設されている。マガジン10は、下面の両端部
が2本の無端ベルト53によって支持され搬送される。
【0017】ボールねじ57は、外装に固定されたサポ
ートユニット81によって回転自在に軸支されている。
ボールねじ57の上端にはベルト車58が取り付けら
れ、駆動モータ55の回転軸にもベルト車56が取り付
けられている。駆動モータ55の回転は、ベルト車5
6,58に張設された無端ベルト59によってボールね
じ57に伝達される。そして、ガイドレール54には、
ボールねじ57のねじ山と螺合するナット80が取り付
けられている。以上のような構造により、駆動モータ5
5を回転させると、ボールねじ57が回転し、駆動モー
タ50、ベルト車51,52、無端ベルト53、ガイド
レール54及びナット80が上昇又は下降して、マガジ
ン10を昇降させる。
【0018】第1の押出機構6は、搬送機構2の無端ベ
ルト23上の基板1を押して昇降機構5上のマガジン1
0内に収納するものであり、エアシリンダ60と、エア
シリンダ60のピストン(不図示)と磁気的に結合した
台座61と、台座61に取り付けられたプッシャ62と
を有している。エアシリンダ60の一端から空気を供給
すると、ピストンの移動に伴って台座61が移動する。
これにより、プッシャ62が移動し、無端ベルト23上
の基板1をマガジン10内に押し込む。
【0019】第2の押出機構7は、マガジン10内にい
ったん収納された正常な基板1をマガジン10の外に押
し出すものであり、エアシリンダ70と、エアシリンダ
70のピストン(不図示)と磁気的に結合した台座71
と、台座71に取り付けられたプッシャ72と、これら
を上昇させるためのエアシリンダ73とを有している。
エアシリンダ73に空気を供給すると、プッシャ72が
マガジン10内の基板1を押し出し可能な位置までエア
シリンダ70、台座71及びプッシャ72が上昇する。
そして、エアシリンダ70の一端から空気を供給する
と、ピストンの移動に伴って台座71が移動する。これ
により、プッシャ72が移動し、マガジン10内の基板
1を外に押し出す。そして、制御手段8は、NGストッ
カ装置全体を制御する。
【0020】次に、このようなNGストッカ装置の動作
を説明する。まず、搬送機構3の無端ベルト33上に空
のマガジン10がセットされると、制御手段8が駆動モ
ータ30を回転させることにより、マガジン10が無端
ベルト33によって装置の内側(図5右方向)へ搬送さ
れる。このとき、昇降機構5は、最下端の位置(無端ベ
ルト53の上端が図5のAの位置)まで下降しており、
これにより搬送機構3によって送られてきたマガジン1
0が昇降機構5に渡される。
【0021】そして、制御手段8が駆動モータ50を回
転させることにより、基板1を収納可能な所定位置まで
マガジン10が無端ベルト53によって搬送され、所定
位置に達したところでクランプ機構がマガジン10を保
持する。続いて、制御手段8は、駆動モータ55を回転
させて、初回収納段位置(無端ベルト53の上端が図5
のBの位置)まで昇降機構5を上昇させる。
【0022】次に、制御手段8が駆動モータ20を回転
させることにより、検査装置から送り出された基板1が
無端ベルト23によって装置の内側(図2右方向)へ搬
送される。そして、制御手段8は、通常、上側に跳ね上
げられているプッシャ62を図2の矢印のように降ろさ
せ、エアシリンダ60によってプッシャ62を駆動す
る。これにより、無端ベルト23上の基板1が押されて
マガジン10の初回収納段(最上段の桟)に収納され
る。押し出し動作後、プッシャ62は元の位置に戻され
る。
【0023】このとき、検査装置からは基板1の検査結
果も同時に送信される。制御手段8は、基板1が正常で
あることを示す検査結果を受信した場合、エアシリンダ
73によって押出機構7を上昇させ、続いてエアシリン
ダ70によってプッシャ72を駆動する。これにより、
マガジン10の初回収納段に収納された基板1が外に押
し出され、後続のアンローダ装置(不図示)等に送り出
される。押し出し動作後、プッシャ72は元の位置に戻
される。
【0024】また、制御手段8は、基板1が不良である
ことを示す検査結果を受信した場合、押出機構7による
押し出し動作を行わない。こうして、不良と判定された
基板1のみがマガジン10内に残る。続いて、制御手段
8は、マガジン10の現在の収納段位置に不良基板1が
収納された場合、駆動モータ55を回転させて、次の収
納段位置まで昇降機構5を上昇させる。また、基板1が
正常でマガジン10を通過した場合には、昇降機構5を
上昇させずに現在の収納段位置を維持する。
【0025】搬送機構2から送られてくる次の基板1に
ついても同様で、不良と判定された基板1の場合にはマ
ガジン10内に収納され、正常と判定された基板1の場
合にはマガジン10を通過する。こうして、検査装置か
ら基板1が送り出される度に同様の動作が繰り返され
る。
【0026】マガジン10が不良基板1で満杯になる
と、制御手段8は、昇降機構5を最上昇端(無端ベルト
53の上端が図5のCの位置)まで上昇させる。次い
で、制御手段8は、駆動モータ40を回転させて搬送機
構4を動作させると共に、駆動モータ50を回転させて
マガジン10を搬送機構4のところまで搬送させる。こ
れにより、マガジン10が搬送機構4に渡され、無端ベ
ルト43によって装置の外側(図5左方向)へ搬送され
る。
【0027】そして、制御手段8は、マガジン10が搬
出口14の手前に達したところで運転を停止し、図示し
ないランプを点灯させたりブザーを鳴らしたりすること
によってオペレータを呼び出す。オペレータが搬出口1
4からマガジン10を取り出し、搬入口13から空のマ
ガジン10を入れることにより、上記と同様の動作が開
始される。
【0028】以上のようなNGストッカ装置を使用すれ
ば、図6に示すような基板1の両面検査のための直列構
成を組むことが可能となる。この構成では、ローダ装置
に収納された基板1の表面が1台目の検査装置によって
検査され、不良と判定された基板1が1台目のNGスト
ッカ装置に収納される。続いて、正常と判定された基板
1の裏面が2台目の検査装置によって検査され、不良と
判定された基板1が2台目のNGストッカ装置に収納さ
れる。そして、両面共に正常と判定された基板1がアン
ローダ装置に収納される。
【0029】図7、図8に示した従来のアンローダ装置
では、このような構成を組むことができず、図6の構成
を実現しようとすれば、2台のNGストッカ装置の位置
にアンローダ装置を使うことになり、これらの装置では
不良品回収部101だけが必要なので、良品回収部10
2が全くの無駄となる。これに対して本発明のNGスト
ッカ装置を使用すれば、図6の最後部のアンローダ装置
に良品回収部だけを設ければよいので、アンローダ装置
を安価にすることができ、図6の構成を容易に実現する
ことができる。
【0030】なお、上述の説明では、基板1が正常でマ
ガジン10を通過した場合には、昇降機構5を上昇させ
ずに現在の位置を維持するとしているが、基板1が連続
して複数回通過した場合には、搬送機構2から送られて
くる次の基板1がマガジン10内の他の桟11の位置に
収納されるように昇降機構4を上昇させてもよい。
【0031】つまり、制御手段8は、マガジン10の同
一の桟11を基板1が連続して複数回通過した場合に
は、この桟11への基板1の収納を後回しとし、最下段
の桟11へ収納可能な位置まで昇降機構5が上昇した後
に、次の基板1が上記後回しにした桟11の位置に収納
されるように昇降機構5を下降させる。このとき、後回
しにした桟11が複数ある場合には、これらのうちの最
も上段に基板1が収納されるように昇降機構5を下降さ
せ、以降は空いている桟11の位置に基板1が収納され
るように昇降機構5を順次上昇させればよい。このよう
に、基板1が連続して複数回通過した桟11への収納を
後回しとするのは、基板1の連続通過によって桟11が
傷むのを防ぐためである。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1に記載のよう
に、第1の搬送機構、第2の搬送機構、昇降機構、押出
機構、第3の搬送機構及び制御手段を設けることによ
り、検査装置によって不良と判定されたワークを収納す
るNGストッカ装置を簡単な構成で実現することがで
き、このNGストッカ装置を使用すれば、アンローダ装
置の構成を簡単に、かつ安価にすることができる。ま
た、両面検査のための直列構成を容易に実現することが
できる。
【0033】また、請求項2に記載のように、押出機構
を第1の押出機構と第2の押出機構とから構成すること
により、ワークをマガジンの外に押し出すために必要な
ストロークを第1の搬送機構上のワークを押してマガジ
ン内に収納するストロークと、マガジン内のワークを外
に押し出すストロークの2つに分けることができるの
で、NGストッカ装置の上記ストロークの方向(図2左
右方向)の大きさを抑えることができる。
【0034】また、請求項3に記載のように、ワークが
連続して複数回通過した桟への収納を後回しとすること
により、ワークの連続通過によるワークとの摩擦によっ
てマガジン内の桟が傷むのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示すNGストッカ装置
の外観図である。
【図2】 図1のNGストッカ装置の正面図である。
【図3】 図1のNGストッカ装置の平面図である。
【図4】 図1のNGストッカ装置の左側面図である。
【図5】 図1のNGストッカ装置の右側面図である。
【図6】 ワークの両面検査のための直列構成を示す図
である。
【図7】 従来のアンローダ装置の平面図である。
【図8】 図7のアンローダ装置の内部の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…基板、2…第1の搬送機構、3…第2の搬送機構、
4…第3の搬送機構、5…昇降機構、6…第1の押出機
構、7…第2の押出機構、8…制御手段、10…マガジ
ン、11…桟。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査装置において不良と判定されたワー
    クをマガジン内に収納するNGストッカ装置であって、 検査装置から送り出されたワークを搬送する第1の搬送
    機構と、 搬入口から搬入された空のマガジンを搬送する第2の搬
    送機構と、 第2の搬送機構から送り出されたマガジンを第1の搬送
    機構上のワークを収納可能な位置まで押し上げる昇降機
    構と、 第1の搬送機構上のワークを押して昇降機構上のマガジ
    ン内に収納し、このワークが検査装置において正常と判
    定されているとき、該ワークをマガジンの外に押し出す
    押出機構と、 ワークで満杯となったマガジンを昇降機構から受け取り
    搬出口まで搬送する第3の搬送機構と、 不良と判定されたワークがマガジン内に収納される度
    に、第1の搬送機構から送られてくる次のワークを収納
    可能な位置まで該マガジンが上昇するように昇降機構を
    制御する制御手段とを有することを特徴とするNGスト
    ッカ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のNGストッカ装置におい
    て、 前記押出機構は、前記第1の搬送機構上のワークを押し
    て前記昇降機構上のマガジン内に収納する第1の押出機
    構と、 この第1の押出機構によってマガジン内に収納されたワ
    ークが検査装置において正常と判定されているとき、こ
    のワークをマガジンの外に押し出す第2の押出機構とか
    らなるものであることを特徴とするNGストッカ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のNGストッカ装置におい
    て、 前記制御手段は、ワークを保持するためのマガジン内の
    桟を正常と判定されたワークが連続して複数回通過した
    とき、第1の搬送機構から送られてくる次のワークがマ
    ガジン内の他の桟の位置に収納されるように前記昇降機
    構を制御して、ワークが連続して複数回通過した桟への
    収納を後回しとし、マガジン内の最下段の桟へワークが
    収納可能な位置までマガジンが上昇した後に、次のワー
    クが前記後回しにした桟の位置に収納されるように昇降
    機構を制御するものであることを特徴とするNGストッ
    カ装置。
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