JPH03222400A - 加熱検査装置及びその加熱検査装置用プリント基板取出装置 - Google Patents

加熱検査装置及びその加熱検査装置用プリント基板取出装置

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JPH03222400A
JPH03222400A JP2016764A JP1676490A JPH03222400A JP H03222400 A JPH03222400 A JP H03222400A JP 2016764 A JP2016764 A JP 2016764A JP 1676490 A JP1676490 A JP 1676490A JP H03222400 A JPH03222400 A JP H03222400A
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inspection
heating
magazine
circuit boards
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Application number
JP2016764A
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Inventor
Yasunori Tanaka
田中 靖則
Kazuaki Nagano
一昭 長野
Hirofumi Kurosawa
弘文 黒沢
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、プリント基板に実装された各種電気部品が
高温環境下で正常に機能するか否かを検査させる加熱検
査装置及びその加熱検査装置に使用し、マガジン内のプ
リント基板を順次取出すことができるプリント基板取出
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば各種電気機器の中には、筐体内部に設けた電気部
品がその動作中に多量のジュール熱を発生し、その筐体
内の温度を大きく上昇させるようなものが知られている
このため、通常このような電気機器に使用する電気部品
は、例えばプリント基板に実装させて組付けたのち、そ
の電気部品を予め実際に所定の温度まで加熱し、このと
き正確に機能するか否かを加熱検査装置によってチエツ
クすることが行われている。
ところで、この加熱検査装置は、例えば第10図に示す
ように検査しようとする電気部品(1略)を実装させた
プリント基板100がコンベアベルト101等の搬送手
段によって順次送り込まれる高温室102と、この高温
室102内を所定の温度(80度前後)に加熱保持する
加熱炉103と、高温室102内の所定位置に設けた試
験台、(図示せず)に搬送されてきたプリント基板10
0に対し所定の通電検査等を行い電気部品の良否を検査
する通電検査機104と、この通電検査機104による
検査ののちに良品に合格印等を押捺する押捺機105等
とから構成されている。
〔解決しようとする課題〕
ところで、このような加熱検査装置による電気部品の加
熱には比較的長時間を要しており・通電検査に要する時
間に比較して数倍にもなることから、加熱開始から検査
終了に至るまでの一連の検査時間の短縮化が大きな課題
となっている。
そこで、例えば第11図に示すように高温室102内に
おける取込口102aから検査部102bに至るまでの
搬送距離lを大きくし、これによって加熱時間を長く確
保するようになっているものが開発されているが、装置
の大型化を招いている。
また、通常このような加熱検査装置にあっては、加熱炉
103に邪魔されてしまい、どうしても通電検査機10
4を高温室102の側方から突出した状態で設置するこ
とが多いので、装置が一層大型化し、製造コストのアッ
プにもつながっている。
また、通常このような加熱検査装置にあっては、電気部
品を実装させたプリント基板を能率よく加熱検査装置に
供給させていくた約、例えば内部の棚に多数のプリント
基板を収めまと約て搬送させるように構成した専用の収
納箱(以下マガジンとよぶ)を用いているが、このマガ
ジンから加熱検査装置への供給手段として第12図に示
すようなエレベータ105を備えたプリント基板取出装
置が開発されている。
この装置は、供給用コンベア106によって1個ずつ搬
送されるマガジン107を先のエレベータ105により
棚(開路)の高さに合わせて1段ずつ上下に移動させ、
その棚から1個ずつプリント基板100を取出していく
と共に、空になったマガジン107は排出用コンベア1
08によって外部へ搬送されていくようになっている。
ところで効率よくプリント基板100を加熱させようと
すると、先のエレベータ105側も高温室内に設置する
のが望ましいが、エレベータ1゜5内に設けたコンベア
109駆動用のモータ11Oは高温内で正常に作動させ
るのが難しく、従って高温室内にエレベータを設置する
と故障が頻発する等、現実にはその高温室内でのエレベ
ータの使用が極めて困難になっている。
そこで、この発明は、上記した従来の欠点に鑑み、一連
の検査時間の短縮化を図ることができると共に装置の小
型化を図ることができる加熱検査装置及びこの加熱検査
装置による高温環境下で有効に作動するエレベータを使
用したプリント基板取出装置を提供することを目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、この発明に係る請求項1に記載の加熱検査装置は
、各種部品が実装され、マガジン内に多数納めた状態で
搬送されてくるプリント基板を前記マガジン毎まとめて
加熱する加熱機と、その加熱されたプリント基板を1枚
ずつ移載手段によって所定の検査部に移載し、通電検査
を行う検査機と、その検査されたプリント基板を良品と
不良品とで選別し夫々別個のマガジンに収納する収納機
とを備えたものである。
また、この発明に係る請求項2に記載の加熱検査装置は
、加熱機が、プリント基板を納めたマガジンを取込む入
口を本体内の高温室一端部に有すると共に、本体他端邪
の排出部にマガジン内のプリント基板を1個ずつ検査機
側に移載させるためにマガジンを上昇させるエレベータ
を有し、かつ、本体内中央部に設けたヒータを挟みその
両側の隔壁で区切られた高温室に、マガジンを排出部に
向けて搬送させる搬送手段を設けたものである。
また、この発明に係る請求項3に記載の加熱検査装置は
、検査機が、加熱機本体内のエレベータ及び搬出手段に
より本体内一端部の供給部まで1個ずつ送り出されてく
るプリント基板を把持するハンド及びこのハンドを昇降
させるアームを備え、所定方向に設けたガイドレールに
沿って本体に設けた加熱炉内の任意の位置の検査部及び
本体内中央部の排出部まで走行体が夫々移動する供給用
及び排出用の移載手段を有すると共に、この移載手段に
よって移載され前記検査部に載置されてくるプリント基
板の直下からそのプリント基板の検査を行う検査手段を
前記ガイドレールに沿って本体下部に検査部毎に複数個
所連設し、かつ、前記検査手段によって良否が検査・判
断され排出部まで移載されるプリント基板を収納機に向
けて送り出す送出手段を備えたものである。
また、この発明に係る請求項4に記載の加熱検査装置は
、本体内中央部に設けたヒータにより加熱された空気を
本体内一端部に設けたファンにより取込み、両側の送風
循環路を介して本体他端邪に強制的に熱風を送り出す送
風機構を加熱機の加熱炉及び/又は検査機の加熱炉に設
けたものである。
また、この発明に係る請求項5に記載の加熱検査装置は
、収納機が、検査機本体内の送出手段から選別部に送出
されてくるプリント基板が不良品の場合にのみ作動し、
本体内の選別部よりも下部に位置する収納部のNG用マ
ガジンにそのプリント基板を収納させるNG用エレベー
タと、前記選別部に送出されてきたプリント基板が良品
の場合にのみ作動し、その選別台上のプリント基板を所
定方向に搬送させたのち合格印を押捺する捺印手段と、
この捺印手段によって押捺されたプリント基板を下降し
ながら順次OK用マガジンに収納するOK用エレベータ
と、前記NG用エレベータ。
捺印手段及びOK用エレベータをプリント基板の良否に
応じて作動させる制御手段とを備えたものである。
また、この発明に係る請求項6に記載の加熱検査装置用
プリント基板取出装置は、加熱検査装置に使用し、プリ
ント基板をマガジン内から1個ずつ取出すプリント基板
取出装置であって、前記マガジンを昇降するエレベータ
と、このエレベータ上に設置されていると共に、両端に
設けたギアに架設された無端搬送路を有し、駆動源を具
備しない無源搬送機構と、両端のギアに架設された無端
搬送路を駆動させる駆動源を備え、マガジンを搬送させ
る有源搬送機構と、前記無源搬送機構及び有源搬送機構
のうち何れか一方のものの他方と対向する前記ギアに噛
合状態で設けられ、前記エレベータの移動に伴って他方
側のものの一方側のものと対向するギアに選択的に噛合
し、前記無源搬送機構を駆動させるセクタギアとを備え
たものである。
〔作用〕
この発明の請求項1に係る加熱検査装置は、マガジン毎
まとめてプリント基板を加熱するようになっており、か
つ検査部のプリント基板から順不同に取出して次に検査
を行うプリント基板を次々と空いている検査部に移載さ
せるようになっており、従来のものに比べ大幅な装置の
小型化を図ることができると共に、一連の加熱及び検査
時間の短縮化を図ることができる。
また、この発明の請求項2に係る加熱検査装置は、加熱
機本体内申央部に設けたヒータを挟みその両側に隔壁で
区切られた高温室内に熱風を送り込み能率的にマガジン
内のプリント基板を加熱させることができる。
また、この発明の請求項3に係る加熱検査装置は、エレ
ベータにより供給されてくるマガジン内のプリント基板
を移載手段によって次々と移載させることができるので
、例えば不良品は不良と判明した時点で検査を中断する
のでその分検査時間を節約でき、これによって凪速にか
つ能率よく検査を行うことができる。
また、この発明の請求項4に係る加熱検査装置によれば
、加熱機の高温室及び/又は検査機の高温室に設けた熱
風環路により本体内のプリント基板に効率よく熱風を送
り出すことができる。
また、この発明の請求項5に係る加熱検査装置によれば
、検査機により良否が検査・判断されたプリント基板を
収納機がその良否に応じてOK用エレベータ及びNG用
エレベータを作動させて夫々側々のマガジンまで効率的
に搬送させることができるので、検査部プリント基板が
効率的に収納できる。
また、この発明の請求項6に係る加熱検査装置用プリン
ト基板取出装置は、エレベータ内の搬送機構がこれと対
向してエレベータ外に設けた搬送機構からの動力を伝達
して駆動するようになっており、モータ等の駆動源を必
要としないので、高温状態での使用が可能である。
〔実施例〕
以下この発明の実施例について添付図面を参照しながら
説明する。
第1図はこの発明に係る請求項1〜5に記載の加熱検査
装置を示すものであり、この加熱検査装置は、加熱機l
と、検査機2と、収納機3とから構成されている。  
  − 加熱機1は、各種電気部品(開路)が既に実装されであ
るプリント基板4を多数の棚に収約たマガジン5毎まと
めて能率的に加熱させるものであり、第2図に示すよう
に、高温室6と、エレベータ7と、ヒータ8と、搬送手
段9.10とを有する構成となっている。
高温室6は、第3図に示すように、一端部にマガジン5
を取込む入口6aを有すると共に他端邪にエレベータ7
の昇降台12を収めた排8部6bを有しており、一対設
けた搬送手段9である後に説明する有源撮送機構71に
より夫々独立別個にマガジン5を取り込むように構成さ
れている。そして、この実施例の高温室6内は、隔壁工
1によって3つに分割されて熱風循環路を形成しており
、両側の2室内は夫々マガジン5が独立して搬送されて
いくようになっている。
ヒータ8は、高温室6の中央側に設置されており、この
ヒータ8によって加熱された高温室6中央側の空気はそ
のヒータ8と共に熱風機構を構成するファン13により
両側の室内に強制的に送り出されていくように構成され
ている。
エレベータ7は、高温室6が内部に形成された本体ケー
シング14の他端部上部に設置しであるモータ15によ
ってギア16を回転駆動し、このギア16に噛合するギ
ア17を固着したスクリューシャフト18を回転させて
昇降台12を上下に移動させるものであり、マガジン5
の各段の棚の高さに合わせて1段ずつ上昇していくよう
になっている。そして、この昇降台12には、マガジン
5を搭載すると共に最上位置まで上昇させたのちの空状
態となったマガジン5を別の搬送手段10に送り出し排
出するため、駆動源を備えない後に説明する無源搬送機
構を構成する専用の搬送手段19が設けられている。な
お、この昇降台12に載置されたマガジン5内のプリン
ト基板4は、第4図に示すようにエアーシリンダ等を駆
動源とする押出機21により上段側のものから順次検査
機2側のシュート板22へ送り出されるようになってい
る。
搬送手段10は、所定の最上位置まで上昇してきた空の
マガジン5を高温室6外へ順次排出させるためのもので
あり、先の搬送手段9と同様にモータにより駆動される
ように構成されている。
検査機2は、プリント基板4に実装されている電気部品
を高温環境下で通電検査させるためのものであり、第5
図に示すように、高温室23と、ヒータ24と、移載手
段25と、検査手段(図示せず)と、送出手段27とを
有する構成となっている。
高温室23は、第6図に示すように、加熱機1のエレベ
ータ7の昇降台12に搭載されたマガジン5から一枚ず
つ送り出されてくるプリント基板4を取込むための入口
23aを一端側の供給部23bに有すると共に、検査部
のプリント基板4を収納機3側へ排出するための出口2
3cを他端側の排出”523dに有している。また、こ
の高温室23は、中間品が隔壁28を介して3つに分割
されており、両側方側が夫々4室ずつの検査部23eを
構成していると共に中央部にその検査823e及び供給
部23bに熱風を送り出すためのヒータ24を設けてい
る。つまり、このヒータ24により加熱された空気は、
供給部23bの中央部に設けたファン29によって両側
方側の検査部23eに強制的に送り出され、再びヒータ
24を通りファン29まで戻るようになっており、高温
室23内を熱風が循環するようその高温室23に熱風循
環路が形成されている。なお、この高温室23を内部に
形成させている本体ハウジング3oの天面部分には、第
5図に示すように、後に説明するアームの移動する範囲
内に亘り長孔30aが形成されていると共に、その長孔
30aの周縁部分にはアームの通過時のみその長孔30
aが押し開かれるようにした可撓性を有するシート状の
断熱膜31が貼着されている。
移載手段25は、検査部23eでの検査を終えタフリン
ト基板4を適宜排出部23dへ排出させると共に高温室
23の供給部23bに1枚ずつ送り出されてきたプリン
ト基板4をその空いた検査部23eへ移載させるもので
あり、ガイドレール32に沿ってスライドする走行体3
3と、この走行体33に対し上下に移動するアーム34
と、このアーム34先端に取付はプリント基板4を把持
するハンド35とから構成されている。
走行体33は、この実施例ではモータ36によって回転
駆動されるネジ切りシャフト37によって前後にスライ
ドするようになっており、そのネジ切りシャフト37が
螺合・貫通するようになっている。なお、この走行体3
3は、供給用のものと排出用のものとが専用に用意され
ており、これらは常時一体で移動するようになっている
。なお、その走行体の駆動手段としては、特にこのよう
な構成のものに限らず、例えばベルト又はラック&ピニ
オンによって移動させるようにしてもよい。
アーム34は、各走行体33に設けられており、この実
施例ではその走行体33に備えたエアーシリンダ38の
圧力によって上下に移動するようになっている。ハンド
35は、同様に走行体に備えたエアーシリンダ(開路)
の圧力によって開閉するようになっている。
検査手段は、高温環境下での使用時にプリント基板4に
実装されている各電気部品が正しく作動するか否かを検
査するためのものであり、各プリント基板4に実装され
ている電気部品は移載手段25によって何れかの検査部
23eの検査ステージ39に搭載されたのち各電気部品
の端子部分と通電させるテスター等(開路)によって各
種の検査が行われるようになっており、その結果は本体
ハウジング30側方に設けたモニタ40画面上に良品(
OK)若しくは不良品(NG)として表示されるように
なっている。なお、これらの電気部品に対する検査項目
は、各検査部23eに設けた制御手段41のマイクロコ
ンピュータに予め所定の順位で記憶されており、そのう
ちの何れかの検査階段で不良であることが判明すると直
ちに検査が中止され、その不良品の電気部品を含むプリ
ント基板4はその検査部23eからハンド35て排出1
ff123dへ排出される。またこのときのプリント基
板4の排出の際には、予め供給用のハンド35′に未検
査のプリント基板4が把持されており、このプリント基
板4を把持したまま排出用のノ1ンド35がその不良品
のプリント基板4のある検査部23eまで移動してきて
不良品のプリント基板を23eから取出し、次に予め把
持している未検査のプリント基板を空になった23cに
供給してからそのプリント基板4を排出させるように構
成されている。
送出手段27は、検査手段によって良否が検査・判断さ
れ排出部23dまで移載されてきたプリント基板4を収
納機3に向けて送り出すたtのものであり、排出部23
dに設けたコンベアベルト42と、このコンベアベルト
42を張架するスプロケット43を駆動回転するモータ
(開路)とから構成されている。
収納tri 3は、検査機2の本体ハウジング30の出
口23cから送出手段27により選別部(開路)に送り
出されてきたブノント基板4を良品と不良品とに選別し
て別々別個のマガジンに収納させるためのものであり、
第7図に示すように、NG用エレベータ44と、OK用
搬送手段45と、捺印手段46と、OK用エレベータ4
7とを備えている。
NG用エレベータ44は、検査機2側から送り出されて
きたプリント基板4が不良品の場合に作動し、給排手段
48を構成するベルトコンベアによって選別部よりも下
部に位置する収納部に送り出されてきたNG用マガジン
49の各欄にその不良品のプリント基板4を収めていく
ためのものである。即ち、この実施例のNG用エレベー
タ44は、本体ケーシング50上部に設けたモータ51
と、このモータ51によって回転駆動するスクリューシ
ャフト52と、このスクリューシャフト52の回転動作
によって上下に移動する昇降台53とから構成されてお
り、制御手段によって作動が制御されている。なおその
昇降台53上に;ま搬送手段としてベルトコンベア54
が設けられておりモータ55によって回転駆動されるよ
うになっている。
OK用搬送手段45は、検査機2側から送り出されたプ
リント基板4が良品の場合に作動し、OK用エレベータ
47内のOK用マガジン58の各相へ向けてそのプリン
ト基板4を送り出すようになっており、制御手段によっ
て作動が制御されている。なお、この実施例のOK用搬
送手段45には、通常のベルトコンベア59が使用され
ている。
捺印手段46は、OK用搬送手段45のベルト59上に
載置されているプリント基板4に対し、所定の合格印を
押捺するものであり、普段はスタンプ体60内に収約さ
れたスタンパ61と、このスタンパ61をスタンプ体6
0内から脱出し押印させる脱出押印機構62とから構成
されている。
なお、この脱出押印機構62は、水平方向にスライドし
ながらスタンパ61をスタンプ体60内から脱出させ、
かつその脱出したスタンパ61を下方にスライドさせ直
下のプリント基板4に押圧させるため、公知のスライド
機構等が使用へれている。
OK用エレベータ47は、捺印後OK用搬送手段45に
よって送り出される良品のプリント基板4を供給用コン
ベア63により送り出されてきたマガジン58の各段の
棚に順次収納させていくためのものであり、NG用エレ
ベータ44と同様に、モータ64と、スクリューシャフ
ト65と、昇降台66とから構成されており、制御手段
によって作動が制御されている。また、この昇降台66
上には、搬送手段としてベルトコンベア67が設置られ
ており、マガジン58内の各相にプリント基板4を収納
したのち最下位置まで昇降台66が降下したところでモ
ータ(閃絡)が作動し、排出用コンヘア68に向けてそ
のマガジン58を排出させるようになっている。
制御手段は、検査機2から送り出されてきた各プリント
基板4の良否に応じて各種エレベータや搬送手段及び捺
印手段46を作動・制御するものであり、そのプリント
基板4が良品のときには、ベルトコンベア、′1 ・O
K用搬送手!+45−4印手段46−OK用搬送手段4
5一つに用エレベータ47−ペルドコンベア67の順に
これらを作動させるようになっている。また、この制御
手段は、プリント基板4が不良品のときには、ベルトコ
ンベア54→NG用エレベータ44→ベルトコンベア5
4の順にこれらを作動させるようになっており、マイク
ロコンピューコが使用され検査機2側の制御手段41と
も接続されている。
次に、この発明に係る請求項6に記載の加熱検査装置用
プリント基板取出装置について説明する。
第8図はこの発明に係る請求項6に記載のプリント基板
取出装置を示すものであり、このプリント基板取出装置
は、エレベータ69と、搬送手段19として用いである
無量搬送機構70と、搬送手段9,10として用いであ
る有量搬送機構71゜72と、セクタギア73とから構
成されている。
エレベータ69は、高温雰囲気内にあるハウジング74
内に設けられており、第9図に示すようにプリント基板
4を下部側有源搬送機構71から上部側有源搬送機構7
2に供給されるようになっている。そして、このエレベ
ータ69は、ハウシング74の上部に設けたモータ(閃
絡)によって駆動され昇降台74が上下に昇降するよう
になっている。
w源搬送機構70は、エレベータ69を設置しているハ
ウジング74内部が高温状態にありモータを正常に作動
させるのには不適当であるという事情から、モータをも
たなくとも作動できるようになっている。つまり、この
無量搬送機構70は、昇降台74上に一対設けたスプロ
ケット75と・このスプロケット75間に架設したベル
ト76とから構成されており、有量搬送機構71.72
の駆動力を利用して作動するように構成されている。
有量搬送機構71は、高温状態にあるハウジング74の
外部に設けたモータ77と、このモータ77によって駆
動する基台78上に一対設けたスプロケット79と、こ
のスプロケット79に架設したベル)80とから構成さ
れている。
なお、有量搬送機構72も同様に、モータ31と、スプ
ロケット82と、ベルト83とから構成されている。
セクタギア73は、各有量搬送機構71.72に夫々設
けられており、例えば有源搬送機構71側には、スプロ
ケット79の回転中6八に回動自在に取付けた回動板8
4を介して回転印在に取付けられており、そのスプロケ
ット79に噛合しながら回転するようになっている。そ
して、このセクタギア73は、圧縮スプリング85によ
って所定方向に弾性力が付勢されており、無量搬送機構
71のスプロケット75に圧接状態で噛合するようにな
っている。なお、このセクタギア73はその無量搬送機
構71が上方に移動しているときには回動板84がスト
ッパ部材86に衝止した状態まで移動した状態で空回転
を行うようになっている。
なお、この実施例ではプリント基板4を下部側の有量搬
送機構から上部側の有量搬送機構72まで移動・供給さ
せるためのものとして構成されているが、先の実施例の
加熱機に設置されているように、プリント基板を各欄に
収めたマガジンを有量搬送機構によってエレベータへ送
り出し、エレベータ内でマガジンを移動させながらその
マガジン内のプリント基板を搬出させて空にしたのち他
の有量搬送機構へそのマガジンを送り出すような構成と
することも可能である。
〔効果〕
以上説明してきたように、この発明の請求項1に係る加
熱検査装置によれば、マガジン毎まとめてプリント基板
を加熱するようになっており、かつ検査済のプリント基
板から順不同に取出して次ニ検査を行うプリント基板を
その空いている検査部に移載させるようになっており、
従来のプリント基板を1個ずつ搬送してきて加熱させ、
そのまま順次検査を行うタイプのものに比べ大幅な装置
の小型化が図れると共に、一連の加熱及び検査時間の短
縮化が図れ、極めて大きな効果が得られる。
また、この発明の請求項2に係る加熱検査装置によれば
、加熱機本体的中央部に設けたヒータを挟みその両側に
隔壁で区切られた高温室内に熱風を送り込み能率的にマ
ガジン内のプリント基板を加熱させることができるので
、加熱効率が向上し、延いては加熱時間の短縮化が図れ
る等の効果がある。
また、この発明の請求項3に記載の加熱検査装置によれ
ば、エレベータにより供給されてくるマガジン内のプリ
ント基板を移載手段によって次々と移載させることがで
きるので、不良品と判明した時点で取出し、次のものを
取替えて検査を行わせることができるようになり、短時
間に効率よく検査が行える等の効果が得られる。
また、この発明の請求項4に記載の加熱検査装置によれ
ば、加熱機の高温室及び/又は検査機の高温室に設けた
熱風1ffl路により本体内のプリント基板に効率良く
熱風を吹きつけ効率よく加熱することができる。
また、この発明の請求項5に記載の加熱検査装置によれ
ば、検査機により良否が検査判断されたプリント基板を
収納機がその良否に応じてOK用エレベータ及びNG用
エレベータを夫々独自に作動させて夫々別々のマガジン
まで効率的に搬送させることができるので、検査済のプ
リント基板を極めて効率良く収納することができる。
また、二の発明の請求項6に係る加熱検査装置用プリン
ト基板取出装置によれば、エレベータ内の搬送機構がこ
れを対向してエレベータ外に設はり搬送機構からの動力
を伝達して駆動するようになっており、モータ等の駆動
源を必要としないので従来困難であった高温室内でも使
用が可能となり、効率的に多種作業を行うことができ、
大きな効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る加熱検査装置を示す概略側面図
、第2図は第1図における加熱検査装置の加熱機を示す
概略側面図、第3図は第2図に示す加熱機の断面図、第
4図は第2図に示す加熱機内に設けたエレベータを示す
破断図、第5図は第1図における検査機を示す側断面図
、第6図は第5図に示す検査機の断面図、第7図は第1
図における収納機を示す側断面図、第8図はこの発明に
係る加熱検査装置用プリント基板取出装置を示イ説明図
、第9図は第8図に示すプリント基板取出装置を示す側
断面図、第1O図は従来の加熱検査装置を示す側面図、
第11図は第10図に示す加熱検査装置を示す断面図、
第12図は高温室内に設けた従来のエレベータを示す説
明図である。 5・・・マガジン、    4・・・プリント基板、1
・・・加熱機、    2・・・検査機、3・・・収納
機、    6・・・高温室、6a・・・(高温室の)
入口、 6b・・・(高温室の)排出部、 7・・・エレベータ、   8・・・ヒータ、9.10
・・・搬送手段、 35・・・ハンド、34・・・アー
ム、32−・・ガイドレール、23・・・高温室、  
  23e・・・検査部、23d・・・排出部、   
33・・・走行体、25・・・移載手段、   27・
・・送出手段、8.24・・・ヒータ、   13. 
29・・・ファン、49・・・NG用マガジン、 44・・・NG用エレベータ、 46・・・捺印手段、   5B・・・G用マガジン、
47−・G用エレベータ、 75・・・スプロケット、 70・・・無量搬送機構、
72・・・有量搬送機構、 73・・・セクタギア。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.各種部品が実装され、マガジン内に多数納めた状態
    で搬送されてくるプリント基板を前記マガジン毎まとめ
    て加熱する加熱機と、 その加熱されたプリント基板を1枚ずつ移載手段によっ
    て所定の検査部に移載し、通電検査を行う検査機と、 その検査されたプリント基板を良品と不良品とで選別し
    夫々別個のマガジンに収納する収納機とを備えたことを
    特徴とする加熱検査装置。
  2. 2.加熱機が、 プリント基板を納めたマガジンを取込む入口を本体内の
    高温室一端部に有すると共に、 本体他端部の排出部にマガジン内のプリント基板を1個
    ずつ検査機側に移載させるためにマガジンを上昇させる
    エレベータを有し、かつ、 本体内中央部に設けたヒータを挟みその両側の隔壁で区
    切られた高温室に、マガジンを排出部に向けて搬送させ
    る搬送手段を設けた ことを特徴とする請求項1に記載の加熱検査装置。
  3. 3.検査機が、 加熱機本体内のエレベータ及び搬出手段により本体内一
    端部の供給部まで1個ずつ送り出されてくるプリント基
    板を把持するハンド及びこのハンドを昇降させるアーム
    を備え、所定方向に設けたガイドレールに沿って本体に
    設けた高温室内の任意の位置の検査部及び本体内他端部
    の排出部まで走行体が夫々移動する供給用及び排出用の
    移載手段を有すると共に、 この移載手段によって移載され前記検査部に載置されて
    くるプリント基板の直下からそのプリント基板の検査を
    行う検査手段を前記ガイドレールに沿って本体下部に検
    査部毎に複数個所連設し、かつ、 前記検査手段によって良否が検査・判断され排出部まで
    移載されるプリント基板を収納機に向けて送り出す送出
    手段を備えた ことを特徴とする請求項1に記載の加熱検査装置。
  4. 4.本体内中央部に設けたヒータにより加熱された空気
    を本体内一端部に設けたファンにより取込み、両側の熱
    風循環路を介して本体他端部に強制的に熱風を送り出す
    熱風機構を加熱機の高温室及び/又は検査機の高温室に
    設けたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の
    加熱検査装置。
  5. 5.収納機が、 検査機本体内の送出手段から選別部に送出されてくるプ
    リント基板が不良品の場合にのみ作動し、本体内の選別
    部よりも下部に位置する収納部のNG用マガジンにその
    プリント基板を収納させるNG用エレベータと、 前記選別部に送出されてきたプリント基板が良品の場合
    にのみ作動し、その選別部に送り出されてきたプリント
    基板を所定方向に搬送させたのち合格印を押捺する捺印
    手段と、 この捺印手段によって押捺されたプリント基板を下降し
    ながら順次OK用マガジンに収納するOK用エレベータ
    と、 前記NG用エレベータ、捺印手段及びOK用エレベータ
    をプリント基板の良否に応じて作動させる制御手段と を備えたことを特徴とする請求項1に記載の加熱検査装
    置。
  6. 6.加熱検査装置に使用し、プリント基板をマガジン内
    から1個ずつ取出すプリント基板取出装置であって、 前記マガジンを昇降するエレベータと、 このエレベータ上に設置されていると共に、両端に設け
    たスプロケットに架設された無端搬送路を有し、駆動源
    を具備しない無源搬送機構と、両端のスプロケットに架
    設された無端搬送路を駆動させる駆動源を備え、マガジ
    ンを搬送させる有源搬送機構と、 前記無源搬送機構及び有源搬送機構のうち何れか一方の
    ものの他方と対向する前記スプロケットに噛合状態で設
    けられ、前記エレベータの移動に伴って他方側のものの
    一方側のものと対向するスプロケットに選択的に噛合し
    、前記無源搬送機構を駆動させるセクタギアと を備えたことを特徴とする加熱検査装置用プリント基板
    取出装置。
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Cited By (3)

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