JPH1070782A - 遠隔監視制御システムの表示ランプ - Google Patents

遠隔監視制御システムの表示ランプ

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JPH1070782A
JPH1070782A JP22571496A JP22571496A JPH1070782A JP H1070782 A JPH1070782 A JP H1070782A JP 22571496 A JP22571496 A JP 22571496A JP 22571496 A JP22571496 A JP 22571496A JP H1070782 A JPH1070782 A JP H1070782A
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JP
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address
signal
lamp
wireless signal
transmission
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JP22571496A
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Inventor
Yuichi Yoshimura
祐一 吉村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アドレスの設定に誤設定を減少させ、アドレス
の設定部の信頼性が高い遠隔監視制御システムの表示ラ
ンプを提供する。 【解決手段】プロセッサ11は送受信回路3を通して受
信した伝送信号に含まれているアドレスデータがメモリ
12に格納されたアドレスに一致すると、その伝送信号
に含まれる制御データに応じてランプ2を点灯・消灯さ
せる。メモリ12の内容はワイヤレス信号送受信部13
を通して受信する光ワイヤレス信号により書き換えられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号線を通して伝
送される伝送信号に含まれたアドレスデータがあらかじ
め設定されたアドレスに一致すると伝送信号に含まれる
制御データに応じてランプを点灯・消灯させる遠隔監視
制御システムの表示ランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、遠隔監視制御システムとし
て、図4に示すような構成のものがある。図示するもの
は1台の制御端末器32によって最大4個の負荷Lを個
別に制御できるものである。つまり、各制御端末器32
に個別に与えられた制御用アドレスのほかに各制御端末
器32には2ビットの負荷番号が設定されており、負荷
番号の指定によってどの負荷Lを制御するかを選択する
ことができるのである。操作端末器31は制御端末器3
2と同様に操作用アドレスと負荷番号とが設定されてお
り、最大4個の操作用のスイッチSを接続することがで
きる。
【0003】操作端末器31および制御端末器32はそ
れぞれ複数台設けられ、2線式の信号線Lsを介して伝
送制御装置30に接続される。各操作端末器31にはそ
れぞれ個別の操作用アドレスが設定され、各制御端末器
32にはそれぞれ個別の制御用アドレスが設定されてい
るのであって、伝送制御装置30は操作用アドレスおよ
び制御用アドレスを用いて操作端末器31および制御端
末器32を個別に認識する。
【0004】伝送制御装置30は信号線Lsに対して、
図5(a)に示すフォーマットの伝送信号Vsを送出す
る。すなわち、信号送出開始を示す同期信号SY、伝送
信号Vsのモードを示すモードデータMD、操作端末器
31や制御端末器32を各別に呼び出すためのアドレス
データ(負荷番号を含む)AD、負荷Lを制御する制御
データCD、伝送誤りを検出するためのチェックサムデ
ータCS、操作端末器31や制御端末器32からの返送
信号を受信するタイムスロットである信号返送期間WT
よりなる双極性(±24V)の時分割多重信号であり、
パルス幅変調によってデータが伝送されるようになって
いる(図5(b))。各操作端末器31および各制御端
末器32では、信号線Lsを介して受信した伝送信号V
sにより伝送されたアドレスデータADがあらかじめ設
定されている操作用アドレスまたは制御用アドレスに一
致すると、伝送信号Vsから制御データCDを取り込む
とともに、伝送信号Vsの信号返送期間WTに監視デー
タを電流モード信号(信号線Lsを適当な低インピーダ
ンスを介して短絡することにより送出される信号)とし
て返送する。
【0005】伝送制御装置30から所望の操作端末器3
1や制御端末器32にデータを伝送する場合には、モー
ドデータMDを制御モードとし、操作端末器31または
制御端末器32の操作用アドレスまたは制御用アドレス
をアドレスデータADとする伝送信号Vsを送出し、こ
の伝送信号Vsを信号線Lsに送出すれば、アドレスデ
ータADに一致する操作端末器31または制御端末器3
2が制御データCDを受け取り、信号返送期間WTに監
視データを返送する。伝送制御装置30では送出した制
御データCDと信号返送期間WTに受信した監視データ
との関係によって制御データCDが所望の操作端末器3
1または制御端末器32に伝送されたことを確認する。
制御端末器32は受け取った制御データCDに従って負
荷Lを制御するための負荷制御信号を出力し、操作端末
器31では受け取った制御データCDに従って負荷Lの
動作確認表示を行なうための監視信号を出力する。
【0006】一方、伝送制御装置30は常時はモードデ
ータMDをダミーモードとした伝送信号Vsを一定時間
間隔で送出しており、操作端末器31が伝送制御装置3
0に対して何らかの情報を伝送しようとするときには、
ダミーモードの伝送信号Vsの同期信号SYに同期させ
て図5(c)のような割込信号を発生させる。このと
き、操作端末器31は割込フラグを設定して伝送制御装
置30との以後の情報授受に備える。伝送制御装置30
では割込信号を受信すると、モードデータMDを割込ポ
ーリングモードとしかつアドレスデータADの上位の半
数のビット(アドレスデータADを8ビットとすれば上
位4ビット)を順次増加させながら伝送信号を送出し、
割込信号を発生した操作端末器31では、割込ポーリン
グモードの伝送信号のアドレスデータADの上位4ビッ
トが操作端末器31に設定されている操作用アドレスの
上位4ビットに一致するときに、信号返送期間WTに操
作用アドレスの下位の半数のビットを伝送制御装置30
に返送する。このように、伝送制御装置30は割込信号
を発生した操作端末器31を16個ずつまとめて探すの
で、比較的短い時間で操作端末器31を発見することが
できる。このようにして伝送制御装置30が割込信号を
発生した操作端末器31の操作用アドレスを獲得する
と、モードデータMDを監視モードとし、獲得したアド
レスデータADを持つ伝送信号を信号線Lsに送出する
のであって、この伝送信号に対して操作端末器31は伝
送しようとする情報を信号返送期間WTに返送するので
ある。最後に、伝送制御装置30は割込信号を発生した
操作端末器31に対して割込リセットを指示する信号を
送出し、操作端末器31の割込フラグを解除する。以上
のようにして、操作端末器31から伝送制御装置30へ
の情報伝送は、伝送制御装置30から操作端末器31へ
の4回の信号伝送(ダミーモード、割込ポーリングモー
ド、監視モード、割込リセット)によって完了する。伝
送制御装置30が所望の制御端末器32の動作状態を知
ろうとするときには、モードデータMDを監視データと
した伝送信号を送出するだけでよい。
【0007】上述の動作を簡単にまとめる。まず、操作
端末器31に対してスイッチSによる操作入力がある
と、操作入力に対応した監視データを伝送制御装置30
に返送し、伝送制御装置30が制御端末器32に制御デ
ータCDを伝送すると、制御端末器32は負荷制御信号
を出力して負荷Lを制御する。ここで、制御端末器32
には負荷監視入力が与えられ、負荷監視入力に対応する
監視データを伝送制御装置30に返送し、返送された監
視データを操作端末器31に伝送する。この伝送信号に
よって操作端末器31では監視信号を出力する。監視出
力は通常は発光ダイオードよりなる動作確認灯の点灯・
消灯に用いられる。
【0008】ところで、上述したスイッチSに代えてセ
ンサを用い、上述した制御端末器32の負荷Lとして表
示用のランプを用いることもある。つまり、センサで何
らかの状況変化を検知するとランプを点灯させて報知す
るといった目的で遠隔監視制御システムを利用するので
ある。あるいはまた、操作端末器31と同じ操作用アド
レスを与えておけば、制御端末器32から返送されたデ
ータを操作端末器31とともに受け取って動作確認灯に
対応した表示を行なうことも可能である。
【0009】このような表示用のランプは操作端末器3
1あるいは制御端末器32と同様に機能する端末回路と
ともに一つのケースに収納されて1製品として扱われ
る。したがって、アドレスを設定する手段が必要にな
る。このようなアドレスの設定にはケースの裏面(ラン
プからの光を透過させる透過窓を形成した面とは異なる
面)に配置したディップスイッチを用いているのが現状
である。これは、ディップスイッチは比較的大型であっ
て、表示ランプを小型のケースに収納したときに、大型
のディップスイッチを透過窓と同じ面に設けると、透過
窓を充分に大きくとることができないからである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、アドレ
スの設定にディップスイッチを用いた場合に誤設定の可
能性が高くなり、また機械的接点部を有するから信頼性
が低くなるという問題を有する。また、小型のケースを
用いる場合にはディップスイッチを背面側に設けること
になるから、施工後にディップスイッチの設定を確認す
るのが難しく、また端末回路を持たない表示ランプと端
末回路を持つ表示ランプとの外観上の区別がほとんどな
く、現場で施工する際に端末回路を内蔵した表示ランプ
と、単なる表示ランプとを識別する作業が面倒である。
【0011】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、アドレスの設定に誤設定が少なくか
つアドレスの設定部の信頼性が高い遠隔監視制御システ
ムの表示ランプを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、あら
かじめアドレスが設定され信号線を介して伝送される伝
送信号に含まれているアドレスデータが前記アドレスに
一致するとその伝送信号に含まれる制御データに応じて
負荷制御信号を発生する端末回路と、端末回路からの負
荷制御信号を受けて点灯・消灯するランプとを備え、前
記端末回路は、前記アドレスを含む機能データを記憶保
持するメモリと、前記機能データに基づいて端末回路と
しての動作を決定するプロセッサと、前記メモリに書き
込まれる機能データを含んだ外部からの光ワイヤレス信
号を受信するワイヤレス信号受信部とを備え、前記ワイ
ヤレス信号受信部により前記光ワイヤレス信号を受信す
ると前記メモリに機能データを記憶保持させるのであ
る。
【0013】この構成によれば、光ワイヤレス信号によ
りアドレスを設定するから、ディップスイッチを用いて
アドレスを設定する場合に比較すると、別途の設定器で
アドレスを管理することができ、誤設定の可能性を減少
させることができるとともに、アドレス設定のための操
作部を別途に設けることができて使用しやすい大きさの
操作部でアドレスの設定が可能になる。しかも、アドレ
スは機能データに含まれるものであって、機能データに
よって端末器の動作をさらに細かく設定することが可能
になる。
【0014】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記ランプは負荷制御信号を受けて点滅点灯が可
能であって、点滅点灯時の点滅周期は前記光ワイヤレス
信号により設定されるのである。この構成では、ランプ
を点滅させる点滅周期を光ワイヤレス信号を用いて任意
に設定することができる。
【0015】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、前記プロセッサはタイマ機能を備え、前記メモリ
に機能データとして書き込まれるランプの点滅周期を用
いてランプを点滅させるのである。この構成では、プロ
セッサに設けたタイマ機能によりランプの点滅周期を制
御するから、伝送信号とは無関係に点滅周期を制御する
ことができる。
【0016】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、ランプからの光を透過させる透過窓を一面に備える
ケースに端末回路およびランプを収納し、ケースにおい
て透過窓を設けた面にワイヤレス信号受信部への光ワイ
ヤレス信号を透過させる受光窓を形成し、受光窓はケー
スの他の部位とは識別可能とされていることを特徴とす
る。
【0017】この構成では、ランプからの光を透過させ
る透過窓と光ワイヤレス信号を透過させる受光窓とをケ
ースの同じ面に形成しているから、施工状態でも光ワイ
ヤレス信号によってアドレスや機能の設定や確認が可能
になる。しかも、受光窓はケースの他の部位とは識別可
能になっているから、透過窓と受光窓とを備えているこ
とによって遠隔監視制御システム用の表示ランプである
ことを容易に識別することができる。つまり、通常の表
示ランプでは受光窓が存在しないから、受光窓の有無に
よって表示ランプの種類を識別することができるのであ
る。
【0018】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、前記ケースが、埋込型の配線器具用の取付枠に結合
される結合部を備え、かつ埋込型の配線器具の単位寸法
に形成され、前記ケースにおいて施工面から露出する部
位に透過窓および受光窓が形成されているのである。こ
の構成では、埋込型の配線器具用に提供されている取付
枠を流用して施工することができ、新たに取付枠を設計
する必要がないから、金型コストや在庫コストの増加抑
制につながり、また施工方法についても新たに習得する
必要がないのである。
【0019】
【発明の実施の形態】図1に示すように、基本的にはマ
イクロコンピュータよりなる端末回路と、端末回路によ
り点灯・消灯を制御される発光ダイオードよりなるラン
プ2とを備える。端末回路は、専用のプロセッサ11
と、プロセッサ11の動作を決定するためのパラメータ
としての機能データを保持するEEPROMよりなるメ
モリ12と、メモリ12に書き込む機能データを光ワイ
ヤレス信号によって読み込んだり光ワイヤレス信号を外
部に送出したりするワイヤレス信号送受信部13とから
なる。機能データは端末器としてのアドレスのほか、ラ
ンプ2を点滅点灯させるときの点滅周期も含む。ワイヤ
レス信号送受信部13は、光ワイヤレス信号を受信する
ワイヤレス信号受信部として機能する。プロセッサ11
はメモリ12に格納された機能データに基づいて、端末
器としてのアドレスを持ち、また各種機能を決定する。
このプロセッサ11は送受信回路3を介して信号線Ls
に接続される。つまり、送受信回路3は、信号線Lsか
らの双極性の電圧モードの伝送信号を受信し、プロセッ
サ11からの電流モードの信号を信号線Lsに送出する
機能を有する。また、端末回路の電源は、信号線Lsを
常時伝送されている伝送信号を電源回路4によって整流
し安定化することによって得ている。
【0020】上述のように、ワイヤレス信号送受信部1
3を設けていることによって、メモリ12に機能データ
を書き込んだり、メモリ12に書き込まれている機能デ
ータを読み出すことができる。つまり、別途に設けた外
部の設定器(図示せず)からの光ワイヤレス信号を受信
すると設定器からの指示に応じて、メモリ12に機能デ
ータを書き込んだり、メモリ12に書き込まれている機
能データを設定器に返送したりする。設定器からの光ワ
イヤレス信号は、登録モード、確認モード、修正モード
があり、登録モードでは機能データをメモリに書き込む
ことを指示し、確認モードでは機能データを読み出して
設定器の表示部に表示させ、修正モードでは機能データ
を読み出して設定器に表示させた後に別の機能データに
修正してメモリ12に書き込むことを指示する。
【0021】ランプ2は、伝送信号に含まれる制御デー
タに応じて連続点灯、消灯、点滅点灯のいずれかの状態
に制御される。点滅点灯の際の点滅周期はメモリ12に
書き込まれた機能データにより決定されている。つま
り、プロセッサ11はランプ2の点滅周期を制御するタ
イマ14を内蔵しており、機能データによってタイマ1
4による点滅周期を任意に設定することができるのであ
る。しかも、メモリ12に設定された機能データは設定
器により確認可能であるから、ランプ2の点滅周期を機
能データの内容に基づいて確認することができる。な
お、タイマ14はプロセッサ11とは別に設けてもよい
が、プロセッサ11に内蔵のタイマ14を用いれば構成
が簡単である。プロセッサ11に内蔵したタイマ14は
伝送信号とは無関係にプロセッサ11の内部クロックに
より動作しているから、伝送信号が周期的なものであっ
てもその影響を受けることはない。
【0022】ところで、上述した端末回路(プロセッサ
11、メモリ12、ワイヤレス信号送受信部13)、ラ
ンプ2、送受信回路3、電源回路4は図2に示すように
2枚のプリント基板21,22に分けて実装されてい
る。つまり、ランプ2およびワイヤレス信号送受信部1
3はプリント基板21に実装され、他の部材はプリント
基板22に実装される。両プリント基板21,22は、
JIS規格などにより規格化されている大角形の埋込型
の配線器具の単位寸法に形成されたケース20に収納さ
れる。このケース20は3個用として一般に用いられて
いる配線器具用の取付枠に最大3個まで取り付けること
ができる。取付枠への結合は、ケース20の両側面に突
設された各一対の結合爪23を用いて行なわれる。ま
た、取付枠が塑性変形によってケース20を固定する金
属製のものであるときには、取付枠に設けた爪をケース
20の両側面に設けた結合穴24に挿入することで、ケ
ース20が取付枠に保持される。
【0023】図2および図3に示すように、ケース20
は、ボディ20aとカバー20bとを結合することによ
り形成される。ボディ20aには両側壁に組立片25が
突設され、カバー20bをボディ20aに合わせると組
立片25がカバー20bの外側面に沿うようになってい
る。組立片25には組立孔25aが形成され、カバー2
0bの側面に突設された組立爪25bが組立孔25aに
嵌合することによってボディ20aがカバー20bと結
合される。ボディ20aの背面(図2の下面)側には端
子ねじ26aを端子板26bに螺合させた端子26が設
けられ、両端子26には信号線Lsが接続される。
【0024】一方、カバー20bの前壁(図2の上壁)
にはランプ2に対応する部位に透過孔27が形成され、
ワイヤレス信号送受信部13に対応する部位に受光孔2
8が形成されている。カバー20bの前面には透過孔2
7および受光孔28に対応して透光性の透過窓27aお
よび受光窓28aが形成されている銘板29が貼着され
る。ここに、受光窓28aは明確に識別できるようにし
てある。たとえば、周囲を着色して受光窓28aを非着
色にしたり、周囲を不透明にして受光窓28aを透明に
するなどすることで、視覚的に受光窓28aを認識する
ことができる。このように受光窓28aがわかるように
していることにより、受光窓28aの有無によって端末
器として機能する表示ランプか単純な表示ランプかを容
易に区別することができ、また、設定器を用いる際に受
光窓28aに近づけて光ワイヤレス信号を確実に伝送す
ることができる。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明は、あらかじめアドレス
が設定され信号線を介して伝送される伝送信号に含まれ
ているアドレスデータが前記アドレスに一致するとその
伝送信号に含まれる制御データに応じて負荷制御信号を
発生する端末回路と、端末回路からの負荷制御信号を受
けて点灯・消灯するランプとを備え、前記端末回路は、
前記アドレスを含む機能データを記憶保持するメモリ
と、前記機能データに基づいて端末回路としての動作を
決定するプロセッサと、前記メモリに書き込まれる機能
データを含んだ外部からの光ワイヤレス信号を受信する
ワイヤレス信号受信部とを備え、前記ワイヤレス信号受
信部により前記光ワイヤレス信号を受信すると前記メモ
リに機能データを記憶保持させるものであり、光ワイヤ
レス信号によりアドレスを設定するから、ディップスイ
ッチを用いてアドレスを設定する場合に比較すると、別
途の設定器でアドレスを管理することができ、誤設定の
可能性を減少させることができるとともに、アドレス設
定のための操作部を別途に設けることができて使用しや
すい大きさの操作部でアドレスの設定が可能になるとい
う利点がある。しかも、アドレスは機能データに含まれ
るものであって、機能データによって端末器の動作をさ
らに細かく設定することが可能になる。また、機械的ス
イッチを用いていないから、信頼性も向上する。
【0026】請求項2の発明のように、負荷制御信号を
受けて前記ランプを点滅点灯させ、点滅点灯時の点滅周
期を前記光ワイヤレス信号により設定するものでは、ラ
ンプを点滅させる点滅周期を光ワイヤレス信号を用いて
任意に設定することができるという利点がある。請求項
3の発明のように、前記プロセッサにタイマ機能を設
け、前記メモリに機能データとして書き込まれるランプ
の点滅周期を用いてランプを点滅させるものでは、プロ
セッサに設けたタイマ機能によりランプの点滅周期を制
御するから、伝送信号とは無関係に点滅周期を制御する
ことができるという利点がある。
【0027】請求項4の発明のように、ランプからの光
を透過させる透過窓を一面に備えるケースに端末回路お
よびランプを収納し、ケースにおいて透過窓を設けた面
にワイヤレス信号受信部への光ワイヤレス信号を透過さ
せる受光窓を形成し、受光窓はケースの他の部位とは識
別可能とされているものでは、ランプからの光を透過さ
せる透過窓と光ワイヤレス信号を透過させる受光窓とを
ケースの同じ面に形成しているから、施工状態でも光ワ
イヤレス信号によってアドレスや機能の設定や確認が可
能になるという利点がある。しかも、受光窓はケースの
他の部位とは識別可能になっているから、透過窓と受光
窓とを備えていることによって遠隔監視制御システム用
の表示ランプであることを容易に識別することができる
のであり、通常の表示ランプでは受光窓が存在しないか
ら、受光窓の有無によって表示ランプの種類を識別する
ことができるという利点がある。
【0028】請求項5の発明のように、前記ケースが、
埋込型の配線器具用の取付枠に結合される結合部を備
え、かつ埋込型の配線器具の単位寸法に形成され、前記
ケースにおいて施工面から露出する部位に透過窓および
受光窓が形成されているものでは、埋込型の配線器具用
に提供されている取付枠を流用して施工することがで
き、新たに取付枠を設計する必要がないから、金型コス
トや在庫コストの増加抑制につながり、また施工方法に
ついても新たに習得する必要がないのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示すブロック図である。
【図2】実施形態を示す分解斜視図である。
【図3】実施形態を示し、(a)は正面図、(b)は右
側面図、(c)は左側面図、(d)は平面図、(e)は
一部切欠した下面図である。
【図4】遠隔監視制御システムの基本構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
2 ランプ 11 プロセッサ 12 メモリ 13 ワイヤレス信号送受信部 14 タイマ 20 ケース 23 結合爪 24 結合孔 27a 透過窓 28a 受光窓 Ls 信号線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめアドレスが設定され信号線を
    介して伝送される伝送信号に含まれているアドレスデー
    タが前記アドレスに一致するとその伝送信号に含まれる
    制御データに応じて負荷制御信号を発生する端末回路
    と、端末回路からの負荷制御信号を受けて点灯・消灯す
    るランプとを備え、前記端末回路は、前記アドレスを含
    む機能データを記憶保持するメモリと、前記機能データ
    に基づいて端末回路としての動作を決定するプロセッサ
    と、前記メモリに書き込まれる機能データを含んだ外部
    からの光ワイヤレス信号を受信するワイヤレス信号受信
    部とを備え、前記ワイヤレス信号受信部により前記光ワ
    イヤレス信号を受信すると前記メモリに機能データを記
    憶保持させることを特徴とする遠隔監視制御システムの
    表示ランプ。
  2. 【請求項2】 前記ランプは負荷制御信号を受けて点滅
    点灯が可能であって、点滅点灯時の点滅周期は前記光ワ
    イヤレス信号により設定されることを特徴とする請求項
    1記載の遠隔監視制御システムの表示ランプ。
  3. 【請求項3】 前記プロセッサはタイマ機能を備え、前
    記メモリに機能データとして書き込まれるランプの点滅
    周期を用いてランプを点滅させることを特徴とする請求
    項2記載の遠隔監視制御システムの表示ランプ。
  4. 【請求項4】 ランプからの光を透過させる透過窓を一
    面に備えるケースに端末回路およびランプを収納し、ケ
    ースにおいて透過窓を設けた面にワイヤレス信号受信部
    への光ワイヤレス信号を透過させる受光窓を形成し、受
    光窓はケースの他の部位とは識別可能とされていること
    を特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システムの表
    示ランプ。
  5. 【請求項5】 前記ケースは、埋込型の配線器具用の取
    付枠に結合される結合部を備え、かつ埋込型の配線器具
    の単位寸法に形成され、前記ケースにおいて施工面から
    露出する部位に透過窓および受光窓が形成されているこ
    とを特徴とする請求項4記載の遠隔監視制御システムの
    表示ランプ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007124160A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Matsushita Electric Works Ltd 遠隔監視制御システム

Cited By (2)

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