JPH09289695A - レベル操作用端末器 - Google Patents

レベル操作用端末器

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JPH09289695A
JPH09289695A JP8101646A JP10164696A JPH09289695A JP H09289695 A JPH09289695 A JP H09289695A JP 8101646 A JP8101646 A JP 8101646A JP 10164696 A JP10164696 A JP 10164696A JP H09289695 A JPH09289695 A JP H09289695A
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JP
Japan
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level
unit
terminal
signal
address
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JP8101646A
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Inventor
Susumu Nakano
進 中埜
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】取付枠にオンオフ用の端末器とともに装着して
省スペース化する。 【解決手段】埋込型の配線器具用に規格化された3個用
の取付枠20に取付可能な配線器具の単位寸法の2個分
に相当する形状の器体10を備える。器体10には操作
部として、照明負荷の光出力を増加させる操作が可能な
押釦スイッチSaと、光出力を減少させる操作が可能な
押釦スイッチSbとだけが設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明負荷を調光す
る場合のように負荷の動作レベルを指示することができ
るようにしたレベル操作用端末器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、スイッチのような操作部と負
荷との間を直接結線するのではなく、データ伝送技術を
用いることによって操作部の操作情報を負荷に伝達する
技術が考えられている。つまり、操作部を設けた端末器
と負荷を備える端末器とを設け、操作部の操作に基づく
操作データの内容を負荷を設けた端末器に転送すること
で負荷の動作を指示するのである。この種の技術を用い
れば、データを伝送する信号路を多重化して用いること
ができるから、操作部と負荷とを直接接続する場合に比
較すると結線数を大幅に削減することができる。
【0003】また、負荷として照明負荷などを用いるた
めに、操作部として負荷の動作レベルを指示することが
できるものを用いることも考えられている。つまり、照
明負荷を用いるときには、操作部から動作レベルを指示
することで光出力を調光するのである。この種の構成と
しては、図5に示す構成が考えられる。図5に示す負荷
制御システムでは、負荷として照明負荷Lを例示してあ
り、1台の制御用端末器32によって最大4個の照明負
荷Lを個別に制御できるようにしてある。つまり、各制
御用端末器32に個別に与えらえたアドレスのほかに各
制御用端末器32には2ビットの負荷番号が設定されて
おり、負荷番号の指定によってどの照明負荷Lを制御す
るかを選択することができるのである。オンオフ操作用
端末器31は制御用端末器32と同様に最大4個のスイ
ッチSを設けてあり、負荷番号を用いて各照明負荷Lを
個別に制御する。制御用端末器32はリレー35を介し
て照明負荷Lを接続してあり、オンオフ操作用端末器3
1からオンオフを指示するデータを受け取ると、リレー
35を制御して照明負荷Lを点灯・消灯させる。また、
照明負荷Lの光出力を調光するために、レベル操作用端
末器33およびレベル制御用端末器34を設けてあり、
レベル制御用端末器34では高周波インバータを用いて
照明負荷Lへの供給エネルギを制御している。
【0004】オンオフ操作用端末器31、制御用端末器
32、レベル操作用端末器33、レベル制御用端末器3
4はそれぞれ適宜台数複設けられ、2線式の信号線Ls
を介して伝送制御装置30に接続される。端末器31〜
34には、それぞれ個別のアドレスが設定され、このア
ドレスを用いて伝送制御装置30が端末器31〜34を
個別に認識する。
【0005】伝送制御装置30は信号線Lsに対して、
図6(a)に示すフォーマットの伝送信号Vsを送出す
る。すなわち、信号送出開始を示す同期信号SY、伝送
信号Vsのモードを示すモードデータMD、端末器31
〜34を各別に呼び出すためのアドレスデータ(負荷番
号を含む)AD、照明負荷Lを制御する制御データC
D、伝送誤りを検出するためのチェックサムデータC
S、端末器31〜34からの返送信号を受信するタイム
スロットである信号返送期間WTよりなる双極性(±2
4V)の時分割多重信号であり、パルス幅変調によって
データが伝送されるようになっている(図6(b))。
端末器31〜34では、それぞれ信号線Lsを介して受
信した伝送信号Vsにより伝送されたアドレスデータA
Dがあらかじめ設定されているアドレスに一致すると、
伝送信号Vsから制御データCDを取り込むとともに、
伝送信号Vsの信号返送期間WTにデータを電流モード
信号(信号線Lsを適当な低インピーダンスを介して短
絡することにより送出される信号)として返送する。
【0006】伝送制御装置30から所望の端末器31〜
34にデータを伝送する場合には、モードデータMDを
制御モードとし、端末器31〜34のアドレスをアドレ
スデータADとする伝送信号Vsを送出し、この伝送信
号Vsを信号線Lsに送出すれば、アドレスデータAD
に一致する端末器31〜34が制御データCDを受け取
り、制御データCDにパリティビットを付加した信号を
信号返送期間WTに返送する。伝送制御装置30では送
出した信号と信号返送期間WTにおける受信信号との一
致によって制御データCDが所望の端末器31〜34に
伝送されたことを確認する。また、制御用端末器32や
レベル制御用端末器34は受け取った制御データCDに
従って負荷を制御する(オンオフ操作用端末器31やレ
ベル操作用端末器33では受け取った制御データCDに
従って照明負荷Lの動作確認表示を行なう)。
【0007】一方、伝送制御装置30は常時はモードデ
ータMDをダミーモードとした伝送信号Vsを一定時間
間隔で送出しており、端末器31〜34が伝送制御装置
30に対して何らかの情報を伝送しようとするときに
は、ダミーモードの伝送信号Vsの同期信号SYに同期
させて図6(c)のような割込信号を発生させる。この
とき、端末器31〜34は割込フラグを設定して伝送制
御装置30との以後の情報授受に備える。伝送制御装置
30では割込信号を受信すると、モードデータMDを割
込ポーリングモードとしかつアドレスデータADの上位
の半数のビット(アドレスデータADを8ビットとすれ
ば上位4ビット)を順次増加させながら伝送信号を送出
し、割込信号を発生した端末器31〜34では、割込ポ
ーリングモードの伝送信号のアドレスデータADの上位
4ビットが端末器31〜34に設定されているアドレス
の上位4ビットに一致するときに、信号返送期間WTに
アドレスの下位の半数のビットを伝送制御装置30に返
送する。このように、伝送制御装置30は割込信号を発
生した端末器31〜34を16個ずつまとめて探すの
で、比較的短い時間で端末器31〜34を発見すること
ができる。伝送制御装置30が割込信号を発生した端末
器31〜34のアドレスを獲得すると、モードデータM
Dを監視モードとし、獲得したアドレスデータADを持
つ伝送信号を信号線3に送出し、これに対して端末器3
1〜34は伝送しようとする情報を信号返送期間WTに
返送するのである。最後に、伝送制御装置30は割込信
号を発生した端末器31〜34に対して割込リセットを
指示する信号を送出し、端末器31〜34の割込フラグ
を解除する。以上のようにして、端末器31〜34から
伝送制御装置30への情報伝送は、伝送制御装置30か
ら端末器31〜34への4回の信号伝送(ダミーモー
ド、割込ポーリングモード、監視モード、割込リセッ
ト)によって完了する。伝送制御装置30が所望の端末
器31〜34の動作状態を知ろうとするときには、モー
ドデータMDを監視データとした伝送信号を送出するだ
けでよい。
【0008】しかして、伝送制御装置30では、オンオ
フ操作用端末器31に設けたスイッチSが操作される
と、オンオフ操作用端末器31から返送された操作デー
タに基づいて、スイッチSとの対応関係があらかじめ設
定されている照明負荷Lの点灯・消灯を制御するリレー
35を接続した制御用端末器32に伝送する制御データ
を生成し、その制御データを含む伝送信号Vsを信号線
Lsに送出し、対応する制御用端末器32に制御データ
を伝送して照明負荷Lを制御する。また、レベル操作用
端末器33に設けたアップスイッチUSまたはダウンス
イッチDSが操作されると、アップスイッチUSまたは
ダウンスイッチDSの操作中に、レベル制御用端末器3
4に対して照明負荷Lの光出力を順次変化させるように
制御データを次々に転送し、照明負荷Lの光出力を連続
的に変化させるのである。
【0009】レベル操作用端末器33にはオンオフスイ
ッチSSも設けられており、このオンオフスイッチSS
は、レベル制御用端末器34に内蔵されている高周波イ
ンバータの動作をオンオフさせるために設けられてい
る。また、図中36、37はリレー35ないしレベル制
御用端末器34の電源を商用電源から降圧して得るため
のトランスである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のレベル操作用端末器33は、負荷の動作レベルを指示
するアップスイッチUSおよびダウンスイッチDSのほ
かにオンオフスイッチSSを備えているものであるが、
オンオフスイッチSSによってレベル制御用端末器34
に内蔵した高周波インバータの動作が停止したとして
も、照明負荷Lへの給電経路を遮断しているのではない
から、照明負荷Lへの給電経路を確実に遮断するために
は、調光制御がなされる照明負荷Lへの給電経路にリレ
ー35を挿入する必要がある。
【0011】ここにおいて、レベル操作用端末器33は
レベル制御用端末器34と一対一に対応付けられるもの
であって、オンオフスイッチSSを用いてもリレー35
を制御するための制御用端末器32には対応付けること
ができない。つまり、調光制御を行なうにはレベル操作
用端末器33に加えてオンオフ操作用端末器31を用い
ることが必須であり、レベル操作用端末器33を用いる
にはオンオフ操作用端末器31を配置するスペースも確
保しなければならないから占有スペースが大きくなる。
【0012】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、1つの取付枠にオンオフ操作用端末
器と組み合わせて取り付けることを可能にすることで省
スペース化を可能にしたレベル操作用端末器を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、あらかじめアドレスが設定され
たアドレス設定部と、負荷の動作レベルのみを指定する
操作部と、操作部の操作時にアドレス設定部に設定され
ているアドレスと操作部により指定された動作レベルの
操作データとを含む信号を信号路に送出する端末処理部
と、アドレス設定部と操作部と端末処理部とを納装する
とともに規格化された埋込型の配線器具の単位寸法の2
個分に相当する形状の器体とを備え、単位寸法の配線器
具を3個まで取り付けることができる取付枠に着脱自在
に結合される結合手段を器体の両側面に備え、前記アド
レスにより対応関係が設定され前記信号路上に配置され
ているレベル制御用端末器に対して操作データの内容を
転送することによりレベル制御用端末器を用いて負荷の
動作レベルを制御させるのである。
【0014】この構成によれば、負荷の動作レベルのみ
を指定する操作部を設けているから、オンオフ操作用端
末器と組み合わせて負荷のオンオフと動作レベルの指示
とを容易に行なうことができる。しかも、器体を配線器
具の単位寸法の2個分に形成しているから単位寸法の1
個分に相当する形状のオンオフ操作用端末器と組み合わ
せることで3個用の取付枠にオンオフ操作用端末器とと
もに取り付けることができるのであって、1個の取付枠
を設置できるスペースがあれば負荷の動作レベルの制御
が可能になり、省力スペースになるのである。
【0015】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、結合手段を取付枠の両側縁に設けた結合孔に着脱自
在に結合されるように器体の両側面に突設された結合爪
としたものである。この構成は望ましい実施態様であ
り、従来より提供されている埋込型の配線器具の施工時
に用いる取付枠を用いて施工することができるから、新
たに取付装置を設計製造する必要がないのである。
【0016】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記アドレスを格納する不揮発性の記憶部と、外部
からの光ワイヤレス信号を受信する光信号受信部と、光
信号受信部により受信した光ワイヤレス信号に基づいて
記憶部にアドレスを書き込む信号処理部とを備え、取付
枠に器体を取り付けた状態で光信号受信部は器体の前面
となる部位に露出する形で位置するものである。
【0017】この構成によれば、光ワイヤレス信号によ
ってアドレスを記憶部に書き込むから、取付枠に器体を
取り付けた状態でアドレスを設定することができ、アド
レスの設定作業が容易になる。請求項4の発明は、請求
項1の発明において、前記レベル制御用端末器とともに
前記信号路である前記信号線を介して伝送制御装置に分
岐接続され、前記操作部の操作時に前記伝送制御装置に
対して負荷の動作レベルを指示する操作データを伝送す
ることにより、前記伝送制御装置より前記信号線に送出
される伝送信号のうち各レベル制御用端末器に設定され
ているアドレスに一致するアドレスデータを含む伝送信
号を前記レベル制御用端末器に受信させ、かつその伝送
信号に含まれる制御データにより指示された動作レベル
で負荷を制御させるのである。
【0018】この構成は望ましい実施態様である。すな
わち、信号線に分岐接続することによって配線数を大幅
に少なくすることができ、配線施工が容易になる。
【0019】
【発明の実施の形態】本実施形態は、図1に示すよう
に、前面が開放されたボディ10aとボディ10aの前
面側に覆着されるカバー10bと結合した器体10を備
える。ボディ10aには組立孔11aが形成され、カバ
ー10bより後方に突設されている組立爪11bを組立
孔11aに係合させることによって、ボディ10aとカ
バー10bとが結合される。器体10には後述する回路
部を実装した回路基板12が納装され、回路基板12に
はアップスイッチUSおよびダウンスイッチDSとなる
押釦スイッチSa,Sb、レベル表示部LDを構成する
複数個の発光ダイオードLED、ワイヤレス信号を送受
信するための発光素子EDおよび光信号受信部としての
受光素子PDも実装される。カバー10bには、押釦ス
イッチSa,Sbを操作するための2個のハンドル13
a,13bが設けられ、また各発光ダイオードLEDを
露出させるための窓部14が形成されている。さらに、
発光素子EDおよび受光素子PDを露出させる窓部15
も形成される。カバー10bの前面側には化粧カバー1
6が装着され、化粧カバー16の前面には可撓性を有し
た薄肉の合成樹脂シートよりなる銘板17が覆着され
る。化粧カバー16には取付爪16aが形成され、この
取付爪16aをカバー10bの前面側に突設した突台1
8の側面に形成されている取付凹所18aに係合させる
ことによって、化粧カバー16がカバー10bに結合さ
れる。化粧カバー16には、ハンドル13a,13b、
窓部14,15に対応する位置でそれぞれ開口16bが
形成されている。また銘板17は化粧カバー16の開口
16bを塞ぐものであるが、窓部14,15に対応する
部位は透光性を有し、またハンドル13a,13bに対
応する部位は、ハンドル13a,13bの押操作が可能
な程度に可撓性を持っている。
【0020】ところで、器体10の両側面には各2対の
結合爪19が結合手段として突設される。結合爪19は
埋込型の配線器具用に規格化されている大角形3個用の
取付枠20の両側片に設けた結合孔21,22に係合可
能となるように突出寸法および間隔が設定されている。
また、この取付枠20に器体10を取り付けたときに、
取付枠20の開口窓23の3分の2を占めるように器体
10の寸法が設定されている。すなわち、器体10は埋
込型の配線器具の単位寸法の2個分に相当する形状に形
成されている。取付枠20は絶縁材料である合成樹脂の
成形品であり、スイッチボックスのような埋込ボックス
に対して挿通孔24に挿通されるボックスねじを用いて
固定される。
【0021】器体10の背面にはねじ付きの端子25が
設けられ、埋込ボックスから引き出される信号線Lsが
端子25に接続される。回路基板12に実装される回路
は、図2に示すような構成を有する。すなわち、信号線
Lsに接続される送受信回路部41を通して伝送信号V
sのデータが端末処理部42に入力される。端末処理部
42はマイクロコンピュータを用いて構成され、発振回
路部43より入力されるクロック信号に基づいて動作す
る。アップスイッチUSおよびダウンスイッチDSであ
る押釦スイッチSa,Sbはスイッチ入力部44を構成
し、また発光ダイオードLEDはレベル表示部LDを構
成する。スイッチ入力部44およびレベル表示部LDは
端末処理部42に接続され、スイッチ入力部44の操作
に応じて端末処理部42が調光レベルを指示する操作デ
ータを作成する。また、伝送制御装置30から返送され
るデータに基づいてレベル表示部LDに照明負荷Lの調
光レベルが表示される。ここに、照明負荷Lの調光レベ
ルは発光ダイオードLEDの点灯数により表される。
【0022】レベル操作端末器33としてのアドレスは
EEPROMよりなる記憶部45に格納される。このア
ドレスは、発光素子EDおよび受光素子PDよりなる光
信号送受信回路部46で受信する設定器X(後述する)
からの光ワイヤレス信号により書き込まれる。つまり、
端末処理部42は光ワイヤレス信号に基づいて記憶部4
5にデータを書き込む信号処理部として機能する。設定
器Xではアドレスの書込のほか、記憶部45に書き込ま
れているアドレスを読み出して確認したり、確認後に新
たなアドレスを書き込む修正の作業が可能になってい
る。端末処理部42には電源投入時などに初期化するた
めのリセット回路47も接続される。
【0023】しかして、上記構成のレベル操作用端末器
33を使用するには、図3に示すように図5に示した従
来構成とほぼ同様の接続関係とするが、配線器具の単位
寸法を有したオンオフ操作用端末器31と合わせて取付
枠20に取り付けて用いる(図4参照)。つまり、オン
オフ操作用端末器31では制御用端末器32を介してリ
レー35を制御し、照明負荷Lを点灯・消灯させるので
あり、レベル操作用端末器33ではレベル制御用端末器
34に動作レベルを指示することで照明負荷Lの調光レ
ベルを制御する。このように、1つの取付枠20を用い
てオンオフ操作用端末器31とともにレベル操作用端末
器33を施工することで、省スペース化を図ることがで
きる。また、レベル操作用端末器33は照明負荷Lの点
灯・消灯を指示しないから、レベル操作用端末器33の
みを多箇所に設けて光出力の調光のみを多箇所で行なう
ことも可能である。
【0024】図4はオンオフ操作用端末器31とともに
1つの取付枠20に取り付けるとともに、取付枠20の
前面側に化粧プレート26を取り付けた状態を示してお
り、オンオフ操作用端末器31についてもアドレスの設
定を光ワイヤレス信号で行なうものを用いることによ
り、設定器Xからの光ワイヤレス信号でオンオフ操作用
端末器31とレベル操作用端末器33との両方のアドレ
スを1箇所で設定することができる。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明は、あらかじめアドレス
が設定されたアドレス設定部と、負荷の動作レベルのみ
を指定する操作部と、操作部の操作時にアドレス設定部
に設定されているアドレスと操作部により指定された動
作レベルの操作データとを含む信号を信号路に送出する
端末処理部と、アドレス設定部と操作部と端末処理部と
を納装するとともに規格化された埋込型の配線器具の単
位寸法の2個分に相当する形状の器体とを備え、単位寸
法の配線器具を3個まで取り付けることができる取付枠
に着脱自在に結合される結合手段を器体の両側面に備
え、前記アドレスにより対応関係が設定され前記信号路
上に配置されているレベル制御用端末器に対して操作デ
ータの内容を転送することによりレベル制御用端末器を
用いて負荷の動作レベルを制御させるものであり、負荷
の動作レベルのみを指定する操作部を設けているから、
他のオンオフ操作用端末器と組み合わせて負荷のオンオ
フと動作レベルの指示とを容易に行なうことができると
いう利点がある。しかも、器体を配線器具の単位寸法の
2個分に形成しているから単位寸法の1個分に相当する
形状のオンオフ操作用端末器と組み合わせることで3個
用の取付枠にオンオフ操作用端末器とともに取り付ける
ことができるのであって、1個の取付枠を設置できるス
ペースがあれば負荷の動作レベルの制御が可能になり、
省力スペースになるという利点がある。
【0026】請求項2の発明のように、結合手段を取付
枠の両側縁に設けた結合孔に着脱自在に結合されるよう
に器体の両側面に突設された結合爪としたものでは、従
来より提供されている埋込型の配線器具の施工時に用い
る取付枠を用いて施工することができるから、新たに取
付装置を設計製造する必要がないという利点を有するの
である。
【0027】請求項3の発明のように、アドレスを格納
する不揮発性の記憶部と、外部からの光ワイヤレス信号
を受信する光信号受信部と、光信号受信部により受信し
た光ワイヤレス信号に基づいて記憶部にアドレスを書き
込む信号処理部とを備え、取付枠に器体を取り付けた状
態で光信号受信部は器体の前面となる部位に露出する形
で位置するものでは、光ワイヤレス信号によってアドレ
スを記憶部に書き込むから、取付枠に器体を取り付けた
状態でアドレスを設定することができ、アドレスの設定
作業が容易になるという利点がある。
【0028】請求項4の発明のように、レベル制御用端
末器とともに信号路である信号線を介して伝送制御装置
に分岐接続され、操作部の操作時に前記伝送制御装置に
対して負荷の動作レベルを指示する操作データを伝送す
ることにより、伝送制御装置より信号線に送出される伝
送信号のうち各レベル制御用端末器に設定されているア
ドレスに一致するアドレスデータを含む伝送信号をレベ
ル制御用端末器に受信させ、かつその伝送信号に含まれ
る制御データにより指示された動作レベルで負荷を制御
させるものでは、信号線に分岐接続することによって配
線数を大幅に少なくすることができ、配線施工が容易に
なるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】実施形態を示すブロック図である。
【図3】実施形態の使用例を示す配線図である。
【図4】実施形態の使用例を示す斜視図である。
【図5】従来例の使用形態を示す配線図である。
【図6】遠隔監視制御システムで用いる信号を示す動作
説明図である。
【符号の説明】 10 器体 19 結合爪 20 取付枠 21 係合孔 22 結合孔 30 伝送制御装置 31 オンオフ操作用端末器 33 レベル操作用端末器 34 レベル制御用端末器 32 制御用端末器 42 端末処理部 44 スイッチ入力部 45 記憶部 46 光信号送受信回路部 DS ダウンスイッチ L 照明負荷 Ls 信号線 US アップスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめアドレスが設定されたアドレ
    ス設定部と、負荷の動作レベルのみを指定する操作部
    と、操作部の操作時にアドレス設定部に設定されている
    アドレスと操作部により指定された動作レベルの操作デ
    ータとを含む信号を信号路に送出する端末処理部と、ア
    ドレス設定部と操作部と端末処理部とを納装するととも
    に規格化された埋込型の配線器具の単位寸法の2個分に
    相当する形状の器体とを備え、単位寸法の配線器具を3
    個まで取り付けることができる取付枠に着脱自在に結合
    される結合手段を器体の両側面に備え、前記アドレスに
    より対応関係が設定され前記信号路上に配置されている
    レベル制御用端末器に対して操作データの内容を転送す
    ることによりレベル制御用端末器を用いて負荷の動作レ
    ベルを制御させることを特徴とするレベル操作用端末
    器。
  2. 【請求項2】 前記結合手段は前記取付枠の両側縁に設
    けた結合孔に着脱自在に結合されるように器体の両側面
    に突設された結合爪であることを特徴とする請求項1記
    載のレベル操作用端末器。
  3. 【請求項3】 前記アドレスを格納する不揮発性の記憶
    部と、外部からの光ワイヤレス信号を受信する光信号受
    信部と、光信号受信部により受信した光ワイヤレス信号
    に基づいて記憶部にアドレスを書き込む信号処理部とを
    備え、取付枠に器体を取り付けた状態で光信号受信部は
    器体の前面となる部位に露出する形で位置することを特
    徴とする請求項1記載のレベル操作用端末器。
  4. 【請求項4】 前記レベル制御用端末器とともに前記信
    号路である前記信号線を介して伝送制御装置に分岐接続
    され、前記操作部の操作時に前記伝送制御装置に対して
    負荷の動作レベルを指示する操作データを時分割多重伝
    送方式によって伝送することにより、前記伝送制御装置
    より前記信号線に送出される伝送信号のうち各レベル制
    御用端末器に設定されているアドレスに一致するアドレ
    スデータを含む伝送信号を前記レベル制御用端末器に受
    信させ、かつその伝送信号に含まれる制御データにより
    指示された動作レベルで負荷を制御させることを特徴と
    する請求項1記載のレベル操作用端末器。
JP8101646A 1996-04-23 1996-04-23 レベル操作用端末器 Pending JPH09289695A (ja)

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JP8101646A JPH09289695A (ja) 1996-04-23 1996-04-23 レベル操作用端末器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012174549A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Designatech Ip Pty Ltd ライト制御装置及びライト制御モジュール
CN102740532A (zh) * 2011-04-08 2012-10-17 迪澳科技有限公司 灯光控制装置及灯光控制模块

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