JP2000341769A - 遠隔監視制御システム - Google Patents

遠隔監視制御システム

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JP2000341769A
JP2000341769A JP14732899A JP14732899A JP2000341769A JP 2000341769 A JP2000341769 A JP 2000341769A JP 14732899 A JP14732899 A JP 14732899A JP 14732899 A JP14732899 A JP 14732899A JP 2000341769 A JP2000341769 A JP 2000341769A
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JP14732899A
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Takeshi Yatemata
猛 八手又
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数台の熱線センサ用端末器で共通の負荷を制
御する場合に所望の動作を行わせることができる遠隔監
視制御システムを提供する。 【解決手段】マスタ側の熱線センサ用端末器11には、
スレーブ側の熱線センサ用端末器12に設定されている
個別制御用アドレスと共通のアドレスが連動用アドレス
として設定されている。而して、マスタ側の熱線センサ
用端末器11の演算処理部3が連動用アドレスを用いて
スレーブ側の熱線センサ用端末器12の動作状態をモニ
タしており、例え自己の動作保持時間Tが経過してもス
レーブ側の熱線センサ用端末器12の動作保持時間Tが
経過するまでは監視データの送信処理を行わない。故
に、複数台の熱線センサ用端末器11,12を用いて同一
の照明負荷Lを制御する場合に従来例のような不具合が
生じることが無く、所望の動作を行わせることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔監視制御シス
テムに関し、特に検知エリア内の人の存否に応じて負荷
の制御を行うための熱線センサ用端末器を備えた遠隔監
視制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、遠隔監視制御システムとし
て、図17に示す構成のものが知られている(特開平1
0−108279号公報参照)。図示するものは1台の
制御端末器32によって最大4個の負荷Lを個別に制御
できるものである。つまり、各制御端末器32に個別に
与えられた制御用アドレスのほかに各制御端末器32に
は2ビットの負荷番号が設定されており、負荷番号の指
定によってどの負荷Lを制御するかを選択することがで
きるのである。操作端末器31は制御端末器32と同様
に操作用アドレスと負荷番号とが設定されており、最大
4個の操作用のスイッチS0を接続することができる。
【0003】操作端末器31および制御端末器32はそ
れぞれ複数台設けられ、2線式の信号線Lsを介して伝
送制御装置30に接続される。各操作端末器31にはそ
れぞれ個別の操作用アドレスが設定され、各制御端末器
32にはそれぞれ個別の制御用アドレスが設定されてい
るのであって、伝送制御装置30は操作用アドレスおよ
び制御用アドレスを用いて操作端末器31および制御端
末器32を個別に認識する。
【0004】伝送制御装置30は信号線Lsに対して、
図18(a)に示すフォーマットの伝送信号Vsを送出
する。すなわち、信号送出開始を示す同期信号SY、伝
送信号Vsのモードを示すモードデータMD、操作端末
器31や制御端末器32を各別に呼び出すためのアドレ
スデータ(負荷番号を含む)AD、負荷Lを制御する制
御データCD、伝送誤りを検出するためのチェックサム
データCS、操作端末器31や制御端末器32からの返
送信号を受信するタイムスロットである信号返送期間W
Tよりなる双極性(±24V)の時分割多重信号であ
り、パルス幅変調によってデータが伝送されるようにな
っている(図18(b))。各操作端末器31および各
制御端末器32では、信号線Lsを介して受信した伝送
信号Vsにより伝送されたアドレスデータADがあらか
じめ設定されている操作用アドレスまたは制御用アドレ
スに一致すると、伝送信号Vsから制御データCDを取
り込むとともに、伝送信号Vsの信号返送期間WTに監
視データを電流モード信号(信号線Lsを適当な低イン
ピーダンスを介して短絡することにより送出される信
号)として返送する。
【0005】伝送制御装置30から所望の操作端末器3
1や制御端末器32にデータを伝送する場合には、モー
ドデータMDを制御モードとし、操作端末器31または
制御端末器32の操作用アドレスまたは制御用アドレス
をアドレスデータADとする伝送信号Vsを送出し、こ
の伝送信号Vsを信号線Lsに送出すれば、アドレスデ
ータADに一致する操作端末器31または制御端末器3
2が制御データCDを受け取り、信号返送期間WTに監
視データを返送する。伝送制御装置30では送出した制
御データCDと信号返送期間WTに受信した監視データ
との関係によって制御データCDが所望の操作端末器3
1または制御端末器32に伝送されたことを確認する。
制御端末器32は受け取った制御データCDに従って負
荷Lを制御するための負荷制御信号を出力し、操作端末
器31では受け取った制御データCDに従って負荷Lの
動作確認表示を行なうための監視信号を出力する。
【0006】一方、伝送制御装置30は常時はモードデ
ータMDをダミーモードとした伝送信号Vsを一定時間
間隔で送出しており、操作端末器31が伝送制御装置3
0に対して何らかの情報を伝送しようとするときには、
ダミーモードの伝送信号Vsの同期信号SYに同期させ
て図18(c)のような割込信号を発生させる。このと
き、操作端末器31は割込フラグを設定して伝送制御装
置30との以後の情報授受に備える。伝送制御装置30
では割込信号を受信すると、モードデータMDを割込ポ
ーリングモードとしかつアドレスデータADの上位の半
数のビット(アドレスデータADを8ビットとすれば上
位4ビット)を順次増加させながら伝送信号を送出し、
割込信号を発生した操作端末器31では、割込ポーリン
グモードの伝送信号のアドレスデータADの上位4ビッ
トが操作端末器31に設定されている操作用アドレスの
上位4ビットに一致するときに、信号返送期間WTに操
作用アドレスの下位の半数のビットを伝送制御装置30
に返送する。このように、伝送制御装置30は割込信号
を発生した操作端末器31を16個ずつまとめて探すの
で、比較的短い時間で操作端末器31を発見することが
できる。このようにして伝送制御装置30が割込信号を
発生した操作端末器31の操作用アドレスを獲得する
と、モードデータMDを監視モードとし、獲得したアド
レスデータADを持つ伝送信号を信号線Lsに送出する
のであって、この伝送信号に対して操作端末器31は伝
送しようとする情報を信号返送期間WTに返送するので
ある。最後に、伝送制御装置30は割込信号を発生した
操作端末器31に対して割込リセットを指示する信号を
送出し、操作端末器31の割込フラグを解除する。以上
のようにして、操作端末器31から伝送制御装置30へ
の情報伝送は、伝送制御装置30から操作端末器31へ
の4回の信号伝送(ダミーモード、割込ポーリングモー
ド、監視モード、割込リセット)によって完了する。伝
送制御装置30が所望の制御端末器32の動作状態を知
ろうとするときには、モードデータMDを監視データと
した伝送信号を送出するだけでよい。
【0007】上述の動作を簡単にまとめる。まず、操作
端末器31に対してスイッチS0による操作入力がある
と、操作入力に対応した監視データを伝送制御装置30
に返送し、伝送制御装置30が制御端末器32に制御デ
ータCDを伝送すると、制御端末器32は負荷制御信号
を出力して負荷Lを制御する。ここで、制御端末器32
には負荷監視入力が与えられ、負荷監視入力に対応する
監視データを伝送制御装置30に返送し、返送された監
視データを操作端末器31に伝送する。この伝送信号に
よって操作端末器31では監視信号を出力する。監視出
力は通常は発光ダイオードよりなる動作確認灯の点灯・
消灯に用いられる。
【0008】図示する遠隔監視制御システムでは、信号
線Lsに調光用制御端末器33が接続されており、これ
は負荷である照明負荷の光出力を制御するものであっ
て、伝送信号Vsにより照明負荷の光出力の増加または
減少が指示されると光出力を時間経過に伴って変化させ
別の伝送信号により停止が指示されると光出力の変化を
停止するものである。調光用制御端末器33は、調光用
操作端末器38と対応付けられており、調光用操作端末
器38には負荷Lの光出力の増加と減少とを指示する操
作部が設けられ、操作部を押操作すると伝送信号によっ
て調光用制御端末器33では光出力を変化させる。ま
た、操作部の操作を停止すると(つまり押操作を止める
と)、別の伝送信号によって調光用制御端末器33では
光出力の変化を停止させる。調光用操作端末器38には
負荷Lのオンオフのための操作部も設けられ、この操作
部の操作によって負荷Lを消灯させると、次に負荷Lを
点灯させたときに前の光出力で負荷Lが点灯するように
なっている。前の光出力は各調光用制御端末器33が記
憶している。
【0009】ところで、この種の遠隔監視制御システム
では、操作側と制御側とのアドレスの対応関係を伝送制
御装置30で管理しているから、伝送制御装置30にお
いて1つの操作用アドレスに対して複数個の制御用アド
レスを対応付けておけば、1つのスイッチS0で複数個
の負荷Lを一括して制御することが可能である。このよ
うな一括制御にはグループ制御とパターン制御とがあ
る。グループ制御では複数の負荷を同じ制御状態に制御
し、パターン制御では複数の負荷を予め設定した制御状
態に制御する。グループ制御やパターン制御を行なう一
括制御用操作端末器39は一括制御として定められてい
る操作用アドレスを用いるが、他の構成は他の操作端末
器と同様のものである。図示例では調光用操作端末器3
8と同じ形式の一括制御用操作端末器39を設けてお
り、一括制御用操作端末器39により複数の負荷Lを一
斉に調光することが可能になっている。
【0010】ところで、この種の遠隔監視制御システム
に用いられる端末器として、熱線センサが人体から放射
される熱線を検出して検知エリア内の人の存否に応じて
出力する人体検出信号を監視し、熱線センサによって検
知エリア内の人(人の動き)が検出されたときに負荷を
動作させる(例えば、照明負荷を点灯させる)ような監
視データを伝送制御装置30に返送し、熱線センサによ
って検知エリア内に人が検出されなくなってから所定の
動作保持時間が経過した時点で負荷を停止させる(例え
ば、照明負荷を消灯する)ような監視データを伝送制御
装置30に返送することにより、検知エリア内の人の存
否に応じた負荷制御を可能とする熱線センサ用端末器4
0がある。
【0011】図19に上記熱線センサ用端末器40を用
いて照明負荷Lの点灯/消灯を行うシステム構成の一例
を示す。ここで用いる熱線センサ用端末器40は、端末
器の器体内に熱線センサを内蔵したタイプのものであ
り、検知エリアの天井面などに埋込配設される。また、
このタイプの熱線センサ用端末器40には、熱線センサ
及び人体検出信号を熱線センサ用端末器40に送信する
機能を有する熱線センサ子器41が専用の信号線Lxを
介して最大6台まで接続可能となっており、熱線センサ
用端末器40と熱線センサ子器41を組み合わせること
で検知エリアの大きさを変えることができる。また、信
号線Lsには、商用電源から照明負荷Lへの給電を入/
切するためのラッチング型のリモコンリレー35を制御
するリレー制御用端末器36、照明負荷Lの点灯/消灯
を行う点滅用スイッチSa及び熱線センサ用端末器40
の機能を入/切するための熱線センサ入/切用スイッチ
Sbを具備する操作端末器31が接続されている。ここ
で、50は商用電源からリモコンリレー35やリレー制
御用端末器36の動作電線(交流24V)を作成して供
給するリモコントランスである。なお、熱線センサ用端
末器40のアドレスは、伝送制御装置30において照明
負荷Lを入/切するためのリモコンリレー35を制御す
るリレー制御用端末器36のアドレスに対応づけられて
いる。
【0012】上記システムの動作を簡単に説明する。ま
ず、検知エリア内に人が進入して熱線センサ用端末器4
0あるいは熱線センサ子器41の熱線センサで検出さ
れ、人体検出信号が入力されると、熱線センサ用端末器
40が人体検出信号に対応した監視データ(出力がオン
であることを示すデータ)を伝送制御装置30に返送
し、伝送制御装置30が上記アドレスの対応関係に従っ
てリレー制御用端末器36に制御データを伝送すると、
リレー制御用端末器36がリモコンリレー35をオンし
て照明負荷Lを点灯させる。そして、動作保持時間が経
過すると熱線センサ用端末器40がそれに対応した監視
データ(出力がオフであることを示すデータ)を伝送制
御装置30に返送し、伝送制御装置30がリレー制御用
端末器36に制御データを伝送すると、リレー制御用端
末器36がリモコンリレー35をオフして照明負荷Lを
消灯させる。ここで、操作端末器31の点滅用スイッチ
Saのアドレスもリレー制御用端末器36のアドレスに
対応付けされており、点滅用スイッチSaを操作するこ
とで照明負荷Lを強制的に点灯/消灯させることができ
る。
【0013】図20は他のシステム構成例を示してお
り、ここで用いる熱線センサ用端末器40は、熱線セン
サを端末器の器体内に内蔵せず、上記熱線センサ子器4
1が専用の信号線で接続されるタイプのものであり、通
常分電盤に配設される。この熱線センサ用端末器40に
は周囲照度を検出する照度センサ42が接続可能となっ
ており、照度センサ42によって検出される周囲照度が
所定値よりも高い場合には、人体検出信号が入力されて
も監視データ(出力がオンであることを示すデータ)を
伝送制御装置30に返送せず、周囲照度が所定値よりも
低く且つ人体検出信号が入力された場合にのみ上記監視
データを伝送制御装置30に返送する。ここで、37は
先のシステム構成例におけるリレー制御用端末器36と
リモコンリレー35とを一体としたリレー内蔵型の制御
端末器である。
【0014】上記システムの動作を簡単に説明する。ま
ず、検知エリア内に人が進入して熱線センサ子器41の
熱線センサで検出され、人体検出信号が熱線センサ用端
末器40に入力されると、周囲照度が予め設定される所
定値よりも低いことを示す検出信号が照度センサ42か
ら入力されている場合に人体検出信号に対応した監視デ
ータ(出力がオンであることを示すデータ)を伝送制御
装置30に返送し、周囲照度が予め設定される所定値よ
りも高いことを示す検出信号が照度センサ42から入力
されている場合には上記監視データを返送しない。監視
データを受信した伝送制御装置30が上記アドレスの対
応関係に従ってリレー内蔵型制御端末器37に制御デー
タを伝送すると、リレー内蔵型制御端末器37が内蔵の
リレーをオンして照明負荷Lを点灯させる。そして、動
作保持時間が経過すると熱線センサ用端末器40がそれ
に対応した監視データ(出力がオフであることを示すデ
ータ)を伝送制御装置30に返送し、伝送制御装置30
がリレー内蔵型制御端末器37に制御データを伝送する
と、リレー内蔵型制御端末器37が内蔵されたリレーを
オフして照明負荷Lを消灯させる。なお、何れのタイプ
の熱線センサ用端末器40においても、上述した一括制
御として定められている操作用アドレスを用いて複数個
の照明負荷Lを一括して点灯/消灯するグループ制御を
行うことができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
熱線センサ用端末器40では、最大6台までの熱線セン
サ子器41を接続することで検知エリアの大きさを変え
ることができるようになっているが、例えば、図21
(a)に示すように一つの照明負荷Lを2台の熱線セン
サ用端末器401,402で点灯・消灯しようとすると、
以下のような不具合が生じる。すなわち、各熱線センサ
用端末器401,402の検知エリアK1,K2は独立し
た検知エリアとなるから、図21(b)に示すように時
刻t=t0に一方の熱線センサ用端末器401の検知エ
リアK1内を人Hが通過することで人体検出信号が出力
されて照明負荷Lが点灯し、その後、その人Hが他方の
熱線センサ用端末器402の検知エリアK2内に移動
し、時刻t=t1に熱線センサ用端末器402で検出さ
れているときに、最初に検出した熱線センサ用端末器4
1における動作保持時間が経過した時点(時刻t=t
2)で、検知エリアK2内に人Hがいるにもかかわら
ず、熱線センサ用端末器401からの監視データにより
照明負荷Lが消灯してしまい、本来ならば後から検出し
た熱線センサ用端末器402で動作保持時間が経過する
時点(時刻t=t3)まで照明負荷Lを点灯させるべき
動作が行われないという問題がある(第1の問題点)。
【0016】ところで、近年では照明環境の快適さと省
エネ化が求められるようになっており、上述のような熱
線センサ用端末器40を用いて照明負荷Lを制御するシ
ステムにおいても、図22に示すように検知エリア内に
人がいるときには照明負荷Lを定格の100%で全点灯
させ、人がいないときには定格の30%程度の調光レベ
ルで調光点灯させることによって、人のいないときに消
灯してしまうよりも快適な照明環境を実現しつつ、省エ
ネ化を図りたいという要望がある。
【0017】ところが、上記従来の熱線センサ用端末器
40は監視データとして出力のオン/オフを示すデータ
を出力して主に1個の照明負荷Lを点灯/消灯する個別
制御、あるいは複数個の照明負荷Lを一括して点灯/消
灯するグループ制御を行うためのものであり、上述のよ
うに人が検知されたときと動作保持時間経過後で異なる
調光レベルで照明負荷Lを点灯させることが困難であっ
た。すなわち、照明負荷Lを調光制御するための調光用
制御端末器33は、制御データに応じて所望の調光レベ
ルとするための調光信号を照明負荷(連続調光が可能な
インバータ式の蛍光灯照明器具)Lに出力するものであ
る。一方、上記インバータ式の蛍光灯照明器具から成る
照明負荷Lにおいては、調光用制御端末器33からの調
光出力がオンの時に調光点灯し、調光出力がオフの時に
は全点灯するように構成されている。このために上記従
来の熱線センサ用端末器40を用いたシステムにおいて
は、図23に示すように検知エリアに人が侵入して人体
検知信号が出力されてから動作保持時間が経過するまで
の間に調光用制御端末器33の調光出力がオンとなり、
それ以外のときには調光出力がオフとなってしまうた
め、人がいないときに照明負荷Lが全点灯し、人を検知
したら照明負荷Lが調光点灯するという、上記所望の動
作とは全く逆の動作になってしまう。つまり、上記所望
の動作を実現するためには、図24に示すように検知エ
リアに人が侵入して人体検知信号が出力されてから動作
保持時間が経過するまでの間に調光用制御端末器33の
調光出力がオフとなり、それ以外のときには調光出力が
オンとなるようにしなければならず、このため、上記従
来の熱線センサ用端末器40を用いて上記所望の動作を
行わせるには、図25に示すようなシステム構成としな
ければならなかった。
【0018】すなわち、図25に示すシステムでは、伝
送制御装置30、熱線センサ用端末器40及び熱線セン
サ子器41、調光用制御端末器33、リモコントランス
50並びに照明負荷Lの基本構成に加えて、補助接点付
のリモコンリレー35′と、このリモコンリレー35′
を制御するリレー制御用端末器36と、リモコンリレー
35′の補助接点の状態に応じた接点信号を監視する接
点監視用端末器43とが必要となる。ここで、伝送制御
装置30においては熱線センサ用端末器40のアドレス
がリレー制御用端末器36のアドレスと対応づけられる
とともに、接点監視用端末器43のアドレスが調光用制
御端末器33のアドレスと対応づけられる。
【0019】上記システムの動作を簡単に説明する。ま
ず、検知エリア内に人が進入して熱線センサ子器41の
熱線センサで検出され、人体検出信号が熱線センサ用端
末器40に入力されると、それに対応した監視データを
伝送制御装置30に返送し、監視データを受信した伝送
制御装置30が上記アドレスの対応関係に従ってリレー
制御用端末器36に制御データを伝送すると、リレー制
御用端末器36がリモコンリレー35′の主回路をオン
する。このとき、図26に示すようにリモコンリレー3
5′の補助接点が常開(NO)側から常閉(NC)側に
切り換えられ、この接点信号が接点監視用端末器43に
入力される。上記接点信号が入力された接点監視用端末
器43がそれに対応した監視データを伝送制御装置30
に返送し、監視データを受信した伝送制御装置30が上
記アドレスの対応関係に従って調光用制御端末器33に
制御データを伝送すると、調光用制御端末器33がそれ
までオンしていた調光出力をオフすることで照明負荷L
を全点灯させる。ここで、伝送制御装置30から調光用
制御端末器33に伝送される制御データは、複数個の照
明負荷Lを一斉に全点灯させるパターン制御データであ
る。そして、動作保持時間が経過すると熱線センサ用端
末器40がそれに対応した監視データを伝送制御装置3
0に返送し、伝送制御装置30がリレー制御用端末器3
6に制御データを伝送すると、リレー制御用端末器36
がリモコンリレー35′の主回路をオフする。このと
き、リモコンリレー35′の補助接点が常閉(NC)側
から常開(NO)側に切り換えられ、この接点信号が接
点監視用端末器43に入力される。上記接点信号が入力
された接点監視用端末器43がそれに対応した監視デー
タを伝送制御装置30に返送し、監視データを受信した
伝送制御装置30が上記アドレスの対応関係に従って調
光用制御端末器33に制御データを伝送すると、調光用
制御端末器33がそれまでオフしていた調光出力をオン
することで照明負荷Lを調光点灯させる。ここで、伝送
制御装置30から調光用制御端末器33に伝送される制
御データは、複数個の照明負荷Lを一斉に同一又は異な
る調光レベルで調光点灯させるパターン制御データであ
る。
【0020】上記システム構成によれば、検知エリア内
に人がいないときには照明負荷Lを低い調光レベルで調
光点灯させておき、人が検知エリア内に進入したら照明
負荷Lを全点灯させるとともに人が検知エリアからいな
くなってから動作保持時間の経過後に照明負荷Lを再び
上記調光レベルで調光点灯するような制御を実現するこ
とができる。
【0021】しかしながら、上記システムを構築するに
は基本構成に対して多数の端末器を追加しなければなら
ず、システム構成が複雑になってコストアップになると
ともに施工に手間がかかるという問題がある(第2の問
題点)。
【0022】請求項1の発明は上記第1の問題点の解決
を目的とするものであり、複数台の熱線センサ用端末器
で共通の負荷を制御する場合に所望の動作を行わせるこ
とができる遠隔監視制御システムを提供しようとするも
のである。
【0023】また、請求項2の発明は上記第1の問題点
に加えて第2の問題点を解決を目的とするものであり、
検知エリア内の人の存否に応じた所望の制御が簡単な構
成で行うことができる遠隔監視制御システムを提供しよ
うとするものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、信号線を通して伝送される伝送
信号に含まれるアドレスデータが予め設定されているア
ドレスに一致するとその伝送信号に含まれる制御データ
に従って負荷を制御する制御端末器と、検知エリア内の
人の存否を検出する熱線センサの人体検出信号を監視し
て人体検出信号の入力時及び人体検出信号が入力されて
から所定の動作保持時間が経過した時に監視データを伝
送信号に設けた信号返送期間に同期して信号線に送出す
る熱線センサ用端末器と、アドレスデータを含む伝送信
号を信号線に送出し時分割多重伝送方式で制御端末器及
び熱線センサ用端末器との間でデータを授受する伝送制
御装置とを備え、熱線センサ用端末器は、人体から放射
される熱線により検知エリア内の人の存否を検出する熱
線センサと、熱線センサから得られる人体検出信号に基
づいて監視データを作成する演算処理部と、監視データ
を信号線に送出するとともに伝送制御装置から送信され
てくるアドレスデータを信号線から受け取る伝送信号送
受信部と、制御端末器のアドレスに一対一に対応付けら
れる個別制御用アドレス、1対多に対応付けられる一括
制御用のアドレスであって各負荷を同じ制御状態にする
グループ制御用アドレス並びに他の熱線センサ用端末器
に設定される個別制御用アドレス又はグループ制御用ア
ドレスと共通の連動用アドレスを選択自在に記憶するア
ドレス記憶部と、連動用アドレスに対して送信される制
御データに基づいて他の熱線センサ用端末器の動作状態
をモニタするモニタ手段とを具備し、伝送制御装置は熱
線センサ用端末器から送出される個別制御用アドレス並
びにグループ制御用アドレスと各負荷との対応関係を格
納した対応関係テーブルを備えることを特徴とし、モニ
タ手段によって他の熱線センサ用端末器の状態、すなわ
ち検知エリア内に人の存在を検出しているか否か並びに
動作保持時間が経過しているか否かといったことがモニ
タできるため、他の熱線センサ用端末器によって負荷の
制御が中断させられることが無く、複数台の熱線センサ
用端末器で共通の負荷を制御する場合に所望の動作を行
わせることができる。
【0025】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、熱線センサ用端末器のアドレス記憶部には、制御端
末器のアドレスに1対多に対応付けられる一括制御用の
アドレスであって各負荷を予め設定した制御状態にする
パターン制御用アドレスが選択自在に記憶されるととも
に、人体検出信号の入力時に監視データを送出する際に
使用するアドレス並びに所定の動作保持時間が経過した
時に監視データを送出する際に使用するアドレスを前記
個別制御用アドレス、パターン制御用アドレス並びにグ
ループ制御用アドレスの中から任意に選択可能であり、
伝送制御装置の対応関係テーブルに熱線センサ用端末器
から送出されるパターン制御用アドレスと各負荷との対
応関係を格納したことを特徴とし、請求項1の発明の作
用に加えて、熱線センサ用端末器を用いて負荷をパター
ン制御することができ、従来の個別制御のシステム構成
と同程度の簡単な構成で所望の制御を行うことが可能と
なる。
【0026】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、人体検出信号の入力時に監視データを送出する際に
使用するアドレスと、所定の動作保持時間が経過した時
に監視データを送出する際に使用するアドレスの何れか
一方のみをアドレス記憶部に記憶可能とすることを特徴
とし、請求項2の発明の作用に加えて、人体検出信号入
力時あるいは所定の動作保持時間経過時の何れか一方の
みに負荷を制御することができ、制御対象負荷の種類や
用途の拡大が図れる。
【0027】請求項4の発明は、請求項1又は2又は3
の発明において、外部のアドレス設定器から与えられる
アドレス設定用のデータを取り込む手段を熱線センサ用
端末器に設けたことを特徴とし、請求項1又は2又は3
の発明の作用に加えて、アドレスデータの設定作業を容
易に行うことができる。
【0028】請求項5の発明は、請求項2又は3又は4
の発明において、負荷として照明負荷が接続されるとと
もに伝送信号により照明負荷の光出力レベルが指示され
ると指示された光出力レベルで照明負荷を調光点灯させ
る調光用制御端末器を信号線により伝送制御装置に接続
し、熱線センサ用端末器のアドレス記憶部に記憶される
人体検出信号入力時のパターン制御用アドレス及び動作
保持時間経過時のパターン制御用アドレスと、調光用制
御端末器が照明負荷を調光点灯する調光レベルとの対応
関係を伝送制御装置の対応関係テーブルに格納したこと
を特徴とし、請求項2又は3又は4の発明の作用に加え
て、例えば、検知エリア内に人がいないときには照明負
荷を低い調光レベルで調光点灯させておき、人が検知エ
リア内に進入したら照明負荷を高い調光レベルで調光点
灯させるとともに人が検知エリアからいなくなってから
動作保持時間の経過後に照明負荷を再び上記低い調光レ
ベルで調光点灯するようなシステムが、従来のシステム
構成と同程度の簡単な構成で実現することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】本実施形態のシステム構成例を図
1に示す。但し、基本的な構成並びに動作は従来例と共
通であるから、共通する部分については同一の符号を付
して説明を省略する。
【0030】本実施形態における熱線センサ用端末器1
1,12は同一構成のものであって、図2に示すように専
用の信号線Lxを介して熱線センサ子器41と接続され
て熱線センサ子器41からの人体検出信号が入力される
子器接続部2と、CPUを主構成要素とし、熱線センサ
子器41から得られる人体検出信号に基づいて監視デー
タを作成する演算処理部3と、監視データを信号線Ls
に送出するとともに伝送制御装置30から送信されてく
るデータを信号線Lsから受け取る伝送信号送受信部4
と、アドレスデータを記憶するアドレス記憶部5と、動
作保持時間を設定する動作保持時間設定部6と、後述す
るワイヤレスアドレス設定器(図示せず)との間で光ワ
イヤレス信号を送受信するための受光素子7a及び発光
素子7bを具備した光ワイヤレス信号送受信部7と、必
要に応じて照度センサ42が接続され、照度センサ42
の検出信号が入力される照度センサ接続部8と、リモコ
ントランス50の交流出力(AC24V)から上記各部
の動作電源を作成する電源部9とを備えている。
【0031】また、図3に示すように、熱線センサ用端
末器112は分電盤に取り付けられるJIS協約寸法の
本体1aを備えており、本体1aの前面には、熱線セン
サ子器41からの信号線Lxが接続される接続端子1b
と、照度センサ42からの信号線が接続される接続端子
1cと、多重伝送に用いる2線式の信号線Lsが接続さ
れる接続端子1dと、動作保持時間設定部6にて設定さ
れる動作保持時間を調整するための操作ハンドル6a
と、光ワイヤレス信号送受信部7の受光素子7a及び発
光素子7bを外部に臨ませる透光窓1e並びに透光窓1
eの前面を覆う透光カバー1fと、光ワイヤレス信号の
受信中を表示するために点灯される受信表示ランプ1g
と、操作端末器31の熱線センサ入/切用スイッチSb
によって熱線センサ用端末器40の機能を入/切可能と
するモードと入/切不可能とするモードを切り換えるた
めのモード切換スイッチ1hと、リモコントランス50
に接続される電源端子1iとが配設されており、本体1
a内にはプリント基板に回路部品が実装されて実現され
た上記各部2〜9が納装されている。
【0032】ところで、本実施形態においても操作側
(監視側)と制御側の端末器とはアドレスの対応付けを
行ってその対応関係テーブルを伝送制御装置30に登録
し、且つ各端末器の機能を登録する点は従来と同様であ
る。ここに、操作側(監視側)と制御側とで対応付けら
れているアドレスを同じ値に設定すると対応関係がわか
りやすいから、その意味でチャンネルという概念を用
い、一対一に対応する操作側(監視側)と制御側とは同
一チャンネルに設定されるものとする。また、このよう
に同一チャンネル(アドレス)では負荷番号の指定によ
り4つの負荷が制御可能となっており、例えば、「0−
1」という表記は「0」チャンネルの「1」番目の負荷
という意味である。また、複数の負荷を一括制御するパ
ターン制御並びにグループ制御を行う場合には、上述の
ようなチャンネルと負荷番号から成るアドレス(以下、
「個別制御用アドレス」と呼ぶ)とは異なり、パターン
制御を示す「P」又はグループ制御を示す「G」と、パ
ターン番号又はグループ番号とから成るパターン制御用
アドレス及びグループ制御用アドレスが対応関係テーブ
ルに登録される。例えば、「G−1」という表記は1番
目のグループ制御という意味であり、操作側(監視側)
と制御側とで同一のグループ制御用アドレス「G−1」
が設定される。この場合、「G−1」というグループ制
御用アドレスが設定される操作側(監視側)の端末器か
ら操作データ(監視データ)が伝送制御装置30に返送
されると、対応関係テーブルに「G−1」というグルー
プ制御用アドレスが設定されている制御側の端末器に対
して同一の制御データ(例えば、照明負荷Lを点灯又は
消灯するための制御データ)が送信され、この制御デー
タを受信した制御側の端末器がそれぞれ負荷を制御する
ことで複数の負荷を同一の制御状態にすることができ
る。
【0033】また、「P−1」という表記は1番目のパ
ターン制御という意味であり、操作側(監視側)と制御
側とで同一のパターン制御用アドレス「P−1」が設定
される。この場合、「P−1」というパターン制御用ア
ドレスが設定される操作側(監視側)の端末器から操作
データ(監視データ)が伝送制御装置30に返送される
と、対応関係テーブルに「P−1」というパターン制御
用アドレスが設定されている制御側の端末器に対して
は、予め各負荷毎に個別に設定されている制御状態とす
るための制御データ(例えば、複数の照明負荷Lに対し
て個々に調光レベルを指定して調光点灯するための制御
データ)が送信され、この制御データを受信した制御側
の端末器がそれぞれ負荷を制御することで複数の負荷を
予め設定した制御状態にすることができる。
【0034】而して本実施形態における熱線センサ用端
末器11,12では、上記3種類のアドレス(個別制御用
アドレス、パターン制御用アドレス並びにグループ制御
用アドレス)がアドレス記憶部5に選択自在に記憶され
るようにしてあり、しかも、人体検出信号の入力時に監
視データを送出する際に使用するアドレス並びに所定の
動作保持時間が経過した時に監視データを送出する際に
使用するアドレスを、前記個別制御用アドレス、パター
ン制御用アドレス並びにグループ制御用アドレスの中か
ら任意に選択可能としてある。さらに、一方の熱線セン
サ用端末器11で他方の熱線センサ用端末器12の動作状
態をモニタ手段たる演算処理部3によってモニタするた
めに、他方の熱線センサ用端末器12に設定されている
個別制御用アドレス又はグループ制御用アドレスと同一
のアドレスが連動用アドレスとして設定可能としてあ
る。
【0035】ここで、上記各アドレスは図示しないワイ
ヤレスアドレス設定器を使って設定される。ワイヤレス
アドレス設定器は従来周知であって、テンキー等を有す
るデータ入力手段、データを表示する液晶ディスプレイ
のような表示手段、光ワイヤレス信号を送受信する送受
信手段等で構成される。図4はワイヤレスアドレス設定
器の表示部に表示される画面Wを表しており、一番左の
縦の列にはアドレスの種類、すなわち個別制御用アドレ
スを示す「個別」、グループ制御用アドレスを示す
「G」又はパターン制御用アドレスを示す「P」が表示
され、その右隣りの縦の列にはチャンネルと負荷番号又
はグループ番号やパターン番号が表示される。本実施形
態の熱線センサ用端末器11,12においては、2つ乃至
4つのアドレスをアドレス記憶部5に設定することがで
きるようになっており、図4に示す画面W内の横の各段
が上記アドレスに対応している。ここで、1段目のアド
レスには上記3種類のアドレスの何れでも設定可能であ
るが、パターン制御用アドレスが設定された場合には人
体検出信号の入力時に監視データを送出する際に使用す
るアドレスとなる。また、2段目のアドレスにはパター
ン制御用アドレスが設定可能であり、パターン制御用ア
ドレスが設定された場合には動作保持時間が経過した時
に監視データを送出する際に使用するアドレスとなる。
但し、図5に示すように1段目に個別制御用アドレス又
はグループ制御用アドレスが設定されている場合にの
み、操作端末器31の熱線センサ入/切用スイッチSb
に対応する個別制御用アドレスが設定可能となる。ま
た、3段目のアドレスには、操作端末器31の熱線セン
サ入/切用スイッチSbに対応する個別制御用アドレス
のみが設定可能であり、4段目のアドレスには上記連動
用アドレスに相当する個別制御用アドレス又はグループ
制御用アドレスのみが設定可能である。
【0036】次に、図4〜図7及び図8のフローチャー
トを参照して、ワイヤレスアドレス設定器を使って熱線
センサ用端末器1にアドレスデータを設定する手順を説
明する。まず、ワイヤレスアドレス設定器の受発光部を
熱線センサ用端末器11,12の透光窓1eに近接させた
状態で、光ワイヤレス信号によりアドレス記憶部5の内
容をワイヤレスアドレス設定器によって確認し(S
1)、上記受発光部を透光窓1eから離した状態で液晶
ディスプレイから成る表示部を見ながらテンキー等を使
って所望のアドレス入力を行う(S2)。そして、ワイ
ヤレスアドレス設定器におけるアドレス入力が完了すれ
ば、再度ワイヤレスアドレス設定器の受発光部を熱線セ
ンサ用端末器1の透光窓1eに近接させた状態で、光ワ
イヤレス信号により設定内容のデータを送信して設定を
開始する(S3)。熱線センサ用端末器11,12の側で
は、上記データを光ワイヤレス信号送受信部7で受信し
て演算処理部3に取り込み、上記データに従って1段目
〜4段目のアドレスデータを演算処理部3がアドレス記
憶部5に格納する。ここで、演算処理部3では、1段目
のアドレスデータの内容を調べ(S4)、1段目のアド
レスデータがパターン制御用アドレスであるか又は設定
無しの場合に2段目のアドレスデータの内容を調べ(S
5)、2段目のアドレスデータが個別制御用アドレス又
はグループ制御用アドレスである場合には、光ワイヤレ
ス信号送受信部7からワイヤレスアドレス設定器に対し
て設定エラーを表すデータを送信し(S6)、ワイヤレ
スアドレス設定器の表示部に設定不良の表示がされる
(S7)。また、2段目のアドレスデータがパターン制
御用アドレス又は設定無しの場合には、演算処理部3が
3段目のアドレスデータの内容を調べ(S8)、3段目
のアドレスデータがパターン制御用アドレス又はグルー
プ制御用アドレスである場合に、光ワイヤレス信号送受
信部7からワイヤレスアドレス設定器に対して設定エラ
ーを表すデータを送信し(S9)、ワイヤレスアドレス
設定器の表示部に設定不良の表示がされる(S7)。さ
らに、3段目のアドレスデータが個別制御用アドレス又
は設定無しの場合には、演算処理部3が4段目のアドレ
スデータの内容を調べ(S10)、4段目のアドレスデ
ータがパターン制御用アドレスである場合に、光ワイヤ
レス信号送受信部7からワイヤレスアドレス設定器に対
して設定エラーを表すデータを送信し(S12)、ワイ
ヤレスアドレス設定器の表示部に設定不良の表示がされ
る(S7)。また、4段目のアドレスデータが個別制御
用アドレス、グループ制御用アドレス又は設定無しの場
合にはアドレスデータが正しく設定されていることか
ら、演算処理部3は設定されたアドレスデータの内容を
アドレス記憶部5に格納するとともに、光ワイヤレス信
号送受信部7からワイヤレスアドレス設定器に対して設
定完了を表すデータを送信して、ワイヤレスアドレス設
定器の表示部に設定完了の表示がされる(S11)。一
方、1段目のアドレスデータが個別制御用アドレス又は
グループ制御用アドレスの場合に2段目のアドレスデー
タの内容を調べ(S13)、2段目のアドレスデータが
パターン制御用アドレス又はグループ制御用アドレスで
ある場合には、光ワイヤレス信号送受信部7からワイヤ
レスアドレス設定器に対して設定エラーを表すデータを
送信し、ワイヤレスアドレス設定器の表示部に設定不良
の表示がされる(S7)。また、2段目のアドレスデー
タが個別制御用アドレス又は設定無しの場合には、ステ
ップS10以降の処理が演算処理部3で行われる。
【0037】上述のように熱線センサ用端末器11,12
のアドレス記憶部5にアドレスを記憶させる場合に、従
来と同様にワイヤレスアドレス設定器を使って1段目〜
4段目のアドレスデータを順番に設定し、人体検出信号
の入力時に監視データを送出する際に使用するアドレス
(1段目のアドレス)と、所定の動作保持時間が経過し
た時に監視データを挿入する際に使用するアドレス(2
段目のアドレス)とを順番に記憶させるため、従来構成
におけるアドレスの設定方法に慣れたユーザが容易にア
ドレスの設定を行うことができるという利点がある。
【0038】次に、本実施形態の実際の動作例、例え
ば、2台の熱線センサ用端末器11,12の何れの検知エ
リア内にも人がいないときには照明負荷Lを低い調光レ
ベルで調光点灯させておき、人が少なくとも何れか一方
の検知エリア内に進入したら照明負荷Lを高い調光レベ
ルで調光点灯させるとともに、人が何れの検知エリアか
らもいなくなってから動作保持時間の経過後に照明負荷
Lを再び上記低い調光レベルで調光点灯するような場合
について説明する。このような動作を行う場合、一方の
熱線センサ用端末器11(以下、「マスタ側の熱線セン
サ用端末器」と呼ぶ)においては、図4(a)に示すよ
うに1段目に「P−1」というパターン制御用アドレス
が設定されるとともに2段目に「P−2」というパター
ン制御用アドレスが設定され、3段目に操作端末器31
の熱線センサ入/切用スイッチSbに対応する個別制御
用アドレスが設定されるとともに、4段目には連動用ア
ドレスとしての個別制御用アドレス(例えば、「0−
2」)が設定される。ここで、この個別制御用アドレス
「0−2」は、同図(b)に示すように他方の熱線セン
サ用端末器12(以下、「スレーブ側の熱線センサ用端
末器」と呼ぶ)の1段目に設定される個別制御用アドレ
スと共通である。なお、3台目の熱線センサ用端末器を
追加する場合には、同図(c)に示すように3台目の熱
線センサ用端末器の1段目に設定される個別制御用アド
レス「0−3」が、同図(b)に示すように連動用アド
レスとしてスレーブ側の熱線センサ用端末器12におけ
る4段目のアドレスに設定される。また、4台目以降の
熱線センサ用端末器を増設する場合には、後の熱線セン
サ用端末器の1段目に設定される個別制御用アドレス
(グループ制御用アドレスでも良い)を連動用アドレス
に設定すればよい。
【0039】一方、照明負荷Lを制御する調光用制御端
末器33においても、マスタ側の熱線センサ用端末器1
1と同一のパターン制御用アドレス「P−1」、「P−
2」が設定される。さらに、パターン制御の制御内容を
設定するための端末器(この端末器の構成は従来周知で
あるから説明を省略する。)を使って、各パターン制御
用アドレス「P−1」、「P−2」の制御内容を伝送制
御装置30の対応関係テーブルに登録する。例えば、
「P−1」のパターン制御用アドレスには照明負荷Lを
30%の調光レベルで点灯させる制御内容を対応付け、
「P−2」のパターン制御用アドレスには照明負荷Lを
90%の調光レベルで点灯させる制御内容を対応付ける
こととする。また、照明負荷Lを点滅させるために、操
作端末器31の点滅用スイッチSaとリレー内蔵型制御
端末器37に共通に設定された個別制御用アドレスに対
して、リレー内蔵型制御端末器37の内蔵リレーをオン
・オフすることで照明負荷Lを点滅(点灯/消灯)させ
る制御内容を対応付ける。さらに、操作端末器31の熱
線センサ入/切用スイッチSbとマスタ側の熱線センサ
用端末器11の3段目に共通に設定されている個別制御
用アドレスに対して、熱線センサ用端末器11の機能を
入/切する制御内容を対応付ける。
【0040】上述の制御内容が伝送制御装置30の対応
関係テーブルに登録された後、本システムは以下のよう
に動作する。
【0041】図9に示すように、時刻t=t0に検知エ
リア内に人が進入して熱線センサ子器41で検出され、
人体検出信号がマスタ側の熱線センサ用端末器11の子
器接続部2に入力されると、演算処理部3がそれに対応
した監視データ(アドレス記憶部5の1段目に格納され
ている「P−2」のパターン制御用アドレス)を伝送制
御装置30に返送し、監視データを受信した伝送制御装
置30が対応関係テーブルを参照して上記「P−2」の
パターン制御用アドレスに対応付けられている制御内容
に従って調光用制御端末器33に制御データを伝送する
と、調光用制御端末器33が照明負荷Lに対して調光レ
ベルを90%とする調光出力を出力して照明負荷Lを調
光点灯させる。ここで、時刻t=t0以前には調光用制
御端末器33が「P−1」の制御内容に従って調光レベ
ルを30%とする調光出力を照明負荷Lに与えて照明負
荷Lを調光点灯させている。また、演算処理部3は人体
検出信号が入力された時点から動作保持時間Tのカウン
トを開始し、カウント中に再度人体検出信号が入力され
た場合には動作保持時間Tのカウントをリトリガする
(時刻t=t1)。そして、動作保持時間Tのカウント
が終了すると演算処理部3はそれに対応した監視データ
(アドレス記憶部5の2段目に格納されている「P−
1」のパターン制御用アドレス)を伝送制御装置30に
返送し、監視データを受信した伝送制御装置30が対応
関係テーブルを参照して上記「P−1」のパターン制御
用アドレスに対応付けられている制御内容に従って調光
用制御端末器33に制御データを伝送すると、調光用制
御端末器33が照明負荷Lに対して調光レベルを30%
とする調光出力を与えて照明負荷Lを30%の調光レベ
ルで調光点灯させる(時刻t=t2)。
【0042】ところで、スレーブ側の熱線センサ用端末
器12に接続された熱線センサ用子器41の検知エリア
内に人が進入して人体検出信号がスレーブ側の熱線セン
サ用端末器12の子器接続部2に入力された場合、スレ
ーブ側の熱線センサ用端末器12の演算処理部3がそれ
に対応した監視データ(図4(b)に示すようにアドレ
ス記憶部5の1段目に格納されている「0−2」の個別
制御用アドレスデータ)を伝送制御装置30に返送し、
監視データを受信した伝送制御装置30が対応関係テー
ブルを参照して上記「0−2」の個別制御用アドレスに
対応付けられている制御内容に従った制御データ(負荷
オンを表すデータ)をマスタ側の熱線センサ用端末器1
1に伝送する。この制御データを受信したマスタ側の熱
線センサ用端末器11の演算処理部3では、自己の動作
保持時間Tをカウントしている間でなければ、上述のよ
うに熱線センサ用子器41からの人体検出信号が子器接
続部2に入力された場合と同様の処理を行う。また、図
10に示すようにマスタ側の熱線センサ用端末器11
演算処理部3が自己の動作保持時間Tをカウントしてい
るときに上記制御データを受け取った場合には監視デー
タを送信する処理を行わない。そして、マスタ側の熱線
センサ用端末器11の演算処理部3が動作保持時間Tの
カウントを終了した時点でスレーブ側の熱線センサ用端
末器12が負荷をオンさせる状態(スレーブ側の熱線セ
ンサ用端末器12の演算処理部3が動作保持時間Tをカ
ウントしている状態)であれば、マスタ側の熱線センサ
用端末器11の演算処理部3は、自己の動作保持時間T
が経過した時点の処理(パターン制御用アドレス「P−
1」を伝送制御装置30に返送する処理)を行わない。
【0043】而して、スレーブ側の熱線センサ用端末器
2の演算処理部3が動作保持時間Tのカウントを完了
してそれに対応した監視データを伝送制御装置30に返
送し、伝送制御装置30が対応関係テーブルを参照して
制御データ(負荷オフを表すデータ)をマスタ側の熱線
センサ用端末器11に伝送すると、マスタ側の熱線セン
サ用端末器11の演算処理部3は監視データ(アドレス
記憶部5の2段目に格納されている「P−1」のパター
ン制御用アドレス)を伝送制御装置30に返送し、監視
データを受信した伝送制御装置30が対応関係テーブル
を参照して上記「P−1」のパターン制御用アドレスに
対応付けられている制御内容に従って調光用制御端末器
33に制御データを伝送すると、調光用制御端末器33
が照明負荷Lに対して調光レベルを30%とする調光出
力を与えて照明負荷Lを30%の調光レベルで調光点灯
させる。
【0044】すなわち、マスタ側の熱線センサ用端末器
1の演算処理部3が連動用アドレスを用いてスレーブ
側の熱線センサ用端末器12の動作状態をモニタしてお
り、例え自己の動作保持時間Tが経過してもスレーブ側
の熱線センサ用端末器12の動作保持時間Tが経過する
までは監視データの送信処理を行わないため、複数台の
熱線センサ用端末器11,12を用いて同一の照明負荷L
を制御する場合に従来例のような不具合が生じることが
無く、所望の動作を行わせることができる。
【0045】ところで、図9に示すように操作端末器3
1の熱線センサ入/切用スイッチSbがオン操作される
と(時刻t=t3)、操作端末器31からそれに対応し
た操作データを伝送制御装置30に伝送し、伝送制御装
置30が対応関係テーブルを参照してマスタ側の熱線セ
ンサ用端末器11の機能をオフする制御データを伝送す
ると、マスタ側の熱線センサ用端末器11では人体検出
信号が入力されるか又はスレーブ側の熱線センサ用端末
器12から負荷をオンする監視データを伝送制御装置3
0に返送しても、伝送制御装置30に対して監視データ
を返送するための処理を行わない(時刻t=t4)。そ
して、熱線センサ入/切用スイッチSbがオフ操作され
ると(時刻t=t5)、操作端末器31からそれに対応
した操作データを伝送制御装置30に伝送し、伝送制御
装置30が対応関係テーブルを参照してマスタ側の熱線
センサ用端末器11の機能をオンする制御データを伝送
すると、マスタ側の熱線センサ用端末器11では人体検
出信号の入力又はスレーブ側の熱線センサ用端末器12
の動作状態に応じて、伝送制御装置30に対して監視デ
ータを返送するための処理を行い、「P−2」のパター
ン制御用アドレスを伝送制御装置30に返送することで
照明負荷Lを90%の調光レベルで調光点灯させる(時
刻t=t6)。ここで、操作端末器31の点滅用スイッ
チSaが操作されると、操作端末器31からそれに対応
した操作データを伝送制御装置30に伝送し、伝送制御
装置30が対応関係テーブルを参照してリレー内蔵型制
御端末器37に制御データを伝送し、リレー内蔵型制御
端末器37では内蔵のリレーをオフすることで交流電源
ACからの給電をオフして照明負荷Lを消灯させる(時
刻t=t7)。さらに、照明負荷Lが消灯している状態
で点滅用スイッチSaが操作されると、操作端末器31
からそれに対応した操作データを伝送制御装置30に伝
送し、伝送制御装置30が対応関係テーブルを参照して
リレー内蔵型制御端末器37に制御データを伝送し、リ
レー内蔵型制御端末器37では内蔵のリレーをオンする
ことで交流電源ACからの給電をオンして照明負荷Lを
全点灯させる(時刻t=t8)。
【0046】次に、本実施形態の他の動作例、例えば検
知エリア内に人が検出されたときに照明負荷Lを所定の
調光レベルで調光点灯させるような場合について説明す
る。このような動作を行う場合、マスタ側の熱線センサ
用端末器11においては、図6に示すように1段目に
「P−2」というパターン制御用アドレスが設定される
とともに2段目にはアドレスデータが設定されず、3段
目に操作端末器31の熱線センサ入/切用スイッチSb
に対応する個別制御用アドレスが設定され、4段目には
連動用アドレスが設定される。また、照明負荷Lを制御
する調光用制御端末器33においても、同一のパターン
制御用アドレス「P−2」が設定される。さらに、パタ
ーン制御の制御内容を設定するための端末器を使って、
パターン制御用アドレス「P−2」の制御内容を伝送制
御装置30の対応関係テーブルに登録する。例えば、
「P−2」のパターン制御用アドレスには照明負荷Lを
90%の調光レベルで点灯させる制御内容を対応付ける
こととする。また、照明負荷Lを点滅させるために、操
作端末器31の点滅用スイッチSaとリレー内蔵型制御
端末器37に共通に設定された個別制御用アドレスに対
して、リレー内蔵型制御端末器37の内蔵リレーをオン
・オフすることで照明負荷Lを点滅(点灯/消灯)させ
る制御内容を対応付けるとともに、操作端末器31の熱
線センサ入/切用スイッチSbと熱線センサ用端末器1
の3段目に共通に設定されている個別制御用アドレスに
対して、マスタ側の熱線センサ用端末器11の機能を入
/切する制御内容を対応付ける点、並びにスレーブ側の
熱線センサ用端末器12に対するアドレスの設定内容は
先の動作例と共通である。
【0047】上述の制御内容が伝送制御装置30の対応
関係テーブルに登録された後、本システムは以下のよう
に動作する。
【0048】図11に示すように、時刻t=t0に検知
エリア内に人が進入して熱線センサ子器41で検出さ
れ、人体検出信号がマスタ側の熱線センサ用端末器11
の子器接続部2に入力されると、演算処理部3がそれに
対応した監視データ(アドレス記憶部5の1段目に格納
されている「P−2」のパターン制御用アドレス)を伝
送制御装置30に返送し、監視データを受信した伝送制
御装置30が対応関係テーブルを参照して上記「P−
2」のパターン制御用アドレスに対応付けられている制
御内容に従って調光用制御端末器33に制御データを伝
送すると、調光用制御端末器33が照明負荷Lに対して
調光レベルを90%とする調光出力を出力して照明負荷
Lを調光点灯させる。ここで、時刻t=t0以前の照明
負荷Lの状態は何であっても良い。そして、時刻t=t
0以降、人体検出信号が入力される毎にマスタ側の熱線
センサ用端末器11から監視データが伝送制御装置30
に返送されるが、他の要因によって照明負荷Lの状態が
変更されない限りは上記「P−2」のパターン制御、す
なわち、90%の調光レベルでの調光点灯状態が継続さ
れる。なお、図示は省略しているが、スレーブ側の熱線
センサ用端末器12に接続されている熱線センサ用子器
41で人が検出された場合も、スレーブ側の熱線センサ
用端末器12の動作状態をモニタしているマスタ側の熱
線センサ用端末器11の演算処理部3が上述と同様にパ
ターン制御用アドレス「P−2」を伝送制御装置30に
返送する処理を行う。
【0049】一方、操作端末器31の熱線センサ入/切
用スイッチSbがオン操作されると(時刻t=t1)、
操作端末器31からそれに対応した操作データを伝送制
御装置30に伝送し、伝送制御装置30が対応関係テー
ブルを参照してマスタ側の熱線センサ用端末器11の機
能をオフする制御データを伝送すると、マスタ側の熱線
センサ用端末器11では人体検出信号が入力されるか又
はスレーブ側の熱線センサ用端末器12から負荷をオン
する監視データを伝送制御装置30に返送しても、伝送
制御装置30に対して監視データを返送するための処理
を行わない。そして、熱線センサ入/切用スイッチSb
がオフ操作されると(時刻t=t2)、操作端末器31
からそれに対応した操作データを伝送制御装置30に伝
送し、伝送制御装置30が対応関係テーブルを参照して
マスタ側の熱線センサ用端末器1 1の機能をオンする制
御データを伝送すると、マスタ側の熱線センサ用端末器
1では人体検出信号の入力又はスレーブ側の熱線セン
サ用端末器12の動作状態に応じて、伝送制御装置30
に対して監視データを返送するための処理を行う。ここ
で、操作端末器31の点滅用スイッチSaが操作される
と、操作端末器31からそれに対応した操作データを伝
送制御装置30に伝送し、伝送制御装置30が対応関係
テーブルを参照してリレー内蔵型制御端末器37に制御
データを伝送し、リレー内蔵型制御端末器37では内蔵
のリレーをオフすることで交流電源ACからの給電をオ
フして照明負荷Lを消灯させる(時刻t=t3)。さら
に、照明負荷Lが消灯している状態で点滅用スイッチS
aが操作されると、操作端末器31からそれに対応した
操作データを伝送制御装置30に伝送し、伝送制御装置
30が対応関係テーブルを参照してリレー内蔵型制御端
末器37に制御データを伝送し、リレー内蔵型制御端末
器37では内蔵のリレーをオンすることで交流電源AC
からの給電をオンして照明負荷Lを全点灯させる(時刻
t=t4)。
【0050】なお、説明は省略するが、図5に示すよう
に1段目に「G−10」というグループ制御用アドレス
を設定するとともに2段目に操作端末器31の熱線セン
サ入/切用スイッチSbに対応する個別制御用アドレス
を設定し、さらに4段目に連動用アドレスを設定して、
検知エリア内に人が検出されたときにグループ制御用ア
ドレス「G−10」に対応づけれれた複数の照明負荷L
を一括して点灯させるとともに人が検知エリアからいな
くなってから動作保持時間の経過後に上記複数の照明負
荷Lを一括して消灯させるような動作を複数台の熱線セ
ンサ用端末器1 1,12を用いて行ったり、あるいは、図
7に示すように1段目にはアドレスデータを設定せず、
2段目に「P−2」というパターン制御用アドレスを設
定し、3段目に操作端末器31の熱線センサ入/切用ス
イッチSbに対応する個別制御用アドレスを設定し、さ
らに4段目に連動用アドレスを設定して、検知エリア内
に人が検出されてから動作保持時間の経過後にパターン
制御用アドレス「P−1」に対応付けられた照明負荷L
を所定の調光レベルで調光点灯させるような動作を複数
台の熱線センサ用端末器11,12を用いて行うことも勿
論可能である。また、従来例で説明したようにマスタ側
及びスレーブ側の熱線センサ用端末器11,12に照度セ
ンサを接続したシステム構成とすることも可能である。
【0051】上述のように構成される熱線センサ用端末
器11,12を用いてシステムを構成することにより、従
来の個別制御のシステム構成と同程度の簡単な構成で所
望の制御、例えば、検知エリア内に人がいないときには
照明負荷Lを低い調光レベルで調光点灯させておき、人
が検知エリア内に進入したら照明負荷Lを高い調光レベ
ルで調光点灯させるとともに人が検知エリアからいなく
なってから動作保持時間の経過後に照明負荷Lを再び上
記低い調光レベルで調光点灯するような制御を行うこと
が可能となる。
【0052】ところで、本実施形態のシステムにおいて
は、端末器の器体内に熱線センサを内蔵して検知エリア
の天井面などに埋込配設される熱線センサ用端末器11
を用いても良い。この熱線センサ用端末器11は、図1
2に示すように焦電素子を具備する熱線センサ部12及
び信号線Lsを通して伝送される伝送信号を全波整流し
て各部の動作電源を作成する電源部13とを備えるとと
もに、上述の熱線センサ用端末器1に対して照度センサ
接続部8及び電源部9を備えていない点で異なり、その
他の回路構成は共通である。
【0053】この熱線センサ用端末器11は、図13〜
図16に示すように合成樹脂により略円盤状のフランジ
部14a、並びにフランジ部14aの上面略中央から突
出する収納部14bから成る器体14を備え、収納部1
4b内にはプリント基板に回路部品が実装されて実現さ
れた上記各部2〜13が納装されている。またフランジ
部14aの下面中央からは、検知エリアからの熱線を熱
線センサ部12の焦電素子に集光するための半球状のレ
ンズ15が突出しており、熱線センサ部12並びにレン
ズ15は器体14に対して回動自在に配設されている。
また、フランジ部14aの下面には、図12に示すよう
に動作保持時間設定部6にて設定される動作保持時間を
調整するための操作ハンドル6aと、光ワイヤレス信号
送受信部7の受光素子7a及び発光素子7bを外部に臨
ませる透光窓14c並びに透光窓14cの前面を覆う透
光カバー14dとが配設され、図14に示すように中心
部にレンズ15が挿通される開口部16aを有して略円
盤状に形成された化粧プレート16が被着される。一
方、収納部14bの上面には、図15に示すように熱線
センサ子器41からの信号線Lxが接続される接続端子
14eと、多重伝送に用いる2線式の信号線Lsが接続
される接続端子14fとが配設されている。また、フラ
ンジ部14aの上面には取付具17,17が取り付けら
れており、図16に示すようにフランジ部14aの上面
を天井材イの表面に当接するようにして天井材イに設け
られた埋込孔ロに器体14の収納部14bを埋め込んだ
状態で、フランジ部14aの下面側に臨む取付具17の
固定ねじ17aを締め付ければ、固定ねじ17aの先端
部に螺着されている固定片17bが取付具17の本体1
7cから出て固定ねじ17bに沿って天井材イの方へ下
降し、フランジ部14aと固定片17bとで天井材イを
挟持することで器体14が天井材イに固定されるように
なっている。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明は、信号線を通して伝送
される伝送信号に含まれるアドレスデータが予め設定さ
れているアドレスに一致するとその伝送信号に含まれる
制御データに従って負荷を制御する制御端末器と、検知
エリア内の人の存否を検出する熱線センサの人体検出信
号を監視して人体検出信号の入力時及び人体検出信号が
入力されてから所定の動作保持時間が経過した時に監視
データを伝送信号に設けた信号返送期間に同期して信号
線に送出する熱線センサ用端末器と、アドレスデータを
含む伝送信号を信号線に送出し時分割多重伝送方式で制
御端末器及び熱線センサ用端末器との間でデータを授受
する伝送制御装置とを備え、熱線センサ用端末器は、人
体から放射される熱線により検知エリア内の人の存否を
検出する熱線センサと、熱線センサから得られる人体検
出信号に基づいて監視データを作成する演算処理部と、
監視データを信号線に送出するとともに伝送制御装置か
ら送信されてくるアドレスデータを信号線から受け取る
伝送信号送受信部と、制御端末器のアドレスに一対一に
対応付けられる個別制御用アドレス、1対多に対応付け
られる一括制御用のアドレスであって各負荷を同じ制御
状態にするグループ制御用アドレス並びに他の熱線セン
サ用端末器に設定される個別制御用アドレス又はグルー
プ制御用アドレスと共通の連動用アドレスを選択自在に
記憶するアドレス記憶部と、連動用アドレスに対して送
信される制御データに基づいて他の熱線センサ用端末器
の動作状態をモニタするモニタ手段とを具備し、伝送制
御装置は熱線センサ用端末器から送出される個別制御用
アドレス並びにグループ制御用アドレスと各負荷との対
応関係を格納した対応関係テーブルを備えるので、モニ
タ手段によって他の熱線センサ用端末器の状態、すなわ
ち検知エリア内に人の存在を検出しているか否か並びに
動作保持時間が経過しているか否かといったことがモニ
タできるため、他の熱線センサ用端末器によって負荷の
制御が中断させられることが無く、複数台の熱線センサ
用端末器で共通の負荷を制御する場合に所望の動作を行
わせることができるという効果がある。
【0055】請求項2の発明は、熱線センサ用端末器の
アドレス記憶部には、制御端末器のアドレスに1対多に
対応付けられる一括制御用のアドレスであって各負荷を
予め設定した制御状態にするパターン制御用アドレスが
選択自在に記憶されるとともに、人体検出信号の入力時
に監視データを送出する際に使用するアドレス並びに所
定の動作保持時間が経過した時に監視データを送出する
際に使用するアドレスを前記個別制御用アドレス、パタ
ーン制御用アドレス並びにグループ制御用アドレスの中
から任意に選択可能であり、伝送制御装置の対応関係テ
ーブルに熱線センサ用端末器から送出されるパターン制
御用アドレスと各負荷との対応関係を格納したので、請
求項1の発明の効果に加えて、熱線センサ用端末器を用
いて負荷をパターン制御することができ、従来の個別制
御のシステム構成と同程度の簡単な構成で所望の制御を
行うことが可能となるという効果がある。
【0056】請求項3の発明は、人体検出信号の入力時
に監視データを送出する際に使用するアドレスと、所定
の動作保持時間が経過した時に監視データを送出する際
に使用するアドレスの何れか一方のみをアドレス記憶部
に記憶可能とするので、請求項2の発明の効果に加え
て、人体検出信号入力時あるいは所定の動作保持時間経
過時の何れか一方のみに負荷を制御することができ、制
御対象負荷の種類や用途の拡大が図れるという効果があ
る。
【0057】請求項4の発明は、外部のアドレス設定器
から与えられるアドレス設定用のデータを取り込む手段
を熱線センサ用端末器に設けたので、請求項1又は2又
は3の発明の効果に加えて、アドレスデータの設定作業
を容易に行うことができるという効果がある。
【0058】請求項5の発明は、負荷として照明負荷が
接続されるとともに伝送信号により照明負荷の光出力レ
ベルが指示されると指示された光出力レベルで照明負荷
を調光点灯させる調光用制御端末器を信号線により伝送
制御装置に接続し、熱線センサ用端末器のアドレス記憶
部に記憶される人体検出信号入力時のパターン制御用ア
ドレス及び動作保持時間経過時のパターン制御用アドレ
スと、調光用制御端末器が照明負荷を調光点灯する調光
レベルとの対応関係を伝送制御装置の対応関係テーブル
に格納したので、請求項2又は3又は4の発明の効果に
加えて、例えば、検知エリア内に人がいないときには照
明負荷を低い調光レベルで調光点灯させておき、人が検
知エリア内に進入したら照明負荷を高い調光レベルで調
光点灯させるとともに人が検知エリアからいなくなって
から動作保持時間の経過後に照明負荷を再び上記低い調
光レベルで調光点灯するようなシステムが、従来のシス
テム構成と同程度の簡単な構成で実現することができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のシステム構成図である。
【図2】同上における熱線センサ用端末器の回路ブロッ
ク図である。
【図3】同上における熱線センサ用端末器を示し、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図4】同上における熱線センサ用端末器へのアドレス
設定手順を説明するための説明図である。
【図5】同上における熱線センサ用端末器へのアドレス
設定手順を説明するための説明図である。
【図6】同上における熱線センサ用端末器へのアドレス
設定手順を説明するための説明図である。
【図7】同上における熱線センサ用端末器へのアドレス
設定手順を説明するための説明図である。
【図8】同上における熱線センサ用端末器へのアドレス
設定手順を説明するための説明図である。
【図9】同上の動作説明用のタイムチャートである。
【図10】同上の動作説明用のタイムチャートである。
【図11】同上の動作説明用のタイムチャートである。
【図12】同上における熱線センサ用端末器の他の回路
ブロック図である。
【図13】同上における熱線センサ用端末器の化粧プレ
ートを取り外した状態の正面図である。
【図14】同上における熱線センサ用端末器の化粧プレ
ートの正面図である。
【図15】同上における熱線センサ用端末器の背面図で
ある。
【図16】同上における熱線センサ用端末器の天井材へ
の固定状態を示す側面断面図である。
【図17】従来の遠隔監視制御システムの一例を示すシ
ステム構成図である。
【図18】同上の動作説明図である。
【図19】従来の遠隔監視制御システムの他の例を示す
システム構成図である。
【図20】従来の遠隔監視制御システムのさらに他の例
を示すシステム構成図である。
【図21】同上の動作説明図である。
【図22】同上の動作説明図である。
【図23】同上の動作説明図である。
【図24】同上の動作説明図である。
【図25】従来の遠隔監視制御システムの別の例を示す
システム構成図である。
【図26】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
1 マスタ側の熱線センサ用端末器 12 スレーブ側の熱線センサ用端末器 30 伝送制御装置 33 調光用制御端末器 41 熱線センサ子器 L 照明負荷 Ls 信号線
フロントページの続き Fターム(参考) 3K073 AA75 AA83 AB04 BA25 BA28 CB06 CE06 CE07 CE09 CE15 CF13 CF14 CG42 CH21 CJ00 CJ01 CJ02 CJ06 CJ11 CJ22 5K048 AA16 BA07 CA06 CA07 DA02 DC04 EA14 EB01 EB02 EB03 EB10 FA07 GC02 HA01 HA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号線を通して伝送される伝送信号に含
    まれるアドレスデータが予め設定されているアドレスに
    一致するとその伝送信号に含まれる制御データに従って
    負荷を制御する制御端末器と、検知エリア内の人の存否
    を検出する熱線センサの人体検出信号を監視して人体検
    出信号の入力時及び人体検出信号が入力されてから所定
    の動作保持時間が経過した時に監視データを伝送信号に
    設けた信号返送期間に同期して信号線に送出する熱線セ
    ンサ用端末器と、アドレスデータを含む伝送信号を信号
    線に送出し時分割多重伝送方式で制御端末器及び熱線セ
    ンサ用端末器との間でデータを授受する伝送制御装置と
    を備え、熱線センサ用端末器は、人体から放射される熱
    線により検知エリア内の人の存否を検出する熱線センサ
    と、熱線センサから得られる人体検出信号に基づいて監
    視データを作成する演算処理部と、監視データを信号線
    に送出するとともに伝送制御装置から送信されてくるア
    ドレスデータを信号線から受け取る伝送信号送受信部
    と、制御端末器のアドレスに一対一に対応付けられる個
    別制御用アドレス、1対多に対応付けられる一括制御用
    のアドレスであって各負荷を同じ制御状態にするグルー
    プ制御用アドレス並びに他の熱線センサ用端末器に設定
    される個別制御用アドレス又はグループ制御用アドレス
    と共通の連動用アドレスを選択自在に記憶するアドレス
    記憶部と、連動用アドレスに対して送信される制御デー
    タに基づいて他の熱線センサ用端末器の動作状態をモニ
    タするモニタ手段とを具備し、伝送制御装置は熱線セン
    サ用端末器から送出される個別制御用アドレス並びにグ
    ループ制御用アドレスと各負荷との対応関係を格納した
    対応関係テーブルを備えることを特徴とする遠隔監視制
    御システム。
  2. 【請求項2】 熱線センサ用端末器のアドレス記憶部に
    は、制御端末器のアドレスに1対多に対応付けられる一
    括制御用のアドレスであって各負荷を予め設定した制御
    状態にするパターン制御用アドレスが選択自在に記憶さ
    れるとともに、人体検出信号の入力時に監視データを送
    出する際に使用するアドレス並びに所定の動作保持時間
    が経過した時に監視データを送出する際に使用するアド
    レスを前記個別制御用アドレス、パターン制御用アドレ
    ス並びにグループ制御用アドレスの中から任意に選択可
    能であり、伝送制御装置の対応関係テーブルに熱線セン
    サ用端末器から送出されるパターン制御用アドレスと各
    負荷との対応関係を格納したことを特徴とする請求項1
    記載の遠隔監視制御システム。
  3. 【請求項3】 人体検出信号の入力時に監視データを送
    出する際に使用するアドレスと、所定の動作保持時間が
    経過した時に監視データを送出する際に使用するアドレ
    スの何れか一方のみをアドレス記憶部に記憶可能とする
    ことを特徴とする請求項2記載の遠隔監視制御システ
    ム。
  4. 【請求項4】 外部のアドレス設定器から与えられるア
    ドレス設定用のデータを取り込む手段を熱線センサ用端
    末器に設けたことを特徴とする請求項1又は2又は3記
    載の遠隔監視制御システム。
  5. 【請求項5】 負荷として照明負荷が接続されるととも
    に伝送信号により照明負荷の光出力レベルが指示される
    と指示された光出力レベルで照明負荷を調光点灯させる
    調光用制御端末器を信号線により伝送制御装置に接続
    し、熱線センサ用端末器のアドレス記憶部に記憶される
    人体検出信号入力時のパターン制御用アドレス及び動作
    保持時間経過時のパターン制御用アドレスと、調光用制
    御端末器が照明負荷を調光点灯する調光レベルとの対応
    関係を伝送制御装置の対応関係テーブルに格納したこと
    を特徴とする請求項2又は3又は4記載の遠隔監視制御
    システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014089924A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Panasonic Corp 照明制御システム
US9129518B2 (en) 2011-08-24 2015-09-08 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Device control system, wireless control apparatus, and computer readable recording medium

Cited By (2)

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US9129518B2 (en) 2011-08-24 2015-09-08 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Device control system, wireless control apparatus, and computer readable recording medium
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