JP3513958B2 - 動力制御システム - Google Patents

動力制御システム

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JP3513958B2
JP3513958B2 JP03572295A JP3572295A JP3513958B2 JP 3513958 B2 JP3513958 B2 JP 3513958B2 JP 03572295 A JP03572295 A JP 03572295A JP 3572295 A JP3572295 A JP 3572295A JP 3513958 B2 JP3513958 B2 JP 3513958B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給水システムに用いる
ポンプ用モータなどを制御する動力制御システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、高架水槽に揚水するためのポ
ンプ用モータのような動力源を多数台制御し、かつ各動
力源の動作状態を監視するようにした動力制御システム
が集合住宅などで採用されている。この種の動力制御シ
ステムは、図8に示すように、動力源1に対して作動・
停止の制御を行なうとともに、動力源1や動力源1によ
り変化の生じる系の状態(たとえば、給水システムでは
水槽内の水位や送水路の圧力など)ないしは異常を監視
して動力源1を制御する制御盤2を備える。また、制御
盤2は動力源1に比較的近い場所に配置され、制御盤2
とは別箇所(管理人室など)に配置された監視盤3に対
して上記状態や異常を報知する機能を有し、監視盤3で
は制御盤2からの報知によって動力源1の監視を行なう
とともに、必要に応じて制御盤2に指令を送って動力源
1の作動・停止の制御を行なえるようにしてある。つま
り、制御盤2は、図9に示すように、監視盤3からの接
点出力を受けて動力源1を作動・停止させる制御ユニッ
ト21と、動力源1や動力源1を含む系の状態ないし異
常を検出して動力源1を制御し、かつ監視盤3に報知す
る監視ユニット22とを備えている。ここにおいて、監
視盤3から制御ユニット21へは接点出力を送っている
ものであるから、制御盤2と監視盤3との間では各動力
源1ごとに少なくとも2線ずつの配線23を必要として
いる。
【0003】一方、従来より、シャッタの開閉などに用
いる電動機を制御するために、図10に示すように、伝
送ユニット4に2線式の信号線6を介して複数台の端末
器5a,5bを分岐接続して、伝送ユニット4と各端末
器5a,5bとの間で時分割多重伝送方式で情報を伝送
する遠隔監視制御システムが提供されている。この種の
遠隔監視制御システムでは、各端末器5a,5bにアド
レスを付与するとともに、各端末器5にスイッチ11、
センサ12、電動機13、表示灯14などを接続してお
き、アドレスの関係によってスイッチ11、センサ1
2、電動機13、表示灯14などが相互に結合されるよ
うにしてある。たとえば、端末器5aに接続したスイッ
チ11を操作すれば、アドレスにより対応関係が設定さ
れている他の端末器5bにスイッチ11の操作情報が伝
送ユニット4を介して伝送され、スイッチ11の操作情
報を受け取った端末器5bに電動機13が接続されてい
れば、その電動機13が制御されるのである。また、電
動機13により開閉されるシャッタなどの位置情報がセ
ンサ(ここではリミットスイッチ)12により検出され
ると、その情報が端末器5bから送出され伝送ユニット
4を介して端末器5aに伝送されるとともに、端末器5
bに設けた表示灯14により情報が表示されるのであ
る。ここに、電動機13が接続される端末器5bは伝送
ユニット4とともにリレー盤7に収納されている。
【0004】また、上述した電動機の制御と同様に、照
明負荷の点灯・消灯の制御を遠方で行なえるようにする
ために、伝送ユニットに2線式の信号線を介して複数台
の端末器を分岐接続し、各端末器にスイッチ、照明負
荷、照明負荷の点灯・消灯を表示する表示灯をそれぞれ
接続した遠隔監視制御システムも提供されている。この
種の遠隔監視制御システムでは、図8に示すように、ス
イッチおよび表示灯を備えた多数の端末器を集中的に配
置した照明制御盤8を設け、リレー盤7に照明負荷Lを
接続した端末器と伝送ユニットとを収納することによっ
て、照明負荷Lを集中管理することができる。このよう
な遠隔監視制御システムをテナントビルなどでの照明負
荷Lの管理に用い、照明制御盤8での各照明負荷Lの点
灯・消灯の監視を行なえば、照明負荷Lの消し忘れなど
を管理することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の動力制御システムでは、制御盤2と監視盤3との間で
は各動力源1ごとに少なくとも2線ずつの配線23が必
要になるから、別箇所に配置される制御盤2と監視盤3
との間に多数本の配線23を要することになって、接続
関係がわかりにくくなり、また配線23に要する費用負
担が大きくなっている。また、図8に示すように、照明
負荷Lの集中管理を行なうための遠隔監視制御システム
とは別に、動力制御システムを設ける必要があるから、
監視盤3と照明制御盤8とが個別に必要になり不便であ
る。
【0006】これに対して、電動機制御用の遠隔監視制
御システムで用いられている伝送ユニット4と端末器5
a,5bとを用い、制御盤2に伝送ユニット4と端末器
5bとを収納して動力源1を端末器5bで制御し、端末
器5aを監視盤3に収納して端末器5aにスイッチや表
示灯を設けて動力源1の制御および監視を行なうことが
考えられる。しかしながら、電動機制御用の遠隔監視制
御システムは、電動機の正転、逆転、停止(すなわち、
開と閉と停止)を指示するように構成されており、動力
制御システムでは動力源1の作動と停止とが要求される
のみであるから、転用するには不便である。
【0007】とくに、電動機制御では1台の電動機に正
転、逆転、停止の3種類の指示を行なうから、図10に
示したように、端末器5bは開、閉、停の3種類の端子
Ta,Tb,Tcと、共通端子Tdとを備えているが、
動力制御にこの端末器5bを転用するとすれば、各端子
Ta,Tb,Tcと共通端子Tdとの間にそれぞれ電磁
接触器を接続し、合計3台の電磁接触器でそれぞれ動力
源1の作動・停止を制御することになる。したがって、
共通端子Tdには3本の配線が集中することになって結
線作業が面倒になる。
【0008】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、動力源の制御を行なう専用の端末器
を提供することによって制御盤と監視盤との間を2線式
で容易に配線できるようにし、かつ照明負荷と同じシス
テムで動力源を集中管理できるようにした動力制御シス
テムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、個別
にアドレスを設定した複数の端末器を2線式の信号線を
介して伝送ユニットに分岐接続し、伝送ユニットからア
ドレスデータを含む伝送信号を時分割多重伝送方式で信
号線に送出して各端末器を個別にアクセスし、伝送信号
に同期して設定した信号返送期間にいずれかの端末器で
発生した監視データを伝送ユニットが受信すると監視デ
ータに基づいて制御データを生成し、監視データを発生
した端末器とアドレスによる対応関係があらかじめ設定
されている他の端末器に対して伝送ユニットから制御デ
ータを伝送してその端末器に接続された負荷を制御する
システムであって、端末器として、動力源のオン・オフ
を指示するスイッチを備え動力源とは別箇所に配置され
る監視盤に収納される第1の端末器と、動力源と電源と
の間に挿入される接点を有した負荷としての電磁接触器
を上記スイッチの指示に応じて制御し動力源の近傍に配
置される制御盤に収納される第2の端末器とを備え、こ
の第2の端末器は、常開接点であるオン接点と、常閉接
点であるオフ接点とを備え、オン接点とオフ接点との各
端にそれぞれ個別に接続された端子を備えることを特徴
とする。
【0010】請求項2の発明は、第1の端末器にはオン
表示を指示する制御データを受けてオン表示を行なう表
示灯を設け、第2の端末器には動力源の作動時にオンに
される接点入力が接続されるモニタ端子を設けて接点入
力のオン時に表示灯のオン表示を指示する監視データを
送出することを特徴とする。
【0011】請求項の発明は、オン表示を指示する制
御データを受けてオン表示を行なう表示灯を備え監視盤
に収納される第3の端末器を設け、第2の端末器には動
力源の作動時にオンにされる接点入力が接続されるモニ
タ端子を設けて接点入力のオン時に表示灯のオン表示を
指示する監視データを送出することを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1の発明の構成によれば、動力源のオン
・オフを指示するスイッチと、動力源と電源との間に挿
入された接点をオン・オフさせる電磁接触器とを各別の
端末器に接続し、時分割多重伝送方式で伝送される伝送
信号によってスイッチの操作と電磁接触器の動作とを対
応付けているから、動力源に近接して配置される制御盤
には電磁接触器を接続した端末器を収納し、制御盤とは
別箇所に配置される監視盤にはスイッチを備えた端末器
を収納することで、制御盤と監視盤との間の配線を2線
式の信号線とすることができ、配線施工が容易になるの
である。しかも、配線数が少ないことによって配線に要
する費用も低減される。また、第2の端末器にオン接点
とオフ接点とを設け、オン接点とオフ接点との各端に各
別に端子を設けているから、共通端子として一括した端
子を設けたものに比較すると電磁接触器との結線作業が
容易になるのである。
【0013】求項ないし請求項の発明の構成によ
れば、監視盤に収納される端末器に表示灯を設け、制御
盤に収納された端末器ではモニタ端子に接続された接点
入力が動力源の動作時にオンになると表示灯をオン表示
するように指示するから、動力源の動作中には表示灯に
オン表示がなされ、動力源の動作と表示灯の表示状態と
が一致することになり、動力源の遠方での管理が行なえ
るのである。
【0014】
【実施例】本実施例は、図2のような高架水槽9に揚水
するポンプ用モータなどを動力源1とする例を示し、基
本的には図1および図2に示すように構成される。すな
わち、伝送ユニット4に2線式の信号線6を介して複数
種類の端末器5c〜5hが接続される。各端末器5c〜
5hには、それぞれ個別のアドレスが設定され、このア
ドレスを用いて伝送ユニット4が端末器5c〜5hを個
別に認識する。
【0015】伝送ユニット4は、信号線6に対して、図
3(a)(b)のようなフォーマットの伝送信号Vsを
送出する。すなわち、伝送信号Vsは、信号送出開始を
示すスタートパルスST、信号モードを示すモードデー
タ信号MD、端末器5c〜5hを各別に呼び出すための
アドレスデータを伝送するアドレスデータ信号AD、負
荷となる照明負荷L、電磁接触器M、表示灯を制御する
制御データを伝送する制御データ信号CD、伝送エラー
を検出するためのチェックサムデータ信号CS、端末器
5c〜5hからの返送データ信号を受信するタイムスロ
ットである信号返送期間WTよりなる双極性(±24
V)の時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデ
ータが伝送されるようになっている。ここに、電磁接触
器Mは動力源1と電源との間に接点(図示せず)を挿入
したものであって、電磁接触器Mの接点の開閉に応じて
動力源1が作動・停止するようにしてある。
【0016】各端末器5c〜5hでは、信号線6を介し
て受信した伝送信号Vsにより伝送されたアドレスデー
タがあらかじめ設定されているアドレスデータに一致す
ると、伝送信号Vsから制御データを取り込むととも
に、伝送信号Vsの信号返送期間WTに同期して返信デ
ータを電流モード信号(信号線6の線間を適当な低イン
ピーダンスを介して短絡することにより送出される信
号)として返送する。
【0017】また、伝送ユニット4には、ダミー信号送
信手段および割り込み信号処理手段が設けられている。
ダミー信号送信手段は、モードデータ信号MDをダミー
モードとしたダミー伝送信号を常時送出する。また、割
り込み信号処理手段は、いずれかの端末器5c〜5hが
情報伝送の要求のために発生する図3(c)のような割
り込み信号Viを受信したときに、割り込み信号Viを
発生した端末器5c〜5hを検索し、その端末器5c等
5hに設定されているアドレスデータを返信データとし
て返送させる。すなわち、常時はダミー信号送信手段に
よってダミー伝送信号を信号線6に送出し、端末器5c
〜5hから発生した割り込み信号Viをダミー伝送信号
のスタートパルス信号STに同期して検出すると、伝送
ユニット4からは割り込み処理手段によってモードデー
タ信号MDをアドレス確認モードとした伝送信号Vsを
信号線6に送出する。各端末器5c〜5hでは、割り込
み信号Viを発生すると割り込みの要求を行う割り込み
フラグを設定し、割り込みフラグが設定されている端末
器5c〜5hではモードデータ信号MDがアドレス確認
モードの伝送信号Vsを受信すると、この伝送信号Vs
の信号返送期間WTに同期して端末器5c〜5hに設定
されているアドレスデータを返信データとして返送す
る。このようにして伝送ユニット4では割り込み信号V
iを発生した端末器5c〜5hのアドレスを獲得するこ
とができる。
【0018】伝送ユニット4では、割り込み信号Viを
発生した端末器5c〜5hのアドレスを獲得すると、ア
ドレスによって対応関係があらかじめ設定されている端
末器5c〜5hに伝送する制御データを生成するととも
に、その制御データを含む伝送信号Vsを信号線6に送
出し、対応する端末器5c〜5hに制御データを伝送し
て負荷を制御する。
【0019】各端末器5c〜5hでは、それぞれ信号線
6を伝送されている伝送信号Vsを全波整流し安定化す
ることによって内部回路の動作用の電源を得るようにな
っている。ただし、照明負荷Lや電磁接触器Mを接続し
た端末器5g,5hでは照明負荷Lや電磁接触器Mの駆
動用の電源ACを別に設けている。この電源ACには一
般に商用電源を用いる。
【0020】伝送ユニット4、照明負荷Lの点灯・消灯
を指示するスイッチを備えた端末器5f、照明負荷Lの
点灯・消灯を制御するリレーRyを備えた端末器5hに
ついては従来周知であるから説明を省略する。また、電
磁接触器Mを制御する端末器5gと対応関係が設定され
ているスイッチを備えた端末器5d,5e、端末器5g
への接点入力に対応した表示を行なう表示灯を備えた端
末器5cについても、照明負荷Lの制御に用いるスイッ
チを備えた端末器5fと基本的な構成は同様であるから
説明を省略する。ただし、端末器5dは電磁接触器Mの
接点をオンにする操作専用に用いられ、端末器5eは電
磁接触器Mの接点をオフにする操作専用に用いられる。
つまり、端末器5dのスイッチを操作すれば端末器5
にはオンの制御データが伝送され、端末器5dのスイッ
チを操作すれば端末器5gにはオフの制御データが伝送
される。
【0021】次に、端末器5gについて具体的に説明す
る。端末器5gは、常開接点であるオン接点r1 と、常
閉接点であるオフ接点r2 とを備え、オン接点r1 とオ
フ接点r2 とに対応して一対ずつ端子T1 〜T4 を備
え、また外部からの接点入力xを受ける一対のモニタ端
子T5 ,T6 を備える。電磁接触器Mは、動力源1への
電源を開閉する接点と連動する接点yを備え、接点yは
オン接点r1 の両端間に接続される。また、接点yと電
磁接触器Mのコイルと電源ACとの直列回路が、オフ接
点r2 の両端間に接続される。
【0022】したがって、端末器5dのスイッチの操作
によって、オン接点r1 がオンになると電源ACからオ
フ接点r2 およびオン接点r1 を通して電磁接触器Mの
コイルに通電され接点yがオンになる。その後は、オン
接点r1 がオフになっても電源ACからオフ接点r2
よび接点yを通して電磁接触器Mのコイルに通電される
から、電磁接触器Mは自己保持されることになる。この
状態ではポンプ用モータのような動力源1に通電され動
力源1が駆動されるのである。ここで、オン接点r1
一定時間後にはオフになるように制御される。
【0023】一方、端末器5eのスイッチの操作によっ
て、オフ接点r2 がオフになると電源ACから電磁接触
器Mのコイルへの給電が遮断され、この時点までにオン
接点r1 はオフになっているから、電磁接触器Mの接点
yはオフになる。すなわち、動力源1への給電も停止し
動力源1は停止する。ここに、オフ接点r2 もオフ後に
一定時間が経過するとオンに復帰するように制御され
る。要するに、オン接点r1 とオフ接点r2 とはともに
ワンショット動作になる。
【0024】このような動作を可能とするために、端末
器5gは図4のような構成を有している。図4ではオン
接点r1 とオフ接点r2 とのほかに予備接点r3 を設け
てあり、すべての端末器5c〜5hで共通の構成を有す
る端末器モジュール20には、オン接点r1 、オフ接点
2 、予備接点r3 をそれぞれ開閉させるラッチングリ
レーRy1 〜Ry3 のセットコイルSC1 〜SC3 およ
びリセットコイルRC 1 〜RC3 が接続されている。予
備接点r3 はオン接点r1 と同様に常開接点として機能
するように制御され、予備接点r3 の両端には一対の端
子T7 ,T8 が接続される。
【0025】一方、モニタ端子T5 ,T6 は、平滑用コ
ンデンサC1 とフォトカプラPCの発光素子との間に挿
入されており、モニタ端子T5 ,T6 に接続された接点
入力xがオンになると、フォトカプラPCの受光素子が
オンになり、このオン出力が端末器モジュール20に入
力されるようにしてある。平滑用コンデンサC1 は双極
性の信号である伝送信号Vsをダイオードブリッジのよ
うな整流器REで整流した直流電源を平滑する。また、
オン接点r1 および予備接点r3 には補助接点r11,r
31が設けられ、両補助接点r11,r31は端末器モジュー
ル20に接続される。さらに、端末器モジュール20に
は、オン接点r1 がオンになると点灯する発光ダイオー
ドLLを備えた受信表示回路31が接続される。
【0026】端末器モジュール20は、図5に示すよう
に、マイクロコンピュータを内蔵した専用の集積回路よ
りなる信号処理回路21を備える。ここで、図5におけ
る各端子に付した番号は図4における端末器モジュール
20の各端子の番号に対応する。信号処理回路21は信
号線6に接続される一対の端子SIG(t1 ,t2 )と
の間に受信回路22と返信回路23と電源回路24とを
備える。受信回路22では双極性の伝送信号Vsを単極
性の信号に変換し、返信回路23では信号線6の線間を
開放するか線間を低抵抗を介して短絡するかによって信
号線6に流れる電流を変化させ電流モードの2値信号を
出力する。また、電源回路24では伝送信号Vsをダイ
オードブリッジよりなる整流回路DBで全波整流し、定
電圧化することによって内部電源を得るようになってい
る。ここに、整流回路DBは受信回路22および返信回
路23と信号線6との間にも挿入されることによって端
末器5gと信号線6との接続を無極性化する機能も有し
ている。
【0027】端末器5gとしての固有なアドレスデータ
は、EEPROMよりなるデータメモリ25に格納され
ている。データメモリ25に書き込まれたアドレスデー
タは、受光素子LRを備えるアドレス受信回路26およ
び発光素子LEを備えるアドレス送信回路27を通して
赤外線を用いた光ワイヤレス信号によって外部装置と授
受することができる。すなわち、光ワイヤレス信号を用
いてアドレスデータの書込み、修正、確認が可能になっ
ている。
【0028】さらに、信号処理回路21は信号線6を通
して受信した制御データに応じてワンショット出力(短
時間だけアクティブになる出力)を発生する端子を複数
個備え、各端子は反転回路28を通して上述したラッチ
ングリレーRy1 〜Ry3 のセットコイルSC1 〜SC
3 およびリセットコイルRC1 〜RC3 に接続されるよ
うになっている。また、信号処理回路21にはクロック
信号を発生させるための振動子29や、動作開始時にリ
セットするリセット回路部30も接続されている。
【0029】ところで、上述した端末器モジュール20
は他の端末器5c〜5f,5hでも同様の構成を有して
おり、部品の共通化によって製造設備に対する設備費用
や在庫時における管理費用の低減を図っている。しかし
て、この種の遠隔監視制御システムでは、操作側でのス
イッチの操作によって負荷がオンになったかオフになっ
たかを知ることができるように、通常は操作側となる端
末器において赤と緑との2色の発光ダイオードを表示灯
として用い、負荷のオン時に赤色が点灯し、負荷のオフ
時に緑色が点灯するようにしている(表示灯に用いる端
末器モジュール20ではデータメモリ25に機能データ
を書き込むことによって、出力がワンッショット動作に
ならず連続的に出力が得られるようにしてある)。
【0030】ここにおいて、端末器モジュール20で
は、1つのアドレスに対して2ビットの負荷番号を持た
せることによって、4個のスイッチを識別でき、また4
個の負荷を個別に制御できるように構成してある。つま
り、端末器モジュール20の4個の各監視入力端子IN
0〜IN3と接地端子GNDとの間にそれぞれスイッチ
を接続すれば各スイッチごとに個別にオン・オフの情報
を伝送でき、8個の制御出力端子OUT0〜OUT7は
2個ずつ対になって4種類の出力を個別に発生する。対
になる制御出力端子OUT0〜OUT7は、一方がオン
に対応する出力であると他方がオフに対応する出力にな
る(つまり、制御出力端子OUT0〜OUT7は2値を
出力し、対になるものは一方が非反転出力、他方が反転
出力)。
【0031】そこで、操作側の制御出力端子OUT0〜
OUT7の対になるもののうちで、オンの指示があった
ときにアクティブになるほうに赤色発光の表示灯を接続
し、オフの指示があったときにアクティブになるほうに
緑色発光の表示灯を接続しておけば、被操作側でのオン
に対して赤色点灯、オフに対して緑色点灯が可能にな
る。
【0032】ところで、従来例として説明した電動機制
御システムでは、図7に示すように、端末器モジュール
20の監視入力端子IN3と接地端子GNDとの間にス
イッチングトランジスタQのコレクタ−エミッタ間を接
続し、端末器モジュール20の電源端子24Vと接地端
子GNDとの間に接続した一対の抵抗R1 ,R2 の接続
点にトランジスタQのベースを接続するとともに、抵抗
2 にフォトカプラPCの受光素子を並列接続してい
る。一方、モニタ端子T5 ,T6 に接続される接点入力
xは、負荷である電動機に駆動されるシャッタなどが閉
じたときにオンになる。
【0033】上述したように、負荷が動作する期間には
表示灯にはオンの表示(たとえば、赤色点灯)を行なう
のであるから、電動機制御システムではモニタ端子
5 ,T 6 への接点入力xがオンであるときには、表示
灯にはオフの表示を行なうことが必要である。そこで、
電動機制御システムではトランジスタQおよび抵抗
1 ,R2 を設けることで、接点入力xのオン・オフと
監視入力端子IN3への入力の論理とを反転させている
のである。すなわち、接点入力xのオン時には被操作側
ではトランジスタQがオフになって操作側でもオフを表
示し、接点入力xのオフ時には被操作側ではトランジス
タQがオンになって操作側でもオンを表示するのであ
る。接点入力xがオフになるのは、電動機が動作してシ
ャッタなどが開く動作であることを示しているから、電
動機制御システムではこの対応関係でよいわけである。
【0034】ところが、動力制御では上述したような電
動機制御システムの構成は採用できず、照明負荷Lのオ
ン・オフと同様な表示になる。つまり、接点入力xは動
力制御では動力源1を動作させることが必要な状態(た
とえば、図2のように高架水槽9に給水するポンプ用モ
ータを動力源1とすれば、高架水槽9の水位が所定以下
に下がった状態)でオンになるから、電動機制御システ
ムとは異なり動力源1の動作中にオンの表示を行なうこ
とが要求される。そこで、図4に示したように、接点入
力xがオンになりフォトカプラPCの受光素子がオンに
なって、監視入力端子IN3と接地端子GNDとの間が
短絡されたときにオンの表示(たとえば赤色の表示灯の
点灯)を行なうようにしてある。要するに、電動機制御
システムにおけるトランジスタQおよび抵抗R1 ,R2
は不要になる。
【0035】実際には動力源1の動作状態(つまり接点
入力xのオン・オフ)は、表示灯を備える端末器5cに
表示され、動力源1の動作中(接点入力xのオン時)は
表示灯が点灯し、動力源1の停止中(接点入力xのオフ
時)は表示灯が消灯するようにしてある。このように、
動力源1の動作状態と表示灯の点灯・消灯の状態を一致
させることができるから、表示灯の点灯・消灯の状態を
見て動力源1を遠隔操作することができるのである。
【0036】さらに、補助接点r11,r31がそれぞれ端
末器モジュール20の監視入力端子IN0,IN2と接
地端子GNDとの間に挿入されるから、オン接点r1
オン・オフや予備接点r3 のオン・オフも操作側の端末
器に報知することができるようになっている。つまり、
オン接点r1 と予備接点r3 とのいずれかがオンになれ
ば、操作側では対応する表示灯でオンの表示(赤色発光
または表示灯の点灯)を行ない、オフになればオフの表
示(赤色発光または表示灯の消灯)を行なうのである。
ここで、上述のように表示灯専用の端末器5cを設けず
にスイッチ用の端末器に表示灯を組み込んでもよい。
【0037】上述した端末器5gは、図6に示すような
分電盤協約寸法のケース40に納装される。このケース
40は、上方に開口したボディ41と、ボディ41の開
口側に結合されるカバー42とを組立ねじ43で結合し
たものであり、ケース40の内部には上述した回路部を
実装し互いにテープ電線45により接続された2枚の回
路基板44a,44bが収納される。カバー42側の回
路基板44aには、発光素子LE、受光素子LR、受信
表示回路31の発光ダイオードLLが実装される。回路
基板44aは固定ビス46によりカバー42に結合さ
れ、カバー42の上面には銘板47が取着される。とこ
ろで、カバー42の上面の一方の側部には端子ねじを有
した端子T1 〜T4 ,T7 ,T8 およびモニタ端子
5 ,T6 が2個ずつ対になるように配置され、他方の
側部には端子ねじを有した端子t1 ,t 2 が設けられ
る。つまり、電磁接触器Mに接続するための端子T1
4 が2個ずつ個別に設けられるのである。カバー42
において端子T1 〜T4 ,T7 ,T 8 およびモニタ端子
5 ,T6 に対応する部位には取付ねじ49によって端
子カバー48が装着される。
【0038】以上説明したように、制御盤2に端末器5
gを設けたことによって、照明負荷Lを制御するシステ
ムに用いるリレー盤7とともに制御盤2を監視盤3に接
続することができ、監視盤3には動力源1の制御および
動作表示のための端末器5c,5d,5eと、照明負荷
Lの制御のための端末器5fとを一括して設けることが
できるから、管理人室などにおいて動力源1と照明負荷
Lとの制御を一括して一つの監視盤3で行なえるように
なるのである。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明は、動力源のオン・オフ
を指示するスイッチと、動力源と電源との間に挿入され
た接点をオン・オフさせる電磁接触器とを各別の端末器
に接続し、時分割多重伝送方式で伝送される伝送信号に
よってスイッチの操作と電磁接触器の動作とを対応付け
ているから、動力源に近接して配置される制御盤には電
磁接触器を接続した端末器を収納し、制御盤とは別箇所
に配置される監視盤にはスイッチを備えた端末器を収納
することで、制御盤と監視盤との間の配線を2線式の信
号線とすることができ、配線施工が容易になるという利
点がある。しかも、配線数が少ないことによって配線に
要する費用も低減されるという効果を奏する。また、こ
の構成を採用したことによって、従来より照明負荷の制
御用に提供されている遠隔監視制御システムと伝送ユニ
ットを共用することが可能になり、同じ信号線上で動力
源の制御と照明負荷の制御とが可能になる。つまり、1
個の監視盤で動力源と照明負荷との監視制御が可能にな
って、省スペースになるのである。さらに、第2の端末
器にオン接点とオフ接点とを設け、オン接点とオフ接点
との各端に各別に端子を設けているから、共通端子とし
て一括した端子を設けたものに比較すると電磁接触器と
の結線作業が容易になるという利点がある。
【0040】求項ないし請求項の発明は、監視盤
に収納される端末器に表示灯を設け、制御盤に収納され
た端末器ではモニタ端子に接続された接点入力が動力源
の動作時にオンになると表示灯をオン表示するように指
示するから、動力源の動作中には表示灯にオン表示がな
され、動力源の動作と表示灯の表示状態とが一致するこ
とになり、動力源の遠方での管理(すなわち、遠方での
監視および操作)が行なえるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すブロック図である。
【図2】実施例の概略構成図である。
【図3】実施例に用いる伝送信号の波形図である。
【図4】実施例に用いる端末器の回路図である。
【図5】実施例に用いる端末器ブロックの回路図であ
る。
【図6】実施例に用いる端末器の分解斜視図である。
【図7】比較例としての電動機制御システムの要部回路
図である。
【図8】従来例の概略構成図である。
【図9】従来例に用いる制御盤と監視盤との結線図であ
る。
【図10】比較例としての電動機制御システムの結線図
である。
【符号の説明】
1 動力源 2 制御盤 3 監視盤 4 伝送ユニット 5c 端末器 5d 端末器 5e 端末器 5f 端末器 5g 端末器 5h 端末器 6 信号線 7 リレー盤 L 照明負荷 M 電磁接触器 r1 オン接点 r2 オフ接点 T1 端子 T2 端子 T3 端子 T4 端子 T5 モニタ端子 T6 モニタ端子 x 接点入力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−30582(JP,A) 特開 昭51−57387(JP,A) 特公 昭63−5977(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16 H03J 9/00 - 9/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個別にアドレスを設定した複数の端末器
    を2線式の信号線を介して伝送ユニットに分岐接続し、
    伝送ユニットからアドレスデータを含む伝送信号を時分
    割多重伝送方式で信号線に送出して各端末器を個別にア
    クセスし、伝送信号に同期して設定した信号返送期間に
    いずれかの端末器で発生した監視データを伝送ユニット
    が受信すると監視データに基づいて制御データを生成
    し、監視データを発生した端末器とアドレスによる対応
    関係があらかじめ設定されている他の端末器に対して伝
    送ユニットから制御データを伝送してその端末器に接続
    された負荷を制御するシステムであって、端末器とし
    て、動力源のオン・オフを指示するスイッチを備え動力
    源とは別箇所に配置される監視盤に収納される第1の端
    末器と、動力源と電源との間に挿入される接点を有した
    負荷としての電磁接触器を上記スイッチの指示に応じて
    制御し動力源の近傍に配置される制御盤に収納される第
    2の端末器とを備え、この第2の端末器は、常開接点で
    あるオン接点と、常閉接点であるオフ接点とを備え、オ
    ン接点とオフ接点との各端にそれぞれ個別に接続された
    端子を備えることを特徴とする動力制御システム。
  2. 【請求項2】 第1の端末器にはオン表示を指示する制
    御データを受けてオン表示を行なう表示灯を設け、第2
    の端末器には動力源の作動時にオンにされる接点入力が
    接続されるモニタ端子を設けて接点入力のオン時に表示
    灯のオン表示を指示する監視データを送出することを特
    徴とする請求項1記載の動力制御システム。
  3. 【請求項3】 ン表示を指示する制御データを受けて
    オン表示を行なう表示灯を備え監視盤に収納される第3
    の端末器を設け、第2の端末器には動力源の作動時にオ
    ンにされる接点入力が接続されるモニタ端子を設けて接
    点入力のオン時に表示灯のオン表示を指示する監視デー
    タを送出することを特徴とする請求項1記載の動力制御
    システム
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