JPH0315879B2 - - Google Patents

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JPH0315879B2
JPH0315879B2 JP57163561A JP16356182A JPH0315879B2 JP H0315879 B2 JPH0315879 B2 JP H0315879B2 JP 57163561 A JP57163561 A JP 57163561A JP 16356182 A JP16356182 A JP 16356182A JP H0315879 B2 JPH0315879 B2 JP H0315879B2
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JP
Japan
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relay
terminal
remote control
control
data
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JP57163561A
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English (en)
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JPS5952992A (ja
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Yutaka Kojima
Toshuki Masuda
Nobuo Hisamatsu
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Priority to US06/531,502 priority patent/US4608561A/en
Priority to FR8314870A priority patent/FR2533330B1/fr
Priority to CA000436993A priority patent/CA1191225A/en
Priority to DE19833333971 priority patent/DE3333971A1/de
Priority to IT22921/83A priority patent/IT1167203B/it
Publication of JPS5952992A publication Critical patent/JPS5952992A/ja
Publication of JPH0315879B2 publication Critical patent/JPH0315879B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q9/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems for selectively calling a substation from a main station, in which substation desired apparatus is selected for applying a control signal thereto or for obtaining measured values therefrom
    • H04Q9/14Calling by using pulses
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B47/00Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
    • H05B47/10Controlling the light source
    • H05B47/155Coordinated control of two or more light sources

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は時分割多重伝送系と共に、直接端末器
を制御することができる多重伝送制御システムに
関するものである。
従来この種の多重伝送制御システムは伝送ユニ
ツトが端末器を順次アクセスするため、全端末器
をアクセスする時間がかなりかかり、例えば1チ
ヤンネルのアクセス所要時間が15msecとすると、
全チヤンネルが256チヤンネルあれば最大15msec
×256×10-3=3.84secとなるため、例えば端末器
で照明負荷を制御する場合、操作を行なつてから
数秒かかつて照明負荷が点灯したり、或いは消灯
したりすることがあり、特に暗い室内で操作して
も点灯までに数秒かかつたりした場合、非常に不
安感を与えたりする恐れを有するもので、チヤン
ネルが、つまり端末器数が増加すればする程被制
御負荷の応動時間が長くなるという欠点がある。
本発明は上述の欠点に鑑みて為されたもので、
その目的とするところは端末器に設けられた被制
御負荷を時分割多重伝送制御信号以外に、各端末
器に対応して設けたリモコン制御系回路によつて
各端末器の被制御負荷を直接制御することができ
て、被制御負荷の個別操作時間を短縮できた多重
伝送制御システムを提供するにある。
以下本発明を実施例によつて説明する。第1図
は本発明のシステム全体の概略構成図を示してお
り、図中1はホストコンピユータで、このホスト
コンピユータ1は例えばパーソナルコンピユー
タ、オフイスコンピユータのような汎用コンピユ
ータであつて、このホストコンピユータ1はRS
−232C型のシリアルインターフエースを持つも
ので、このインターフエースによつて、周辺機器
等へビツトシリアルで通信してデータの出力、入
力が行なえるようになつている。2は伝送ユニツ
トで、この伝送ユニツト2には2線の信号線3を
介して複数個の端末器401,411,421……が接
続されており、これら端末器401,411,421
…に対して伝送ユニツト2からはアドレスデー
タ、制御データ等を含む伝送信号を時分割的に、
かつサイクリツクに時分割多重伝送信号として伝
送している。伝送ユニツト2にはホストコンピユ
ータ1と接続するためのRS−232C型のシリアル
インターフエース5と、マイクロコンピユータ等
からなる演算制御回路部6と、該演算制御回路部
6の動作用プログラムや、端末器401,411,4
21……からの返送データ、ホストコンピユータ1
からのデータ等を記憶する記憶部7と、端末器4
01,411,421……に対して伝送信号を送信する
とともに端末器401,411,421……からの返送
信号を受信する送受信部8と、伝送ユニツト2に
おいて、端末器401,411,421……をチエツク
するためのデータインプツト用のキーボード10
及び、異常表示や、端末器401,411,421……
のアドレスを表示するための表示パネル部等から
成るマニユアル設定及び表示部12及びシステム
の操作をホストコンピユータ1によるコマンドに
ゆだねるか、伝送ユニツト2側のキーボードにゆ
だねるかの、コンピユータ/テストの切換スイツ
チ13を設けており、切換スイツチ13はコンピ
ユータ側に通常投入され、演算制御回路部6はホ
ストコンピユータ1からのコマンドによつて、端
末器401,411,421……の制御を行なうととも
に、端末器401,411,421……の監視データを
ホストコンピユータ1側へ送信するようになつて
いる。端末器401,411,421……は被制御用負
荷14を制御する負荷制御用端末器401……と、
防犯センサ等のセンサ等からのデータを入力し
て、監視データとして伝送ユニツト2へ返送する
入力用端末器411…と、信号線3の短絡及び端末
器401,411,421……を設置した分電盤に供給
されるローカル電源の監視を行なうためのモニタ
ー用端末器421……等の種類に分類され、夫々は
個有のアドレスが割り当てられており、伝送ユニ
ツト2からの時分割多重伝送制御信号を常時読み
とり、アドレスデータが端末器個有に割り当てら
れたアドレスと一致したときにはアドレス信号に
付随する制御データを読みとり、その制御データ
に従つて当該端末器ではリレーからなるスイツチ
回路を駆動して、被制御用負荷14……を制御し
たり、或いは制御データに続く返送待機パルス区
間においては端末器401,411,421……の監視
入力を介して負荷14……の駆動状態や、或いは
防犯センサ、昼光センサ等のセンサの検出データ
や、ローカル電源の監視データを返送信号として
伝送ユニツト2へ送信するようになつている。特
に端末器401,411,421……中、負荷制御用端
末器401には被制御用負荷14を手元作スイツチ
9や外部のリモコンリレー操作回路66……で直
接制御できるリモコン制御系回路を設けたものが
あり、時分割多重伝送信号による制御以外にも直
接被制御用負荷14を操作することができるよう
になつている。第2図はホストコンピユータ1と
伝送ユニツト2との配置状態を示す斜視図で、第
3図は伝送ユニツト2から時分割でサイクリツク
に送信される1チヤンネル当りの信号形式を示し
ており、図中SPはスタートパルス、CSはアドレ
スビツトスタートパルス、ADはアドレスデータ
に対応する信号、PC1はパリテイチエツク、
CS′は制御ビツトスタートパルス、LSは制御デー
タに対応する信号、PC2はパリテイチエツク、SS
は返送待機パルスである。
第4図は伝送ユニツト2の具体回路図であつ
て、同図中1は演算制御回路部6を構成する
CPUであり、15はCPU11のモニタプログラ
ムを記憶させてあるP−ROM、16は返送デー
タを記憶したり、或いは端末器401,411,421
……の種類やアドレス等の登録データ、またはホ
ストコンピユータ1からのインプツトデータを一
時記憶するためのRAMで、このRAM16とP
−ROM15とで記憶部7を構成する。17は
CPU11の周辺端末のI/O用ICであり、RS−
232C型のシリアルインターフエース5を介して
送受信されるシリアルデータのボーレート設定ス
イツチ18の出力や、伝送フオーマツト設定入力
部19の出力や、信号線3の短絡検知センサ20
の検出出力や、メモリバツクアツプ用電源21の
容量の有無の検出出力等をCPU11側へ入力し
たり、或いは端末器401,411,421……の制御
データや、アドレスデータ等を1チツプマイクロ
コンピユータからなるサブCPU22へ出力して、
サブCPU22により所定の波形形式の信号を作
成させたりするためのものである。23はマニユ
アル設定及び表示部12のキーボード10の入力
信号をデコードするデコーダであつて、このデコ
ード出力はデイスプレイ、キーボードインターフ
エースIC24を介してCPU11へ取り入れられ
る。47はデイスプレイキーボードインターフエ
ースIC24からの信号によつて制御されるドラ
イバー48により駆動され、端末器401,411
21……のアドレスを表示させる液晶表示板や、
LEDのセグメント表示板のような表示パネル部、
49はキーボード10の投入を表示したり、異常
表示を行なうためのLED及びその駆動回路から
なる表示駆動回路であり、これらの表示パネル部
47やLEDで表示部45を構成し、更にはキー
ボード10と共にマニユアル設定及び表示部12
を構成する。25はRS−232C型のシリアルイン
ターフエース用ICであり、26はそのドライバ
ー、27はレシーバーで、ホストコンピユータ1
とはコネクター28を通じて接続される。29は
伝送ユニツト2の電源部であつて、この電源部2
9は演算制御回路部6を含むロジツク回路用の±
5V、±12Vの安定電源を得るとともに、±24Vの端
末器401,411,421……への信号伝送用電源を
得ており、図中30,31は夫々レギユレータ用
IC、33はメモリバツクアツプ回路である。3
4は送受信部8のドライバーであり、35はサブ
CPU22より整形された信号列を±24Vの複極の
伝送信号に変換形成して信号入出力端36を介し
て信号線3へ伝送させるようになつている。一方
レシーバー35は信号線3を介して伝送される返
送信号を受信して、アイソレーシヨンを図るホト
カプラー37を介してサブCPU22へ送り、所
定のパラレルビツトの信号に変換してCPU11
へ取込ませるようになつている。38はサブ
CPU22とドライバー34とのアイソレシヨン
を図るホトカプラーである。また第4図中39は
ラツチ用IC、40は短絡検知出力をサブCPU2
2に入力させるためのホトカプラー、41はフリ
ツプフロツプである。また42はデマルチプレク
サ用ICである。更に43はカウンタであつて、
このカウンタ43は予めプログラム設定された時
間が経過してもリセツトされなかつた場合には暴
走とみなしCPU11の動作を所定のプログラム
ルーチンへ飛び込ませる信号を出力したり、或い
はボーレートや、伝送システムの基準周波信号を
作成するためのカウンタである。
第5図は本発明の重要な構成であるリモコン制
御系回路を持つた負荷制御用端末器401の基本的
な回路ブロツク図を示しており、図中44は信号
線3を介して伝送ユニツト2から送られてくる信
号電力を全波整流するダイオードブリツジであ
り、このダイオードブリツジ44の出力電圧は電
源回路46に設けられた大容量のコンデンサによ
つて平滑されて1チツプのマイクロコンピユータ
からなる論理演算回路部50の電源入力端子
VDD,GNDに入力される。また51は受信部であ
つて、信号線3上の電圧波形を波形整形処理し
て、論理演算回路部50の信号入力端子SIGに入
力するものである。論理演算回路部50は第6図
のブロツク図に示すようになつており、まず信号
入力端子SIGに印加された信号は発振部52に入
力され、この信号入力端子SIGの電圧が“H”レ
ベルであるときには発振部52が自励発振を行な
い、“L”レベルであるときにはこの自励発振が
停止するようになつている。発振部52における
自励発振周波数は端子OS1,OS2,OS3に接続さ
れるCR素子C1,R1,R2の定数によつて定まるよ
うになつているものである。53は発振部52の
出力パルスをカウントして論理制御部54および
監視入力返信部55にタイミング信号を与えるカ
ウンタである。また56および57は論理制御部
54の制御の下に、伝送信号から制御データおよ
びアドレスデータを読み込むための制御データ判
別部およびアドレスデータ判別部であり、さらに
58は制御データ判別部56の出力をラツチする
ラツチ出力部である。しかしてアドレスデータ判
別部57には端子AD1〜AD8を介してアドレス設
定スイツチ64の出力が印加されており、アドレ
スデータ判別部57は信号線3上を伝送されてく
る伝送信号中に含まれているアドレスデータを、
上記アドレス設定スイツチ64により設定された
自己のアドレスと比較照合して、自己の呼び出し
が検出されたときには、論理制御部54によつて
制御データ判別部56を動作させて、アドレスデ
ータに続く制御データを読み込んで、ラツチ出力
部58に制御信号出力を得るものである。この制
御信号出力は端子RD1〜RD5を介してリレードラ
イブ回路63に入力されており、このリレードラ
イブ回路63に設けたラツチング型リレーRy1
Ry4に並びにワンシヨツト作動用のリレーRy5
各リレー接点r1〜r4及びr5の作動によつて後述の
リモコン制御系回路のリモコンリレーRY1〜RY4
を動作させそのリレー接点72で負荷14をオン
又はオフ動作させるようになつている。端子
DRDはリレー駆動制御出力端子であり、制御出
力端子RD1〜RD5のデータ内容に基づいてラツチ
ング型のリレーRy1〜Ry4を一斉に動作させるた
めのタイミング信号を出力させるものである。こ
のタイミング信号のパルス巾は端子RTCにHレ
ベルを入力したときには約13msecであり、Lレ
ベルを入力したときには約9msecであつて、使
用するリレードライブ回路63のリレーの応答時
間によつて駆動電流の継続時間を選択できるよう
になつている。第5図中60はその選択スイツ
チ、61はプルアツプル抵抗である。第6図の5
5の監視入力返信部は、監視信号入力端子IN1
IN5に接続される監視信号の状態を直列信号に変
換して返送信号出力端子RETに出力するもので
ある。この返送信号出力端子RETから出力され
る信号は、第5図図示の返送ドライブ回路62に
入力されている。返送ドライブ回路62は論理演
算回路50の制御の下で、伝送ユニツト2からの
返送待機パルス送出期間中に信号線3を適宜イン
ピーダンスを介して短絡することにより、電流モ
ードの形で監視信号を伝送ユニツト2の側に返送
するようになつている。さて第5図のリレードラ
イブ回路63は制御出力端子中RD1〜RD4を夫々
に対応するラツチング型リレーRy1〜Ry4のセツ
トコイルSEの駆動用トランジスタTr10〜Tr40
ベースに続してあり、またRD5をワンシヨツトパ
ルス発生回路65を介してリレーRy5の駆動用ト
ランジスタTr5のベースに接続してあり、夫々の
出力端子RD1〜RD5が“H”レベルとなると夫々
のトランジスタTr10〜Tr40,Tr5をオンするよう
になつている。ラツチング型リレーRy1〜Ry4
リセツトコイルRSの駆動用トランジスタTr11
Tr41は対応するセツトコイルSEの駆動用トラン
ジスタTr10〜Tr40がオンとなるとオフし、逆に
オフとなるとオンするように接続されており、こ
れらのトランジスタTr10〜Tr40、Tr11〜Tr41
トランジスタTroに直列接続され、端子DRDが
“H”レベルとなつてトランジスタTroがオンし
たときに始めてオン動作することができるように
なつている。端子DRDは制御出力端子RD5にダ
イオードD5を介して接続されており、ワンシヨ
ツトパルス発生回路65からパルス信号が出力す
るタイミングは制御出力端子RD5が“H”レベル
でかつ端子DRDが“H”となつたときである。
しかして、伝送ユニツト2からは負荷制御用端末
器401に設けたこれらリレー−Ry1〜Ry5の制御
を時分割多重伝送信号によつて遠隔制御すること
ができる。さてラツチング型リレーRy1〜Ry4
リレー接点r1〜r4及びリレーRy5のリレー接点r5
はリモコン制御系回路の電流方向切換手段として
設けられており、第5図に示すようにリレーRy1
のリレー接点r1は磁気保持型電磁継電器等からな
るリモコンリレーRY1の一端に共通端子を接続
し、2つの固定接点a,bには夫々互いに逆極性
に接続した2つのダイオードDa,Dbと、前記リ
レーRy5のリレー接点r5と、交流電源Eとを直列
接続してある。またこのリレー接点r1、ダイオー
ドDa,Db、リレー接点r5の直列回路には手元操
作スイツチ9のオン用スイツチSWaと、オフ用
スイツチSWbと、逆接続となつたダイオードda
dbからなる手元操作回路を並列に接続し、更に外
部リモコン制御系の複数のリモコンリレー操作回
路66,66′を並列に端末器外部から接続し、
更にリモコンリレーRY1に流れる電流が順方向電
流の際に、つまりリモコンリレーRY1がオン動作
時に流れる電流で発光して、論理演算回路部50
の監視入力端子IN1にホトトランジスタPHを介
して監視信号を与えるホトカプラ671の発光ダ
イオードLEDを並列的に接続してある。ところ
で第5図ではラツチングリレーRy1に関するリモ
コン制御系回路との接続回路を示してあるが、他
のラツチング型リレーRy2〜Ry4とリモコン制御
系回路との関係も同様な構成となつており、第7
図はその回路を示している。第7図における各ホ
トカプラ671〜674の各ホトトランジスタPH
の出力は論理演算回路部50の監視入力端子IN1
〜IN4に接続する。
ところで、リモコンリレーRYと、リモコンリ
レー操作回路66,66′との関係は第8図に示
すような回路構成となつている。すなわち第8図
において、67は磁気保持型リモコンリレーRY
の主要構成部品である磁気保持型電磁継電器のコ
イル、71は一切換型の補助接点、72はリレー
接点である。補助接点71の両固定接点a,bに
は互いに逆極性となるようにダイオードd1,d2
接続されている。66,66′のリモコンリレー
操作回路は壁面などに取付けられる操作スイツチ
を構成するものであつて、一切換手動スイツチ7
3,73′とこの一切換手動スイツチ73,7
3′の常閉側固定接点bに抵抗rを介して直列に
接続されたコンデンサCとの直列回路と、この一
切換手動スイツチ73,73′の常開接点に互い
に逆極性になるように接続されたスイツチング素
子S1,S2とで構成している。そしてこのスイツチ
ング素子S1,S2の内一方のスイツチング素子S1
制御端子を抵抗rとコンデンサCの接続点に発光
ダイオードLED1を介して接続し、他方のスイツ
チング素子S2の制御端子は前記抵抗rとコンデン
サCの接続点に発光ダイオードLED21を介してベ
ースに接続されたトランジスタTrのコレクタに
より制御される。なお発光ダイオードLED11
LED21はダイオードであつてもよい。
而して第8図の状態をリモコンリレーRYのリ
レー接点72が開路状態でリモコンリレー操作回
路66の一切換手動スイツチ73が常閉側固定接
点bから常開側固定接点aに切換わるよう操作さ
れると、コンデンサCの電荷は発光ダイオード
LED11を介してスイツチング素子S1の制御端子に
電流i1を流し、交流電源Eから電流i2が供給され
たリモコンリレーRYのコイル67を励磁するの
でリモコンリレーRYは反転し補助接点71が固
定接点aから固定接点bに切換わる。そしてリレ
ー接点72が閉鎖され負荷14例えば照明灯で点
滅させる。
この状態で操作スイツチ73を操作しつづけて
も何らリモコンリレーRYに影響を与えず、この
状態で別のリモコンリレー操作回路66′の一切
換手動スイツチ6を固定接点a側に接続するとス
イツチング素子S2が導通状態となり電流i3が流れ
リモコンリレーRYは再び反転する。即ち最後に
操作したスイツチの操作方向に安定する後操作優
先型である。なお発光ダイオードLED11,LED21
はダイオードd1,d2の方向と同一方向になるもの
が点燈するので2個の発光ダイオードLED11
LED21の点燈している方向でリモコンリレーRY
の反転している状態を知ることができる。上記す
るごとくリモコンリレーRYのリモコンリレー操
作回路66,66′によれば、リモコンリレー
RYのコイル67とこのリモコンリレーRYの一
切換型の補助接点71の両固定接点a,bに夫々
互いに逆極性に接続した2つのダイオードd1,d2
と一切換手動スイツチ73と交流電源Eとを直列
接続するリモコンリレーRYの遠隔操作回路にお
いて、操作スイツチ回路を一切換手動スイツチの
常閉接点bを介して充電されるコンデンサCと、
前記一切換手動スイツチ73の常開接点aに接続
された互いに逆極性の一対のスイツチング素子
S1,S2とより構成し、前記スイツチング素子の制
御端子を前記一切換手動スイツチ73の常閉接点
bを介して充電されるコンデンサCの電荷により
制御するようにしたので一切換手動スイツチ73
を操作しつづけていた状態で他のリモコンリレー
操作回路66′の一切換手動スイツチ73を操作
してもチヤタリングを起こすことなく常に最後に
操作した一切換手動スイツチ73によつて反転方
向が定められる。したがつてこの一切換手動スイ
ツチ73が他の電気機器例えば光電式自動点滅
器、自動時間スイツチなどの出力接点を用いる使
用方法の場合、接点は例えば常開接点側に長時間
投入される場合が多いが、このような使用方法で
あつても上述のリモコンリレー操作回路66,6
6′の場合、他の並列に接続したスイツチを操作
してもリモコンリレーRYがチヤタリングを起こ
す恐れがなく、したがつてリレー接点72が溶着
したり消損したりする恐れもない。したがつて屋
内の照明灯を多個所から操作するようにした操作
回路として極めてすぐれた効果を示す。尚リモコ
ンリレーRYに用いる磁気保持型電磁継電器はコ
イル2が励磁されて可動鉄片が鉄心に吸着される
と励磁電流が流れなくても永久磁石の磁束によつ
て反転状態を維持するようになつており、この反
転状態を解除するに際しては永久磁石の磁束を打
ち消す方向にコイル67を励磁するのである。
しかして負荷用端末器401において伝送ユニツ
ト2からの時分割多重伝送信号によりリモコンリ
レーRY1〜RY4を制御する場合には対応するラツ
チング型リレーRy1〜Ry4と、リレーRy5との制
御データ、例えばラツチング型リレーRy1とリレ
ーRy5との制御データが第5図図示の端末器401
に対して送られてくると端末器401は論理演算回
路部50の出力端子RD1及びRD5を“H”レベル
とし、かつ端子DRDの出力を、“H”レベルと
し、ラツチング型リレーRy1のトランジスタTr10
をオンさせてセツト状態とすると同時にワンシヨ
ツトパルス発生回路65から一定時間幅のパルス
を発生させてリレーRy5を動作させて、リレー接
点r1をb接点からa接点に反転させ、リレー接点
r5をパルス発生期間中オンさせるのである。従つ
てこれらリレー接点r1、リレー接点r5並びにダイ
オードDbを介してリモコンリレーRY1をオン動
作させることができる。ここでリレー接点r5はリ
レーRy5がワンシヨツト動作のため一定時間オン
した後にオフ状態に戻るためラツチングリレー
Ry1がセツト状態にあつてリレー接点r1が反転状
態のままであつてもリモコンリレーRY1の通電を
遮断することができるのである。また逆にオン状
態のリモコンリレーRY1をオフ動作させる場合に
はラツチング型リレーRy1をリセツトするための
制御データ並びにリレーRy5の制御データを伝送
ユニツト2より送信すればよく、この場合アクセ
スと同時に端末器401の論理演算回路部50は制
御出力端子RD1より“L”レベルの信号を、また
RD5より“H”レベルの信号を夫々出力し、トラ
ンジスタTr2をオンさせてラツチング型リレー
Ry1をリセツトしそのリレー接点r1をa接点より
b接点に反転させ、同時にリレーRy5を一定期間
動作させリレー接点r5のオン期間中にリモコンリ
レーRY1にオフ動作させる方向の電流をダイオー
ドDbを介して通電するのである。このようにし
て端末器401では伝送ユニツト2からの制御デー
タに基いてラツチング型リレーRy1〜Ry4をセツ
ト又はリセトすると同時に、リレーRy5を一定期
間オンさせることによりリモコン操作回路66,
66′のリモコン系制御回路と同様にリモコンリ
レーRY1〜Ry4を動作させることができるのであ
る。また手元操作スイツチ9は各リモコンリレー
RY1〜RY4に対応して設けており、各オン用スイ
ツチSWa、オフ用スイツチSWbは一切換手動ス
イツチから構成され、例えばリモコンリレーRY1
に対応したオン用スイツチSWaを固定接点bよ
り固定接点a側に投入すると、ダイオードdaを介
してリモコンリレーRY1にはオン動作させる電流
が流れ、オン用スイツチSWaの投入操作をやめ
た状態、つまり固定接点b側に戻つている状態で
オフ用スイツチSWbを投入すると、オン用スイ
ツチSWaを介してリモコンリレーRY1にオフ動
作させるための電流がダイオードdbを介して流れ
る。そしてオン用、オフ用の両スイツチSWa,
SWbが共に投入された場合にはオン用スイツチ
SWaによつてオフ用スイツチSWb側の回路を遮
断し、リモコンリレーRY1をオン動作させる回路
を構成する方を優先するようになつている。
第9図〜第13図は負荷制御用端末器401の実
装例を示すものであり、図中74は伝送ユニツト
2から送出される時分割多重伝送制御信号にて負
荷14を制御する多重伝送制御系回路を実装した
プリント基板であり、多重伝送制御系回路を構成
する信号処理用の論理演算回路部50を形成せる
LSI75、抵抗、コンデンサ等が配設され、端部
には雌コネクタ76が上方に突設されている。7
7は手元操作スイツチ9のオン用スイツチSWa、
オフ用スイツチSWbにて負荷14を直接制御す
るリモコン制御系回路を実装したプリント基板で
あり、リモコン制御系回路を構成するダイオー
ド、リモコンリレーRY1〜RY4をドライブするラ
ツチング型リレーRy1〜Ry4及びリレーRy5、手
元操作スイツチ9のオン用スイツチSWa、オフ
用スイツチSWbのマイクロスイツチ78a,7
8b等が配設され、端部には雌コネクタ76に対
応するように雄コネクタ76′が下方に突設され
ている。尚多重伝送制御系回路のDIPスイツチよ
りなるアドレス設定スイツチ64はプリント基板
77に配設されている。両プリント基板74,7
7はケース本体79aおよび底カバー79bより
なるケース79内に上下方向に重ね合わされて配
設されると共に、両プリント基板74,77をコ
ネクタ76,76′にて接続するようになつてお
り、多重伝送制御系回路とリモコン制御系回路と
の間の配線を簡略化できることになる。また、両
プリント基板74,77を上下方向に重ね合せて
同一ケース79内に配設しているので、従来例に
比べてコンパクトになり、配設スペースを小さく
することができる。なお、伝送制御系回路を実装
したプリント基板74を下方に配設しているの
で、上方のプリント基板77の導電面(特にアー
スパターン)によるシールド効果により、伝送制
御回路にリモコンリレーRY1,RY2およびリレー
Ry1,Ry2……などの動作時に発生するノイズが
飛び込むことがなく、誤動作が防止されることに
なる。ケース79の上面中央にはリモコンリレー
RY1,RY2……のソケツト80が配設されてお
り、リモコンリレーRY1,RY2……が着脱自在に
装着されるようになつている。リモコンリレー
RY1,RY2……の一方の側方(左側方)には商用
電源線、負荷制御線などの高圧配線が接続される
高圧接続端子81が列設されており、他方の側方
(右側方)には商用電源を降圧トランスにて降圧
した低圧電源線、2芯シールド線よりなる信号線
3などの低圧配線が接続される低圧接続端子82
が列設されている。手元操作スイツチ9のオン用
スイツチSWa、オフ用スイツチSWbの押釦83
a,83b(マイクロスイツチ78a,78bを
押圧する)はケース本体79aに穿設された角孔
84内に復帰ばね85を介装して摺動自在に配設
された低圧接続端子82側のリレー16近傍にケ
ース79上面より突出するようになつており、ケ
ース79の上方から押釦式により操作を容易にす
るとともに、手元操作スイツチ9の操作時に感電
することがないようになつている。またリモコン
リレーRY1〜RY4の上面には動作表示窓86が設
けられており、動作表示窓86を通して接点の動
きあるいは接点の動きに連動する表示マークなど
が目視できるようになつており、手元操作スイツ
チ9の操作による負荷14の動作状態が容易に確
認でき、特別な動作表示手段を設ける必要がない
ものである。なお、オン用スイツチSWaおよび
オフ用スイツチSWbは同時に操作されたときに
は、強制的にオンとなるようにしてリモコンリレ
ーRY1〜RY4のばたつきを防止するようになつて
いる。また、アドレス設定スイツチ64はケース
本体79aに穿設された透孔87を介してケース
79上面に露出するようになつており、アドレス
設定操作がケース79上面から容易にできるよう
になつている。
ところで負荷制御用端末器401以外の端末器は
次のような機能を有する。つまり監視信号入力端
子IN1〜IN5を用いて、外部センサからの検出信
号を入力させるのが入力用端末器411であり、更
にリレー接点38を信号線3に直列挿入するとと
もに、監視信号入力端子IN1〜IN5にローカル電
源の通電検出信号を入力するのがモニタ用端末器
21であり、負荷制御用端末器401としては負荷
制御用のリレー接点の一部を監視信号入力端子
IN1〜IN5に接続することにより負荷14の動作
状態の監視信号を入力するようにもなつている。
次に本発明の多重伝送制御システムの動作につ
いて説明する。まず伝送ユニツト2は電源投入に
よつて初期化され、モニタプログラムによつて、
切換スイツチ13の投入がテスト側かコンピユー
タ側かを判定する。ここでテスト側であれば、ホ
ストコンピユータ1からのコマンドを受付けない
状態にセツトされ、マニユアル設定及び表示部1
2のキーボード10からのデータインプツトに対
して受付け可能となる。逆にコンピユータ側であ
ればホストコンピユータ1からのコマンドの受付
けを可能とし、キーボード10からのデータイン
プツトは受付けない状態にセツトされる。
まず各端末器401,411,421をセツトするに
際しては、例えば切換スイツチ13がコンピユー
タ側に投入されている場合には、ホストコンピユ
ータ1側のキーボード89よりコマンドを伝送ユ
ニツト2側へ与えることによつてセツトできる。
ここでアドレスセツトのコマンドをS1とし、そ
れに続く2桁の16進数を端末器401,411,421
……の設定アドレスとし、更にそれに続く1桁の
数を型式としておき、例えば負荷制御用端末器4
01を“0”、入力用端末器411を“1”、モニタ用
端末器421を“2”とすると、“S1010CR”とホ
ストコンピユータ1のキーボード89のキーを投
入すると、“S1010”のアスキーコードがシリア
ルインタフエース5を介して伝送ユニツト2側へ
送信されるとともにホストコンピユータ1のデイ
スプレイCRTでそのインプツトデータが表示さ
れる。勿論ホストコンピユータ1側には予め伝送
ユニツト2側への通信用のプログムが起動されて
いるのは言うまでもない。さてアスキーコードで
前述のデータが伝送ユニツト2側へ送られると、
伝送ユニツト2の演算制御回路部6ではコマンド
“S1”を判定し、この判定により、引続いて送ら
れていくデータはアドレス設定用のアドレスと、
端末器401,411,421……の型式と判断し、ア
ドレス、型式テーブルに登録し、この登録データ
を記憶7のRAM16に書込み記憶する。即ちこ
の登録以後はアドレス“01”の端末器は負荷制御
用端末器401であると認定される。さて1台でも
登録されると伝送ユニツト2は伝送信号の伝送を
開始し始めることになり、順次登録台数が増加す
ることによつて、アドレスの若い順から順次サイ
クリツクにアクセスする。この常時のアクセス動
作はホストコンピユータ1とは無関係に行なわ
れ、入力用端末器411のアクセス時には当該入力
用端末器411からの返送信号のデータをRAM1
6に書込み、データの更新を行なうととともに記
憶保持する。また負荷制御用端末器401のアクセ
ス時には負荷14の動作状態の監視入力を取り込
み返送信号の監視データをRAM16に書込み保
持する。このようにして伝送ユニツト2は各端末
器401,411,421……のアドレス、型式が登録
されると、順次アクセスし、返送信号のデータを
各アドレスに対応して記憶するのである。
次にホストコンピユータ1から所定アドレスの
負荷制御用端末器401に接続された負荷14を制
御する場合には、負荷14の制御のコマンド、こ
こでは“T1”をキーボード89から投入すると
ともに続いて2桁の16進数のアドレス“××”を
投入し、更に制御データを1桁の16進数で投入す
るのである。ここで、1台の負荷制御用端末器4
01は4台の負荷14を各別に制御できるようにな
つており、各負荷14に対応する制御データは1
ビツトで構成れ、“0”であればオフ、“1”であ
ればオンと例えば構成れ、これらの各制御データ
で構成される4ビツトの2進数を16進数に置換え
て、この16進数を前述したアドレスに引続きホス
トコンピユータ1からキーボード89に投入する
のである。従つて例えば“T100ACR”と投入さ
れると、アドレスが“00”の端末器401の各負荷
14を“1010”で制御するというデータとなり、
2番目と、4番目の負荷14をオンさせる命令と
なるのである。しかして“T100A”というデー
タが伝送ユニツト2が送信されると、伝送ユニツ
ト2の演算制御回路部6では、登録されているア
ドレス“00”の端末器が負荷制御用端末器401
あるのは否かを判定するとともに、判定結果が
YESであれば、当該アドレスの端末器をアクセ
スする際に前記の制御データを作成し送信させる
のである。もし“NO”であればホストコンピユ
ータ1から命令を受付けず、コマンド待ちの状態
に戻るのである。
次いで、ホストコンピユータ1側で、負荷状態
をチエツクしたり、入力用端末器411の返送デー
タをチエツクする場合には、まず監視という例え
ば“W1”というコマンドとともに呼出したい端
末器の16進数のアドレスをホストコンピユータ1
側でインプツトするとよく、例えば、“W100CR”
と投入すると、“00”のアドレスの端末器、ここ
では負荷制御用端末器401の監視データを呼出す
ことになる。伝送ユニツト2では前述の“W100”
のアスキーコードが送信されてくると、演算制御
回路部6は上述のサイクリツクな各端末器401
11,421……のアクセス動作に対してマルチタ
スク的に最も近時点の記憶保持されたアドレス
“00”の端末器401からの監視データをRAM16
より読み出してアスキーコードにてホストコンピ
ユータ1へ送信する。即ちその内容は返送データ
を示す“M1”なるコードと、“00”なるアドレス
と、制御状態を示すデータ“A”となり、ホスト
コンピユータ1ではデイスプレイCRTにその内
容“M100A”を表示する。ここで“A”は16進
数で、4ビツト“1010”に対応する。このように
してホストコンピユータ1側では任意に監視デー
タを各端末器401,411,421……ごとに呼出す
ことができるのである。
このようにして予め設定したコマンドをホスト
コンピユータ1から伝送ユニツト2へ送信するこ
とによりエラーステータス要求、ステータスリセ
ツト、返送エラーの端末器のアドレスの要求、端
末器の種類の確認、エリア単位の複数台の端末器
の制御及び監視データの入力要求、エリア単位の
複数台の端末器の種類の確認、エリア単位の複数
台の端末器の種類の登録、伝送ユニツト2のソフ
トリセツト、受信可能コマンド数のサーチ、伝送
ユニツト2のデータ送信のイネブル、デイセーブ
ル等が行なえ、また伝送ユニツト2からはホスト
コンピユータ1へアスキーコードで、端末器の返
送データの送信、エラーステータスの送信、受信
可能なコマンド数の出力送信、端末器の種類、受
信の可、不可、エラー、送信データの無等を送信
し、ホストコンピユータ1のデイスプレイCRT
で表示されることができるのである。
ところで伝送ユニツト2の切換スイツチ13を
テスト側に投入すると、上述したようにコマンド
の受付けは伝送ユニツト2のキーボード10側に
切換わり、このモードにおいて、任意の端末器の
アドレス設定、返送データの確認、負荷制御用端
末器401の負荷14の制御が行なえるようになつ
ており、キーボード10中SW1〜SW4は端末器の
型式の種類を指示するスイツチであり、SW5
SW9は5ビツトの制御データを指定するためのス
イツチ、SWA,SWB,SWCは、伝送信号の送信、
返送データの確認及び端末器の指定のコマンドを
投入するためのフアツシヨンキーであり、これら
フアツシヨンキーが投入されると、ホストコンピ
ユータ1からのコマンドと同一のコマンドが演算
制御回路部6へ送られるようになつている。
SWAD1〜SWAD3は10進数のアドレスデータを設定
するための各桁の設定スイツチであつて、これら
のスイツチSWAD1〜SWAD3で投入設定されるアド
レスは表示部45で表示される。SWRは伝送ユニ
ツト2の状態をリセツトするためのリセツトスイ
ツチである。SWXはワンシヨツト設定スイツチ
である。
従つてこの伝送ユニツト2側においても任意の
端末器401,411,421……制御命令、返送デー
タの確認等が行なえることができる。尚第2図中
LED1〜LED4は返送データの各ビツトに対応する
発光ダイオード、LED5は信号線3の短絡表示、
LED6は信号線3の断線、LED7は分電盤のローカ
ル電源の有無表示、LED8は返信状態を、LED9
操作状態を示す発光ダイオードである。
また第1図に示されたモニタ用端末器421は信
号線3の短絡を検知する電源断検知回路を有し、
信号線3が短絡すると、信号線3に直列挿入して
あるリレー接点88を自的に開離せしめ、信号線
3への接続点以後を一旦遮断するようになつてい
る。そしてこの場合伝送ユニツト2に設けた短絡
検知手段の短絡検知と同時に伝送ユニツト2が伝
送ユニツト2側に近い方のモニタ用端末器421
ら順次呼び出し、そのリレー接点88をオンさ
せ、そのときに短絡検知手段で短絡が検知される
と、そのモニタ用端末器421のリレー接点88以
後の信号線3に短絡があることが判定できる。勿
論短絡事故の発生は切換スイツチ13がコンピユ
ータであればホストコンピユータ1で表示され、
またテスト側であればマユアル設定及び表示部1
2のLEDで表示される。このモニタ用端末器421
は更に分電盤内に供給される電源の有無を検出す
る機能を有し、その監視データを伝送ユニツト2
へ返送するようになつている。また信号線3の断
線は所定の端末器、例えばモニタ用端末器421
らの返送データが途絶した際に判別されるホスト
コンピユータ1のデイスプレイCRT又は伝送ユ
ニツト2のLED3で表示される。尚端末器401
11,421……としては上述以外にアナログ用端
末器があり、この端末器はA/D変換されたアナ
ログデータを制御データの5ビツトの信号の各ビ
ツトの信号の状態を順次アクセスごとに、例えば
“00001”、“00010”……というように換えて、順
次アクセスごとにアナログデータの各桁の値を返
送データとして返送し、5回のアクセスで1組の
アナログデータを送信終了するようになつている
ものであつて、型式コードが与えられている。ま
た上述した入力用端末器411にはリレー接点88
を有する入出力用端末器も含まれ、この端末器が
負荷14の制御と、監視とを同時に行なえるもの
である。
このようにしてホストコンピユータ1と伝送ユ
ニツト2間のコマンド送受信によつて各端末器4
01,411,421……のアドレス設定、制御、返送
データの確認がホストコンピユータ1側で行なえ
るとともに、伝送ユニツト2側では端末器401
11,421……のテスト及びホストコンピユータ
1無しでの単独操作が行なえるのである。第14
図はホストコンピユータ1と伝送ユニツト2との
間の動作を示すフローチヤートである。
ところで多重伝送制御系回路による制御はアク
セスするまでの時間が端末器数によつて長くかか
ることがあるため、例えば照明のように負荷14
の場合スイツチ操作から点灯(又は消灯)までの
間違和感を与える程の時間的遅れがあるが、本発
明のリモコンリレーRY1……を設けた負荷制御用
端末器401では端末器401に設けた手元操作スイ
ツチ9或いはリモコンリレー操作回路66,6
6′によつて直接的にリモコンリレーRY1……を
選択制御することができるので、負荷14を設置
してある場所での操作をこれら手元操作スイツチ
9或いはリモコンリレー操作回路66,66′の
リモコン制御系回路を利用すると前述の違和感が
ない速入、速断が行なえる。
本発明は伝送ユニツトから時分割多重伝送制御
信号にて順次各端末器をサクリツクに呼出して呼
出した端末器を制御する多重伝送制御系回路と、
各端末器に対して各別に設け夫々の端末器に直接
制御信号を与えるリモコン制御系回路とを備えて
あるので、時分割多重伝送信号による制御では操
作からアクセスされるまでの時間がかかつて、例
えば照明のように点灯(又は消灯)までの時間に
違和感を与えるような照明がかかる場合でもリモ
コン制御系回路で、端末器を制御することができ
るから操作から負荷の動作までの時間を瞬時とす
ることが可能となるという効果を奏する。
また第2発明においては時分割多重伝送系の操
作に汎用のコンピユータがホストコンピユータと
して使用できるもので、伝送ユニツトをホストコ
ンピユータからのコマンドによつてインテリジエ
ンスなターミナルとして扱え、伝送ユニツト側で
はシステムの端末器をホストコンピユータのコマ
ンド入力とは関係なくアクセスすることができ、
その結果ホストコンピユータの使用が専用化せず
ホストコンピユータを効率よく使えるとともに、
伝送ユニツトも効率よく使用できるという効果を
奏し、更に負荷制御用端末器には手元操作スイツ
チ及びリモコンリレーを備えてあるから、多重伝
送制御系回路と、リモコン制御系回路との間の配
線を簡略化できるものであつて、しかも手元操作
スイツチを上記端末器に設けてあるから、端末器
でのリモコン操作が可能となり、更に上述のよう
に構成したリモコンリレー操作回路を備えてある
から、リモコン制御系回路において、リモコンリ
レー操作回路の一切換手動スイツチを操作しつづ
けていた状態で手元操作スイツチや、電流方切換
手段のような他のスイツチ手段が操作されてもリ
モコンリレーがチヤタリングを起こす恐れはな
く、そのためリモコンリレーのリレー接点の溶着
などが生じず、本発明のように手元操作スイツチ
及び多重伝送制御系回路の電流方向切換手段のよ
うに多個所の操作が行なわれる場合に最適である
という効果を奏する。
尚動作表示窓を有するリモコンリレーを端末器
の上面中央に設けることにより、リモコンリレー
の動作状態が簡単に確認でき、特別な動作表示手
段を設ける必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的な回路ブロツク図、第
2図は同上のホストコンピユータと、伝送ユニツ
トの斜視図、第3図は同上の伝送信号の波形図、
第4図は同上の伝送ユニツトの具体回路図、第5
図は同上の負荷制御用の端末器の全体概略回路ブ
ロツク図、第6図は同上の端末器の要部回路図、
第7図は同上のリモコン制御系回路の回路図、第
8図は同上のリモコンリレー操作回路とリモコン
リレーの関係を示す具体回路図、第9図は同上の
負荷制御用の端末器の上面図、第10図は同上の
断面図、第11図〜第13図は同上の要部分解斜
視図、第14図は同上のフローチヤートである。 1はホストコンピユータ、2は伝送ユニツト、
3は信号線、401は負荷制御用端末器、9は手元
操作スイツチ、14は負荷、66,66′はリモ
コンリレー操作回路、67はコイル、71は補助
接点、73,73′は一切換手動スイツチ、RY1
……はリモコンリレー、d1,d2はダイオード、C
はコンデンサ、S1,S2はスイツチング素子であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 伝送ユニツトから時分割多重伝送制御信号に
    て順次各端末器をサイクリツクに呼出して呼出し
    た端末器を制御する多重伝送制御系回路と、各端
    末器に対して各別に設け夫々の端末器に直接制御
    信号を与えるリヨコン制御系回路とを備えて成る
    ことを特徴とする多重伝送制御システム。 2 リモコン制御系回路の動作表示窓を有するリ
    モコンリレーを端末器のケース上面中央に設けて
    成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の多重伝送制御システム。 3 ホストコンピユータと、該ホストコンピユー
    タとの間でコマンドの送受を行なうとともにホス
    トコンピユータからのコマンドに従つてアドレス
    データ、制御データ等の伝送データを作成して該
    伝送データを時分割多重伝送制御信号として伝送
    し、かつ端末器からの返送信号を受信する伝送ユ
    ニツトと、磁気保持型電磁継電器のコイル及び磁
    気保持型電磁継電器の一切換型補助接点の両固定
    接点に夫々互いに逆極性に接続した2つのダイオ
    ードから構成されコイルの励磁電流の極性を切換
    えることによつて切換動作するリモコンリレーを
    備え、前記伝送ユニツトから送出される時分割多
    重伝送制御信号のアドレスデータと自己のアドレ
    スとが一致した際に制御データに基いてリモコン
    リレーと交流電源との間に挿入された電流方向切
    換手段を制御する多重伝送制御系回路及びリモコ
    ンリレーを手動操作によつて制御する手元操作ス
    イツチを有した負荷制御用端末器と、一切換手動
    スイツチ、この一切換手動スイツチの常閉接点を
    介して充電されるコンデンサ及び前記一切換手動
    スイツチの常開接点に接続された互いに逆極性の
    一対のスイツチング素子から構成されて、リモコ
    ンリレーと交流電源との間に挿入されスイツチン
    グ素子の制御端子を前記一切換手動スイツチの常
    閉接点を介して充電されるコンデンサの電荷によ
    り制御するリモコンリレー操作回路とを具備して
    成る多重伝送制御システム。
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