JP4273940B2 - セキュリティーセンサ - Google Patents
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セキュリティーセンサの例として、人体検知器を挙げれば、防犯受信器から電源を供給され、人体検知時には接点信号をセンサ回線に出力する非電池電源型のものと、内蔵電池から電源を供給され、人体検知時には無線信号を防犯受信器へ送信する電池電源型のものが、設置条件により選択されて使用されていた。
下記の特許文献には、取付施工を容易にするために、無線送信機の上面にローゼットから電力を受けるための電源入力端子を設ける一方、その下面に検出部から信号を取り込むための信号入力端子を設け、検出部をそこに取り付けるようにした防犯検出器が開示されている。ここでは、防犯検出器の取付を容易にしているものの、その検出部は、無線送信機であるベース専用であり、電池を内蔵したベースは用意されていない。
本発明は、このような事情に鑑みて開発されたものであり、ヘッド部を有線対応型ベース部と無線対応型ベース部の両者で共通に使用できる新規な構成のセキュリティーセンサを提供して、その開発、製造コストを低減させることを目的としている。
上記ベース部は、上記制御部に供給する電池電源と、上記制御部から検知信号を受けたときにワイヤレス信号を送出させるワイヤレス送信部とを備えた無線対応型ベース部と、外部電源の供給を受けて、上記制御部に電源供給する電源供給端子と、上記制御部から検知信号を受けたときに、別置された受信機に検知信号を送信するための信号線とを導出させた有線対応型ベース部とを取り替えて使用するようにしている。
請求項2ではまた、請求項1において、上記ヘッド部の制御部は、上記ベース部に接続されたときに、そのベース部が上記無線対応型ベース部か、上記有線対応型ベース部かを自動判別する機能を備えている、セキュリティーセンサを提案している。
またセキュリティーセンサは、無線対応型ベース部と、有線対応型ベース部とを選択して使用できるので、セキュリティーセンサを配線困難な場所にでも、自由に設置できるようになる。
特に、ベース部に接続されたときに、そのベース部が無線対応型ベース部か、有線対応型ベース部かを自動判別する構成では、設置時に作業者が誤って設定してしまう虞がない。
図に示すように、セキュリティーセンサS、S‘は、天井面などに取り付けられるベース部2A、2Bに、セキュリティー感知部12を備えた共通のヘッド部1を着脱可能に取り付ける構造となっている。
ここに、ヘッド部1は、ベース部2A、2Bに、コネクタCN(後述するブロック図ではCN1として説明している)を通じて接続可能になっており、コネクタCNを通じてベース部2Bから電池BTによる電池電源、コネクタCNを通じてベース部2Aの電源供給端子BKを介して供給される外部からの非電池電源の双方に対応して、作動可能な制御部11を備えている。図例では、電源供給端子BKは、ねじ締め端子ブロックを想定しているが、そのようなものに限定されない。
この例では、ベース部2Bが電池電源BTを有しており、ベース部2Aが電源供給端子BKを備えた非電池電源を有しているが、ベース部2Aとベース部2Bの双方を組み合わせた構成として、電池収納部と電源供給端子との両方を備えさせ、使用目的に応じて、電池BTを挿入して電池電源とするか、外部からの電源線を電源供給端子と接続して、非電池電源とするかを選択できるようなベース部に構成してもよい。
図2は、ヘッド部1に有線対応型ベース部2Aを接続したセキュリティーセンサSの回路の基本構成を示すブロック図である。
ヘッド部1は、内部に制御部11とセキュリティー感知部を構成するセンサユニット12を有しており、制御部11はセンサユニット12及び有線対応型ベース部2Aとは、各々コネクタCN1、CN2によって接続され、全体としてセキュリティーセンサSの回路を形成している。
制御部11は、有線対応型ベース部2Aと後述する無線対応型ベース部2Bとも接続/分離可能なコネクタCN1と、センサユニット12の検知信号を監視し、検知信号を制御するコントローラ101と、ヘッド部1の各部へ電源Vccを供給する内部電源回路102と、セキュリティーセンサSの稼働状態を表示する表示部103と、動作条件を設定する設定スイッチ104と、接点信号を有線対応型ベース部2Aに出力するための接点駆動回路105と、無線制御信号を無線対応型ベース部に出力するバッファ回路106と、センサユニット12を着脱可能に接続するコネクタCN2を有している。
一方のコネクタCN2は、接続点21〜24を有している。ここで、接続点21、22にはセンサユニット12へ直流電源Vccが接続されており、人体検知時には接続点23、24を通じて検知パルス信号を受ける。
また、コントローラ101は、内部にCPU、ROM、RAM等を備え、入出力用ポート、割込端子を有するワンチップマイコンによって構成されており、電源回路部102から電源Vccを受けて駆動され、起動時に設定スイッチの値をポートで読み取り、更に、接続点14の電圧レベルをポートで読み取って、ベース部が有線対応型ベース部部2Aであるか、後述する無線対応型ベース部2Bであるかを判断し、有線対応型ベース部2Aを判断した場合には、接続点23、24から検知パルス信号を割込端子で受信すると、割り込み処理によって接点駆動回路105を駆動して接点信号を接続点17、18へ出力させる一方、無線対応型ベース部2Bを判断した場合には、接続点23、24から検知パルス信号を割込端子で受信すると、割り込み処理によってバッファ回路106を駆動して、無線制御信号を接続点13へ出力させる。この実施例では、ヘッド部1と有線対応型ベース部2Aとを組み合わせており、よって接続点14が絶縁状態にされているから、プルダウンされている接続点14はLレベルになっており、これによって有線対応型ベース部部2Aを判別することができ、接点信号を接続点17、18へ出力させる。なお、コントローラ101は、ワンチップマイコン以外でも構成可能であり、ROM、RAM等が外付けされてもよい。また、ROMをフラッシュROMとしてもよい。
表示部103は、電源Vccに負荷抵抗Rを接続され、コントローラ101のポートによって駆動される発光ダイオードD2で構成される動作表示灯と、同様の発光ダイオードD3で構成されるメモリ表示灯を備えている。これらの動作表示灯は接続点23、24から検知パルス信号を受信している期間点灯するように駆動される一方、動作メモリ表示灯は接続点23、24から一旦検知パルス信号を受信すれば点灯状態を維持するように制御される。これら表示灯は、本体カバーに設けられた表示窓を通じて、外部から視認できるようになっている。
また、接点駆動回路105は、常閉接点を形成するフォトモスリレーPMRと、このフォトモスリレーPMRを駆動する発光ダイオードD4とを備えている。発光ダイオードD4は、コントローラ101に制御されるトランジスタQ1で常時駆動されている。従って、コントローラ101がLレベルを出力してトランジスタQ1をオフすれば、発光ダイオードD4が消灯して、フォトモスリレーPMRは開き、接点信号が接続点17、18から出力される。
センサユニット12は、コネクタCN2の接続点21、22から電源Vccを受けて、異常を検知するセンサ素子121、122を備えており、それらの検知パルス信号は、接続点23、24から出力される。
バッファ回路106は、負荷抵抗Rを電源Vccに接続され、コントローラ101のポートによって駆動されるトランジスタQ2によって形成されている。トランジスタQ2のコレクタ電流は、接点駆動回路105のトランジスタQ1のコレクタ電流よりも少なくなるように、設定されている。
ついで、ヘッド部に無線対応型ベース部2Bを接続したセキュリティーセンサS‘の構成について説明する。
図3は、ヘッド部1及び無線対応型ベース部2Bの回路の基本構成を示すブロック図である。ここで、ヘッド部1の構成は、上記実施例2と同様であるから、同一の参照符号を付けて説明を略する。
このバッテリーBTは、交換式のものである。また、直流電源(+)は更に、接続点14とも接続されている。ワイヤレス送信部22は、コネクタCN1の接続点13と接続されており、無線制御信号を接続点13から受ければ、セキュリティーセンサS‘を識別させるためのIDを付加した無線信号を、無線受信装置を備えた図示しないセキュリティー受信器へと送信するものである。
コントローラ102は、接続点14からバッテリーBTの直流電源を受け、これがHレベルであることから、無線対応型ベース部2Bを判別して、接続点23、24から検知信号を割込端子で受信すると、割り込み処理によってバッファ回路106を駆動して、無線制御信号を接続点13に出力させる。ここで、無線制御信号を連続パルスとして出力すれば、通電時間はパルスがHレベルの期間だけになり、消費電力を削減することが可能である。また、表示部103に設けたメモリ表示灯D3を点灯させないようにして、消費電力をより削減することも可能である。
1 ヘッド部
2A 有線対応型ベース部
BK 電源供給端子
2B 無線対応型ベース部
BT 電池
22 ワイヤレス送信部
11 制御部
12 セキュリティー感知部(センサユニット)
101 コントローラ
102 内部電源回路
CN1、CN2 コネクタ
Claims (2)
- 天井面などに取り付けるベース部に、セキュリティー感知部を備えたヘッド部を着脱可能に取付ける構造とされたセキュリティーセンサにおいて、
上記ヘッド部は、上記ベース部とコネクタを通じて接続されており、そのコネクタを通じて選択的に供給される電池電源、非電池電源の双方で作動する制御部を備え、
上記ベース部は、
上記制御部に供給する電池電源と、上記制御部から検知信号を受けたときにワイヤレス信号を送出させるワイヤレス送信部とを備えた無線対応型ベース部と、
外部電源の供給を受けて、上記制御部に電源供給する電源供給端子と、上記制御部から検知信号を受けたときに、別置された受信機に検知信号を送信するための信号線とを導出させた有線対応型ベース部とを取り替えて使用するようにしているセキュリティーセンサ。 - 請求項1において、
上記ヘッド部の制御部は、上記ベース部に接続されたときに、そのベース部が上記無線対応型ベース部か、上記有線対応型ベース部かを自動判別する機能を備えている、
セキュリティーセンサ。
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