JP2747339B2 - 電動シャッターの安全装置 - Google Patents
電動シャッターの安全装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、車庫等の電動シャッターに利用され、特
に、電池駆動の送信機から赤外線にてデータを送信し、
そのデータを受信機が受信、解読することによりシャッ
タカーテンの制御を行う送受信機を備えた電動シャッタ
ーの安全装置に関する。
に、電池駆動の送信機から赤外線にてデータを送信し、
そのデータを受信機が受信、解読することによりシャッ
タカーテンの制御を行う送受信機を備えた電動シャッタ
ーの安全装置に関する。
〈従来技術〉 従来の電池駆動される送信機１は、第６図の如く、電
池２と、発光ダイオードからなる発光素子３と、該発光
素子３をスイツチング駆動させるトランジスタQ1と、障
害物に接触したときオンする検知スイツチ４からの出力
に基づいてトランジスタQ1を通電制御する制御回路５と
から構成されており、６は発光素子３に流れる電流を制
限するための抵抗である。
池２と、発光ダイオードからなる発光素子３と、該発光
素子３をスイツチング駆動させるトランジスタQ1と、障
害物に接触したときオンする検知スイツチ４からの出力
に基づいてトランジスタQ1を通電制御する制御回路５と
から構成されており、６は発光素子３に流れる電流を制
限するための抵抗である。
従来、送受信機の設置時に、送信機１の赤外光発光素
子３と受信機の受光素子の光軸の調整、光軸のずれの確
認等、設置状況の確認をするために、送信機１からの本
来の送出パワーに対してそのパワーを低下させる設置状
況確認スイツチを設け、設置状況確認時にそのスイツチ
を作動させて送受信を行なうことにより確認を行なつて
いた。
子３と受信機の受光素子の光軸の調整、光軸のずれの確
認等、設置状況の確認をするために、送信機１からの本
来の送出パワーに対してそのパワーを低下させる設置状
況確認スイツチを設け、設置状況確認時にそのスイツチ
を作動させて送受信を行なうことにより確認を行なつて
いた。
また、一般に、送信機１の電池電圧が低下すると、一
般的には送出する赤外線信号のパワーが低下し、送信性
能が低下する。
般的には送出する赤外線信号のパワーが低下し、送信性
能が低下する。
そこで、従来は、送受信機の稼動後に、送信機１の電
池電圧が低下したことを受信機に報知させるために、送
信機１の内部に電池電圧の検出回路７を設け、送信機１
から受信機へ送信するデータの中に、電池電圧に関する
データをあらかじめ含めておき、電池電圧低下をデータ
として受信機の方へ送信していた。
池電圧が低下したことを受信機に報知させるために、送
信機１の内部に電池電圧の検出回路７を設け、送信機１
から受信機へ送信するデータの中に、電池電圧に関する
データをあらかじめ含めておき、電池電圧低下をデータ
として受信機の方へ送信していた。
このように、従来の送信機１には、その設置状況の確
認のためにパワーダウンさせるスイツチ（テストスイツ
チ）と、稼動後の電池電圧低下を検出するための回路を
別々に設けていた。
認のためにパワーダウンさせるスイツチ（テストスイツ
チ）と、稼動後の電池電圧低下を検出するための回路を
別々に設けていた。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記従来技術において、設置状況確認
スイツチと電池電圧検出回路とを別々に設けることは、
両者がそれぞれ独立して機能し、相関がないため無駄が
あつた。
スイツチと電池電圧検出回路とを別々に設けることは、
両者がそれぞれ独立して機能し、相関がないため無駄が
あつた。
本発明は、上記に鑑み、電動シャッターへの送受信機
の設置時に送信機と受信機との設置状況の確認と、稼働
後の送受信機の電池電圧の低下を簡単な回路構成で共用
し、同時に実現できる電動シャッターの安全装置の提供
を目的とする。
の設置時に送信機と受信機との設置状況の確認と、稼働
後の送受信機の電池電圧の低下を簡単な回路構成で共用
し、同時に実現できる電動シャッターの安全装置の提供
を目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明による課題解決手段は、第１〜５図の如く、シ
ャッターカーテン14の下端に取付けられる障害物検知手
段４と、前記シャッターカーテン14に取付けられ電池駆
動され、前記障害物検知手段４からの検知信号により赤
外線にて信号を送信する送信機１と、前記シャッターカ
ーテン14の上部に配され該送信機１からの信号を受信し
て解読し前記シャッターカーテン14の動作を停止する受
信機８とを備える電動シャッターにおいて、前記送信機
１側に、高レベルの送信コードを発生する高レベル信号
発生手段９と、低レベルの信号コードを発生する低レベ
ル信号発生手段10とを備え、高レベルおよび低レベルの
送信コードから送信信号を構成し、前記受信機８側に、
前記送信機１からの送信信号を受信する受信手段11と、
該受信手段11の低レベルの送信コードの受信により送受
信機の設置状況の確認を行う送受信機設置確認手段12
と、送受信機の稼働後に、前記送信信号の低レベルの送
信コードを受信できるか否かにより前記送信機１の電池
電圧の低下を判断する送信機電池電圧判定手段13と、前
記送受信機設置確認手段12または送信機電池電圧判定手
段13の出力信号により設置状況の異常または電池電圧の
低下を報知する報知手段とを備えたものである。
ャッターカーテン14の下端に取付けられる障害物検知手
段４と、前記シャッターカーテン14に取付けられ電池駆
動され、前記障害物検知手段４からの検知信号により赤
外線にて信号を送信する送信機１と、前記シャッターカ
ーテン14の上部に配され該送信機１からの信号を受信し
て解読し前記シャッターカーテン14の動作を停止する受
信機８とを備える電動シャッターにおいて、前記送信機
１側に、高レベルの送信コードを発生する高レベル信号
発生手段９と、低レベルの信号コードを発生する低レベ
ル信号発生手段10とを備え、高レベルおよび低レベルの
送信コードから送信信号を構成し、前記受信機８側に、
前記送信機１からの送信信号を受信する受信手段11と、
該受信手段11の低レベルの送信コードの受信により送受
信機の設置状況の確認を行う送受信機設置確認手段12
と、送受信機の稼働後に、前記送信信号の低レベルの送
信コードを受信できるか否かにより前記送信機１の電池
電圧の低下を判断する送信機電池電圧判定手段13と、前
記送受信機設置確認手段12または送信機電池電圧判定手
段13の出力信号により設置状況の異常または電池電圧の
低下を報知する報知手段とを備えたものである。
〈作用〉 上記課題解決手段において、送信機１は、第５図の如
く、同一の信号コードを４連送する。送信機１が送信す
る４連送のコードの内、低レベル信号発生手段10により
最初に送信されるコードは、高レベル信号発生手段９に
よる残りの三個のコードに比べてそのレベルが弱められ
ている。
く、同一の信号コードを４連送する。送信機１が送信す
る４連送のコードの内、低レベル信号発生手段10により
最初に送信されるコードは、高レベル信号発生手段９に
よる残りの三個のコードに比べてそのレベルが弱められ
ている。
送受信機設置時（電池交換時も含む）、即ち、送信機
１の電池電圧が高い場合には、送受信機設置確認手段12
により一連のデータの中の低レベルのコードが受信され
るかどうかで、送信機１と受信機８の光軸のずれ等設置
状況の確認を行なう。
１の電池電圧が高い場合には、送受信機設置確認手段12
により一連のデータの中の低レベルのコードが受信され
るかどうかで、送信機１と受信機８の光軸のずれ等設置
状況の確認を行なう。
また、その低レベルの送信コードのレベルを電池電圧
低下時の高レベルの送信コードよりも低く設定すれば、
電池電圧が低下しても送受信が正しく行なえることを設
置時（電池交換時も含む）にあらかじめ確認することも
可能である。
低下時の高レベルの送信コードよりも低く設定すれば、
電池電圧が低下しても送受信が正しく行なえることを設
置時（電池交換時も含む）にあらかじめ確認することも
可能である。
次に、送受信機の稼動後、送信機１の電池が古くなつ
て電池電圧が低い場合に、送信機電池電圧判定手段13に
より４連送のコードが全て正しく受信・解読されれば、
電池電圧は正常と判断し、最初のコードのみが正しく受
信・解読できない時には電池電圧は低下と判断する。ま
たは、４連送の内の低レベルの送信コードの中に電池電
圧確認中であるという情報を入れておき、そのコードが
正しく受信・解読できる時は電池電圧正常と判断し、正
しく受信・解読できない時は電池電圧低下と判断しても
よい。
て電池電圧が低い場合に、送信機電池電圧判定手段13に
より４連送のコードが全て正しく受信・解読されれば、
電池電圧は正常と判断し、最初のコードのみが正しく受
信・解読できない時には電池電圧は低下と判断する。ま
たは、４連送の内の低レベルの送信コードの中に電池電
圧確認中であるという情報を入れておき、そのコードが
正しく受信・解読できる時は電池電圧正常と判断し、正
しく受信・解読できない時は電池電圧低下と判断しても
よい。
したがつて、送信機１からの送信信号の内に低レベル
の送信コードを含めて送信して、その低レベルの送信コ
ードを受信できるかどうかを検出することにより、送受
信機の設置時に、送信機と受信機との光軸のずれの確認
等、設置状況の確認と、稼動後の送信機の電池電圧低下
の認識を簡単な回路でしかも同時に実現することができ
る。
の送信コードを含めて送信して、その低レベルの送信コ
ードを受信できるかどうかを検出することにより、送受
信機の設置時に、送信機と受信機との光軸のずれの確認
等、設置状況の確認と、稼動後の送信機の電池電圧低下
の認識を簡単な回路でしかも同時に実現することができ
る。
〈実施例〉 以下、本発明の電動シャッターの安全装置の実施例を
図面に基づいて説明する。第１図は本発明の実施例を示
す送受信制御装置の機能ブロツク図、第２図は本実施例
の電動シヤツターの構成図、第３図は同じく送信機の電
気回路図、第４図は同じく受信機の制御ブロツク図、第
５図は送信機からの送信信号の波形図である。なお、従
来と同じ構成部品には同一符号を付す。
図面に基づいて説明する。第１図は本発明の実施例を示
す送受信制御装置の機能ブロツク図、第２図は本実施例
の電動シヤツターの構成図、第３図は同じく送信機の電
気回路図、第４図は同じく受信機の制御ブロツク図、第
５図は送信機からの送信信号の波形図である。なお、従
来と同じ構成部品には同一符号を付す。
本発明の送受信機は、第１図の如く、電池駆動され赤
外線にて信号を送信する送信機１と、該送信機１からの
信号を受信して解読する受信機８とからなり、前記送信
機１側に、高レベルの送信コードを発生する高レベル信
号発生手段９と、低レベルの送信コードを発生する低レ
ベル信号発生手段10とを備え、高レベルおよび低レベル
の送信コードから送信信号が構成され、前記受信機８側
に、送信機１からの送信信号を受信する受信手段11と、
受信手段11の低レベルの送信コードの受信により送受信
機の設置時に送信機１と受信機８との設置状況の確認を
行なう送受信機設置確認手段12と、送受信機の稼動後に
前記送信信号の低レベルの送信コードを受信できるか否
かにより送信機１の電池電圧の低下を判断する送信機電
池電圧判定手段13とを備えたものである。
外線にて信号を送信する送信機１と、該送信機１からの
信号を受信して解読する受信機８とからなり、前記送信
機１側に、高レベルの送信コードを発生する高レベル信
号発生手段９と、低レベルの送信コードを発生する低レ
ベル信号発生手段10とを備え、高レベルおよび低レベル
の送信コードから送信信号が構成され、前記受信機８側
に、送信機１からの送信信号を受信する受信手段11と、
受信手段11の低レベルの送信コードの受信により送受信
機の設置時に送信機１と受信機８との設置状況の確認を
行なう送受信機設置確認手段12と、送受信機の稼動後に
前記送信信号の低レベルの送信コードを受信できるか否
かにより送信機１の電池電圧の低下を判断する送信機電
池電圧判定手段13とを備えたものである。
そして、本発明の送受信機を用いた電動シヤツターの
安全装置は、第２図の如く、シヤツターカーテン14の最
下端に取付けられたリミツトスイツチ等の障害物検知ス
イツチ４と、シヤツターカーテン14の座板15の近傍に取
付けられ検知スイツチ４が障害物を検知するとその出力
により赤外線信号を上方に向かつて発信する送信機１
と、該送信機１の上方で送信機からの送信信号を受信し
て解読する受信機８とからなる。
安全装置は、第２図の如く、シヤツターカーテン14の最
下端に取付けられたリミツトスイツチ等の障害物検知ス
イツチ４と、シヤツターカーテン14の座板15の近傍に取
付けられ検知スイツチ４が障害物を検知するとその出力
により赤外線信号を上方に向かつて発信する送信機１
と、該送信機１の上方で送信機からの送信信号を受信し
て解読する受信機８とからなる。
該受信機８は、シヤツターの上部に配されたフオトダ
イオード等の受信部16と、送信機１からの信号を解読し
てシヤツターを駆動停止制御するシヤツター制御装置17
と、シヤツターカーテン14を開閉するモータ等の開閉機
18とから構成される。なお、図中19はシヤツターを手元
で開閉操作させるための押ボタン式開閉スイツチであ
る。
イオード等の受信部16と、送信機１からの信号を解読し
てシヤツターを駆動停止制御するシヤツター制御装置17
と、シヤツターカーテン14を開閉するモータ等の開閉機
18とから構成される。なお、図中19はシヤツターを手元
で開閉操作させるための押ボタン式開閉スイツチであ
る。
前記送信機１は、第３図の如く、電源としての電池２
と、赤外光発光ダイオードからなる発光素子３と、該発
光素子３を駆動する第一トランジスタQ1および第二トラ
ンジスタQ2と、前記検知スイツチ４からの出力により第
一トランジスタQ1および第二トランジスタQ2を通電制御
する制御回路５と、発光素子３に流れる電流を制限する
ための抵抗20,21とから構成される。なお、22,23,24は
抵抗である。
と、赤外光発光ダイオードからなる発光素子３と、該発
光素子３を駆動する第一トランジスタQ1および第二トラ
ンジスタQ2と、前記検知スイツチ４からの出力により第
一トランジスタQ1および第二トランジスタQ2を通電制御
する制御回路５と、発光素子３に流れる電流を制限する
ための抵抗20,21とから構成される。なお、22,23,24は
抵抗である。
そして、前記高レベル信号発生手段９は、第一，第二
トランジスタQ1,Q2と、第二トランジスタQ2をオンし第
一トランジスタQ1をオンオフさせる制御回路５（マイク
ロコンピユータ）とから構成される。前記低レベル信号
発生手段10は、第一，第二トランジスタQ1,Q2と、第二
トランジスタQ2をオフにして第一トランジスタQ1をオン
オフさせる制御回路５（マイクロコンピユータ）とから
構成される。
トランジスタQ1,Q2と、第二トランジスタQ2をオンし第
一トランジスタQ1をオンオフさせる制御回路５（マイク
ロコンピユータ）とから構成される。前記低レベル信号
発生手段10は、第一，第二トランジスタQ1,Q2と、第二
トランジスタQ2をオフにして第一トランジスタQ1をオン
オフさせる制御回路５（マイクロコンピユータ）とから
構成される。
ここで、電池２が新しい時の電圧をVcc1、古くなつて
交換が必要になる時の電圧をVcc2、発光素子３の順電圧
をVF、抵抗20,21の抵抗値をそれぞれR1,R2とすると、発
光素子３に流れる電流Ｉは（第一，第二トランジスタQ
1,Q2のオン電圧は無視する）、電池が新しい時の高レベ
ルの送信コードでは、 （Vcc1−VF）/R1＝I1 同じく低レベルの送信コードでは、 （Vcc1−VF）／（R1＋R2）＝I2 電池が古い時の高レベルの送信コードでは、 （Vcc2−VF）/R1＝I3 同じく低レベルの送信コードでは、 （Vcc2−VF）／（R1＋R2）＝I4 となる。
交換が必要になる時の電圧をVcc2、発光素子３の順電圧
をVF、抵抗20,21の抵抗値をそれぞれR1,R2とすると、発
光素子３に流れる電流Ｉは（第一，第二トランジスタQ
1,Q2のオン電圧は無視する）、電池が新しい時の高レベ
ルの送信コードでは、 （Vcc1−VF）/R1＝I1 同じく低レベルの送信コードでは、 （Vcc1−VF）／（R1＋R2）＝I2 電池が古い時の高レベルの送信コードでは、 （Vcc2−VF）/R1＝I3 同じく低レベルの送信コードでは、 （Vcc2−VF）／（R1＋R2）＝I4 となる。
発光素子３からの発光パワーは発光ダイオードに流す
電流にほぼ比例しており、I2の電流における発光パワー
では受信が可能で、I4の電流における発光パワーでは受
信が不可能となるようにR1,R2の抵抗値を選択すればよ
い。
電流にほぼ比例しており、I2の電流における発光パワー
では受信が可能で、I4の電流における発光パワーでは受
信が不可能となるようにR1,R2の抵抗値を選択すればよ
い。
また、発光素子３の発光パワーのばらつきを考慮して
I2/I4の値を大きくするためには、抵抗21を抵抗とダイ
オードの直列回路に置き換え、 Vcc2＜VF＋0.6V（ダイオード順電圧） Vcc1＞VF＋0.6V となればよい。
I2/I4の値を大きくするためには、抵抗21を抵抗とダイ
オードの直列回路に置き換え、 Vcc2＜VF＋0.6V（ダイオード順電圧） Vcc1＞VF＋0.6V となればよい。
前記シヤツター制御装置17は、第４図の如く、シヤツ
ター開閉制御を行なうマイクロコンピユータからなるシ
ヤツター制御回路25と、受信部16で受信した送信機１か
らの送信信号をロジツクレベルに変換してシヤツター制
御回路25に伝送する受信回路26と、開閉スイツチ19から
の信号をシヤツター制御回路25に伝送する入力回路27
と、シヤツター制御回路25からの出力により開閉機18を
動作させるためのリレーおよびリレー駆動回路からなる
昇降回路28とから構成されている。
ター開閉制御を行なうマイクロコンピユータからなるシ
ヤツター制御回路25と、受信部16で受信した送信機１か
らの送信信号をロジツクレベルに変換してシヤツター制
御回路25に伝送する受信回路26と、開閉スイツチ19から
の信号をシヤツター制御回路25に伝送する入力回路27
と、シヤツター制御回路25からの出力により開閉機18を
動作させるためのリレーおよびリレー駆動回路からなる
昇降回路28とから構成されている。
前記受信手段11は、前記受信部16と受信回路26とから
なり、受信した送信機１からの送信信号を前記シヤツタ
ー制御回路25に出力する。また、シヤツター制御回路25
は、前記送受信機設置確認手段12および送信機電池電圧
判定手段13を有している。そして、送受信機設置確認手
段12が送信機１と受信機８との光軸のずれ等による設置
状況の異常時に信号を出力し、その出力信号に基づいて
異常を報知する表示装置29が設けられている。また、表
示装置29は、送信機電池電圧判定手段13が送受信機の稼
動後の電池電圧の低下を検出したときの出力信号によ
り、電池電圧の低下を報知する機能も有している。
なり、受信した送信機１からの送信信号を前記シヤツタ
ー制御回路25に出力する。また、シヤツター制御回路25
は、前記送受信機設置確認手段12および送信機電池電圧
判定手段13を有している。そして、送受信機設置確認手
段12が送信機１と受信機８との光軸のずれ等による設置
状況の異常時に信号を出力し、その出力信号に基づいて
異常を報知する表示装置29が設けられている。また、表
示装置29は、送信機電池電圧判定手段13が送受信機の稼
動後の電池電圧の低下を検出したときの出力信号によ
り、電池電圧の低下を報知する機能も有している。
上記構成において、送信機１は、第５図の如く、障害
物等に接触して検知スイツチ４の入力がオフからオンに
なると、同一の信号コード（シヤツターへの停止命令）
を４連送する。受信部16とシヤツター制御回路25では、
４連送のコードの内いずれか一つを受信・解読し、有効
と判断するとシヤツターを停止させる。また、送信機１
が送信する４連送のコードの内、最初に送信されるコー
ドは低レベル信号発生手段10で、残りの三つのコードは
高レベル信号発生手段９で発生させ、最初のコードは残
りのコードに比べてそのレベルが弱められている。
物等に接触して検知スイツチ４の入力がオフからオンに
なると、同一の信号コード（シヤツターへの停止命令）
を４連送する。受信部16とシヤツター制御回路25では、
４連送のコードの内いずれか一つを受信・解読し、有効
と判断するとシヤツターを停止させる。また、送信機１
が送信する４連送のコードの内、最初に送信されるコー
ドは低レベル信号発生手段10で、残りの三つのコードは
高レベル信号発生手段９で発生させ、最初のコードは残
りのコードに比べてそのレベルが弱められている。
送受信機設置時（電池交換時も含む）、即ち、送信機
１の電池２が新しく電池電圧が高い場合には、一連のデ
ータの中の低レベルの部分が受信されるかどうかで、送
信機１と受信機８の光軸のずれ等設置状況の確認を行な
う。そして、設置状況に異常があれば、表示装置29によ
り報知される。また、その低レベルの送信コードのレベ
ルを電池電圧低下時の高レベルの送信コードよりも低く
設定すれば、電池電圧が低下しても送受信が正しく行な
えることを設置時（電池交換時も含む）にあらかじめ確
認することも可能である。
１の電池２が新しく電池電圧が高い場合には、一連のデ
ータの中の低レベルの部分が受信されるかどうかで、送
信機１と受信機８の光軸のずれ等設置状況の確認を行な
う。そして、設置状況に異常があれば、表示装置29によ
り報知される。また、その低レベルの送信コードのレベ
ルを電池電圧低下時の高レベルの送信コードよりも低く
設定すれば、電池電圧が低下しても送受信が正しく行な
えることを設置時（電池交換時も含む）にあらかじめ確
認することも可能である。
次に、送受信機の稼動後、送信機１の電池が古くなつ
て電池電圧が低い場合に、受信部16とシヤツター制御回
路25では、送信機１からの４連送のコードが全て正しく
受信・解読されれば、電池電圧は正常と判断し、最初の
コードのみが正しく受信・解読できない時には電池電圧
は低下と判断する。または、４連送の内の低レベルの送
信コードの中に電池電圧確認中であるという情報を入れ
ておき、そのコードが正しく受信・解読できる時は電池
電圧正常と判断し、正しく受信・解読できない時は電池
電圧低下と判断してもよい。そして、電池電圧の低下が
あれば、表示装置29により報知される。
て電池電圧が低い場合に、受信部16とシヤツター制御回
路25では、送信機１からの４連送のコードが全て正しく
受信・解読されれば、電池電圧は正常と判断し、最初の
コードのみが正しく受信・解読できない時には電池電圧
は低下と判断する。または、４連送の内の低レベルの送
信コードの中に電池電圧確認中であるという情報を入れ
ておき、そのコードが正しく受信・解読できる時は電池
電圧正常と判断し、正しく受信・解読できない時は電池
電圧低下と判断してもよい。そして、電池電圧の低下が
あれば、表示装置29により報知される。
したがつて、送信機１からの送信信号の内に低レベル
の送信コードを含めて送信して、その低レベルの送信コ
ードを受信できるかどうかを検出することにより、送受
信機の設置時に、送信機と受信機との光軸のずれの確認
等、設置状況の確認と、稼動後の送信機の電池電圧低下
の認識を簡単な回路でしかも同時に実現することができ
る。
の送信コードを含めて送信して、その低レベルの送信コ
ードを受信できるかどうかを検出することにより、送受
信機の設置時に、送信機と受信機との光軸のずれの確認
等、設置状況の確認と、稼動後の送信機の電池電圧低下
の認識を簡単な回路でしかも同時に実現することができ
る。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変
更を加え得ることは勿論である。
く、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変
更を加え得ることは勿論である。
〈発明の効果〉 本発明の電動シャッターの安全装置は上記のように構
成するため、電動シャッターの設置時に、シャッターカ
ーテンに配される送信機と、該シャッターカーテンの上
部に配される受信機との間の光軸のずれの確認等の送受
信機の設置状況の確認と、電動シャッターの稼働後の送
信機の電池電圧低下を簡単な回路で共用でき、しかも、
同時に実現することができる。また、送信機の電池電圧
低下を報知手段にて報知するため、送信機の電池電圧が
低下して送信機が障害物検知手段の検知信号を送信でき
なくなる前に、確実に送信機の電池電圧低下を使用者に
報知でき、電動シャッターの安全性を非常に高めること
ができる。
成するため、電動シャッターの設置時に、シャッターカ
ーテンに配される送信機と、該シャッターカーテンの上
部に配される受信機との間の光軸のずれの確認等の送受
信機の設置状況の確認と、電動シャッターの稼働後の送
信機の電池電圧低下を簡単な回路で共用でき、しかも、
同時に実現することができる。また、送信機の電池電圧
低下を報知手段にて報知するため、送信機の電池電圧が
低下して送信機が障害物検知手段の検知信号を送信でき
なくなる前に、確実に送信機の電池電圧低下を使用者に
報知でき、電動シャッターの安全性を非常に高めること
ができる。
第１図は本発明の実施例を示す送受信制御装置の機能ブ
ロツク図、第２図は本実施例の電動シヤツターの構成
図、第３図は同じく送信機の電気回路図、第４図は同じ
く受信機の制御ブロツク図、第５図は送信機からの送信
信号の波形図、第６図は従来の送信機の電気回路図であ
る。 1:送信機、8:受信機、9:高レベル信号発生手段、10:低
レベル信号発生手段、11:受信手段、12:送受信機設置確
認手段、13:送信機電池電圧判定手段。
ロツク図、第２図は本実施例の電動シヤツターの構成
図、第３図は同じく送信機の電気回路図、第４図は同じ
く受信機の制御ブロツク図、第５図は送信機からの送信
信号の波形図、第６図は従来の送信機の電気回路図であ
る。 1:送信機、8:受信機、9:高レベル信号発生手段、10:低
レベル信号発生手段、11:受信手段、12:送受信機設置確
認手段、13:送信機電池電圧判定手段。
Claims (1)
- 【請求項１】シャッターカーテンの下端に取付けられる
障害物検知手段と、前記シャッターカーテンに取付けら
れ電池駆動され、前記障害物検知手段からの検知信号に
より赤外線にて信号を送信する送信機と、前記シャッタ
ーカーテンの上部に配され該送信機からの信号を受信し
て解読し前記シャッターカーテンの動作を停止する受信
機とを備える電動シャッターにおいて、 前記送信機側に、高レベルの送信コードを発生する高レ
ベル信号発生手段と、低レベルの信号コードを発生する
低レベル信号発生手段とを備え、高レベルおよび低レベ
ルの送信コードから送信信号を構成し、 前記受信機側に、前記送信機からの送信信号を受信する
受信手段と、該受信手段の低レベルの送信コードの受信
により送受信機の設置状況の確認を行う送受信機設置確
認手段と、送受信機の稼働後に、前記送信信号の低レベ
ルの送信コードを受信できるか否かにより前記送信機の
電池電圧の低下を判断する送信機電池電圧判定手段と、
前記送受信機設置確認手段または送信機電池電圧判定手
段の出力信号により設置状況の異常または電池電圧の低
下を報知する報知手段とを備えたこと特徴とする電動シ
ャッターの安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1223894A JP2747339B2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 電動シャッターの安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1223894A JP2747339B2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 電動シャッターの安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0385829A JPH0385829A (ja) | 1991-04-11 |
| JP2747339B2 true JP2747339B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=16805373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1223894A Expired - Fee Related JP2747339B2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 電動シャッターの安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2747339B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014107722A (ja) * | 2012-11-28 | 2014-06-09 | Sharp Corp | リモコン送信機、電気機器、及びリモコン信号送受信システム |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62125087U (ja) * | 1986-01-20 | 1987-08-08 | ||
| JPS6310831A (ja) * | 1986-07-01 | 1988-01-18 | Nec Corp | 光送信器 |
| JPH01114297A (ja) * | 1987-10-28 | 1989-05-02 | Hitachi Ltd | リモートコントローラ |
-
1989
- 1989-08-29 JP JP1223894A patent/JP2747339B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0385829A (ja) | 1991-04-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |