JP2002135856A - リモコン装置 - Google Patents
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- JP2002135856A JP2002135856A JP2000328329A JP2000328329A JP2002135856A JP 2002135856 A JP2002135856 A JP 2002135856A JP 2000328329 A JP2000328329 A JP 2000328329A JP 2000328329 A JP2000328329 A JP 2000328329A JP 2002135856 A JP2002135856 A JP 2002135856A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な回路構成により、リモコン装置のリモ
コン待機時電力の削減を計る。 【解決手段】 主電源ONのリモコンコードの受信が無
い場合には、リモコン受光部11は、パルス発生回路1
4からのパルス信号により受光部用電源12が駆動さ
れ、間欠動作している。リモコン受光部11が間欠動作
している時に、所定パルス幅の信号である連続送信コー
ドを受信した場合、ORゲート13を介し、受光部用電
源12に印加されているため、リモコン受光部用電源1
2は、連続動作状態となる。リモコンコード解析回路1
5が動作していない場合、リモコン受光部11は、受信
したリモコンコードと、パルス発生回路14の出力を、
ORゲートを介した信号で制御されている受光部用電源
12により駆動されているので、リモコンコ−ドが受信
されないと、パルス発生回路14の信号によって、間欠
動作を行なう。
コン待機時電力の削減を計る。 【解決手段】 主電源ONのリモコンコードの受信が無
い場合には、リモコン受光部11は、パルス発生回路1
4からのパルス信号により受光部用電源12が駆動さ
れ、間欠動作している。リモコン受光部11が間欠動作
している時に、所定パルス幅の信号である連続送信コー
ドを受信した場合、ORゲート13を介し、受光部用電
源12に印加されているため、リモコン受光部用電源1
2は、連続動作状態となる。リモコンコード解析回路1
5が動作していない場合、リモコン受光部11は、受信
したリモコンコードと、パルス発生回路14の出力を、
ORゲートを介した信号で制御されている受光部用電源
12により駆動されているので、リモコンコ−ドが受信
されないと、パルス発生回路14の信号によって、間欠
動作を行なう。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモコン装置に関
し、特に、リモコン装置の待機電力削減技術に関する。
し、特に、リモコン装置の待機電力削減技術に関する。
【0002】
【従来の技術】リモコンによリ、セット本体電源の遠隔
操作を行うための電源装置に関し、以下のような従来例
がある。特開平11−285086号公報には、間欠的
に動作するリモコン受光部において、リモコンコードに
所定数のパルスコードを追加し、リモコン受光回路に
て、所定数のパルスをカウントすることを、リモコンコ
ード解析部の電源ON/OFFの条件とし、リモコン待
機時電力を削減する技術が記載されている。しかしなが
ら、上述の装置のように、所定のパルスをカウントする
際に、リモコン受光部は、間欠的に動作しているため、
1パルスコードをカウントするのに、時間が掛かってし
まい、最終目的である本体の電源をONするまでに、時
間が掛かってしまうという問題を有している。図5は、
この従来例におけるリモコン信号のタイミングチャート
図である。例えば、図5に示されるようにパルスを10
回カウントし、リモコンコード解析部の電源をONする
場合、最低でも、3パルス分の時間が掛かってしまい、
リモコンコード解析部の電源ONまでの時間が長い。ま
た、カウントを行なうための回路が複雑、且つ、消費電
力が大きいという問題点を有している。
操作を行うための電源装置に関し、以下のような従来例
がある。特開平11−285086号公報には、間欠的
に動作するリモコン受光部において、リモコンコードに
所定数のパルスコードを追加し、リモコン受光回路に
て、所定数のパルスをカウントすることを、リモコンコ
ード解析部の電源ON/OFFの条件とし、リモコン待
機時電力を削減する技術が記載されている。しかしなが
ら、上述の装置のように、所定のパルスをカウントする
際に、リモコン受光部は、間欠的に動作しているため、
1パルスコードをカウントするのに、時間が掛かってし
まい、最終目的である本体の電源をONするまでに、時
間が掛かってしまうという問題を有している。図5は、
この従来例におけるリモコン信号のタイミングチャート
図である。例えば、図5に示されるようにパルスを10
回カウントし、リモコンコード解析部の電源をONする
場合、最低でも、3パルス分の時間が掛かってしまい、
リモコンコード解析部の電源ONまでの時間が長い。ま
た、カウントを行なうための回路が複雑、且つ、消費電
力が大きいという問題点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、そのような
状況に鑑みてなされたもので、リモコン受光部の電源を
間欠動作から連続動作に切り替えることにより、リモコ
ンコード解析部(一般的には、マイコンを用いる。)の
電源を早くONし、本体電源ONまでの時間を短くする
ことを目的とする。また、リモコンコード解析部の電源
コントロールに、回路構成が容易、且つ、消費電力が少
ない積分回路と、積分回路をリセットするためのリセッ
ト回路と、電源コントロール回路を用いることで、リモ
コン待機時電力の更なる削減を、実現することを目的と
する。
状況に鑑みてなされたもので、リモコン受光部の電源を
間欠動作から連続動作に切り替えることにより、リモコ
ンコード解析部(一般的には、マイコンを用いる。)の
電源を早くONし、本体電源ONまでの時間を短くする
ことを目的とする。また、リモコンコード解析部の電源
コントロールに、回路構成が容易、且つ、消費電力が少
ない積分回路と、積分回路をリセットするためのリセッ
ト回路と、電源コントロール回路を用いることで、リモ
コン待機時電力の更なる削減を、実現することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、こうした問題
を解決するためになされたもので、間欠的にリモコン受
光部を動作させる電源装置において、リモコン送信部よ
り、本体電源ONのリモコンコードを送信する場合に、
本体電源ONのリモコンコードの前に、所定時間の連続
送信コードを付加し、リモコン送信部より、リモコンコ
ードの送信を行なうようにしたものである。
を解決するためになされたもので、間欠的にリモコン受
光部を動作させる電源装置において、リモコン送信部よ
り、本体電源ONのリモコンコードを送信する場合に、
本体電源ONのリモコンコードの前に、所定時間の連続
送信コードを付加し、リモコン送信部より、リモコンコ
ードの送信を行なうようにしたものである。
【0005】一方のリモコン受光部では間欠的に動作し
ているが、連続送信コードを受信し、その信号を間欠動
作させるためのパルスと、リモコン受光部によって受信
したリモコンコードを、ORゲートに入力することで、
連続送信コードを受信している場合は、リモコン受光部
が連続動作し、リモコン受光部が連続送信コードを受信
していない場合には、間欠動作を行なうようにし、この
手段により低消費電力を保ちつつ、リモコン解析回路の
電源ON、つまりは本体電源ONまでの時間を、更に、
短くしたものである。
ているが、連続送信コードを受信し、その信号を間欠動
作させるためのパルスと、リモコン受光部によって受信
したリモコンコードを、ORゲートに入力することで、
連続送信コードを受信している場合は、リモコン受光部
が連続動作し、リモコン受光部が連続送信コードを受信
していない場合には、間欠動作を行なうようにし、この
手段により低消費電力を保ちつつ、リモコン解析回路の
電源ON、つまりは本体電源ONまでの時間を、更に、
短くしたものである。
【0006】また、間欠動作から連続動作に切り替える
ためのコードが、所定のコードであるかの確認方法とし
て、既存技術であるパルスコードを利用する場合は、カ
ウンター回路とリセット回路を用いなければならす、回
路構成が複雑、且つ、消費電力が大きいという問題を、
連続送信コードを利用する場合は、回路構成が簡単、且
つ、消費電力が小さい積分回路と、積分回路の誤動作を
防ぐためのリセット回路を用いることでリモコン待機時
の電力を削減したものである。具体的には、本発明は、
リモコン受光部を間欠的に動作させるリモコン装置にお
いて、所定パルス幅の信号と、それに続くリモコンコー
ド信号とからなる信号を、リモコン信号として用いたも
のである。
ためのコードが、所定のコードであるかの確認方法とし
て、既存技術であるパルスコードを利用する場合は、カ
ウンター回路とリセット回路を用いなければならす、回
路構成が複雑、且つ、消費電力が大きいという問題を、
連続送信コードを利用する場合は、回路構成が簡単、且
つ、消費電力が小さい積分回路と、積分回路の誤動作を
防ぐためのリセット回路を用いることでリモコン待機時
の電力を削減したものである。具体的には、本発明は、
リモコン受光部を間欠的に動作させるリモコン装置にお
いて、所定パルス幅の信号と、それに続くリモコンコー
ド信号とからなる信号を、リモコン信号として用いたも
のである。
【0007】さらに、本発明は、リモコン受光部を間欠
的に動作させるリモコン装置において、所定パルス幅の
信号と、それに続く機器本体電源ONコード信号を、機
器本体電源をONするリモコン信号として用いたもので
ある。
的に動作させるリモコン装置において、所定パルス幅の
信号と、それに続く機器本体電源ONコード信号を、機
器本体電源をONするリモコン信号として用いたもので
ある。
【0008】さらに、本発明は、前記リモコン装置にお
いて、リモコン送信器と、リモコン受光部を含むリモコ
ン信号受信手段と、前記リモコン受光部を作動するため
の第1電源手段と、間欠信号発生手段と、前記リモコン
受光部で受信されたリモコンコードを解析するリモコン
コード解析手段と、前記第1電源手段を制御する第1電
源制御手段と、リモコン装置用の第2電源手段と、前記
第2電源手段を制御する第2電源制御手段とを備えたリ
モコン受信器とから構成したものである。
いて、リモコン送信器と、リモコン受光部を含むリモコ
ン信号受信手段と、前記リモコン受光部を作動するため
の第1電源手段と、間欠信号発生手段と、前記リモコン
受光部で受信されたリモコンコードを解析するリモコン
コード解析手段と、前記第1電源手段を制御する第1電
源制御手段と、リモコン装置用の第2電源手段と、前記
第2電源手段を制御する第2電源制御手段とを備えたリ
モコン受信器とから構成したものである。
【0009】さらに、本発明は、前記リモコン装置にお
いて、前記第1電源制御手段は、リモコン受光部出力と
間欠信号発生手段出力が入力されるOR回路で構成さ
れ、リモコン信号が無い場合は、前記間欠信号発生手段
の出力により間欠動作を行わせ、リモコン信号の前記所
定パルス幅の信号期間、連続動作を行わせるように前記
第1電源手段を制御するようにしたものである。
いて、前記第1電源制御手段は、リモコン受光部出力と
間欠信号発生手段出力が入力されるOR回路で構成さ
れ、リモコン信号が無い場合は、前記間欠信号発生手段
の出力により間欠動作を行わせ、リモコン信号の前記所
定パルス幅の信号期間、連続動作を行わせるように前記
第1電源手段を制御するようにしたものである。
【0010】さらに、本発明は、前記リモコン装置にお
いて、前記第1電源制御手段は、前記リモコン受光部出
力と、前記間欠信号発生手段出力と、前記リモコンコー
ド解析手段出力とが入力されるOR回路で構成され、リ
モコン信号が無い場合は、間欠動作を、リモコン信号の
前記所定パルス幅の信号期間、連続動作を、リモコンコ
ード解析手段出力がある場合は、連続動作を行わせるよ
うに前記第1電源手段を制御するようにしたものであ
る。
いて、前記第1電源制御手段は、前記リモコン受光部出
力と、前記間欠信号発生手段出力と、前記リモコンコー
ド解析手段出力とが入力されるOR回路で構成され、リ
モコン信号が無い場合は、間欠動作を、リモコン信号の
前記所定パルス幅の信号期間、連続動作を、リモコンコ
ード解析手段出力がある場合は、連続動作を行わせるよ
うに前記第1電源手段を制御するようにしたものであ
る。
【0011】さらに、本発明は、前記リモコン装置にお
いて、前記リモコンコード解析手段の出力が、機器本体
の電源ON信号以外の場合には、前記第1電源手段を間
欠動作させるようにしたものである。
いて、前記リモコンコード解析手段の出力が、機器本体
の電源ON信号以外の場合には、前記第1電源手段を間
欠動作させるようにしたものである。
【0012】さらに、本発明は、前記リモコン装置にお
いて、前記第2電源制御手段は、前記リモコン受光部出
力を積分する積分回路の出力と前記リモコンコード解析
手段出力が入力されるOR回路で構成され、リモコン信
号の前記所定パルス幅の信号入力及び/又は前記リモコ
ンコード解析手段の出力にて、前記第2電源手段をON
するようにしたものである。
いて、前記第2電源制御手段は、前記リモコン受光部出
力を積分する積分回路の出力と前記リモコンコード解析
手段出力が入力されるOR回路で構成され、リモコン信
号の前記所定パルス幅の信号入力及び/又は前記リモコ
ンコード解析手段の出力にて、前記第2電源手段をON
するようにしたものである。
【0013】さらに、本発明は、前記リモコン装置にお
いて、前記積分回路の積分出力をリセットするリセット
回路を有し、前記所定幅以下のパルス信号入力時に、前
記積分回路をリセットするようにしたものである。
いて、前記積分回路の積分出力をリセットするリセット
回路を有し、前記所定幅以下のパルス信号入力時に、前
記積分回路をリセットするようにしたものである。
【0014】さらに、本発明は、前記リモコン装置にお
いて、前記リモコンコード解析手段の出力が、機器本体
の電源ON信号以外の場合には、前記第2電源手段をO
FFするようにしたものである。
いて、前記リモコンコード解析手段の出力が、機器本体
の電源ON信号以外の場合には、前記第2電源手段をO
FFするようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明によるリモコン装置の実施
形態を、図面に基づいて、以下に説明する。図1は、本
発明に係るリモコン装置の一実施例の構成を示すブロッ
ク図である。図において、10は、リモコン送信器、1
1は、リモコン受光部、12は、リモコン受光部用電
源、13は、ORゲート、14は、リモコン待機時状態
の時に、リモコン受光部を間欠動作させるためのパルス
発生回路、15は、リモコンコード解析回路、16は、
積分回路、17は、リセット回路、18は、リモコン装
置が取り付けられた機器本体の電源(以下、「主電源」
という。)、19はORゲート、20は、機器本体回路
である。
形態を、図面に基づいて、以下に説明する。図1は、本
発明に係るリモコン装置の一実施例の構成を示すブロッ
ク図である。図において、10は、リモコン送信器、1
1は、リモコン受光部、12は、リモコン受光部用電
源、13は、ORゲート、14は、リモコン待機時状態
の時に、リモコン受光部を間欠動作させるためのパルス
発生回路、15は、リモコンコード解析回路、16は、
積分回路、17は、リセット回路、18は、リモコン装
置が取り付けられた機器本体の電源(以下、「主電源」
という。)、19はORゲート、20は、機器本体回路
である。
【0016】リモコン送信器10は、主電源18がON
のリモコンコード送信の際に、従来のリモコンコードの
前段部分に、所定パルス幅の信号からなる連続送信コー
ドを付加し、本体機器の電源ONのリモコンコードとし
て送信する。図2は、本発明に係るリモコン装置のリモ
コン送信器から送信されるリモコンコードを説明する図
で、従来のものと対比した図である。リモコン受光部1
1は、このリモコン送信器10から送信された本体機器
電源ONのリモコンコ−ドを、受光し、電気信号に変換
する。本体機器電源ONのリモコンコードの受信が無い
場合には、リモコン受光部11は、間欠動作を行なうた
めのパルス発生回路14によって作成されたタイミング
に従って、リモコン受光部用電源12が駆動され、間欠
動作している。
のリモコンコード送信の際に、従来のリモコンコードの
前段部分に、所定パルス幅の信号からなる連続送信コー
ドを付加し、本体機器の電源ONのリモコンコードとし
て送信する。図2は、本発明に係るリモコン装置のリモ
コン送信器から送信されるリモコンコードを説明する図
で、従来のものと対比した図である。リモコン受光部1
1は、このリモコン送信器10から送信された本体機器
電源ONのリモコンコ−ドを、受光し、電気信号に変換
する。本体機器電源ONのリモコンコードの受信が無い
場合には、リモコン受光部11は、間欠動作を行なうた
めのパルス発生回路14によって作成されたタイミング
に従って、リモコン受光部用電源12が駆動され、間欠
動作している。
【0017】図4は、本発明に係るリモコン装置の各部
の信号波形を示す図である。図4に示すように、リモコ
ン受光部11が動作しているタイミング時に、所定パル
ス幅の信号である連続送信コードを受信した場合、リモ
コン受光部用電源12は、間欠動作にて休止状態に入ろ
うとするが、リモコン受光部11より、連続送信コード
を受信しており、連続送信コードをORゲート13を介
し、リモコン受光部用電源12のコントロールに使用し
ているため、リモコン送信器10からのリモコン送信信
号が「L」にならない限り、リモコン受光部用電源12
は、連続動作状態となる。
の信号波形を示す図である。図4に示すように、リモコ
ン受光部11が動作しているタイミング時に、所定パル
ス幅の信号である連続送信コードを受信した場合、リモ
コン受光部用電源12は、間欠動作にて休止状態に入ろ
うとするが、リモコン受光部11より、連続送信コード
を受信しており、連続送信コードをORゲート13を介
し、リモコン受光部用電源12のコントロールに使用し
ているため、リモコン送信器10からのリモコン送信信
号が「L」にならない限り、リモコン受光部用電源12
は、連続動作状態となる。
【0018】また、リモコンコード解析回路15が動作
していない場合には、リモコン受光部11は、受信した
リモコンコードと、パルス発生回路14の出力を、OR
ゲートを介して、コントロールされているリモコン受光
部用電源12により駆動されているので、リモコンコー
ドが受信されないと、パルス発生回路14の信号によっ
て、間欠動作を行なう。すなわち、間欠動作を行なって
いるリモコン受光部11を、一時的に連続動作させるこ
とにより、リモコンコード解析回路15の電源でもある
主電源18がONするまでの時間を早めているのであ
る。また、リモコン受光部11より受信した連続送信コ
ードは、同時に積分回路16にも入力されている。
していない場合には、リモコン受光部11は、受信した
リモコンコードと、パルス発生回路14の出力を、OR
ゲートを介して、コントロールされているリモコン受光
部用電源12により駆動されているので、リモコンコー
ドが受信されないと、パルス発生回路14の信号によっ
て、間欠動作を行なう。すなわち、間欠動作を行なって
いるリモコン受光部11を、一時的に連続動作させるこ
とにより、リモコンコード解析回路15の電源でもある
主電源18がONするまでの時間を早めているのであ
る。また、リモコン受光部11より受信した連続送信コ
ードは、同時に積分回路16にも入力されている。
【0019】図3は、積分回路と、積分回路の出力をリ
セットするリセット回路の回路構成の一実施例を示す図
である。図において、積分回路16は、抵抗Riと、コ
ンデンサCからなり、入力は、リモコン受光部11の出
力が供給されている。積分回路16の入力電圧をEi、
出力電圧をEo、入力電流をIとすると、 Ei=Ri×I Eo=(1/C)×∫Idt=(1/CRi)×∫Eidt…(1) 積分回路16の出力電圧Eoは、連続送信コードが入力
されることにより、上式(1)に示されるようにCR時
定数によって電荷が蓄積され、上昇していく。
セットするリセット回路の回路構成の一実施例を示す図
である。図において、積分回路16は、抵抗Riと、コ
ンデンサCからなり、入力は、リモコン受光部11の出
力が供給されている。積分回路16の入力電圧をEi、
出力電圧をEo、入力電流をIとすると、 Ei=Ri×I Eo=(1/C)×∫Idt=(1/CRi)×∫Eidt…(1) 積分回路16の出力電圧Eoは、連続送信コードが入力
されることにより、上式(1)に示されるようにCR時
定数によって電荷が蓄積され、上昇していく。
【0020】積分回路16の出力は、ORゲート19を
介し、電源コントロール信号として、リモコンコード解
析回路15の電源である主電源18に印加されており、
ORゲート19は、所定レベル以上の積分回路16から
の出力電圧Eoが入力されると、「H」を出力し、リモ
コンコード解析回路15の電源である主電源18をON
する。
介し、電源コントロール信号として、リモコンコード解
析回路15の電源である主電源18に印加されており、
ORゲート19は、所定レベル以上の積分回路16から
の出力電圧Eoが入力されると、「H」を出力し、リモ
コンコード解析回路15の電源である主電源18をON
する。
【0021】主電源18がONされると、リモコンコー
ド解析回路15は、すぐに、主電源18と、リモコン受
光部11を連続動作させるために、コントロール信号を
出力する。このコントロール信号は、ORゲート19を
介し、主電源18に印加され、リモコンコード解析回路
15の電源となる主電源18をONしたままにし、同時
にORゲート13を介し、リモコン受光部11を連続動
作させるようにする。
ド解析回路15は、すぐに、主電源18と、リモコン受
光部11を連続動作させるために、コントロール信号を
出力する。このコントロール信号は、ORゲート19を
介し、主電源18に印加され、リモコンコード解析回路
15の電源となる主電源18をONしたままにし、同時
にORゲート13を介し、リモコン受光部11を連続動
作させるようにする。
【0022】しかし、積分回路16は、連続送信コード
以外のコードでも電荷を蓄積するので、リモコン受光部
11にて受信した連続送信コード以外のコード信号をも
積分し、所定のしベルに達してしまうと、誤動作を起こ
してしまう。そこで、例えば、図3に示すようなリセッ
ト回路17を付加することにより、連続送信コード以外
のコードでは、電荷の蓄積が、所定のしベルに達しない
ようにしている。
以外のコードでも電荷を蓄積するので、リモコン受光部
11にて受信した連続送信コード以外のコード信号をも
積分し、所定のしベルに達してしまうと、誤動作を起こ
してしまう。そこで、例えば、図3に示すようなリセッ
ト回路17を付加することにより、連続送信コード以外
のコードでは、電荷の蓄積が、所定のしベルに達しない
ようにしている。
【0023】リセット回路17は、インバータInと、
抵抗R、スイッチングトランジスタTrとからなる。イ
ンバータInの入力には、リモコン受光部11の出力が
供給されており、リセット回路17は、リモコン受光部
11より受信したリモコンコードを基に、動作するよう
になっている。通常、リモコンコードは、「0」と
「1」の組合せから構成されており、「0」と「1」
は、パルスの形によって区別され、必ず、電気信号で
「L」の時間が存在する。従って、連続送信コード以外
では、必ず「L」の電気信号がくることを利用し、
「L」がきたときに、リセット回路17が積分回路16
をリセットし、積分回路16の出力電圧が、連続コード
以外のコードを受信した場合には、所定のレベルに達す
ることを防ぎ、リモコンコード解析回路15の電源誤動
作を防止し、リモコン待機時電力の削減を行なってい
る.
抵抗R、スイッチングトランジスタTrとからなる。イ
ンバータInの入力には、リモコン受光部11の出力が
供給されており、リセット回路17は、リモコン受光部
11より受信したリモコンコードを基に、動作するよう
になっている。通常、リモコンコードは、「0」と
「1」の組合せから構成されており、「0」と「1」
は、パルスの形によって区別され、必ず、電気信号で
「L」の時間が存在する。従って、連続送信コード以外
では、必ず「L」の電気信号がくることを利用し、
「L」がきたときに、リセット回路17が積分回路16
をリセットし、積分回路16の出力電圧が、連続コード
以外のコードを受信した場合には、所定のレベルに達す
ることを防ぎ、リモコンコード解析回路15の電源誤動
作を防止し、リモコン待機時電力の削減を行なってい
る.
【0024】リモコンコード解析回路15は、電源確保
プロセス実行後に、リモコン送信器10より受信したリ
モコンコードが、機器本体電源ONのリモコンコードで
あるかどうかを解析し、機器本体電源ONコードであれ
ば、本体回路20の電源でもある主電源18をONし
て、本体回路20を動作させる。もし、受信したリモコ
ンコードが、機器本体電源ONコードでない場合には、
リモコンコード解析回路15の電源コントロール信号
を、「L」にし、リモコン解析回路15の電源でもある
主電源18をOFFする。また、同時に、リモコン受光
部用電源12は、電源コントロール信号が「L」になる
ので、連続動作から、パルス発生回路14のタイミング
による間欠動作に自動的に切り替わる。
プロセス実行後に、リモコン送信器10より受信したリ
モコンコードが、機器本体電源ONのリモコンコードで
あるかどうかを解析し、機器本体電源ONコードであれ
ば、本体回路20の電源でもある主電源18をONし
て、本体回路20を動作させる。もし、受信したリモコ
ンコードが、機器本体電源ONコードでない場合には、
リモコンコード解析回路15の電源コントロール信号
を、「L」にし、リモコン解析回路15の電源でもある
主電源18をOFFする。また、同時に、リモコン受光
部用電源12は、電源コントロール信号が「L」になる
ので、連続動作から、パルス発生回路14のタイミング
による間欠動作に自動的に切り替わる。
【0025】
【発明の効果】上記にて説明された本発明により以下の
効果がもたらされる。本発明によれば、間欠的動作を行
なうリモコン受光部の電源を、リモコン受光部にて受信
した信号によって、連続動作させることにより、リモコ
ンコード解析回路の電源ONまでの時間を短縮し、本体
電源ONまでの時間を短縮することと、複雑な回路の構
成にする必要が無いために、リモコン待機時電力を削減
することができる。さらに、本発明によれば、リモコン
コード解析回路の電源のON/OFFの制御に、積分回
路とリセット回路を用いることで、回路を簡単なものに
することができ、リモコン待機時電力を削減することが
できる。
効果がもたらされる。本発明によれば、間欠的動作を行
なうリモコン受光部の電源を、リモコン受光部にて受信
した信号によって、連続動作させることにより、リモコ
ンコード解析回路の電源ONまでの時間を短縮し、本体
電源ONまでの時間を短縮することと、複雑な回路の構
成にする必要が無いために、リモコン待機時電力を削減
することができる。さらに、本発明によれば、リモコン
コード解析回路の電源のON/OFFの制御に、積分回
路とリセット回路を用いることで、回路を簡単なものに
することができ、リモコン待機時電力を削減することが
できる。
【図1】本発明に係るリモコン装置の一実施例の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】本発明に係るリモコン装置のリモコン送信器か
ら送信されるリモコンコードを説明する図である。
ら送信されるリモコンコードを説明する図である。
【図3】本発明に係るリモコン装置の積分回路と、リセ
ット回路の回路構成の一実施例を示す図である。
ット回路の回路構成の一実施例を示す図である。
【図4】本発明に係るリモコン装置の各部の信号波形を
示す図である。
示す図である。
【図5】従来例におけるリモコン信号のタイミングチャ
ート図である。
ート図である。
10…リモコン送信器、11…リモコン受光部、12…
リモコン受光部用電源、13,19…ORゲート、14
…パルス発生回路、15…リモコンコード解析回路、1
6…積分回路、17…リセット回路、18…主電源、2
0…本体回路。
リモコン受光部用電源、13,19…ORゲート、14
…パルス発生回路、15…リモコンコード解析回路、1
6…積分回路、17…リセット回路、18…主電源、2
0…本体回路。
Claims (9)
- 【請求項1】 リモコン受光部を間欠的に動作させるリ
モコン装置において、所定パルス幅の信号と、それに続
くリモコンコード信号とからなる信号を、リモコン信号
として用いることを特徴とするリモコン装置。 - 【請求項2】 リモコン受光部を間欠的に動作させるリ
モコン装置において、所定パルス幅の信号と、それに続
く機器本体電源ONコード信号を、機器本体電源をON
するリモコン信号として用いることを特徴とするリモコ
ン装置。 - 【請求項3】 リモコン送信器と、リモコン受光部を含
むリモコン信号受信手段と、前記リモコン受光部を作動
するための第1電源手段と、間欠信号発生手段と、前記
リモコン受光部で受信されたリモコンコードを解析する
リモコンコード解析手段と、前記第1電源手段を制御す
る第1電源制御手段と、リモコン装置用の第2電源手段
と、前記第2電源手段を制御する第2電源制御手段とを
備えたリモコン受信器とからなることを特徴とする請求
項1、又は2記載のリモコン装置。 - 【請求項4】 前記第1電源制御手段は、リモコン受光
部出力と間欠信号発生手段出力が入力されるOR回路で
構成され、リモコン信号が無い場合は、前記間欠信号発
生手段の出力により間欠動作を行わせ、リモコン信号の
前記所定パルス幅の信号期間、連続動作を行わせるよう
に前記第1電源手段を制御することを特徴とする請求項
3記載のリモコン装置。 - 【請求項5】 前記第一電源制御手段は、前記リモコン
受光部出力と、前記間欠信号発生手段出力と、前記リモ
コンコード解析手段出力とが入力されるOR回路で構成
され、リモコン信号が無い場合は、間欠動作を、リモコ
ン信号の前記所定パルス幅の信号期間、連続動作を、リ
モコンコード解析手段出力がある場合は、連続動作を行
わせるように前記第1電源手段を制御することを特徴と
する請求項3記載のリモコン装置。 - 【請求項6】 前記リモコンコード解析手段の出力が、
機器本体の電源ON信号以外の場合には、前記第1電源
手段を間欠動作させることを特徴とする請求項5記載の
リモコン装置。 - 【請求項7】 前記第2電源制御手段は、前記リモコン
受光部出力を積分する積分回路の出力と前記リモコンコ
ード解析手段出力が入力されるOR回路で構成され、リ
モコン信号の前記所定パルス幅の信号入力及び/又は前
記リモコンコード解析手段の出力にて、前記第2電源手
段をONすることを特徴とする請求項3記載のリモコン
装置。 - 【請求項8】 前記積分回路の積分出力をリセットする
リセット回路を有し、前記所定幅以下のパルス信号入力
時に、前記積分回路をリセットすることを特徴とする請
求項7記載のリモコン装置。 - 【請求項9】 前記リモコンコード解析手段の出力が、
機器本体の電源ON信号以外の場合には、前記第2電源
手段をOFFすることを特徴とする請求項7、又は8記
載のリモコン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000328329A JP2002135856A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | リモコン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000328329A JP2002135856A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | リモコン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002135856A true JP2002135856A (ja) | 2002-05-10 |
Family
ID=18805199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000328329A Pending JP2002135856A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | リモコン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002135856A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008263309A (ja) * | 2007-04-10 | 2008-10-30 | Sony Corp | 電子機器、リモートコントローラおよび遠隔操作システム |
US7498949B2 (en) | 2004-03-30 | 2009-03-03 | Nohmi Bosai Ltd. | Fire sensor and fire sensor status information acquisition system |
JP2009124896A (ja) * | 2007-11-16 | 2009-06-04 | Oki Semiconductor Co Ltd | 電子機器、遠隔操作装置、及び遠隔操作システム |
JP2011035865A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-17 | Sanyo Electric Co Ltd | リモコン信号の受信回路 |
JP2015154166A (ja) * | 2014-02-12 | 2015-08-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光信号受信機、光信号通信システム及び光信号受信方法 |
-
2000
- 2000-10-27 JP JP2000328329A patent/JP2002135856A/ja active Pending
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US8477008B2 (en) | 2007-04-10 | 2013-07-02 | Sony Corporation | Electronic apparatus, remote controller and remote control system |
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