JPH106979A - 無人搬送車 - Google Patents

無人搬送車

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JPH106979A
JPH106979A JP8164875A JP16487596A JPH106979A JP H106979 A JPH106979 A JP H106979A JP 8164875 A JP8164875 A JP 8164875A JP 16487596 A JP16487596 A JP 16487596A JP H106979 A JPH106979 A JP H106979A
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JP
Japan
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automatic guided
guided vehicle
light
obstacle
traveling
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Application number
JP8164875A
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English (en)
Inventor
Hiroteru Ishida
弘輝 石田
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的にかつ確実に障害物を検出しながらの
円滑な走行を可能とする。 【解決手段】 無人搬送車10は、前面20、後面22
及び側面24A、24Bのそれぞれに障害物センサ20
6A、206C、206Bが設けられ、所定範囲内の種
々の障害物の検出が可能となっている。また、前面及び
側面には特定障害物検出センサ208A、208Bがそ
れぞれ設けられ、特殊反射テープが貼付されている。前
面に設けられている障害物センサは、無人搬送車10の
進行方向の正面の障害物の有無を検出するようになって
おり、前面の幅方向の両側に設けられている特定障害物
検出センサは、検出範囲が無人搬送車の幅方向に広げら
れ、特殊反射テープで反射した光のみを検出する。無人
搬送車は、これらのセンサを進行方向に応じて作動させ
ながら走行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右の駆動輪のそ
れぞれを個別に制御して走行ラインに沿って移動する自
動走行装置によって走行する無人搬送車に係り、特に複
数の無人搬送車を同一の走行ラインに沿って走行させる
搬送システムに用いられる無人搬送車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無人搬送車には、左右の駆動輪を
それぞれ独立して正転、逆転できるようにされた自動走
行装置が設けられたものがあり、自動走行装置の左右の
駆動輪の相対的な速度差によって直進、後退及び操舵が
可能とされたものがある。このような無人搬送車を用い
て貨物等の被搬送物を搬送する搬送システムでは、路面
に例えば反射テープを貼り付けて無人搬送車の走行ライ
ンを形成し、この反射テープに沿って自動走行装置が移
動することにより、無人搬送車が走行ラインに沿って走
行するようになっている。
【0003】このような搬送システムでは、被搬送物を
効率的に搬送するように、複数の無人搬送車を用いてい
る。また、それぞれの無人搬送車では、被搬送物の積み
下ろしを容易にするために、車両本体を薄箱状に形成
し、この車両本体の上面側に設けているリフト機構によ
って、被搬送物を支持するようにした所謂低床型の無人
搬送車がある。
【0004】この低床型の無人搬送車では、台車の床面
側へ入りこんでリフト機構によって台車を支持して上昇
させることにより、被搬送物と共に台車を支持して運搬
できるようにしている。また、このようは、無人搬送車
を用いた搬送システムでは、被搬送物を台車に積載する
ようにし、必要に応じてこの台車も床面側に設けている
キャスタ等によって手押しで移動させるようにしてい
る。
【0005】ところで、このような無人搬送車を用いた
は搬送システムでは、効率的に被搬送物を搬送するため
に、複数台の無人搬送車を並行して走行させるようにし
ている。複数台の無人搬送車を並行して走行するように
した場合、一つの無人搬送車に他の無人搬送車が接近し
て、無人搬送車同志や、無人搬送車に搭載されている台
車同志が衝突してしまう恐れがある。このような衝突を
防止するために、無人搬送車に光電式の障害物検出セン
サを設け、この障害物検出センサによって無人搬送車の
進行方向の前方側の障害物の有無を検出するようにして
いる。このような無人搬送車では、障害物検出センサが
障害物を検出したときに走行を停止することにより、障
害物との接触や衝突を防止することができる。
【0006】無人搬送車を走行させる走行ラインは、直
線に限らずカーブしていたり、走行ラインを変更させる
ために、無人搬送車を斜めに移動させたり平行移動させ
るためのラインが設けられている。
【0007】このために、無人搬送車の進行に支障をき
たす障害物の検出を無人搬送車の周囲の広範囲に渡って
行うことが好ましい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、投光部
から照射した光の反射光を受光する光電式等の障害物検
出センサによって無人搬送車の周囲の障害物の有無を広
範囲に検出しようとした場合、無人搬送車が台車の下方
へ入り込むときに、台車に設けているキャスタ等を障害
物として検出して走行を停止してしまうなど、無人搬送
車の円滑な走行の妨げとなってしまう。
【0009】本発明は上記事実を鑑みてなされたもので
あり、無人搬送車等の無人搬送車の走行に支障を及ぼす
障害物のみを確実に検出して、円滑な走行が可能な無人
搬送車を提案することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
ベース板とベース板の周縁に設けられた立壁によって略
箱体形状に形成された車両本体の上面に被搬送物を支持
して、所定の走行ラインに沿って走行する無人搬送車で
あって、前記立壁に設けられ所定方向に沿って平面偏向
された光を照射する投光部、前記立壁に前記投光部と対
で設けられ投光部から照射された光の反射光を受光可能
な受光部及び前記受光部に対向して設けられ受光部に照
射される反射光から前記所定方向と直交する方向に沿っ
た偏向光のみを通過させる偏向手段を備えた障害物検出
手段と、前記立壁に設けられ一方向に偏向されて照射さ
れる偏向光を少なくともこの一方向と異なる方向に偏向
された光を含んで反射する反射手段と、を含むことを特
徴とする。
【0011】この発明によれば、障害物検出手段は、投
光部から所定方向に平面偏向した光を射出する。また、
受光部では、投光部から照射された光の偏向方向と直交
する方向に平面偏向された光を受光する。これにより、
投光部から射出された光が一般的鏡面体で反射されて
も、偏向方向が変わらないために受光部で受光すること
はない。
【0012】また、車両本体には、平面偏向された光が
照射されたときに、偏向方向を変化させて反射指せる反
射手段が設けられており、障害物検出手段から射出され
て反射手段によって反射されると、受光部で受光可能と
なる。したがって、障害物検出手段によって反射光を受
光すれば、反射手段が設けられている無人搬送車が接近
していると判断できる。
【0013】このような反射手段を無人搬送車のみでな
く、無人搬送車が走行する走行ラインに隣接して配置す
る機器に設けることにより、障害物検出手段による検出
範囲を大きく広げても、この反射手段が設けられた機器
のみを確実に検出することができ、また、台車等に設け
ているキャスタ等を不必要に障害物として検出すること
がない。
【0014】なお、反射手段としては、多数のマイクロ
プリズムを配置して形成しても良く、また、平面偏向さ
れた光が照射されたときに、この光の偏向を変化させて
反射するものであれば任意の構造とすることができる。
【0015】請求項2に係る発明は、前記立壁に前記障
害物検出手段と共に、任意の障害物の接近を検出可能な
接近検出手段が設けられ、前記接近検出手段によって一
定方向の障害物の有無を検出すると共に、前記障害物検
出手段が前記接近検出手段の検出範囲より広い所定範囲
の障害物の特定障害物の有無を検出することを特徴とす
る。
【0016】この発明によれば、反射手段が設けられた
機器を検出する障害物検出手段に合わせて、所定方向の
任意の障害物を検出する接近検出手段を設けている。接
近検出手段は、投光部から照射した光の反射光を偏向さ
れているか否かに拘わらず受光部で検出するものであれ
ば良く、この接近検出手段によって特定の範囲の障害物
の有無を検出する。
【0017】これによって、障害物検出手段によっては
検出できない障害物が無人搬送車の走行に支障が生じる
位置にあるときに、この接近検出手段によって検出すれ
ば、無人搬送車のより円滑な走行が可能となる。
【0018】請求項3に係る発明は、前記障害物検出手
段がそれぞれ異なる方向へ向けられて複数設けられ、前
記複数の障害物検出手段を前記車両本体の進行方向に応
じて作動させる選択制御手段を含むことを特徴とする。
【0019】この発明によれば、無人搬送車の進行方向
に応じて障害物の検出範囲を変える。これによって、無
人搬送車に接近していても、無人搬送車の走行に支障が
生じることのない障害物を検出しないようにすることが
でき、無人搬送車の走行に支障が生じる障害物の有無を
検出させながら無人搬送車を円滑に走行させることがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明を適用した無人搬送車10を詳細に説明する。図1
(A)に示されるように、無人搬送車10は、所定幅の
反射テープ14によって形成した走行ライン12に沿っ
て走行可能となっている。この走行ライン12は、例え
ば被搬送物を搭載する台車16(図9(A)及び図9
(B)参照)の積み下ろしを行う複数のステーション、
台車16や無人搬送車10を待機させておく待機ステー
ション、搬送作業の開始に先立って無人搬送車10へ走
行プログラム等を入力するホームステーション等(いず
れも図示省略)をループ状に接続するように敷設され
る。なお、台車16には、キャスタ16Aが設けられて
おり、このキャスタ16Aによって台車16を手押しで
移動させることができ、無人搬送車10では、台車16
を持ち上げることによってキャスタ16Aを床面から浮
かせて支持するようになっている。
【0021】図1(A)及び図2に示されるように、無
人搬送車10は、略矩形形状の天板128と、天板12
8の周縁に設けられた側壁によって下方が開放された矩
形箱体形状に形成されたケーシング106を備えてい
る。図2に一部を示すように、ケーシング106には、
長手方向の両端部でかつ幅方向の両側のそれぞれにキャ
スタ107が設けられており、これらのキャスタ107
によって床面に移動可能に支持される。また、ケーシン
グ106の内方には、幅方向に沿って隣接するキャスタ
107の間に走行装置110が取付けられている。無人
搬送車10は、このこれらの走行装置110によって走
行ライン12の反射テープ14に沿った自動走行が可能
となっている。
【0022】なお、以下の説明では、無人搬送車10
は、通常、ケーシング106の長手方向の一方向(各図
の矢印A方向)を進行方向として走行し、進行方向の前
後に設けられている走行装置110は、取付ける向きの
みが異なった同一構造となっている。また、天板128
の周縁に設けられている側壁は、進行方向の前方側を前
面20(図1(A)参照)、後方側を後面22(図1
(B)参照)及び側方側をそれぞれ側面24A、24B
(図1(A)及び図1(B)では側面24Bの図示を省
略)と言う。
【0023】図1(A)及び図2に示されるように、無
人搬送車10のケーシング106には、車両前後方向の
両側に、バー部材104を備えたリフト機構102が設
けられており、ケーシング106内に収容されているバ
ー部材104を上昇させて台車16の下面から支持して
走行するようになっている。すなわち、無人搬送車10
は、台車16の下方へ入りこんで台車16を支持して移
動する所謂低床型となっている。なお、本発明が適用さ
れる無人搬送車はこれに限らず、所定の走行ライン12
に沿って移動するものであれば、貨物や台車16のみで
なく所定の作業を行うための部材をケーシング106に
取り付けたものであっても良い。
【0024】図2乃至図4に示されるように、走行装置
110は、略コ字状のブラケット112の内方側に駆動
モータ114、116が取付けられている。駆動モータ
114、116の駆動軸114A(駆動モータ116の
駆動軸は図示省略)は、ブラケット112から幅方向に
沿って互いに反対方向に突出している。また、ブラケッ
ト112には、幅方向の両側にシャフト120が突設さ
れ、回転自在に取付けられている。それぞれのシャフト
120の先端部には走行用のタイヤ108が取付けられ
ている。また、駆動モータ114、116のそれぞれの
駆動軸(114A)には、プーリー122が設けられ、
シャフト120に設けられているプーリー124との間
に無端ベルト126が巻き掛けられている。このため、
駆動モータ114、116の駆動によって、幅方向の両
側のタイヤ108が別々に回転駆動される。
【0025】一方、図4に示されるように、無人搬送車
10のケーシング106には、天板128の下側面に一
対のブロック132が取付けられている。一対のブロッ
ク132の間には、ケーシング106の長手方向と直交
する方向に配置された軸130が掛け渡されている。こ
の軸130は、可動ベース板134の一端に固着された
一対のブロック136に回転可能に挿通されている。こ
れにより可動ベース板134は、軸130を中心に上下
方向に揺動可能となっている。走行装置110は、この
可動ベース板134の下方に取付けられている。
【0026】図3及び図4に示されるように、可動ベー
ス板134の中央部には、円筒部材138が配置されて
いる。この円筒部材138は、可動ベース板134に挿
通されて軸線方向の中間部が可動ベース板134に連結
されて固定されている。この円筒部材138は下端部が
閉塞されており、上方から挿入されているコイルバネ1
40を収容している。コイルバネ140は、円筒部材1
38の上部開口から突出して天板128の下面に当接し
ており、これによって円筒部材138と共に可動ベース
板134を下方へ向けて付勢している。
【0027】可動ベース板134を貫通した円筒部材1
38の下端部は、走行装置110のブラケット112に
取付けられた自動調芯軸受118を介してブラケット1
12に係合されている。これにより、走行装置110
は、可動ベース板134に円筒部材138を中心に回転
自在に連結されて、ケーシング106に取り付けられて
いる。
【0028】図4に示されるように、可動ベース板13
4には、ブロック136と反対側の端部にコロ144が
設けられている。また、ケーシング106には、昇降モ
ータ146が取付けられており、この昇降モータ146
の駆動軸146Aに取付けられている偏心カム148が
コロ144の下方側に当接している。偏心カム148
は、昇降モータ146の駆動によって偏心回転して、コ
イルバネ140の付勢力に抗してコロ144と共に可動
ベース板134のブロック136と反対側の端部を天板
128への接離方向へ揺動させる。
【0029】これにより、可動ベース板134が天板1
28に接近する方向へ押し上げられると、可動ベース板
134と共にブラケット122が上昇して、タイヤ10
8が床面から離間する。この状態では、キャスタ107
のみが床面に当接して、無人搬送車100が手押しによ
って移動可能となる。また、可動ベース板134が天板
128から離間すると、ブラケット112が下方移動
し、タイヤ108が床面に当接するようになっている。
このときタイヤ108はコイルバネ140の付勢力によ
って床面に押し付けられ、駆動モータ114、116に
よって回転駆動するタイヤ108による走行が可能とな
る。
【0030】走行装置110は、駆動モータ114、1
16が左右のタイヤ108へ別々に駆動力を伝達するた
め、左右のタイヤ108の間に相対的な速度差を生じさ
せることにより、円筒部材138を中心に回転して移動
方向を変更できるようになっており、無人搬送車10
は、走行装置110が移動方向を変化させながら移動す
ることにより、所定の走行ライン12に沿って操舵され
ながら走行できるようになっている。なお、走行装置1
10には、ケーシング106に対してタイヤ108が直
進方向へ向いていることを、例えば磁気センサ149に
よって検出するようになっている。また、走行装置11
0の円筒部材138を中心とした回転角度を検出する回
転角度検出手段を設け、無人搬送車10の進行方向に対
する走行装置110の向きを検出しながら、タイヤ10
8の駆動を制御するようにしても良い。
【0031】図5に示されるように、無人搬送車10に
設けられているリフト機構102は、バー部材104を
上下に平行移動させる昇降部304を備えている。バー
部材104の長手方向の両端部には、ブラケット306
が対で取付けられ、この一対のブラケット306の間に
掛け渡された軸308にはベアリング310が取付けら
れている。また、図2に示されるように、天板128に
は、バー部材104を収容する収容溝90が形成されて
おり、バー部材104はこの収容溝90内に収容可能と
なっている。この収容溝90の両端部には仕切り壁92
によって区画された小孔94が形成されており、ブラケ
ット306及びベアリング310がこの小孔94の内周
に緊密に接触して軸方向及び左右方向の移動が制限さ
れ、上下方向の移動のみが許容されている。これによっ
て、ブラケット306の上下移動に沿った移動(昇降)
が可能となっている。バー部材104には一対のリンク
312の一端が連結されており、バー部材104は、リ
ンク312の屈伸による支持されながら上下移動され
る。
【0032】図2及び図5に示されるように、昇降部3
04は、その中央に大径歯車314が配設されており、
ケーシング106内に設けられた縦壁部316に軸支さ
れている。この大径歯車314には、連結部320の出
力軸320Aに取付けられている小径歯車318が噛み
合っている。この連結部320は、昇降モータ322の
駆動力によって回転する入力軸320Bの回転の軸線を
直角に変更する役目を有している。
【0033】大径歯車314の一端面には、偏心した2
位置にアーム324の一端が軸326を介して軸支され
ている。アーム324は互いに離反する方向へ延設され
ており、それぞれの他端は縦壁部316に軸支された回
転板328の偏心位置に軸330を介して軸支されて連
結されている。これにより、大径歯車314が回動する
と、アーム324を介して連結されている回転板328
を互いに反対方向へ回動させる。
【0034】各回転板328の回転軸328Aには、縦
壁部316を挟んでリンク312の一部を構成する固定
部材332が回転板328と一体回転可能に固着されて
いる。固定部材332の回転軸328Aと反対側の端部
には、固定部材332と共にリンク312を構成する可
動部材336の一端が回転可能に連結されている。この
可動部材336の他端は、バー部材104に回転可能に
連結されている。これにより、回転板328と共に固定
部材332が回動すると、リンク312が伸縮して、バ
ー部材104を平行に上下方向へ移動させる。バー部材
104が収容溝90内に収容された状態から昇降モータ
322を駆動させることにより、バー部材104が上方
へ突出される。また、バー部材104が突出している状
態で昇降モータ322を逆転させることにより、バー部
材104が下方移動して収容溝90内へ収容される。
【0035】図6には、無人搬送車10の制御装置15
0の概略構成を示している。無人搬送車10には、図示
しないバッテリーが設けられており、制御装置150
は、このバッテリーから供給される電力によって作動し
て、無人搬送車10を走行させるようになっている。な
お、バッテリーには、所定の位置にに設けられている充
電装置によって充電がなされる。
【0036】制御装置150は、図示しないCPU、R
OM及びRAMメモリ、I/Oポート等がバスによって
接続されているマイクロコンピュータを備えたメインコ
ントローラ152を有しており、このメインコントロー
ラ152によって制御される。
【0037】メインコントローラ152には、走行コン
トローラ154及び昇降コントローラ156が接続され
ている。走行コントローラ154には、それぞれの走行
装置110の駆動モータ114、116及び昇降モータ
146を駆動するドライブユニット158が接続されて
おり、走行装置110は、メインコントローラ152か
らの信号に応じて制御される。また、昇降コントローラ
156には、昇降モータ322の作動を制御するドライ
ブユニット160が接続されており、メインコントロー
ラ152からの信号によってバー部材104が上昇して
台車16を支持できるようになっている。
【0038】図7には、走行コントローラ154とドラ
イブユニット158によって構成される走行装置110
の制御機構の概略構成を示している。この制御機構に
は、速度設定部182が設けられ、この速度設定部18
2がメインコントローラ152に接続されている。 ま
た、速度設定部182には、前後の走行装置110毎に
設けられているルート走行制御部184が接続され、そ
れぞれのルート走行制御部184に速度制御部186及
びパルス幅変調部(PWM188)を介して駆動モータ
114、116が接続されている。駆動モータ114、
116のそれぞれは、速度制御部186によって設定さ
れた駆動速度で正確にタイヤ108を回転駆動する。
【0039】なお、駆動モータ114、116としてD
C(直流)モータを用いており、この直流モータへ供給
する電力のパルス幅を制御することにより、駆動速度の
制御を行っている。また、前後の走行装置110の一方
の駆動モータ(例えば駆動モータ114)のPG190
の出力信号は、カウンタ192を介して比較器194に
入力されるようになっている。比較器194では、 速度
設定部182で設定された速度から求められる走行距離
を基準としてカウンタ192のカウント値を比較する。
速度設定部182では、 この比較結果に基づいて前後の
走行装置110の設定速度を補正して、前後の走行装置
110が同一速度で走行するように制御している。な
お、走行装置110の設定速度は、例えば4段階で設定
されるようになっており、それぞれの速度段階において
前方側の走行装置110の速度を基準として後方側の走
行装置110の速度を調整するようにしている。
【0040】ルート走行制御部184には、それぞれの
走行装置110に設けられている走行センサ196が接
続されている。図4に示されるように、走行センサ19
6は、図示しないブラケットを介してブラケット112
に取付けられ、走行装置110(ブラケット112)と
一体に円筒部材138を中心に回転する。
【0041】この走行センサ196は、走行ライン12
を形成する反射テープ14の幅方向に沿って複数のセン
サが設けられ、ルート走行制御部184では、走行装置
110の進行方向側の走行センサ196の検出結果を読
み込み、この検出結果に基づいて走行装置110の左右
のタイヤ108を駆動する。
【0042】すなわち、無人搬送車10が直線状やカー
ブした走行ライン12に沿って走行するときには、走行
センサ196の全てのセンサによって反射テープ14を
検出するように左右のタイヤ108の駆動速度を調整す
る。例えば、幅方向に沿って並べられた複数のセンサの
左端のセンサが反射テープ14(走行ライン12)の非
検出状態となったときには、走行装置110の右側のタ
イヤ108を減速させて、走行装置110の進行方向を
右側へ向ける。逆に、右端の光電センサが非検出状態と
なったときには、左側のタイヤ108をの駆動速度を減
速する。これにより、走行ライン12が直線状であって
も、カーブしていても、前後の走行装置110が走行ラ
イン12に沿って確実に移動し、無人搬送車10が走行
ライン12に沿って正確にかつ安定して走行するように
操舵している。
【0043】また、枝別れするように分岐された走行ラ
インに沿って走行するときには、分岐する側の端部のセ
ンサのみが非検出状態となるように反射テープ14上の
位置を調整しながら走行し、前後の走行装置110が略
同一角度で回転した状態で移動することにより、無人搬
送車10は、走行装置110の回転角度に応じた方向へ
平行移動しながら走行する。これによって無人搬送車1
0は、敷設されている走行ライン12に応じた進路変更
がなされる。
【0044】なお、本実施の形態では、走行ライン12
に反射テープ14を用いており、このために走行センサ
196を、発光素子と受光素子が対で設けられた複数個
(例えば3個又は5個)の光電センサによって構成して
いる。また、走行ライン12を磁気テープによって形成
したときには、走行センサ196を複数の磁気センサに
よって構成すれば良い。
【0045】図6に示されるように、メインコントロー
ラ152には、無人搬送車10の電源スイッチを備えた
スイッチユニット161、送受信ヘッド162を備えた
データ通信ユニット163、送受信ヘッド164を備え
たシグナル通信ユニット165及びタグR/W(リード
/ライト)ヘッド166を備えたIDタグR/Wユニッ
ト167が接続されている。データ通信ユニット16
3、シグナル通信ユニット165及びIDタグR/Wユ
ニット167は、無人搬送車100と外部との連絡用と
なっている。
【0046】図1(A)に示されるように、無人搬送車
10のケーシング106には、側面24A、24Bの所
定の位置に送受信ヘッド162、164が取付けられて
いる。データ通信ユニット176は、例えば8ビットの
データ通信が可能となっており、無人搬送車10が所定
の位置に停止したときに、無人搬送車10の走行を管理
する管理システムに設けられている送受信器に送受信ヘ
ッド162が対向し、走行プログラムや作業手順、搬送
する台車16や台車16に積載している被搬送物に関す
る情報の送受信が行われる。
【0047】図1(A)に示すように、IDタグR/W
ヘッド166は、ケーシング106の上面側に設けられ
ており、無人搬送車10が支持する台車16には、この
IDタグR/Wヘッド166に対向するIDタグ(図示
省略)が設けられており、搬送する台車16や台車16
に積載している被搬送物に関する情報の書込み及び読み
出しを行う。
【0048】また、シグナル通信ユニット165は、無
人搬送車10が走行ライン12上を移動中に信号の送受
信が可能な1ビットのデータ通信用となっており、この
シグナル通信ユニット165の送受信ヘッド164に対
向する送受信器が走行ライン12の分岐部や交差点の所
定の位置に設けられている。シグナル通信ユニット16
5は、走行ライン12の分岐部や交差点で侵入の可否を
受信すると共に、分岐部及び交差点を通過したときに退
出信号を送出する。
【0049】また、図6に示すように、制御装置150
のメインコントローラ152には、表示パネル168を
備えた表示ユニット169、操作パネル170及びリモ
コン通信ユニット171が接続されている。図1(A)
に示されるように、表示パネル168及び操作パネル1
70は、無人搬送車10の天板128に設けられてお
り、表示パネル168の表示を確認しながら操作パネル
170のキー操作によって無人搬送車10の走行プログ
ラム等の入力が可能となっている。
【0050】リモコン受信ユニット171は、図示しな
いリモコン送信機から送信された信号を受信すると、予
め設定されている走行プログラムが実行されて、例えば
無人搬送車10をホームステーション等の所定の位置へ
移動させる。また、リモコン受信ユニット171として
は、遠隔操作によって進路変更等を指定しながら無人搬
送車10を走行ライン12に沿って走行させて、所望の
位置へ移動させるものであってもよい。
【0051】さらに、図6に示すように、メインコント
ローラ152には、走行ライン12に沿って設けられて
いる図示しないアドレスマークを検出するアドレスセン
サ172を備えたアドレスセンサユニット173が接続
されている。走行ライン12が敷設されている床面に
は、走行ライン12に隣接してアドレスマークが設けら
れるようになっている。このアドレスマークは、走行ラ
イン12のカーブ部分、分岐部分、各ステーションへの
侵入位置及び各ステーションでの無人搬送車10の停止
位置(ステージ)等の無人搬送車10の減速、方向変換
に加えて、種々の作業や情報伝達のために停止する必要
がある位置などに対応して設けられている。
【0052】アドレスセンサ172は、無人搬送車10
の幅方向の一端側に、床面に対向して設けられており、
無人搬送車10は、走行プログラムに基づいてアドレス
マークを順に検出しながら走行する。なお、本実施の形
態では、アドレスマークと走行ライン12を識別するた
めに、アドレスマークとして磁気テープを用い、アドレ
スセンサ172として、磁気テープを検出する磁気式セ
ンサを用いている。
【0053】ところで、図6に示すように、制御装置1
50のメインコントローラ152には、メロディチャイ
ム174、ランプユニット175、障害物センサユニッ
ト200が接続されている。
【0054】図8に示すように、障害物センサユニット
200は、メインコントローラ152に接続されている
検出制御部202を備え、この検出制御部202にバン
パスイッチ204、光電式の障害物検出センサ206
(以下「障害物センサ206」という)及び本発明の障
害物検出手段である特定障害物検出センサ208が接続
されている。
【0055】図1(A)及び図1(B)に示されるよう
に、無人搬送車10のケーシング106には、前面20
及び後面22のそれぞれにバンパ210が設けられてお
り、このバンパ210に障害物が接触することにより、
バンパスイッチ204が作動して、障害物の接触を検出
できるようになっている。
【0056】図8に示すように、障害物センサ206
は、投光部212と受光部214を一体に備えており、
投光部212から照射した光が障害物で反射して受光部
214に達したか否かから障害物の有無を検出できるよ
うになっている。図1(A)、図1(B)及び図10
(A)に示すように、障害物センサ206は、ケーシン
グ106の前面20、側面24A、24Bのそれぞれの
中央部及び後面22の幅方向の両側に設けられている
(以下、区別するときはそれぞれ206A、206B、
206Cとする)。検出制御部202では、無人搬送車
10の進行方向から作動させる障害物センサ206を設
定する。これにより、無人搬送車10は、障害物センサ
206によって進行方向の前方の障害物の有無を確認し
ながら走行する。
【0057】すなわち、無人搬送車10が走行ライン1
2に沿って直進するときには、前面20に設けている障
害物センサ206Aを作動させ、後退するときには、後
面22に設けている障害物センサ206Cを作動させ
て、進行方向の障害物の有無を確認できるようにしてい
る。また、無人搬送車10が、進路変更等によって斜め
に平行移動するときには、前面20に設けている障害物
センサ206Aと、移動方向側の側面24(24Aまた
は24B)に設けている障害物センサ206Bによって
障害物の有無を検出するようにしている。
【0058】一方、図1(A)及び図9(A)に示すよ
うに、特定障害物検出センサ208は、無人搬送車10
の前面20の幅方向の両端側及び側面24A、24Bの
中央部に設けられている。なお、図9(A)及び図9
(B)では、障害物センサ206の検出範囲を一点鎖線
で示し、特定障害物検出センサ208の検出範囲を二点
鎖線で示している。
【0059】図8及び図10に示すように、特定障害物
検出センサ208は、投光部216と受光部218を備
えると共に、投光部216から照射した光を偏向する偏
向フィルタ220と、受光部218に達する光を偏向す
る偏向フィルタ222が設けられている。
【0060】図10に示されるように、偏向フィルタ2
20は、投光部216から発した光を例えば、床面と平
行な面に沿って振動する平面偏向された光として射出す
る。また、受光部218に設けられている偏向フィルタ
222は、投光部216から照射する偏向光に対して直
交する面に沿って振動する成分のみを透過するようにな
っている。このため、例えば、特定障害物検出センサ2
08の投光部216から発した光が鏡面体等に反射する
と、反射光が同一方向に偏向された光となるため、受光
部218の偏向フィルタ222を透過しないため、反射
光を受光部218では検出しないようになっている。
【0061】一方、図1(A)及び図2(B)に示され
るように、無人搬送車10のケーシング106には、前
面20、側面24A、24B及び後面22のそれぞれ
に、特殊反射テープ224が貼付されている。この特殊
反射テープ224には、反射面に多数の微小プリズムが
緊密に貼付されており(図示省略)、それぞれのプリズ
ムは、特殊反射テープ224の反射面で反射する光をそ
れぞれ異なる方向へ偏向するようになっている。このた
め、平面偏向された光がこの反射テープ224に照射さ
れると、それぞれのプリズムで偏向方向が変えられて反
射される。すなわち、特殊反射テープ224は、平面偏
向された光が照射されると、この光の偏向面と異なる方
向へ平面偏向された光となるように反射する。
【0062】このため、図10に示されるように、特定
障害物検出センサ208から照射した光が特殊反射テー
プ224で、照射される光と異なる方向に偏向された多
数の偏向光として反射される。このように偏向された光
が受光部218の偏向フィルタ222に達すると、この
光には偏向フィルタ222による偏向方向に沿った成分
が含まれるため、偏向フィルタ222によって投光部2
16から照射された偏向光と直交する方向に平面偏向さ
れた光として受光部218へ達するようになっている。
特定障害物検出センサ208の受光部218では、偏向
フィルタ222によって偏向された光を受光することに
より、投光部216から照射して偏向された光が特殊反
射テープ224が貼付されている特定の障害物が接近し
ていると判定することができる。
【0063】すなわち、本実施の形態では、無人搬送車
10に特殊反射テープ224を貼付しているので、この
検出結果から他の無人搬送車10に接近していると検出
できるようにしている。なお、特殊反射テープ224と
しては、例えばアクリル製のマイクロプリズムを約34
00個/cm2 配置し、垂直に照射された光を12方向へ
向けて広範囲に反射させるようにしたものを用いること
ができる。
【0064】図9(A)に示されるように、無人搬送車
10では、前面20の中央部に障害物センサ206Aを
設けて、無人搬送車10の進行方向の正面の障害物を検
出するようにし、特定障害物検出センサ208Aを幅方
向の両側に配置し、さらに、それぞれの特定障害物検出
センサ208Aの検出範囲は、無人搬送車10の幅方向
に沿って広げている。これにより、障害物センサ206
Aによって検出できない無人搬送車10の進行方向の斜
め前方の無人搬送車10の有無を検出できるようにして
いる。また、図9(B)に示すように、障害物センサ2
06及び特定障害物検出センサ208は、上下方向への
光の拡散を抑えて床面に略平行に照射するようになって
いる。これによって、不要に台車16等を障害物として
検出してしまうのを防止している。
【0065】なお、障害物センサ206A〜206C及
び特定障害物検出センサ208A、208Bの検出範囲
は、無人搬送車10の走行速度と停止能力、搬送する台
車16の大きさ等に基づいて設定し、障害物を検出して
停止したときに、検出した障害物と無人搬送車10また
は無人搬送車10が支持して搬送している台車16とが
衝突しないようにすれば良い。
【0066】図1(A)及び図1(B)に示すように、
ケーシング106の前面20及び後面22には、それぞ
れ幅方向の両側にランプ226が設けられており、これ
らのランプ226がランプユニット175に接続されて
いる。ランプユニット175は、無人搬送車10の走行
中にそれぞれのランプ226を点灯すると共に、障害物
等を検出して無人搬送車10が停止したときには、ラン
プ226を点滅するなどして、無人搬送車10が停止し
たことを光で報知するようになっている。また、メロデ
ィチャイム174は、無人搬送車10の走行中に所定の
メロディを発すると共に、障害物への接近ないし障害物
との接触を検知して停止したときに、メロディを変化さ
せる。
【0067】これによって、無人搬送車10の走行中、
障害物の検出による停止等の走行状態を報知する。な
お、メロディチャイム174及びランプユニット175
は、障害物が除去されるなどして所定の操作が行われ
て、無人搬送車10が走行を再開するときにチャイムの
音色ないしランプ226の点灯状態を戻すようになって
いる。
【0068】以下に、本実施の形態の作用を、図面を参
照しながら説明する。無人搬送車10は、予め入力され
た走行プログラムに基づいて走行ライン12に沿って走
行して、台車16の搬送作業を行う。このとき、無人搬
送車10は、進行方向の前後に設けている走行装置11
0が、それぞれ、走行センサ196によって走行ライン
12を形成する反射テープ14を検出しながら走行し、
これによって、無人搬送車10が走行ライン12に沿っ
て走行するようになっている。
【0069】ところで、無人搬送車10では、走行途中
で障害物や他の無人搬送車10と接触したり、接近し過
ぎたりすることがないように、周囲の障害物の有無を検
出しながら走行するようになっている。この無人搬送車
10の障害物検出を図11(A)乃至図12(B)を参
照しながら説明する。なお、図11(A)乃至図12
(B)では、障害物センサ206の検出範囲の一例を一
点鎖線で示し、特定障害物検出センサ208の検出範囲
の一例を二点鎖線で示している。
【0070】図11(A)及び図11(B)に示すよう
に、無人搬送車10の走行ライン12に沿った通常走行
時には、障害物検出ユニット200は、前面20及び側
面24A、24Bに設けている障害物センサ206A、
206Bを選択して作動させると共に、前面20の幅方
向の両側に設けている特定障害物検出センサ208Aを
作動させる。
【0071】これにより、例えば図11(A)に示すよ
うに、直線状の走行ライン12を走行する無人搬送車1
0の前方に他の無人搬送車10(以下無人搬送車10A
とする)が走行していた場合、無人搬送車10が無人搬
送車10Aに接近すると、障害物センサ206Aから照
射した光が、無人搬送車10Aで反射する。この反射光
を障害物センサ206Aの受光部214で受光すると、
この受光結果が、障害物検出ユニット200の検出制御
部202からメインコントローラ152へ出力され、メ
インコントローラ152では、走行装置110による走
行速度を低下させるか走行を停止させて、前方の無人搬
送車10Aに接近し過ぎたり接触するなどして双方の無
人搬送車10、10Aの走行に支障をきたすのを防止す
る。また、図11(B)に示されるように、走行ライン
12がカーブしていた場合、障害物センサ206Aの検
出範囲が走行ライン12から外れてしまい、カーブした
先の走行ライン12上に無人搬送車10Aが走行してい
たり停止してしても、障害物センサ206Aによる検出
が不可能となる。このとき、無人搬送車10の前面20
の幅方向の両側に設けている特定障害物検出センサ20
8Aから発した偏向光が、無人搬送車10Aに達する
と、この偏向光は、無人搬送車10Aに貼付している特
殊反射テープ224によって偏向されながら反射され
る。この偏向されて反射された光が無人搬送車10の前
面に達すると、偏向フィルタ222によって偏向されて
特定障害物検出センサ208Aの受光部218に達して
反射光が検出される。
【0072】メインコントローラ152は、検出制御部
202からこの検出結果が入力されることにより、前方
側の無人搬送車10の存在を確実に検出することがで
き、特定障害物検出センサ208Aが非検出状態となる
まで、走行装置110を停止させれば、無人搬送車10
Aに接近して走行に支障が生じるのを確実に防止するこ
とができる。
【0073】一方、図12(A)及び図12(B)に
は、互いに平行に設けられている走行ライン12の間
(以下一方を走行ライン12A、他方を走行ライン12
Bとする)で、ライン13に沿って前後の走行装置11
0をそれぞれ移動させて、無人搬送車10の進路変更を
行う場合を示している。このような進路変更では、無人
搬送車10は、ライン13に沿って平行に移動すること
になる。
【0074】無人搬送車10に設けている障害物検出ユ
ニット200では、進路変更を行うときに、前面20に
設けている障害物センサ206A、特定障害物検出セン
サ208Aと共に、進路変更する側の側面24(図12
(A)及び図12(B)では側面24B)の障害物セン
サ206Bと共に特定障害物検出センサ208Bを作動
させる。
【0075】これによって、図12(A)に示すよう
に、無人搬送車10が走行ライン12Aから走行ライン
12Bへ平行移動して進路変更しようとしたときに、走
行ライン12B上に無人搬送車10Aが走行していて
も、この無人搬送車10Aを確実に検出することができ
る。
【0076】また、図12(B)に示すように、無人搬
送車10が走行ライン12Bを走行しているときに、こ
の無人搬送車10の前方に無人搬送車10Aが進路変更
しようとしていると、無人搬送車10は、障害物センサ
206Aによってこの無人搬送車10Aを検出すること
ができない。しかし、特定障害物検出センサ208Aの
検出範囲が無人搬送車10の幅方向に沿って広げられて
いるため、無人搬送車10Aが接近してくると、無人搬
送車10は特定障害物検出センサ208Aによってこの
無人搬送車10Aを確実に検出することができ、無人搬
送車10と無人搬送車10Aとの接近や接触を確実に防
止することができる。
【0077】また、図示はしないが、逆に、走行ライン
12Bへ進路変更する無人搬送車10の進行方向の前方
側に無人搬送車10Aがあったときには、無人搬送車1
0の前面20に設けている特定障害物検出センサ208
Aの検出範囲を無人搬送車10の幅方向に沿って広げて
いるため、無人搬送車10が確実に無人搬送車10Aを
検出することができる。
【0078】ところで、無人搬送車10では、障害物セ
ンサ206Aによって、進行方向の正面の障害物を検出
するようにし、前方の障害物を検出するようにし、無人
搬送車10は、床面にキャスタ16Aによって支持され
ている台車の16の下側に入り込んで、リフト機構10
2によってバー部材104を上昇させ、バー部材104
によって台車16を支持する低床型となっている。この
ため、障害物センサ206Aの検出範囲を無人搬送車1
0の幅方向に沿って広げると、無人搬送車10が台車1
6の下方へ入り込むときや、台車16の下方から無人搬
送車10が退出するときに、障害物センサ206Aがキ
ャスタ16Aを検出して、無人搬送車10が停止してし
まう恐れがある。
【0079】これに対して、無人搬送車10では、特定
障害物検出センサ208の検出範囲を広げるようにして
いる。一般的な鏡面体等は、偏向された光を反射すると
きに、反射光の偏向方向が照射された光の偏向方向と一
致している。このため、特定障害物検出センサ208で
は、この一般的な鏡面体で反射された光を受光して障害
物を検出することはない。
【0080】すなわち、障害物検出センサ208の投光
部216から射出される光は、偏向フィルタ220によ
って平面偏向されており、一般的鏡面体でこの平面偏向
された光が反射されても、光の偏向方向は一致される。
また、特定障害物検出センサ208の受光部218で
は、偏向フィルタ222が投光部216から射出された
光の偏向方向と直交する方向に沿った成分のみを透過さ
せて、投光部216から偏向されて射出された光の偏向
方向と直交する方向に沿って偏向された光を受光部21
8で受光するようにしている。
【0081】ここで、特殊反射テープ224は、平面偏
向された光が照射されると、この光を反射するときに、
特殊反射テープ224に設けているマイクロプリズムが
光を屈折させるときに、偏向方向も変化させるようにな
っている。これによって、平面偏向された光を特殊反射
テープ224によって反射すると、多数方向へ平面偏向
された光となり、実質的に平面偏向されていない光とし
て反射する。
【0082】したがって、特定障害物検出センサ208
は、特殊反射テープ224によって反射された光のみを
検出することができ、この特殊反射テープ224を無人
搬送車10に貼付すれば、特定障害物検出センサ208
は、無人搬送車10のみを検出することができる。
【0083】このため、特定障害物検出センサ208に
よる検出範囲を広げても、不必要に障害物を検出するこ
とがなく、例えば、無人搬送車10が台車16の下方へ
入り込むときでも、台車16に設けているキャスタ16
A等を検出して停止してしまうことがない。
【0084】このような特殊反射テープを224を、無
人搬送車10に限らず、走行ライン12の近傍に配置し
た機器の無人搬送車10の特定障害物検出センサ208
に検出位置に応じた高さ位置に貼付しておけば、この特
殊反射テープ224が貼付された機器に無人搬送車10
が接近したり接触したりするのを防止することができ
る。
【0085】また、作業員の足元や靴の所定の位置に特
殊反射テープ224を貼付することにより、作業員が無
人搬送車10の走行する走行ライン12に接近したとき
に、作業員に無人搬送車10が接近したり接触するのを
防止することができる。
【0086】なお、本実施の形態は本発明の一例を示す
ものであり、無人搬送車10の構成や、特定障害物検出
センサ208の取付け位置及び特定障害物検出センサ2
08等を限定するものではない。また、本実施の形態で
は、反射手段として、マイクロプリズムが設けられた特
殊反射テープ224を用いたが、これに限らず、投光部
216から射出された平面偏向光の偏向方向を変化させ
ながら反射させて、受光部218で検出可能とするもの
であれば良い。このような反射手段は、平面偏向光とし
て反射するものではなく、円偏向等の異なる方向へ偏向
するものであれば良い。
【0087】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、障
害物検出手段に合わせて設けた反射手段によって、特定
の障害物のみを検出するので、障害物の検出範囲を広げ
ても不必要に障害物を検出することがない。また、従来
の障害物検出センサをその検出範囲を限定して用いるこ
とにより、無人搬送車の円滑な走行に支障をきたす障害
物のみを確実に検出することができ、多数の無人搬送車
を用いても円滑に走行させて搬送作業を行うことができ
るという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本実施例に適用した無人搬送車を示す
概略斜視図、(B)は(A)とは異なる方向から見た搬
送車の要部斜視図である。
【図2】走行装置とリフト機構の配置の概略を示す無人
搬送車の要部斜視図である。
【図3】走行装置の概略を示す斜視図である。
【図4】走行装置の構成を示す要部分解斜視図である。
【図5】リフト機構の概略を示す要部分解斜視図であ
る。
【図6】無人搬送車の制御装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】走行装置の制御機構の機能ブロック図である。
【図8】障害物センサユニットを示す概略ブロック図で
ある。
【図9】(A)は障害物の検出範囲を示す無人搬送車の
概略平面図、(B)は障害物の検出範囲を示す無人搬送
車の概略側面図である。
【図10】特定障害物検出センサの構成を示す概略図で
ある。
【図11】(A)は直線状の走行ラインに沿って走行す
る無人搬送車の検出の一例を示す概略図、(B)はカー
ブした走行ラインに沿って走行する無人搬送車の検出の
一例を示す概略図である。
【図12】(A)及び(B)はそれぞれ走行ラインの変
更時の無人搬送車の検出の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
10 無人搬送車 12 走行ライン 16 台車 20 前面(立壁) 22 後面(立壁) 24(24A、24B) 側面(立壁) 108 タイヤ 110 走行装置 114、116 駆動モータ 150 制御装置 152 メインコントローラ 200 障害物検出ユニット 206(206A〜206C) 障害物センサ(接近
検出手段) 208 特定障害物検出センサ(障害物検出手段) 212、216 投光部 214、218 受光部 220、222 偏向フィルタ 224 特殊反射テープ(反射手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース板とベース板の周縁に設けられた
    立壁によって略箱体形状に形成された車両本体の上面に
    被搬送物を支持して、所定の走行ラインに沿って走行す
    る無人搬送車であって、 前記立壁に設けられ所定方向に沿って平面偏向された光
    を照射する投光部、前記立壁に前記投光部と対で設けら
    れ投光部から照射された光の反射光を受光可能な受光部
    及び前記受光部に対向して設けられ受光部に照射される
    反射光から前記所定方向と直交する方向に沿った偏向光
    のみを通過させる偏向手段を備えた障害物検出手段と、 前記立壁に設けられ一方向に偏向されて照射される偏向
    光を少なくともこの一方向と異なる方向に偏向された光
    を含んで反射する反射手段と、 を含むことを特徴とする無人搬送車。
  2. 【請求項2】 前記立壁に前記障害物検出手段と共に、
    任意の障害物の接近を検出可能な接近検出手段が設けら
    れ、前記接近検出手段によって一定方向の障害物の有無
    を検出すると共に、前記障害物検出手段が前記接近検出
    手段の検出範囲より広い所定範囲の障害物の特定障害物
    の有無を検出することを特徴とする請求項1に記載の無
    人搬送車。
  3. 【請求項3】 前記障害物検出手段がそれぞれ異なる方
    向へ向けられて複数設けられ、前記複数の障害物検出手
    段を前記車両本体の進行方向に応じて作動させる選択制
    御手段を含むことを特徴とする請求項1または請求項2
    の何れかに記載の無人搬送車。
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