JPH1069287A - 楽音再生システム - Google Patents
楽音再生システムInfo
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- JPH1069287A JPH1069287A JP8247117A JP24711796A JPH1069287A JP H1069287 A JPH1069287 A JP H1069287A JP 8247117 A JP8247117 A JP 8247117A JP 24711796 A JP24711796 A JP 24711796A JP H1069287 A JPH1069287 A JP H1069287A
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- karaoke
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 家庭において、カラオケBOXでカラオケす
る場合と近い良い音でカラオケすることができる楽音再
生システムを実現する。 【解決手段】 カラオケBOX10から借りたカラオケ
装置30の電源をONすると、ステップ210およびス
テップ212でカラオケ装置30の制御装置40には通
信回線18が接続されてLAN接続状態となっている
か、電話回線72が接続されて電話回線接続状態となっ
ているかが判定され、電話回線接続状態となっている場
合には、ステップ214で家庭用モードに移行する。つ
まり、カラオケBOX10のサーバー25から曲データ
を電話回線72を介してカラオケ装置30へ配信する制
御、課金処理、アンプ36の音量の上限値を設定する制
御などの家庭用モード特有の制御を行う。
る場合と近い良い音でカラオケすることができる楽音再
生システムを実現する。 【解決手段】 カラオケBOX10から借りたカラオケ
装置30の電源をONすると、ステップ210およびス
テップ212でカラオケ装置30の制御装置40には通
信回線18が接続されてLAN接続状態となっている
か、電話回線72が接続されて電話回線接続状態となっ
ているかが判定され、電話回線接続状態となっている場
合には、ステップ214で家庭用モードに移行する。つ
まり、カラオケBOX10のサーバー25から曲データ
を電話回線72を介してカラオケ装置30へ配信する制
御、課金処理、アンプ36の音量の上限値を設定する制
御などの家庭用モード特有の制御を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、楽音を再生する
楽音再生システムであって、曲データを通信回線を介し
て受信して再生するカラオケ装置が備えられた楽音再生
システムとして好適なものに関する。
楽音再生システムであって、曲データを通信回線を介し
て受信して再生するカラオケ装置が備えられた楽音再生
システムとして好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、曲データを配信するホスト側と、
曲データを受信する家庭用端末とが電話回線で接続され
た家庭用通信カラオケシステムが知られている。このシ
ステムでは、家庭用端末において選曲を行うと、その選
曲された曲の選曲番号を示す信号がホスト側に送信さ
れ、その信号を受信したホスト側は、その信号により示
される選曲番号の曲データを家庭用端末へ配信する。そ
して、上記曲データを受信した家庭用端末は、曲データ
に含まれるMIDI信号をMIDI音源に書込むことに
より、そのMIDI音源から発生する信号をアンプおよ
びスピーカにより再生する。
曲データを受信する家庭用端末とが電話回線で接続され
た家庭用通信カラオケシステムが知られている。このシ
ステムでは、家庭用端末において選曲を行うと、その選
曲された曲の選曲番号を示す信号がホスト側に送信さ
れ、その信号を受信したホスト側は、その信号により示
される選曲番号の曲データを家庭用端末へ配信する。そ
して、上記曲データを受信した家庭用端末は、曲データ
に含まれるMIDI信号をMIDI音源に書込むことに
より、そのMIDI音源から発生する信号をアンプおよ
びスピーカにより再生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の家
庭用端末は、家庭用であり、生産コストを抑える必要性
から、カラオケ店などで用いられる業務用のものよりも
音源数が少ないMIDI音源を用いている。たとえば、
業務用のものは、同時に発音できる同時発音数が64で
あるのに対して家庭用のものは24であり、業務用の半
分以下である。したがって、上記家庭用のものは、業務
用のものよりも再生される音が悪いという問題がある。
また、業務用のものは、10曲程度の予約をしておくこ
とができるのに対して家庭用のものは1曲であり、予約
できる曲数が少ないことや、曲間などに拍手を入れる機
能が、家庭用のものにはないなど、機能面において家庭
用のものは業務用のものより劣るという問題もある。
庭用端末は、家庭用であり、生産コストを抑える必要性
から、カラオケ店などで用いられる業務用のものよりも
音源数が少ないMIDI音源を用いている。たとえば、
業務用のものは、同時に発音できる同時発音数が64で
あるのに対して家庭用のものは24であり、業務用の半
分以下である。したがって、上記家庭用のものは、業務
用のものよりも再生される音が悪いという問題がある。
また、業務用のものは、10曲程度の予約をしておくこ
とができるのに対して家庭用のものは1曲であり、予約
できる曲数が少ないことや、曲間などに拍手を入れる機
能が、家庭用のものにはないなど、機能面において家庭
用のものは業務用のものより劣るという問題もある。
【0004】そこで、本発明は、家庭において、カラオ
ケ店で歌うときの音に近い音でカラオケをすることがで
き、かつ、カラオケ店に備えられたカラオケ装置が有す
る機能を用いることができる楽音再生システムの実現を
目的とする。
ケ店で歌うときの音に近い音でカラオケをすることがで
き、かつ、カラオケ店に備えられたカラオケ装置が有す
る機能を用いることができる楽音再生システムの実現を
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明では、楽曲情報の選
曲を示す選曲信号の送信および選曲された楽曲情報の受
信を第1の通信回線を介して行うとともに、受信した楽
曲情報を再生する楽曲情報再生手段を有する楽音再生装
置が設けられた部屋が少なくとも1つ備えられており、
前記楽音再生装置から送信される選曲信号を受信する選
曲信号受信手段と、この選曲信号受信手段により受信さ
れる選曲信号により示される楽曲情報を前記楽音再生装
置へ送信する楽曲情報送信手段とが設けられた管理装置
が備えられた楽音再生システムにおいて、前記楽音再生
装置には、前記部屋から運び出して第2の通信回線に接
続する第1の接続手段と、前記第1および第2の通信回
線のいずれの通信回線に接続されているかを判別する判
別手段と、この判別手段により、前記楽音再生装置は前
記第2の通信回線に接続されたと判別された場合に、前
記選曲信号の送信および選曲された楽曲情報の受信を前
記第2の通信回線を介して前記管理装置と行うように制
御する通信制御手段と、前記第2の通信回線に接続され
た前記楽音再生装置の楽曲情報再生手段の再生状態を制
御する再生状態制御手段と、が備えられており、前記管
理装置には、前記第2の通信回線に接続する第2の接続
手段が備えられたという技術的手段を採用する。
成するため、請求項1に記載の発明では、楽曲情報の選
曲を示す選曲信号の送信および選曲された楽曲情報の受
信を第1の通信回線を介して行うとともに、受信した楽
曲情報を再生する楽曲情報再生手段を有する楽音再生装
置が設けられた部屋が少なくとも1つ備えられており、
前記楽音再生装置から送信される選曲信号を受信する選
曲信号受信手段と、この選曲信号受信手段により受信さ
れる選曲信号により示される楽曲情報を前記楽音再生装
置へ送信する楽曲情報送信手段とが設けられた管理装置
が備えられた楽音再生システムにおいて、前記楽音再生
装置には、前記部屋から運び出して第2の通信回線に接
続する第1の接続手段と、前記第1および第2の通信回
線のいずれの通信回線に接続されているかを判別する判
別手段と、この判別手段により、前記楽音再生装置は前
記第2の通信回線に接続されたと判別された場合に、前
記選曲信号の送信および選曲された楽曲情報の受信を前
記第2の通信回線を介して前記管理装置と行うように制
御する通信制御手段と、前記第2の通信回線に接続され
た前記楽音再生装置の楽曲情報再生手段の再生状態を制
御する再生状態制御手段と、が備えられており、前記管
理装置には、前記第2の通信回線に接続する第2の接続
手段が備えられたという技術的手段を採用する。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の楽音再生システムにおいて、前記楽曲情報再生手段
の使用状態を検出する使用状態検出手段と、この使用状
態検出手段により検出される使用状態に応じた金額を課
金する課金手段とが備えられたという技術的手段を採用
する。
載の楽音再生システムにおいて、前記楽曲情報再生手段
の使用状態を検出する使用状態検出手段と、この使用状
態検出手段により検出される使用状態に応じた金額を課
金する課金手段とが備えられたという技術的手段を採用
する。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の楽音再生システムにおいて、前記使用状態検出手段
には、前記楽音再生装置による前記楽曲情報の受信回数
を計数する受信回数計数手段が備えられており、前記課
金手段は、前記受信回数計数手段により計数された受信
回数に応じた金額を課金するものであるという技術的手
段を採用する。
載の楽音再生システムにおいて、前記使用状態検出手段
には、前記楽音再生装置による前記楽曲情報の受信回数
を計数する受信回数計数手段が備えられており、前記課
金手段は、前記受信回数計数手段により計数された受信
回数に応じた金額を課金するものであるという技術的手
段を採用する。
【0008】請求項4に記載の発明では、請求項2に記
載の楽音再生システムにおいて、前記使用状態検出手段
には、前記楽音再生装置が、前記第2の通信回線を使用
している時間を計数する使用時間計数手段が備えられて
おり、前記課金手段は、前記使用時間計数手段により計
数された使用時間に応じた金額を課金するものであると
いう技術的手段を採用する。
載の楽音再生システムにおいて、前記使用状態検出手段
には、前記楽音再生装置が、前記第2の通信回線を使用
している時間を計数する使用時間計数手段が備えられて
おり、前記課金手段は、前記使用時間計数手段により計
数された使用時間に応じた金額を課金するものであると
いう技術的手段を採用する。
【0009】請求項5に記載の発明では、請求項1ない
し請求項4のいずれか1つに記載の楽音再生システムに
おいて、前記再生状態制御手段には、所定の時間が経過
したときに前記楽曲情報の再生を禁止する再生禁止手段
が備えられたという技術的手段を採用する。
し請求項4のいずれか1つに記載の楽音再生システムに
おいて、前記再生状態制御手段には、所定の時間が経過
したときに前記楽曲情報の再生を禁止する再生禁止手段
が備えられたという技術的手段を採用する。
【0010】請求項6に記載の発明では、請求項1ない
し請求項5のいずれか1つに記載の楽音再生システムに
おいて、前記再生状態制御手段には、前記楽音再生装置
が、前記第2の通信回線を介して受信した楽曲情報を前
記楽曲情報再生手段がスピーカにより再生する場合に、
前記スピーカから出る音量を制限する音量制限手段が備
えられたという技術的手段を採用する。
し請求項5のいずれか1つに記載の楽音再生システムに
おいて、前記再生状態制御手段には、前記楽音再生装置
が、前記第2の通信回線を介して受信した楽曲情報を前
記楽曲情報再生手段がスピーカにより再生する場合に、
前記スピーカから出る音量を制限する音量制限手段が備
えられたという技術的手段を採用する。
【0011】請求項7に記載の発明では、請求項1ない
し請求項6のいずれか1つに記載の楽音再生システムに
おいて、前記楽音再生装置から前記第2の通信回線を介
して前記管理装置へ送信される選曲信号には、所定の識
別情報が含まれており、前記管理装置には、前記第2の
通信回線を介して送信される前記所定の識別情報を判別
する識別情報判別手段が備えられたという技術的手段を
採用する。
し請求項6のいずれか1つに記載の楽音再生システムに
おいて、前記楽音再生装置から前記第2の通信回線を介
して前記管理装置へ送信される選曲信号には、所定の識
別情報が含まれており、前記管理装置には、前記第2の
通信回線を介して送信される前記所定の識別情報を判別
する識別情報判別手段が備えられたという技術的手段を
採用する。
【0012】
【作用】請求項1ないし請求項7に記載の発明では、上
記部屋から運び出して第2の通信回線に接続する第1の
接続手段と、上記第1および第2の通信回線のいずれの
通信回線に接続されているかを判別する判別手段とが備
えられているため、その判別手段の判別結果が、上記第
2の通信回線に接続されていることを示すものである場
合には、上記楽音再生装置が上記部屋から運び出されて
上記第2の通信回線に接続されていることを知ることが
できる。したがって、たとえば、後述する発明の実施の
形態に記載するように、通信回線としてLANを用いて
いるカラオケBOXからカラオケ装置を家庭用として貸
し出し、そのカラオケ装置が電話回線に接続されたこと
を検出することができる。
記部屋から運び出して第2の通信回線に接続する第1の
接続手段と、上記第1および第2の通信回線のいずれの
通信回線に接続されているかを判別する判別手段とが備
えられているため、その判別手段の判別結果が、上記第
2の通信回線に接続されていることを示すものである場
合には、上記楽音再生装置が上記部屋から運び出されて
上記第2の通信回線に接続されていることを知ることが
できる。したがって、たとえば、後述する発明の実施の
形態に記載するように、通信回線としてLANを用いて
いるカラオケBOXからカラオケ装置を家庭用として貸
し出し、そのカラオケ装置が電話回線に接続されたこと
を検出することができる。
【0013】そして、上記通信制御手段および第2の接
続手段により、上記判別手段による判別結果が、上記第
2の通信回線に接続されていることを示すものである場
合には、上記選曲信号の送信および選曲された楽曲情報
の受信を上記第2の通信回線を介して上記管理装置と行
うように制御することができる。したがって、たとえ
ば、後述する発明の実施の形態に記載するように、選曲
信号たるリクエスト信号は、家庭用として貸し出された
カラオケ装置から電話回線を介して管理装置たるサーバ
ーへ送信され、楽曲情報たる曲データは、サーバーから
電話回線を介してカラオケ装置により受信される。
続手段により、上記判別手段による判別結果が、上記第
2の通信回線に接続されていることを示すものである場
合には、上記選曲信号の送信および選曲された楽曲情報
の受信を上記第2の通信回線を介して上記管理装置と行
うように制御することができる。したがって、たとえ
ば、後述する発明の実施の形態に記載するように、選曲
信号たるリクエスト信号は、家庭用として貸し出された
カラオケ装置から電話回線を介して管理装置たるサーバ
ーへ送信され、楽曲情報たる曲データは、サーバーから
電話回線を介してカラオケ装置により受信される。
【0014】また、上記楽音再生装置には、上記第2の
通信回線に接続された上記楽音再生装置の楽曲情報再生
手段の再生状態を制御する再生状態制御手段が備えられ
ている。したがって、たとえば、後述する発明の実施の
形態に記載するように、家庭用として貸し出されたカラ
オケ装置の制御装置により、音量の上限値を設定した
り、貸し出し期限になったときに、リクエスト信号を送
信できなくするように制御できる。
通信回線に接続された上記楽音再生装置の楽曲情報再生
手段の再生状態を制御する再生状態制御手段が備えられ
ている。したがって、たとえば、後述する発明の実施の
形態に記載するように、家庭用として貸し出されたカラ
オケ装置の制御装置により、音量の上限値を設定した
り、貸し出し期限になったときに、リクエスト信号を送
信できなくするように制御できる。
【0015】特に、請求項2に記載の発明では、上記楽
曲情報再生手段の使用状態を検出する使用状態検出手段
と、この使用状態検出手段により検出される使用状態に
応じた金額を課金する課金手段とが備えられている。し
たがって、たとえば、後述する発明の実施の形態に記載
するように、カラオケBOXで用いている業務用のカラ
オケ装置を貸し出した場合に、そのカラオケ装置による
曲データの受信回数、または、カラオケ装置の使用時間
などの使用状態に応じて課金を行い、所定の貸し出し料
金を徴収することができる。
曲情報再生手段の使用状態を検出する使用状態検出手段
と、この使用状態検出手段により検出される使用状態に
応じた金額を課金する課金手段とが備えられている。し
たがって、たとえば、後述する発明の実施の形態に記載
するように、カラオケBOXで用いている業務用のカラ
オケ装置を貸し出した場合に、そのカラオケ装置による
曲データの受信回数、または、カラオケ装置の使用時間
などの使用状態に応じて課金を行い、所定の貸し出し料
金を徴収することができる。
【0016】そして、上記受信回数に応じた課金は、請
求項3に記載の発明のように、上記楽音再生装置による
上記楽曲情報の受信回数を計数する受信回数計数手段の
計数結果に応じた金額を課金することにより、実現する
ことができる。
求項3に記載の発明のように、上記楽音再生装置による
上記楽曲情報の受信回数を計数する受信回数計数手段の
計数結果に応じた金額を課金することにより、実現する
ことができる。
【0017】また、上記使用時間に応じた課金は、請求
項4に記載の発明のように、上記第2の通信回線を使用
している時間を計数する使用時間計数手段の計数結果に
応じた金額を課金することにより、実現することができ
る。
項4に記載の発明のように、上記第2の通信回線を使用
している時間を計数する使用時間計数手段の計数結果に
応じた金額を課金することにより、実現することができ
る。
【0018】さらに、請求項5に記載の発明では、上記
再生状態制御手段には、所定の時間が経過したときに上
記楽曲情報の再生を禁止する再生禁止手段が備えられて
いる。したがって、たとえば、後述する発明の実施の形
態に記載するように、業務用のカラオケ装置を貸し出し
て貸し出し期限になったときにリクエスト信号の送信を
禁止することにより、貸出使用期限を超えた使用を防止
することができる。
再生状態制御手段には、所定の時間が経過したときに上
記楽曲情報の再生を禁止する再生禁止手段が備えられて
いる。したがって、たとえば、後述する発明の実施の形
態に記載するように、業務用のカラオケ装置を貸し出し
て貸し出し期限になったときにリクエスト信号の送信を
禁止することにより、貸出使用期限を超えた使用を防止
することができる。
【0019】また、請求項6に記載の発明では、上記再
生状態制御手段には、上記楽音再生装置が、上記第2の
通信回線を介して受信した楽曲情報を上記楽曲情報再生
手段がスピーカにより再生する場合に、上記スピーカか
ら出る音量を制限する音量制限手段が備えられている。
したがって、たとえば、後述する発明の実施の形態に記
載するように、借りた業務用のカラオケ装置を家庭で使
用する場合に、アンプのボリュームの上限値を設定する
ことにより、音が漏れて近所に迷惑をかけるのを防止す
ることができる。
生状態制御手段には、上記楽音再生装置が、上記第2の
通信回線を介して受信した楽曲情報を上記楽曲情報再生
手段がスピーカにより再生する場合に、上記スピーカか
ら出る音量を制限する音量制限手段が備えられている。
したがって、たとえば、後述する発明の実施の形態に記
載するように、借りた業務用のカラオケ装置を家庭で使
用する場合に、アンプのボリュームの上限値を設定する
ことにより、音が漏れて近所に迷惑をかけるのを防止す
ることができる。
【0020】請求項7に記載の発明では、上記楽音再生
装置から上記第2の通信回線を介して上記管理装置へ送
信される選曲信号には、所定の識別情報が含まれてお
り、上記管理装置には、上記第2の通信回線を介して送
信される上記所定の識別情報を判別する識別情報判別手
段が備えられている。したがって、たとえば、後述する
発明の実施の形態に記載するように、貸し出したカラオ
ケ装置から管理装置たるサーバーへ送信する選曲信号た
るリクエスト信号に識別情報たる借り手の電話番号を示
すIDデータを含ませ、サーバーには、上記IDデータ
が契約されたものかを判別するIDデータ判別手段を設
けておくことにより、その判別手段の判別結果に基づい
て、送信されたリクエスト信号が、契約されたカラオケ
装置から送信されたものであるか否かを知ることができ
る。
装置から上記第2の通信回線を介して上記管理装置へ送
信される選曲信号には、所定の識別情報が含まれてお
り、上記管理装置には、上記第2の通信回線を介して送
信される上記所定の識別情報を判別する識別情報判別手
段が備えられている。したがって、たとえば、後述する
発明の実施の形態に記載するように、貸し出したカラオ
ケ装置から管理装置たるサーバーへ送信する選曲信号た
るリクエスト信号に識別情報たる借り手の電話番号を示
すIDデータを含ませ、サーバーには、上記IDデータ
が契約されたものかを判別するIDデータ判別手段を設
けておくことにより、その判別手段の判別結果に基づい
て、送信されたリクエスト信号が、契約されたカラオケ
装置から送信されたものであるか否かを知ることができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の楽音再生システム
の実施形態について図を参照して説明する。なお、以下
の実施形態では、楽音再生システムの一例として、カラ
オケ装置が設置された部屋を複数有する、いわゆるカラ
オケBOXで使用するカラオケ装置を家庭用のカラオケ
装置として貸し出す場合を代表に説明する。まず、上記
カラオケBOXの主要構成について、それを示す図1を
参照して説明する。
の実施形態について図を参照して説明する。なお、以下
の実施形態では、楽音再生システムの一例として、カラ
オケ装置が設置された部屋を複数有する、いわゆるカラ
オケBOXで使用するカラオケ装置を家庭用のカラオケ
装置として貸し出す場合を代表に説明する。まず、上記
カラオケBOXの主要構成について、それを示す図1を
参照して説明する。
【0022】図1に示すように、カラオケBOX10
は、No.1ないしNo.12までの12室を有し、各
部屋12には、楽音再生装置たるカラオケ装置30がそ
れぞれ設置されている(図2参照)。各カラオケ装置3
0には、LANボード20がそれぞれ備えられており、
各LANボード20は、それぞれHUB16を介して第
1の通信回線たる通信ケーブル18に接続されており、
この通信ケーブル18は、管理室14に備えられたHU
B16に接続されている。
は、No.1ないしNo.12までの12室を有し、各
部屋12には、楽音再生装置たるカラオケ装置30がそ
れぞれ設置されている(図2参照)。各カラオケ装置3
0には、LANボード20がそれぞれ備えられており、
各LANボード20は、それぞれHUB16を介して第
1の通信回線たる通信ケーブル18に接続されており、
この通信ケーブル18は、管理室14に備えられたHU
B16に接続されている。
【0023】その管理室14に備えられたHUB16
は、楽曲情報たる曲データの配信などを行う楽曲情報送
信手段たるサーバー25に備えられたLANボード20
に接続されている。サーバー25は、後述するように、
カラオケ装置30からのリクエスト信号に応えての曲デ
ータの送信、カラオケ装置30を貸し出す際の借り手と
の契約内容の設定、リクエスト数や使用時間に応じた課
金制御、貸し出したカラオケ装置30の再生状態の制御
などを行う。
は、楽曲情報たる曲データの配信などを行う楽曲情報送
信手段たるサーバー25に備えられたLANボード20
に接続されている。サーバー25は、後述するように、
カラオケ装置30からのリクエスト信号に応えての曲デ
ータの送信、カラオケ装置30を貸し出す際の借り手と
の契約内容の設定、リクエスト数や使用時間に応じた課
金制御、貸し出したカラオケ装置30の再生状態の制御
などを行う。
【0024】サーバー25には、曲データが蓄積された
ハードディスクメモリから曲データを読出すハードディ
スクドライブユニット(以下、HDDと略称する)26
と、上記契約内容、課金状態、制御状態などをCRTに
表示するモニタ28と、上記契約内容に関するデータの
入力などを行うキーボード27とが接続されている。な
お、サーバー25に備えられたLANボード20が、本
発明の選曲信号受信手段に相当し、サーバー25、HD
D26、モニタ28およびキーボード27が管理装置に
相当する。
ハードディスクメモリから曲データを読出すハードディ
スクドライブユニット(以下、HDDと略称する)26
と、上記契約内容、課金状態、制御状態などをCRTに
表示するモニタ28と、上記契約内容に関するデータの
入力などを行うキーボード27とが接続されている。な
お、サーバー25に備えられたLANボード20が、本
発明の選曲信号受信手段に相当し、サーバー25、HD
D26、モニタ28およびキーボード27が管理装置に
相当する。
【0025】次に、カラオケ装置30の主要構成につい
て、それを示す図2を参照して説明する。図2に示すよ
うに、部屋12に設置されたカラオケ装置30には、カ
ラオケ用の背景映像および歌詞を示す歌詞映像などをC
RTに表示するモニタ32と、歌い手のモニタ用のモニ
タ34とが備えられている。また、通信ケーブル18を
介しての楽曲情報たる曲データの受信、選曲、曲の予
約、演奏される曲の音程制御(キーコントロール)、モ
ニタ32,34に表示される映像の切替え、合成、分割
などの各種制御を行う制御装置40が備えられている。
て、それを示す図2を参照して説明する。図2に示すよ
うに、部屋12に設置されたカラオケ装置30には、カ
ラオケ用の背景映像および歌詞を示す歌詞映像などをC
RTに表示するモニタ32と、歌い手のモニタ用のモニ
タ34とが備えられている。また、通信ケーブル18を
介しての楽曲情報たる曲データの受信、選曲、曲の予
約、演奏される曲の音程制御(キーコントロール)、モ
ニタ32,34に表示される映像の切替え、合成、分割
などの各種制御を行う制御装置40が備えられている。
【0026】さらに、マイク85,86から入力される
音声と楽曲たるカラオケ曲とのミキシング、音声とカラ
オケ曲との音量バランス、エコー調整、ディレイ調整、
音声信号の増幅、高音、低音の制御(トーンコントロー
ル)などを行うアンプ36と、このアンプ36から出力
される増幅信号を音として再生するフロアータイプの1
組のスピーカ83,83と、天井用の1組のスピーカ8
4,84と、制御装置40を遠隔操作する送信器90と
が備えられている。
音声と楽曲たるカラオケ曲とのミキシング、音声とカラ
オケ曲との音量バランス、エコー調整、ディレイ調整、
音声信号の増幅、高音、低音の制御(トーンコントロー
ル)などを行うアンプ36と、このアンプ36から出力
される増幅信号を音として再生するフロアータイプの1
組のスピーカ83,83と、天井用の1組のスピーカ8
4,84と、制御装置40を遠隔操作する送信器90と
が備えられている。
【0027】次に、制御装置40の装備について図3を
参照して説明する。図3(A)は、制御装置40の前面
パネルの説明図、同図(B)は、制御装置40の背面パ
ネルの説明図である。図3(A)に示すように、制御装
置40の前面パネルには、選曲する曲の番号の入力など
を行うための0〜9のボタンからなるテンキー41と、
制御装置40を選曲可能状態にし、また、選曲を確定す
るための選曲ボタン42とが設けられており、テンキー
41の上には、選曲された曲の番号を5桁の数字でLE
D表示する選曲番号表示体43が設けられている。
参照して説明する。図3(A)は、制御装置40の前面
パネルの説明図、同図(B)は、制御装置40の背面パ
ネルの説明図である。図3(A)に示すように、制御装
置40の前面パネルには、選曲する曲の番号の入力など
を行うための0〜9のボタンからなるテンキー41と、
制御装置40を選曲可能状態にし、また、選曲を確定す
るための選曲ボタン42とが設けられており、テンキー
41の上には、選曲された曲の番号を5桁の数字でLE
D表示する選曲番号表示体43が設けられている。
【0028】また、選曲番号表示体43の左には、演奏
が予約されている曲の数をLED表示する予約曲数表示
体44が設けられており、その下には、予約の取消を行
うための取り消しボタン45と、演奏を停止させる演奏
停止ボタン46と、歌っている途中で最初から歌い直す
ための歌い直しボタン47と、予約曲の間に割り込んで
予約するための割り込みボタン48とが設けられてい
る。さらに、前面パネルの左上には、送信器90から発
信される光信号を受光する受光部58が設けられてお
り、左下には、制御装置40の電源を起動させる電源ボ
タン59が設けられている。
が予約されている曲の数をLED表示する予約曲数表示
体44が設けられており、その下には、予約の取消を行
うための取り消しボタン45と、演奏を停止させる演奏
停止ボタン46と、歌っている途中で最初から歌い直す
ための歌い直しボタン47と、予約曲の間に割り込んで
予約するための割り込みボタン48とが設けられてい
る。さらに、前面パネルの左上には、送信器90から発
信される光信号を受光する受光部58が設けられてお
り、左下には、制御装置40の電源を起動させる電源ボ
タン59が設けられている。
【0029】また、テンキー41の右には、演奏される
曲のキーを低くするためのフラットキー49と、キーを
標準にする標準キー50と、キーを高くするシャープキ
ー51とが設けられており、その下には、ボーカルのメ
ロディーラインの音量を設定するボーカルボタン52
と、2コーラス目をカットする2コーラスカットボタン
53と、曲の後奏部分をカットする後奏カットボタン5
4とが設けられている。さらに、その下には、カラオケ
を行うモードとカラオケを行わないモードとに切り替え
るカラオケ切替ボタン55と、通信ケーブル18を介し
て入力されるデータを曲データからBGM、有線放送、
テレビ放送などに切り替える入力切替ボタン56と、モ
ニタ32,34の表示をカラオケ店が提供しているサー
ビス情報の表示に切り替えるサービスボタン57とが設
けられている。
曲のキーを低くするためのフラットキー49と、キーを
標準にする標準キー50と、キーを高くするシャープキ
ー51とが設けられており、その下には、ボーカルのメ
ロディーラインの音量を設定するボーカルボタン52
と、2コーラス目をカットする2コーラスカットボタン
53と、曲の後奏部分をカットする後奏カットボタン5
4とが設けられている。さらに、その下には、カラオケ
を行うモードとカラオケを行わないモードとに切り替え
るカラオケ切替ボタン55と、通信ケーブル18を介し
て入力されるデータを曲データからBGM、有線放送、
テレビ放送などに切り替える入力切替ボタン56と、モ
ニタ32,34の表示をカラオケ店が提供しているサー
ビス情報の表示に切り替えるサービスボタン57とが設
けられている。
【0030】また、図3(B)に示すように、制御装置
40の背面パネルには、曲データを保有するサーバー2
5(図1参照)から配信される曲データを受信する通信
ケーブル18を接続する通信端子60が設けられてお
り、この通信端子60の右側には、制御装置40を家庭
用として貸し出した場合に、第2の通信回線たる電話回
線72を接続する第1の接続手段たる通信端子67が設
けられている。この通信端子67の右方には、モニタ3
2の映像入力端子(図示省略)と接続される映像出力端
子62と、モニタ34の映像入力端子(図示省略)と接
続される映像出力端子63とが設けられている。
40の背面パネルには、曲データを保有するサーバー2
5(図1参照)から配信される曲データを受信する通信
ケーブル18を接続する通信端子60が設けられてお
り、この通信端子60の右側には、制御装置40を家庭
用として貸し出した場合に、第2の通信回線たる電話回
線72を接続する第1の接続手段たる通信端子67が設
けられている。この通信端子67の右方には、モニタ3
2の映像入力端子(図示省略)と接続される映像出力端
子62と、モニタ34の映像入力端子(図示省略)と接
続される映像出力端子63とが設けられている。
【0031】さらに、その右側には、アンプ36の音声
入力端子(図示省略)と接続される音声出力端子61が
設けられており、背面パネルの左下には、コンセントか
ら電源を供給するための電源プラグ87が設けられてい
る。また、図示しないが、アンプ36には、音量を調整
するボリュームつまみと、マイク85,86を接続する
マイク端子と、それらマイクから入力される音声とカラ
オケ曲との音量のバランス調整を行うためのバランス調
整つまみと、エコーのかかり具合を調整するためのエコ
ー調整つまみと、ディレイのかかり具合を調整するため
のディレイ調整つまみなどが設けられている。
入力端子(図示省略)と接続される音声出力端子61が
設けられており、背面パネルの左下には、コンセントか
ら電源を供給するための電源プラグ87が設けられてい
る。また、図示しないが、アンプ36には、音量を調整
するボリュームつまみと、マイク85,86を接続する
マイク端子と、それらマイクから入力される音声とカラ
オケ曲との音量のバランス調整を行うためのバランス調
整つまみと、エコーのかかり具合を調整するためのエコ
ー調整つまみと、ディレイのかかり具合を調整するため
のディレイ調整つまみなどが設けられている。
【0032】次に、送信器90の構成について、それを
示す図4を参照して説明する。送信器90の左上には、
制御装置40の電源をON、OFFする電源ボタン91
が設けられており、右上には、曲間や演奏終了後に拍手
の音を再生するように設定するための拍手ボタン93が
設けられており、その左には、拍手のモード(種類)を
切り替えるモード切替ボタン92が設けられている。そ
れらボタンの下には、制御装置40に設けられたボタン
と同じ作用を行うボーカルボタン94と、2コーラスカ
ットボタン95と、後奏カットボタン96とが設けられ
ている。
示す図4を参照して説明する。送信器90の左上には、
制御装置40の電源をON、OFFする電源ボタン91
が設けられており、右上には、曲間や演奏終了後に拍手
の音を再生するように設定するための拍手ボタン93が
設けられており、その左には、拍手のモード(種類)を
切り替えるモード切替ボタン92が設けられている。そ
れらボタンの下には、制御装置40に設けられたボタン
と同じ作用を行うボーカルボタン94と、2コーラスカ
ットボタン95と、後奏カットボタン96とが設けられ
ている。
【0033】また、それらボタンの下には、制御装置4
0に設けられたボタンと同じく、フラット97、標準キ
ー98、シャープキー99、テンキー100、選曲キー
101、演奏停止キー102、取り消しキー103、歌
い直しキー104、割り込みキー105が設けられてい
る。この割り込みキー105の下には、リクエストした
数(曲データの受信数)をモニタ32,34に表示する
ためのリクエスト数表示ボタン107が設けられてい
る。なお、上記各ボタンおよびキーを押したときに、そ
のボタンまたはキーに対応する信号が、発信部106に
内蔵されたLEDから発信される。
0に設けられたボタンと同じく、フラット97、標準キ
ー98、シャープキー99、テンキー100、選曲キー
101、演奏停止キー102、取り消しキー103、歌
い直しキー104、割り込みキー105が設けられてい
る。この割り込みキー105の下には、リクエストした
数(曲データの受信数)をモニタ32,34に表示する
ためのリクエスト数表示ボタン107が設けられてい
る。なお、上記各ボタンおよびキーを押したときに、そ
のボタンまたはキーに対応する信号が、発信部106に
内蔵されたLEDから発信される。
【0034】次に、上記制御装置40の制御系の構成に
ついて、それをブロック図で示す図5を参照して説明す
る。制御装置40には、曲データの送信要求、通信ケー
ブル18および電話回線72のいずれに接続されたかの
判別、その判別結果に応じたカラオケBOXモード、ま
たは、家庭用モードによる制御、音声制御、映像制御、
曲の演奏順序の予約および演奏順序の変更などをプログ
ラムにしたがって行うCPU64が備えられている。こ
のCPU64には、選曲された曲や予約曲の曲番号を示
す曲番号データなどを一時保存するRAM65と、送信
器90から送信されるコマンドに対応する制御コマンド
などが記憶されたROM66と、CPU64による演算
結果を一時保存するRAM68と、リアルタイムカウン
タ(以下、RTCと略称する)69と、貸出の契約時に
設定される借り手の電話番号やサーバー25の電話番号
を示す電話番号データ、貸出期限を示す貸出期限データ
などを記憶するEEPROM70とが接続されている。
ついて、それをブロック図で示す図5を参照して説明す
る。制御装置40には、曲データの送信要求、通信ケー
ブル18および電話回線72のいずれに接続されたかの
判別、その判別結果に応じたカラオケBOXモード、ま
たは、家庭用モードによる制御、音声制御、映像制御、
曲の演奏順序の予約および演奏順序の変更などをプログ
ラムにしたがって行うCPU64が備えられている。こ
のCPU64には、選曲された曲や予約曲の曲番号を示
す曲番号データなどを一時保存するRAM65と、送信
器90から送信されるコマンドに対応する制御コマンド
などが記憶されたROM66と、CPU64による演算
結果を一時保存するRAM68と、リアルタイムカウン
タ(以下、RTCと略称する)69と、貸出の契約時に
設定される借り手の電話番号やサーバー25の電話番号
を示す電話番号データ、貸出期限を示す貸出期限データ
などを記憶するEEPROM70とが接続されている。
【0035】また、CPU64には、サーバー25から
通信ケーブル18、通信端子60およびLANボード2
0を介して入力された曲データをハードディスクメモリ
に蓄積するHDD71が接続されている。このHDD7
1には、上記各制御をCPU64に実行させるためのプ
ログラムなどが記録されている。また、LANボード2
0に取付けられた図示しないイーサネット用のICに
は、イーサネットアドレスが記憶されている。
通信ケーブル18、通信端子60およびLANボード2
0を介して入力された曲データをハードディスクメモリ
に蓄積するHDD71が接続されている。このHDD7
1には、上記各制御をCPU64に実行させるためのプ
ログラムなどが記録されている。また、LANボード2
0に取付けられた図示しないイーサネット用のICに
は、イーサネットアドレスが記憶されている。
【0036】さらに、CPU64には、タイマ78のカ
ウントにしたがってMIDIデータをMIDI音源77
へ書き込む制御を行うシーケンサ76と、MIDI音源
77から出力される音データを入力してアナログ信号に
変換する音声制御回路75と、背景映像データが記録さ
れたCD−ROMを再生するCD−ROM再生装置67
とが接続されている。また、音声制御回路75とアンプ
36との間には、アンプ36のミキシング回路から出力
される信号のレベルを制御するための信号線17が接続
されている。なお、本実施形態では、上記MIDI音源
77は、1,000ないし2,000個の音色を持って
おり、そのMIDI音源77から同時に発音できる同時
発音数は、64である。
ウントにしたがってMIDIデータをMIDI音源77
へ書き込む制御を行うシーケンサ76と、MIDI音源
77から出力される音データを入力してアナログ信号に
変換する音声制御回路75と、背景映像データが記録さ
れたCD−ROMを再生するCD−ROM再生装置67
とが接続されている。また、音声制御回路75とアンプ
36との間には、アンプ36のミキシング回路から出力
される信号のレベルを制御するための信号線17が接続
されている。なお、本実施形態では、上記MIDI音源
77は、1,000ないし2,000個の音色を持って
おり、そのMIDI音源77から同時に発音できる同時
発音数は、64である。
【0037】またさらに、CPU64には、CD−RO
M再生装置67から読出された背景映像データおよびH
DD71から読出された曲データ中の歌詞映像データを
入力し、モニタ32,34に表示される映像として、図
15に示すように、背景映像200中に歌詞映像202
がスーパーインポーズされた映像を作成したり、歌詞映
像202にテロップ204をかけたりする映像制御回路
79が接続されている。そしてさらに、CPU64に
は、受光部58により受光された光信号をデジタル信号
に変換する受光回路80と、上記各種ボタンを押したと
きに点灯するLEDへ表示信号を出力する表示回路81
と、上記各種ボタンを押したときに発生するスイッチン
グ信号を入力する入力回路82とが接続されている。
M再生装置67から読出された背景映像データおよびH
DD71から読出された曲データ中の歌詞映像データを
入力し、モニタ32,34に表示される映像として、図
15に示すように、背景映像200中に歌詞映像202
がスーパーインポーズされた映像を作成したり、歌詞映
像202にテロップ204をかけたりする映像制御回路
79が接続されている。そしてさらに、CPU64に
は、受光部58により受光された光信号をデジタル信号
に変換する受光回路80と、上記各種ボタンを押したと
きに点灯するLEDへ表示信号を出力する表示回路81
と、上記各種ボタンを押したときに発生するスイッチン
グ信号を入力する入力回路82とが接続されている。
【0038】次に、上記サーバー25の制御系の構成に
ついて、それをブロック図で示す図6を参照して説明す
る。図6に示すように、サーバー25には、カラオケ装
置30から送信されるリクエスト信号に応えての曲デー
タの送信、カラオケ装置30を貸し出す際の借り手との
契約内容の設定、リクエスト数や使用時間に応じた課金
処理、請求金額の演算などを行うCPU20aが備えら
れている。
ついて、それをブロック図で示す図6を参照して説明す
る。図6に示すように、サーバー25には、カラオケ装
置30から送信されるリクエスト信号に応えての曲デー
タの送信、カラオケ装置30を貸し出す際の借り手との
契約内容の設定、リクエスト数や使用時間に応じた課金
処理、請求金額の演算などを行うCPU20aが備えら
れている。
【0039】このCPU20aには、サーバー25の電
話番号を示す電話番号データなどが記憶されたROM2
0bと、CPU20aによる演算結果を一時保存するR
AM20cと、RTC20dとが接続されている。ま
た、CPU20aには、貸し出したカラオケ装置30か
ら電話回線72、第2の接続手段たる通信端子20hを
介して送信されたリクエスト信号などを受信するととも
に、デジタル信号に変換する通信用モデム20eと、C
PU20aによる演算結果などを示すデジタル信号をモ
ニタ28に表示可能なアナログ信号に変換するグラフィ
ックコントローラ20fとが接続されている。なお、L
ANボード20は、通信端子20gを介してHUB16
と接続されている。
話番号を示す電話番号データなどが記憶されたROM2
0bと、CPU20aによる演算結果を一時保存するR
AM20cと、RTC20dとが接続されている。ま
た、CPU20aには、貸し出したカラオケ装置30か
ら電話回線72、第2の接続手段たる通信端子20hを
介して送信されたリクエスト信号などを受信するととも
に、デジタル信号に変換する通信用モデム20eと、C
PU20aによる演算結果などを示すデジタル信号をモ
ニタ28に表示可能なアナログ信号に変換するグラフィ
ックコントローラ20fとが接続されている。なお、L
ANボード20は、通信端子20gを介してHUB16
と接続されている。
【0040】ここで、カラオケBOXにおけるカラオケ
装置10とサーバー25との間で行われる通信手順、つ
まり、カラオケBOXモードにおける通信手順につい
て、それを示す図7(A)を参照して説明する。まず、
カラオケ装置30の制御装置40、または、送信器90
を操作して選曲を行うと、その選曲番号を示すリクエス
ト信号が通信回線18を介してサーバー25へ送信され
る。このとき、リクエスト信号と共にイーサネットアド
レスを示すイーサネットアドレスデータがサーバー25
へ送信される。
装置10とサーバー25との間で行われる通信手順、つ
まり、カラオケBOXモードにおける通信手順につい
て、それを示す図7(A)を参照して説明する。まず、
カラオケ装置30の制御装置40、または、送信器90
を操作して選曲を行うと、その選曲番号を示すリクエス
ト信号が通信回線18を介してサーバー25へ送信され
る。このとき、リクエスト信号と共にイーサネットアド
レスを示すイーサネットアドレスデータがサーバー25
へ送信される。
【0041】そして、サーバー25は、リクエスト信号
に示される選曲番号に対応する曲データをイーサネット
アドレスデータと共に通信回線18へ送信する。続い
て、上記曲データは、上記イーサネットアドレスデータ
を有するLANボード20が設けられたカラオケ装置、
つまり、上記リクエスト信号を送信したカラオケ装置3
0により取り込まれ、そのカラオケ装置30は、上記曲
データを受信したことを示すアクノリッジ信号(AC
K)をサーバー25へ返信する。
に示される選曲番号に対応する曲データをイーサネット
アドレスデータと共に通信回線18へ送信する。続い
て、上記曲データは、上記イーサネットアドレスデータ
を有するLANボード20が設けられたカラオケ装置、
つまり、上記リクエスト信号を送信したカラオケ装置3
0により取り込まれ、そのカラオケ装置30は、上記曲
データを受信したことを示すアクノリッジ信号(AC
K)をサーバー25へ返信する。
【0042】次に、カラオケBOX10において用いら
れるカラオケ装置30を家庭用として貸し出した場合に
おけるカラオケ装置30およびサーバー25の動作につ
いて図7(B)ないし図14を参照して説明する。図7
(B)は、家庭用として貸し出されたカラオケ装置30
とサーバー25との通信手順を示す説明図である。
れるカラオケ装置30を家庭用として貸し出した場合に
おけるカラオケ装置30およびサーバー25の動作につ
いて図7(B)ないし図14を参照して説明する。図7
(B)は、家庭用として貸し出されたカラオケ装置30
とサーバー25との通信手順を示す説明図である。
【0043】なお、カラオケ装置30からサーバー25
へ送信されるリクエスト信号88は、図8(A)に示す
ように、借り手の電話番号を示すIDデータ110、選
曲番号を示す選曲番号データ112などのデータにより
構成されており、サーバー25からカラオケ装置30へ
配信される曲データ89は、図8(B)に示すように、
MIDIデータ114、曲のジャンルを示すジャンルデ
ータ116、曲の歌詞を示す歌詞映像データ118など
のデータにより構成されている。
へ送信されるリクエスト信号88は、図8(A)に示す
ように、借り手の電話番号を示すIDデータ110、選
曲番号を示す選曲番号データ112などのデータにより
構成されており、サーバー25からカラオケ装置30へ
配信される曲データ89は、図8(B)に示すように、
MIDIデータ114、曲のジャンルを示すジャンルデ
ータ116、曲の歌詞を示す歌詞映像データ118など
のデータにより構成されている。
【0044】最初に、カラオケ装置30を貸し出す場合
におけるサーバー25に備えられたCPU20aの制御
内容について、その制御内容を示す図9のフローチャー
トを参照して説明する。なお、HDD26には、借り手
との契約内容を顧客別に管理できる貸出用の管理プログ
ラムが記憶されたハードディスクメモリと、契約内容を
記憶するハードディスクメモリとが収容されており、以
下において、キーボード27の操作により入力される各
データは、上記ハードディスクメモリに格納される。
におけるサーバー25に備えられたCPU20aの制御
内容について、その制御内容を示す図9のフローチャー
トを参照して説明する。なお、HDD26には、借り手
との契約内容を顧客別に管理できる貸出用の管理プログ
ラムが記憶されたハードディスクメモリと、契約内容を
記憶するハードディスクメモリとが収容されており、以
下において、キーボード27の操作により入力される各
データは、上記ハードディスクメモリに格納される。
【0045】また、貸し出すカラオケ装置30の制御装
置40は、部屋の外へ運び出された後に通信端子60、
または、図示しない専用の入力端子により、サーバー2
5の出力端子と接続されており、サーバー25からデー
タを取り込むことができる状態となっている。さらに、
キーボード27としては、パーソナルコンピュータに付
属の公知のキーボードが用いられるため、具体的なキー
の図示は省略する。
置40は、部屋の外へ運び出された後に通信端子60、
または、図示しない専用の入力端子により、サーバー2
5の出力端子と接続されており、サーバー25からデー
タを取り込むことができる状態となっている。さらに、
キーボード27としては、パーソナルコンピュータに付
属の公知のキーボードが用いられるため、具体的なキー
の図示は省略する。
【0046】まず、キーボード27の貸出キーを押し
て、貸出契約に関するデータの入力準備が整うと(ステ
ップ100)、キーボード27のテンキーを押して識別
番号たる借り手の電話番号、氏名、住所および年齢など
のデータが入力される(ステップ110)。このとき、
借り手の電話番号を示す電話番号データは、キーボード
27の操作により、制御装置40のEEPROM70に
記憶される。
て、貸出契約に関するデータの入力準備が整うと(ステ
ップ100)、キーボード27のテンキーを押して識別
番号たる借り手の電話番号、氏名、住所および年齢など
のデータが入力される(ステップ110)。このとき、
借り手の電話番号を示す電話番号データは、キーボード
27の操作により、制御装置40のEEPROM70に
記憶される。
【0047】続いて、貸出期限が入力されると(ステッ
プ120)、リクエストした曲の数に応じて課金を行う
曲数契約であるか、または、貸出期間に応じて課金を行
う期間契約であるかの契約種類が入力される(ステップ
130)。続いて、課金額の入力と、レンタル料金を現
金で支払うか、銀行の口座引き落としで支払うかなどの
契約内容の入力とが行われ(ステップ140、13
1)、曲数契約である場合には、リクエスト回数(カラ
オケ装置30が曲データを受信した回数)Nのカウント
が開始される(ステップ150)。
プ120)、リクエストした曲の数に応じて課金を行う
曲数契約であるか、または、貸出期間に応じて課金を行
う期間契約であるかの契約種類が入力される(ステップ
130)。続いて、課金額の入力と、レンタル料金を現
金で支払うか、銀行の口座引き落としで支払うかなどの
契約内容の入力とが行われ(ステップ140、13
1)、曲数契約である場合には、リクエスト回数(カラ
オケ装置30が曲データを受信した回数)Nのカウント
が開始される(ステップ150)。
【0048】一方、期間契約である場合には、貸出期限
を示す貸出期限データT1が格納される(ステップ13
2)。続いて、契約内容がモニタ28に表示され(ステ
ップ160)、その契約内容がプリントアウトされる
(ステップ170)。そして、そのプリントアウトされ
た用紙およびカラオケ装置30を借り手に渡す。
を示す貸出期限データT1が格納される(ステップ13
2)。続いて、契約内容がモニタ28に表示され(ステ
ップ160)、その契約内容がプリントアウトされる
(ステップ170)。そして、そのプリントアウトされ
た用紙およびカラオケ装置30を借り手に渡す。
【0049】次に、借り手が借りたカラオケ装置30を
家庭内に設置した場合における制御装置40に備えられ
たCPU64の制御内容について、その制御内容を示す
図10のフローチャートを参照して説明する。まず、制
御装置40の電源プラグ87をコンセントに差し込ん
で、制御装置40の電源ボタン59が押されると(ステ
ップ200)、制御装置40の通信端子60に通信ケー
ブル18が接続されているか、または、通信端子67に
電話回線72が接続されているか、つまり、LAN接続
であるか、電話回線接続であるかが判定される(ステッ
プ210、212)。
家庭内に設置した場合における制御装置40に備えられ
たCPU64の制御内容について、その制御内容を示す
図10のフローチャートを参照して説明する。まず、制
御装置40の電源プラグ87をコンセントに差し込ん
で、制御装置40の電源ボタン59が押されると(ステ
ップ200)、制御装置40の通信端子60に通信ケー
ブル18が接続されているか、または、通信端子67に
電話回線72が接続されているか、つまり、LAN接続
であるか、電話回線接続であるかが判定される(ステッ
プ210、212)。
【0050】この判定は、通信端子60および67の入
力インピーダンスを検出するとともに、その検出値の大
きさに基づいて行われる。つまり、何も接続されていな
い通信端子の入力インピーダンスは、ほぼ無限大である
ことを利用して判定する。また、通信端子60および6
7が、ピンプラグを受けるピンジャック形式のものであ
る場合には、ピンプラグのピン部分が挿通される箇所に
マイクロスイッチを設けておき、ピン部分がそのマイク
ロスイッチを倒してスイッチングすることにより発生す
るスイッチング信号の有無を検出して、いずれの通信端
子に接続されているかを知るように構成することもでき
る。
力インピーダンスを検出するとともに、その検出値の大
きさに基づいて行われる。つまり、何も接続されていな
い通信端子の入力インピーダンスは、ほぼ無限大である
ことを利用して判定する。また、通信端子60および6
7が、ピンプラグを受けるピンジャック形式のものであ
る場合には、ピンプラグのピン部分が挿通される箇所に
マイクロスイッチを設けておき、ピン部分がそのマイク
ロスイッチを倒してスイッチングすることにより発生す
るスイッチング信号の有無を検出して、いずれの通信端
子に接続されているかを知るように構成することもでき
る。
【0051】そして、LAN接続である場合には、CP
U64により行われる制御内容をカラオケBOX用モー
ドに移行させ(ステップ220)、電話回線72が接続
されている場合には、家庭用モードに移行させる(ステ
ップ214)。つまり、家庭で用いる場合には、後述す
るように、音量の制限などを設定する必要があることか
ら家庭用モードに移行する(家庭用モード移行手段)。
ここでは、家庭用モードに移行したものとする。
U64により行われる制御内容をカラオケBOX用モー
ドに移行させ(ステップ220)、電話回線72が接続
されている場合には、家庭用モードに移行させる(ステ
ップ214)。つまり、家庭で用いる場合には、後述す
るように、音量の制限などを設定する必要があることか
ら家庭用モードに移行する(家庭用モード移行手段)。
ここでは、家庭用モードに移行したものとする。
【0052】次に、借り手がサーバー25に対して曲を
リクエストし、カラオケをするに至るまでのカラオケ装
置30およびサーバー25の一連の動作について図11
および図12を参照して説明する。図11は、制御装置
40に備えられたCPU64の制御内容を示し、図12
は、サーバー25に備えられたCPU20aの制御内容
を示す。まず、借り手が、送信器90を制御装置40に
向けて、電源ボタン91を押すと、制御装置40の電源
が投入され、これに連動してモニタ32,34およびア
ンプ36が起動する。続いて、EEPROM70からサ
ーバー25の電話番号を示す電話番号データが読出さ
れ、電話回線72を介してサーバー25に対してダイヤ
リングが行われる(ステップ300)。このとき、ダイ
ヤリング信号と共に、EEPROM70に記憶されてい
る借り手の電話番号を示すIDデータ110が送信され
る(図7(B)参照)。
リクエストし、カラオケをするに至るまでのカラオケ装
置30およびサーバー25の一連の動作について図11
および図12を参照して説明する。図11は、制御装置
40に備えられたCPU64の制御内容を示し、図12
は、サーバー25に備えられたCPU20aの制御内容
を示す。まず、借り手が、送信器90を制御装置40に
向けて、電源ボタン91を押すと、制御装置40の電源
が投入され、これに連動してモニタ32,34およびア
ンプ36が起動する。続いて、EEPROM70からサ
ーバー25の電話番号を示す電話番号データが読出さ
れ、電話回線72を介してサーバー25に対してダイヤ
リングが行われる(ステップ300)。このとき、ダイ
ヤリング信号と共に、EEPROM70に記憶されてい
る借り手の電話番号を示すIDデータ110が送信され
る(図7(B)参照)。
【0053】続いて、CD−ROM再生装置67により
メッセージ用のCD−ROMが再生され、モニタ32,
34に「隣の家に迷惑がかからないような音で歌ってく
ださい。」というメッセージが表示される(ステップ3
10)。続いて、アンプ36のミキシング回路から出力
される信号のレベルが上限値を超えないように制御され
る(ステップ320)。この制御は、制御装置40のC
PU64から信号線17を介して上記ミキシング回路へ
制御信号を出力することにより行われる。また、アンプ
36のボリュームつまみがモータドライブで回転するも
のである場合には、そのモータの回転量を制限する。
メッセージ用のCD−ROMが再生され、モニタ32,
34に「隣の家に迷惑がかからないような音で歌ってく
ださい。」というメッセージが表示される(ステップ3
10)。続いて、アンプ36のミキシング回路から出力
される信号のレベルが上限値を超えないように制御され
る(ステップ320)。この制御は、制御装置40のC
PU64から信号線17を介して上記ミキシング回路へ
制御信号を出力することにより行われる。また、アンプ
36のボリュームつまみがモータドライブで回転するも
のである場合には、そのモータの回転量を制限する。
【0054】続いて、カラオケ装置10とサーバー25
とが通話状態になり、サーバー25のCPU20aは、
上記送信されたIDデータ110を受信すると(ステッ
プ500)、そのIDデータ110により示される電話
番号が、契約されたものである場合には(ステップ51
0)、カラオケ装置10へアクノリッジ信号(ACK)
が送信される(ステップ520)。そして、送信器90
の選曲ボタン101を押すと、選曲可能状態になり、テ
ンキー100を押して歌いたい曲の曲番号を入力する。
このとき、テンキーを押す毎に、その押したキーに対応
する数字が、モニタ32,34および制御装置40の曲
番号表示体43に表示され、曲番号の確認をできるよう
になっている。なお、選曲中であることは、表示された
数字が点滅表示されることにより確認できるようになっ
ている。
とが通話状態になり、サーバー25のCPU20aは、
上記送信されたIDデータ110を受信すると(ステッ
プ500)、そのIDデータ110により示される電話
番号が、契約されたものである場合には(ステップ51
0)、カラオケ装置10へアクノリッジ信号(ACK)
が送信される(ステップ520)。そして、送信器90
の選曲ボタン101を押すと、選曲可能状態になり、テ
ンキー100を押して歌いたい曲の曲番号を入力する。
このとき、テンキーを押す毎に、その押したキーに対応
する数字が、モニタ32,34および制御装置40の曲
番号表示体43に表示され、曲番号の確認をできるよう
になっている。なお、選曲中であることは、表示された
数字が点滅表示されることにより確認できるようになっ
ている。
【0055】そして、曲番号の入力が終了し、選曲ボタ
ン101を押して入力した曲番号が確定されると(ステ
ップ330)、図7(B)に示すように、その確定され
た曲番号に対応する曲データの送信要求を示す選曲信号
たるリクエスト信号88が、通信用モデム74から電話
回線72を介してサーバー25へ送信される(ステップ
340)。なお、次に再生する曲を予約する場合は、上
記選曲操作を繰り返すことにより、その選曲された曲の
曲番号データがRAM65に記憶され、10曲の予約を
することができる。
ン101を押して入力した曲番号が確定されると(ステ
ップ330)、図7(B)に示すように、その確定され
た曲番号に対応する曲データの送信要求を示す選曲信号
たるリクエスト信号88が、通信用モデム74から電話
回線72を介してサーバー25へ送信される(ステップ
340)。なお、次に再生する曲を予約する場合は、上
記選曲操作を繰り返すことにより、その選曲された曲の
曲番号データがRAM65に記憶され、10曲の予約を
することができる。
【0056】続いて、サーバー25のCPU20aは、
リクエスト信号88を受信すると(ステップ530)、
そのリクエスト信号88に含まれる選曲番号データ11
2に対応する曲データ89がハードディスクドライブ2
6により読出され、この読出された曲データ89は、上
記リクエスト信号88を送信したカラオケ装置30へ送
信される(ステップ540)。このとき、正しく送信さ
れると(ステップ550)、リクエスト回数のカウント
Nに「1」をインクリメントし(ステップ560)、課
金処理を行う(ステップ570)。
リクエスト信号88を受信すると(ステップ530)、
そのリクエスト信号88に含まれる選曲番号データ11
2に対応する曲データ89がハードディスクドライブ2
6により読出され、この読出された曲データ89は、上
記リクエスト信号88を送信したカラオケ装置30へ送
信される(ステップ540)。このとき、正しく送信さ
れると(ステップ550)、リクエスト回数のカウント
Nに「1」をインクリメントし(ステップ560)、課
金処理を行う(ステップ570)。
【0057】そして、その送信された曲データ89は、
カラオケ装置30により受信され(ステップ350)、
リクエスト回数のカウントNに「1」をインクリメント
する(ステップ360)。受信された曲データ89は、
HDD71に保存開始され、その保存が終了するとHD
D71から読出され、曲データ89に含まれるMIDI
データ114は、シーケンサ76に取り込まれ、タイマ
78のカウントにしたがってMIDI音源77に書き込
まれる。MIDI音源77にMIDIデータの書き込ま
れた部分の音源データは、音声制御回路75へ出力さ
れ、アンプ36によって増幅可能なアナログの音楽信号
に変換される。この音楽信号は、アンプ36へ出力さ
れ、増幅された後にスピーカ83,83、スピーカ8
4,84へ出力され、両スピーカによって再生される
(ステップ370)。
カラオケ装置30により受信され(ステップ350)、
リクエスト回数のカウントNに「1」をインクリメント
する(ステップ360)。受信された曲データ89は、
HDD71に保存開始され、その保存が終了するとHD
D71から読出され、曲データ89に含まれるMIDI
データ114は、シーケンサ76に取り込まれ、タイマ
78のカウントにしたがってMIDI音源77に書き込
まれる。MIDI音源77にMIDIデータの書き込ま
れた部分の音源データは、音声制御回路75へ出力さ
れ、アンプ36によって増幅可能なアナログの音楽信号
に変換される。この音楽信号は、アンプ36へ出力さ
れ、増幅された後にスピーカ83,83、スピーカ8
4,84へ出力され、両スピーカによって再生される
(ステップ370)。
【0058】また、マイク85、または、マイク86か
ら入力された音声は、アンプ36に内蔵されたマイクミ
キシング回路により、上記音楽信号とミキシングされ、
このミキシングされたミキシング信号は、アンプ36に
より増幅された後にスピーカ83,83、スピーカ8
4,84へ出力され、両スピーカによって音楽信号およ
び音声信号が再生される。
ら入力された音声は、アンプ36に内蔵されたマイクミ
キシング回路により、上記音楽信号とミキシングされ、
このミキシングされたミキシング信号は、アンプ36に
より増幅された後にスピーカ83,83、スピーカ8
4,84へ出力され、両スピーカによって音楽信号およ
び音声信号が再生される。
【0059】さらに、曲データ89に含まれるジャンル
データ116に対応する背景映像がCD−ROM再生装
置67により再生され、曲データ89に含まれる歌詞映
像データ118とともに、映像制御回路79に入力さ
れ、モニタ32,34に表示可能な歌詞映像信号に変換
され、図15に示すように、背景映像200の中に歌詞
映像202がスーパーインポーズされた形で表示され
る。また、歌詞映像202の上には、テロップ映像20
4が重ねて表示される(ステップ380)。
データ116に対応する背景映像がCD−ROM再生装
置67により再生され、曲データ89に含まれる歌詞映
像データ118とともに、映像制御回路79に入力さ
れ、モニタ32,34に表示可能な歌詞映像信号に変換
され、図15に示すように、背景映像200の中に歌詞
映像202がスーパーインポーズされた形で表示され
る。また、歌詞映像202の上には、テロップ映像20
4が重ねて表示される(ステップ380)。
【0060】このようにして、本実施形態の楽音再生シ
ステムによれば、カラオケBOX10から業務用のカラ
オケ装置30を借りた者は、家庭において、自分の選ん
だ曲をモニタ32,34の画面に映し出された背景映像
200および歌詞映像202を見ながらマイク85、ま
たは、マイク86を通して歌う(カラオケする)ことが
できる。しかも、MIDI音源77の音色数および同時
に発音できる同時発音数が、家庭用のものよりも多いた
め、カラオケBOX10において再生される音に近い良
い音でカラオケすることができる。また、送信器90の
拍手ボタン93を押すと拍手を示す音をスピーカ83,
83およびスピーカ84,84から出すことができるた
め、カラオケ店でカラオケをしている雰囲気を出すこと
ができる。なお、曲データの再生が終了し(ステップ3
90)、予約曲がある場合には(ステップ400)、予
約曲の選曲番号データを読出し(ステップ410)、ス
テップ330へスキップし、上記同様にステップ330
ないしステップ400を繰り返す。
ステムによれば、カラオケBOX10から業務用のカラ
オケ装置30を借りた者は、家庭において、自分の選ん
だ曲をモニタ32,34の画面に映し出された背景映像
200および歌詞映像202を見ながらマイク85、ま
たは、マイク86を通して歌う(カラオケする)ことが
できる。しかも、MIDI音源77の音色数および同時
に発音できる同時発音数が、家庭用のものよりも多いた
め、カラオケBOX10において再生される音に近い良
い音でカラオケすることができる。また、送信器90の
拍手ボタン93を押すと拍手を示す音をスピーカ83,
83およびスピーカ84,84から出すことができるた
め、カラオケ店でカラオケをしている雰囲気を出すこと
ができる。なお、曲データの再生が終了し(ステップ3
90)、予約曲がある場合には(ステップ400)、予
約曲の選曲番号データを読出し(ステップ410)、ス
テップ330へスキップし、上記同様にステップ330
ないしステップ400を繰り返す。
【0061】また、図13のフローチャートに示すよう
に、送信器90のリクエスト数表示ボタン107を押す
と(ステップ600)、EEPROM70からリクエス
ト回数Nを示すリクエスト回数データが読出され(ステ
ップ610)、この読出されたリクエスト回数データに
より示されるリクエスト回数Nがモニタ32,34に表
示される(ステップ620)。
に、送信器90のリクエスト数表示ボタン107を押す
と(ステップ600)、EEPROM70からリクエス
ト回数Nを示すリクエスト回数データが読出され(ステ
ップ610)、この読出されたリクエスト回数データに
より示されるリクエスト回数Nがモニタ32,34に表
示される(ステップ620)。
【0062】さらに、CPU64は、図14のフローチ
ャートに示すように、RTC69のカウント値により示
される現在時刻データTを読出すとともに(ステップ7
00)、EEPROM70から貸出期限データT1を読
出し(ステップ710)、現在時刻データTと貸出期限
データT1とが等しくなるまで(ステップ720)ステ
ップ700ないしステップ720を繰り返す。そして、
現在時刻データTと貸出期限データT1とが等しくなる
と、つまり、貸出期限になると、リクエスト信号の送信
を禁止する設定を行い(ステップ730)、モニタ3
2,34に「貸出期限になりました。これからは、リク
エストができなくなります。」と表示する(ステップ7
40)。なお、リクエスト信号の送信の禁止状態は、借
り手がカラオケBOX10へ電話をして延長を申し込ん
だ場合に、サーバー25から禁止状態を解除する禁止状
態解除信号をカラオケ装置30へ送信することにより解
除することができる(再生禁止解除手段)。
ャートに示すように、RTC69のカウント値により示
される現在時刻データTを読出すとともに(ステップ7
00)、EEPROM70から貸出期限データT1を読
出し(ステップ710)、現在時刻データTと貸出期限
データT1とが等しくなるまで(ステップ720)ステ
ップ700ないしステップ720を繰り返す。そして、
現在時刻データTと貸出期限データT1とが等しくなる
と、つまり、貸出期限になると、リクエスト信号の送信
を禁止する設定を行い(ステップ730)、モニタ3
2,34に「貸出期限になりました。これからは、リク
エストができなくなります。」と表示する(ステップ7
40)。なお、リクエスト信号の送信の禁止状態は、借
り手がカラオケBOX10へ電話をして延長を申し込ん
だ場合に、サーバー25から禁止状態を解除する禁止状
態解除信号をカラオケ装置30へ送信することにより解
除することができる(再生禁止解除手段)。
【0063】次に、貸し出したカラオケ装置30が返却
された場合におけるサーバー25による請求額の演算に
ついて図9のフローチャートを参照して説明する。ま
ず、貸し出したカラオケ装置30の電話番号が入力され
ると(ステップ101)、曲数契約であるか、時間契約
であるかが判定される(ステップ102)。続いて、曲
数契約である場合には、HDD26によりハードディス
クメモリに記憶されているリクエスト回数データNおよ
び契約内容を読出し(ステップ103)、請求金額を演
算する(ステップ104)。たとえば、契約内容が1曲
に付き100円を課金するものであり、リクエスト回数
データNが50である場合には、請求金額は、100円
×50=5,000円となる。
された場合におけるサーバー25による請求額の演算に
ついて図9のフローチャートを参照して説明する。ま
ず、貸し出したカラオケ装置30の電話番号が入力され
ると(ステップ101)、曲数契約であるか、時間契約
であるかが判定される(ステップ102)。続いて、曲
数契約である場合には、HDD26によりハードディス
クメモリに記憶されているリクエスト回数データNおよ
び契約内容を読出し(ステップ103)、請求金額を演
算する(ステップ104)。たとえば、契約内容が1曲
に付き100円を課金するものであり、リクエスト回数
データNが50である場合には、請求金額は、100円
×50=5,000円となる。
【0064】一方、期間契約である場合には、RTC2
0dのカウント値により示される現在時刻データTおよ
び貸出期限データT1を読出し(ステップ107)、請
求金額を演算する(ステップ108)。たとえば、契約
内容が2泊3日で10,000円で、延長1日に付き、
4,000円を課金するものであり、返却した日が、延
長2日目である場合には、10,000円+(4,00
0円×2)=18,000円となる。そして、上記演算
された請求金額は、契約内容と共にモニタ32,34に
表示され(ステップ105)、プリントアウトされる
(ステップ106)。
0dのカウント値により示される現在時刻データTおよ
び貸出期限データT1を読出し(ステップ107)、請
求金額を演算する(ステップ108)。たとえば、契約
内容が2泊3日で10,000円で、延長1日に付き、
4,000円を課金するものであり、返却した日が、延
長2日目である場合には、10,000円+(4,00
0円×2)=18,000円となる。そして、上記演算
された請求金額は、契約内容と共にモニタ32,34に
表示され(ステップ105)、プリントアウトされる
(ステップ106)。
【0065】このように、本実施形態の楽音再生システ
ムによれば、選曲数、または、貸出期間に応じて課金を
行うことができる。また、一般の通信カラオケを行う場
合に曲データを配信するサーバーよりも、自宅から近い
距離にあるカラオケBOXから曲データを受信する場合
には、回線使用料を軽減することができる。
ムによれば、選曲数、または、貸出期間に応じて課金を
行うことができる。また、一般の通信カラオケを行う場
合に曲データを配信するサーバーよりも、自宅から近い
距離にあるカラオケBOXから曲データを受信する場合
には、回線使用料を軽減することができる。
【0066】なお、上記実施形態では、カラオケ装置3
0を一式全部貸し出した場合を説明したが、制御装置4
0のみを貸し出すこともできる。また、上記実施形態で
は、サーバー25において課金処理を行う場合を説明し
たが、制御装置40において課金処理を行い、その課金
額を示すデータをサーバー25が読出すように構成する
こともできる。さらに、制御装置40とアンプ36とが
別体である場合を説明したが、制御装置40およびアン
プ36を一体形成し、持ち運びに便利な構成としたもの
でもよい。
0を一式全部貸し出した場合を説明したが、制御装置4
0のみを貸し出すこともできる。また、上記実施形態で
は、サーバー25において課金処理を行う場合を説明し
たが、制御装置40において課金処理を行い、その課金
額を示すデータをサーバー25が読出すように構成する
こともできる。さらに、制御装置40とアンプ36とが
別体である場合を説明したが、制御装置40およびアン
プ36を一体形成し、持ち運びに便利な構成としたもの
でもよい。
【0067】ところで、CPU64により実行されるス
テップ210およびステップ212が、本発明の判別手
段として機能し、ステップ214が、通信制御手段とし
て機能する。また、ステップ310およびステップ32
0と、ステップ700ないしステップ740が、再生状
態制御手段として機能する。さらに、CPU20aによ
り実行されるステップ103およびステップ560と、
ステップ107とが、本発明の使用状態検出手段として
機能し、ステップ570が課金手段として機能する。ま
た、CPU20aにより実行されるステップ560が、
本発明の受信回数計数手段として機能し、ステップ13
2が使用時間計数手段として機能する。さらに、CPU
64により実行されるステップ700ないし740が、
本発明の再生禁止手段として機能し、ステップ310が
音量制限手段として機能する。そして、CPU20aに
より実行されるステップ500およびステップ510
が、本発明の識別情報判別手段として機能する。
テップ210およびステップ212が、本発明の判別手
段として機能し、ステップ214が、通信制御手段とし
て機能する。また、ステップ310およびステップ32
0と、ステップ700ないしステップ740が、再生状
態制御手段として機能する。さらに、CPU20aによ
り実行されるステップ103およびステップ560と、
ステップ107とが、本発明の使用状態検出手段として
機能し、ステップ570が課金手段として機能する。ま
た、CPU20aにより実行されるステップ560が、
本発明の受信回数計数手段として機能し、ステップ13
2が使用時間計数手段として機能する。さらに、CPU
64により実行されるステップ700ないし740が、
本発明の再生禁止手段として機能し、ステップ310が
音量制限手段として機能する。そして、CPU20aに
より実行されるステップ500およびステップ510
が、本発明の識別情報判別手段として機能する。
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、カラオ
ケ店で用いるカラオケ装置を家庭用として貸し出し、そ
の貸し出したカラオケ装置に対してカラオケ店から曲デ
ータを配信することができるため、家庭においてカラオ
ケ店で歌うときの音に近い音でカラオケをすることがで
き、かつ、カラオケ店に備えられたカラオケ装置が有す
る機能を用いることができる楽音再生システムを実現す
ることができる。
ケ店で用いるカラオケ装置を家庭用として貸し出し、そ
の貸し出したカラオケ装置に対してカラオケ店から曲デ
ータを配信することができるため、家庭においてカラオ
ケ店で歌うときの音に近い音でカラオケをすることがで
き、かつ、カラオケ店に備えられたカラオケ装置が有す
る機能を用いることができる楽音再生システムを実現す
ることができる。
【図1】本発明実施形態のカラオケBOXの主要構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図2】図1に示すカラオケBOXに設置されたカラオ
ケ装置の外観説明図である。
ケ装置の外観説明図である。
【図3】(A)は、カラオケ装置に備えられた制御装置
の前面パネルの説明図であり、(B)は、制御装置の背
面パネルの説明図である。
の前面パネルの説明図であり、(B)は、制御装置の背
面パネルの説明図である。
【図4】カラオケ装置に備えられた送信器の説明図であ
る。
る。
【図5】制御装置の制御系の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図6】サーバーの主要構成を示すブロック図である。
【図7】(A)は、カラオケBOX10におけるカラオ
ケ装置30とサーバー25との通信手順を示す説明図で
あり、(B)は、家庭用として貸し出されたカラオケ装
置30とサーバー25との通信手順を示す説明図であ
る。
ケ装置30とサーバー25との通信手順を示す説明図で
あり、(B)は、家庭用として貸し出されたカラオケ装
置30とサーバー25との通信手順を示す説明図であ
る。
【図8】(A)は、リクエスト信号の構成図であり、
(B)は、曲データの構成図である。
(B)は、曲データの構成図である。
【図9】CPU20aの制御内容を示すフローチャート
である。
である。
【図10】制御装置40が起動したときのCPU64の
制御内容を示すフローチャートである。
制御内容を示すフローチャートである。
【図11】選曲から再生までのCPU64の制御内容を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図12】曲データを送信する際のCPU20aの制御
内容を示すフローチャートである。
内容を示すフローチャートである。
【図13】CPU64により実行される家庭用モード特
有の制御内容を示すフローチャートである。
有の制御内容を示すフローチャートである。
【図14】CPU64により実行される家庭用モード特
有の制御内容を示すフローチャートである。
有の制御内容を示すフローチャートである。
【図15】モニタ32に表示された背景映像および歌詞
映像を示す説明図である。
映像を示す説明図である。
10 カラオケBOX 12 部屋 14 管理室 16 HUB 20 LANボード 20a,64 CPU 25 サーバー 26,71 HDD 28 モニタ 30 カラオケ装置 32,34 モニタ 36 アンプ 40 制御装置 67 CD−ROM再生装置 72 電話回線 83,84 スピーカ 85,86 マイク 90 送信器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 11/00 303 H04M 11/00 303 11/08 11/08
Claims (7)
- 【請求項1】 楽曲情報の選曲を示す選曲信号の送信お
よび選曲された楽曲情報の受信を第1の通信回線を介し
て行うとともに、受信した楽曲情報を再生する楽曲情報
再生手段を有する楽音再生装置が設けられた部屋が少な
くとも1つ備えられており、 前記楽音再生装置から送信される選曲信号を受信する選
曲信号受信手段と、この選曲信号受信手段により受信さ
れる選曲信号により示される楽曲情報を前記楽音再生装
置へ送信する楽曲情報送信手段とが設けられた管理装置
が備えられた楽音再生システムにおいて、 前記楽音再生装置には、 前記部屋から運び出して第2の通信回線に接続する第1
の接続手段と、 前記第1および第2の通信回線のいずれの通信回線に接
続されているかを判別する判別手段と、 この判別手段により、前記楽音再生装置は前記第2の通
信回線に接続されたと判別された場合に、前記選曲信号
の送信および選曲された楽曲情報の受信を前記第2の通
信回線を介して前記管理装置と行うように制御する通信
制御手段と、 前記第2の通信回線に接続された前記楽音再生装置の楽
曲情報再生手段の再生状態を制御する再生状態制御手段
と、 が備えられており、 前記管理装置には、 前記第2の通信回線に接続する第2の接続手段が備えら
れたことを特徴とする楽音再生システム。 - 【請求項2】 前記楽曲情報再生手段の使用状態を検出
する使用状態検出手段と、 この使用状態検出手段により検出される使用状態に応じ
た金額を課金する課金手段とが備えられたことを特徴と
する請求項1に記載の楽音再生システム。 - 【請求項3】 前記使用状態検出手段には、 前記楽音再生装置による前記楽曲情報の受信回数を計数
する受信回数計数手段が備えられており、 前記課金手段は、前記受信回数計数手段により計数され
た受信回数に応じた金額を課金するものであることを特
徴とする請求項2に記載の楽音再生システム。 - 【請求項4】 前記使用状態検出手段には、 前記楽音再生装置が、前記第2の通信回線を使用してい
る時間を計数する使用時間計数手段が備えられており、 前記課金手段は、前記使用時間計数手段により計数され
た使用時間に応じた金額を課金するものであることを特
徴とする請求項2に記載の楽音再生システム。 - 【請求項5】 前記再生状態制御手段には、 所定の時間が経過したときに前記楽曲情報の再生を禁止
する再生禁止手段が備えられたことを特徴とする請求項
1ないし請求項4のいずれか1つに記載の楽音再生シス
テム。 - 【請求項6】 前記再生状態制御手段には、 前記楽音再生装置が、前記第2の通信回線を介して受信
した楽曲情報を前記楽曲情報再生手段がスピーカにより
再生する場合に、前記スピーカから出る音量を制限する
音量制限手段が備えられたことを特徴とする請求項1な
いし請求項5のいずれか1つに記載の楽音再生システ
ム。 - 【請求項7】 前記楽音再生装置から前記第2の通信回
線を介して前記管理装置へ送信される選曲信号には、所
定の識別情報が含まれており、 前記管理装置には、前記第2の通信回線を介して送信さ
れる前記所定の識別情報を判別する識別情報判別手段が
備えられたことを特徴とする請求項1ないし請求項6の
いずれか1つに記載の楽音再生システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8247117A JPH1069287A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 楽音再生システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8247117A JPH1069287A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 楽音再生システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1069287A true JPH1069287A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=17158695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8247117A Pending JPH1069287A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 楽音再生システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1069287A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007034253A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-08 | Touchtunes Music Corp | 中央およびローカル音楽サーバを有する、デジタルダウンローディングジュークボックスシステム |
-
1996
- 1996-08-29 JP JP8247117A patent/JPH1069287A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007034253A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-08 | Touchtunes Music Corp | 中央およびローカル音楽サーバを有する、デジタルダウンローディングジュークボックスシステム |
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