JP3880112B2 - 楽音発生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、いわゆるカラオケ装置などの楽音発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のカラオケ装置には、歌唱者や同席者などの利用者の雰囲気を盛り上げるために、演奏曲のジャンルなどに応じた背景映像を表示する表示装置を備えたものが存在する。そして、このようなカラオケ装置では、利用者が演奏曲の演奏に合わせて歌うのを容易にするために、演奏に同期した歌詞映像すなわち歌詞テロップを背景映像に重ね合わせて表示させるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、カラオケ装置を単なるカラオケを楽しむための媒体としてではなく、種々の広告やインフォメーションを利用者に提供するための情報提供媒体として利用することを希求する声が強くなってきている。このような要求を満たすためには、それらの情報を表示装置に表示させる必要があるが、上記従来のカラオケ装置では、背景映像に歌詞テロップが重ね合わされて表示装置の表示画面に表示されているため、さらに上記情報を重ねて表示することは困難であった。すなわち、背景映像に歌詞テロップと上記情報とを重ね合わせると、歌詞テロップと上記情報との区別がつき難くなったり、背景映像が殆ど隠れてしまうというような事態を生じることがある。
【0004】
本発明は、上記の点に鑑みて提案されたものであって、演奏曲の演奏中に、歌詞映像や背景映像の表示を極力邪魔することなく、種々の広告やインフォメーションなどを表示できる楽音発生装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載した発明の楽音発生装置は、歌唱者の歌声を音声信号に変換する音声入力手段と、演奏曲の背景映像と歌詞映像とを表示装置に表示させる第1の映像出力手段とを有する楽音発生装置であって、第1の映像出力手段による映像とは異なる映像を表示装置に表示させる第2の映像出力手段と、音声入力手段により変換された音声信号のレベルを検出し、その検出レベルが予め決められた所定レベル以下のときに表示装置に歌詞映像が表示されていないと判断する歌詞映像表示判断手段と、演奏曲の演奏中に、歌詞映像表示判断手段により表示装置に歌詞映像が表示されていないと判断されているときにのみ、第2の映像出力手段による映像を表示装置に表示させる映像切替手段と、歌詞映像表示判断手段により表示装置に歌詞映像が表示されていないと判断されている状態の継続時間を計時する計時手段と、演奏曲の演奏中に、歌詞映像表示判断手段により表示装置に歌詞映像が表示されていないと判断された時から計時手段により予め決められた所定時間が計時されるまでの期間、表示装置により表示される映像が映像切替手段により第1の映像出力手段による映像から第2の映像出力手段による映像に切替えられるのを禁止する映像切替禁止手段と、を備えている。
【0006】
この楽音発生装置によれば、映像切替手段が、演奏曲の演奏中に、歌詞映像表示判断手段により表示装置に歌詞映像が表示されていないと判断されているときにのみ、第2の映像出力手段による映像を表示装置に表示させるので、第1の映像出力手段による映像を歌詞映像や背景映像とし、第2の映像出力手段による映像を種々の広告やインフォメーションなどの映像とすることにより、演奏曲の演奏中に、歌詞映像や背景映像の表示を極力邪魔することなく、種々の広告やインフォメーションなどを表示できる。もちろん、第2の映像出力手段による映像は、テレビジョン放送などの映像であってもよい。
【0007】
すなわち、歌詞映像は全部表示されるので、歌唱者にとって歌い難いということはなく、また、歌唱者以外の同席者にとっても、間奏時などのように歌唱者が歌声を発していない期間にのみ種々の広告やインフォメーションなどが表示されるので、その場の雰囲気を壊すというようなことがない。
【0008】
【0009】
また、映像切替禁止手段が、演奏曲の演奏中に、歌詞映像表示判断手段により表示装置に歌詞映像が表示されていないと判断された時から計時手段により予め決められた所定時間が計時されるまでの期間、表示装置により表示される映像が映像切替手段により第1の映像出力手段による映像から第2の映像出力手段による映像に切替えられるのを禁止するので、第2の映像出力手段による映像が極めて短時間だけ頻繁に表示されるというような不都合を回避できる。
【0010】
【0011】
更に、マイクロホンなどの音声入力手段の入力レベルにより表示装置に歌詞映像が表示されていないことを判断できるので、予め背景映像に歌詞映像が埋め込まれている場合のように、曲の演奏に同期して歌詞映像の表示および消去のタイミングを制御する歌詞表示制御データが存在しない場合でも、映像の切替えが可能である。
【0012】
また、請求項2に記載した発明の楽音発生装置は、歌唱者の歌声を音声信号に変換する音声入力手段と、演奏曲の背景映像と歌詞映像とを表示装置に表示させる第1の映像出力手段と、歌詞表示制御データに基づいて、第1の映像出力手段により表示される歌詞映像の表示および消去を曲の演奏に同期して制御する制御手段とを有する楽音発生装置であって、第1の映像出力手段による映像とは異なる映像を表示装置に表示させる第2の映像出力手段と、歌詞表示制御データに基づいて、表示装置に歌詞映像が表示されているか否かを判断する歌詞映像表示判断手段と、演奏曲の演奏中に、歌詞映像表示判断手段により表示装置に歌詞映像が表示されていないと判断されているときにのみ、第2の映像出力手段による映像を表示装置に表示させる映像切替手段と、歌詞映像表示判断手段により表示装置に歌詞映像が表示されていないと判断されている状態の継続時間を計時する計時手段と、演奏曲の演奏中に、歌詞映像表示判断手段により表示装置に歌詞映像が表示されていないと判断された時から計時手段により予め決められた所定時間が計時されるまでの期間、表示装置により表示される映像が映像切替手段により第1の映像出力手段による映像から第2の映像出力手段による映像に切替えられるのを禁止する映像切替禁止手段と、を備えている。
【0013】
この楽音発生装置によれば、表示装置に歌詞映像が表示されているか否かを極めて正確に判断できる。
【0014】
たとえば、音声入力手段の入力レベルにより表示装置に歌詞映像が表示されているか否かを判断する場合、歌唱者が故意あるいは何らかの事情により歌声を中断させてしまうと、表示装置に歌詞映像が表示されていないと誤って判断してしまうが、歌詞表示制御データに基づいて判断すれば、このようなことがない。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0016】
図1は、本発明に係る楽音発生装置の一例としてのカラオケ装置の回路ブロック図であって、カラオケ装置本体1は、LED群3、ハードディスク装置4、CPU5、受信装置6、表示情報生成装置7、音声再生装置8、および入力レベル検出装置9を備えている。CPU5の出力端は、図外の入出力インターフェイスを介して動画再生プレーヤ11,12の制御信号入力端に接続されており、動画再生プレーヤ11,12の出力端は、表示情報生成装置7の入力端に接続されている。表示情報生成装置7の出力端は、表示装置13の入力端に接続されており、音声再生装置8の出力端は、ミキシングアンプ14の一方の入力端に接続されている。ミキシングアンプ14の出力端は、スピーカ15の入力端に接続されており、入力レベル検出装置9の入力端はマイクロホン16の出力端に接続されている。マイクロホン16の出力端は、ミキシングアンプ14の他方の入力端にも接続されている。受信装置6は、リモートコントローラ17からの赤外光による変調信号を受信する。なお、一方の動画再生プレーヤ11により再生されるたとえばレーザディスクに、歌詞テロップを埋め込んだ背景映像の他に、曲データも記録されている場合には、ハードディスク装置4は不要であり、動画再生プレーヤ11からの曲データに含まれている演奏データを音声再生装置8に供給するように構成すればよい。
【0017】
カラオケ装置本体1は、演奏曲の背景映像や歌詞テロップなどを表示装置13に表示させるとともに、歌唱者の歌声を伴奏音とともにスピーカ15から出力させる。LED群3は、利用者により入力された選曲番号や、その他の設定状況などを表示する。ハードディスク装置4は、演奏曲の伴奏音信号を生成するための演奏データを含む曲データを多数記憶している。CPU5は、カラオケ装置本体1の全体を制御する。受信装置6は、リモートコントローラ17からの赤外線による送信信号を受信して、利用者の操作に応じた操作信号を出力する。表示情報生成装置7は、CPU5により制御されて、動画再生プレーヤ11からの映像信号を表示装置13に出力する状態と動画再生プレーヤ12からの映像信号を表示装置13に出力する状態とに切り替わる。音声再生装置8は、ハードディスク装置4に記憶さている曲データに含まれる演奏データに基づいて、利用者により予約された演奏曲の伴奏音信号を生成して出力する。入力レベル検出装置9は、マイクロホン16からの音声信号のレベル(信号強度)を検出して検出信号を出力する。動画再生プレーヤ11,12のうちの一方の動画再生プレーヤ11は、歌詞テロップが予め埋め込まれた背景映像の映像信号を出力し、他方の動画再生プレーヤ12は、広告やインフォメーションなどの映像信号を出力する。表示装置13は、表示情報生成装置7からの映像信号に基づいて表示画面に映像を表示する。ミキシングアンプ14は、音声再生装置8からの伴奏音信号とマイクロホン16からの音声信号とを増幅し、混合して出力する。スピーカ15は、ミキシングアンプ14からの信号を音に変換する。マイクロホン16は、歌唱者の歌声を音声信号に変換する。リモートコントローラ17は、複数のキースイッチなどを備えており、利用者の操作に基づいた操作信号を赤外光による変調信号として出力する。
【0018】
すなわち、マイクロホン16は、歌唱者の歌声を音声信号に変換する音声入力手段を構成している。一方の動画再生プレーヤ11は、演奏曲の背景映像と歌詞映像とを表示装置13に表示させる第1の映像出力手段を構成している。他方の動画再生プレーヤ12は、第1の映像出力手段による映像とは異なる映像を表示装置13に表示させる第2の映像出力手段を構成している。入力レベル検出装置9は、表示装置13に歌詞映像が表示されているか否かを判断する歌詞映像表示判断手段を構成している。CPU5および表示情報生成装置7は、演奏曲の演奏中に、歌詞映像表示判断手段により表示装置13に歌詞映像が表示されていないと判断されているときにのみ、第2の映像出力手段による映像を表示装置13に表示させる映像切替手段を構成している。CPU5は、歌詞映像表示判断手段により表示装置13に歌詞映像が表示されていないと判断されている状態の継続時間を計時する計時手段を構成している。CPU5は、演奏曲の演奏中に、歌詞映像表示判断手段により表示装置13に歌詞映像が表示されていないと判断された時から計時手段により予め決められた所定時間が計時されるまでの期間、表示装置13により表示される映像が映像切替手段により第1の映像出力手段による映像から第2の映像出力手段による映像に切替えられるのを禁止する映像切替禁止手段を構成している。
【0019】
次に、このように構成されたカラオケ装置の動作の要点について説明する。歌唱者などの利用者が、リモートコントローラ17を操作して予約曲の曲番号を入力すると、リモートコントローラ17から利用者の操作に応じた操作信号が赤外光による変調信号として出力され、それが受信装置6により受信されて、受信装置6からCPU5に利用者の操作に応じた操作信号が出力される。これによりCPU5が、予約曲の曲番号に基づいてハードディスク装置4から予約曲の曲データを検索し、その曲データに含まれる演奏データを読み出して音声再生装置8に出力するとともに、その曲を指定する曲指定信号を動画再生プレーヤ11に出力する。これにより音声再生装置8が、演奏データに基づいて予約曲の伴奏音信号を生成し、ミキシングアンプ14に出力する。そしてミキシングアンプ14が、音声再生装置8からの伴奏音信号とマイクロホン16からの音声信号とを増幅し、それらを混合してスピーカ15に出力する。かくして、歌唱者の歌声と伴奏音とがスピーカ15から出力される。また、一方の動画再生プレーヤ11からの映像信号が表示情報生成装置7を介して表示装置13に出力され、演奏曲の背景映像が表示装置13により表示される。この背景映像には、予め歌詞テロップが埋め込まれている。
【0020】
一方、歌唱者の歌声に応じたマイクロホン16からの音声信号は、入力レベル検出装置9にも出力され、入力レベル検出装置9が、その音声信号のレベルを検出し、それに応じた検出信号をCPU5に出力する。これによりCPU5が、マイクロホン16の入力レベルが予め決められた所定レベル以下であるかどうかを判断し、所定レベル以下であれば、その継続時間を計時して、計時時間が予め決められたたとえば5秒程度の所定時間を越えれば、他方の動画再生プレーヤ12を駆動し、表示情報生成装置7を制御して、他方の動画再生プレーヤ12からの映像信号を表示装置13に出力させる。かくして、表示装置13の表示画面には広告やインフォメーションなどの映像が表示される。
【0021】
そして、入力レベル検出装置9により検出されるマイクロホン16の入力レベルが所定レベルを越えると、CPU5が他方の動画再生プレーヤ12の再生動作を停止させ、表示情報生成装置7を制御して、一方の動画再生プレーヤ11からの映像信号を表示装置13に出力させる。かくして、表示装置13の表示画面は、歌詞テロップが埋め込まれた背景映像に切り替わる。
【0022】
このように、間奏の場合のように歌唱者の歌声がある程度の時間以上発せられないときに、歌詞テロップが表示装置13の表示画面に表示されないものと擬制して、表示装置13の表示画面を背景映像から広告やインフメーションなどの映像に切り替える。
【0023】
次に、上記のような映像切替処理の手順について、図2に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0024】
演奏が開始されると、演奏曲の背景映像を選択する(S1)。具体的には、CPU5が、表示情報生成装置7を制御して一方の動画再生プレーヤ11からの映像信号を表示装置13に出力させる。そして、映像状態フラグを1に設定する(S2)。具体的には、CPU5が、図外のメモリに記憶されている映像状態フラグを1にする。この映像状態フラグは、動画再生プレーヤ11,12のうちのいずれの映像信号が表示情報生成装置7を介して表示装置13に供給されているかを表すフラグであって、映像状態フラグが0のときは、一方の動画再生プレーヤ11の映像信号が表示装置13に供給されていることを表し、映像状態フラグが1のときは、他方の動画再生プレーヤ12の映像信号が表示装置13に供給されていることを表している。ただし、演奏の開始直後の前奏の状態では歌唱者の歌声が存在しないので、この間に他方の動画再生プレーヤ12からの映像信号が表示装置13に供給される状態に切り替わってしまうのを阻止すべく、S2においては映像状態フラグを1にしているのである。
【0025】
そして、入力レベルが所定値以下であるか否かを判断する(S3)。具体的には、CPU5が、入力レベル検出装置9からの検出信号に基づいて、マイクロホン16に入力される歌唱者の歌声の大きさが所定のレベル以下であるかどうかを調べる。この所定レベルは、マイクロホン16に入力される周囲の雑音などを歌唱者の歌声と間違えない程度に設定される。
【0026】
入力レベルが所定値以下であれば(S3:YES)、歌唱者が歌声を発していないものと判断して、現在時刻を取得する(S4)。具体的には、CPU5が、内蔵の時計から現在時刻を読み出す。そして、計時開始時刻から現在時刻までに所定時間が経過しているか否かを判断する(S5)。具体的には、CPU5が、後述のS13においてメモリに記憶させた計時開始時刻とS4において読み出した現在時刻との差を演算し、その演算結果が予め決められた所定時間以上であるかどうかを調べる。この所定時間は、息継ぎなどにより歌唱者の歌声が途切れたときに、間奏などにより歌唱者が歌声を発していないものと間違えない程度の時間に設定される。
【0027】
所定時間が経過していれば(S5:YES)、映像状態フラグが0であるか否かを判断する(S6)。具体的には、CPU5が、メモリに格納している映像状態フラグを読み出して、それが0であるかどうかを調べる。
【0028】
映像状態フラグが0であれば(S6:YES)、表示装置13の表示画面に演奏曲の背景映像と歌詞テロップとが表示されている状態であるので、表示装置13の表示画面を広告あるいはインフメーションなどの映像に切り替える(S7)。具体的には、CPU5が、他方の動画再生プレーヤ12を作動させ、表示情報生成装置7を制御して、他方の動画再生プレーヤ12からの映像信号を表示装置13に供給させる。そして、映像状態フラグを1にする(S8)。具体的には、CPU5が、メモリに記憶されている映像状態フラグを1に書き替える。そして、演奏曲の演奏が終了したか否かを判断する(S9)。具体的には、CPU5が、ハードディスク装置4から読み出した演奏データを全て音声再生装置8に供給したかどうかを調べる。演奏曲の演奏が終了していれば(S9:YES)、このルーチンを終了する。
【0029】
S9において、演奏曲の演奏が終了していなければ(S9:NO)、S3に戻って映像切替処理を継続する。
【0030】
S6において、映像状態フラグが0でなければ(S6:NO)、表示装置13の表示画面にすでに広告あるいはインフメーションなどの映像が表示されているということであり、映像を切り替える必要がないのでS3に戻る。
【0031】
S5において、所定時間が経過していなければ(S5:NO)、頻繁な画像の切替えを避けるためにS3に戻る。
【0032】
S3において、入力レベルが所定値以下でなければ(S3:NO)、歌唱者の歌声がマイクロホン16に入力されているということなので、映像状態フラグが1であるか否かを判断する(S10)。具体的には、CPU5が、メモリに記憶されている映像状態フラグが1であるかどうかを調べる。映像状態フラグが1であれば(S10:YES)、表示装置13の表示画面には広告あるいはインフメーションなどの映像が表示されているということなので、背景映像を選択する(S11)。具体的には、CPU5が、他方の動画再生プレーヤ12の再生動作を停止させ、表示情報生成装置7を制御して、一方の動画再生プレーヤ11からの映像信号を表示装置13に供給する。そして、映像状態フラグを0に設定する(S12)。具体的には、CPU5が、メモリに記憶されている映像状態フラグを0に書き替える。そして、計時開始時刻を現在時刻に設定し(S13)、S9に進む。具体的には、CPU5が、内蔵の時計から現在時刻を読み出し、その時刻を計時開始時刻としてメモリに記憶させる。
【0033】
S10において、映像状態フラグが1でなければ(S10:NO)、表示装置13の表示画面には歌詞テロップが埋め込まれた演奏曲の背景映像がすでに表示されているということなので、S13に進む。
【0034】
上記実施形態では、マイクロホン16への入力レベルに基づいて、表示装置13の表示画面に歌詞テロップが表示されているか否かを判断したが、背景映像に歌詞テロップをスーパーインポーズさせるように構成されたカラオケ装置のように、曲の演奏に同期して表示および消去のタイミングを制御するための歌詞表示制御データが存在する場合、その歌詞表示制御データを利用して表示装置13の表示画面に歌詞テロップが表示されているか否かを判断してもよい。
【0035】
図3は、歌詞表示制御データを利用して表示装置13の表示画面に歌詞テロップが表示されているか否かを判断するように構成したカラオケ装置の回路ブロック図であって、このカラオケ装置は、モデム2を備えており、モデム2は通信回線21を介してホストコンピュータ22に接続されている。ホストコンピュータ22の記憶装置には、多数の曲データが記憶されており、データベースを構築している。ハードディスク装置4には、ホストコンピュータ22から通信回線21を介して曲データが適宜配信される。
【0036】
図4は、曲データの構成を説明する説明図であって、曲データは、音声再生装置8により演奏曲の伴奏音を生成させるための演奏データと、一方の動画再生プレーヤ11により再生された背景映像に歌詞テロップをスーパーインポーズさせるための歌詞情報と、曲の演奏に同期して歌詞テロップの表示および消去のタイミングなどを制御するための歌詞表示制御データとにより構成されている。
【0037】
図5は、歌詞情報の概念を説明する説明図であって、歌詞情報は、演奏曲の歌詞の一部分を構成するブロックの集合であって、各ブロックは表示される順に並んでいる。
【0038】
図6は、歌詞表示制御データの概念を説明する説明図であって、歌詞表示制御データは、フラグ情報の集合であり、図6の左端から順に一定時間間隔でCPU5により読み出される。図6において、「−」は表示制御を行わないというイベント、「D」は次のブロックの歌詞を表示するというイベント、「C」は表示されている歌詞を消去するというイベントをそれぞれ表している。
【0039】
図3に示すカラオケ装置は、図1に示すカラオケ装置と比較して、カラオケ装置本体1に入力レベル検出装置9が設けられていない。また、一方の動画再生プレーヤ11により再生される背景映像には歌詞テロップが埋め込まれておらず、CPU5が、ハードディスク装置4から演奏曲の曲データ中の歌詞情報と歌詞表示制御データとを読み出して、表示情報生成装置7を制御することにより、一方の動画再生プレーヤ11によって再生された背景映像に歌詞テロップをスーパーインポーズさせる。したがって、一方の動画再生プレーヤ11により再生される背景映像は、各演奏曲固有の映像であってもよいし、たとえば演奏曲のジャンル毎に共通の映像であってもよい。また、広告やインフォメーションなどの映像をホストコンピュータ22から通信回線21を介して配信するように構成してもよく、この場合、広告やインフォメーションなどの映像はハードディスク装置4に記憶されるので、他方の動画再生プレーヤ12の変わりにハードディスク装置4を用いればよい。
【0040】
次に、図3に示すカラオケ装置による映像切替処理の手順について、図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0041】
演奏が開始されると、演奏曲の背景映像を選択する(S21)。具体的には、CPU5が、表示情報生成装置7を制御して一方の動画再生プレーヤ11からの映像信号を表示装置13に出力させる。そして、歌詞消去フラグを0に設定する(S22)。具体的には、CPU5が、図外のメモリに記憶されている歌詞消去フラグを0にする。この歌詞消去フラグは、表示装置13の表示画面に表示されている背景映像にスーパーインポーズした歌詞テロップを消去したか否かを表すフラグであって、歌詞消去フラグが0のときは、歌詞テロップを消去していないことを表し、歌詞消去フラグが1のときは、歌詞テロップを消去したことを表している。
【0042】
そして、イベントデータを読み込む(S23)。具体的には、CPU5が、ハードディスク装置4から演奏曲の歌詞表示制御データを読み出して図外のメモリに予め格納しておき、そのメモリから歌詞表示制御データのイベントを読み出す。そして、イベントを判断する(S24)。具体的には、CPU5が、S23で読み出したイベントの種類を調べる。
【0043】
イベントが「D」すなわち歌詞表示であれば、次の歌詞情報を読み込み(S25)、歌詞テロップを表示する(S26)。具体的には、CPU5が、ハードディスク装置4から演奏曲の歌詞情報の次のブロックを読み出し、表示情報生成装置7に供給することにより、背景映像に歌詞テロップをスーパーインポーズさせる。そして、映像状態フラグが1であるか否かを判断する(S27)。具体的には、CPU5が、メモリに記憶されている映像状態フラグを読み出して、それが1であるかどうかを調べる。
【0044】
映像状態フラグが1であれば(S27:YES)、背景映像を選択し(S28)、映像状態フラグを0にし(S29)、歌詞消去フラグを0にして(S30)、S23に戻る。具体的には、CPU5が、表示情報生成装置7を制御して、他方の動画再生プレーヤ12からの映像信号が表示装置13に供給されている状態から一方の動画再生プレーヤ11からの映像信号が表示装置13に供給される状態に切り替え、メモリに記憶されている映像状態フラグおよび歌詞消去フラグを0に書き替える。
【0045】
S27において、映像状態フラグが1でなければ(S27:NO)、すでに演奏曲の背景映像が選択されているということなので、S30に進む。
【0046】
S24において、イベントが「C」すなわち歌詞消去であれば、歌詞テロップを消去し(S31)、計時開始時刻を現在時刻に設定し(S32)、歌詞消去フラグを1に設定して(S33)、S23に戻る。具体的には、CPU5が、表示情報生成装置7を制御して現在背景映像にスーパーインポーズされている歌詞テロップを消去させ、内蔵の時計から現在時刻を読み出して、メモリに記憶されている計時開始時刻を現在時刻に書き替え、メモリに記憶されている歌詞消去フラグを1に書き替える。
【0047】
S24において、イベントが「−」すなわちなしであれば、歌詞消去フラグが1であるか否かを判断する(S34)。具体的には、CPU5が、メモリに記憶されている歌詞消去フラグを読み出し、それが1であるかどうかを調べる。
【0048】
歌詞消去フラグが1であれば(S34:YES)、歌詞テロップが背景映像にスーパーインポーズされていないということなので、現在時刻を取得し(S35)、計時開始時刻から所定時間が経過しているか否かを判断する(S36)。具体的には、CPU5が、内蔵の時計から現在時刻を読み出し、その現在時刻とS32においてメモリに記憶させた計時開始時刻との差を演算し、その演算結果が予め決められた所定時間以上であるかどうかを調べる。
【0049】
計時開始時刻から所定時間が経過していれば(S36:YES)、映像状態フラグが0であるか否かを判断する(S37)。具体的には、CPU5が、メモリに格納している映像状態フラグを読み出して、それが0であるかどうかを調べる。
【0050】
映像状態フラグが0であれば(S37:YES)、表示装置13の表示画面に演奏曲の背景映像が表示されているということなので、表示装置13の表示画面を広告あるいはインフメーションなどの映像に切り替える(S38)。具体的には、CPU5が、他方の動画再生プレーヤ12を作動させ、表示情報生成装置7を制御して、他方の動画再生プレーヤ12からの映像信号を表示装置13に供給させる。そして、映像状態フラグを1に設定する(S39)。具体的には、CPU5が、メモリに記憶されている映像状態フラグを1に書き替える。そして、演奏曲の演奏が終了したか否かを判断する(S40)。具体的には、CPU5が、ハードディスク装置4から読み出した演奏データを全て音声再生装置8に供給したかどうかを調べる。演奏曲の演奏が終了していれば(S40:YES)、このルーチンを終了する。
【0051】
S40において、演奏曲の演奏が終了していなければ(S40:NO)、S23に戻って映像切替処理を継続する。
【0052】
S37において、映像状態フラグが0でなければ(S37:NO)、表示装置13の表示画面にすでに広告あるいはインフメーションなどの映像が表示されているということであり、映像を切り替える必要がないのでS23に戻る。
【0053】
S36において、計時開始時刻から所定時間が経過していなければ(S36:NO)、頻繁な映像の切替えを避けるためにS23に戻る。
【0054】
S34において、歌詞消去フラグが1でなければ(S34:NO)、歌詞テロップが背景映像にスーパーインポーズされているということなので、S23に戻る。
【0055】
このように、歌詞表示制御データに基づいて、歌詞テロップが背景映像にスーパーインポーズされているか否かを判断し、歌詞テロップが背景映像にスーパーインポーズされていない状態が所定時間以上継続すれば、表示装置13の表示画面を、演奏曲の背景映像から広告やインフォメーションなどの映像に切り替える。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載した発明の楽音発生装置によれば、映像切替手段が、演奏曲の演奏中に、歌詞映像表示判断手段により表示装置に歌詞映像が表示されていないと判断されているときにのみ、第2の映像出力手段による映像を表示装置に表示させるので、第1の映像出力手段による映像を歌詞映像や背景映像とし、第2の映像出力手段による映像を種々の広告やインフォメーションなどの映像とすることにより、演奏曲の演奏中に、歌詞映像や背景映像の表示を極力邪魔することなく、種々の広告やインフォメーションなどを表示できる。
【0057】
また、映像切替禁止手段が、演奏曲の演奏中に、歌詞映像表示判断手段により表示装置に歌詞映像が表示されていないと判断された時から計時手段により予め決められた所定時間が計時されるまでの期間、表示装置により表示される映像が映像切替手段により第1の映像出力手段による映像から第2の映像出力手段による映像に切替えられるのを禁止するので、第2の映像出力手段による映像が極めて短時間だけ頻繁に表示されるというような不都合を回避できる。
【0058】
更に、マイクロホンなどの音声入力手段の入力レベルにより表示装置に歌詞映像が表示されていないことを判断できるので、予め背景映像に歌詞映像が埋め込まれている場合のように、曲の演奏に同期して歌詞映像の表示および消去のタイミングを制御する歌詞表示制御データが存在しない場合でも、映像の切替えが可能である。
【0059】
また、請求項2に記載した発明の楽音発生装置によれば、表示装置に歌詞映像が表示されているか否かを極めて正確に判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る楽音発生装置の一例としてのカラオケ装置の回路ブロック図である。
【図2】 図1のカラオケ装置による映像切替処理の手順を説明するフローチャートである。
【図3】 別の実施形態におけるカラオケ装置の回路ブロック図である。
【図4】 図3のカラオケ装置に用いられる曲データの構成を説明する説明図である。
【図5】 図3のカラオケ装置に用いられる曲データに含まれる歌詞情報の概念を説明する説明図である。
【図6】 図3のカラオケ装置に用いられる曲データに含まれる歌詞表示制御データの概念を説明する説明図である。
【図7】 図3のカラオケ装置による映像切替処理の手順を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 カラオケ装置本体
2 モデム
3 LED群
4 ハードディスク装置
5 CPU
6 受信装置
7 表示情報生成装置
8 音声再生装置
9 入力レベル検出装置
11 動画再生プレーヤ
12 動画再生プレーヤ
13 表示装置
14 ミキシングアンプ
15 スピーカ
16 マイクロホン
17 リモートコントローラ
21 通信回線
22 ホストコンピュータ
Claims (2)
- 歌唱者の歌声を音声信号に変換する音声入力手段と、
演奏曲の背景映像と歌詞映像とを表示装置に表示させる第1の映像出力手段とを有する楽音発生装置であって、
前記第1の映像出力手段による映像とは異なる映像を前記表示装置に表示させる第2の映像出力手段と、
前記音声入力手段により変換された音声信号のレベルを検出し、その検出レベルが予め決められた所定レベル以下のときに前記表示装置に歌詞映像が表示されていないと判断する歌詞映像表示判断手段と、
演奏曲の演奏中に、前記歌詞映像表示判断手段により前記表示装置に歌詞映像が表示されていないと判断されているときにのみ、前記第2の映像出力手段による映像を前記表示装置に表示させる映像切替手段と、
前記歌詞映像表示判断手段により前記表示装置に歌詞映像が表示されていないと判断されている状態の継続時間を計時する計時手段と、
演奏曲の演奏中に、前記歌詞映像表示判断手段により前記表示装置に歌詞映像が表示されていないと判断された時から前記計時手段により予め決められた所定時間が計時されるまでの期間、前記表示装置により表示される映像が前記映像切替手段により前記第1の映像出力手段による映像から前記第2の映像出力手段による映像に切替えられるのを禁止する映像切替禁止手段と、
を備えたことを特徴とする楽音発生装置。 - 歌唱者の歌声を音声信号に変換する音声入力手段と、
演奏曲の背景映像と歌詞映像とを表示装置に表示させる第1の映像出力手段と、
歌詞表示制御データに基づいて、前記第1の映像出力手段により表示される歌詞映像の表示および消去を曲の演奏に同期して制御する制御手段とを有する楽音発生装置であって、
前記第1の映像出力手段による映像とは異なる映像を前記表示装置に表示させる第2の映像出力手段と、
前記歌詞表示制御データに基づいて、前記表示装置に歌詞映像が表示されているか否かを判断する歌詞映像表示判断手段と、
演奏曲の演奏中に、前記歌詞映像表示判断手段により前記表示装置に歌詞映像が表示されていないと判断されているときにのみ、前記第2の映像出力手段による映像を前記表示装置に表示させる映像切替手段と、
前記歌詞映像表示判断手段により前記表示装置に歌詞映像が表示されていないと判断されている状態の継続時間を計時する計時手段と、
演奏曲の演奏中に、前記歌詞映像表示判断手段により前記表示装置に歌詞映像が表示されていないと判断された時から前記計時手段により予め決められた所定時間が計時されるまでの期間、前記表示装置により表示される映像が前記映像切替手段により前記第1の映像出力手段による映像から前記第2の映像出力手段による映像に切替えられるのを禁止する映像切替禁止手段と、
を備えたことを特徴とする楽音発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP32366696A JP3880112B2 (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 楽音発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32366696A JP3880112B2 (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 楽音発生装置 |
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JPH10161680A JPH10161680A (ja) | 1998-06-19 |
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Family Applications (1)
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1996
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