JPH10268882A - 課金装置付きカラオケシステム - Google Patents

課金装置付きカラオケシステム

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JPH10268882A
JPH10268882A JP9075788A JP7578897A JPH10268882A JP H10268882 A JPH10268882 A JP H10268882A JP 9075788 A JP9075788 A JP 9075788A JP 7578897 A JP7578897 A JP 7578897A JP H10268882 A JPH10268882 A JP H10268882A
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karaoke
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music
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image
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JP9075788A
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Inventor
Hiroshi Mino
浩 三野
Masao Toyosawa
正夫 豊澤
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Daiichikosho Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Kosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラオケ演奏に関連した付帯的な遊戯機能や
カラオケ楽曲の種類に応じて異なる利用料金を課金可能
とする。 【解決手段】 採点機能等の遊戯機能を実現する装置2
6,27,30,40等が含まれ、これら付加機能の実
行指令があるとカラオケ情報の再生出力中に中央処理装
置11の制御で装置26,27,30,40等を働かせ
る。カラオケ再生および付加機能の動作実行に必要な各
利用料金が設定記憶されていると共に利用料金を徴収す
るためのコインボックス60が付設されている。中央処
理装置11は利用者の指定した動作内容に応じて利用金
額を計算し、この利用金額に応じた課金データをコイン
ボックス60伝送する。操作パネル17で利用料金を設
定変更する。カラオケ再生に必要な利用料金は、選ばれ
た楽曲についてのMIDIやPCM音源等のデータ形式
の種類によって異なって設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、課金装置付きカ
ラオケシステムに関し、特に利用者の選択した各付加機
能に応じて課金する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の課金装置付きカラオケシステムに
あっては、特開平5−298553号公報や特開平8−
204856号公報に開示されているように、演奏曲数
に応じて利用料金を徴収するようにしている。徴収する
際には、よく知られた課金装置としてコインボックスや
プリペイドカード読取/書込装置を利用している。すな
わち、利用者は当該読取/書込装置に専用のプリペイド
カードを挿入した上で、カラオケシステムを利用する。
利用料金としては一曲単位で一律の利用単価が設定され
ており、利用者の選曲数に応じて利用料金が定まる。そ
して当該読取/書込装置は、利用者が選曲する度にプリ
ペイドカードの残高から利用料金を減算していくのであ
る。
【0003】ところで最近のカラオケシステムにあって
は、本来のカラオケ演奏だけに留まらずに様々な遊戯機
能が付加されている。例えば、カラオケ演奏時の利用者
の歌唱力を採点して表示したり、歌唱しながら自分のシ
ール式ブロマイド写真を撮影できるサービスなどであ
る。このような趣向を凝らしたサービスを実現する各装
置を外付けでシステムに付加し、娯楽性を高めて顧客の
興味を引き付けようとしている。この採点装置やシール
式ブロマイド写真撮影装置を用いる場合には各装置に設
けられた料金投入口に利用料金を入れることで、課金す
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したような従来の
システムにおいては、カラオケ楽曲や遊戯機能を実現す
る各装置の利用料金がそれぞれ別々に課金されるように
なっており、各装置毎にに利用料金を支払わねばならず
面倒であった。また、カラオケ楽曲を予約するのと同じ
方式で採点機能などを働かせて、一回の採点をカラオケ
楽曲の一曲分としてみなして課金する方法もあるが、利
用単価はカラオケ楽曲同様に一律であって、場合によっ
ては高価な遊戯機能に応じて異なる利用単価を課金でき
るようにはなっていない。したがって、遊戯機能に応じ
て異なる利用料金を課金可能とする要望があった。
【0005】ところで、最近のカラオケ楽曲のデータに
あっては、これが新譜の場合だと、早く提供するために
MIDIデータの形式となっており、データの作成費用
が比較的低コストで済む。一方、人気のあるスタンダー
ド曲だと、実際に演奏したものを高品質に記録したPC
M音源等のデータ形式となっており、データの作成費用
が決して安くは済まない。
【0006】しかしながらカラオケ楽曲の課金について
は、前述した通り、一曲あたりの利用単価が一律であ
り、利用料金はカラオケ楽曲を演奏した曲数に応じて定
まる。この一律な利用単価については設定変更ができる
が、カラオケ楽曲の種類に応じて異なる単価を設定し、
これを課金できるようにはなってはいない。したがっ
て、カラオケ楽曲のデータの種類に応じて利用単価を変
更可能とする要望があった。
【0007】本発明は、前記のような課題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、カラオケ演奏に
関連した付帯的な遊戯機能やカラオケ楽曲の種類に応じ
て異なる利用料金を課金できるカラオケシステムを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の課金装置付きカ
ラオケシステムは次の各要件(1)〜(4)を備える。
【0009】(1)カラオケシステムの全体的な動作を
統一的に管理している主制御部は、利用者の選曲入力を
受け付けて、選ばれた楽曲のカラオケ情報を所定の記憶
手段から取り出して再生することで、カラオケ音楽をス
ピーカに出力するとともに、この音楽と同期した歌詞画
像を含むカラオケ画像をディスプレイに出力する。
【0010】(2)本来のカラオケ演奏に関連した付帯
的な遊戯機能を実現するための付加機能実現手段が複数
種類含まれており、これら付加機能についての実行指令
がある場合に、前記カラオケ情報の再生出力中において
前記主制御部の管理下で該当の付加機能実現手段が動作
する。
【0011】(3)前記カラオケ再生および前記付加機
能の動作実行に必要な各利用料金が設定記憶されている
とともに、前記利用料金を前記利用者から徴収するため
の適宜な課金装置が付設されている。
【0012】(4)前記主制御部は、前記利用者の指定
した動作内容に応じて前記利用料金に基づいた利用金額
を計算する利用金額計算手段と、この利用金額に応じた
課金データを前記課金装置に伝送する課金データ伝送手
段とを備える。
【0013】好ましくは、前記利用料金を設定変更する
ためのマンマシンインターフェース入力手段を備える。
【0014】また前記課金装置は、その徴収方式として
前払い式であって、利用者の入金した貨幣の数量あるい
は挿入したプリペイドカードの記録データに応じた利用
限度額から前記利用金額計算手段で得た前記利用金額を
減算する。
【0015】前記課金装置は、その徴収方式として後払
い式であって、利用者のICカードの所定の記憶領域に
前記課金データに応じた請求データを書き込むようにし
てもよい。
【0016】さらに前記課金装置は、その徴収方式とし
て後払い式であって、利用者のクレジットカードのID
番号を取得し、当該クレジットカードの管理会社に前記
利用金額を請求すべく、前記課金データに応じた請求デ
ータをこのID番号に添付して生成するようにしてもよ
い。
【0017】カラオケ再生に必要な利用料金は、選ばれ
た楽曲についての前記カラオケ情報のデータ形式の種類
によって異なって設定されている。
【0018】前記付加機能実現手段は、前記利用者の歌
唱力に見合った得点を付ける採点機能と、この得点を適
宜な表示手段で表示するべく出力する得点出力機能とを
備える。
【0019】前記付加機能実現手段は、前記カラオケ音
楽に合わせて歌う人の歌唱信号をマイクロホンからサン
プリングするとともに、前記カラオケ情報に付帯してい
る採点基準情報と前記サンプリング情報とを比較して前
記カラオケ音楽の再生過程で採点信号を逐次的に出力す
る歌唱採点機能と、前記歌唱信号の変化を即時に反映し
たゲームイメージを前記ディスプレイで表示するべく生
成出力するように、前記採点信号の入力に応じて当該イ
メージの描画処理を制御するビデオゲーム実行機能とを
備える。
【0020】前記付加機能実現手段は、前記ディスプレ
イの近辺に配設されたビデオカメラと、前記ディスプレ
イで表示している画像をサンプリングして印刷するビデ
オプリンタと、人物映像に付加すべく作成された多数の
装飾図案データを格納したデータ記憶部とを備え、この
データ記憶部から読み出した前記装飾図案データに前記
ビデオカメラで撮影した映像を組み合わせた画像を合成
して、その合成画像を前記ディスプレイで表示するべく
出力する。
【0021】
【発明の実施の形態】
====カラオケ演奏機能==== カラオケ楽曲の再生は、図1に示すように、中央処理装
置11の制御のもとでつぎの通りに行われる。指定され
た楽曲番号の伴奏音楽データと歌詞データをハードディ
スク装置20から読み出す。MIDI信号からなる伴奏
音楽データが順次シンセサイザ14に入力されて、オー
ディオ信号に変換され、ミキシングアンプ部15を経て
スピーカ23から出力される。このオーディオ出力と同
期して、中央処理装置11は歌詞データを順次文字列に
変換してビデオRAM13に書き込むとともに、歌詞文
字列に曲の進行を示す色変化を付ける処理を行う。ビデ
オRAM13の内容は表示制御部12によりディスプレ
イ22に表示される。ミキシングアンプ部15はマイク
21の出力とのミキシング機能を有する。
【0022】背景映像用などの動画情報はCD−ROM
プレーヤ25にて再生される。表示制御部12は中央処
理装置11の指令を受けて動作するマイコンからなり、
再生すべき映像データの選択処理を行うとともに、選択
決定した映像データをCD−ROMプレーヤ25で再生
する。すなわちCD−ROMプレーヤ25は、圧縮され
ている再生データの復元処理を行って表示制御部12に
転送する。表示制御部12は、CD−ROMプレーヤ2
5からの映像信号とビデオRAM13の歌詞文字列の画
像を合成してディスプレイ22に表示する。
【0023】再生する伴奏音楽データとしては、前述し
たMIDI信号の他に、伴奏音楽をディジタル圧縮符号
化した各楽曲単位のMPEGデータも利用できるように
なっている。MPEGデータには、歌詞データやビデオ
データも多重化されており、ビデオデータは各カラオケ
楽曲に合わせた内容のムード映像が圧縮符号化されたも
のである。このMPEGデータは、DVD(ディジタル
ビデオディスク)28に格納されており、DVDプレー
ヤ28で各データが読み出されて解凍復号され、歌詞デ
ータ、音声データおよびビデオデータに分離される。そ
して、DVDプレーヤ28からの歌詞データは中央処理
装置11に入力されるとともに、同ビデオデータは表示
制御部12に入力され、同音声データはミキシングアン
プ15に入力される。これら各データは、前述したMI
DI信号の場合とほぼ同様の処理を経てディスプレイ2
2やスピーカ23から出力される。
【0024】この他、ドルビーサラウンドやフルオーケ
ストラ、バックコーラスなどの高品質な音声が出力でき
るような伴奏音楽データが適宜記録されている。
【0025】====遊戯機能==== ここで説明する機能は利用者の操作入力により、主にカ
ラオケ楽曲の再生中において動作するものである。もち
ろん機能によっては演奏中以外でも動作可能である。
【0026】<歌唱力の採点機能>中央処理装置11
は、採点機能を開始させる操作入力を受けると採点装置
30を制御して動作させる。採点装置30は、MIDI
信号からシンセサイザ14で変換されたオーディオ信号
とミキシングアンプ15を通したマイク21からの音声
信号とをそれぞれPCM符号化して主に音程情報につい
て比較する。採点装置30は、カラオケ楽曲の一定区間
ごとに歌唱者の音程と演奏音楽の音程を随時比較し、こ
の比較結果を採点信号として出力する。この採点信号に
基づいて歌唱者の音程がずれた回数を計数して、これを
100点から減算することで得点を計算する。曲の終わ
りの時点での点数を得点として採点装置30に組み込ま
れた図示略の専用ディスプレイに得点が表示される。こ
の得点は、中央処理装置11の処理によりディスプレイ
22にも表示可能である。
【0027】<歌唱状態の変化に即応したゲームイメー
ジ表示機能>カラオケ再生装置には前述した採点装置3
0を介してゲーム装置40が結合している。中央処理装
置11は、ゲームイメージ表示機能を開始させる操作入
力を受けると採点装置30およびゲーム装置40を制御
して動作させる。採点装置30から前述したように得ら
れた採点信号は、歌唱中においてゲーム装置40へ逐次
出力される。ゲーム装置40は、入力された採点信号に
応じてゲームイメージの描画処理を制御し、ゲームイメ
ージを柔軟かつ動的に変化させることで歌唱状態を即時
に反映したものとする。このゲームイメージは映像信号
に変換されて出力される。映像信号はカラオケ再生装置
10の表示制御部12を介してディスプレイ22に出力
される。
【0028】ここで用いられる具体的なゲームとして
は、例えばレーシングカーゲームなど多種多様のものが
利用でき、利用者がうまく歌っている場合には模範的な
ハンドリングによる運転状態が保たれ、音程などが乱れ
出すとそれに即応して運転状態が乱れるのである。また
採点装置30から出力される採点信号は、音程を基準と
したものだけでなく歌い出しのタイミングを含むリズム
を基準としたものなど、複数系統の信号として、歌唱状
態をきめ細かくゲームイメージに反映させるようにもで
きる。
【0029】<シール撮影機能>表示制御部12とディ
スプレイ22とを結ぶ表示出力経路にはビデオプリンタ
26が介挿されている。通常の動作モードでは、表示制
御部12からの表示出力がビデオプリンタ26を単に通
過してディスプレイ22に供給される。このモードをス
ルーモードとする。加えてこのシステム1はビデオカメ
ラ27を備えており、このカメラ27は、ディスプレイ
22の近傍に設置されてその画面を見ている人の顔を撮
影できるようになっている。
【0030】利用者の操作入力に応じて中央処理装置4
からビデオプリンタ26にフリーズ指令信号が供給され
ると、そのとき表示している画像データがビデオプリン
タ26の内部RAMに保持され、その保持された画像デ
ータが静止画としてディスプレイ22に表示される。こ
れをフリーズモードとする。また、中央処理装置11か
らビデオプリンタ26にスルー指令信号が供給される
と、前述のスルーモードに戻る。さらに、前記フリーズ
モードにおいて、中央処理装置11からビデオプリンタ
26にプリント指令信号が供給されると、ビデオプリン
タ26の内部RAMの保持した画像データ(前記の静止
画)を用紙に印刷する処理を開始し、同時にスルーモー
ドに戻る。
【0031】ハードディスク装置20には、ビデオカメ
ラ27で撮影する人物映像に付加するための多数の装飾
図案データが格納されている。一般的には、ここでの装
飾図案とは顔写真の周囲を縁取るようにデザインされた
装飾的なイラストであり、そのイラスト画像を圧縮符号
化したものが装飾図案データである。
【0032】中央処理装置11は、ハードディスク装置
20からある装飾図案データを読み出して復号化し、ビ
デオRAM13にその装飾図案のビットマップデータを
展開する。表示制御部12は、ビデオRAM13の装飾
図案にビデオカメラ27で撮影された人物映像をはめ込
むように合成し、その合成画像データをビデオプリンタ
26を介してディスプレイ22に供給して表示する。ビ
デオプリンタ26が前述のスルーモードであれば、表示
される合成画像は、静止画の装飾図案のフレーム中にビ
デオカメラ27で撮影されている動画が組み合わされて
いる。ビデオプリンタ26がフリーズモードになると、
その時点の合成画像が固定化表示され、その状態でプリ
ント指令が与えられると、その合成画像が印刷される。
【0033】また、アップで撮影した1人の顔写真に合
せてデザインした装飾図案や、ふたりが寄り添って撮影
したツーショット写真に合せてデザインした装飾図案
や、さらに多くの人が写った集合写真に合せてデザイン
した装飾図案などがある。これらは制作時にあらかじめ
分類され、各装飾図案データにはその分類を示す分類コ
ードが付けられている。そして以下に順番に説明するよ
うに、端末装置1の人物撮影モードでの装飾図案データ
の選択時には利用者に撮影人数などを問う選択肢をディ
スプレイ22に表示し、その選択肢の1つが指定される
と前記分類コードに基づいてハードディスク装置20か
ら該当する分類の複数の装飾図案データを読み出してデ
ィスプレイ22に表示し、利用者に任意の1つを選択さ
せる。
【0034】<その他の機能>カラオケ演奏を行ってい
ない間に映画等の娯楽番組をディスプレイに表示させる
機能を持たせてもよい。例えばCS放送の受信設備を備
えておき、映画などの有料番組をディスプレイ22やス
ピーカ23に出力したり、CDープレーヤ25から読み
出した新譜のビデオクリップをディスプレイ22に出力
しながらCS放送の音声専用音楽番組をスピーカ23に
出力するのである。また地上波のTV放送の無料放送を
ディスプレイ22やスピーカ23に出力するようにもで
きる。
【0035】そのほかテレビゲームが利用できるよう
に、ゲームソフトウエアをハードディスク装置20に記
憶させておくとともに、ゲーム専用の操作入力器29を
操作制御部16に結合しておいても良い。
【0036】====課金装置==== このシステムには、これを有料で運用するための課金装
置として、よく知られた前払い方式のコインボックス6
0が付設されている。このコインボックス60にはマイ
コンが内蔵されている。このマイコンは、中央処理装置
11と課金インターフェース65を介して接続され、中
央処理装置11からの指令を受けて動作するようになっ
ている。このマイコンには、前述したカラオケ演奏機能
および付加機能の動作実行に必要な各利用料金が設定記
憶されている。このコインボックス60により実行した
機能の利用料金に応じてコインボックス60内に予め投
入された貨幣を獲得する。このことで当該利用料金を徴
収するのである。
【0037】この利用料金の明細としては、一例として
利用者が随時参照可能な図3のサービス品目表に示され
ており、同図では前述した各機能に対応したサービス品
目に対してその単価およびコードが対応付けられてい
る。このコードはカラオケ楽曲を選択する際の楽曲コー
ドと同じ記述形式のデータ構造となっており、利用者は
リモコン送信器24から各コードを選択入力することで
各機能が動作するように働きかける。
【0038】例えば、MPEGデータを再生して高品質
な伴奏音楽とし、同時に採点機能を動作させながらシー
ル撮影を行うなど、種々の利用形態が考えられる。この
場合の合計の利用金額は700円となる。
【0039】この課金の動作はカラオケ再生装置側の中
央処理装置11の制御により行われる。この動作につい
て図2(a)(b)を参照して説明する。先ず中央処理
装置11の動作について説明すると、図2(a)に示す
ように、利用者の操作により各機能の注文を受けると
(A10/YES)その注文内容を前記サービス品目表
と対照付けて分析する(A20)。分析の結果、注文し
た機能の単価を加算することで利用金額を算出する(A
30)。そしてコインボックス60内のマイコンにその
時の残高額を問い合わせてこれを取得し(A40)、当
該残高額から利用金額を減算して必要な残高額があるか
否かを確認する(A50)。もし残高がなければ(A5
0/NO)、コインボックス60へ少なくとも利用金額
分の貨幣を投入することを催促する旨のメッセージをデ
ィスプレイ22に表示して(A60)、残高額を問い合
わせながら必要な残高額が得られるのを待つ(A40→
A50)。必要な残高があれば(A50/YES)、選
択した機能の注文を受け付けた旨のメッセージをディス
プレイに表示して当該注文に応じた機能のサービスを開
始する(A70→A80)。この開始と同時に計算した
利用金額のデータを徴収金額としてコインボックス60
へ送出して次の注文入力を待つ(A90→A10)。
【0040】次に課金装置のマイコンの動作について図
2(b)を参照して説明する。利用者から貨幣が投入さ
れると(B10/YES)、その入金額を現状の残高額
に加えて新たな残高額とする(B20)。システム本体
の中央処理装置11から徴収金額のデータを受信すると
(B30/YES)、その金額を現状の残高額から差し
引いて新たな残高額とし(B40)、入金または徴収金
額のデータ受信を待つ(B10/NO→B30/NO→
B10/NO)。
【0041】ここまで説明した前払い方式の課金装置と
しては、コインボックス60を例として挙げたがプリペ
イドカード方式も採用でき、周知のプリペイドカード読
み取り/書込装置63を中央処理装置11と結合してお
き、利用者が挿入したプリペイドカードから記録データ
を読み出して残高額を得て図2(a)(b)を参照して
説明した場合と同様に運用するのである。
【0042】課金方式としてクレジットカードやICカ
ードなどを利用した後払い方式も採用できる。ICカー
ドを利用する場合、専用のカード読み取り/書込装置6
1を中央処理装置11と結合しておき、ICカードの所
定の記憶領域に前記課金データに応じた請求金額を書き
込むことで、算出された利用金額を請求する。
【0043】またクレジットカードを利用する場合、専
用のカード読み取り/書込装置62を中央処理装置11
と結合しておき、挿入されたカードから利用者のID番
号などの個人情報を得て、前記課金データに応じた請求
金額を当該個人情報に添付することで請求データを生成
する。このとき、カード読み取り/書込装置に通信機能
を持たせておき、電話回線などでカード管理会社と通信
し、所定の認証手続きを経てカード管理会社から許可が
得られない限り、一切の利用ができないようにしてお
く。得られた請求データに基づく決済の方法としては、
当該データを適宜なプリンタで打出送付して所定のカー
ド管理会社に精算を依頼したり、電話回線を用いた通信
で決済してもよい。
【0044】また本システムでは、各機能毎に設定され
た利用料金を操作することで適宜変更可能になってお
り、操作パネル17の入力操作を通じて適宜この変更が
可能となっている。
【0045】利用料金の体系として各機能毎に単価を設
定するのに加えて、タイムチャージと呼ばれる利用時間
に応じて課金する方式も適宜考えられる。すなわち、タ
イマー64を中央処理装置11に結合して利用者の適宜
な操作入力に応じて利用時間を計測してチャージ金額を
算出するのである。例えば、MIDIデータを再生する
場合に限って一曲毎の利用単価を無料としておき、一時
間一人500円などのタイムチャージを設定するのであ
る。
【0046】このタイムチャージや各機能の利用料金の
単価を月日や時間帯などに応じて異なるように設定する
こともできる。
【0047】
【発明の効果】採点機能やシール撮影機能など、カラオ
ケ演奏に関連した付帯的な遊戯機能を利用した場合、そ
れぞれ異なる利用料金に応じて統一的な課金を行うこと
ができる。またMIDIデータや高品質なMPEGデー
タなど、再生するカラオケ情報のデータ形式の種類によ
って利用料金が異なっても課金を行うことができる。
【0048】また、マンマシンインターフェース入力手
段でもって利用料金の設定を適宜変更することができ、
利便性のあるシステムを提供できる。さらに課金装置と
して、貨幣を投入できるものや、プリペイドカード、ク
レジットカード、およびICカードなどの各決済方式に
応じたものが適宜利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシステムのブロック図である。
【図2】本発明によるシステムの動作を示すフローチャ
ートであり、(a)は 中央処理装置の動作を示し、
(b)は課金装置のマイコンの動作を示す。
【図3】本発明による各機能のサービス品目を示す図表
である。
【符号の説明】
10 カラオケ再生装置 11 中央処理装置 12 表示制御部 13 ビデオRAM 14 シンセサイザ 15 ミキシングアンプ部 16 操作制御部 20 ハードディスク装置 21 マイク 22 ディスプレイ 23 スピーカ 24 リモコン送信器 25 CD−ROMプレーヤ 26 ビデオプリンタ 27 ビデオカメラ 28 DVD 29 操作入力器 30 採点装置 40 ゲーム装置 60 コインボックス 61 ICカード読み取り/書込装置 62 クレジットカード読み取り/書込装置 63 プリペイドカード読み取り/書込装置 65 課金インターフェース

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の各要件(1)〜(4)を備えたこと
    を特徴とする課金装置付きカラオケシステム。 (1)カラオケシステムの全体的な動作を統一的に管理
    している主制御部は、利用者の選曲入力を受け付けて、
    選ばれた楽曲のカラオケ情報を所定の記憶手段から取り
    出して再生することで、カラオケ音楽をスピーカに出力
    するとともに、この音楽と同期した歌詞画像を含むカラ
    オケ画像をディスプレイに出力する。 (2)本来のカラオケ演奏に関連した付帯的な遊戯機能
    を実現するための付加機能実現手段が複数種類含まれて
    おり、これら付加機能についての実行指令がある場合
    に、前記カラオケ情報の再生出力中において前記主制御
    部の管理下で該当の付加機能実現手段が動作する。 (3)前記カラオケ再生および前記付加機能の動作実行
    に必要な各利用料金が設定記憶されているとともに、前
    記利用料金を前記利用者から徴収するための適宜な課金
    装置が付設されている。 (4)前記主制御部は、前記利用者の指定した動作内容
    に応じて前記利用料金に基づいた利用金額を計算する利
    用金額計算手段と、この利用金額に応じた課金データを
    前記課金装置に伝送する課金データ伝送手段とを備え
    る。
  2. 【請求項2】 前記利用料金を設定変更するためのマン
    マシンインターフェース入力手段を備えることを特徴と
    する請求項1に記載のカラオケシステム。
  3. 【請求項3】 前記課金装置は、その徴収方式として前
    払い式であって、利用者の入金した貨幣の数量あるいは
    挿入したプリペイドカードの記録データに応じた利用限
    度額から前記利用金額計算手段で得た前記利用金額を減
    算することを特徴とする請求項1または2に記載のカラ
    オケシステム。
  4. 【請求項4】 前記課金装置は、その徴収方式として後
    払い式であって、利用者のICカードの所定の記憶領域
    に前記課金データに応じた請求データを書き込むことを
    特徴とする請求項1または2に記載のカラオケシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記課金装置は、その徴収方式として後
    払い式であって、利用者のクレジットカードのID番号
    を取得し、当該クレジットカードの管理会社に前記利用
    金額を請求すべく、前記課金データに応じた請求データ
    をこのID番号に添付して生成することを特徴とする請
    求項1または2に記載のカラオケシステム。
  6. 【請求項6】 カラオケ再生に必要な利用料金は、選ば
    れた楽曲についての前記カラオケ情報のデータ形式の種
    類によって異なって設定されていることを特徴とする1
    〜5のいずれかに記載のカラオケシステム。
  7. 【請求項7】 前記付加機能実現手段は、前記利用者の
    歌唱力に見合った得点を付ける採点機能と、この得点を
    適宜な表示手段で表示する得点出力機能とを備えること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のカラオケ
    システム。
  8. 【請求項8】 前記付加機能実現手段は、前記カラオケ
    音楽に合わせて歌う人の歌唱信号をマイクロホンからサ
    ンプリングするとともに、前記カラオケ情報に付帯して
    いる採点基準情報と前記サンプリング情報とを比較して
    前記カラオケ音楽の再生過程で採点信号を逐次的に出力
    する歌唱採点機能と、前記歌唱信号の変化を即時に反映
    したゲームイメージを前記ディスプレイで表示するべく
    生成出力するように、前記採点信号の入力に応じて当該
    イメージの描画処理を制御するビデオゲーム実行機能と
    を備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記
    載のカラオケシステム。
  9. 【請求項9】 前記付加機能実現手段は、前記ディスプ
    レイの近辺に配設されたビデオカメラと、前記ディスプ
    レイで表示している画像をサンプリングして印刷するビ
    デオプリンタと、人物映像に付加すべく作成された多数
    の装飾図案データを格納したデータ記憶部とを備え、こ
    のデータ記憶部から読み出した前記装飾図案データに前
    記ビデオカメラで撮影した映像を組み合わせた画像を合
    成して、その合成画像を前記ディスプレイで表示するべ
    く出力することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに
    記載のカラオケシステム。
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