JPH1068848A - 光ファイバモジュール - Google Patents

光ファイバモジュール

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JPH1068848A
JPH1068848A JP8236356A JP23635696A JPH1068848A JP H1068848 A JPH1068848 A JP H1068848A JP 8236356 A JP8236356 A JP 8236356A JP 23635696 A JP23635696 A JP 23635696A JP H1068848 A JPH1068848 A JP H1068848A
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optical
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fiber module
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の電気信号伝送システムを低ノイズ伝送
で長距離伝送を実現する光ケーブルへ容易に、かつ経済
的に変更可能とする。 【解決手段】 電気コネクタにはシステム側コネクタと
の固定を行うためにロック用ネジ70が取り付けられ
る。下カバー210及び上カバー200にはロック用ネ
ジ用にくびれ部208が設けてある。下カバー210と
上カバー200の締結はカバー用ネジと六角ナットによ
り行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般には電気信号を
光学信号へ、及び光学信号を電気信号へ変換する光ファ
イバモジュールに関し、特に電気ケーブルを光ケーブル
へ容易に変換する光ファイバモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図22に示す(特開平3−218
134号公報に記載)ような光ファイバモジュールが知
られていた。図22は従来の光ファイバモジュールを示
す平面図であり、従来の光ファイバモジュールは幅76
mm、長さ75mmの回路基板3上に光学信号を送信す
るLD(レーザダイオード)モジュール1と光学信号を
受信するPD(フォトダイオード)モジュール2、光学
信号を電気信号へ変換すための半導体IC4、及び5、
マザーボード(特に図示はしていない)との電気信号の
やりとりを行うコネクタ6等が搭載されていた。
【0003】図23は従来の光ファイバモジュールの下
フレーム7bを示す主要断面図(特開平3−21813
4に記載)であり、下フレーム7bに形成されたスペー
サ8とJクリップ9にてマザーボード(特に図示してい
ない)に従来の光ファイバモジュールは固定されてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では下記の様な問題点を有していた。
【0005】1)近年、コンピュータシステムの発展、
普及に伴い、低ノイズで長距離の伝送が可能な伝送シス
テムか必要になってきている。光ファイバーを用いた光
信号伝送は、電気信号伝送に比べ、ノイズ、伝送距離の
点で優れており、注目を集めているが、現在のほとんど
のシステムでは、コスト面から光ファイバモジュール用
のマザーボードを搭載しておらず、ほとんどシステム
が、電気信号用のモジュールが搭載されていた。従っ
て、今まで用いていた電気ケーブルを低ノイズ伝送や長
距離伝送を実現する光ケーブルに変更しようとした場
合、特開平3−218134にあるように、光ファイバ
モジュールを搭載したマザーボードを組み込む必要があ
り、光ファイバーを用いた光信号伝送を容易には実現で
きなかった。
【0006】2)従来の光ファイバモジュールはシステ
ムの開口部に光モジュールの光コネクタ部を差込、光プ
ラグを逆差しようとした場合、光コネクタ部がシステム
の開口部にて規制され、光プラグの逆差しを防止してい
た。従来の光ファイバモジュールの光コネクタの嵌合部
分が上下2つの樹脂フレームから構成されており、光コ
ネクタを左右逆向きにして無理に挿入すると樹脂の弾性
により、フレームが上下に開いて、本来挿入不可である
はずの逆向き挿入が起こり、機能面からも安全面からも
問題であった。
【0007】3)従来の光ファイバモジュールはマザー
ボードを介して、ホスト・コンピュータ等のバックパネ
ルに固定されていたため、光ファイバモジュールのフレ
ームの強度は光コネクタの挿抜力に耐えればよかった
が、本発明の光ファイバモジュールは単独で使用される
ので、様々な外力に耐え得る必要がでてきた。
【0008】4)従来の光ファイバモジュールはマザー
ボードと一体で拡張スロット内で作動していたため、光
ファイバモジュール全体にシールドを施す必要はなかっ
たが、本発明の光ファイバモジュールは拡張スロット外
で単独で高速動作を行うため、不要輻射を抑える必要が
あり、光ファイバモジュール全体にシールドを施す必要
がでてきた。
【0009】5)回路基板上に実装しているICから
は、かなりの発熱が生じるが、従来の光ファイバモジュ
ールは半導体ICの周りには十分な空間があり、熱拡散
による放熱が期待できるが、本発明の光ファイバモジュ
ールの回路基板は、カバーにより狭い空間に閉じこめら
れるために信頼性を向上させる放熱手段が必要となって
きた。
【0010】6)従来の光ファイバモジュールの電気コ
ネクタは回路基板と半田により固定されるのみで、光フ
ァイバモジュールの筐体へは固定手段が無く、電気コネ
クタの挿抜時の応力が電気コネクタと回路基板の半田部
に集中し、電気コネクタのコンタクトの破損や、ランド
の破損等、信頼性の点で不十分な面があった。
【0011】そこで本発明は、既存の電気信号伝送シス
テムから容易に光ファイバーによる光信号伝送を実現す
るもので、コンパクトで、ローコストかつ高信頼性な光
ファイバモジュールを提供することを目的としている。
【0012】7)従来の光ファイバモジュールは、人
体、特に目に有害なLDの発光パワー調整行程を完成品
の状態にて行っていたため、光ファイバモジュールのカ
バー等に調整用の開口部が必要であった。しかしなが
ら、この開口部から外来電磁波等が回り込み、光ファイ
バモジュールの信頼性を著しく低下させていた。また、
この電磁波を防止するために金属のシール等を貼りつけ
ていたが、そのことが光ファイバモジュールのコストア
ップを招いていた。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバモジ
ュールは、コンピュータ等に接続される電気コネクタ
と、前記コンピュータ等から送信されたLD用シリアル
データをLD用電気信号に変換するLD用半導体IC
と、前記LD用電気信号をLD用光学信号に変換するL
Dモジュールと、PD用光学信号をPD用電気信号に変
換するPDモジュールと、前記PD用電気信号をPD用
シリアルデータに変換するPD用半導体ICと、前記電
気コネクタと前記LD用半導体ICと前記PD用半導体
ICを具備する回路基板と、前記PD用電気信号を電気
的にシールドするシールド手段と、前記回路基板と前記
LDモジュールと前記PDモジュールとを収納するカバ
ーと、前記LD用光信号と前記PD用光信号とを送受信
する光プラグに挿抜可能に嵌合する光コネクタとを有す
る光ファイバモジュールであって、前記電気コネクタを
有する第1の領域と、前記光コネクタを有する第2の領
域との間にくびれ部を有していることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は
コンピュータ等に接続される電気コネクタと、前記コン
ピュータ等から送信されたレイザーダイオード(以下L
Dと略す)用シリアルデータをLD用電気信号に変換す
るLD用半導体ICと、前記LD用電気信号をLD用光
学信号に変換するLDモジュールと、フォトダイオード
(以下PDと略す)用光学信号をPD用電気信号に変換
するPDモジュールと、前記PD用電気信号をPD用シ
リアルデータに変換するPD用半導体ICと、前記電気
コネクタと前記LD用半導体ICと前記PD用半導体I
Cを具備する回路基板と、前記PD用電気信号を電気的
にシールドするシールド手段と、前記回路基板と前記L
Dモジュールと前記PDモジュールとを収納するカバー
と、前記LD用光信号と前記PD用光信号とを送受信す
る光プラグに挿抜可能に嵌合する光コネクタとを有する
光ファイバモジュールであって、前記電気コネクタを有
する第1の領域と、前記光コネクタを有する第2の領域
との間にくびれ部を有していることを特徴とすることに
より、既存の電気信号伝送システムから容易に光ファイ
バー光信号伝送に変更できるという作用がある。
【0015】本発明の請求項2に記載の発明はくびれ部
が略矩形形状であることを特徴とすることにより、指に
て既存の電気信号伝送システムに取り付けできるという
作用がある。
【0016】本発明の請求項3に記載の発明は、くびれ
部を設けることによって第1または第2の領域に対応す
るカバーの少なくとも一方に角度を形成し、前記角度が
10度以上20度以下であることを特徴とすることによ
りドライバにて既存の電気信号伝送システムに取り付け
できるという作用がある。
【0017】本発明の請求項4に記載の発明は、第1の
領域に貫通孔を設け、前記貫通孔にネジを挿入してコン
ピュータ等と接続することを特徴とすることにより、容
易に既存の電気信号伝送システムに取り付けできるとい
う作用がある。
【0018】本発明の請求項5に記載の発明は、第1の
領域の最大幅に対し第2の領域の最大幅が大きいことを
特徴とすることにより、容易に光ファイバモジュールを
設計できるという作用がある。
【0019】本発明の請求項6に記載の発明は、第1の
領域の最大幅に対するくびれ部の最大幅の比が0.3か
ら0.6であることを特徴とすることにより、容易に光
ファイバモジュールを設計できるという作用がある。
【0020】本発明の請求項7に記載の発明は、第2の
領域に重心位置があることを特徴とすることにより、光
ファイバモジュールのハンドリング性が向上するという
作用がある。
【0021】本発明の請求項8に記載の発明は、コンピ
ュータ等に接続される電気コネクタと、前記コンピュー
タ等から送信されたLD用シリアルデータをLD用電気
信号に変換するLD用半導体ICと、前記LD用電気信
号をLD用光学信号に変換するLDモジュールと、PD
用光学信号をPD用電気信号に変換するPDモジュール
と、前記PD用電気信号をPD用シリアルデータに変換
するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記LD
用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回路基
板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドするシー
ルド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと前記
PDモジュールとを収納するカバーと、前記LD用光信
号と前記PD用光信号とを送受信する光プラグに挿抜可
能に嵌合する光コネクタとを有する光ファイバモジュー
ルであって、前記カバーの前記LD用半導体IC或いは
前記PD用半導体ICと対向近接する部分に内部に突出
する突起部を有していることを特徴とすることにより、
光ファイバモジュールの強度を向上させるという作用が
ある。
【0022】本発明の請求項9に記載の発明は、LD用
半導体IC或いはPD用半導体ICと突起部との間に熱
伝導体を有することを特徴とすることにより、光ファイ
バモジュールの熱拡散性を向上させるという作用があ
る。
【0023】本発明の請求項10に記載の発明は、熱伝
導体が金属であることを特徴とすることにより、光ファ
イバモジュールの熱拡散性を向上させるという作用があ
る。
【0024】本発明の請求項11に記載の発明は、熱伝
導体が銅、アルミニウム、亜鉛、及びその合金等の非鉄
金属の少なくとも一つであることを有することを特徴と
することにより、光ファイバモジュールの熱拡散性を向
上させるという作用がある。
【0025】本発明の請求項12に記載の発明は、熱伝
導体がシリコン樹脂であることを特徴とすることによ
り、光ファイバモジュールの熱拡散性を向上させるとい
う作用がある。
【0026】本発明の請求項13に記載の発明は、LD
用半導体IC或いはPD用半導体ICと突起部とを当接
させたことを特徴とすることにより、光ファイバモジュ
ールの熱拡散性を向上させるという作用がある。
【0027】本発明の請求項14に記載の発明は、カバ
ーの肉厚が略均一であることを特徴とすることにより、
カバー成型品の変形を防止するという作用がある。
【0028】本発明の請求項15に記載の発明は、カバ
ーの突起部に対応した外側部に窪みを設けることを特徴
とすることにより、既存のシステムに対し光ファイバモ
ジュールの挿抜が容易になるという作用がある。
【0029】本発明の請求項16に記載の発明は、窪み
に銘板を有することを特徴とすることにより、光ファイ
バモジュールの製品を明記できるという作用がある。
【0030】本発明の請求項17に記載の発明は、銘板
がシールであることを特徴とすることにより、窪みを利
用してシールを張りやすいという作用がある。
【0031】本発明の請求項18に記載の発明は、銘板
がカバー成型時に一体成型されていることを特徴とする
ことにより、シールを使用しなくてもよいという作用が
ある。
【0032】本発明の請求項19に記載の発明は、銘板
がカバー成型後に刻印されていることを特徴とすること
により、シールを使用しなくてもよいという作用があ
る。
【0033】本発明の請求項20に記載の発明は、コン
ピュータ等に接続される電気コネクタと、前記コンピュ
ータ等から送信されたLD用シリアルデータをLD用電
気信号に変換するLD用半導体ICと、前記LD用電気
信号をLD用光学信号に変換するLDモジュールと、P
D用光学信号をPD用電気信号に変換するPDモジュー
ルと、前記PD用電気信号をPD用シリアルデータに変
換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記L
D用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回路
基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドするシ
ールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと前
記PDモジュールとを収納する第1のフレームと、前記
第1のフレームに対向する第2のフレームと、前記第1
のフレームを収納する第1のカバーと、前記第2のフレ
ームを収納する第2のカバーと、前記LD用光信号と前
記PD用光信号とを伝送する光プラグに挿抜可能に嵌合
する光コネクタとを有する光ファイバモジュールであっ
て、前記第1のカバーと、前記第2のカバーとが金属で
あることを特徴とすることにより、光ファイバモジュー
ルの強度の向上と美観を良くするという作用がある。
【0034】本発明の請求項21に記載の発明は、第1
のカバー及び第2のカバーが銅、アルミニウム、亜鉛、
及びその合金等の非鉄金属のいずれか一つであることを
特徴とすることにより、光ファイバモジュールの強度の
向上するとともに、美観を良くするという作用がある。
【0035】本発明の請求項22に記載の発明は、フレ
ームがカバーへ一体成型されていることを特徴とするこ
とにより、フレームのカバーに対する取り付け強度が向
上するという作用がある。
【0036】本発明の請求項23に記載の発明は、第1
のカバー或いは第2のカバーのいずれか一方にフレーム
を所望の位置に係合せしめる位置決め手段を有すること
を特徴とすることにより、フレームをカバーへ組み込み
やすいという作用がある。
【0037】本発明の請求項24に記載の発明は、位置
決め手段が位置決ピンであり、前記位置決めピンがLD
モジュールあるいはPDモジュールに近設されているこ
とを特徴とすることにより、フレームのカバーに対する
取り付け強度が向上するという作用がある。
【0038】本発明の請求項25に記載の発明は、位置
決ピンが回路基板を所望の位置に係合せしめることを特
徴とすることにより、回路基板をカバーへ組み込みやす
いという作用がある。
【0039】本発明の請求項26に記載の発明は、回路
基板の接地電位とカバーの接地電位とを略同一にするア
ース手段を有することにより、回路基板とカバーとを同
電位にするという作用がある。
【0040】本発明の請求項27に記載の発明は、ネジ
にて回路基板をカバーへ締結するアース手段を有するこ
とを特徴とすることにより、回路基板とカバーとを同電
位にするとともに回路基板をカバーに固定するという作
用がある。
【0041】本発明の請求項28に記載の発明は、アー
ス手段が第1のフレーム或いは第2のフレームのいずれ
か一方を固着する共締手段を有することを特徴とするこ
とにより、回路基板とカバーとを同電位にするとともに
回路基板とフレームとをカバーに固定するという作用が
ある。
【0042】本発明の請求項29に記載の発明は、アー
ス手段がLDモジュールあるいはPDモジュールに近設
されていることを特徴とすることにより、回路基板のカ
バーに対する取り付け強度が向上するという作用があ
る。
【0043】本発明の請求項30に記載の発明は、第1
のカバーと第2のカバーがクラムシェル構造であること
を特徴とすることにより、光ファイバモジュールの強度
が向上するという作用がある。
【0044】本発明の請求項31に記載の発明は、第1
のカバーと第2のカバーが略同一形状であることを特徴
とすることにより、第1のカバーと第2のカバーの共用
化が図れるという作用がある。
【0045】本発明の請求項32に記載の発明は、第1
のカバーと第2のカバーを少なくとも3カ所のネジにて
固定することを特徴とすることにより、第1のカバーと
第2のカバーとの充分な締結力が得られるという作用が
ある。
【0046】本発明の請求項33に記載の発明は、カバ
ーがフレームを略覆っていることにより、カバーがフレ
ームの開きを規制し、光プラグの逆差しを防止できると
いう作用がある。
【0047】本発明の請求項34に記載の発明は、コン
ピュータ等に接続される電気コネクタと、前記コンピュ
ータ等から送信されたLD用シリアルデータをLD用電
気信号に変換するLD用半導体ICと、前記LD用電気
信号をLD用光学信号に変換するLDモジュールと、P
D用光学信号をPD用電気信号に変換するPDモジュー
ルと、前記PD用電気信号をPD用シリアルデータに変
換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記L
D用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回路
基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドするシ
ールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと前
記PDモジュールとを収納するカバーと、前記LD用光
信号と前記PD用光信号とを送受信する光プラグに挿抜
可能に嵌合する光コネクタとを有する光ファイバモジュ
ールであって、前記電気コネクタを固着する固着手段を
有していることを特徴とすることにより、電気コネクタ
と回路基板との接続の強度を向上できるという作用があ
る。
【0048】本発明の請求項35に記載の発明は、カバ
ーを第1のカバーと第2のカバーで構成し、前記第1の
カバー或いは前記第2のカバーのいずれか一方のみに電
気コネクタをネジにて固着する固着手段を有することを
特徴とすることにより、コンピュータ等に接続するため
のネジが配置可能となるという作用がある。
【0049】本発明の請求項36に記載の発明は、カバ
ーを第1のカバーと第2のカバーで構成し、前記第1の
カバー或いは前記第2のカバーの少なくともいずれか一
方に電気コネクタを接着剤にて固着する固着手段を有す
ることを特徴とすることにより、電気コネクタと回路基
板との接続の強度を向上できるという作用がある。
【0050】本発明の請求項37に記載の発明は、電気
コネクタに凸部を設け、前記凸部に係合する凹部をカバ
ーに設け、前記凸部に前記凹部を係合せしめる固着手段
を有することを特徴とすることにより、電気コネクタと
回路基板との接続の強度を向上できるという作用があ
る。
【0051】本発明の請求項38に記載の発明は、電気
コネクタに凹部を設け、前記凹部に係合する凸部をカバ
ーに設け、前記凹部に前記凸部を係合せしめる固着手段
を有することを特徴とすることにより、電気コネクタと
回路基板との接続の強度を向上できるという作用があ
る。
【0052】本発明の請求項39に記載の発明は、コン
ピュータ等に接続される電気コネクタと、前記コンピュ
ータ等から送信されたLD用シリアルデータをLD用電
気信号に変換するLD用半導体ICと、前記LD用電気
信号をLD用光学信号に変換するLDモジュールと、P
D用光学信号をPD用電気信号に変換するPDモジュー
ルと、前記PD用電気信号をPD用シリアルデータに変
換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記L
D用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回路
基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドするシ
ールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと前
記PDモジュールとを収納するカバーと、前記LD用光
信号と前記PD用光信号とを送受信する光プラグに挿抜
可能に嵌合する光コネクタとを有する光ファイバモジュ
ールであって、前記LDモジュールと前記PDモジュー
ルとを前記回路基板に電気的に接続する電気接合手段を
有していることを特徴とすることにより、LDモジュー
ルとPDモジュールとを回路基板に電気的に接続すると
いう作用がある。
【0053】本発明の請求項40に記載の発明は、LD
モジュールとPDモジュールとを小回路基板を介して回
路基板に電気的に接続する電気接合手段を有することを
特徴とすることにより、LDモジュールのリード、及び
PDモジュールのリードを曲げる必要がなくなるという
作用がある。
【0054】本発明の請求項41に記載の発明は、小回
路基板が回路基板に対し略垂直に配設されていることを
特徴とすることにより、LDモジュールのリード、及び
PDモジュールのリードを曲げる必要がなくなり、リー
ドの小回路基板への半田付けが容易になるという作用が
ある。
【0055】本発明の請求項42に記載の発明は、LD
モジュールとPDモジュールとを少なくとも1つの可撓
性回路基板を介して回路基板に電気的に接続する電気接
合手段を有することを特徴とすることにより、LDモジ
ュールのリード、及びPDモジュールのリードを曲げる
必要がなくなり、リードの小回路基板への半田付けが容
易になるという作用がある。
【0056】本発明の請求項43に記載の発明は、可撓
性回路基板がスリッドを有することを特徴とすることに
より、LDモジュールの全長のバラツキ、及びPDモジ
ュールの全長のバラツキを吸収できるという作用があ
る。
【0057】本発明の請求項44に記載の発明は、可撓
性回路基板が少なくとも2層以上の多層基板であること
を特徴とすることにより、LDモジュールとPDモジュ
ールの電気信号をシールドできるという作用がある。
【0058】本発明の請求項45に記載の発明は、可撓
性回路基板を回路基板の所望の位置へ係合せしめる位置
決め手段を有することを特徴とすることにより、可撓性
回路基板を回路基板へ固定できるという作用がある。
【0059】本発明の請求項46に記載の発明は、コン
ピュータ等に接続される電気コネクタと、前記コンピュ
ータ等から送信されたLD用シリアルデータをLD用電
気信号に変換するLD用半導体ICと、前記LD用電気
信号をLD用光学信号に変換するLDモジュールと、P
D用光学信号をPD用電気信号に変換するPDモジュー
ルと、前記PD用電気信号をPD用シリアルデータに変
換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記L
D用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回路
基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドするシ
ールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと前
記PDモジュールとを収納するカバーと、前記LD用光
信号と前記PD用光信号とを送受信する光プラグに挿抜
可能に嵌合する光コネクタとを有する光ファイバモジュ
ールであって、前記回路基板がメイン可撓性回路基板で
あることを特徴とすることにより、光プラグの挿抜によ
るLDモジュールとPDモジュールに加わる応力、及び
光ファイバモジュールの挿抜による電気コネクタに加わ
る応力を軽減するという作用がある。
【0060】本発明の請求項47に記載の発明は、LD
用半導体ICとPD用半導体ICの少なくともいずれか
一方がベアーチップであることを特徴とすることによ
り、光ファイバモジュールの小型化ができるという作用
がある。
【0061】本発明の請求項48に記載の発明は、メイ
ン可撓性回路基板がスリッドを有することを特徴とする
LDモジュールの全長のバラツキ、及びPDモジュール
の全長のバラツキを吸収できるという作用がある。
【0062】本発明の請求項49に記載の発明は、メイ
ン可撓性回路基板が少なくとも2層以上の多層基板であ
ることを特徴とすることにより、LDモジュールとPD
モジュールの電気信号をシールドできるという作用があ
る。
【0063】本発明の請求項50に記載の発明は、メイ
ン可撓性回路基板をカバーの所望の位置へ係合せしめる
位置決め手段を有することを特徴とすることにより、メ
イン可撓性回路基板をカバーへ固定できるという作用が
ある。
【0064】本発明の請求項51に記載の発明は、LD
用半導体ICとPD用半導体ICの少なくともいずれか
一方を放熱せしめる放熱手段を有することを特徴とする
ことにより、光ファイバモジュールの熱拡散性を向上さ
せるという作用がある。
【0065】本発明の請求項52に記載の発明は、コン
ピュータ等に接続される電気コネクタと、前記コンピュ
ータ等から送信されたLD用シリアルデータをLD用電
気信号に変換するLD用半導体ICと、前記LD用電気
信号をLD用光学信号に変換するLDモジュールと、P
D用光学信号をPD用電気信号に変換するPDモジュー
ルと、前記PD用電気信号をPD用シリアルデータに変
換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記L
D用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回路
基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドするシ
ールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと前
記PDモジュールとを収納する第1のフレームと、前記
第1のフレームに対向する第2のフレームと、前記第1
のフレームを収納する第1のカバーと、前記第2のフレ
ームを収納する第2のカバーと、前記LD用光信号と前
記PD用光信号とを伝送する光プラグに挿抜可能に嵌合
する光コネクタとを有する光ファイバモジュールであっ
て、前記第1のカバーと前記第2のカバーを樹脂で構成
したことを特徴とすることにより、光ファイバモジュー
ルの美観が向上するという作用がある。
【0066】本発明の請求項53に記載の発明は、第1
のカバーあるいは第2のカバーの少なくとも一方に金属
薄膜を設けたことを特徴とすることにより、光ファイバ
モジュールから発生する電磁波を防止するという作用が
ある。
【0067】本発明の請求項54に記載の発明は、金属
薄膜がメッキ或いは蒸着された電導材であることを特徴
とすることにより、光ファイバモジュールから発生する
電磁波を防止するという作用がある。
【0068】本発明の請求項55に記載の発明は、第1
のフレームと第1のカバーが同一の樹脂材料であること
を特徴とすることにより、第1のフレーム,及び第1の
カバーの材料の管理が容易になるという作用がある。
【0069】本発明の請求項56に記載の発明は、第1
のカバーと第2のカバーとの固定手段が光コネクタ近傍
に配設されていることを特徴とすることにより、光プラ
グの逆差を防止するという作用がある。
【0070】本発明の請求項57に記載の発明は、光プ
ラグの逆差防止のために光コネクタ近傍に金属バンドを
設けたことを特徴とすることにより、光プラグの逆差を
防止するという作用がある。
【0071】本発明の請求項58に記載の発明は、コン
ピュータ等に接続される電気コネクタと、前記コンピュ
ータ等から送信されたLD用シリアルデータをLD用電
気信号に変換するLD用半導体ICと、前記LD用電気
信号をLD用光学信号に変換するLDモジュールと、P
D用光学信号をPD用電気信号に変換するPDモジュー
ルと、前記PD用電気信号をPD用シリアルデータに変
換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記L
D用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回路
基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドするシ
ールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと前
記PDモジュールとを収納するカバーと、前記LD用光
信号と前記PD用光信号とを送受信する光プラグに挿抜
可能に嵌合する光コネクタとを有する光ファイバモジュ
ールであって、前記電気コネクタの中心と、前記光コネ
クタの中心と前記回路基板の中心とが略一致しているこ
とを特徴とすることにより、光ファイバモジュールの強
度を向上するという作用がある。
【0072】本発明の請求項59に記載の発明は、LD
モジュール、あるいはPDモジュールの少なくともいず
れか一方を調整するための可変抵抗が回路基板のいずれ
か一方の面に具備されていることを特徴とすることによ
り、LDモジュール、あるいはPDモジュールの調整が
容易にできるという作用がある。
【0073】本発明の請求項60に記載の発明は、コン
ピュータ等に接続される電気コネクタと、前記コンピュ
ータ等から送信されたLD用シリアルデータをLD用電
気信号に変換するLD用半導体ICと、前記LD用電気
信号をLD用光学信号に変換するLDモジュールと、P
D用光学信号をPD用電気信号に変換するPDモジュー
ルと、前記PD用電気信号をPD用シリアルデータに変
換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記L
D用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回路
基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドするシ
ールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと前
記PDモジュールとを収納するカバーと、前記LD用光
信号と前記PD用光信号とを送受信する光プラグに挿抜
可能に嵌合する光コネクタとを有する光ファイバモジュ
ールであって、前記コンピュータ等と前記電気コネクタ
とを接続するコネクタ接続手段を有することを特徴とす
ることにより、コンピュータ等と光ファイバモジュール
とを接続できるという作用がある。
【0074】本発明の請求項61に記載の発明は、コネ
クタ接続手段がネジであることを特徴とすることによ
り、安価かつ容易にコンピュータ等と光ファイバモジュ
ールとを接続できるという作用がある。
【0075】本発明の請求項62に記載の発明は、ネジ
の全長が光ファイバモジュールの全長と略同一であるこ
とを特徴とすることにより、コンピュータ等と光ファイ
バモジュールとをより取り付け易くなるという作用があ
る。
【0076】本発明の請求項63に記載の発明は、コン
ピュータ等に接続される電気コネクタと、前記コンピュ
ータ等から送信されたLD用シリアルデータをLD用電
気信号に変換するLD用半導体ICと、前記LD用電気
信号をLD用光学信号に変換するLDモジュールと、P
D用光学信号をPD用電気信号に変換するPDモジュー
ルと、前記PD用電気信号をPD用シリアルデータに変
換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記L
D用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回路
基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドするシ
ールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと前
記PDモジュールとを収納するカバーと、前記LD用光
信号と前記PD用光信号とを送受信する光プラグに挿抜
可能に嵌合する光コネクタとを有する光ファイバモジュ
ールであって、前記電気コネクタを有する第1の領域に
対する前記光コネクタを有する第2の領域とのなす角度
が略90度であることを特徴とすることにより、容易に
コンピュータ等と光ファイバモジュールとを接続できる
という作用がある。
【0077】本発明の請求項64に記載の発明は、第1
の領域と第2の領域が回動可能であることを特徴とする
ことにより、より容易にコンピュータ等と光ファイバモ
ジュールとを接続できるという作用がある。
【0078】本発明の請求項65に記載の発明は、くび
れ部を設けることによって第1または第2の領域に対応
するカバーの少なくとも一方に角度を形成し、前記角度
が5度以上20度以下であることを特徴とすることによ
り、より容易にドライバにて既存の電気信号伝送システ
ムに取り付けできるという作用がある。すなわち、この
角度が5度未満となると、回路基板の実装面積が減少
し、回路設計が困難となり、逆にこの角度が20度より
大きくなるとドライバによる電気信号伝送システムに取
り付けが困難となる。
【0079】本発明の請求項66に記載の発明は、第1
の領域の最大幅に対するくびれ部の最大幅の比が0.3
から0.7であることを特徴とすることにより、容易に
光ファイバモジュールを設計できるという作用がある。
すなわち、このくびれ部の比が0.3未満の場合、電気
コネクタから回路基板への電気信号ラインの配線が困難
となり、このくびれ部の比が0.7を越える場合、電気
信号伝送システムに取り付けるためのネジの設計が困難
となる。
【0080】本発明の請求項67に記載の発明は、ネジ
がバネ座金を有することを特徴とすることにより、カバ
ーとコンピュータとの機械的接合ばかりでなく電気的接
合、すなわちカバーとコンピュータとを同電位にできる
という作用がある。
【0081】本発明の請求項68に記載の発明は、ネジ
が座金を有することを特徴とすることにより、ネジが光
ファイバモジュールから脱落するのを防止するという作
用がある。
【0082】本発明の請求項69に記載の発明は、カバ
ーの肉厚が略均一であることを特徴とすることにより、
カバー成型時の変形を防ぐという作用がある。
【0083】本発明の請求項70に記載の発明は、カバ
ーの外側部に窪みを設けることを特徴とすることによ
り、銘板等の貼り付けが可能となる。
【0084】本発明の請求項71に記載の発明は、窪み
に銘板を有することを特徴とすることにより、銘板の貼
り付け作業が容易になるという作用がある。
【0085】本発明の請求項72に記載の発明は、銘板
がシールであることを特徴とすることにより、銘板の設
計が容易になるという作用がある。
【0086】本発明の請求項73に記載の発明は、銘板
がカバー成型時に一体成型されていることを特徴とする
ことにより、生産性が向上するという作用がある。
【0087】本発明の請求項74に記載の発明は、銘板
がカバー成型後に刻印されていることを特徴とすること
により、製造年月日を容易に表示できるという作用があ
る。
【0088】本発明の請求項75に記載の発明は、一端
にLDモジュール、他端にPDモジュール、略中央に電
気コネクタ用のランドをメイン可撓性回路基板が有する
ことを特徴とすることにより、メイン可撓性回路基板の
一方をLDモジュールの回路系、他方をPDモジュール
の回路系と分割可能となり、メイン可撓性回路基板の送
受信の信号波形をより向上できるという作用がある。
【0089】本発明の請求項76に記載の発明は、メイ
ン可撓性回路基板が略中央にて折り曲げられていること
を特徴とすることにより、メイン可撓性回路基板の実装
面積を向上できるばかりでなく、光ファイバモジュール
の小型化も可能となるという作用がある。
【0090】本発明の請求項77に記載の発明は、金属
バンドがシールド材を兼ねることを特徴とすることによ
り、光プラグの逆差を防止するばかりでなく、外来電磁
波、静電ノイズ、あるいは不要輻射を抑えるという作用
がある。
【0091】本発明の請求項78に記載の発明は、ネジ
がバネ座金を有することを特徴とすることにより、光フ
ァイバーモジュールとコンピュータとの機械的接合ばか
りでなく電気的接合、すなわちカバーとコンピュータと
をより確実に同電位にできるという作用がある。
【0092】本発明の請求項79に記載の発明は、コン
ピュータ等に接続される電気コネクタと、前記コンピュ
ータ等から送信されたLD用シリアルデータをLD用電
気信号に変換するLD用半導体ICと、前記LD用電気
信号をLD用光学信号に変換するLDモジュールと、P
D用光学信号をPD用電気信号に変換するPDモジュー
ルと、前記PD用電気信号をPD用シリアルデータに変
換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記L
D用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回路
基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドするシ
ールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと前
記PDモジュールとを収納する第1のフレームと、前記
第1のフレームに対向する第2のフレームと、前記第1
のフレームを収納する第1のカバーと、前記第2のフレ
ームを収納する第2のカバーと、前記LD用光信号と前
記PD用光信号とを伝送する光プラグに挿抜可能に嵌合
する光コネクタとを有する光ファイバモジュールであっ
て、前記第1のフレームと前記第1のカバー或いは、前
記第2のフレームと前記第2のカバーの少なくとも一組
を互いに所望の位置に係合せしめるカバー位置決め手段
を有することにより、組立性の向上が図れるという作用
がある。
【0093】本発明の請求項80に記載の発明は、第1
のフレームあるいは第2のフレーム上に形成された凹部
あるいは凸部と第1のカバーあるいは第2のカバー上に
形成された凸部あるいは凹部とを有し、前記凹部と前記
凸部あるいは前記凸部と前記凹部とを互いに嵌合せしめ
るカバー位置決め手段を有することにより、位置決めが
容易になるという作用がある。
【0094】本発明の請求項81に記載の発明は、第1
のフレームと第2のフレームを互いに所望の位置に係合
せしめるフレーム位置決め手段を有することを特徴と
し、精度良く組立てが可能になるという作用がある。
【0095】本発明の請求項82に記載の発明は、第1
のフレームに形成された凹部と第2のフレームに形成さ
れた凸部、或いは第1のフレームに形成された凸部と第
2のフレームに形成された凹部とを互いに嵌合せしめる
フレーム位置決め手段を有することを特徴とすることに
より、位置決めが容易になるという作用がある。
【0096】本発明の請求項83に記載の発明は、フレ
ーム位置決め手段が第1のフレームあるいは第2のフレ
ームの先端中央近傍に配設されていることを特徴とする
ことにより、第1のフレームと第2のフレームのずれを
抑えるという作用がある。
【0097】本発明の請求項84に記載の発明は、第1
のフレームと第2のフレームとを第1のカバー或いは第
2のカバーの何れか一方に固定するフレーム固定手段を
有することを特徴とすることにより、本発明の光ファイ
バモジュールを完成品にする以前にLDモジュール、あ
るいはPDモジュールの特性を検査できるという作用が
ある。
【0098】本発明の請求項85に記載の発明は、フレ
ーム固定手段がLDモジュールとPDモジュールの間に
配設されていることを特徴とし、本発明の光ファイバモ
ジュールを小型化することができるという作用がある。
【0099】本発明の請求項86に記載の発明は、フレ
ームがカバーへ一体成型されているカバー位置決め手段
を有することを特徴とすることにより、フレームのカバ
ーに対する取り付け強度が向上するという作用がある。
【0100】本発明の請求項87に記載の発明は、コン
ピュータ等に接続される電気コネクタと、前記コンピュ
ータ等から送信されたLD用シリアルデータをLD用電
気信号に変換するLD用半導体ICと、前記LD用電気
信号をLD用光学信号に変換するLDモジュールと、P
D用光学信号をPD用電気信号に変換するPDモジュー
ルと、前記PD用電気信号をPD用シリアルデータに変
換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記L
D用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回路
基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドするシ
ールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと前
記PDモジュールとを収納する第1のフレームと、前記
第1のフレームに対向する第2のフレームと、前記第1
のフレームを収納する第1のカバーと、前記第2のフレ
ームを収納する第2のカバーと、前記LD用光信号と前
記PD用光信号とを伝送する光プラグに挿抜可能に嵌合
する光コネクタとを有する光ファイバモジュールであっ
て、前記第1のカバーと、前記第2のカバーとを固定す
るカバー固定手段を有することを特徴とすることによ
り、第1のカバーと第2のカバーとの充分な締結力が得
られるという作用がある。
【0101】本発明の請求項88に記載の発明は、カバ
ー固定手段が光コネクタ近傍に配設されていることを特
徴とし、光プラグの逆差し防止が可能になるという作用
がある。
【0102】本発明の請求項89に記載の発明は、カバ
ー固定手段がLDモジュールとPDモジュールの間に配
設されていることを特徴とすることにより、本発明の光
ファイバモジュールを小型化することが可能になるとい
う作用がある。
【0103】本発明の請求項90に記載の発明は、カバ
ー固定手段がネジによる六角ナット締結であることを特
徴とすることにより、強度的な信頼性が向上するという
作用がある。
【0104】本発明の請求項91に記載の発明は、カバ
ー固定手段がセルフタッピングネジによる締結であるこ
とを特徴とすることにより、組立性を向上できるという
作用がある。
【0105】本発明の請求項92に記載の発明は、ネジ
あるいはセルフタッピングネジがバネ座金を有すること
を特徴とすることにより、ネジの緩み防止ができるとい
う作用がある。
【0106】本発明の請求項93に記載の発明は、第1
のカバーあるいは第2のカバー上に形成された凹部ある
いは凸部と第1のカバーあるいは第2のカバー上に形成
された凸部あるいは凹部とを有し、前記凹部と前記凸部
あるいは前記凸部と前記凹部とを互いに嵌合せしめるカ
バー位置決め手段を有することを特徴とすることによ
り、カバー同士の組立性が向上するという作用がある。
【0107】本発明の請求項94に記載の発明は、カバ
ー位置決め手段とカバー固定手段との少なくとも1カ所
が略同一箇所に配設されていることを特徴とすることに
より、本発明の光ファイバモジュールの内部空間を有効
に利用することができ、小型化することが可能になると
いう作用がある。
【0108】本発明の請求項95に記載の発明は、コン
ピュータ等に接続される電気コネクタと、前記コンピュ
ータ等から送信されたLD用シリアルデータをLD用電
気信号に変換するLD用半導体ICと、前記LD用電気
信号をLD用光学信号に変換するLDモジュールと、P
D用光学信号をPD用電気信号に変換するPDモジュー
ルと、前記PD用電気信号をPD用シリアルデータに変
換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記L
D用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回路
基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドするシ
ールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと前
記PDモジュールとを収納するフレームと、前記フレー
ムを収納するカバーと、前記LD用光信号と前記PD用
光信号とを送受信する光プラグに挿抜可能に嵌合する光
コネクタとを有する光ファイバモジュールであって、カ
バーの一方の端部に電気コネクタを取り付け、前記カバ
ーの他方の端部に光コネクタを取り付け、更に前記電気
コネクタと前記光コネクタの間に回路基板の少なくとも
一部が配置されていることによって、構成が簡単になる
とともに、小型化を行うことができ、生産性が向上す
る。
【0109】本発明の請求項96記載の発明は、請求項
95において、フレームと光コネクタを一体に形成した
ことによって、装置内の部品の小型化を行うことがで
き、ひいては装置全体の小型化を行うことができる。
【0110】本発明の請求項97に記載の発明は、コン
ピュータ等に接続される電気コネクタと、前記コンピュ
ータ等から送信されたLD用シリアルデータをLD用電
気信号に変換するLD用半導体ICと、前記LD用電気
信号をLD用光学信号に変換するLDモジュールと、P
D用光学信号をPD用電気信号に変換するPDモジュー
ルと、前記PD用電気信号をPD用シリアルデータに変
換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記L
D用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回路
基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドするシ
ールド手段と、前記LDモジュールと前記PDモジュー
ルとを保持する第1のフレームと、前記LDモジュール
と前記PDモジュールとを保持する第2のフレームと、
前記第1のフレームを収納する第1のカバーと、前記第
2のフレームを収納する第2のカバーと、前記LD用光
信号と前記PD用光信号とを送受信する光プラグに挿抜
可能に嵌合する光コネクタとを有する光ファイバモジュ
ールであって、第1のカバーと第2のカバーを組み合わ
せて作製されたカバー体の一方の端部に光コネクタを取
り付け、他方の端部に光コネクタを取り付け、更に前記
電気コネクタと前記光コネクタの間に回路基板の少なく
とも一部を配置したことによって、構成を簡単にするこ
とができるとともに、小型化を行うことができ、生産性
が向上する。
【0111】本発明の請求項98に記載の発明は、第1
及び第2のフレームの間にLDモジュールとPDモジュ
ールを挟み込んで保持するとともに前記第1及び第2の
フレームと光コネクタを一体に形成したことによって、
部品の小型化を行うことができ、ひいては装置の小型化
を行うことができる。
【0112】本発明の請求項99に記載の発明は、第1
の工程にて第1のカバーに第1のフレームを配置しカバ
ー組立体とし、第2の工程にて電気コネクタとLD用半
導体ICとPD用半導体ICとシールド手段とLDモジ
ュール及びPDモジュールとを回路基板へ装着し回路基
板組立体とし、第3の工程にて前記カバー組立体に前記
回路基板組立体を配置しカバー回路基板組立体とし、第
4の工程にて第2のフレームを前記カバー回路基板組立
体上に配置しフレーム回路基板組立体、第5の工程にて
第2のカバーを前記フレーム回路基板組立体上に配置す
る組立法を有することを特徴とすることにより、第2の
工程にて半田付け等の作業を集中させ、本発明の光ファ
イバモジュール内に半田ボール等の無い高信頼性の光フ
ァイバモジュールを組み立てることがでるという作用が
ある。
【0113】以下に本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。尚、本実施の形態中の全図面において、同
一部品には全て同一の番号が付されている。
【0114】図1は本発明の光ファイバモジュールの第
1の実施の形態を示すブロック図である。図1において
回路基板(以後PCBと呼ぶ)30は電気コネクタ32
を介して送られてきた電気信号(シリアルデータ)を半
導体ICであるLD(レーザダイオード)ドライバ33
にてLDモジュール50内のLD素子(特に図示してい
ない)を駆動させ、LDモジュール開口部52に挿入さ
れた光ファイバ(フェルール:特に図示はしてない)へ
光学信号としてデータを転送する。一方、PD(フォト
ダイオード)モジュール40はPDモジュール開口部4
2に挿入された光ファイバ(特に図示はしてない)から
光学信号を受け取り、その光学信号はPD素子(特に図
示はしていない)により電流に変換され、半導体ICで
あるアンプ35のトランス・インピーダンス・アンプ部
35aによって電圧に変換される。さらに電圧に変換さ
れた光学信号は波形整形回路部35bによってアナログ
信号からデジタル信号に変換され、電気コネクタ32を
介してシリアルデータとして転送される。
【0115】尚、本実施の形態ではアンプ35を1個の
半導体ICとしているが、トランス・インピーダンス・
アンプ部35a、波形整形回路部35bを各々2個の半
導体ICとして構成しても本発明の効果が失われること
はない。
【0116】また、トランス・インピーダンス・アンプ
部35aをPDモジュール40に組み込んだ構成として
も本発明の効果が失われることはない。
【0117】より具体的には、波長780nm(ナノメ
ートル)、最大定格5mW(ミリワット)のLD素子を
用いて、高速データ転送を実現している。但し、本発明
の光ファイバモジュールは、この波長、定格に限定され
るものではない。本発明の光ファイバモジュールは、A
NSi X3T11 Fiber cannel st
andardに準拠しており、133Mbit/s(メ
ガビット/秒)、266Mbit/s、1062Mbi
t/sの各転送レートを達成しているが、その代表例を
図2に示す。図2は、本発明の光ファイバモジュールの
第1の実施の形態を示すアイ・パターンであり、転送レ
ート1062Mbit/sのランダムパターンを伝送し
た場合のアイ・パターン(Eye Pattern)を
示している。
【0118】図2において、縦軸はLDモジュール50
から発光された光学信号を十分な帯域を持つ光電気変換
素子を介して変換した電圧レベル、横軸は時間を示して
おり、800MHz(メガヘルツ)のベッセルフィルタ
(Bessel Filter)通過後の光学信号をオ
シロスコープで観察している。図2中、Pdは発光レベ
ルを示す基準振幅値であり、Poは、Pdを100%と
したときの、ANSiX3T11における許容オーバー
ショット分、Puは、同じくPdを100%としたとき
の許容アンダーショット分を示している。許容オーバー
ショットPo及びアンダーショットPuからも分かるよ
うに、本発明の光ファイバモジュールの光学信号が、こ
れらの許容値に対し、十分な余裕のある良好な信号であ
ることが分かる。また、Piは同じくANSi X3T
11に示されるアイ・ダイヤグラムを、本データに適合
させたものであるが、このPiアイ・ダイヤグラムの中
にエラーが無いことからも、本発明モジュールの光信号
が十分な余裕のある良好な信号であることが分かる。更
に、1062Mbit/s達成をわかりやすくするため
に、光学信号の周期0.94ns(t)秒を図2中に付加
しておく。
【0119】図3は、本発明の光ファイバモジュールの
第1の実施の形態を示すビット・エラー・レート(BE
R)のグラフである。図3において、縦軸は、ビット・
エラー・レート、横軸は受光パワーを示しており、本発
明の光ファイバモジュールを介して、ビット・エラー・
レート・テスター(図4参照)にて測定された値がプロ
ットされている。
【0120】ここで、図4は本発明の光ファイバモジュ
ールの第1の実施の形態にて測定した測定系のブロック
図であり、図3中に示したグラフの具体的な測定構成を
示す。ビット・エラー・レート・テスター90により出
力された電気的シリアルデータ93は、電気コネクタ3
2を介し、LDドライバ33に転送される。LDドライ
バ33は、この電気的シリアルデータ93を、光信号に
変換し、LDモジュール50を発光させる。光学信号
は、光ケーブル92を通り、光アッテネータ91を介
し、PDモジュール40へ転送される。PDモジュール
40へ転送された光学信号は、アンプ35にて、電気信
号に変換され、シリアルデータ94として、電気コネク
タ32を介し、ビット・エラー・レート・テスター90
へ送られる。図3に示すビット・エラー・レートとは、
本発明の光ファイバモジュール組立体100を通過する
前のシリアルデータ93と、通過後のシリアルデータ9
4を比較した値を示している。例えば、1000bit
sのデータを転送し、エラーが1bitであった場合、
10のマイナス3乗となる。
【0121】次に、図3に示す受光パワーとは、図4に
示すLDモジュール50に転送される光学信号の強度を
示している。LDモジュール50より発光された光学信
号は、光アッテネータ91により入力された光学信号の
レベルを可変的に絞られ、PDモジュール40へ送られ
る。受光パワー(光学信号の強さ)を制御する。
【0122】図4に示した測定系と上述した方法にて、
図3のグラフは得られている。図3において、3個の光
ファイバモジュールを実測しており、実測点は、例え
ば、一番下の直線の場合、受光パワーが−22.88d
Bmの時ビット・エラー・レートは、1.8E−6で、
−22.38dBmの時ビット・エラー・レートは、
2.2E−7で、受光パワーが−21.88dBmの時
ビット・エラー・レートは、1.0E−8で、受光パワ
ーが−21.39dBmの時ビット・エラー・レート
は、2.0E−10の4点を実測し、これらの点を結ぶ
直線と、ビット・エラー・レート10E−12の交点を
測定すると、受光パワーは−20.78dBmとなる。
また、同様に他の2直線を測定した結果の受光パワーは
−20.01dBmと−19.57dBmである。これ
らの値(−19.57dBmから−20.78dBm)
は、ANSiX3T11に規定されているビット・エラ
ー・レート10のマイナス12乗を満足するための最小
受光パワーである−16dBmを十分クリアしている。
【0123】図5は本発明の光ファイバモジュールの第
1の実施の形態に使用されるPCB30の平面図を示し
ている。本実施の形態ではLDモジュール50の3本の
LDリード57とPDモジュール40の3本PDリード
47を直接PCB30に半田付けしている。PDモジュ
ール40のPDリード47はPD素子の出力の小さいこ
とから、PDモジュール40のPD出力信号用リード4
7aをシールド板41を用いて電磁シールド、及び静電
シールドを行っている。
【0124】図6は本発明の光ファイバモジュールの第
2実施の形態を示す斜視図で、図7、8はその分解斜視
図で、図9は本発明の光ファイバモジュールの第2の実
施の形態構造を示す概念図で、図10は本発明の光ファ
イバモジュールの第2の実施の形態の構成部品であるP
CBを示す平面図で、図11は本発明の光ファイバモジ
ュールの第2実施の形態を示す断面平面図で、図24は
本発明の光ファイバモジュールの第2実施の形態の構成
部品である下カバーを示す斜視図で、図25は本発明の
光ファイバモジュールの第2実施の形態の構成部品であ
る上カバーを示す斜視図で、図26は本発明の光ファイ
バモジュールの第2実施の形態の構成部品である電気コ
ネクタを示す斜視図で、図27は本発明の光ファイバモ
ジュールの第2実施の形態の構成部品であるPCBを示
す斜視図で、図28は本発明の光ファイバモジュールの
第2実施の形態の構成部品であるLDモジュール、PD
モジュールを示す斜視図で、図29は本発明の光ファイ
バモジュールの第2実施の形態の構成部品である下フレ
ームを示す斜視図で、図30は本発明の光ファイバモジ
ュールの第2実施の形態の構成部品である上フレームを
示す斜視図である。
【0125】これらの図を用いて、本発明の光ファイバ
モジュールの構成について説明する。
【0126】まず、電気コネクタについて説明する。図
26,図47において電気コネクタ220は、電気コネ
クタ部224と、ピン220aとコンタクト部223
と、ロック用ネジ用開口部221と、コネクタ固定用開
口部222と、パネル220bから構成される。
【0127】ピン220aは、相手コネクタ(特に図示
はしない)との電気的接続を行うために、パネル220
bから外側に突出して規則正し配設されており、伝送す
る信号数により、ピン220aの数を選択することがで
きる。ピン220aの材質は、金メッキを施した鋼合金
等の導電性材料が用いられる。
【0128】電気コネクタ部224は、相手コネクタと
の嵌合を行い、かつピン220aを保護するために、パ
ネル220b上に、パネル220bから外側に突出して
ピン220aを囲むように形成されている。電気コネク
タ部224の形状は図47に示すように略台形状となっ
ている。
【0129】ロック用ネジ用開口部221は、パネル2
20bに配置され、ロック用ネジ70が貫通し相手コネ
クタとの嵌合を固定するために用いられる。
【0130】コネクタ固定用開口部222は、電気コネ
クタ220を固定するために用いられる。
【0131】本発明の光ファイバモジュールの外殻を構
成するカバーの構造は、図9に示すように、曲面または
2つ以上の平面、または、これらの組み合わせにより構
成される上カバー200と下カバー210を用いて、内
部にできる空間を互いに包み込むように組み合わせてカ
バー全体を構成するクラムシェル構造としている。図7
及び図8に示すように、本実施の形態では、カバーの形
状は、下カバー210と上カバー200を同一形状と
し、成形金型を一種類としているので、量産金型の開発
納期の短縮と、低コスト化を可能としている。材質につ
いては、上カバー200と下カバー210は、外殻を構
成するだけでなく、PCB30等から発生する電磁波等
のシールド効果を目指し、強度的に優れた導電性材質で
あるアルミニウム合金を用いているが、銅、亜鉛、及び
その合金等を用いてもよい。
【0132】PCB30は、上カバー200と下カバー
210内部で実装面積を最大限確保するために、上カバ
ー200と下カバー210の内壁に沿った形状になって
いる。突起部301には、PCB30の位置決め用開口
部31とPCB30の固定及びアース用の固定用開口部
31aが形成されている。310はコネクタの接合部分
で、ランドが形成されており、電気コネクタ220が接
続されている(特に図示はしていない)。電気コネクタ
220には面実装タイプを使用している。本発明の光フ
ァイバモジュールに面実装タイプの電気コネクタ220
を使用することにより、本発明の光ファイバモジュール
の厚さを薄くすること及び、PCB30を光ファイバモ
ジュールの中心付近に配置することが可能としており、
上カバー200と下カバー210を同一形状とすること
を可能としている。このように、光コネクタ部300
と、PCB30と、電気コネクタ220を光ファイバモ
ジュールの中心位置に配置することにより、より様々な
外力に対して優れた強度の光ファイバモジュールが実現
できている。PCB30には、LDモジュール50を駆
動するための半導体ICであるLDドライバ33、LD
モジュール50の駆動電流等を調整する可変抵抗34、
あるいはPDモジュール40からの受信信号の検出レベ
ルを調節する可変抵抗34等が搭載されている。さら
に、図10に示すように、可変抵抗34をPCB30の
上面に配することにより、光ファイバモジュールの組立
時の調整工程を容易にしている。すなわちPCB30
は、組立調整用の治具を用いて電気コネクタ220を接
合部310に取り付けた後、電気コネクタ220とPC
B30は同時に下カバー210に電気コネクタ固定用ネ
ジ71とPCB固定用ネジ73で固定されるので、PC
B30の下面に可変抵抗34を配するよりも、PCB3
0の上面に可変抵抗34を実装する方が光ファイバモジ
ュールの調整作業者の調整作業の効率が高くなる。ひい
ては、この調整作業の効率アップがローコスト光ファイ
バモジュールを実現する。また、小回路基板37はLD
モジュール50とPDモジュール40の電気信号をPC
B30へ送受信するために設けられ、PCB30に対し
垂直に配置されている。小回路基板37には図28に示
すように、LDモジュール50とPDモジュール40と
のリード本数に応じたスルーホール37aと、PCB3
0への接続を実現する小コネクタ302、及びチップ抵
抗(特に図示はしない)、容量(特に図示はしない)等
が具備されている。さらに、小回路基板37にLDモジ
ュール50とPDモジュール40を半田付けを行い、小
組立体300a(図28参照)とし、小組立体300a
をPCB30へ半田付けする。小組立体300aとする
ことにより、光ファイバモジュールへの組み込みを容易
にするばかりでなく、リード本数の多いLDモジュール
50あるいはPDモジュール40の組み込みも可能とな
る。小回路基板37を用いることにより、光プラグ(特
に図示はしない)の挿抜による応力を回避することがで
きる。小コネクタ302はスルーホール・タイプ、面実
装タイプのいずれでもかまわない。また、PDモジュー
ル40のリードはPD素子の出力の小さいことから、P
Dモジュール40のPDリード部47をPDシールド板
41a、アンプ35までの伝送経路をシールド板41b
(図11参照)にて電磁シールド及び静電シールドを行
っている。
【0133】本実施の形態の光ファイバモジュールは、
ホスト・コンピュータの拡張スロット等の電気信号入出
力コネクタ(特に図示しない)に接続し、使用するもの
であり、ホスト・コンピュータの拡張スロットの間隔が
25.4mmであることから、本発明の光ファイバモジ
ュールの厚さは、25.4mm以下であることが望まし
く、かつアレイ状に並べて使用する場合を考慮すると、
なるべく薄い方が、取扱上望ましい。本実施の形態で
は、電気コネクタ(特に図示はしない)にD−Subm
iniature Connector(以下電気コネ
クタとする)220を使用している。図26に示すよう
に、電気コネクタ220の厚みは13mm程度であるこ
とと、電気コネクタ220が保持固定されるカバーの肉
厚が少なくとも1mm程度以上必要であることを考える
と、本発明の光ファイバモジュールの厚さは図6に示す
ように15mmから16mm程度が望ましい。幅につい
ても、光ファイバモジュールの小型化からは、小さい方
が望ましいが、図26に示すように電気コネクタ220
の幅31mm以上は必要であり、カバーの厚みを考慮し
て本実施の形態では図6に示すように35mmとしてい
る。長さについても、本発明の光ファイバモジュールが
ホスト・コンピュータの拡張スロットの外側て使用され
ることから特に制限は無く、PCB30の面積拡大の点
からは長くした方が好ましいが、光ファイバモジュール
の小型化、強度、使い勝手の良さ等を考慮すると70m
m程度以下が望ましい。本実施の形態では、以上の点を
考慮して、厚さ15.8mm、幅35mm、長さ68.
4mmとしている。しかしながら、本実施の形態は光フ
ァイバモジュールの外形寸法を限定しているものではな
いことを明記しておく。もちろん、本実施の形態では電
気コネクタ220を用いたが、他の形状のコネクタを用
いることも可能である。
【0134】図24に示すように、下カバー210に
は、第1の領域に電気コネクタ220固定用開口部21
4と、第2の領域には上フレーム10と下フレーム20
とPCB30と上カバー200の位置決めるためのピン
72とPCB30の固定及びアース用のPCB固定用開
口部215が形成されている。本実施の形態では、低コ
スト化や取り付け強度や、上カバー200と下カバー2
10内の空間の有効活用等を考慮して、PCB固定用開
口部215に締結されるPCB固定用ネジ73はM2と
し、ピン72は直径2mmのステンレス材を使用してい
る。PCB固定用開口部215は、PCB30の実装面
積を狭めることの無いようにLDモジュール50とPD
モジュール40の近傍に配置されている(図11参
照)。また、同様の理由により、ピン72もLDモジュ
ール50とPDモジュール40の近傍を通過するように
配置されている(図11参照)。下カバー210へのピ
ン72の固定方法は短時間で、かつ低コストである圧入
により固定を行っているが、接着や、溶接等で固定され
ても本発明の効果が失われるものではない。
【0135】下カバー210の第1の領域に保持される
電気コネクタ220は、ホスト・コンピュータ等の電気
信号出力端子に接続するためのもので、この電気コネク
タ220は図26に示すように、相手コネクタとの接続
を行う電気コネクタ部224とPCB30との接続を行
うコンタクト部223、電気コネクタ220を下カバー
210に固定するためのコネクタ固定用開口部222、
相手コネクタとのロックを行うために使用されるロック
用ネジ70用のロック用ネジ用開口部221等から構成
されている。また、システム側の相手コネクタ(特に図
示はしていない)との接続はロック用ネジ70で行わ
れ、第1の領域に設置されている。
【0136】本発明の光ファイバモジュールでは、電気
コネクタ220はコネクタ固定用開口部222を通過す
る電気コネクタ固定用ネジ71によって下カバー210
のコネクタ固定用開口部214に締結される。これによ
り高い信頼性を得ることができる。電気コネクタ220
の固定手段としては、接着等も利用可能である。
【0137】以上のように、下カバー210に電気コネ
クタ220を固定することにより、電気コネクタ220
の挿抜時にPCB30に加わっていた応力が下カバー2
10に分散されるため、コンタクト部223への応力が
低減され高信頼性を実現できる。
【0138】また、本発明の光ファイバモジュールで
は、図24または図25に示すように上カバー200と
下カバー210の第1の領域と、第2の領域の間にそれ
ぞれくびれ部208と218を設けている。これによ
り、図6に示すようにロック用ネジ70のロックネジ頭
部70aをくびれ部208、218で回転させることが
可能となり、第2の領域をPCB30に有効に活用で
き、光ファイバモジュールの小型化が可能となる。
【0139】図6に示すようにロック用ネジ70は、上
カバー200または下カバー210に開口部を設けて貫
通させる必要があるが、本実施の形態では光ファイバモ
ジュールの中心で上カバー200と下カバー210に分
けて構成しているので、図24と図25に示すように下
カバー210にロック用ネジ用凹部216と上カバー2
00にロック用ネジ用凹部206を設けることにより、
ロック用ネジ70の取付を容易に行うことが可能とな
る。ロック用ネジ70は、図26に示すようにM2.
6、M3または#4−40UNCが用いられ、ロック用
ネジ用開口部221にコンタクト部223側から挿入さ
れ、相手コネクタのタップネジ(特に図示していない)
に嵌合される。これにより、コネクタ同士のロックが行
われる仕組みになっている。
【0140】また、本実施の形態ではロック用ネジ70
の回転手段には、ドライバー等の器具を用いる構成とし
ている。これは、ロック用ネジ70に一般的な形状のネ
ジを使用することにより、安価にできる点と、ロックネ
ジ頭部70aの直径が、4.5mm以下であることか
ら、くびれ部208、218の幅を20mm程度とする
ことが可能で、その結果、PCB30の幅が17mm程
度確保可能となり、PCB30の面積を広くすることが
可能となる点と、上カバー200のくびれ部208と下
カバー210のくびれ部218の強度上、くびれ部20
8と218の幅は広い方が望ましいという点からによる
ものである。
【0141】本発明の光ファイバモジュールでは、PC
B30の面積拡大のために上カバー200と下カバー2
10の第2の領域の幅は、第1の領域の幅よりも広くし
ており、また、くびれ部208、218よりも広くして
いる(図24、25参照)。このため、ロック用ネジ7
0の回転軸に対してドライバー等の回転軸は斜めにな
り、回転軸は一致しない。しかしながら、互いの回転軸
のずれが概略20度以下ならは回転締結可能であるた
め、本実施の形態では、図24と図25に示すように、
上カバー200と下カバー210の第2領域の側壁に傾
斜を持たせている。傾斜角は上記理由により、概略20
度以下ならば何度でも構わないが、光ファイバモジュー
ルを小型化するために、傾斜角は概略10度から20度
が望ましい。本実施の形態では、傾斜角を15度として
いる。
【0142】また、上カバー200には第2の領域に、
内側に向けて凸部201aが設けられており(特に図示
はしていない)、下カバー210には、第2の領域に、
内側に向けて凸部211aが設けられている(図24参
照)。本実施の形態では、上カバー200と下カバー2
10の成型時における熱収縮による変形を防止するため
に、肉厚を均一としている。従って、上カバー200の
凸部201a外側は図25に示すように凹部202aと
なり、同様に、下カバー210の凸部211aに対応す
る外側は凹部(特に図示はしない)となっている。
【0143】しかしながら、熱変形が特に問題にならな
い場合も多く、カバーの肉厚を必ずしも均一にする必要
はないことを明記しておく。
【0144】この構造により、上カバー200と下カバ
ー210の補強が可能となる。また、図8に示すよう
に、凸部201a、211aは、PCB30上のアンプ
35、LDドライバ33(特に図示はしていない)等の
半導体ICとの空間を狭めて配置しているので、アンプ
35やLDドライバ33等の半導体ICと凸部201a
または211aの間に例えばシリコン樹脂等の熱伝導材
76を挿入して、凸部201aまたは211aと、アン
プ35やLDドライバ33等の半導体ICとを接触させ
ることにより、アンプ35やLDドライバ33等の半導
体ICからの発熱を上カバー200または下カバー21
0に伝熱させることが可能となり、上カバー200と下
カバー210を放熱器として利用可能とし、PCB30
の動作安定化を図ることが可能となる。
【0145】尚、本実施の形態では熱伝導材76をシリ
コン樹脂としているが、これに限らず銅,アルミニウ
ム、亜鉛、及びその合金であっても本発明の効果になん
ら影響がないことを明言しておく。さらに、上カバー2
00または下カバー210を直接半導体ICに接触さ
せ、放熱効果を得ることも可能である。
【0146】上カバー200の凹部202a(図25参
照)と下カバー210の凹部212a(特に図示はして
いない)は、本発明の光ファイバモジュールを挿抜する
際に、指の引っかかりとなり、非常にハンドリングがし
易い。さらに本発明の光ファイバモジュールの重心位置
を第2の領域、特に凹部202a、212a近辺に設置
することにより、よりハンドリング性が向上するのはい
うまでもない。また、カバー凹部202a、212aは
製品名等の表現する場所としても適しており、その表現
方法はシールの張り付け、上カバー200と下カバー2
10成型時の一体成型、あるいは上カバー200と下カ
バー210成型後の刻印付けでもよい。
【0147】また、上カバー200と下カバー210の
第2の領域の先端部分には、図6に示すように、光コネ
クタ部300が取り付けられるようになっている。光コ
ネクタ部300は、上フレーム10と下フレーム20と
LDモジュール50とPDモジュール40とから構成さ
れる。
【0148】上フレーム10には、図30に示すよう
に、位置決め用開口部11と、カバーネジ用開口部12
と、光プラグ(特に図示しない)との嵌合を行うための
爪(特に図示しない)が設けられている。下フレーム2
0には、図29に示すように、位置決め用開口部21
と、カバーネジ用開口部22、PCB固定用開口部23
が設けられている。さらに、下フレーム20には、LD
モジュール50及び、PDモジュール40が位置決め、
固定される。
【0149】光プラグとの挿抜を行うために上フレーム
10と下フレーム20は、たとえばポリ・カーボネイト
(PC)、ポリ・ブチレン・テレフタレート(PBT)
等の樹脂成型品が適している。
【0150】図7と図8に示すように、上フレーム10
の位置決め用開口部11と下フレーム20の位置決め用
開口部21は、下カバー210に立設されたピン72に
挿入され、上フレーム10と下フレーム20と下カバー
210との位置合わせに用いられる。また、ピン72は
光プラグ(特に図示しない)の挿抜時にかかる応力を吸
収する役目も担っており、上フレーム10の位置決め用
開口部11、下フレーム20の位置決め用開口部21の
円筒面は垂直であることが望ましい。従って、上フレー
ム10と下フレーム20の成形時の抜き傾配は0として
いる。
【0151】本発明の光ファイバモジュールでは、図8
に示すように、下フレーム20とPCB30の位置合わ
せも下カバー210に設けられたピン72を用いて行わ
れるように構成しており、下フレーム20とPCB30
の位置決めをそれぞれ個別に行う場合に比べて、位置決
め機構を減少できるばかりでなく、PCB30の面積を
広くすることも可能としている。PCB30を下カバー
210に固定する際、下フレーム20のPCB固定用開
口部23も、PCB固定用ネジ73が貫通する。
【0152】本発明の光ファイバモジュールでは、PC
B30の固定用開口部31aの周りにグランドを配置す
ることにより、PCB固定用ネジ73と下カバー210
までグランドにするばかりでなく、カバー用ネジ74を
介して、上カバー200と下カバー210までグランド
にすることができ、上カバー200と下カバー210全
体をシールドとして利用可能としている。PCB30と
上カバー200と下カバー210の導通手段には、PC
B30上に金属製バネを配置して、バネ弾性力によっ
て、導通を得る方法や、導線をPCB30から引き出し
て上カバー200と下カバー210と接続する方法等も
考えられるが、いずれも、PCB30の固定手段とは別
に構成する必要があり、工程数の増加や、部品点数の増
加につながり、望ましくない。PCB固定用ネジ73
は、PCB30の固定と下カバー210との導通を同時
に実現でき、PCB30の節約と、部品点数、工程数削
減の点から有効であることは明らかである。
【0153】また、本発明の光ファイバモジュールで
は、図6に示すように上フレーム10と下フレーム20
は、先端部から2mm程度以下の範囲を除いて、上カバ
ー200と下カバー210に覆われている。これは、光
プラグ(特に図示してない)を光コネクタ部300に逆
向きに挿入しようとした場合に、上フレーム10と下フ
レーム20が上下方向に開いて挿入可能とならないよう
に上カバー200と下カバー210で挟み込むためで、
このことが、光コネクタ部300への逆差し込みが不可
能となる、より安全な光ファイバーモジュールが実現可
能となる。
【0154】上カバー200と下カバー210は最終的
に互いに向かい合って結合されており、結合手段には、
接着等も考えられるが、生産性や、上カバー200と下
カバー210ををシールド材として用いることを考慮し
て、本実施の形態ではカバー用ネジ74(図25参照)
による締結を行っている。締結は、上カバー200と下
カバー210端部で行うのが望ましいが、上カバー20
0と下カバー210の第1の領域にカバー締結用開口部
等の締結手段を設けるためと、電気コネクタ220を避
ける必要から、第1の領域の幅を広くしなければなら
ず、小型化ができない。従って締結手段は、図25に示
すように、上カバー200と下カバー210の第2の領
域に設けている。更に、安定性と生産性とPCB30の
面積を広くするために、締結は3カ所とし、LDモジュ
ール50とPDモジュール40の間に1カ所、コネクタ
近傍に2カ所配置した。3ヶ所の締結部の配置は2等辺
三角形を形成しており、光プラグ(特に図示はしない)
の脱着による応力を理想的に分散し、高信頼性の光ファ
イバモジュールを実現している。209a、209bは
上カバー200のカバー締結用開口部で、219a、2
19bは下カバー210のカバー締結用開口部である。
【0155】カバー用ネジ74とPCB固定用ネジ73
は、PCB30の実装面積を広くするためにM2ネジを
用いた。カバー締結用開口部209a、209b、21
9a、219bを通過したカバー用ネジ74は、六角ナ
ット75bにより締結される。カバー締結用開口部20
9a、209b、219a、219bの表側には、M2
用の六角ナット75bが、自由に回転しないように六角
穴75aが形成されている(図25参照)。
【0156】また、上カバー200と下カバー210の
カバー締結用開口部209b、219b部分に形成され
た凸部201b、211bと、凹部202b、212b
は、上カバー200と下カバー210が組み合わされる
ときそれぞれ嵌合するようになっており、上カバー20
0と下カバー210のお互いの位置合わせ機構となって
いる(図24、25参照)。
【0157】前述したようにフレームを樹脂(PBT・
PC)、カバーをアルミニウム(あるいはアルミニウム
合金)とした場合、上フレームを上カバーへ一体成型し
ても本発明の効果が失われることはない。
【0158】ここで、上述してきたくびれ部と第1の領
域の幅は以下のように規定できる。くびれ部208と2
18は第1の領域の電気コネクタ220と第2領域の光
コネクタ部300間に位置しているため、このくびれ部
208、218の幅の最小値はPCB30の通過できる
信号ライン(特に図示しない)の本数、及び信号ライン
の幅により決まる。
【0159】まず、本実施の形態では面実装タイプの電
気コネクタ220で信号ライン9本を用いているため、
信号ライン9本中の約半分の4本から5本を通過できれ
ばよく、1本の信号ラインの幅を1.27mmとすると
くびれ部208、218の幅の最小値は約10mm程度
となる。
【0160】次に、このくびれ部208、218の幅の
最大値、及び、第1の領域の幅の最大値はロックネジ頭
部70aの直径、及びロック用ネジ70のピッチにて決
まる。
【0161】ここで、本実施の形態の面実装タイプの電
気コネクタ220は、ロック用ネジ70のピッチは2
4.99mmであり、ロックネジ頭部70aの直径4.
5mmであることから、第1の領域の幅の最大値は30
mm程度となる。しかしながら、第1の領域の強度を考
慮し、第1の領域の幅の最大値は33mm程度としてい
る。
【0162】また、くびれ部208、218の幅の最大
値は、20mm程度となる。くびれ部208、218の
強度を考慮し、くびれ部208、218の幅の最大値
は、19.6mmとしている。
【0163】従って第1の領域の幅と、くびれ部20
8、218の幅の比は、1対0.3〜0.6程度が望ま
しい設計値となる。
【0164】図12は本発明の光ファイバモジュールの
第3の実施の形態を示す概念図である。図に示すよう
に、本発明の光ファイバモジュールのカバーの構造を曲
面または2つ以上平面により構成される下カバー210
と、平面状の上カバー200との組み合わせにより箱体
を構成するバスタブ構造としても本発明の効果が失われ
ることはない。本実施の形態では強度的に優れた導電性
材質である、アルミニウム合金を用いているが、銅、亜
鉛、及びその合金等を用いてもよい。
【0165】図13は本発明の光ファイバモジュールの
第4の実施の形態を示す分解斜視図である。第2の実施
の形態では電気コネクタ220は下カバー210に固定
したが、上カバー200と下カバー210の両方に固定
することも可能ある。本実施の形態では、上カバー20
0の開口部(特に図示していない)または、下カバー2
10に開口部217を設け、電気コネクタ32に突起部
225を設けることにより、上カバー200と下カバー
210の両方を用いて、電気コネクタ32を固定可能な
構成としている。電気コネクタ32が、電気コネクタ2
20でも、同様の効果が得られることは言うまでもな
い。
【0166】同様に電気コネクタに開口部(特に図示は
しない)を設け、その開口部に勘合する突起部(特に図
示はしない)を上カバー200又は下カバー210に設
ける固定手段を用いてもよい。
【0167】図14は本発明の光ファイバモジュールの
第5の実施の形態を示す斜視図である。本実施の形態で
は、電気コネクタ220とシステム側の相手コネクタ
(特に図示はしていない)とのロックを可能とするため
に、光ファイバモジュールの端から端まで突き抜けるよ
うな長いロック用ネジ70を用いている。この場合、ロ
ック用ネジ70のネジ間距離は電気コネクタ220の規
格で24.99mmと固定されているため、PCB30
の幅が制限されるものの容易にシステムに脱着可能な光
ファイバモジュールを実現可能である。
【0168】図15は本発明の光ファイバモジュールの
第6の実施の形態を示す斜視図である。
【0169】第2の実施の形態との違いは、くびれ部2
08,218の形状を矩形とし、かつロック用ネジ70
の回転手段として必要であったドライバーを不要として
いる点である。指で直接ロックネジ頭部70aを回転さ
せる場合、ロックネジ頭部70aが、指先で回しやすい
ように、ロックネジ頭部70aの直径は8mm程度必要
であることから、くびれ部208、218の幅は16m
m以下であることが望ましい。また、指で直接ロックネ
ジ頭部70aを回転させるためにはくびれ部208、2
18の長さ10mm以上が望ましい。本実施の形態で
は、くびれ部208、218の幅は16mm、くびれ部
208、218の長さ15mmとすることにより、ドラ
イバーの不要で簡単にシステムに脱着可能な光ファイバ
モジュールを実現している。
【0170】図16は本発明の光ファイバモジュールの
第7の実施の形態に使用されるPCB30の平面図であ
る。本実施の形態では第2の実施の形態で用いた小回路
基板の替わりに可撓回路基板(以後FPCと呼ぶ)39
を用いている点である。このFPC39にはLDモジュ
ール50とPDモジュール40とのリード本数に応じた
スルーホールと、PCB30への接続を実現するFPC
ランド327が設けられている。さらに、FPC39は
三層基板であり、PDモジュール40の受信信号とLD
モジュール50の送信信号を強力なグランド層にて保護
している。また、FPC39はLDモジュール50側と
PDモジュール40側との間にスリッド320が設けら
れており、LDモジュール50の全長とPDモジュール
40の全長が異なる場合においても良好な特性が得られ
る。ここで、LDモジュール50の全長は組立性を重視
する場合,プラスマイナス1.5mmと大きく振れる
が、それは、レンズとLD素子を荒位置決めした後、フ
ェルールホルダを位置決めするためである。従って、L
Dモジュール50の全長のバラツキを許容することは、
LDモジュール50の組立時間の短縮、及び良品率の向
上が図れることになる。また、PDモジュール40のP
D素子の出力の小さいことから、PDモジュールの出力
経路は短距離であればあるほどよい。従って、FPC3
9にスリッド320を設けることによりLDモジュール
50の全長のバラツキを吸収できるばかりでなく、PD
モジュール40の伝送環境も向上可能となる。さらに、
FPC39をカバーへ位置決めするFPC開口部303
がFPC39に設けられている。このように、LDモジ
ュール50とPDモジュール40をFPC39を用いて
PCB30と接続することにより、ローコストで高信頼
性な光ファイバモジュールが得られることになる。
【0171】尚、本実施の形態ではFPCランド327
にてPCB30へFPC39を接続してるが、PCB3
0上にコネクタ等を設けPCB30へFPC39を接続
するしても本発明の効果が失われるものではない。ま
た、本実施の形態では、1枚のFPCにスリッドを設け
たが、LDモジュール50用とPDモジュール40用に
それぞれ別のFPCを用いても本発明の効果が失われる
ものではない。
【0172】図17は本発明の光ファイバモジュールの
第8の実施の形態を示すメインFPCの斜視図を示して
いる。本実施の形態ではLDモジュール50とPDモジ
ュール40とを直接メインFPC38へ接続し、ベアー
チップであるPD用半導体IC304、及びベアーチッ
プであるLD用半導体IC305をメインFPC38に
実装している。メインFPC38にはLDモジュール5
0とPDモジュール40とのリード本数に応じたスルー
ホールと、電気コネクタへの接続を実現するランド30
7が設けられており、メインFPC38をカバーへ位置
決めするメインFPC開口部306が設けられている。
さらに、LDモジュール50、及びPDモジュール40
から電気信号を保護するためにメインFCP38は3層
の多層基板としている。メインFPC38上のLDモジ
ュール50とPDモジュール40とが接続される部分に
はスリッド320が設けられており、メインFCP38
が多層基板であることによる負荷(LDモジュール50
とPDモジュール40に加わる負荷)を軽減している。
さらに、発熱量の大きいベアーチップであるPD用半導
体IC304、及びベアーチップであるLD用半導体I
C305を第2の実施の形態で示したように伝熱材料を
用い、カバー等で放熱させてもよい。
【0173】このようにメインFPC38を用いること
により、電気コネクタの挿抜や、光プラグの挿抜による
応力をメインFPC38にて回避する高信頼性で、より
コンパクトな光ファイバモジュールを提供可能となる。
【0174】図18は本発明の光ファイバモジュールの
第9の実施の形態を示す斜視図である。第2の実施の形
態では、上下カバー200、210の第1の領域と第2
の領域が平行となるような構造を示したが、図18に示
すように、上下カバー200、210の第1の領域を第
2の領域に対して略直角とすることも可能で、この場
合、ロック用ネジ70の締結がより容易な光ファイバモ
ジュールを提供することができる。
【0175】図19は本発明の光ファイバモジュールの
第10の実施の形態を示す斜視図である。すなわち、第
8、及び9の実施の形態を応用することにより、光ファ
イバモジュールをシステムに取り付ける場合、光ファイ
バモジュールの第1の領域を第2の領域に対して略90
度回転させ、システム取り付け後は第1の領域を90度
反転させることにより、ロック用ネジ70の締結が容易
で、かつコンパクトな光ファイバモジュールが提供可能
となる。ここで、ロックネジ頭部70aは第1の領域を
回転させるとき第2の領域と干渉しないように第1の領
域側面に埋め込まれている。
【0176】図20は本発明の光ファイバモジュールの
第11の実施の形態を示す斜視図である。本発明の光フ
ァイバモジュールにおいて、第2の実施の形態で示した
上カバー200と上フレーム10とを同一の樹脂材料
(PC,PBT)とし、かつ1部品とした上カバーフレ
ーム15と、同様に下カバー210を下フレーム20と
同一の樹脂材料(PC,PBT)とし、かつ1部品とし
た下上カバーフレーム25を示している。このようにカ
バーとフレームを1部品化することにより、光ファイバ
モジュールのよりローコスト化が図れることはいうまで
もない。また、本第11の実施の形態がここまで説明し
てきた第1から第10までの実施の形態の多くに適用可
能であることはいうまでもない。
【0177】電磁シールド、及び静電シールドについて
は樹脂成型品である上下カバーフレーム15と25の表
面の一部、あるいは全体に導電性の膜を形成するればよ
い。樹脂成型品である上下カバーフレーム15と25の
表面に導電性のニッケル、クロム等の金属膜を付加する
技術としては、メッキ処理、あるいは蒸着等を用いれば
容易に実現可能である。
【0178】また、光プラグ(特に図示しない)の逆差
防止機構については、光コネクタの近郊にてカバー用ネ
ジ74にて上カバーフレーム15と下カバーフレーム2
5を締結すればよい。
【0179】図21は本発明の光ファイバモジュールの
第12の実施の形態を示す斜視図である。本実施の形態
では、光プラグ(特に図示しない)の逆差防止機構に、
光コネクタの近郊にて上下カバーフレーム15,25の
開きを規制する金属バンド77を用いている。
【0180】本実施の形態では光プラグの逆差防止機構
に板厚0.3mmの金属の帯である金属バンド77を示
しているが、金属の板を絞った絞り製品を用いても、本
発明の効果が失われるものではない。
【0181】尚、上述してきた第1から12の実施の形
態には、本発明の光ファイバモジュールばかりでなく従
来のシステム組み込み形の光ファイバモジュールにも適
応可能であることを付記しておく。
【0182】図31は本発明の光ファイバモジュールの
第13の実施の形態を示す斜視図で、図32、図33は
その分解斜視図で、図34は本発明の光ファイバモジュ
ールの第13の実施の形態の構成部品である下カバーを
示す斜視図で、図35は本発明の光ファイバモジュール
の第13の実施の形態の構成部品である上カバーを示す
斜視図で、図36は本発明の光ファイバモジュールの第
13の実施の形態の構成部品である電気コネクタを示す
斜視図で、図37は本発明の光ファイバモジュールの第
13の実施の形態の構成部品である回路基板を示す斜視
図で、図38は本発明の光ファイバモジュールの第13
の実施の形態の構成部品であるLDモジュール、PDモ
ジュールを示す斜視図で、図39は本発明の光ファイバ
モジュールの第13の実施の形態の構成部品である下フ
レームを示す斜視図で、図40は本発明の光ファイバモ
ジュールの第13の実施の形態の構成部品である上フレ
ームを示す斜視図で、図41は本発明の光ファイバモジ
ュールの第13の実施の形態を示す断面図で、図42は
本発明の光ファイバモジュールの第13の実施の形態を
示す平面図で、図43は本発明の光ファイバモジュール
の第13の実施の形態を示す平面図である。
【0183】この第13の実施の形態と第2の実施の形
態との大きな相違点は上下カバーに対する上下フレーム
の位置決め方法、及び固定方法である。従って、上下フ
レーム及び、上下カバーの構造が第2の実施の形態と異
なるため、第2の実施の形態と説明が重複する点もある
が、以下に詳細に説明していく。
【0184】本実施の形態の光ファイバモジュールは、
ホスト・コンピュータの拡張スロット等の電気信号入出
力コネクタ(特に図示しない)に接続し、使用するもの
であり、ホスト・コンピュータの拡張スロットの間隔が
25.4mmであることから、本発明の光ファイバモジ
ュールの厚さは、25.4mm以下であることが望まし
く、かつアレイ状に並べて使用する場合を考慮すると、
なるべく薄い方が、取扱上望ましい。図36に示すよう
に、電気コネクタ220の厚みは13mm程度であるこ
とと、電気コネクタ220が保持固定されるカバーの肉
厚が少なくとも1mm程度以上必要であることを考える
と、本発明の光ファイバモジュールの厚さは図31に示
すように15mmから16mm程度が望ましい。電気コ
ネクタ220側の幅についても、光ファイバモジュール
の小型化からは、小さい方が望ましいが、図36に示す
ように電気コネクタ220の幅31mm程度であること
から、カバーの厚みを考慮して本実施の形態では図31
に示すように34mm程度としている。また、上フレー
ム10と、下フレーム20とからなる光コネクタ部の幅
が25.4mm、上下カバー200、210による補強
部が1.7mmの幅とすると、光コネクタ部300側の
幅については、28.4mm程度が望ましい。長さにつ
いても、本発明の光ファイバモジュールがホスト・コン
ピュータの拡張スロットの外側て使用されることから特
に制限は無く、PCB30の面積拡大の点からは長くし
た方が好ましいが、光ファイバモジュールの小型化、強
度、使い勝手の良さ等を考慮すると80mm程度以下が
望ましい。本実施の形態では、以上の点を考慮して、厚
さ15.8mm、光コネクタ部300側の幅28.4m
m、電気コネクタ220側の幅33.7mm、長さ73
mmとしている。
【0185】ここで、光コネクタ部300側の幅が、電
気コネクタ220側の幅より小さいということは、光フ
ァイバモジュールをコンピュータ等に脱着する際、脱着
作業が非常に容易にできることを意味する。すなわち、
ドライバー等にてロック用ネジ70を回転させる場合、
光コネクタ部300側の幅が、電気コネクタ220側の
幅より小さい方が作業性が向上する。
【0186】一方、先に述べた第2の実施の形態では光
コネクタ部300側の幅が、電気コネクタ220側の幅
より大きいため、上下カバーにて囲まれる空間が増大
し、かつ回路基板30の実装面積も増加し、光ファイバ
モジュールの設計自由度が向上している。
【0187】従って、光ファイバモジュールの設計自由
度上は光コネクタ部300側の幅が、電気コネクタ22
0側の幅より、大きい方が望ましいが、本実施の形態が
光コネクタ部300側の幅と、電気コネクタ220側の
幅との大小を制限するものではないことを明記してお
く。
【0188】ここで、本実施の形態は光ファイバモジュ
ールの外形寸法を限定しているものではないことを明記
しておく。もちろん、本実施の形態では電気コネクタ2
20を用いたが、他の形状のコネクタを用いることも可
能である。
【0189】これらのことを考慮して以下に実施の形態
を示す。まず、本発明の光ファイバモジュールの主な構
成部品である上カバーと下カバー,上フレームと下フレ
ーム,PCBとFPC,電気コネクタの各部品について
の説明を行い、次に組立方法について説明する。
【0190】図34は下カバー210を示す斜視図で、
図35は上カバー200を示す斜視図である。上カバー
200と下カバー210には、第1の領域と、第2の領
域の間にそれぞれくびれ部208と218が設けられて
いる。これは、図31に示すようにロック用ネジ70の
ネジ頭部70aをくびれ部208、218で回転可能と
するためのもので、この構造により、図42に示すよう
に、第2の領域をPCB30に有効に活用でき、光ファ
イバモジュールの小型化が可能となる。
【0191】また、量産金型の開発納期の短縮と低コス
ト化を図るために上カバー200と下カバー210の形
状は、図34及び図35に示すようにほぼ同一形状と
し、上下カバーの金型は上下共通金型としている。材質
については、上カバー200と下カバー210は、外殻
を構成するだけでなく、PCB30等から発生する電磁
波等のシールド効果を目指し、強度的に優れた導電性材
質であるアルミニウム合金を用いているが、銅、亜鉛、
及びその合金等を用いてもよい。
【0192】下カバー210は、図34に示すように第
1の領域に電気コネクタ220固定用のコネクタ固定用
開口部214と、ロック用ネジ用凹部216、第2の領
域には下フレーム20とのフレーム位置決め開口部72
aと、下フレーム20と上フレーム10を保持するため
のフレーム固定用開口部219sと、カバー締結用開口
部219aと、カバー締結用開口部219bと、凸部2
11bと、凹部212bと、六角穴(特に図示はしない
が図32中の六角穴75aと同一形状)が形成されてい
る。
【0193】また、上カバー200は、図35に示すよ
うに、第2の領域にカバー締結用開口部209aと、カ
バー締結用開口部209bと、凸部201b(特に図示
はしない図33中の凸部211bと同一形状)と、凹部
202bと、上フレーム位置決め用開口部72a(特に
図示はしない)と、六角穴75aと、ロック用ネジ用凹
部206が形成されている。
【0194】コネクタ固定用開口部214の外側にはザ
クリ部(特に図示はしない)が形成させれており、電気
コネクタ220を電気コネクタ固定用ネジ71にて固定
できるようになっている。ロック用ネジ用凹部206と
ロック用ネジ用凹部216は、ロック用ネジ70が、く
びれ部208とくびれ部218で回転可能とするための
もので(図31参照)、上カバー200と下カバー21
0が組み合わされたときに、ロック用ネジ用の貫通穴と
なる。フレーム位置決め用開口部72aは、下フレーム
20に設けられたフレーム位置決め突起部72dと嵌合
し下フレーム20の位置決めに用いられる。フレーム位
置決め用開口部72aは、上フレーム10に設けられた
フレーム位置決め突起部72dと嵌合し上フレーム10
の位置決めに用いられる。フレーム固定用開口部219
sは下フレーム20と上フレーム10を下カバー210
に保持するためのもので、本実施の形態では図32に示
すように上下フレーム固定ネジ74fで保持することと
し、タップネジ穴としている。凸部211bと凹部21
2bは凹部202bと凸部201bとそれぞれ嵌合する
ようになっており、組立時に位置決めとして用いられ
る。カバー締結用開口部219aとカバー締結用開口部
219bは、カバー締結用開口部209aとカバー締結
用開口部209bとそれぞれ同軸位置にあり、カバー用
ネジ74と六角ナット75bにて上カバー200と下カ
バー210の固定に用いられる。カバー用ネジ74と六
角ナット75bは、材質がステンレスや軟鋼等の導電性
を有する材質のものを利用する。これにより、上カバー
200と下カバー210を電磁、及び静電シールドとし
て利用する場合、両者の電気的接続を容易に且つ、確実
に行うことが可能となる。カバー締結用開口部209
a、209b、219a、219bの外側には六角穴7
5aを配置しており、組立時の六角ナット75bの空回
りを防ぐ効果を持っている。また、図34に示すよう
に、本実施の形態では、凸部211bと凹部212bを
円形とし、カバー締結用開口部219a、219bと同
軸上に配置し、同様に凹部202bと凸部201bを円
形とし、カバー締結用開口部209a、209bと同軸
上に配置したので、本発明の光ファイバモジュールの内
部空間を有効に利用することがでる。フレーム固定用開
口部219sとカバー固定用開口部219aとカバー固
定用開口部209aの配置については、LDモジュール
50とPDモジュール40の間に配置することにより、
上カバー200と下カバー210内の空間の有効活用を
可能とし、本発明の光ファイバモジュールの小型化を実
現している。すなわち、上下カバーの位置決め機構と固
定機構を同一箇所に配置することにより、小型でありな
がら充分な実装面積をもつ回路基板と強度的に優れた光
ファイバモジュールを実現している。
【0195】尚、本実施の形態では上下カバーの位置決
めに円形の凸部211bと円形の凹部212bを用いた
が、本発明はこの形状を限定するものではなく、同一機
能を有するものであればいかなる形状でもよい。
【0196】また、くびれ部208及び218の寸法に
ついては、最小幅の寸法を20mm程度とし、くびれ部
208及び218から上下カバーの第2の領域にかけて
は、概略7度の角度を持つテーパー部としている。ま
た、第1の領域の幅を1とすると、くびれ部208、2
18の幅の比は、0.3〜0.7程度が望ましい設計値
となる。以下に理由を示す。
【0197】次に、くびれ部208及び218の最小幅
の寸法を20mm程度としていることについて説明を行
う。
【0198】本来、くびれ部208と218の幅は、P
CB30の実装面積を広く確保する点と、上カバー20
0のくびれ部208と下カバー210のくびれ部218
の強度上の点からは、広い方が望ましい。しかしなが
ら、図31に示すように、ロック用ネジ70は、上カバ
ー200または下カバー210の第1の領域を貫通する
構成で用いられる。そのためロック用ネジ70のピッチ
である24.99mm以上の幅は確保することができな
い。さらに、図36に示すように、ロック用ネジ70
は、ロック用ネジ用開口部221にコンタクト部223
側から挿入され、相手コネクタのタップネジ(特に図示
していない)に回転して嵌合される。そのためロック用
ネジ70は回転させる必要があり、ネジ頭部70aをく
びれ部208、218の部分に配置する必要がある。ロ
ック用ネジ70として、M2.6、M3または#4−4
0UNCが用いられることが多く、ネジ頭部70aの直
径は、一般的なネジの場合は4.5mm程度、直接指で
回転させる滑り止め付きの特殊ネジの場合は6mm程
度、ドライバーなどの器具を用いて回転させる特殊ネジ
の場合は3mm程度である。このため、くびれ部208
及び、くびれ部218の取り得る最大幅は22mm程度
となる。
【0199】さらに、くびれ部208と218は、第1
の領域の電気コネクタ220と第2領域の上フレーム1
0と下フレーム20とLDモジュール50とPDモジュ
ール40とから構成される光コネクタ部300間に位置
しているため、このくびれ部208、218の幅の最小
値はPCB30の通過できる信号ライン(特に図示しな
い)の本数、及び信号ラインの幅により決まる。
【0200】まず、本実施の形態では面実装タイプの電
気コネクタ220で信号ライン9本を用いているため、
信号ライン9本中の約半分の4本から5本を通過できれ
ばよく、1本の信号ラインの幅を1.27mmとする
と、くびれ部208、218の幅の最小値は約10mm
程度となる。
【0201】従って、本発明の光ファイバモジュールで
は、くびれ部208、218の幅の取り得る範囲は10
mm程度以上22mm程度以下となる。
【0202】また、カバーの第1の領域の幅は、ロック
用ネジ70のピッチである24.99mm以下の幅にす
ることはできない。さらに、ロック用ネジ70のネジ部
の直径は3mm程度なので、最低でも28mm程度以上
の幅は必要である。一般的な電気コネクタ220の幅は
32mm程度で、電気コネクタ220を覆うカバーの厚
みを1mm程度とすると最大値は34mm程度が望まし
い。
【0203】従って本発明の光ファイバモジュールで
は、上カバー200及び、下カバー210の第1の領域
の幅の取り得る範囲は28mm程度以上33mm程度以
下となる。
【0204】以上より、第1の領域の幅を1とすると、
くびれ部208、218の幅の比は、0.3〜0.7程
度が望ましい設計値となる。
【0205】本実施の形態では、製造コストを安価にす
るために、ロックネジ70には、最も安価な一般的なネ
ジを使用する。このため、くびれ部208及び、くびれ
部218の幅は19.6mmとし、電気コネクタ220
も一般的なものを使用するので、第1の領域の幅を3
3.7mmとする。
【0206】次に、テーパ部の角度θについては、ロッ
ク用ネジ70の回転手段としてのドライバーの使い安さ
と、PCB30の実装面積により規定される。
【0207】図42に示すようにPCB30がカバーの
第2の領域に配置される。従って、PCB30の面積拡
大のためには、上カバー200と下カバー210の第2
の領域の面積は、広い方が望ましい。第2の領域の面積
広くするには、カバーの全長を長くすることか、又は、
第2の領域の幅を広げることによって成される。本発明
の光ファイバモジュールは、使用上できるだけ全長が短
い方が望ましいので、第2の領域の幅を広げることが望
ましい。しかしながら、ロック用ネジ70の回転締結の
ためには、第2の領域の外側にドライバー等の器具を配
し、ロック用ネジ70を回転させる必要がある。ロック
用ネジ70の回転軸とドライバー等の器具との回転軸
は、互いの回転軸のずれが概略20度以下ならば回転締
結可能である。従って、第2の領域の両サイドはテーパ
ー部とし、テーパ部の角度θは20度以下の方が望まし
いことになる。
【0208】次に、くびれ部の電気コネクタ220側を
基準としてテーパ部の角度θを0度とした際のPCB3
0の面積を1とおくと、テーパ部の角度θを10度と設
定した場合、PCB30の面積は約5%程度増加する。
さらに、同様にくびれ部の電気コネクタ220側を基準
としてテーパ部の角度θを0度とした際のPCB30の
面積を1とおくと、テーパ部の角度θを5度と設定した
場合、PCB30の面積は約10%程度増加する。従っ
て、PCB30の実装面積を考慮すると、テーパ部の角
度θは10度以上が望ましいが、光ファイバモジュール
の取り付け性を考慮すると、テーパ部の角度θは5度程
度の方がより望ましい。
【0209】尚、第2の実施の形態では、テーパ部の角
度θは概略15度とし、設計自由度の高い光ファイバモ
ジュールを実現しているが、本実施の形態では、テーパ
部の角度θは概略7度とし、コンピュータ等に取付がよ
り容易な光ファイバモジュールを実現している。
【0210】さらに、上カバー200には第2の領域
に、内側に向けて凸部201aが設けられており(特に
図示はしていない)、下カバー210には、第2の領域
に、内側に向けて凸部211aが設けられている(図3
4参照)。本実施の形態では、上カバー200と下カバ
ー210の成型時における熱収縮による変形を防止する
ために、肉厚を均一としている。従って、上カバー20
0の凸部201a外側は図35に示すように凹部202
aとなり、同様に、下カバー210の凸部211aに対
応する外側は凹部(特に図示はしない)となっている。
【0211】しかしながら、カバー成型時においてカバ
ーの肉厚不均一による熱変形が特に問題にならない場
合、カバーの肉厚を必ずしも均一にする必要はないこと
を明記しておく。
【0212】この構造により、上カバー200と下カバ
ー210の補強が可能となる。また、図33に示すよう
に、凸部201a、211aは、PCB30上のアンプ
35、LDドライバ33(特に図示はしていない)等の
半導体ICとの空間を狭めて配置しているので、アンプ
35やLDドライバ33等の半導体ICと凸部201a
または211aの間に例えばシリコン樹脂等の熱伝導材
76を挿入して、凸部201aまたは211aと、アン
プ35やLDドライバ33等の半導体ICとを接触させ
ることにより、アンプ35やLDドライバ33等の半導
体ICからの発熱を上カバー200または下カバー21
0に伝熱させることが可能となり、上カバー200と下
カバー210を放熱器として利用可能とし、PCB30
の動作安定化を図ることが可能となる。
【0213】尚、本実施の形態では熱伝導材76をシリ
コン樹脂としているが、これに限らず銅,アルミニウ
ム、亜鉛、及びその合金であっても本発明の効果になん
ら影響がないことを明言しておく。さらに、上カバー2
00または下カバー210を直接半導体ICに接触さ
せ、放熱効果を得ることも可能である。
【0214】もちろん、アンプ35やLDドライバ33
等の半導体ICからの発熱量が少ない場合、熱伝導材7
6をあえて付加する必要は無いことを付記しておく。
【0215】上カバー200の凹部202a(図35参
照)又は、下カバー210の凹部212a(特に図示は
していない)は、本発明の光ファイバモジュールを挿抜
する際に、指の引っかかりとなり、非常にハンドリング
がし易い。さらに本発明の光ファイバモジュールの重心
位置を第2の領域、特に凹部202a、又は212a近
辺に設置することにより、よりハンドリング性が向上す
るのはいうまでもない。また、カバー凹部202a、2
12aは製品名等の表現する場所としても適しており、
その表現方法はシールの貼り付け、上カバー200と下
カバー210成型時の一体成型、あるいは上カバー20
0と下カバー210成型後の刻印付けでもよい。
【0216】上カバー200と下カバー210は最終的
に互いに向かい合って結合されており、結合手段には、
接着等も考えられるが、生産性や、上カバー200と下
カバー210をシールド材として用いることを考慮し
て、上述したように、カバー用ネジ74(図35参照)
による締結を行っている。締結は、本来ならば、上カバ
ー200と下カバー210端部で行うのが望ましいが、
上カバー200と下カバー210の第1の領域にカバー
締結用開口部等の締結手段を設けるためと、電気コネク
タ220を避ける必要から、第1の領域の幅を広くしな
ければならず、小型化ができない。従って締結手段は、
図35に示すように、上カバー200と下カバー210
の第2の領域に設けている。安定性、生産性、及びPC
B30の面積を確保するために、締結は3カ所とし、L
Dモジュール50とPDモジュール40の間に1カ所、
コネクタ近傍に2カ所配置している。3ヶ所の締結部の
配置は2等辺三角形を形成しており、光プラグ(特に図
示はしない)の脱着による応力を理想的に分散し、高信
頼性の光ファイバモジュールを実現している。
【0217】図39は下フレーム20を示す斜視図で、
図40は上フレーム10を示す斜視図である。
【0218】上フレーム10には、図40に示すよう
に、フレーム固定用開口部11aと、カバーネジ用開口
部12aと、上下フレーム位置決め用開口部(特に図示
はしない)と、フレーム位置決め用突起部72dと、光
プラグ(特に図示しない)との嵌合を行うための爪(特
に図示しない)が設けられている。
【0219】下フレーム20には、図39に示すよう
に、フレーム固定用開口部21cと、カバーネジ用開口
部22cと、上下フレーム位置決め用突起部21aと、
フレーム位置決め用突起部72d(特に図示はしない)
と、モジュール用スリッド21bが設けられている。
【0220】フレーム固定用開口部11aとフレーム固
定用開口部21cは下カバー210のフレーム固定用開
口部219sと同軸上に配置されており、上フレーム1
0側から挿入される上下フレーム固定用ネジ74fによ
り、下カバー210に上フレーム10と下フレーム20
を固定するのに用いられる。カバーネジ用開口部12a
とカバーネジ用開口部22cは、カバー固定用開口部2
19aとカバー固定用開口部209aと同軸上に配置さ
れており、カバー用ネジ74が貫通できるようになって
いる。上フレーム10の上下フレーム位置決め用開口部
(特に図示はしない)と下フレーム20の上下フレーム
位置決め用突起部21aは、互いに嵌合するように配置
されており、上下フレームの位置決めに用いられるだけ
でなく、組立後の上下フレームのズレを防止するために
用いられる。上下フレーム位置決め用突起部21aを下
フレーム20の先端中央部に配置し、上下フレーム位置
決め用開口部(特に図示はしない)を上フレーム10の
先端中央に配置することにより、上下フレームのズレを
抑える効果が得られる。上下フレームの突起部と開口部
を入れ替えても同様の効果が得られる。
【0221】フレーム位置決め用突起部72dはそれぞ
れ上フレーム位置決め用開口部72aと下フレーム位置
決め用開口部72aと嵌合するように配置され、位置決
めに用いられる。
【0222】材質については、上フレーム10と下フレ
ーム20は、光プラグとの挿抜を行うために、たとえば
ポリ・カーボネイト(PC)、ポリ・ブチレン・テレフ
タレート(PBT)等の樹脂成型品が適している。
【0223】また、本発明の光ファイバモジュールで
は、図31に示すように上フレーム10と下フレーム2
0は、先端部から2mm程度以下の範囲を除いて、上カ
バー200と下カバー210に覆われている。これは、
光プラグ(特に図示してない)を光コネクタ部300に
逆向きに挿入しようとした場合に、上フレーム10と下
フレーム20が上下方向に開いて挿入可能とならないよ
うに上カバー200と下カバー210で挟み込むため
で、このことが、光コネクタ部300への逆差し込みが
不可能となる、より安全な光ファイバモジュールを実現
可能としている。
【0224】前述したようにフレームを樹脂(PBT・
PC)、カバーをアルミニウム(あるいはアルミニウム
合金)とした場合、上フレームを上カバーへ一体成型し
ても本発明の効果が失われることはない。
【0225】図37はPCBを示す斜視図で、PCB3
0は、上カバー200と下カバー210内部で実装面積
を最大限確保するために、上カバー200と下カバー2
10の内壁に沿った形状になっている。PCB30に
は、FPC39との接合に用いられるFPCコネクタ3
9c、LDモジュール50を駆動するための半導体IC
であるLDドライバ33、LDモジュール50の駆動電
流等を調整する可変抵抗34、あるいはPDモジュール
40からの受信信号の検出レベルを調節する可変抵抗3
4、アンプ35等が搭載されており、ランド307上に
は面実装タイプの電気コネクタ220が実装されている
(特に図示はしていない)。
【0226】可変抵抗34は、図42に示すように、P
CB30の上面に配することにより、光ファイバモジュ
ールの組立時の調整工程を容易にすることができる。調
整工程の詳細については、図43を用いて後述する。こ
れはPCB30の組み込み行程に依るもので、すなわち
PCB30は、予め組立調整用の治具を用いて電気コネ
クタ220をランド307に実装した状態で、下カバー
210に組み込まれ、電気コネクタ固定用ネジ71で固
定される。従って、PCB30の下面に可変抵抗34を
配すると、調整する際、下カバー210をもう一度取り
外す必要があり、作業性が悪い。PCB30の上面に可
変抵抗34を実装する場合は調整がそのまま行え、光フ
ァイバモジュールの調整作業者の調整作業の効率が高く
なる。ひいては、この調整作業の効率アップがローコス
ト光ファイバモジュールを実現する。
【0227】FPC39はLDモジュール50とPDモ
ジュール40の電気信号をPCB30へ送受信するため
に設けられる。FPC39には図38に示すように、L
Dモジュール50とPDモジュール40とのリード本数
に応じたスルーホール37aと、PCB30上のFPC
コネクタ39cへの接続を実現するスルーホール30
8、及びチップ抵抗(特に図示はしない)、容量(特に
図示はしない)等が具備されている。FPC39は二層
以上の基板であり、PDモジュール40の受信信号とL
Dモジュール50の送信信号を強力なグランド層にて保
護している。また、FPC39はLDモジュール50側
とPDモジュール40側との間にスリッド320が設け
られており、LDモジュール50の全長とPDモジュー
ル40の全長が異なる場合においても良好な特性が得ら
れる。ここで、LDモジュール50の全長は組立性を重
視する場合、プラスマイナス1.5mmと大きく振れる
が、それは、レンズとLD素子を荒位置決めした後、フ
ェルールホルダを位置決めするためである。従って、L
Dモジュール50の全長のバラツキを許容することは、
LDモジュール50の組立時間の短縮、及び良品率の向
上が図れることになる。また、PDモジュール40のP
D素子の出力の小さいことから、PDモジュールの出力
経路は短距離であればあるほどよい。従って、FPC3
9にスリッド320を設けることによりLDモジュール
50の全長のバラツキを吸収できるばかりでなく、PD
モジュール40の伝送環境も向上可能となる。このよう
に、LDモジュール50とPDモジュール40をFPC
39を用いてPCB30と接続することにより、ローコ
ストで高信頼性な光ファイバモジュールが得られること
になる。尚、本実施の形態ではFPCコネクタ39cに
てPCB30へFPC39を接続してるが、PCB30
上にランド等を設けPCB30へFPC39を接続する
しても本発明の効果が失われるものではない。また、本
実施の形態では、1枚のFPCにスリッドを設けたが、
LDモジュール50用とPDモジュール40用にそれぞ
れ別のFPCを用いても本発明の効果が失われるもので
はない。
【0228】また、PD素子の出力の小さいことから、
アンプ35までの伝送経路をシールド板41b(図43
参照)にて電磁シールド及び静電シールドを行ってい
る。
【0229】図36は第13の実施の形態の構成部品で
ある電気コネクタを示す斜視図である。電気コネクタ2
20は、ホスト・コンピュータ等の電気信号出力端子に
接続するためのもので、相手コネクタとの接続を行う電
気コネクタ部224とPCB30との接続を行うコンタ
クト部223、電気コネクタ220を下カバー210に
固定するためのコネクタ固定用開口部222、相手コネ
クタとのロックを行うために使用されるロック用ネジ7
0用のロック用ネジ用開口部221等から構成されてい
る。また、システム側の相手コネクタ(特に図示はして
いない)との固定には、ロック用ネジ70が用いられ
る。ロック用ネジ70には、図36に示すように、ロッ
ク用ネジ70が光ファイバモジュールからの脱落を防止
するための座金(ポリスライダ)70pと、ロック用ネ
ジ70と相手コネクタのタップネジとの弛緩防止にスプ
リングワッシャ70sが取り付けてある。
【0230】ここで、スプリングワッシャ70sは相手
コネクタのタップネジとの弛緩防止ばかりではなく、相
手コネクタと上下カバーとのグランドを確実にとるとい
う効果も発生する。特に、電気コネクタ220等の多く
のコネクタはカバーとのグランドを考慮された設計は少
なく、スプリングワッシャ70sを用いる効果は大き
い。
【0231】尚、スプリングワッシャ70sを図6に示
した第2の実施の形態、図14に示した第5の実施の形
態、図15に示した第6の実施の形態、図18に示した
第9の実施の形態、図19に示した第10の実施の形
態、図20に示した第11の実施の形態、後述する図4
5に示す第15の実施の形態等に用いてもよい。
【0232】本発明の光ファイバモジュールでは、電気
コネクタ220は、下カバー210の第1の領域に配置
され、コネクタ固定用開口部222を通過する電気コネ
クタ固定用ネジ71によって下カバー210のコネクタ
固定用開口部214に締結される。これにより、電気コ
ネクタ部224への負荷が、下カバー210へ分散、低
減されて、強度的に高い信頼性を得ることができる。電
気コネクタ220の固定手段としては、接着等も利用可
能である。
【0233】また、電気コネクタ220の形状には様々
なものが存在するが、本発明の光ファイバモジュールで
は、面実装タイプを使用している。面実装タイプの電気
コネクタ220を使用することにより、LDモジュール
50と、PDモジュール40と、PCB30と、電気コ
ネクタ220を光ファイバモジュールの中心位置に配置
するこ可能となり、より様々な外力に対して優れた強度
の光ファイバモジュールが実現でき、上カバー200と
下カバー210についても、同一形状とすることが可能
となり、安価な光ファイバモジュールが実現できると共
に、厚さを薄くすることが可能となり、光ファイバモジ
ュールの小型化を実現している。
【0234】次に、図32、及び図33を用いて、本発
明の光ファイバモジュールの組立法について述べる。本
発明の光ファイバモジュールは六角ナット75b上に下
カバー210を配し、下カバー210の位置決め用開口
部72aに下フレーム20の位置決め用突起部(特に図
示しないが、図32中の上フレーム10に示す突起部7
2dと同一形状)を勘合させて下フレーム20を下カバ
ー210に位置決めする。
【0235】尚、下カバー210と下フレーム10との
固定強度を向上させるために、下カバー210に下フレ
ーム10が一体成型されていてもよい。
【0236】PCB30にはFPCコネクタ39c、ア
ンプ35等が予め実装されており、電気コネクタ220
もPCB30へ実装される。これらの実装されたPCB
30は電気コネクタ固定用ネジ71にて、下カバー21
0へ固定される。すなわち、電気コネクタ固定用ネジ7
1は下カバー210のコネクタ固定用開口部214を貫
通し、電気コネクタ220のコネクタ固定用開口部22
2に設けられたタップ部にて電気コネクタ220を下カ
バー210に固定する。
【0237】FPC39が半田付けされたLDモジュー
ル50とPDモジュール40は下フレーム20のモジュ
ール用スリッド21bにて位置決め固定される。また、
FPC39の他端はPCB30のFPCコネクタ39c
に半田付けされる。
【0238】上フレーム10は上下フレーム固定ネジ7
4fにて固定される。上フレーム10と下フレーム20
との位置決めは下フレーム20の上下フレーム位置決め
用突起部21aと上フレーム10の上下フレーム位置決
め用開口部11b(図41参照のこと)及び、LDモジ
ュール50とPDモジュール40を介して、下フレーム
20のモジュール用スリッド21bと上フレーム10の
モジュール用スリッド(特に図示しないがモジュール用
スリッド21bと同一形状)にて行われる。
【0239】これまでの状態を図43の平面図に示して
いる。図43は本発明の光ファイバモジュールの第13
の実施の形態を示す平面図である。この状態でLDモジ
ュール50の発光パワー調整行程に入るが詳細は後述す
る。
【0240】上カバー200をスプリングワッシャ74
s付きのカバー固定ネジ74を用いて六角ナット75b
に締結する。上下カバーの位置決めは上フレーム10に
設けられたフレーム位置決め用突起部72dと上カバー
200に設けられたフレーム位置決め用開口部(特に図
示しないが下カバー210に設けられたフレーム位置決
め用開口部72aと同一形状)及び、下カバー210に
設けられた211b凸部と202b凹部にて行なわれ
る。
【0241】このように積層式に組立できるような構造
とすることにより、本発明の光ファイバモジュールが容
易に組み立て可能なばかりでなく、安価な組立コストし
か必要ないことは明白である。また、積層式に組立でき
るということは容易に自動組立が可能であること示して
おり、さらなるローコストな光ファイバモジュールの実
現を容易にしている。尚、本実施の形態では下カバー2
10へ順次部品を積層しているが、下フレーム20(上
フレーム10、あるいは上下フレーム)とLDモジュー
ル50、PDモジュール40、PCB30、電気コネク
タ220等を予めサブアセンブリした状態で下カバー2
10等へ組み込んでも本発明の効果になんら遜色のない
ことを明記しておく。
【0242】上下カバー、及び上下フレームの固定状態
をよりわかりやすく説明するために図41を用いる。図
41は本発明の光ファイバモジュールの第13の実施の
形態を示す断面図である。図41において、下フレーム
20と上フレーム10は上下フレーム位置決め用突起部
21aと上下フレーム位置決め用開口部11bにて位置
決めされ、上下フレーム固定ネジ74fが上下フレーム
を下カバー210上のフレーム固定用開口部219sに
て固定している。また、下カバー210と上カバー20
0はスプリングワッシャ74s付きカバー固定ネジ74
を用いて六角ナット75bにて固定されている。尚、本
実施の形態ではフレーム固定用開口部219sにタップ
加工を施しているが、フレーム固定用開口部219sを
穴加工とし、上下フレーム固定ネジ74fをセルフタッ
ピングネジとしてもよい。また、本実施の形態では上下
カバーをスプリングワッシャ74s付きカバー固定ネジ
74を用いて六角ナット75bにて固定しているが、六
角ナット74sのかわりに下カバー210に穴加工を施
し、カバー固定ネジ74をセルフタッピングネジとして
もよい。
【0243】スプリングワッシャ74sは六角ナット7
5b等との弛緩防止効果ばかりではなく、上下カバー間
のグランドを確実にとるという効果も発生する。特に、
上下カバーを組み合わせる場合、上下カバー間に隙間等
あると、有害な外来電磁波の影響を受けやすいが、スプ
リングワッシャ70sを用いることにより、上下カバー
間の隙間は発生しにくく、かつカバー固定ネジ74を介
して確実に上下カバーのグランドをとれることになる。
【0244】図43は本発明の光ファイバモジュールの
第13の実施の形態を示す平面図である。先にも述べた
が、図43の状態でLDモジュール50の発光パワー調
整行程を行う。電気コネクタ220には調整用基板(特
に図示はしない)が接続され、LDモジュール50の先
端には測定用の光ファイバ(特に図示はしない)が接続
される。PCB30上の可変抵抗34を調整し、LDモ
ジュール50より発光される発光パワーを光ファイバを
介して光学測定系(特に図示はしない)にて測定し、L
Dモジュール50より発光される発光パワーを所望の値
に調整する。
【0245】このように下カバー210、下フレーム2
0、上フレーム10、LDモジュール50、PDモジュ
ール40、PCB30、電気コネクタ220等が組み立
てられた完成品直前の状態にて光ファイバモジュールの
一番重要なLDモジュール50の発光パワーを調整する
ことにより、高信頼性の光ファイバモジュールが提供可
能となる。すなわち、光通信のインターフェースとなる
上下フレームとLDモジュール50、PDモジュール4
0は下カバー210に完全に固定されており、かつ電気
通信のインターフェースとなる電気コネクタ220も下
カバー210に完全に固定されいるため、本発明の光フ
ァイバモジュールの基本特性は完成品と同等である。
【0246】さらに、上カバー200を最後に組み付け
るため、本発明の光ファイバモジュールは金属でほぼ完
全にシールドされることになる。すなわち、外来からの
有害な電磁波、あるいは静電ノイズから本発明の光ファ
イバモジュールはほぼ完全に遮断される。一般的にPC
B30上の可変抵抗34は市販のドライバにて調整され
るが、完成品の状態ではカバー等に調整用の穴等が必要
になるが、この穴から有害な電磁波等が光ファイバモジ
ュールへ悪影響を与えるが、本発明の光ファイバモジュ
ールは金属でほぼ完全にシールドされることになるた
め、容易に高信頼性光ファイバモジュールが提供可能と
なる。
【0247】図44は本発明の光ファイバモジュールの
第14の実施の形態を示す平面図である。
【0248】第13の実施の形態との違いはLDモジュ
ール50、PDモジュール40とPCB30との電気的
接続をFPC39のかわりに小回路基板37と小回路基
板37上に実装された小コネクタ302を用いている点
である。このように構成しても本発明の効果が失われる
ことはない。
【0249】図45は本発明の光ファイバモジュールの
第15の実施の形態を示す斜視図である。
【0250】図21に示した第12の実施の形態では光
コネクタの近郊にて上下カバーフレーム15、25の開
きを規制する金属バンド77を示しているが、本実施の
形態では上下カバーフレーム15、25のほとんど全体
を覆う金属バンド77を用いている。すなわち、上下カ
バーフレーム15、25のはほとんど全体を覆う金属バ
ンド77を用いることにより、有害な外来電磁波、静電
ノイズ、あるいは光ファイバモジュールから発生する不
要輻射等を防止できるようになる。
【0251】図46は本発明の光ファイバモジュールの
第16の実施の形態に使用されるメインFPCの斜視図
を示している。図17に示した第8の実施の形態ではメ
インFPC38の先端にLDモジュール50とPDモジ
ュール40、メインFPC38の他端に、電気コネクタ
用のランド307を設けているが、本実施の形態ではメ
インFPC38の中央部に電気コネクタ用のランド30
7を設け、メインFPC38の一方にLDモジュール5
0用のLD用半導体IC305、他方にPDモジュール
40用のPD用半導体IC304を設けることにより、
LD発光系の電気回路と、PD受光系の電気回路と分離
できるため、電気コネクタからLDモジュール50まで
の送信系の電気信号と、PDモジュール40から電気コ
ネクタまでの受信系の電気信号を分離できることにな
り、送受信信号の品質を向上させることが可能となる。
【0252】さらに、メインFPC38を中央部にて折
り曲げることにより、メインFPC38の実装面積を増
加させてもよい。
【0253】従って、本実施の形態を用いることによ
り、電気コネクタの挿抜や、光プラグの挿抜による応力
を回避するコンパクトな光ファイバモジュールが提供可
能となるばかりでなく、送受信信号の品質の高い、高信
頼性光ファイバモジュールが提供可能となる。
【0254】尚、上述してきたLDモジュールはこれを
限定するものではなく、LDのかわりにLED(ライト
・エミッティング・ダイオード)等を用いてもよい。
【0255】尚、上述してきた第1から16の実施の形
態には、本発明の光ファイバモジュールばかりでなく従
来のシステム組み込み形の光ファイバモジュールにも適
応可能であることを付記しておく。
【0256】なお、本実施の形態では、伝送信号をシリ
アルデータとしたが、パラレルデータでも同様に行え
る。
【0257】
【発明の効果】以上述べたように本発明の光ファイバモ
ジュールによれば 1)光ファイバモジュールを搭載したマザーボードを組
み込む必要がなくなるばかりでなく、システムが、電気
信号用のモジュールが搭載されていても、今まで用いて
いた電気ケーブルを低ノイズ伝送や長距離伝送を実現す
る光ケーブルへ容易に、かつ経済的に変更可能である。
【0258】2)上下カバーにて光モジュールの光コネ
クタ部を固定しているため、光プラグの逆差が不可能と
なり、機能面あるいは安全面の問題を皆無にしている。
【0259】3)カバーの材質、及び形状にて挿抜力,
あるいは外力に耐えうる構造とし、単独での使用を実現
している。
【0260】4)カバーがシールド材を兼ねているた
め、拡張スロット外で単独で動作させても、不要輻射等
の問題を皆無にしている。
【0261】5)PCB上に実装している半導体ICの
放熱を、熱電導材を介してカバーに電導させることによ
り、高信頼性光モジュールを実現している。
【0262】6)電気コネクタを直接的にカバーあるい
はフレームへ固定することにより、電気コネクタの挿抜
時の負荷や電気コネクタのコンタクト部及びPCBのラ
ンド部への応力集中を回避し、高信頼性光モジュールを
実現している。
【0263】7)人体、特に目に有害なLDの発光パワ
ー調整行程を完成品直前の状態にて行うため、光ファイ
バモジュールのカバー等に調整用の開口部が不要とな
る。従って、外来の電磁波等が回り込まないため、高信
頼性な光ファイバモジュールを容易に実現している。
【0264】このように本発明の実用効果は極めて大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバモジュールの第1の実施の
形態を示すブロック図
【図2】本発明の光ファイバモジュールの第1の実施の
形態を示すアイ・パターンを示す図
【図3】本発明の光ファイバモジュールの第1の実施の
形態を示すビット・エラー・レート(BER)のグラフ
【図4】本発明の光ファイバモジュールの第1の実施の
形態にて測定した測定系のブロック図
【図5】本発明の光ファイバモジュールの第2の実施の
形態に使用されるPCBの平面図
【図6】本発明の光ファイバモジュールの第2実施の形
態を示す斜視図
【図7】本発明の光ファイバモジュールの第2実施の形
態を示す分解斜視図
【図8】本発明の光ファイバモジュールの第2実施の形
態を示す分解斜視図
【図9】本発明の光ファイバモジュールの第2の実施の
形態の構造を示す概念図
【図10】本発明の光ファイバモジュールの第2の実施
の形態の構成部品であるPCBを示す平面図
【図11】本発明の光ファイバモジュールの第2実施の
形態を示す断面平面図
【図12】本発明の光ファイバモジュールの第3の実施
の形態を示す概念図
【図13】本発明の光ファイバモジュールの第4の実施
の形態を示す分解斜視図
【図14】本発明の光ファイバモジュールの第5の実施
の形態を示す斜視図
【図15】本発明の光ファイバモジュールの第6の実施
の形態を示す斜視図
【図16】本発明の光ファイバモジュールの第7の実施
の形態に使用されるPCBの平面図
【図17】本発明の光ファイバモジュールの第8の実施
の形態に使用されるメインFPCの斜視図
【図18】本発明の光ファイバモジュールの第9の実施
の形態を示す斜視図
【図19】本発明の光ファイバモジュールの第10の実
施の形態を示す斜視図
【図20】本発明の光ファイバモジュールの第11の実
施の形態を示す斜視図
【図21】本発明の光ファイバモジュールの第12の実
施の形態を示す斜視図
【図22】従来の光ファイバモジュールを示す平面図
【図23】従来の光ファイバモジュールの下フレーム7
bを示す主要断面図
【図24】本発明の光ファイバモジュールの第2実施の
形態の構成部品である下カバーを示す斜視図
【図25】本発明の光ファイバモジュールの第2実施の
形態の構成部品である上カバーを示す斜視図
【図26】本発明の光ファイバモジュールの第2実施の
形態の構成部品である電気コネクタを示す斜視図
【図27】本発明の光ファイバモジュールの第2実施の
形態の構成部品である回路基板を示す斜視図
【図28】本発明の光ファイバモジュールの第2実施の
形態の構成部品であるLDモジュール、PDモジュール
を示す斜視図
【図29】本発明の光ファイバモジュールの第2実施の
形態の構成部品である下フレームを示す斜視図
【図30】本発明の光ファイバモジュールの第2実施の
形態の構成部品である上フレームを示す斜視図
【図31】本発明の光ファイバモジュールの第13の実
施の形態を示す斜視図
【図32】本発明の光ファイバモジュールの第13の実
施の形態を示す分解斜視図
【図33】本発明の光ファイバモジュールの第13の実
施の形態を示す分解斜視図
【図34】本発明の光ファイバモジュールの第13の実
施の形態の構成部品である下カバーを示す斜視図
【図35】本発明の光ファイバモジュールの第13の実
施の形態の構成部品である上カバーを示す斜視図
【図36】本発明の光ファイバモジュールの第13の実
施の形態の構成部品である電気コネクタを示す斜視図
【図37】本発明の光ファイバモジュールの第13の実
施の形態の構成部品である回路基板を示す斜視図
【図38】本発明の光ファイバモジュールの第13の実
施の形態の構成部品であるLDモジュール、PDモジュ
ールを示す斜視図
【図39】本発明の光ファイバモジュールの第13の実
施の形態の構成部品である下フレームを示す斜視図
【図40】本発明の光ファイバモジュールの第13の実
施の形態の構成部品である上フレームを示す斜視図
【図41】本発明の光ファイバモジュールの第13の実
施の形態を示す断面図
【図42】本発明の光ファイバモジュールの第13の実
施の形態を示す平面図
【図43】本発明の光ファイバモジュールの第13の実
施の形態を示す平面図
【図44】本発明の光ファイバモジュールの第14の実
施の形態を示す平面図
【図45】本発明の光ファイバモジュールの第15の実
施の形態を示す斜視図
【図46】本発明の光ファイバモジュールの第16の実
施の形態に使用されるメインFPCの斜視図
【図47】本発明の光ファイバモジュールの各実施の形
態に用いられるコネクタを示す斜視図
【符号の説明】
1 LDモジュール 2 PDモジュール 3 PCB(回路基板) 4 半導体IC 5 半導体IC 6 コネクタ 7a 上フレーム 7b 下フレーム 8 スペーサ 9 Jクリップ 10 上フレーム 11 位置決め用開口部 11a フレーム固定用開口部 11b 上下フレーム位置決め用開口部 12a カバーネジ用開口部 12 カバーネジ用開口部 15 上カバーフレーム 20 下フレーム 21 位置決め用開口部 21a 上下フレーム位置決め用突起部 21b モジュール用スリッド 21c フレーム固定用開口部 22 カバーネジ用開口部 22a カバーネジ用開口部 23 PCB固定用開口部 25 下カバーフレーム 30 PCB(回路基板) 31 位置決め用開口部 31a 固定用開口部 32 電気コネクタ 33 LDドライバ 34 可変抵抗 35 アンプ 35a トランス・インピーダンス・アンプ部 35b 波形整形回路部 37 小回路基板 37a スルーホール 38 メインFPC 39 FPC 39c FPCコネクタ 40 PDモジュール(フォトダイオード・モジュー
ル) 41 シールド板 41a PDシールド板 41b シールド板 42 PDモジュール開口部 47 PDリード 47a PD出力信号用リード 50 LDモジュール(レーザーダイオード・モジュー
ル) 52 LDモジュール開口部 57 LDリード 70 ロック用ネジ 70a ロックネジ頭部 70s スプリングワッシャ 70p 座金(ポリスライダ) 71 電気コネクタ固定用ネジ 72 ピン 72a フレーム位置決め開口部 72d フレーム位置決め突起部 73 PCB固定用ネジ 74 カバー用ネジ 74f 上下フレーム固定ネジ 74s スプリングワッシャ 75a 六角穴 75b 六角ナット 76 熱伝導材 77 金属バンド 90 ビット・エラー・レート・テスター 91 光アッテネータ 92 光ケーブル 93 電気的シリアルデータ 94 シリアルデータ 100 光ファイバモジュール組立体 200 上カバー 201a 凸部 201b 凸部 202a 凹部 202b 凹部 203 上カバー開口部 206 ロック用ネジ用凹部 207 上カバー開口部 208 くびれ部 209a カバー締結用開口部 209b カバー締結用開口部 210 下カバー 211a 凸部 211b 凸部 212a 凹部 213 下カバー開口部 214 コネクタ固定用開口部 215 PCB固定用開口部 216 ロック用ネジ用凹部 217 下カバー開口部 218 くびれ部 219a カバー締結用開口部 219b カバー締結用開口部 219s フレーム固定用開口部 220 電気コネクタ 220a ピン 220b パネル 221 ロック用ネジ用開口部 222 コネクタ固定用開口部 223 コンタクト部 224 電気コネクタ部 225 電気コネクタ突起部 300 光コネクタ部 300a 小組立体 301 突起部 302 小コネクタ 303 FPC開口部 304 PD用半導体IC 305 LD用半導体IC 306 メインFPC開口部 307 ランド 308 スルーホール 310 接合部 320 スリッド 327 FPCランド θ テーパ部の角度 L 回路基板保持長さ

Claims (99)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータ等に接続される電気コネクタ
    と、前記コンピュータ等から送信されたレイザーダイオ
    ード(以下LDと略す)用データをLD用電気信号に変
    換するLD用半導体ICと、前記LD用電気信号をLD
    用光学信号に変換するLDモジュールと、フォトダイオ
    ード(以下PDと略す)用光学信号をPD用電気信号に
    変換するPDモジュールと、前記PD用電気信号をPD
    用データに変換するPD用半導体ICと、前記電気コネ
    クタと前記LD用半導体ICと前記PD用半導体ICを
    具備する回路基板と、前記PD用電気信号を電気的にシ
    ールドするシールド手段と、前記回路基板と前記LDモ
    ジュールと前記PDモジュールとを収納するカバーと、
    前記LD用光信号と前記PD用光信号とを送受信する光
    プラグに挿抜可能に嵌合する光コネクタとを有する光フ
    ァイバモジュールであって、前記電気コネクタを有する
    第1の領域と、前記光コネクタを有する第2の領域との
    間にくびれ部を有していることを特徴とする光ファイバ
    モジュール。
  2. 【請求項2】くびれ部が略矩形形状であることを特徴と
    する請求項1に記載の光ファイバモジュール。
  3. 【請求項3】くびれ部を設けることによって第1または
    第2の領域に対応するカバーの少なくとも一方に角度を
    形成し、前記角度が10度以上20度以下であることを
    特徴とする請求項1に記載の光ファイバモジュール。
  4. 【請求項4】第1の領域に貫通孔を設け、前記貫通孔に
    ネジを挿入してコンピュータ等と接続することを特徴と
    する請求項1に記載の光ファイバモジュール。
  5. 【請求項5】第1の領域の最大幅に対し第2の領域の最
    大幅が大きいことを特徴とする請求項1に記載の光ファ
    イバモジュール。
  6. 【請求項6】第1の領域の最大幅に対するくびれ部の最
    大幅の比が0.3から0.6であることを特徴とする請
    求項1に記載の光ファイバモジュール。
  7. 【請求項7】第2の領域に重心位置があることを特徴と
    する請求項1に記載の光ファイバモジュール。
  8. 【請求項8】コンピュータ等に接続される電気コネクタ
    と、前記コンピュータ等から送信されたLD用データを
    LD用電気信号に変換するLD用半導体ICと、前記L
    D用電気信号をLD用光学信号に変換するLDモジュー
    ルと、PD用光学信号をPD用電気信号に変換するPD
    モジュールと、前記PD用電気信号をPD用データに変
    換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記L
    D用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回路
    基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドするシ
    ールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと前
    記PDモジュールとを収納するカバーと、前記LD用光
    信号と前記PD用光信号とを送受信する光プラグに挿抜
    可能に嵌合する光コネクタとを有する光ファイバモジュ
    ールであって、前記カバーの前記LD用半導体IC或い
    は前記PD用半導体ICと対向近接する部分に内部に突
    出する突起部を有していることを特徴とする光ファイバ
    モジュール。
  9. 【請求項9】LD用半導体IC或いはPD用半導体IC
    と突起部との間に熱伝導体を有することを特徴とする請
    求項8に記載の光ファイバモジュール。
  10. 【請求項10】熱伝導体が金属であることを特徴とする
    請求項9に記載の光ファイバモジュール。
  11. 【請求項11】熱伝導体が銅、アルミニウム、亜鉛、及
    びその合金等の非鉄金属の少なくとも一つであることを
    有することを特徴とする請求項9に記載の光ファイバモ
    ジュール。
  12. 【請求項12】熱伝導体がシリコン樹脂であることを特
    徴とする請求項9に記載の光ファイバモジュール。
  13. 【請求項13】LD用半導体IC或いはPD用半導体I
    Cと突起部とを当接させたことを特徴とする請求項8に
    記載の光ファイバモジュール。
  14. 【請求項14】カバーの肉厚が略均一であることを特徴
    とする請求項8に記載の光ファイバモジュール。
  15. 【請求項15】カバーの突起部に対応した外側部に窪み
    を設けることを特徴とする請求項14に記載の光ファイ
    バモジュール。
  16. 【請求項16】窪みに銘板を有することを特徴とする請
    求項15に記載の光ファイバモジュール。
  17. 【請求項17】銘板がシールであることを特徴とする請
    求項16に記載の光ファイバモジュール。
  18. 【請求項18】銘板がカバー成型時に一体成型されてい
    ることを特徴とする請求項16に記載の光ファイバモジ
    ュール。
  19. 【請求項19】銘板がカバー成型後に刻印されているこ
    とを特徴とする請求項16に記載の光ファイバモジュー
    ル。
  20. 【請求項20】コンピュータ等に接続される電気コネク
    タと、前記コンピュータ等から送信されたLD用データ
    をLD用電気信号に変換するLD用半導体ICと、前記
    LD用電気信号をLD用光学信号に変換するLDモジュ
    ールと、PD用光学信号をPD用電気信号に変換するP
    Dモジュールと、前記PD用電気信号をPD用データに
    変換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記
    LD用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回
    路基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドする
    シールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと
    前記PDモジュールとを収納する第1のフレームと、前
    記第1のフレームに対向する第2のフレームと、前記第
    1のフレームを収納する第1のカバーと、前記第2のフ
    レームを収納する第2のカバーと、前記LD用光信号と
    前記PD用光信号とを伝送する光プラグに挿抜可能に嵌
    合する光コネクタとを有する光ファイバモジュールであ
    って、前記第1のカバーと、前記第2のカバーとが金属
    であることを特徴とする光ファイバモジュール。
  21. 【請求項21】第1のカバー及び第2のカバーが銅、ア
    ルミニウム、亜鉛、及びその合金等の非鉄金属のいずれ
    か一つであることを特徴とする請求項20に記載の光フ
    ァイバモジュール。
  22. 【請求項22】フレームがカバーへ一体成型されている
    ことを特徴とする請求項20に記載の光ファイバモジュ
    ール。
  23. 【請求項23】第1のカバー或いは第2のカバーのいず
    れか一方にフレームを所望の位置に係合せしめる位置決
    め手段を有することを特徴とする請求項20に記載の光
    ファイバモジュール。
  24. 【請求項24】位置決め手段が位置決ピンを有し、前記
    位置決ピンがLDモジュールあるいはPDモジュールに
    近設されていることを特徴とする請求項20に記載の光
    ファイバモジュール。
  25. 【請求項25】位置決ピンが回路基板を所望の位置に係
    合せしめることを特徴とする請求項24に記載の光ファ
    イバモジュール。
  26. 【請求項26】回路基板の接地電位とカバーの接地電位
    とを略同一にするアース手段を有することを特徴とする
    請求項20に記載の光ファイバモジュール。
  27. 【請求項27】ネジにて回路基板をカバーへ締結するア
    ース手段を有することを特徴とする請求項25に記載の
    光ファイバモジュール。
  28. 【請求項28】アース手段が第1のフレーム或いは第2
    のフレームのいずれか一方を固着する共締手段を有する
    ことを特徴とする請求項25に記載の光ファイバモジュ
    ール。
  29. 【請求項29】アース手段がLDモジュールあるいはP
    Dモジュールに近設されていることを特徴とする請求項
    26に記載の光ファイバモジュール。
  30. 【請求項30】第1のカバーと第2のカバーがクラムシ
    ェル構造であることを特徴とする請求項20に記載の光
    ファイバモジュール。
  31. 【請求項31】第1のカバーと第2のカバーが略同一形
    状であることを特徴とする請求項20に記載の光ファイ
    バモジュール。
  32. 【請求項32】第1のカバーと第2のカバーを少なくと
    も3カ所のネジにて固定することを特徴とする請求項3
    0に記載の光ファイバモジュール。
  33. 【請求項33】カバーがフレームを略覆っていることを
    特徴とする請求項20に記載の光ファイバモジュール。
  34. 【請求項34】コンピュータ等に接続される電気コネク
    タと、前記コンピュータ等から送信されたLD用データ
    をLD用電気信号に変換するLD用半導体ICと、前記
    LD用電気信号をLD用光学信号に変換するLDモジュ
    ールと、PD用光学信号をPD用電気信号に変換するP
    Dモジュールと、前記PD用電気信号をPD用データに
    変換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記
    LD用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回
    路基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドする
    シールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと
    前記PDモジュールとを収納するカバーと、前記LD用
    光信号と前記PD用光信号とを送受信する光プラグに挿
    抜可能に嵌合する光コネクタとを有する光ファイバモジ
    ュールであって、前記電気コネクタを固着する固着手段
    を有していることを特徴とする光ファイバモジュール。
  35. 【請求項35】カバーを第1のカバーと第2のカバーで
    構成し、前記第1のカバー或いは前記第2のカバーのい
    ずれか一方のみに電気コネクタをネジにて固着する固着
    手段を有することを特徴とする請求項34に記載の光フ
    ァイバモジュール。
  36. 【請求項36】カバーを第1のカバーと第2のカバーで
    構成し、前記第1のカバー或いは前記第2のカバーの少
    なくともいずれか一方に電気コネクタを接着剤にて固着
    する固着手段を有することを特徴とする請求項34に記
    載の光ファイバモジュール。
  37. 【請求項37】電気コネクタに凸部を設け、前記凸部に
    係合する凹部をカバーに設け、前記凸部に前記凹部を係
    合せしめる固着手段を有することを特徴とする請求項3
    4に記載の光ファイバモジュール。
  38. 【請求項38】電気コネクタに凹部を設け、前記凹部に
    係合する凸部をカバーに設け、前記凹部に前記凸部を係
    合せしめる固着手段を有することを特徴とする請求項3
    4に記載の光ファイバモジュール。
  39. 【請求項39】コンピュータ等に接続される電気コネク
    タと、前記コンピュータ等から送信されたLD用データ
    をLD用電気信号に変換するLD用半導体ICと、前記
    LD用電気信号をLD用光学信号に変換するLDモジュ
    ールと、PD用光学信号をPD用電気信号に変換するP
    Dモジュールと、前記PD用電気信号をPD用データに
    変換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記
    LD用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回
    路基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドする
    シールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと
    前記PDモジュールとを収納するカバーと、前記LD用
    光信号と前記PD用光信号とを送受信する光プラグに挿
    抜可能に嵌合する光コネクタとを有する光ファイバモジ
    ュールであって、前記LDモジュールと前記PDモジュ
    ールとを前記回路基板に電気的に接続する電気接合手段
    を有していることを特徴とする光ファイバモジュール。
  40. 【請求項40】LDモジュールとPDモジュールとを小
    回路基板を介して回路基板に電気的に接続する電気接合
    手段を有することを特徴とする請求項39に記載の光フ
    ァイバモジュール。
  41. 【請求項41】小回路基板が回路基板に対し略垂直に配
    設されていることを特徴とする請求項40に記載の光フ
    ァイバモジュール。
  42. 【請求項42】LDモジュールとPDモジュールとを少
    なくとも1つの可撓性回路基板を介して回路基板に電気
    的に接続する電気接合手段を有することを特徴とする請
    求項39に記載の光ファイバモジュール。
  43. 【請求項43】可撓性回路基板がスリッドを有すること
    を特徴とする請求項42に記載の光ファイバモジュー
    ル。
  44. 【請求項44】可撓性回路基板が少なくとも2層以上の
    多層基板であることを特徴とする請求項42に記載の光
    ファイバモジュール。
  45. 【請求項45】可撓性回路基板を回路基板の所望の位置
    へ係合せしめる位置決め手段を有することを特徴とする
    請求項42に記載の光ファイバモジュール。
  46. 【請求項46】コンピュータ等に接続される電気コネク
    タと、前記コンピュータ等から送信されたLD用データ
    をLD用電気信号に変換するLD用半導体ICと、前記
    LD用電気信号をLD用光学信号に変換するLDモジュ
    ールと、PD用光学信号をPD用電気信号に変換するP
    Dモジュールと、前記PD用電気信号をPD用データに
    変換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記
    LD用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回
    路基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドする
    シールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと
    前記PDモジュールとを収納するカバーと、前記LD用
    光信号と前記PD用光信号とを送受信する光プラグに挿
    抜可能に嵌合する光コネクタとを有する光ファイバモジ
    ュールであって、前記回路基板がメイン可撓性回路基板
    であることを特徴とする光ファイバモジュール。
  47. 【請求項47】LD用半導体ICとPD用半導体ICの
    少なくともいずれか一方がベアーチップであることを特
    徴とする請求項46に記載の光ファイバモジュール。
  48. 【請求項48】メイン可撓性回路基板がスリッドを有す
    ることを特徴とする請求項46に記載の光ファイバモジ
    ュール。
  49. 【請求項49】メイン可撓性回路基板が少なくとも2層
    以上の多層基板であることを特徴とする請求項46に記
    載の光ファイバモジュール。
  50. 【請求項50】メイン可撓性回路基板をカバーの所望の
    位置へ係合せしめる位置決め手段を有することを特徴と
    する請求項46に記載の光ファイバモジュール。
  51. 【請求項51】LD用半導体ICとPD用半導体ICの
    少なくともいずれか一方を放熱せしめる放熱手段を有す
    ることを特徴とする請求項46に記載の光ファイバモジ
    ュール。
  52. 【請求項52】コンピュータ等に接続される電気コネク
    タと、前記コンピュータ等から送信されたLD用データ
    をLD用電気信号に変換するLD用半導体ICと、前記
    LD用電気信号をLD用光学信号に変換するLDモジュ
    ールと、PD用光学信号をPD用電気信号に変換するP
    Dモジュールと、前記PD用電気信号をPD用データに
    変換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記
    LD用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回
    路基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドする
    シールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと
    前記PDモジュールとを収納する第1のフレームと、前
    記第1のフレームに対向する第2のフレームと、前記第
    1のフレームを収納する第1のカバーと、前記第2のフ
    レームを収納する第2のカバーと、前記LD用光信号と
    前記PD用光信号とを伝送する光プラグに挿抜可能に嵌
    合する光コネクタとを有する光ファイバモジュールであ
    って、前記第1のカバーと前記第2のカバーを樹脂で構
    成したことを特徴とする光ファイバモジュール。
  53. 【請求項53】第1のカバーあるいは第2のカバーの少
    なくとも一方に金属薄膜を設けたことを特徴とする請求
    項52に記載の光ファイバモジュール。
  54. 【請求項54】金属薄膜がメッキ或いは蒸着された電導
    材であることを特徴とする請求項52に記載の光ファイ
    バモジュール。
  55. 【請求項55】第1のフレームと第1のカバーが同一の
    樹脂材料であることを特徴とする請求項52に記載の光
    ファイバモジュール。
  56. 【請求項56】第1のカバーと第2のカバーとの固定手
    段が光コネクタ近傍に配設されていることを特徴とする
    請求項52に記載の光ファイバモジュール。
  57. 【請求項57】光プラグの逆差防止のために光コネクタ
    近傍に金属バンドを設けたことを特徴とする請求項52
    に記載の光ファイバモジュール。
  58. 【請求項58】コンピュータ等に接続される電気コネク
    タと、前記コンピュータ等から送信されたLD用データ
    をLD用電気信号に変換するLD用半導体ICと、前記
    LD用電気信号をLD用光学信号に変換するLDモジュ
    ールと、PD用光学信号をPD用電気信号に変換するP
    Dモジュールと、前記PD用電気信号をPD用データに
    変換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記
    LD用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回
    路基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドする
    シールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと
    前記PDモジュールとを収納するカバーと、前記LD用
    光信号と前記PD用光信号とを送受信する光プラグに挿
    抜可能に嵌合する光コネクタとを有する光ファイバモジ
    ュールであって、前記電気コネクタの中心と、前記光コ
    ネクタの中心と前記回路基板の中心とが略一致している
    ことを特徴とする光ファイバモジュール。
  59. 【請求項59】LDモジュール、あるいはPDモジュー
    ルの少なくともいずれか一方を調整するための可変抵抗
    が回路基板のいずれか一方の面に具備されていることを
    特徴とする請求項58に記載の光ファイバモジュール。
  60. 【請求項60】コンピュータ等に接続される電気コネク
    タと、前記コンピュータ等から送信されたLD用データ
    をLD用電気信号に変換するLD用半導体ICと、前記
    LD用電気信号をLD用光学信号に変換するLDモジュ
    ールと、PD用光学信号をPD用電気信号に変換するP
    Dモジュールと、前記PD用電気信号をPD用データに
    変換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記
    LD用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回
    路基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドする
    シールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと
    前記PDモジュールとを収納するカバーと、前記LD用
    光信号と前記PD用光信号とを送受信する光プラグに挿
    抜可能に嵌合する光コネクタとを有する光ファイバモジ
    ュールであって、前記コンピュータ等と前記電気コネク
    タとを接続するコネクタ接続手段を有することを特徴と
    する光ファイバモジュール。
  61. 【請求項61】コネクタ接続手段がネジであることを特
    徴とする請求項60に記載の光ファイバモジュール。
  62. 【請求項62】ネジの全長が光ファイバモジュールの全
    長と略同一であることを特徴とする請求項61に記載の
    光ファイバモジュール。
  63. 【請求項63】コンピュータ等に接続される電気コネク
    タと、前記コンピュータ等から送信されたLD用データ
    をLD用電気信号に変換するLD用半導体ICと、前記
    LD用電気信号をLD用光学信号に変換するLDモジュ
    ールと、PD用光学信号をPD用電気信号に変換するP
    Dモジュールと、前記PD用電気信号をPD用データに
    変換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記
    LD用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回
    路基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドする
    シールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと
    前記PDモジュールとを収納するカバーと、前記LD用
    光信号と前記PD用光信号とを送受信する光プラグに挿
    抜可能に嵌合する光コネクタとを有する光ファイバモジ
    ュールであって、前記電気コネクタを有する第1の領域
    に対する前記光コネクタを有する第2の領域とのなす角
    度が略90度であることを特徴とする光ファイバモジュ
    ール。
  64. 【請求項64】第1の領域と第2の領域が回動可能であ
    ることを特徴とする請求項63に記載の光ファイバモジ
    ュール。
  65. 【請求項65】くびれ部を設けることによって第1また
    は第2の領域に対応するカバーの少なくとも一方に角度
    を形成し、前記角度が5度以上20度以下であることを
    特徴とする請求項1に記載の光ファイバモジュール。
  66. 【請求項66】第1の領域の最大幅に対するくびれ部の
    最大幅の比が0.3から0.7であることを特徴とする
    請求項1に記載の光ファイバモジュール。
  67. 【請求項67】ネジがバネ座金を有することを特徴とす
    る請求項4に記載の光ファイバモジュール。
  68. 【請求項68】ネジが座金を有することを特徴とする請
    求項4に記載の光ファイバモジュール。
  69. 【請求項69】カバーの肉厚が略均一であることを特徴
    とする請求項20に記載の光ファイバモジュール。
  70. 【請求項70】カバーの外側部に窪みを設けることを特
    徴とする請求項20に記載の光ファイバモジュール。
  71. 【請求項71】窪みに銘板を有することを特徴とする請
    求項70に記載の光ファイバモジュール。
  72. 【請求項72】銘板がシールであることを特徴とする請
    求項71に記載の光ファイバモジュール。
  73. 【請求項73】銘板がカバー成型時に一体成型されてい
    ることを特徴とする請求項71に記載の光ファイバモジ
    ュール。
  74. 【請求項74】銘板がカバー成型後に刻印されているこ
    とを特徴とする請求項71に記載の光ファイバモジュー
    ル。
  75. 【請求項75】一端にLDモジュール、他端にPDモジ
    ュール、略中央に電気コネクタ用のランドをメイン可撓
    性回路基板が有することを特徴とする請求項46に記載
    の光ファイバモジュール。
  76. 【請求項76】メイン可撓性回路基板が略中央にて折り
    曲げられていることを特徴とする請求項75に記載の光
    ファイバモジュール。
  77. 【請求項77】金属バンドが電磁波等を抑えるシールド
    材を兼ねることを特徴とする請求項57に記載の光ファ
    イバモジュール。
  78. 【請求項78】ネジがバネ座金を有することを特徴とす
    る請求項61、及び62に記載の光ファイバモジュー
    ル。
  79. 【請求項79】コンピュータ等に接続される電気コネク
    タと、前記コンピュータ等から送信されたLD用データ
    をLD用電気信号に変換するLD用半導体ICと、前記
    LD用電気信号をLD用光学信号に変換するLDモジュ
    ールと、PD用光学信号をPD用電気信号に変換するP
    Dモジュールと、前記PD用電気信号をPD用データに
    変換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記
    LD用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回
    路基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドする
    シールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと
    前記PDモジュールとを収納する第1のフレームと、前
    記第1のフレームに対向する第2のフレームと、前記第
    1のフレームを収納する第1のカバーと、前記第2のフ
    レームを収納する第2のカバーと、前記LD用光信号と
    前記PD用光信号とを伝送する光プラグに挿抜可能に嵌
    合する光コネクタとを有する光ファイバモジュールであ
    って、前記第1のフレームと前記第1のカバー或いは、
    前記第2のフレームと前記第2のカバーの少なくとも一
    組を互いに所望の位置に係合せしめるカバー位置決め手
    段を有することを特徴とする光ファイバモジュール。
  80. 【請求項80】第1のフレームあるいは第2のフレーム
    上に形成された凹部あるいは凸部と第1のカバーあるい
    は第2のカバー上に形成された凸部あるいは凹部とを有
    し、前記凹部と前記凸部あるいは前記凸部と前記凹部と
    を互いに嵌合せしめるカバー位置決め手段を有すること
    を特徴とする請求項79に記載の光ファイバモジュー
    ル。
  81. 【請求項81】第1のフレームと第2のフレームを互い
    に所望の位置に係合せしめるフレーム位置決め手段を有
    することを特徴とする請求項79に記載の光ファイバモ
    ジュール。
  82. 【請求項82】第1のフレームに形成された凹部と第2
    のフレームに形成された凸部、或いは第1のフレームに
    形成された凸部と第2のフレームに形成された凹部とを
    互いに嵌合せしめるフレーム位置決め手段を有すること
    を特徴とする請求項81に記載の光ファイバモジュー
    ル。
  83. 【請求項83】フレーム位置決め手段が第1のフレーム
    あるいは第2のフレームの先端中央近傍に配設されてい
    ることを特徴とする請求項81に記載の光ファイバモジ
    ュール。
  84. 【請求項84】第1のフレームと第2のフレームとを第
    1のカバー或いは第2のカバーの何れか一方に固定する
    フレーム固定手段を有することを特徴とする請求項79
    に記載の光ファイバモジュール。
  85. 【請求項85】フレーム固定手段がLDモジュールとP
    Dモジュールの間に配設されていることを特徴とする請
    求項84に記載の光ファイバモジュール。
  86. 【請求項86】フレームがカバーへ一体成型されている
    カバー位置決め手段を有することを特徴とする請求項7
    9に記載の光ファイバモジュール。
  87. 【請求項87】コンピュータ等に接続される電気コネク
    タと、前記コンピュータ等から送信されたLD用データ
    をLD用電気信号に変換するLD用半導体ICと、前記
    LD用電気信号をLD用光学信号に変換するLDモジュ
    ールと、PD用光学信号をPD用電気信号に変換するP
    Dモジュールと、前記PD用電気信号をPD用データに
    変換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記
    LD用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回
    路基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドする
    シールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと
    前記PDモジュールとを収納する第1のフレームと、前
    記第1のフレームに対向する第2のフレームと、前記第
    1のフレームを収納する第1のカバーと、前記第2のフ
    レームを収納する第2のカバーと、前記LD用光信号と
    前記PD用光信号とを伝送する光プラグに挿抜可能に嵌
    合する光コネクタとを有する光ファイバモジュールであ
    って、前記第1のカバーと、前記第2のカバーとを固定
    するカバー固定手段を有することを特徴とする光ファイ
    バモジュール。
  88. 【請求項88】カバー固定手段が光コネクタ近傍に配設
    されていることを特徴とする請求項87に記載の光ファ
    イバモジュール。
  89. 【請求項89】カバー固定手段がLDモジュールとPD
    モジュールの間に配設されていることを特徴とする請求
    項87に記載の光ファイバモジュール
  90. 【請求項90】カバー固定手段がネジによる六角ナット
    締結にてなされることを特徴とする請求項87に記載の
    光ファイバモジュール。
  91. 【請求項91】カバー固定手段がセルフタッピングネジ
    による締結にてなされることを特徴とする請求項87に
    記載の光ファイバモジュール。
  92. 【請求項92】ネジあるいはセルフタッピングネジがバ
    ネ座金を有することを特徴とする請求項90、及び91
    に記載の光ファイバモジュール。
  93. 【請求項93】第1のカバーあるいは第2のカバー上に
    形成された凹部あるいは凸部と第1のカバーあるいは第
    2のカバー上に形成された凸部あるいは凹部とを有し、
    前記凹部と前記凸部あるいは前記凸部と前記凹部とを互
    いに嵌合せしめるカバー位置決め手段を有することを特
    徴とする請求項87に記載の光ファイバモジュール。
  94. 【請求項94】カバー位置決め手段とカバー固定手段と
    の少なくとも1カ所が略同一箇所に配設されていること
    を特徴とする請求項87に記載の光ファイバモジュー
    ル。
  95. 【請求項95】コンピュータ等に接続される電気コネク
    タと、前記コンピュータ等から送信されたLD用データ
    をLD用電気信号に変換するLD用半導体ICと、前記
    LD用電気信号をLD用光学信号に変換するLDモジュ
    ールと、PD用光学信号をPD用電気信号に変換するP
    Dモジュールと、前記PD用電気信号をPD用データに
    変換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記
    LD用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回
    路基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドする
    シールド手段と、前記回路基板と前記LDモジュールと
    前記PDモジュールとを収納するフレームと、前記フレ
    ームを収納するカバーと、前記LD用光信号と前記PD
    用光信号とを送受信する光プラグに挿抜可能に嵌合する
    光コネクタとを有する光ファイバモジュールであって、
    カバーの一方の端部に電気コネクタを取り付け、前記カ
    バーの他方の端部に光コネクタを取り付け、更に前記電
    気コネクタと前記光コネクタの間に回路基板の少なくと
    も一部が配置されていることを特徴とする光ファイバモ
    ジュール。
  96. 【請求項96】フレームと光コネクタを一体に形成した
    ことを特徴とする請求項95記載の光ファイバモジュー
    ル。
  97. 【請求項97】コンピュータ等に接続される電気コネク
    タと、前記コンピュータ等から送信されたLD用データ
    をLD用電気信号に変換するLD用半導体ICと、前記
    LD用電気信号をLD用光学信号に変換するLDモジュ
    ールと、PD用光学信号をPD用電気信号に変換するP
    Dモジュールと、前記PD用電気信号をPD用データに
    変換するPD用半導体ICと、前記電気コネクタと前記
    LD用半導体ICと前記PD用半導体ICを具備する回
    路基板と、前記PD用電気信号を電気的にシールドする
    シールド手段と、前記LDモジュールと前記PDモジュ
    ールとを保持する第1のフレームと、前記LDモジュー
    ルと前記PDモジュールとを保持する第2のフレーム
    と、前記第1のフレームを収納する第1のカバーと、前
    記第2のフレームを収納する第2のカバーと、前記LD
    用光信号と前記PD用光信号とを送受信する光プラグに
    挿抜可能に嵌合する光コネクタとを有する光ファイバモ
    ジュールであって、第1のカバーと第2のカバーを組み
    合わせて作製されたカバー体の一方の端部に光コネクタ
    を取り付け、他方の端部に光コネクタを取り付け、更に
    前記電気コネクタと前記光コネクタの間に回路基板の少
    なくとも一部を配置したことを特徴とする光ファイバモ
    ジュール。
  98. 【請求項98】第1及び第2のフレームの間にLDモジ
    ュールとPDモジュールを挟み込んで保持するとともに
    前記第1及び第2のフレームと光コネクタを一体に形成
    したことを特徴とする請求項97記載の光ファイバモジ
    ュール。
  99. 【請求項99】第1の工程にて第1のカバーに第1のフ
    レームを配置しカバー組立体とし、第2の工程にて電気
    コネクタとLD用半導体ICとPD用半導体ICとシー
    ルド手段とLDモジュール及びPDモジュールとを回路
    基板へ装着し回路基板組立体とし、第3の工程にて前記
    カバー組立体に前記回路基板組立体を配置しカバー回路
    基板組立体とし、第4の工程にて第2のフレームを前記
    カバー回路基板組立体上に配置しフレーム回路基板組立
    体、第5の工程にて第2のカバーを前記フレーム回路基
    板組立体上に配置する組立法を有することを特徴とする
    光ファイバモジュールの製造方法。
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