JP2007121922A - 光送受信モジュール及び光通信装置 - Google Patents

光送受信モジュール及び光通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007121922A
JP2007121922A JP2005317107A JP2005317107A JP2007121922A JP 2007121922 A JP2007121922 A JP 2007121922A JP 2005317107 A JP2005317107 A JP 2005317107A JP 2005317107 A JP2005317107 A JP 2005317107A JP 2007121922 A JP2007121922 A JP 2007121922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
module
housing
optical transmission
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005317107A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4600246B2 (ja
Inventor
Kazuyoshi Yamada
和義 山田
Yuichi Machida
祐一 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2005317107A priority Critical patent/JP4600246B2/ja
Publication of JP2007121922A publication Critical patent/JP2007121922A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4600246B2 publication Critical patent/JP4600246B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

【課題】放熱効率が向上した光送受信モジュールを提供する。
【解決手段】光送受信モジュール1Aは、光信号を送信する光送信モジュール2と、光信号を受信する光受信モジュール3と、電気信号の処理を行う回路基板4と、筐体5を備える。筐体5は、金属系材料で構成される内部筐体5aと、樹脂系材料で構成され、内部筐体5aを覆う外部筐体5bを備える。外部筐体5bは、上下面に窓部11a〜11dが形成され、内部筐体5aの一部を外気に対して露出させている。更に、筐体5は、下面に放熱空間形成凹部12を備え、光送受信モジュール1Aの下面においても、実装部位との間に外気と接触する放熱空間が形成されるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光電変換機能を有して光信号の送受信を行う光送受信モジュール及びこの光送受信モジュールを備えた光通信装置に関する。詳しくは、実装部位との間に放熱空間を形成する放熱空間形成凹部を備えることで、放熱の効率を向上させたものである。
例えば、XFP(10Gigabit Small Form Factor Pluggable)や、XENPAK(10Gigabit Ethernet(登録商標) Transceiver Package)等のMSA(Multi Source Agreement)に代表されるように、データの伝送速度が10Gbpsの光送受信モジュールでは、一般的に金属系の材料で外部の構成部品が形成されている(例えば、特許文献1参照)。
図11はXFPモジュールの一例を示す分解斜視図である。XFPモジュール101は、ネットワークカードを構成するホストボード102に実装される。ホストボード102には、XFPモジュール101が挿入されるゲージ103と、ゲージ103に挿入されたXFPモジュール101が接続されるコネクタ104を備える。また、ゲージ103の上面に取り付けられるヒートシンク105と、ヒートシンク105をゲージ103に固定するクリップ105aを備える。
従来、XFPモジュール101の外装を構成する筐体、ゲージ103、ヒートシンク105及びクリップ105aは、金属系の材料で構成されている。
すなわち、10Gbpsといった高周波対応の光送受信モジュールでは、例えばXFPモジュール101の場合で消費電力が1.5W程度と大きいので、モジュールを覆う筐体等を金属系の材料で構成して、筐体全体から放熱が行えるようにして、放熱効率を向上させている。
また、放熱面積を増加させるために、光送受信モジュールを実装するホストボード等の基板に、光送受信モジュールの筐体の全面を当接させている。
更に、高周波で信号が伝送されるので、EMIやEMC等の電磁シールドを行うためにも、モジュールを覆う筐体等を金属系の材料で構成している。
特開2005−196213号公報
高周波対応の光送受信モジュールでは、光送受信モジュールよりも、光送受信モジュールを搭載した基板に実装されたICチップ等の方が発熱量が大きい場合がある。光送受信モジュールよりも基板側の発熱量が大きいと、基板側の熱を光送受信モジュールで吸い上げてしまい、光送受信モジュールの放熱効率が低下するという問題があった。
また、光送受信モジュールの外部構成部品が金属系の材料で構成されているので、取り扱いに注意を要するという問題があった。特に、民生品として使用する場合は、取り扱いが容易に行えることが必要となる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、取り扱いが容易で、放熱効率が向上した光送受信モジュール及び光通信装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る光送受信モジュールは、光信号を送信する光送信モジュールと、光信号を受信する光受信モジュールと、電気信号の処理を行う回路基板と、光送信モジュール、光受信モジュール及び回路基板を収容した筐体とを備えた光送受信モジュールにおいて、筐体は、当該筐体が実装される実装部位との間に放熱空間を形成する放熱空間形成凹部を備えたことを特徴とする。
本発明の光送受信モジュールでは、光送信モジュールで電気信号を光信号に変換して出力すると共に、光受信モジュールで光信号を受信して、電気信号に変換して出力する。光送信モジュールを駆動すること等によって回路基板等で発生する熱は、空気中に露出している筐体の表面、更には放熱空間形成凹部によって形成される放熱空間から、空気中に放熱される。
本発明に係る光通信装置は、光信号を送受信する光送受信モジュールと、光送受信モジュールが搭載される主基板とを備えた光通信装置において、光送受信モジュールは、光信号を送信する光送信モジュールと、光信号を受信する光受信モジュールと、電気信号の処理を行う回路基板と、光送信モジュール、光受信モジュール及び回路基板を収容した筐体とを備え、筐体は、当該筐体が実装される主基板との間に放熱空間を形成する放熱空間形成凹部を備えたことを特徴とする。
本発明の光通信装置では、光送受信モジュールにより光信号が送受信される。光送受信モジュールでは、光送信モジュールで電気信号を光信号に変換して出力すると共に、光受信モジュールで光信号を受信して、電気信号に変換して出力する。
光送信モジュールを駆動すること等によって光送受信モジュールで発生する熱は、空気中に露出している筐体の表面、更には放熱空間形成凹部によって形成される放熱空間から、空気中に放熱される。
本発明の光送受信モジュールによれば、筐体が実装される実装部位との間にも放熱空間が形成されるので、外気と接触する面積が増加し、放熱効率を向上させることができる。
本発明の光通信装置によれば、上述した光送受信モジュールを備えることで、光送受信モジュールの放熱効率を向上させることができる。また、基板側からの熱が光送受信モジュールに伝達されにくくなり、熱による影響を受けにくくすることができる。
以下、図面を参照して本発明の光送受信モジュール及び光通信装置の実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態の光送受信モジュールの構成例>
図1は第1の実施の形態の光送受信モジュールの一例を示す構成図で、図1(a)は光送受信モジュール1Aの平面断面図、図1(b)は図1(a)に示す光送受信モジュール1AのA−A断面図である。
第1の実施の形態の光送受信モジュール1Aは、光信号を送信する光送信モジュール2と、光信号を受信する光受信モジュール3と、電気信号の処理を行う回路基板4と、筐体5を備える。
光送信モジュール2は、TOSA(Transmitter Optical SubAssembly)と称され、例えば、面発光型の半導体レーザ素子等と、モニタ用のフォトダイオード等がステム部2aに実装される。ステム部2aは、半導体レーザ素子等と接続される複数本のリード2bを備え、各リード2bがステム部2aの後面から突出している。また、光送信モジュール2は、図示しない光ファイバを支持するスリーブと、集光レンズ等を有したファイバ支持筐体2cがステム部2aに取り付けられる。
光受信モジュール3は、ROSA(Receiver Optical SubAssembly)と称され、例えば、フォトダイオード等がステム部3aに実装される。ステム部3aは、フォトダイオードと接続される複数本のリード3bを備え、各リード3bがステム部3aの後面から突出している。また、光受信モジュール3は、図示しない光ファイバを支持するスリーブと、集光レンズ等を有したファイバ支持筐体3cがステム部3aに取り付けられる。
回路基板4は、リジット基板6と、フレキシブル基板7a〜7cを備え、例えばリジット基板6とフレキシブル基板7a〜7cが一体に構成されたフレックスリジット基板である。なお、回路基板4としては、リジット基板6にフレキシブル基板7a〜7cが半田付けで接続される構成でもよい。
回路基板4は、リジット基板6の一端側に、光送信モジュール2と光受信モジュール3に対応して、第1のフレキシブル基板である2本のフレキシブル基板7a,7bを備える。また、リジット基板6の他端側に、後述するホストボード等と接続される第2のフレキシブル基板であるフレキシブル基板7cを備える。
リジット基板6は、光送信モジュール2を動作させるための送信側回路部として、例えば、駆動回路であるレーザドライバIC(Integrated Circuit)や、バイアス回路、APC回路等を構成する単数あるいは複数のICチップ6a等が搭載される。また、リジット基板6は、光受信モジュール3を動作させるための受信側回路部として、増幅回路であるLA(Limiting Amplifier)−ICや、受信光パワー検出回路等を構成する単数あるいは複数のICチップ6b等が搭載される。なお、増幅回路としてLA−ICは一例で、LA−ICが搭載されない構成でもよい。これらICチップ6a,6b等は、光送受信モジュール1Aにおける発熱部品となる。
フレキシブル基板7a〜7cは、例えば、一方の面は信号配線層でマイクロストリップラインが形成され、他方の面は接地導体層で所定のGNDパターンが形成されることで、インピーダンスコントロールを行っている。そして、フレキシブル基板7aには、光送信モジュール2の各リード2bが半田付けにより接続され、フレキシブル基板7bには光受信モジュール3のリード3bが半田付けにより接続される。なお、インピーダンスコントロールラインは、GNDパターン等によらずに形成することも可能である。
筐体5は、光送信モジュール2と、光受信モジュール3及び回路基板4が収容される。筐体5は、回路基板4を覆う金属系材料で構成された内部筐体5aと、例えばプラスチック等の樹脂系材料で構成され、内部筐体5aを覆う外部筐体5bを備える。
図2は筐体5の一例を示す構成図で、図2(a)は筐体5を上面側からみた斜視図、図2(b)は筐体5を下面側からみた斜視図である。また、図3は内部筐体5aの一例を示す構成図で、図3(a)は内部筐体5aを上面側からみた斜視図、図3(b)は内部筐体5aを下面側からみた斜視図である。更に、図4は外部筐体5bの一例を示す構成図で、図4(a)は外部筐体5bを上面側からみた斜視図、図4(b)は外部筐体5bを下面側からみた斜視図である。
内部筐体5aは、上ケース8aと下ケース8bを備え、回路基板4のリジット基板6全体と、光送信モジュール2及び光受信モジュール3のステム部側を少なくとも覆う大きさを有する。
内部筐体5aは、光送信モジュール2のファイバ支持筐体2cと、光受信モジュール3のファイバ支持筐体3cを露出させる開口部8cを備える。また、回路基板4のフレキシブル基板7cを外部に露出させる開口部を備える。更に、外部筐体5bへの取付部8dを備える。
内部筐体5aは、上述したように金属系材料で構成され、回路基板4のリジット基板6の全体と、光送信モジュール2及び光受信モジュール3のステム部側を覆うことで、電磁シールドとして機能する。
外部筐体5bは、上ケース9aと下ケース9bを備え、内部筐体5a全体を覆う。また、外部筐体5bは、内部筐体5aから露出した光送信モジュール2のファイバ支持筐体2cに対応してコネクタ部10aが形成されると共に、光受信モジュール3のファイバ支持筐体3cに対応してコネクタ部10bが形成される。
更に、外部筐体5bは、上面及び下面の一部を開口して、内部筐体5aの一部を露出させる窓部11a〜11dが形成される。ここで、外部筐体5bにおいて、窓部11a〜11dを形成する位置は、例えば光送信モジュール2と光受信モジュール3に対応した位置と、回路基板4のリジット基板6に対応した位置である。
外部筐体5bは、上述したように樹脂系材料で構成されており、内部筐体5aを覆っていることで、内部筐体5aを外部から直接触り難い構成である。また、内部筐体5aは、回路基板4のリジット基板6全体と、光送信モジュール2及び光受信モジュール3のステム部側を覆う大きさを有すれば良く、外部筐体5bに比べて小型である、更に、コネクタ部等は、成形が容易な外部筐体5b側に形成することで、内部筐体5aにはコネクタ部等を形成しないので、形状がシンプルである。従って、電磁シールドとして機能する内部筐体5aのコストダウンを図ることが可能である。
筐体5は、下面に放熱空間形成凹部12を備える。放熱空間形成凹部12は、外部筐体5bの下ケース9bの一部を凹状に窪ませて形成され、外部筐体5bの両側端までつながっている。
筐体5は、外部筐体5bの下ケース9bに、後述するホストボード等の実装部位に対する実装取付部13が形成され、実装取付部13を避けて放熱空間形成凹部12が形成される。
なお、本例では、放熱空間形成凹部12は、回路基板4のリジット基板6の下側に形成される。また、放熱空間形成凹部12には、上述した窓部11cが形成され、放熱空間形成凹部12において、内部筐体5aの一部が露出している。
筐体5は、内部筐体5aに回路基板4のリジット基板6と光送信モジュール2及び光受信モジュール3が取り付けられ、内部筐体5aは外部筐体5bで覆われる。そして、筐体5の他端側から外部接続用にフレキシブル基板7cが露出する。ここで、光送信モジュール2とリジット基板6はフレキシブル基板7aで接続され、光受信モジュール3とリジット基板6はフレキシブル基板7bで接続されているので、筐体5に固定される光送信モジュール2及び光受信モジュール3と、リジット基板6の位置の誤差は、フレキシブル基板7a,7bの変形で吸収される。
<第1の本実施の形態の光通信装置の構成例>
次に、上述した光送受信モジュール1Aを備えた光通信装置の第1の実施の形態としてのネットワークカードについて説明する。
図5及び図6は第1の実施の形態のネットワークカードの一例を示す構成図で、図5はネットワークカード21Aの斜視図、図6はネットワークカード21Aの側断面図である。
ネットワークカード21Aは、図1等で説明した光送受信モジュール1Aと、ホストボード22を備える。
ホストボード22は主基板の一例で、一端側に光送受信モジュール1Aが実装される。光送受信モジュール1Aは、図1等で説明したように、筐体5の下面に放熱空間形成凹部12を備えており、実装取付部13をホストボード22に載せて、光送受信モジュール1Aを実装することで、光送受信モジュール1Aの筐体5の下面とホストボード22との間に、放熱空間14が形成される。
ホストボード22は、一端にベゼル22aが取り付けられ、光送受信モジュール1Aのコネクタ部10a,10bがベゼル22aに露出するように実装される。
また、ホストボード22は、他端側に例えばPHY(Physical layer)用チップ23と、MAC(Media Access Control)用チップ24等が実装される。なお、例えば、PHY用チップをホストボードに搭載せずに光送受信モジュール1Aに搭載し、光送受信モジュール1Aが直接MAC用チップ24に接続される構成でもよい。更に、ホストボード22は、一方の側端にPCI−Express等のカードエッジコネクタ25を備える。
ネットワークカード21Aでは、ホストボード22と光送受信モジュール1Aの電気的接続は、光送受信モジュール1Aに備えたフレキシブル基板7cにより行われる。フレキシブル基板7cは、例えば、ホストボード22に形成された所定の電極パッドに半田付けによって接続される。なお、ホストボード22にコネクタを備え、フレキシブル基板7cをコネクタに接続する構成としてもよい。
ネットワークカード21Aは、パーソナルコンピュータ等の拡張スロットに搭載され、カードエッジコネクタ25がパーソナルコンピュータ側のコネクタと接続される。
さて、光送受信モジュール1Aは、上述したように、コネクタ部10a,10bをベゼル22aに露出させるが、コネクタ部10a,10bの端面を所定の位置に揃えるように実装すれば、外観性が向上する。但し、各部の寸法上の誤差により、光送受信モジュール1Aのホストボード22上での位置に誤差が生じる。
そこで、本実施の形態のネットワークカード21Aでは、ホストボード22と光送受信モジュール1Aの電気的接続を、光送受信モジュール1Aに備えたフレキシブル基板7cにより行うことで、光送受信モジュール1Aのホストボード22上での位置の誤差を、フレキシブル基板7cの変形で吸収する。
これにより、ネットワークカード1Aでは、光送受信モジュール1Aを、コネクタ部10a,10bの端面が所定の位置に揃うように実装することができ、外観性が向上する。
また、光送受信モジュール1Aにおいて、図1(a)に示すように、光送信モジュール2はフレキシブル基板7aでリジット基板6と接続され、光受信モジュール3はフレキシブル基板7bでリジット基板6に接続される。これにより、光ファイバのコネクタを挿抜する際の衝撃をフレキシブル基板7a,7bで吸収して、リジット基板6に伝わらないようにすることができる。
<第1の実施の形態の光通信装置の動作例>
図7は第1の実施の形態のネットワークカード21Aの動作例を示す説明図で、次に、第1の実施の形態の光通信装置としてのネットワークカード21Aの動作について説明する。
ネットワークカード21Aは、光送受信モジュール1Aのコネクタ部10a,10bに図示しない光ファイバが接続され、外部の情報通信機器等との間でデータの送受信が光信号によって行われる。
まず、データを送信する動作について説明すると、ネットワークカード21Aは、パーソナルコンピュータ等の拡張スロットに接続されたカードエッジコネクタ25を介して、送信されるデータが入力される。
送信されるデータは、MAC用チップ24等により処理が行われ、フレキシブル基板7cを介して光送受信モジュール1Aの回路基板4に入力される。
光送受信モジュール1Aは、回路基板4のリジット基板6に実装されたレーザドライバIC等のICチップ6a等により、送信されるデータの処理を行い、フレキシブル基板7aを介して光送信モジュール2の図示しない面発光型半導体レーザ素子に出力する。
面発光型半導体レーザ素子は、送信されるデータに応じた電気信号を光信号に変換して出射する。これにより、面発光型半導体レーザ素子から出射された光信号は光ファイバを伝送され、外部の情報通信機器に対してデータの送信が行われる。
データを受信する動作について説明すると、ネットワークカード21Aは、外部の情報通信機器から送信され、図示しない光ファイバを伝送された光信号が、光送受信モジュール1Aの光受信モジュール3に入射する。
光受信モジュール3に入射した光信号は図示しない受光素子で電気信号に変換され、フレキシブル基板7bを介して回路基板4に入力される。光送受信モジュール1Aは、回路基板4のリジット基板6に実装された増幅回路等のICチップ6b等により受信したデータの処理を行い、フレキシブル基板7cを介してホストボード22に出力する。
そして、受信したデータは、MAC用チップ24等により処理が行われ、カードエッジコネクタ25を介してパーソナルコンピュータ等に出力される。
さて、ネットワークカード21Aを動作させると、光送受信モジュール1Aでは、回路基板4上のICチップ6a,6b等や、光送信モジュール2及び光受信モジュール3が発熱部品となって熱を発する。
ICチップ6a等で発生した熱は、筐体5を構成する内部筐体5aに伝達される。内部筐体5aは、上述したように金属系の材料で構成されているので、熱の伝達及び放熱が効率良く行われる。
内部筐体5aは筐体5を構成する外部筐体5bで覆われているが、内部筐体5aの一部が、外部筐体5bに形成された窓部11a〜11dから露出しているので、放熱経路が確保され、外気OA及びホストボード22への放熱が行われる。
そして、放熱経路として、発熱部品となるICチップ等が搭載されるリジット基板6に対する上下面、及び光送信モジュール2と光受信モジュール3に対する上下面に窓部11a〜11dを形成することで、放熱効率が向上する。
また、内部筐体5aは、窓部11a〜11d以外では、外部筐体5bに覆われて、外部に露出していない。よって、人手が触れ難い構成であり、取り扱いが容易になる。特に、機器の外部に露出するコネクタ部10a,10bが外部筐体5bの一部として構成されることで、熱が伝わり難い構成となり、安全性が向上する。
更に、光送受信モジュール1Aは、筐体5の下面に放熱空間形成凹部12を備えており、ホストボード22との間に放熱空間14が形成されている。これにより、筐体5の下面においては、外部筐体5aに形成された窓部11cから露出した内部筐体5aは、ホストボード22と熱的に接続されていない。
従って、内部筐体5aと外気OAが接触する面積が増加し、光送受信モジュール1Aの上面だけでなく、下面からも自然対流による放熱が可能となって、放熱効率を向上させることができる。
また、放熱空間形成凹部12が鉛直方向を向くように、ネットワークカード21Aを鉛直方向に立てて実装する構成では、光送受信モジュール1Aの上面と下面が共に側面となって、自然対流によって下方から上方に向けて空気が流れる。これにより、放熱空間形成凹部12にも空気の流れが発生し、放熱効率が一層向上する。
更に、ファン等の強制対流装置を備えることで、やはり、放熱空間形成凹部12にも空気の流れが発生し、放熱効率が一層向上する。
また、光送受信モジュール1Aとホストボード22が熱的に接続される面積が狭くなるので、ホストボード22側のMAC用チップ24等の発熱量が大きく、ホストボード22側が光送受信モジュール1Aより高温になる場合でも、光送受信モジュール1Aがホストボード22の熱を吸い上げることが抑制され、熱の影響を受け難くすることができる。
<第2の実施の形態の光送受信モジュール及び光通信装置の構成及び動作例>
図8は第2の実施の形態の光送受信モジュール及び光通信装置としてのネットワークカードの一例を示す構成図である。なお、第2の実施の形態の光送受信モジュール及びネットワークカードにおいて、第1の実施の形態と同じ構成の部品については、同じ番号を付して説明する。
第2の実施の形態の光送受信モジュール1Bは、回路基板4のリジット基板6に実装されたICチップ6a,6b等と内部筐体5aとの間に熱伝導シート15を備える。熱伝送シート15は熱伝達部材の一例で、リジット基板6の表裏両面側で、発熱部品を内部筐体5aと熱的に接続している。
このような構成を備えた光送受信モジュール1Bが実装された第2の実施の形態のネットワークカード21Bでは、回路基板4のICチップ6a,6b等で発生した熱を、効率良く内部筐体5aに伝達することができる。
特に、光送受信モジュール1Bは、筐体5の下面に放熱空間形成凹部12を備えており、ホストボード22との間に放熱空間14が形成されている。これにより、内部筐体5aと外気OAが接触する面積が増加し、光送受信モジュール1Bの上下両面から自然対流による放熱が可能であり、放熱効率を一層向上させることができる。
<第3の実施の形態の光送受信モジュール及び光通信装置の構成及び動作例>
図9は第3の実施の形態の光送受信モジュール及び光通信装置としてのネットワークカードの一例を示す構成図である。なお、第3の実施の形態の光送受信モジュール及びネットワークカードにおいて、第1の実施の形態と同じ構成の部品については、同じ番号を付して説明する。
第3の実施の形態の光送受信モジュール1Cは、回路基板4のリジット基板6に実装されたICチップ6a,6b等と内部筐体5aとの間に熱伝導シート15を備えると共に、外部筐体5bに形成された窓部11a,11cから露出した内部筐体5aにヒートシンク16を備える。
ヒートシンク16は放熱部材の一例で、光送受信モジュール1Cの上面に取り付けられる。また、光送受信モジュール1Cは、筐体5の下面に放熱空間形成凹部12を備えており、ホストボード22との間に放熱空間14が形成されている。これにより、筐体5の下面において、窓部11cから露出した内部筐体5aにも、ヒートシンク16を取り付けることが可能である。
このような構成を備えた光送受信モジュール1Cが実装された第3の実施の形態のネットワークカード21Cでは、回路基板4のICチップ6a,6b等で発生した熱を、効率良く内部筐体5aに伝達して、ヒートシンク16から放熱できる。
特に、光送受信モジュール1Cは、筐体5の下面に放熱空間形成凹部12を備えており、上面だけでなく下面にもヒートシンク16を取り付けることが可能である。これにより、外気OAと接触する面積が増加し、放熱効率を一層向上させることができる。
<第4の実施の形態の光送受信モジュール及び光通信装置の構成及び動作例>
図10は第4の実施の形態の光送受信モジュール及び光通信装置としてのネットワークカードの一例を示す構成図である。なお、第4の実施の形態の光送受信モジュール及びネットワークカードにおいて、第1の実施の形態と同じ構成の部品については、同じ番号を付して説明する。
第4の実施の形態の光送受信モジュール1Dは、回路基板4のリジット基板6に実装されたICチップ6a,6b等と内部筐体5aとの間に熱伝導シート15を備えると共に、外部筐体5bに形成された窓部11cから露出した内部筐体5aとホストボード22の間に熱伝導シート17を備える。熱伝送シート17は熱伝達部材の一例で、内部筐体5aとホストボード22を熱的に接続している。
このような構成を備えた光送受信モジュール1Dが実装された第4の実施の形態のネットワークカード21Dでは、回路基板4のICチップ6a,6b等で発生した熱を、効率良く内部筐体5aに伝達することができると共に、内部筐体5aに伝達した熱を、熱伝導シート17によって効率良くホストボード22に伝達することができる。
すなわち、ホストボード22側の発熱量が少なく、ホストボード22側が光送受信モジュール1Dより低温である場合は、ホストボード22に熱を伝達した方が放熱効率が向上する。そこで、放熱空間形成凹部12に熱伝導シート17を備えることで、1種類の光送受信モジュールで、筐体5の下面から外気に放熱する構成と、ホストボード22に放熱する構成の両方を選択できる。
本発明は、高速で光通信を行うネットワークカード等に適用される。
第1の実施の形態の光送受信モジュールの一例を示す構成図である。 筐体の一例を示す構成図である。 内部筐体の一例を示す構成図である。 外部筐体の一例を示す構成図である。 第1の実施の形態のネットワークカードの一例を示す構成図である。 第1の実施の形態のネットワークカードの一例を示す構成図である。 第1の実施の形態のネットワークカードの動作例を示す説明図である。 第2の実施の形態の光送受信モジュール及びネットワークカードの一例を示す構成図である。 第3の実施の形態の光送受信モジュール及びネットワークカードの一例を示す構成図である。 第4の実施の形態の光送受信モジュール及びネットワークカードの一例を示す構成図である。 XFPモジュールの一例を示す分解斜視図である。
符号の説明
1A〜1D・・・光送受信モジュール、2・・・光送信モジュール、3・・・光受信モジュール、4・・・回路基板、5・・・筐体、5a・・・内部筐体、5b・・・外部筐体、6・・・リジット基板、7a〜7c・・・フレキシブル基板、11a〜11d・・・窓部、12・・・放熱空間形成凹部、14・・・放熱空間、21A〜21D・・・ネットワークカード、22・・・ホストボード

Claims (13)

  1. 光信号を送信する光送信モジュールと、
    光信号を受信する光受信モジュールと、
    電気信号の処理を行う回路基板と、
    前記光送信モジュール、前記光受信モジュール及び前記回路基板を収容した筐体とを備えた光送受信モジュールにおいて、
    前記筐体は、該筐体が実装される実装部位との間に放熱空間を形成する放熱空間形成凹部を備えた
    ことを特徴とする光送受信モジュール。
  2. 前記筐体は、
    少なくとも前記回路基板を覆う金属で構成された内部筐体と、
    前記内部筐体を覆う樹脂で構成された外部筐体とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の光送受信モジュール。
  3. 前記外部筐体は、前記内部筐体を露出させる窓部を、少なくとも上面と前記放熱空間形成凹部に備えた
    ことを特徴とする請求項2記載の光送受信モジュール。
  4. 少なくとも前記回路基板に搭載された発熱部品から発せられた熱を、前記内部筐体に伝達する熱伝達部材を備えた
    ことを特徴とする請求項2記載の光送受信モジュール。
  5. 前記外部筐体に形成された前記窓部に露出した前記内部筐体に、放熱部材を取り付けた
    ことを特徴とする請求項3記載の光送受信モジュール。
  6. 光信号を送受信する光送受信モジュールと、
    前記光送受信モジュールが搭載される主基板とを備えた光通信装置において、
    前記光送受信モジュールは、
    光信号を送信する光送信モジュールと、
    光信号を受信する光受信モジュールと、
    電気信号の処理を行う回路基板と、
    前記光送信モジュール、前記光受信モジュール及び前記回路基板を収容した筐体とを備え、
    前記筐体は、該筐体が実装される前記主基板との間に放熱空間を形成する放熱空間形成凹部を備えた
    ことを特徴とする光通信装置。
  7. 前記筐体は、
    少なくとも前記回路基板を覆う金属で構成された内部筐体と、
    前記内部筐体を覆う樹脂で構成された外部筐体とを備えた
    ことを特徴とする請求項6記載の光通信装置。
  8. 前記外部筐体は、前記内部筐体を露出させる窓部を、少なくとも上面と前記放熱空間形成凹部に備えた
    ことを特徴とする請求項7記載の光通信装置。
  9. 少なくとも前記回路基板に搭載された発熱部品から発せられた熱を、前記内部筐体に伝達する熱伝達部材を備えた
    ことを特徴とする請求項7記載の光通信装置。
  10. 前記外部筐体に形成された前記窓部に露出した前記内部筐体に、放熱部材を取り付けた
    ことを特徴とする請求項8記載の光通信装置。
  11. 前記外部筐体に形成された前記窓部に露出した前記内部筐体から、前記主基板に熱を伝達する熱伝達部材を備えた
    ことを特徴とする請求項8記載の光通信装置。
  12. 前記回路基板は、
    前記光送信モジュール及び前記光受信モジュールと接続される第1のフレキシブル基板と、
    前記主基板と接続される第2のフレキシブル基板と、
    前記第1のフレキシブル基板及び前記第2のフレキシブル基板と接続され、送信側回路部及び受信側回路部が実装されたリジット基板とを備えた
    ことを特徴とする請求項6記載の光通信装置。
  13. 前記回路基板は、前記第1のフレキシブル基板及び前記第2のフレキシブル基板と、前記リジット基板が一体に形成されたフレックスリジット基板で構成され、高周波信号の処理が行われる
    ことを特徴とする請求項12記載の光通信装置。

JP2005317107A 2005-10-31 2005-10-31 光送受信モジュール及び光通信装置 Expired - Fee Related JP4600246B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005317107A JP4600246B2 (ja) 2005-10-31 2005-10-31 光送受信モジュール及び光通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005317107A JP4600246B2 (ja) 2005-10-31 2005-10-31 光送受信モジュール及び光通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007121922A true JP2007121922A (ja) 2007-05-17
JP4600246B2 JP4600246B2 (ja) 2010-12-15

Family

ID=38145805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005317107A Expired - Fee Related JP4600246B2 (ja) 2005-10-31 2005-10-31 光送受信モジュール及び光通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4600246B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013099700A1 (ja) * 2011-12-28 2013-07-04 住友電気工業株式会社 光モジュール
JP2013152970A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Nec Corp 光トランシーバ及び製造方法
WO2014073347A1 (ja) * 2012-11-06 2014-05-15 住友電気工業株式会社 ケーブル付電子機器
CN111917957A (zh) * 2020-08-06 2020-11-10 宁波为森智能传感技术有限公司 一种摄像模组

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07168057A (ja) * 1993-12-13 1995-07-04 Hitachi Cable Ltd 光送受信モジュールおよびその組立方法
JPH1068848A (ja) * 1996-06-18 1998-03-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ファイバモジュール
JP2004140810A (ja) * 2002-09-05 2004-05-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 光モジュール

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07168057A (ja) * 1993-12-13 1995-07-04 Hitachi Cable Ltd 光送受信モジュールおよびその組立方法
JPH1068848A (ja) * 1996-06-18 1998-03-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ファイバモジュール
JP2004140810A (ja) * 2002-09-05 2004-05-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 光モジュール

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013099700A1 (ja) * 2011-12-28 2013-07-04 住友電気工業株式会社 光モジュール
JP2013152970A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Nec Corp 光トランシーバ及び製造方法
WO2014073347A1 (ja) * 2012-11-06 2014-05-15 住友電気工業株式会社 ケーブル付電子機器
JP2014093490A (ja) * 2012-11-06 2014-05-19 Sumitomo Electric Ind Ltd ケーブル付電子機器
CN111917957A (zh) * 2020-08-06 2020-11-10 宁波为森智能传感技术有限公司 一种摄像模组

Also Published As

Publication number Publication date
JP4600246B2 (ja) 2010-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9791647B2 (en) Optoelectronic module with improved heat management
JP4964127B2 (ja) モジュラー光デバイス・パッケージ
US8104977B2 (en) Pluggable transceiver with bi-directional optical sub-assembly
JP5428256B2 (ja) 光モジュール及び光伝送方法
EP1557704B1 (en) Heatsinking of optical subassembly and method of assembling
JP5533431B2 (ja) 光モジュール
JP2011039188A (ja) 光電気変換モジュール
JP2011039186A (ja) 光電気変換モジュール
JP7370160B2 (ja) 光伝送装置
JP2009049333A (ja) 放熱装置及びその放熱装置を備えた光トランシーバ
CN114035286B (zh) 一种光模块
US20040091268A1 (en) Transmitter optical sub-assembly
CN110708122A (zh) 高导热收发一体光模块
JP4600246B2 (ja) 光送受信モジュール及び光通信装置
JP2013235123A (ja) 光接続部材および光モジュール
JP4940628B2 (ja) 光送信モジュール、光送受信モジュール及び光通信装置
JP2004063861A (ja) 光通信器、光送信器、光送受信器および光伝送システム
JP6694969B2 (ja) サーマルインタフェース及びサーマルインタフェースを含む光電子モジュール
CN210518345U (zh) 高导热收发一体光模块
CN216248443U (zh) 一种光模块
JP2010008588A (ja) 光トランシーバ
JP2010008596A (ja) 光トランシーバ
JP2011039187A (ja) 光電気変換モジュール
TWI381661B (zh) 可插拔小型化光收發模組
US6846986B1 (en) Optical module ground strip

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080725

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090904

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100913

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees