JPH1067652A - 貼付剤用支持体及びそれを用いた貼付剤 - Google Patents

貼付剤用支持体及びそれを用いた貼付剤

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JPH1067652A
JPH1067652A JP22531096A JP22531096A JPH1067652A JP H1067652 A JPH1067652 A JP H1067652A JP 22531096 A JP22531096 A JP 22531096A JP 22531096 A JP22531096 A JP 22531096A JP H1067652 A JPH1067652 A JP H1067652A
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JP22531096A
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Tsutomu Nekama
務 根釜
Katsuya Togawa
勝也 戸川
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貼付時の取り扱い性及び使用感が良好な貼付
剤を提供することが可能な貼付剤用支持体とそれを用い
た貼付剤を提供する。更に、上記取り扱い性及び使用感
に加えて、貼付中や剥離時に貼付剤が破断する恐れの少
ない貼付剤を提供する。 【解決手段】 ポリエステルフィルムとスパンレース不
織布の積層体よりなる貼付剤用支持体。上記支持体のポ
リエステルフィルム面に薬効成分を含有してなる粘着剤
層が積層されている貼付剤。上記スパンレース不織布の
破断強度が2kg/5cm以上である上記の貼付剤。ポ
リエステルフィルムとスパンレース不織布の接着強度が
200g/15mm以上である上記の貼付剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貼付剤用支持体及
びそれを用いた貼付剤に関し、特に、貼付時の取り扱い
性及び使用感が良好な貼付剤に関する。更に、請求項4
又は5記載の発明は、取り扱い性及び使用感が良好なこ
とに加えて、貼付中や剥離時に貼付剤が破断する恐れの
少ない貼付剤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に薬物を経口投与すると、腸で吸収
された薬物が肝臓で代謝されるため、かなりの量の薬物
が、患部で薬効を発揮する前に分解される。さらに、薬
物が短時間に吸収されるために副作用を生じやすい。こ
れに対して、経皮吸収製剤を用いて、薬物を皮膚を介し
て吸収させることが行われている。この経皮投与法は、
次のような利点がある。例えば、経皮投与では、吸収さ
れた薬物が肝臓での代謝によって分解されることなく、
患部に到達する。さらに、経皮投与では、経口投与に見
られるような胃腸障害が生じにくい。経皮投与により、
薬物の放出量を調整すれば、例えば、薬物が短時間に大
量に吸収されるために生じる副作用を軽減することが可
能である。さらに、長時間にわたり、一定の薬物放出速
度を維持することができれば、薬物の投与回数を減らす
ことができる。
【0003】経皮吸収製剤としては、投与量の正確さや
使用の簡便性から考えて薬物を含有する粘着剤層を支持
体に積層した貼付剤が望ましい。この貼付剤に関して
は、その薬効や安全性は勿論であるが、その他に取り扱
い性と使用感の良好なことが非常に重要となっている。
しかしながら、一般に取り扱い性を改善しようとして、
支持体を厚くする等の方策をとると、使用時の異物感等
が大きくなる。反対に支持体を薄くすれば、使用時の異
物感は大きく軽減されるが、その取り扱い性は非常に悪
くなる。そこで、この取り扱い性と使用感の改善を両立
させるために種々の提案がなされており、例えば、支持
体の外側に易剥離に保持材を取り付け、貼付後その保持
材を剥すことにより、取り扱い性及び使用感の改善を図
る試みも多く行われているが、製造面での困難さやコス
トの面から、いまだ実現には至っていない。
【0004】また不織布を積層することにより取り扱い
性を改善する方法も試みられており、特開平7−257
87公報には、強度、柔軟性等の点からポリエチレンテ
レフタレートフィルムとポリエチレンテレフタレート不
織布の積層体等が好適に使用されるとの記載があり、実
施例にもポリエチレンテレフタレートフィルム/エチレ
ン・メチルアクリレート共重合体積層体フィルムとポリ
エチレンテレフタレート不織布との積層体が示されてい
るが、その柔軟性を維持するために厚み45μmの積層
体が用いられており、その取り扱い性の改善は充分でな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
課題を解決するものであり、その目的は、貼付時の取り
扱い性及び使用感が良好な貼付剤を提供することが可能
な貼付剤用支持体とそれを用いた貼付剤を提供すること
にある。更に、請求項4又は5記載の発明は、取り扱い
性及び使用感が良好なことに加えて、貼付中や剥離時に
貼付剤が破断する恐れの少ない貼付剤を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ポリエステルフィルムとスパンレース不織布の積層体よ
りなることを特徴とする貼付剤用支持体である。請求項
2記載の発明は、請求項1記載の支持体のポリエステル
フィルム面に薬効成分を含有してなる粘着剤層が積層さ
れていることを特徴とする貼付剤である。請求項3記載
の発明は、ポリエステルフィルムの厚みが6〜12μ
m、スパンレース不織布がポリエステル繊維を主体とし
てなり、不織布の目付けが20〜50g/m2 、かつ支
持体の厚みが100〜400μmである請求項2記載の
貼付剤である。
【0007】請求項4記載の発明は、スパンレース不織
布の破断強度が2kg/5cm以上である請求項2記載
の貼付剤である。請求項5記載の発明は、ポリエステル
フィルムとスパンレース不織布の接着強度が200g/
15mm以上である請求項2〜4のいずれか一項記載の
貼付剤である。
【0008】請求項6記載の発明は、薬効成分を含有し
てなる粘着剤層と支持体を併せた剛軟度が、JIS L
1085に規定される45゜カンチレバー法によっ
て、15〜60mmである請求項2〜5のいずれか一項
記載の貼付剤である。
【0009】以下、本発明の支持体について説明する。
本発明の支持体は、ポリエステルフィルムとスパンレー
ス不織布の積層体である。本発明で用いられるスパンレ
ース不織布は、通常スパンレース、ウオーターパンチ、
ジェットボンド、ウオータージェット等で表現される、
バインダーを使わずに繊維を交絡させる製造方法により
製造される。
【0010】このように作製されたスパンレース不織布
は適度な剛性と柔軟でソフトな風合いとクッション性を
有することから、該不織布とポリエステルフィルムの積
層体を貼付剤用の支持体として用いた場合、その適度な
剛性により貼付剤の貼付時の取り扱い性が改善されると
ともに、柔軟でソフトな風合いとそのクッション性によ
り異物感が非常に少なく、使用感に優れている。
【0011】この不織布を構成する繊維の材質としては
特に限定されず、ポリエステル、レーヨン、コットン、
ビニロン等が用いられるが、薬効成分の吸着等の防止の
点からポリエステル繊維を主体とすることが好ましい。
【0012】不織布の目付けについては、小さくなると
貼付剤の取り扱い性の改善が不十分であるばかりでな
く、クッション性に乏しく異物感の改善も充分ではな
く、大きくなるとクッション性は大きくなるものの全体
的に固くなり、異物感が強くなるので、20〜50g/
2 が好ましい。
【0013】一方、上記の目付け範囲でもその繊維密度
が高すぎるとスパンレースの特徴が生かせず、また低い
と交絡が充分でなく、繊維の脱落等が起き易くなること
から、以下のポリエステルフィルムと積層した積層体の
厚みは、100〜400μmであることが好ましい。
【0014】本発明で用いられるスパンレース不織布の
破断強度は、低くなると、本発明の支持体を用いて貼付
剤とした場合、貼付中に身体の屈伸により貼付剤が引っ
張られて、貼付中または剥離時に背割り部分から貼付剤
が破断し易くなるので(詳細後述)、2kg/5cm以
上であることが好ましい。なお、この破断強度は、JI
S L 1085(不織布しん地試験方法)に規定され
る引張強さの測定方法によって測定される。
【0015】上記不織布単独で貼付剤の支持体として用
いた場合には、不織布中への粘着剤層の沈み込み等が懸
念されることから、本発明の支持体では、スパンレース
不織布にポリエステルフィルムを積層する。不織布とポ
リエステルフィルムの積層は接着剤による積層等公知の
方法が用いられるが、ポリエステル繊維を主体とする不
織布を用いる場合には、ポリエステル系接着剤を用いた
積層が好適に用いられる。
【0016】積層するポリエステルフィルムの厚みにつ
いては、薄くなると不織布との積層が難しくなり、厚く
なると不織布の柔軟でソフトな風合いを損なうようにな
るので、6〜12μmが最も好ましい。
【0017】また粘着剤層と接するポリエステルフィル
ムの表面には、粘着剤層の性質により、コロナ放電処
理、アンカーコート塗布等の通常用いられる公知の処理
が行われていても良い。
【0018】本発明の支持体において、ポリエステルフ
ィルムとスパンレース不織布の接着強度は、低くなる
と、本発明の支持体を用いて貼付剤とした場合、貼付中
に身体の屈伸により貼付剤が引っ張られて、貼付中また
は剥離時に背割り部分から貼付剤が破断し易くなった
り、剥離時に背割りの切断面から不織布のみが剥がれ、
ポリエステルフィルムと粘着剤層のみが皮膚に残ってし
まう恐れがあるので、200g/15mm以上が好まし
い。なお、この接着強度は、JIS L 1086(接
着しん地試験方法)に規定される剥離強さの測定方法に
よって測定される。
【0019】上述のポリエステルフィルムとスパンレー
ス不織布の接着強度、および前述のスパンレース不織布
の破断強度について、好ましい範囲を設定した理由を以
下に詳細に説明する。本発明の支持体を用いた貼付剤の
製造は、通常、次の方法で行われることが多い。剥離紙
上に粘着剤層を形成し、この粘着剤層上に、ポリエステ
ルフィルムとスパンレース不織布との積層体のポリエス
テルフィルム面を圧着する。次に、剥離紙だけを切断す
る(これを、通称、背割りをするという。なお、背割り
は、貼付剤を使用するときに、剥離紙を剥がし易くする
ために入れられる)。この背割り工程において、スパン
レース不織布はその厚み精度が悪いので、剥離紙のみな
らず、粘着剤層やそれに接するポリエステルフィルムに
まで傷が入ることがある。このため、貼付中に身体の屈
伸などにより引っ張られたり、剥離時に引っ張られる
と、この傷の部分から貼付剤層が破断する恐れがある。
また、貼付剤の剥離時に、この傷の部分までは、支持体
と粘着剤層が一緒に剥離できるが、この傷の部分に達す
ると、ポリエステルフィルムと粘着剤層は皮膚に残って
しまい、背割りの切断面から不織布のみが剥がれること
がある。
【0020】上記のように粘着剤層やそれに接するポリ
エステルフィルムに傷が入っていたため、貼付中または
剥離時に粘着剤層やそれに接するポリエステルフィルム
に破断が生じたとしても、スパンレース不織布の破断強
度が十分大きかったり、ポリエステルフィルムとスパン
レース不織布の接着強度が十分大きければ、貼付中また
は剥離時に背割り部分から貼付剤が破断することが防止
され得る。そのため、これらの強度に好ましい範囲が設
定されるのである。特に、スパンレース不織布の破断強
度が十分大きく、且つ、ポリエステルフィルムとスパン
レース不織布の接着強度が十分大きいときには、上記の
破断が特に防止され得るので、更に好ましい。
【0021】以下、本発明の貼付剤について説明する。
本発明の貼付剤は、請求項1記載の支持体のポリエステ
ルフィルム面に薬効成分を含有してなる粘着剤層が積層
されていることを特徴とする。
【0022】粘着剤層に含有される薬効成分の例として
は、特に限定されないが、全身麻酔剤、睡眠・鎮痛剤、
抗癲癇剤、解熱鎮痛消炎剤、ステロイド系抗炎症剤、興
奮剤・覚醒剤、鎮暈剤、精神神経用剤、局所麻酔剤、骨
格筋弛緩剤、自立神経用剤、鎮痙剤、抗パーキンソン
剤、抗ヒスタミン剤、強心剤、不整脈用剤、利尿剤、血
圧降下剤、血管収縮剤、血管拡張剤、動脈硬化用剤、呼
吸促進剤、鎮咳去痰剤、消化性潰瘍治療剤、利胆剤、ホ
ルモン剤、泌尿生殖器および肛門用剤、寄生性皮膚疾患
用剤、ビタミン剤、無機質製剤、止血剤、血液凝固阻止
剤、肝臓疾患用剤、習慣性中毒用剤、痛風治療剤、糖尿
病用剤、抗悪性腫瘍剤、放射性医薬品、漢方製剤、抗生
物質、化学療法剤、皮膚軟化剤、駆虫剤・抗原虫剤、麻
薬などが挙げられる。
【0023】各薬物の代表例を以下に示す。全身麻酔剤
としては、チオペンタールナトリウム、ペントバルビタ
ールナトリウムなどが例示される。催眠・鎮痛剤として
は、ブロムワレニル尿素、アモバルビタール、フェノバ
ルビタールなどが例示される。抗癲癇剤としては、フェ
ニトインナトリウムなどが例示される。
【0024】解熱鎮痛消炎剤としては、アセトアミノフ
ェン、フェナセチン、メフェナム酸、ジクロフェナック
ナトリウム、フルフェナム酸、アスピリン、サリチル酸
ナトリウム、アミノピリン、アルクロフェナック、イブ
プロフェン、ナプロキセン、フルルピプロフェン、ケト
プロフェン、アンフェナクナトリウム、メピリゾール、
インドメタシン、ペンタゾシン、ピロキシカムなどが例
示される。
【0025】ステロイド系抗炎症剤としては、ヒドロコ
ルチゾン、トリアムシノロン、デキサメダゾン、ベタメ
タゾン、プレドニゾロンなどが例示される。興奮剤・覚
醒剤としては、塩酸メタンフェタミンなどが例示され
る。鎮暈剤としては、塩酸ジフェンドール、メシル酸ベ
タヒスチンなどが例示される。精神神経用剤としては、
塩酸クロルプロマジン、チオリダジン、メプロバメー
ト、塩酸イミプラミン、クロルジアゼポキシド、ジアゼ
パムなどが例示される。
【0026】局所麻酔剤としては、アミノ安息香酸エチ
ル、塩酸テトラカイン、塩酸プロカイン、塩酸ジブカイ
ン、塩酸オキシブプロカイン、塩酸プロピトカインなど
が例示される。骨格筋弛緩剤としては、塩酸スキサメト
ニウムなどが例示される。自律神経用剤としては、臭化
ネオスチグミン、塩化ベタネコールなどが例示される。
鎮痙剤としては、臭化メチルアトロピン、スコポラミン
などが例示される。抗パーキンソン剤としては、塩酸ア
マンタジンなどが例示される。抗ヒスタミン剤として
は、塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニ
ラミン、プロメタジン、塩酸シプロヘプタジン、塩酸ジ
フェニルピラリンなどが例示される。
【0027】不整脈用剤としては、塩酸プロカインアミ
ド、塩酸リドカイン、塩酸プロプラノロール、塩酸アル
プレノロール、アテノロール、ナドロール、酒石酸メト
プロロール、アジマリン、ジソピラミド、塩酸メキシレ
チンなどが例示される。利尿剤としては、ヒドロフルメ
チアジド、イソソルビド、フロセミドなどが例示され
る。血圧降下剤としては、塩酸エカラジン、インダパミ
ド、塩酸クロニジン、塩酸ブニトロロール、塩酸ラベタ
ロール、カプトプリル、酢酸グアナベンズ、メブタメー
ト、硫酸ベタニジンなどが例示される。
【0028】血管収縮剤としては、塩酸フェニレフリン
などが例示される。血管拡張剤としては、塩酸ジルチア
ゼム、四硝酸ペンタエリスリトール、硝酸イソソルビ
ド、トラジピル、ニコランジル、ニトログリセリン、乳
酸プレニラミン、モルシドミン、亜硝酸アミル、塩酸ト
ラゾリンなどが例示される。
【0029】呼吸促進剤としては、塩酸ロベリン、ジモ
ルホラミン、塩酸ナロキソンなどが例示される。鎮咳去
痰剤としては、クエン酸カルベタペンタン、クロペラス
チン、タンニン酸オキセラジン、塩酸クロブチノール、
塩酸クロフェダノール、塩酸ノスカピン、塩酸エフェド
リン、塩酸イソプロテレノール、塩酸クロルプレナリ
ン、塩酸メトキシフェナミン、塩酸プロカテロール、塩
酸ツロブテロール、塩酸クレンブテロール、フマル酸ケ
トチフェンなどが例示される。
【0030】消化性潰瘍治療剤としては、臭化グリコピ
ロニウム、プログルミド、塩酸セトラキサート、シメチ
ジン、スピゾフロンなどが例示される。利胆剤として
は、ウルソデスオキシコール酸、オサルミドなどが例示
される。ホルモン剤としては、プロピルチオウラシル、
チアマゾール、酢酸メテノロン、エストラジオール、エ
ストリオール、プロゲステロンなどが例示される。
【0031】泌尿生殖器および肛門用剤としては、ヘキ
サミン、スパルテイン、ジノプロスト、塩酸リトドリン
などが例示される。寄生性皮膚疾患用剤としては、サリ
チル酸、シクロピロクスオラミン、塩酸クロコナゾール
などが例示される。ビタミン剤としては、カルシトリオ
ール、塩酸チアミン、リン酸リボフラビンナトリウム、
塩酸ピリドキシン、ニコチン酸アミド、パンテノール、
アスコルビン酸などが例示される。
【0032】無機質製剤としては、塩化カルシウム、ヨ
ウ化カリウム、ヨウ化ナトリウムなどが例示される。止
血剤としては、エタンシラートなどが例示される。血液
凝固阻止剤としては、ワルファリンカリウム、塩酸チク
ロピジンなどが例示される。肝臓疾患用剤としては、チ
オプロニンなどが例示される。習慣性中毒用剤として
は、シナアミドなどが例示される。痛風治療剤として
は、コルヒチン、プロベネシド、スルフィンピラゾンな
どが例示される。
【0033】糖尿病用剤としては、トルブタミド、クロ
ルプロパミド、グリミジンナトリウム、グリブゾール、
塩酸ブホルミン、インスリンなどが例示される。抗悪性
腫瘍剤としては、シクロフォスファミド、フルオロウラ
シル、デガフール、マイトマイシンC、塩酸プロカルバ
ジン、ドキシフルリジン、ラニムスチンなどが例示され
る。抗生物質としては、ベンジルペニシリンカリウム、
プロピシリンカリウム、クロキサシリンナトリウム、ア
ンピシリンナトリウム、塩酸バカンピリシン、カルベニ
シリンナトリウム、セファロリジン、セフォキシチンナ
トリウム、エリスロマイシン、クロラムフェニコール、
テトラサイクリン、硫酸カナマイシン、サイクロセリン
などが例示される。
【0034】化学療法剤としては、イソニアシド、ピラ
ジナミド、エチオナミドなどが例示される。皮膚軟化剤
としては、尿素などが例示される。麻薬としては、塩酸
モルヒネ、リン酸コデイン、塩酸コカイン、塩酸ペチジ
ンなどが例示される。
【0035】これら薬効成分を含有させるには、後述の
粘着剤中に溶解させるか、あるいは粘着剤中に飽和溶解
度以上の割合で配合して微結晶状態で分散させる。
【0036】本発明の貼付剤に用いられる粘着剤として
は、特に限定されないが、これらの貼付剤を、常温で皮
膚表面に長時間固定し得る粘着力を有するものが好適に
使用される。例えば、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着
剤、シリコーン系粘着剤などが用いられる。粘着物性お
よびコストを考慮すると、アクリル系粘着剤又はゴム系
粘着剤が好ましく使用される。
【0037】アクリル系粘着剤としては、特に、炭素数
が4〜18の脂肪族アルコールと、(メタ)アクリル酸
とから得られる(メタ)アクリル酸アルキルエステルの
重合体または共重合体、あるいは、上記の(メタ)アク
リル酸アルキルエステルとその他の官能性モノマーとの
共重合体が好ましく使用される。(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステルとしては、例えば、アクリル酸ブチル、
アクリル酸イソブチル、アクリル酸ヘキシル、アクリル
酸オクチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル
酸イソデシル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸ステア
リル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸イソブチル、
メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸イソオ
クチル、メタクリル酸デシル、メタクリル酸イソデシ
ル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ステアリルな
どが挙げられる。
【0038】上記その他の官能性モノマーとしては、水
酸基を有するモノマー、カルボキシル基を有するモノマ
ー、アミド基を有するモノマー、およびピロリドン環を
有するモノマーが挙げられる。水酸基を有するモノマー
としては、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートな
どが挙げられる。カルボキシル基を有するモノマーとし
ては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸などのα、β
−不飽和カルボン酸;マレイン酸ブチルなどのマレイン
酸モノアルキルエステル;マレイン酸、フマル酸;クロ
トン酸などが挙げられる。無水マレイン酸も、マレイン
酸と同様の共重合体を形成し得るので、使用され得る。
アミド基を有するモノマーとしては、例えば、アクリル
アミド、ジメチルアクリルアミド、ジエチルアクリルア
ミドなどのアルキル(メタ)アクリルアミド;ブトキシ
メチルアクリルアミド、エトキシメチルアクリルアミド
などのアルキルエーテルメチロール(メタ)アクリルア
ミド;ダイアセトンアクリルアミドなどが挙げられる。
ピロリドン環を有するモノマーとしては、例えば、ビニ
ルピロリドンが挙げられる。上記以外に、酢酸ビニル、
スチレン、α−メチルスチレン、塩化ビニル、アクリル
ニトリル、エチレン、プロピレン、ブタジエンなども使
用され得る。
【0039】アクリル系粘着剤は、上記モノマーを通常
の公知の方法により共重合して得られる。共重合成分に
は、上記(メタ)アクリル酸アルキルエステルが、全共
重合成分の50重量%以上含有されていることが好まし
い。
【0040】ゴム系粘着剤としては、例えば、天然ゴ
ム、合成イソプレンゴム、ポリイソブチレン、ポリビニ
ルエーテル、ポリウレタン、ポリイソプレン、ポリブタ
ジエン、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イ
ソプレン共重合体、スチレン−イソプレン−スチレンブ
ロック共重合体などが挙げられる。
【0041】シリコーン系粘着剤としては、例えば、ポ
リオルガノシロキサンなどのシリコンゴムが挙げられ
る。
【0042】上記粘着剤中には、必要に応じて各種配合
剤が添加され得る。このような配合剤としては、例え
ば、ロジン系樹脂、ポリテルペン樹脂、クロマンーイン
デン樹脂、石油系樹脂、テルペンフェノール樹脂などの
粘着付与剤;液状ポリブテン、鉱油、ラノリン、液状イ
ソブチレン、液状ポリアクリレートなどの可塑剤;充填
剤;老化防止剤などが挙げられる。
【0043】本発明の貼付剤には、薬物の経皮透過性を
向上させる目的で、必要に応じて、適当な吸収促進剤を
含有してもよい。吸収促進剤としては、例えば、ミリス
チン酸イソプロピル、セバシン酸ジエチル、ソルビタン
モノラウレート、グリセリンモノオレート、オレイルリ
ン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、オクチルフ
ェニルエーテル、ポリエチレングリコール付加オクチル
フェニルエーテル、ラウリルエーテル、ポリエチレング
リコール付加ラウリルエーテル、ソルビタンモノオレー
ト、ポリエチレングリコール付加ソルビタンモノオレー
ト、ラウロイルジエタノールアミド、ラウロイルサルコ
シン、オレオイルサルコシンシュガーエステル、レシチ
ン、グリチルレチン、尿素、サリチル酸、チオグリコー
ル酸カルシウム、乳酸、乳酸エステル、オリーブ油、ス
クワレン、ラノリン、流動パラフィン、グリセリンなど
が挙げられる。
【0044】本発明の貼付剤は、取り扱い性と使用感の
バランスの点から、本発明の支持体と上記の粘着剤層と
積層し貼付剤とした場合に、剛軟度がJIS L 10
85(不織布しん地試験方法)に規定される45°カン
チレバー法によって15〜60mmであることが好まし
い。
【0045】本発明の貼付剤の製造方法は、本発明の支
持体のポリエステルフィルム表面に、粘着剤層を積層し
て形成する方法による。
【0046】支持体表面に粘着剤層を形成する方法とし
ては、溶液塗工法、ホットメルト塗工法、電子線硬化エ
マルジョン塗工法などの種々の公知の塗工法が使用され
得る。特に溶媒塗工法が好適に使用され得る。溶媒塗工
法では、まず、上記粘着剤を適当な溶媒で希釈し、これ
に、薬効成分および必要に応じて、吸収促進剤および各
種配合剤を添加する。得られた混合液を支持体表面に塗
布し、乾燥させて溶媒を除去することによって貼付剤が
形成される。あるいは、上記混合液を剥離紙上に塗工し
乾燥した後、支持体に転写することも可能である。この
ようにして支持体上に形成される粘着剤層の厚みは、使
用目的により異なるが、通常、約20μm〜約200μ
mの範囲内である。20μmを下回ると、貼付剤の所定
の面積の粘着剤層に所望量の薬効成分を含有させること
ができず、さらに粘着力を所望する場合は充分な粘着性
が得られない。200μmを越えると、支持体付近の粘
着剤層に含有される薬物が、拡散して皮膚表面に到達す
ることが難しくなり、貼付剤中の薬効成分が有効に利用
されにくくなる。粘着剤層の上には、この層を保護する
目的で使用時まで剥離紙が貼付されていてもよい。ま
た、この剥離紙には背割りが施されてもよい。
【0047】本発明の貼付剤は、人体表面の適当な位置
に貼付して使用される。
【0048】
【発明の実施の形態】次に、実施例を挙げて本発明を詳
しく説明する。 (実施例1)既に安全性の確認されている、アクリル酸
−2−エチルヘキシル・ビニルピロリドン共重合体溶液
(医薬品添加物規格収載品)に、硝酸イソソルビドの酢
酸エチル溶液を加えて、固形分中の硝酸イソソルビド濃
度が15重量%の粘着剤溶液を得た。この粘着剤溶液を
厚さ75μmのポリエステル製の剥離紙上に塗布し、6
0℃で30分間乾燥させて、厚さ40μmの粘着剤層を
形成した。他方、厚さ7μmのポリエチレンテレフタレ
ートフィルムと、ポリエステル繊維をスパンレース法に
より不織布とした目付け40g/m2 のポリエステル不
織布とを、ポリエステル系接着剤を用いて積層し、厚み
約250μmの支持体を得た。得られた支持体のポリエ
チレンテレフタレートフィルム面に、上記の粘着剤層を
積層し貼付剤を得た。
【0049】(実施例2)支持体として、厚さ7μmの
ポリエチレンテレフタレートフィルムと、ポリエステル
繊維をスパンレース法により不織布とした目付け20g
/m2 のポリエステル不織布とを、ポリエステル系接着
剤を用いて積層したもの(厚み約130μm)を用いた
以外は、実施例1と同様にして貼付剤を作製した。
【0050】(比較例1)支持体として、ポリエチレン
テレフタレートフィルム(6μm)/エチレン酢酸ビニ
ル共重合体フィルム(25μm)の積層体を用いた以外
は、実施例1と同様にして貼付剤を作製した。
【0051】(比較例2)支持体として、厚さ6μmの
ポリエチレンテレフタレートフィルムと、ポリエステル
繊維をスパンボンド法により不織布とした目付け8g/
2 のポリエステル不織布とを、ウレタン系接着剤を用
いて積層したものを用いた以外は、実施例1と同様にし
て貼付剤を作製した。
【0052】(比較例3)支持体として、厚さ6μmの
ポリエチレンテレフタレートフィルムとポリエステル繊
維をスパンボンド法により不織布とした目付け20g/
2 のポリエステル不織布とを、ウレタン系接着剤を用
いて積層したものを用いた以外は、実施例1と同様にし
て貼付剤を作製した。
【0053】(実施例3)厚さ7μmのポリエチレンテ
レフタレートフィルムと、ポリエステル繊維をスパンレ
ース法により不織布とした目付け40g/m2 、破断強
度5kg/5cmのポリエステル不織布とを、ポリエス
テル系接着剤を用いて積層(接着強度:約450g/1
5mm)し、厚み約250μmの支持体を得た。得られ
た支持体のポリエチレンテレフタレートフィルム面に、
実施例1と同様にして得た厚さ40μmの粘着剤層を積
層した後、剥離紙に背割りを施し貼付剤を得た。
【0054】(実施例4)支持体製造時に、ポリエステ
ルフィルムとスパンレース不織布の接着強度が、約10
0g/15mmとなるように積層したこと以外は、実施
例3と同様にして貼付剤を得た。
【0055】(実施例5)支持体として、厚さ6μmの
ポリエチレンテレフタレートフィルムと、ポリエステル
繊維をスパンレース法により不織布とした目付け40g
/m2 、破断強度1kg/5cmのポリエステル不織布
とを、ポリエステル系接着剤を用いて積層したもの(厚
み約630μm、接着強度約50g/15mm)を用い
た以外は、実施例3と同様にして貼付剤を得た。
【0056】(実験例1)実施例1、2及び比較例1〜
3で得られた貼付剤について、幅20mmの試料を作製
し、剥離紙を剥した後、45°カンチレバー法を用いて
剛軟度を測定し、縦・横両方向の平均値を剛軟度とし
た。結果を表1に示した。
【0057】(実験例2)実施例1、2及び比較例1〜
3で得られた貼付剤について、87mm×58mm(面
積50cm2 )の試料を用いて、以下の評価基準にて取
扱性及び使用感を評価し、結果を表1に示した。 取扱性 ◎:非常に貼り易い ○:貼り易い △:貼りにくい ×:非常に貼りにくい 使用感 ◎:非常に良い ○:良い △:悪い ×:非常に悪い
【0058】
【表1】
【0059】(実験例3)実施例3〜5の貼付剤につい
て、87mm×58mm(面積50cm2 )の試料を用
いて、以下の評価基準にて貼付中の貼付剤の破断及び剥
離時の貼付剤の状態を評価し、結果を表2に示した。 貼付中 ○:破断なし △:一部破断 ×:完全に破断 剥離時 ○:破断なし △:一部不織布のみが剥がれかけた ×:破断
【0060】なお、実施例3〜5の貼付剤について、実
験例2と同様の方法によって取扱性及び使用感を評価し
たところ、いずれも良好であった。
【0061】
【表2】
【0062】
【発明の効果】本発明の貼付剤用支持体の構成は上記の
通りであり、この支持体を用いると、取り扱い性に優
れ、また使用感に優れる貼付剤が得られる。本発明の貼
付剤の構成は上記の通りであり、該貼付剤は、支持体と
して本発明の支持体を用いているので、取り扱い性に優
れ、また使用感に優れる貼付剤である。
【0063】請求項3記載の貼付剤の構成は上記の通り
であり、該貼付剤は、ポリエステルフィルムの厚みが6
〜12μm、スパンレース不織布がポリエステル繊維を
主体としてなり、不織布の目付けが20〜50g/
2 、かつ支持体の厚みが100〜400μmである請
求項2記載の貼付剤であるので、取り扱い性に特に優
れ、また使用感に特に優れる貼付剤である。
【0064】請求項4記載の貼付剤の構成は上記の通り
であり、該貼付剤は、スパンレース不織布の破断強度が
2kg/5cm以上である請求項2記載の貼付剤である
ので、取り扱い性に優れ、また使用感に優れると共に、
貼付中あるいは剥離時の貼付剤の破断の恐れの少ない貼
付剤である。
【0065】請求項5記載の貼付剤の構成は上記の通り
であり、該貼付剤は、ポリエステルフィルムとスパンレ
ース不織布の接着強度が200g/15mm以上である
請求項2〜4のいずれか一項記載の貼付剤であるので、
取り扱い性に優れ、また使用感に優れると共に、貼付中
あるいは剥離時の貼付剤の破断の恐れが極めて低い貼付
剤である。
【0066】請求項6記載の貼付剤の構成は上記の通り
であり、該貼付剤は、薬効成分を含有してなる粘着剤層
と支持体を併せた剛軟度が、JIS L 1085に規
定される45゜カンチレバー法によって、15〜60m
mである請求項2〜5のいずれか一項記載の貼付剤であ
るので、取り扱い性と使用感のバランスに特に優れた貼
付剤である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルフィルムとスパンレース不
    織布の積層体よりなることを特徴とする貼付剤用支持
    体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の支持体のポリエステルフ
    ィルム面に薬効成分を含有してなる粘着剤層が積層され
    ていることを特徴とする貼付剤。
  3. 【請求項3】 ポリエステルフィルムの厚みが6〜12
    μm、スパンレース不織布がポリエステル繊維を主体と
    してなり、不織布の目付けが20〜50g/m2 、かつ
    支持体の厚みが100〜400μmである請求項2記載
    の貼付剤。
  4. 【請求項4】 スパンレース不織布の破断強度が2kg
    /5cm以上である請求項2記載の貼付剤。
  5. 【請求項5】 ポリエステルフィルムとスパンレース不
    織布の接着強度が200g/15mm以上である請求項
    2〜4のいずれか一項記載の貼付剤。
  6. 【請求項6】 薬効成分を含有してなる粘着剤層と支持
    体を併せた剛軟度が、JIS L 1085に規定され
    る45゜カンチレバー法によって、15〜60mmであ
    る請求項2〜5のいずれか一項記載の貼付剤。
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