JPH1067249A - 自動変速機の変速操作装置 - Google Patents
自動変速機の変速操作装置Info
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- JPH1067249A JPH1067249A JP22652496A JP22652496A JPH1067249A JP H1067249 A JPH1067249 A JP H1067249A JP 22652496 A JP22652496 A JP 22652496A JP 22652496 A JP22652496 A JP 22652496A JP H1067249 A JPH1067249 A JP H1067249A
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- F16H2059/0239—Up- and down-shift or range or mode selection by repeated movement
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/08—Range selector apparatus
- F16H59/10—Range selector apparatus comprising levers
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
ードおよび手動変速モードのレバー操作性の向上が図れ
る自動変速機の変速操作装置を提供する。 【解決手段】本発明は、支持部材10を車体側にセレク
ト軸回りに揺動自在に支持させ、この支持部材10にシ
フトレバー9をシフト軸回りに揺動自在に支持させて、
シフトレバー9が自動変速用のシフト路3a、手動変速
用のシフト路3cを移動するときは、シフトレバー9だ
けが揺動し、シフトレバー9が連結用のシフト路3bを
移動するときは、シフトレバー9と支持部材10が一体
となって揺動する構造と、シフトレバー9が連結用のシ
フト路端に位置するときに保持機構18で支持部材10
を保持させる構造とを採用して、シフトレバー9とは別
体な保持構造で、シフトレバー9をシフト路3aまたシ
フト路3cに保持させたことにある。
Description
変速段を所望に設定又は変更させる機能が付いた自動変
速機の変速操作装置に関する。
御式の自動変速機は、予め設定された変速モードに応じ
た自動変速を行うだけでなく、雪道の走行、エンジンブ
レーキなどのためにマニュアル操作で特定の変速段をホ
ールドすることを可能にした変速操作装置が付けられて
いる。
われるマニュアル操作に近い変速を可能とする変速操作
装置が付いた自動変速機が搭載されてきている。この種
の変速操作装置は、図6にも示されるようにP(パーキ
ング)、R(リバース)、N(ニュートラ)、D(ドラ
イブ)などといった複数のシフトポジション(選択位
置)が車体の前後方向に一直線上に順に設定された自動
変速モード用のシフト路aと、このシフト路aと平行な
手動変速モード用のシフト路bと、このシフト路bの中
間部分とシフト路aのDポジションとの間を連結するシ
フト路cとを有し、これらに各シフト路a〜cの方向に
揺動自在に支持されたシフトレバーdが組み合わせてあ
る。
dをシフト路aから、シフト路cを通じシフト路bの中
立位置に移してから、シフトレバーdを前後方向に定め
てあるシフトアップのシフトポジションあるいはシフト
ダウンのシフトポジションへ回動することにより、マニ
ュアル操作式のシフトレバーと同様の感覚で、変速段を
所望に設定したり変更したりできるようにしてある。
保持手段としてディテント機構eを採用して、シフトレ
バーdの位置を自動変速モードまたは手動変速モードに
保持させることが行われている。
−8545号公報にも示されるように機構全体をシフト
レバーdに一体に組付けた構造が用いられている。具体
的には、図6に示されるような構造が採用されている。
に延びる回動軸fで車体前後方向に揺動自在に支持して
ある支持部材mに対して、車体前後方向に延びる回動軸
gを介し車幅方向に揺動自在に支持されていて、2つの
回動軸f,gにより、シフト方向となる車体前後および
セレクト方向となる車幅方向に揺動自在に支持してあ
る。
mと一体な連動部材hが設けられ、該連動部材hをシフ
ト方向に揺動自在としてある。この連動部材hは、下方
へ延びていて、この下端部からは、先端部がシフトレバ
ーdの下端と対向するよう、同レバーdの下端に向かっ
て板ばねiが延びている。
に成形してある。シフトレバーdの下端には、この板ば
ねiの円弧状部jで挟み付けられるボールkが設けら
れ、シフトレバーdがシフト路aに在るときは円弧状部
jの根元でボールkを弾性的に係止し、シフトレバーd
がシフト路bに在るときは円弧状部jの先端でボールk
を弾性的に係止する設定にしてある。
円弧状部jを乗り越える際に生じる板ばねiの反力で、
図6中の実線あるいは二点鎖線で示されるように自動変
速モードあるいは手動変速モードに在るシフトレバーd
を弾性的に保持させるようにしている。また自動変速モ
ードから手動モードへ切り換えられる際のシフトレバー
dの揺動を抑制するためのストッパー部材sが支持部材
mに一体に形成されている。
置のディテント機構eには、構造が簡単であること、レ
バー操作に影響を与えないことが望まれる。ところが、
シフトレバーdにディテント機構eを一体に組付ける構
造だと、シフトレバーdに同レバーdと共に変位する連
動部材hを一体に設けたり、この連動部材hとシフトレ
バーdとの間にシフトレバーdを保持させる部品を設け
たりしなければならない。
なりやすい難点がある。しかも、ディテント機構eを構
成する各部品は、自動変速モードのレバー操作のとき
も、手動変速モードのレバー操作のときも、シフトレバ
ーdと一緒に移動するので、シフト路a,シフト路bを
操作する際、大きなレバー操作力が必要となり、自動変
速モード、手動変速モードにおけるシフトレバーdの操
作性が損なわれやすい難点もある。
支持部材mに対してセレクト軸回りにシフトレバーdを
揺動自在に支持させた構造なので、少なくとも手動変速
モードのときには、シフトレバーdをシフト方向に揺動
させる際、ストッパー部材sも共に揺動させる必要があ
り、ストッパー部材sの構造が複雑になったり、またス
トッパー部材sはディント機構eによりセレクト方向の
力をシフトレバーdを介して受けているため、ストッパ
ー部材sの回転軸fにフリクションが発生し、シフト方
向へのシフトレバー操作時にさらに操作性が損なわれや
すい難点もある。またシフトレバーdのセレクト方向へ
の揺動によりストッパー部材sを支持する支持部材mと
回転軸fとの間で異音が発生するという難点もある。
で、その目的とするところは、シフトレバーの簡素化
と、自動変速モードおよび手動変速モードのレバー操作
性の向上が図れる自動変速機の変速操作装置を提供する
ことにある。
に請求項1に記載した変速操作装置は、複数の選択位置
を有する自動変速操作用の第1シフト路と、この第1シ
フト路と並行に配置された手動変速操作用の第2シフト
路と、第1シフト路と第2シフト路とを連結する第3シ
フト路と、各シフト路内を移動可能に設けられたシフト
レバーと、シフトレバーが第3シフト路内を移動すると
きに該シフトレバーと一体となって揺動しうるように車
体に揺動可能に支持されているとともに、シフトレバー
が第1および第2シフト路内を揺動しうるようにシフト
レバーを揺動可能に支持する支持部材と、車体側部材に
設けられ支持部材をシフトレバーが第1シフト路に位置
する第1位置または第2シフト路に位置する第2位置の
少なくともいずれか一方の位置で保持する保持手段とを
備えた構成としたことにある。
シフトレバーが自動変速操作用の第1シフト路内、手動
変速操作用の第2シフト路内を移動するときは、支持部
材はそのままにシフトレバーだけが独立して揺動する。
内を移動するときは、支持部材が一体となってシフトレ
バーと共に揺動する。そして、このシフトレバーが第1
シフト路に位置する第1位置、または第2シフト路に位
置する第2位置するとき、支持部材が保持手段により保
持される。
保持力となってシフトレバーを第1シフト路、第2シフ
ト路に保持するから、シフトレバーと別体な保持手段か
ら与えられる保持力で、シフトレバーが自動変速モード
または手動変速モードの位置で保持されようになる。
けずにすみ、シフトレバーは簡素化される。しかも、自
動変速モード、手動変速モードを操作するときのレバー
操作には、保持手段の部品重量が負担されずにすむの
で、自動変速モード,手動変速モードにおけるシフトレ
バーの操作性は向上する。
え、さらにシフトレバーの簡素化を図りつつシフトレバ
ーの自動変速モードと手動変速モードとの切換えの際の
レバー操作のストッパーを果たすために、支持部材と車
体側部材との間に設けられ、支持部材が第1位置または
第2位置の一方の位置を越えて揺動しようとする場合に
該支持部材の一方の位置を越える揺動を規制する規制部
材を有した構成としたことにある。
は規制部材を介して車体側部材で受け止められるので、
異音の発生を低減することができる。請求項3に記載し
た発明は、上記目的に加え、さらにシフトレバーの簡素
化を図りつつシフトレバーの自動変速モードと手動変速
モードとの切換時における検出信号を得るために、支持
部材と車体側部材との間に設けられ、支持部材の揺動に
対応してシフトレバーが第1シフト路に位置するときに
自動変速モードの検出信号を出力し、第2シフロ路に位
置するときに手動変速モードの検出信号を出力するスイ
ッチを有した構成としたことにある。それ故、スイッチ
はシフトレバーの揺動に関係なく定位置にあり静止して
いるので、スイッチの耐久性に優れる。
示す一実施形態にもとづいて説明する。図1は、本発明
を適用した自動変速機の変速操作装置が示されている。
この変速操作装置は、自動変速と、シフトレバーを前後
方向に回動させる操作で変速が可能な手動変速との2つ
の変速モード(自動変速モード、手動変速モード)を有
している。
れ、図2には同装置の分解図が示されている。但し、本
実施形態では、図1中に在るように車体の前後方向なる
YF−YR 方向をシフト方向とし、車体の幅方向なるXL
−XR 方向をセレクト方向として説明する。
中1は車体に固定支持される下部フレーム、2はこの下
部フレーム1の上方に配置されたプレート部、3はプレ
ート部2を上方から覆うように設けたインジケータパネ
ルである。
ば車体前後方向にアーチを描くように立ち下がる自動変
速用のディテントプレート4を介して、下部フレーム1
の前後部に連結されている。
ら例えば車体後方にアーチを描くように立ち下がる支持
プレート5を介し下部レーム1の後部に連結されてい
て、各プレートの組み合わせにより変速操作装置の本体
フレームを構成している。
体前後方向に延びる自動変速操作用のシフト路3a(第
1シフト路に相当)が設けられている。このシフト路3
aは、例えばPポジション、Rポジション、Nポジショ
ン、Dポジションといった複数の選択位置が設定された
長孔で形成してある。
は、車幅方向に延びるシフト路3b(第3シフト路に相
当)を介して、シフト路3aのDポジションに連結され
る手動変速操作用のシフト路3c(第2シフト路に相
当)が設けられている。
結位置から車体前後方向へ延びる、シフト路3aと平行
な長孔から構成してある。そして、この長孔の車体前方
端をシフトアップ位置(+)とし、後方端をシフトダウ
ン位置(−)としている。
a〜3cに対応した形状をなし、シフトレバー9の揺動
方向を規制するゲート6〜8が形成してある。こうした
シフト路3a〜3c、ゲート6〜8内をシフトレバー9
が摺動自在に貫通している。
図3に示されるように支持部材10を介して、下部フレ
ーム1の中央に支持されている。この支持構造には、図
2〜図5に示されるように車体側部材としての下部フレ
ーム1に対して、支持部材10を車幅方向に回動自在に
支持させ、この支持部材10に対して、シフトレバー下
端に形成されたフォークエンド部10aを車体前後方向
に支持させた構造が用いられている。
前後方向に延びる細長状の本体部11とこの本体部11
の車体後方部から上方へL字形に立ち上がる細長柱状の
アーム部12とを有している。また本体部11には、車
体前後方向に沿って内部を貫通する通孔13と、本体部
11の中間部を車幅方向に沿って貫通する通孔14とが
形成されている。なお、本実施形態では直交方向に配置
される通孔13,14のうち、通孔13を上側に形成
し、通孔14を下側に形成してあるが、逆に形成しても
よい。
上側の通孔13は、下部フレーム1の中央に形成された
矩形状の開口15の開口縁から立ち上がる周壁15aの
前・後部に形成してある軸受部15b,15b間に掛け
渡したボルト16が回動自在に挿通されて車体側に支持
してある。また下側の通孔14は、該通孔両端を跨がる
ように配置されたフォークエンド部10a間を挿通する
ボルト17が回動自在に挿入されてシフトレバー9の下
端部を回動自在に支持していて、これら支持の組み合わ
せにてシフトレバー全体をシフト路3a〜3c内、すな
わちシフト方向(YF −YR 方向)、セレクト方向(X
L −XR 方向)に揺動できるようにしている。
動軸線を車体側に固定し、この支持部材10のに設けら
れたシフト方向の回動軸線にシフトレバー端を固定する
構造にて、シフトレバー9が自動変速操作用のシフト路
3a内、手動変速操作用のシフト路3c内を移動すると
きは、支持部材10が揺動せずにシフトレバー9だけが
独立して揺動し、シフトレバー9がシフト路3b内を移
動するときは、支持部材10がシフトレバー9と一緒に
揺動するようにしてある。
て、シフトレバー9と別体なディテント機構18(保持
手段に相当)で、支持部材10をシフトレバー9がシフ
ト路3aに位置するときの位置(第1位置に相当)、ま
たはシフト路3cに位置するときの位置(第2位置に相
当)に保持させるようにしてある。
〜図5に示されるようにディテントプレート4の後方の
プレート部分と支持プレート5の後方のプレート部分と
に支持されて支持部材10のアーム部12の上端を覆う
ように配置された受部材19を用いて、シフトレバー9
を保持するのに必要な保持力と、自動変速モードと手動
変速モードの切換操作時において節度感とを得る構造が
採用されている。
ボール21を突没自在に収め、このボール21を受部材
19で規制する構造が用いられている。具体的には、ア
ーム部12の上端面は例えば車体前後方向に並ぶ2つの
小径な孔20,20を有していて、これら孔20,20
には、弾性部材、例えば小径のコイルスプリング22を
介して、それぞれボール21が突没自在に収めてある。
なお、本実施形態ではボール21を用いたが、これに限
らず、他の係合子、例えばローラを用いてもよい。この
場合、弾性部材を介してローラをアーム部の上端面に突
没自在に収めればよい。
ようにアーム部12の上端面に臨む上部壁23と、アー
ム部12の車幅方向両面に向き合う一対の側壁24,2
4とを組み合わせたほぼコ字形をなしている。
き出たブラケット部23aと右側の側壁24から突き出
たブラケット部24aが、ディテントプレート4の中段
部分を両側から挟むようにボルト止めされ、残る左側の
側壁24から突き出たブラケット部24bが支持プレー
ト5の中段部分にボルト止めされて、車体側に固定して
ある。なお、側壁24,24間は、図5に示されるよう
シフトレバー9のシフト路3aにおけるDポジションか
らシフト路3cにおける中立位置3dまでのレバー操作
に伴う、アーム部12の上端部の揺動変位を許容する離
間寸法に設定してある。
シフト路3aに位置するときのボール位置、シフトレバ
ー9がシフト路3cに位置するときのボール位置と対応
する部位に、例えば断面がほぼ半円弧状をなして車体前
後方向に延びる係止用の溝部25,26が形成されてい
る。
a、シフト路3cのいずれかに位置すると、コイルスプ
リング22で付勢されたボール21が、アーム部12の
上端から突き出て左右の溝部25,26のいずれかと係
合して、支持部材10を第1位置または第2位置に保持
することによりシフトレバー9を自動変速モードあるい
は手動変速モードに保持させるようにしてある。
るいは溝部26から没入するときの抵抗、没入したボー
ル21が溝部25,26間を越えて溝部26あるいは溝
部25に嵌まるときの抵抗により、Dポジション〜中立
位置3d間、つまりシフト路3bにおけるレバー操作開
始時、レバー操作終了時に節度感を与えている。
内面には、図2および図5に示されるようにレバー操作
を受けてアーム部12がDポジションまたは中立位置3
dを越えて同位置から離れようとする揺動を抑制するた
めのストッパー部材、例えば側壁24を内方から貫通し
ている支持軸27の内側の軸端に板状の緩衝部材28を
連結してなるストッパー28a,28aが設けられてい
る。
8aは、シフトレバー9がシフト路3aまたはシフト路
3cに位置するにしたがい、アーム部12がシフト路3
a側またはシフト路3c側の緩衝部材28と当接するよ
うになっていて、このときのアーム部12の動きを規制
する力がシフトレバー9に伝達されて、シフトレバー9
をDポジション、中立位置3dの各位置で止まらせるよ
うにしてある。
の下部分にはマイクロスイッチ30(モード検出のスイ
ッチに相当)が支持されている。マイクロスイッチ30
は、図5(b)に示されるように例えばアーム部12が
シフト路3aに対応した位置に保持されるとオフ、図5
(a)に示されるようにシフト路3cに対応した位置に
保持されるとオンするよう、アクチュエータ30aをア
ーム部12の車幅方向側面に当接させて取り付けてあ
り、このマイクロスイッチ30からのオンオフ信号によ
り自動変速モードまたは手動変速モードの検出信号を出
力させるようにしてある。
は、自動変速機(図示しない)を操作するためのケーブ
ルレバー31が支持されている。このケーブルレバー3
1は、例えばシフト軸を構成するボルト17と同軸に並
ぶボルト32で、車体前後方向に揺動自在に支持されて
いる。このケーブルレバー31には、シフトレバー9が
シフト路3aに位置するとき、シフトレバー9の外周部
から突き出ている突片9aと係合する係合溝31aが形
成され、シフトレバー9をシフト路3a内においてレバ
ー操作することにより、同レバー操作に連動してケーブ
ルレバー31を揺動させるようにしてある。
は、自動変速機から延びているシフトケーブル(図示し
ない)が接続され、シフト路3a内を移動するシフトレ
バー9の動きに連動して自動変速機を操作するようにし
てある。
シフトレバー9がシフト路3aに位置するとき、シフト
レバー9の外周部から突き出ているディテントピン9b
と係合するディテント溝33(P、R、N、Dといった
シフトポジションを規定するための溝)が形成してあ
る。
からディテントプレート4の前部分に延びて、先端部が
ディテントプレート4の上面に形成した複数の波形の溝
36と弾性係合する、自動変速操作時の節度感を与える
ための板ばねを示す。
は、自動変速機(図示しない)を手動操作するためのマ
ニュアルレバー37が支持されている。このマニュアル
レバー37は、例えばシフト軸を構成するボルト17と
同軸に並ぶボルト38で、車体前後方向に揺動自在に支
持されている。このマニュアルレバー37は、プレート
2の左側のばね座2aに装着した巻ばね39の両端から
延びる支持端39a,39aで、同マニュアルレバー3
7から突き出た突起37bを挟み付けることによって中
立位置に弾性保持されている。またマニュアルレバー3
7の上端部には、シフトレバー9が中立位置3dに位置
すると、シフトレバー9の外周部と係合する係合座37
aが形成され、中立位置3dからシフトアップ位置
(+)またはシフトダウン位置(−)へレバー操作する
ことにより、同レバー操作に連動してマニュアルレバー
37が揺動するようになっている。
バー37の側方の突片37cを両側から挟むように配置
された一対のセンサ、例えばマイクロスイッチ40で検
出されるようになっていて、シフト路3c内を移動する
シフトレバー9の動きに連動して手動変速操作に必要な
信号を自動変速機へ出力させるようにしてある。
位置での節度感を発生させる節度機構である。但し、図
中42は、その節度機構41を構成する、マニュアルレ
バー37に形成したシフト路8に沿って延びる円弧面、
43は同じく円弧面42の中間に形成された凹部42a
にボール43aを弾接させるボール押圧ユニットを示
す。
置の作用について説明する。例えばシフトレバー9がシ
フト路3aの一端となるDポジションに在るとする。
(b)に示されるように受部材19のDポジション側の
溝部25に対してアーム部12の上端から突き出るボー
ル21が嵌まっているので、支持部材10はマイクロス
イッチ30がオフする地点で保持される。これにより、
マイクロスイッチ30からは自動変速モードを示すオフ
信号が出力される。
る力が、保持力として上記シフトレバー9に伝達され、
同シフトレバー9を自動変速操作用のシフト路3a内に
保持させている。
にシフト方向に揺動自在に支持してあるから、同シフト
レバー9をレバー操作してDポジションから他のポジシ
ョンへ移動させれば、シフトレバー9だけが独立してシ
フト路3a内を移動していく。
ー31と係合しているから、レバー操作に連動してケー
ブルレバー31は揺動する。そして、シフトレバー9の
ディテントピン9bが所望とするシフトポジションのデ
ィテント溝33の部位に係合されると、選択したシフト
ポジションにシフトレバー9が位置決められる。
ーブルを介して、自動変速機に伝達され、自動変速機を
選択したモードに設定していく。また自動変速モードか
ら手動変速モードに切換えるべく、シフトレバー9をシ
フト路3aのDポジションからシフト路3cの中立位置
3dへレバー操作する。
クト方向に揺動自在に支持され、シフトレバー9は支持
部材10に対しシフト方向に揺動自在に支持されている
から、シフトレバー9がシフト路3b内を移動させるに
伴い、図5に示されるように支持部材10がシフトレバ
ー9と一体になってセレクト方向を揺動する。
ト路3a側の溝部25から離脱して孔20内に没入する
ときの抵抗が、レバー操作開始時における節度感とな
る。ついで、シフトレバー9が中立位置3dに揺動され
ると、ボール21がアーム部12の上端から突き出てシ
フト路3c側の溝部26へ嵌まり、支持部材10を保持
する。
26内に嵌まるときの抵抗が、レバー操作終了時におけ
る節度感となる。この支持部材10の動きを規制する力
が、保持力としてシフトレバー9に伝達され、同シフト
レバー9を手動変速操作用のシフト路3c内で保持させ
る。
ーム部12でマイクロスイッチ30はオン操作され、マ
イクロスイッチ30から手動変速モードを示すオン信号
が出力される。
換操作は、大きな操作力を受けやすい、腕を左右方向に
動かす操作で行われるレバー操作のために、ボール21
が溝部26の位置を越えるような挙動が生じることがあ
るが、受部材19には支持部材10を受け止めて同支持
部材10が溝部26を越える揺動を規制するストッパー
28aが在るので、正しい位置にシフトレバー9は位置
決められる。これは、中立位置3dからDポジションへ
シフトレバー9をレバー操作するときにも同じである。
フトレバー9の軸部外周は、マニュアルレバー37の係
合座37aに係合される。ここで、支持部材10は保持
され、シフトレバー9だけがシフト路3c内を移動自在
となるから、中立位置3dに在るシフトレバー9を該中
立位置3dからシフトアップ位置(+)あるいはシフト
ダウン位置(−)へ移動させれば、マニュアルレバー3
7がシフトレバー9の動きに連動して揺動し、シフトア
ップ検出側あるいはシフトダウン検出側のマイクロスイ
ッチ40を操作していく。
〜中立位置3dを揺動するときに該シフトレバー9と一
体に揺動する支持部材10をシフト路3a、シフト路3
cの位置で保持させる構造を採用すると、シフトレバー
9と別体なディテント機構18(保持手段)から与えら
れる保持力で、シフトレバー9を自動変速モードまたは
手動変速モードの位置に保持できることがわかる。
ト機構を設けずにすむので、シフトレバー9は簡素化さ
れる。しかも、自動変速モード、手動変速モードを操作
するときのレバー操作には、ディテント機構18の部品
重量が負担されないので、自動変速モード,手動変速モ
ードにおけるシフトレバー9の操作性は向上する。
持された支持部材10に対して、シフト軸回りにシフト
レバー9を揺動自在に支持させた構造なので、ストッパ
ー28aを支持部材10と車体側部材との間に設けるこ
とにより、大きな操作力を受けやすい、腕を左右方向に
動かす操作で行われる自動変速モード、手動変速モード
の切換操作が行われても、シフトレバー9から入力され
た力は、支持部材10を揺動させ、支持部材10がスト
ッパー28aに当接することによりストッパー28aを
介して側壁24、つまり車体側部材で受け止められるの
で、異音の発生が抑制される。
ン、中立位置3dを越えて支持部材10が揺動するのを
規制したので、ストッパー機構もシフトレバー9とは別
体な構造ですみ、シフトレバー9の簡素化を図りつつ、
自動変速モード、手動変速モードとの切換時におけるレ
バー操作時のストッパーを果たせる。
体側部材との間に設けられているので、シフトレバー9
のシフト方向への操作時に発生するフリクションが抑制
される。
置する支持部材10でマイクロスイッチ30をオンオフ
動作させて自動変速モード、手動変速モードを検出した
ので、モード検出もシフトレバー9とは別体な構造です
み、同様にシフトレバー9の簡素化を図りつつ、自動変
速モード、手動変速モードとの切換時における検出信号
が得られる。しかも、マイクロスイッチ30は、シフト
レバー9と一体に移動するように設けたのとは異なり、
常に定位置に在るので、マイクロスイッチ30から延び
て制御部につながる信号線(図示しない)が繰り返し移
動したり、同移動で信号線が他の部品などにこすれるこ
とがないので、信頼性および耐久性にも優れる。
として、1つの部材から成形された支持部材にセレクト
軸、シフト軸を設けた例を挙げたが、これに限らず、複
数の部材を組み合わせて構成される支持部材、例えばパ
イプ部材を十字状に組み合わせて構成されるような支持
部材を採用して、同様のシフトレバーの支持を行っても
よい。
明によれば、シフトレバー自体に一体に保持手段を設け
なくとも、自動変速モードと手動変速モードの切換えに
係わるシフトレバーの保持性能を確保することができ
る。
とができ、シフトレバーの信頼性を高めることができ
る。しかも、自動変速モード,手動変速モードを操作す
るときのレバー操作には、保持手段の部品の重量が負担
されずにすむので、自動変速モード,手動変速モードを
操作するときの操作力の軽減化が図れ、同モード時のレ
バー操作性の向上を図ることができる。
の発明の効果に加え、シフトレバーの簡素化を図りつ
つ、規制手段が自動変速モード、手動変速モードとの切
換時におけるレバー操作時のストッパーを果たすことが
でき、シフトレバーのセレクト操作時に生じる異音を抑
制するとともに、シフト操作時に生じるフリクションを
抑制できるという効果を奏する。
1、請求項2の発明の効果に加え、シフトレバーの簡素
化を図りつつ、自動変速モード、手動変速モードとの切
換時における検出信号を得ることができる。しかも、ス
イッチは定位置でよく、スイッチから延びている信号線
が、レバー操作で繰り返し移動したり、同移動で信号線
がこれたりすることがないので、高い信頼性が得られる
という効果を奏する。
置の外観を示す斜視図。
た斜視図。
を説明するための斜視図。
ト路のDポジションからそれ以外のポジションへ操作さ
れるときの挙動を説明するための正面図。(b)は、同
シフトレバーが手動変速用のシフト路の中立位置からシ
フトアッップ位置、シフトダウン位置へ操作されるとき
の挙動を説明するための正面図。
動変速用のシフト路へ操作されるときの挙動を説明する
ための側面図。
の図。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の選択位置を有する自動変速操作用
の第1シフト路と、 この第1シフト路と並行に配置された手動変速操作用の
第2シフト路と、 前記第1シフト路と前記第2シフト路とを連結する第3
シフト路と、 前記各シフト路内を移動可能に設けられたシフトレバー
と、 前記シフトレバーが前記第3シフト路内を移動するとき
に該シフトレバーと一体となって揺動しうるように車体
に揺動可能に支持されているとともに、前記シフトレバ
ーが前記第1および第2シフト路内を揺動しうるように
前記シフトレバーを揺動可能に支持する支持部材と、 車体側部材に設けられ前記支持部材を前記シフトレバー
が前記第1シフト路に位置する第1位置または前記第2
シフト路に位置する第2位置の少なくともいずれか一方
の位置で保持する保持手段と、 を有することを特徴とする自動変速機の変速操作装置。 - 【請求項2】 前記支持部材と車体側部材との間に設け
られ、前記支持部材が前記第1位置または前記第2位置
の一方の位置を越えて揺動しようとする場合に該支持部
材の一方の位置を越える揺動を規制する規制部材を有す
ることを特徴とする請求項1に記載の自動変速機の変速
操作装置。 - 【請求項3】 前記支持部材と車体側部材との間に設け
られ、前記支持部材の揺動に対応して前記シフトレバー
が前記第1シフト路に位置するときに自動変速モードの
検出信号を出力し、第2シフロ路に位置するときに手動
変速モードの検出信号を出力するスイッチを有すること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動変速
機の変速操作装置。
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DE102008022561B4 (de) * | 2008-04-30 | 2021-04-29 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Schaltvorrichtung für ein Automatikgetriebe |
-
1996
- 1996-08-28 JP JP22652496A patent/JP3155929B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-08-27 DE DE1997137366 patent/DE19737366A1/de not_active Ceased
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