JPH1066331A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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Publication number
JPH1066331A
JPH1066331A JP22206196A JP22206196A JPH1066331A JP H1066331 A JPH1066331 A JP H1066331A JP 22206196 A JP22206196 A JP 22206196A JP 22206196 A JP22206196 A JP 22206196A JP H1066331 A JPH1066331 A JP H1066331A
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JP
Japan
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input voltage
voltage
power supply
switching element
current
Prior art date
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Pending
Application number
JP22206196A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Takahashi
力 高橋
Toyoyasu Kusaka
豊康 日下
Shinichi Akimoto
信一 秋元
Minoru Sugaya
実 菅谷
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Publication of JPH1066331A publication Critical patent/JPH1066331A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】高入力電圧でも出力電力が過大となるのを防止
するとともに、スイッチング素子がASO破壊するのを
防止する。 【解決手段】交流電源1とアクティブフィルタ20との
間に入力電圧の所定電圧値を越える部分をカットする入
力電圧波形整形手段(ツェナーダイオード30)を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブフィル
タを備えたスイッチング電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に、スイッチング電源装置の従来構
成を示す。図において、1は交流電源,9は負荷,10
は整流回路(ダイオードブリッジ),20はアクティブ
フィルタである。
【0003】交流電源1は、所定電圧(85〜276
V)の商用電源〔例えば、周波数50(又は60)Hz
で85〜138V又は187〜276Vの商用電源〕と
されている。この交流電源1には、図示しないノイズフ
ィルタを介して整流回路(10)が接続されている。負
荷9へは、整流回路10およびアクティブフィルタ20
等を介して24Vあるいは5VのDC出力が供給され
る。なお、図3中、C1,C2は平滑コンデンサであ
る。
【0004】アクティブフィルタ20は、スイッチング
素子(FET21),インダクタ(チョークコイル2
2),制御回路23を含み、交流電源1からの入力電圧
に入力電流が比例するようにスイッチング素子(21)
をオン・オフ制御する手段である。
【0005】スイッチング素子(21)は、整流回路
(10)の正極側電路Lpと負極側電路Lnとの間に接
続されている。また、チョークコイル22は電路Lpに
接続されている。
【0006】制御回路23は、誤差増幅器24,乗算器
25,コンパレータ26,フリップフロップ27,ドラ
イバ28等から構成されている。かかる制御回路23で
は、全波整流電圧(入力電圧)は分割抵抗(R1,R
4)で分割され入力電圧検出端子(MPI)を介して乗
算器25に入力される。
【0007】一方、出力電圧は、出力検出端子(EI)
を介して誤差増幅器24に入力される。この誤差増幅器
24からの出力は、乗算器25に入力され、当該乗算器
25で誤差増幅器24からの出力とMPIの電圧とが乗
算される。
【0008】コンパレータ26で、乗算器25の出力と
スイッチング素子(21)に流れた電流の検出値(検出
抵抗R3の電圧降下Vcs)が比較され、該検出値(V
cs)が乗算器25の出力電圧を越えたとき、スイッチ
ング素子(21)がオン(ON)からオフ(OFF)へ
切り換えられる。
【0009】ここにおいて、スイッチング素子(21)
がオンすると、チョークコイル22に電流が流れ、エネ
ルギが蓄えられる。スイッチング素子(21)がオフさ
れると、チョークコイル22からエネルギが放出されダ
イオードD1を介して負荷9側に流れる。
【0010】したがって、正弦波状の入力電圧に対して
上記各素子(21等)を流れる電流の波形は図4に示す
如くなる。ここで、V1:入力電圧,I1:入力電流,
I2:チョークコイル22を流れる電流,I3:ダイオ
ードD1を流れる電流,I4:スイッチング素子(2
1)を流れる電流である。
【0011】ダイオードD1を流れる電流(I3)と,
スイッチング素子(21)を流れる電流(I4)とを加
えたものが、チョークコイル22を流れる電流(I2)
になる。この電流(I2)は、鋸歯状となるが、コンデ
ンサC1によって平滑され、入力電流(I1)は正弦波
状となる。これにより、高調波歪電流が減小し電源電圧
歪が大幅に低減される。
【0012】上記したVcsとMPIとの間には、Kを
利得を決定する端子の電圧(VEO)とすれば次式が成
り立つ。 Vcs=K×MPI 上式より、入力電圧が高いときほど大きな出力負荷が取
れることになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したス
イッチング電源装置では、Vcs=K×MPIの関係式
より、高入力電圧では負荷が大きく取れ過ぎて過電力と
なりやすい欠点を有する。
【0014】また、アクティブフィルタ20は、パワー
オンの際に制御の遅れが生じ、出力過電圧状態を経てか
ら定常出力になる。出力過電圧となると、間欠発振を始
め、スイッチング素子(21)オンのときに一気に電流
を流そうとするため、入力電圧が高いときでは、スイッ
チング素子(21)に大きな電流が流れてASO(安全
動作領域)破壊が生じたり、チョークコイル22の飽和
が起こってしまう。
【0015】本発明の目的は、高入力電圧でも出力電力
が過大となるのを防止することができるとともに、スイ
ッチング素子がASO破壊するのを防止することができ
るスイッチング電源装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、交流電源に接
続されたスイッチング素子と、交流電源からの入力電圧
に入力電流が比例するようにスイッチング素子をオン・
オフ制御可能な制御回路とを有するアクティブフィルタ
を備え、所定の直流電圧を出力可能に構成されたスイッ
チング電源装置において、前記交流電源と前記アクティ
ブフィルタとの間に入力電圧の所定電圧値を越える部分
をカットする入力電圧波形整形手段を設けたことを特徴
とする。
【0017】かかる発明によれば、入力電圧波形整形手
段によって、入力電圧の所定電圧値を越える部分がカッ
トされる。そのため、アクティブフィルタによって入力
電圧に比例するように制御される入力電流のピーク値が
抑えられることになる。
【0018】したがって、高入力電圧でも出力電力が過
大となるのを防止することができるとともに、スイッチ
ング素子がASO破壊するのを防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
て説明する。本スイッチング電源装置は、図1に示す如
く、基本的構成は従来例(図3)と同様とされている
が、入力電圧波形整形手段(30)を設け、入力電圧の
所定電圧値を越える部分をカット可能に構成されてい
る。
【0020】なお、従来例(図3)と共通する構成要素
については同一の符号を付し、その説明を簡略化又は省
略する。
【0021】入力電圧波形整形手段は、分圧抵抗R4と
並列に入れられたツェナーダイオード30から形成され
ており、分圧抵抗R4にかかる電圧のツェナー電圧VZ
Dを越えた部分をカットする手段である。
【0022】かかる構成により、図2に示す如く、アク
ティブフィルタ20によって入力電圧(V1)に比例す
るように制御される入力電流(I1)のピークは押さえ
られることになり、出力電力が制限される。また、スイ
ッチング素子(21)に流れる電流I2が過大になるの
が阻止されるので、ASO破壊されるのが防止される。
また、チョークコイル22の飽和点を低く設定すること
ができる(したがって、トランス・サイズの縮小が図れ
る)。なお、入力電流波形(I1)が、図2に示す如
く、正弦波のピークが潰れたような波形となり、若干高
調波歪電流成分は増えるものの、使用に際して悪影響を
与えない。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、交流電源とアクティブ
フィルタとの間に入力電圧の所定電圧値を越える部分を
カットする入力電圧波形整形手段を設けたので、高入力
電圧でも出力電力が過大となるのを防止することができ
るとともに、スイッチング素子がASO破壊するのを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための図である。
【図2】同じく、入力電圧に対して各素子を流れる電流
波形を説明するための図である。
【図3】スイッチング電源装置の従来構成を説明するた
めの図である。
【図4】同じく、入力電圧に対して各素子を流れる電流
波形を説明するための図である。
【符号の説明】
1 交流電源 10 ダイオードブリッジ(整流回路) 20 アクティブフィルタ 21 FET(スイッチング素子) 22 チョークコイル 23 制御回路 30 ツェナーダイオード(入力電圧波形整形手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅谷 実 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 株式会 社テック大仁事業所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源に接続されたスイッチング素子
    と、交流電源からの入力電圧に入力電流が比例するよう
    にスイッチング素子をオン・オフ制御可能な制御回路と
    を有するアクティブフィルタを備え、所定の直流電圧を
    出力可能に構成されたスイッチング電源装置において、 前記交流電源と前記アクティブフィルタとの間に入力電
    圧の所定電圧値を越える部分をカットする入力電圧波形
    整形手段を設けたことを特徴とするスイッチング電源装
    置。
JP22206196A 1996-08-23 1996-08-23 スイッチング電源装置 Pending JPH1066331A (ja)

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JP22206196A JPH1066331A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 スイッチング電源装置

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JP22206196A JPH1066331A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 スイッチング電源装置

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JPH1066331A true JPH1066331A (ja) 1998-03-06

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ID=16776503

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003071666A1 (fr) * 2002-02-25 2003-08-28 Sanken Electric Co., Ltd. Appareil d'alimentaiton a decoupage
JP2013048508A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Ricoh Co Ltd 電源装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003071666A1 (fr) * 2002-02-25 2003-08-28 Sanken Electric Co., Ltd. Appareil d'alimentaiton a decoupage
US6947298B2 (en) 2002-02-25 2005-09-20 Sanken Electric Co., Ltd. Switching power source apparatus
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