JPH0628045A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH0628045A
JPH0628045A JP18364792A JP18364792A JPH0628045A JP H0628045 A JPH0628045 A JP H0628045A JP 18364792 A JP18364792 A JP 18364792A JP 18364792 A JP18364792 A JP 18364792A JP H0628045 A JPH0628045 A JP H0628045A
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JP
Japan
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voltage
power supply
circuit
transistor
current
Prior art date
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Pending
Application number
JP18364792A
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English (en)
Inventor
Shinji Adachi
真二 足立
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発熱が少なく適用装置の小型化、薄型化を可
能にする。 【構成】 交流電源1から交流電圧を半波整流した整流
電圧に対して、しきい値電圧発生手段により、負荷8側
の定電圧回路との間に接続されたスイッチングトランジ
スタ15をON/OFF制御するしきい値を設定し、整
流電圧がしきい値以上ではスイッチングトランジスタ1
5のOFFにより余剰電力を遮断するようにする。 【効果】 交流から直流変換時の余剰電力を遮断して電
圧降下を計るため電力損失が少なく、発熱も減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、交流電圧を降下さ
せ、直流電圧に変換する電源回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】交流電源を定電圧直流電源に変換する回
路として、従来においては例えば図6により示すような
構成のものがある。即ち、交流電源1からの入力となる
交流電圧を整流ダイオード2により半波整流した後、平
滑コンデンサ3により平滑化し、抵抗4とダイオード5
による基準電圧発生部の電圧を安定化トランジスタ6に
より電流増幅し、平滑コンデンサ7によりリプル電圧を
取り除いて直流定電圧として負荷8に出力するようにな
っている。図中の9は電圧降圧手段としての抵抗で、安
定化トランジスタ6と整流ダイオード2との間に接続さ
れている。また、10は回路遮断器(過電流遮断器)、
11はバリスタ等のサージアブソーバである。
【0003】上述の電源回路において、入力電圧の半波
整流後の平均値をV1、安定化直流電圧をV2、負荷電
流をI1、基準電圧発生部のバイアス電流をI2、安定
化トランジスタ6のベース電流をI3とそれぞれする
と、その消費電力P1は概ね、(V1−V2)・(I1
+I2+I3)の値であり、交流電圧を安定化直流電圧
に変換する際の不要な電力(余剰電力)は抵抗9と安定
化トランジスタ6とにより熱エネルギーに変換され放出
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の電源回
路では、交流電圧を安定化直流電圧に変換する際の余剰
電力が熱エネルギーに変換され放出されるので、放熱面
積を確保する等の熱対策が必要なため、適用装置の小型
化や薄型化が困難になるうえ、その部品故障等によって
負荷の破壊等を招くこともある。
【0005】この発明はかかる従来の課題を解決するた
めになされたもので、発熱が少なく適用装置の小型化、
薄型化に寄与でき、さらには負荷保護機能を持つ電源回
路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電源回路
は、電圧降下手段として入力に対してしきい値電圧を設
け、しきい値電圧以上の電圧、即ち余剰電力を遮断する
ようにしたものである。
【0007】またこの発明に係る他の電源回路は、特に
過大電圧或いは過大電流を検出する検出回路を備え、こ
の検出回路の出力で回路遮断器を動作させるようにした
ものである。
【0008】
【作用】この発明においては、余剰電力を遮断して電圧
降下させるので、電力損失が少なくなり発熱も減少す
る。
【0009】また他の発明においては、部品故障等で過
大電圧或いは過大電流が検出されると、回路遮断器が動
作して回路が遮断するので、負荷を過大電圧や過大電流
から保護することができる。
【0010】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例を示す電源回路の電
気回路図で、図2は図1の各部の電圧・電流波形を示す
説明図である。なお、図6による従来例と同じ又は同等
の構成部品はこれら実施例の図においても共通の符号を
用いている。
【0011】図示の電源回路は、交流電源1からの入力
となる交流電圧を整流ダイオード2により半波整流した
整流電圧に対して、しきい値設定抵抗12,13とツェ
ナーダイオード14により構成されたしきい値電圧発生
部により、後段の定電圧回路との間に接続されたスイッ
チングトランジスタ15のON/OFFしきい値が設定
されるようになっている。しきい値電圧設定部により設
定されるしきい値は、トランジスタ16により電流増幅
されスイッチングトランジスタ15を制御する。スイッ
チングトランジスタ15は、整流電圧がしきい値より低
いとONし、しきい値以上になるとOFFして余剰電力
を遮断する。スイッチングトランジスタ15により余剰
電力を遮断された電圧は、次段の平滑コンデンサ3によ
り平滑化され、抵抗4とツェナーダイオード5による基
準電圧発生部と、この電圧を安定化トランジスタ6によ
り電流増幅する定電圧回路により、平滑コンデンサ7を
介してリプル電圧が取り除かれて直流定電圧として負荷
8に出力される。図中、17はトランジスタ16のベー
ス逆電圧保護用のダイオード、18,19はそれぞれス
イッチングトランジスタ15のベース電流を設定するた
めの抵抗、20は平滑コンデンサ3への突入電流防止用
の抵抗、また、10は回路遮断器、11はサージアブソ
ーバである。
【0012】上記の電源回路において、入力は例えば商
用電源AC100V,60HZで、その電圧波形は図2
の(a)で示すようなもので、整流ダイオード2により
半波整流された整流電圧(図1のac間電圧)の電圧波
形は図2の(b)に示すようになる。この整流電圧に対
して、スイッチングトランジスタ15のON/OFFし
きい値Vtは、トランジスタ16のエミッタ,コレクタ
間の電流をIc、その電流増幅率をhfe、ツェナーダ
イオード14のツェナー電圧をVzd、トランジスタ1
6のベース,エミッタ間の電圧をVbeとそれぞれする
と、次式で表わされる値となる。
【0013】
【数1】
【0014】整流電圧がVtに達しないときは、トラン
ジスタ16はOFFしていて、スイッチングトランジス
タ15のベースに抵抗18,19を介して電流が流れ、
スイッチングトランジスタ15は導通する。整流電圧が
しきい値Vt以上になるとトランジスタ16がONし、
スイッチングトランジスタ15のベース電流はトランジ
スタ16のコレクタ,エミツタ間を流れるのでスイッチ
ングトランジスタ15はOFFする。図2の(c),
(d),(e)は、それぞれこのときのスイッチングト
ランジスタ15のベース電圧、エミッタ,コレクタ間電
圧、コレクタ電流の各波形を示したものである。
【0015】図2の(c),(d),(e)からも分か
るように、スイッチングトランジスタ15はON/OF
F動作(飽和領域を利用して)しているため損失がある
が、OFF時の損失はコレクタ電流が0のため0であ
り、ON時の損失はコレクタ電流とエミッタ,コレクタ
飽和電圧の積として求められるが、僅かである。一般的
にコレクタ飽和電圧は0.5V程度の小さい値である。
また平滑コンデンサ3の端子電圧は、負荷電流に反比例
して変化する。
【0016】スイッチングトランジスタ15により余剰
電力を遮断された電圧は、次段の平滑コンデンサ3によ
り電圧が平均化され、抵抗4とツェナーダイオード5に
よる基準電圧発生部と、この電圧を安定化トランジスタ
6により電流増幅する定電圧回路により、平滑コンデン
サ7を介してリプル電圧が取り除かれて直流定電圧とし
て負荷8に出力される。定電圧回路部の損失は、定電圧
部の入力電圧と安定化直流電圧の差に負荷電流を掛けた
値で、入力電圧はここでは平滑コンデンサ3の端子電圧
で、これは負荷電流に反比例するので、損失は少なくす
ることができる。
【0017】実施例2.図3はこの発明の他の実施例を
示す電源回路の要部の電気回路図である。この実施例の
電源回路は、実施例1で示した電源回路におけるスイッ
チングトランジスタ15のエミッタ,コレクタ間にバイ
パス抵抗21を並列に挿入した構成である。これによ
り、平滑コンデンサ3への突入電流によるスイッチング
トランジスタ15のピーク電流を、スイッチングトラン
ジスタ15のOFF時に平滑コンデンサ3に電流が供給
されることにより抑制することができる。これ以外の動
作及び効果は前例と同じである。
【0018】実施例3.図4はこの発明の更に他の実施
例を示す電源回路の電気回路図である。この実施例の電
源回路は、実施例1の電源回路に抵抗22,23とコン
デンサ24及びツェナーダイオード25で構成した電圧
検出回路を設け、この電圧回路の出力でトランジスタ1
6と並列に交流電源1側に挿入したトランジスタ26を
制御するようにしたものである。トランジスタ16のオ
ープン故障やスイッチングトランジスタ15のショート
故障等で回路中のa,c間に過大電圧(整流電圧)が印
加されると、電圧検出回路がこれを検出し、その出力で
トランジスタ26がONし、整流電圧が強制的にショー
トさせられ、回路遮断器10が動作することになって負
荷8の破壊や発火発煙が防止される。
【0019】なお、電圧検出回路は、図5に示すような
検出レベル増幅用のトランジスタ27を使った過大電流
を検出する電流検出回路として構成することもできる。
図5において、28はトランジスタ26のベース電流制
限用の抵抗で、29は定電圧回路である。
【0020】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うに、この発明によれば交流から直流変換時の余剰電力
を遮断することにより、電圧降下を計るため電力損失が
少なく、発熱も減少するので適用装置の小型化、軽量化
を推進できる。
【0021】また他の発明によれば、特に、部品故障等
で過大電圧或いは過大電流が検出されると、回路遮断器
が動作して回路が遮断するので、負荷保護が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す電源回路の電気回路図
である。
【図2】図1の各点の電圧又は電流の波形を示す説明図
である。
【図3】この発明の他の実施例を示す主要部の電気回路
図である。
【図4】この発明の他の実施例を示す電源回路の電気回
路図である。
【図5】この発明の他の実施例を示す主要部の電気回路
図である。
【図6】従来の電源回路を示す電気回路図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 整流ダイオード 3 平滑コンデンサ 5 ツェナーダイオード 6 安定化トランジスタ 7 平滑コンデンサ 8 負荷 10 回路遮断器 12 しきい値設定抵抗 13 しきい値設定抵抗 14 ツェナーダイオード 15 スイッチングトランジスタ 16 トランジスタ 18 抵抗 19 抵抗 22 抵抗 23 抵抗 24 コンデンサ 25 ツェナーダイオード 26 トランジスタ 27 トランジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源から交流電圧を半波整流した整
    流電圧に対して、しきい値電圧発生手段により、負荷側
    の定電圧回路との間に接続されたスイッチング素子をO
    N/OFF制御するしきい値を設定し、整流電圧がしき
    い値以上ではスイッチング素子のOFFにより余剰電力
    を遮断するように構成したことを特徴とする電源回路。
  2. 【請求項2】 過大な整流電圧又は整流電流を検出する
    検出回路を設け、この検出回路の出力で交流電源側に挿
    入したスイッチング素子を制御し、交流電源に直列に接
    続された回路遮断器を動作させるようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載の電源回路。
JP18364792A 1992-07-10 1992-07-10 電源回路 Pending JPH0628045A (ja)

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JP18364792A JPH0628045A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 電源回路

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JP (1) JPH0628045A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102035409A (zh) * 2010-12-13 2011-04-27 成都成电硅海科技股份有限公司 开关电源控制芯片
JP2017046383A (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 新電元工業株式会社 制御回路、及び、電源装置

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CN102035409A (zh) * 2010-12-13 2011-04-27 成都成电硅海科技股份有限公司 开关电源控制芯片
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