JPH0343836Y2 - - Google Patents

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JPH0343836Y2
JPH0343836Y2 JP5105787U JP5105787U JPH0343836Y2 JP H0343836 Y2 JPH0343836 Y2 JP H0343836Y2 JP 5105787 U JP5105787 U JP 5105787U JP 5105787 U JP5105787 U JP 5105787U JP H0343836 Y2 JPH0343836 Y2 JP H0343836Y2
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transistor element
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスイツチング電源装置、特に主スイツ
チング素子をオンオフ制御する駆動回路の補助電
源回路に関するものである。
(従来技術とその問題点) スイツチング電源装置として例えば第1図に示
す定電流コンバータがある。この回路は直流電圧
Eioによつてトランス3の第1巻線N1に流される
直流電流を主スイツチングトランジスタ素子2に
よりオンオフし、これにより生じた第2巻線N2
の出力を整流回路4、平滑回路5により整流平滑
して負荷RLに電力を供給するように形成する。
一方負荷RLに直列に設けた負荷電流の検出抵抗
6により負荷電流に比例する電圧を検出してこれ
を誤差検出回路8に加え、ここで基準電源Erと比
較する。そしてこれにより検出された誤差電圧
EeをホトカツプラPCを介して制御用駆動回路9
に加え、その出力により主スイツチングトランジ
スタ素子のオン期間を制御して負荷電流を定電流
化するものである。
ところでこのようなスイツチング電源装置にお
いて定電流機能を充分に発揮させるためには、主
スイツチングトランジスタ素子2の制御用駆動回
路9の動作電圧が安定であることが必要である。
そこで従来においては制御用駆動回路9の動作
電圧E0を第1図に示す第1補助電源回路10、
即ち電流制限抵抗Rを介して入力電圧Eioが加え
られるツエナダイオード素子ZD1と、そのツエナ
電圧Vz1によりベースが制御されてコレクタ・エ
ミツタ間インピーダンスが制御される制御用トラ
ンジスタ素子Qとからなる回路10を用いて得る
ようにして、入力電源電圧Eioの変動にもかかわ
らず一定の動作電圧E0を得るようにしている。
即ち入力電圧が大となり、これがツエナダイオ
ードZD1のツエナ電圧Vz1以上になつたとき、ト
ランジスタ素子Qのコレクタ・エミツタ間インピ
ーダンスが自動的に制御されて、出力電圧E0
第2図のようにVz1−VBE(VBE=ベース・エミツ
タ間電圧)に安定化することが行われている。
しかし誤差検出回路8においてはその動作電圧
Eaを第1図に示す第2補助電源回路7、即ちト
ランス3に設けた第3巻線N3の出力を整流素子
D、コンデンサCにより整流平滑して得る回路を
用いているため、動作電圧Eaは入力電圧Eioの変
化に比例して変化する。従つて例えば負荷の短絡
により入力電圧Eioが異常に低下たような場合に
は、動作電圧Eaを誤差検出回路8の動作に必要
な電圧値、即ち入力許容電圧値以下に低下させる
場合がある。このため誤差検出回路8の誤差検出
機能の喪失を招いて、制御用駆動回路9の制御入
力を零として主スイツチングトランジスタ素子2
のオン期間を最大とする。従つていくら前記のよ
うに制御用駆動回路9の動作電圧E0を安定化し
ても、負荷短絡時における過電流の抑制機能が働
かなくなつて、主スイツチングトランジスタ素子
2などの回路構成部品に過大な電流を流すことに
なり、それらの損傷を招く結果となる。
そこで入力電圧Eioが異常に低くなつたときに
も誤差検出回路8の機能を失わせない動作電圧
Eaの確保のため、例えばトランス3に設けた第
3巻線N3の巻数を選定することが行われている。
しかしこれでは入力電圧Eioが高いときには誤差
検出回路8の動作電圧Eaも必然的に高くなる。
このため、誤差検出回路8の構成部品の耐圧を超
過する結果となつたり、耐圧超過に至らないまで
も電圧の上昇により大きな電流を流して回路損失
を増大させる欠点がある。
(考案の目的) 本考案は制御用駆動回路の第1補助電源回路に
1個の部品を追加する簡単径済的な手段により、
上記の如き欠点を排除したスイツチング電源装置
を提供し、動作の信頼性と効率の向上などを図つ
たものである。次に図面を用いてその詳細を説明
する。
(問題点を解決するための本考案の手段) 第3図は本考案の一実施例回路図でよつて、第
1図と同一符号部分は同等部分を示す。図におい
て1は入力フイルタコンデンサ、2は主スイツチ
ングトランジスタ素子、3はトランス、4は整流
回路、5は平滑回路、6は電流検出抵抗、RLは
負荷、7は補助電源回路、8は誤差検出回路、9
は制御用駆動回路、10は補助電源回路、Rは電
流制限抵抗、ZD1はツエナダイオード、Qは制御
用トランジスタであつて、以上の各部およびこれ
らによる回路構成は第1図によつて前記した従来
のスイツチング電源装置と同様である。しかし次
の点で相異する。
即ち本考案の特徴とするところは制御用駆動回
路9の補助電源回路10において、その制御用ト
ランジスタ素子Qのベースとコレクタ間が接続さ
れた電流制限抵抗Rと直列に、第2のツエナダイ
オードZD2が既設の第1ツエナダイオード素子
ZD1に直列に挿入されるようにした点にある。そ
してこれによりスイツチング電源装置に入力電圧
Eioの監視機能を持たせて、入力電圧Eioが負荷RL
の短絡などにより異常に低下したとき、制御用駆
動回路9の動作電圧の供給が断たれるようにして
その発振を停止させ、これによつて誤差検出回路
8が機能を失つたとき過電流が主スイツチングト
ランジスタ素子2などの回路構成部品に流れない
ようにしたものである。次にこの本考案の動作に
ついて詳細に説明する。
(作用) 第1ツエナダイオード素子ZD1のツエナ電圧
Vz1を、前記第2図に示したと同様に、制御用駆
動回路9の動作に必要とする安定化電圧E0=Vz1
−VBEとなるように設定しておく。一方第2ツエ
ナダイオード素子ZD2のツエナ電圧Vz2を、誤差
検出回路8における検出動作の停止を生ずる入力
電圧Eioの下限値に設定しておく。すると誤差検
出回路8がその誤差検出機能を喪失している間、
即ち入力電圧Eioの値が第2ツエナダイオード素
子ZD2のツエナ電圧Vz2になるまでの間トランジ
スタ素子Qのベースには電流が流れない。従つて
この間制御用トランジスタ素子Qはカツトオフの
状態になるため、第4図の特性図のように零から
ツエナ電圧Vz2までの範囲においては、第1補助
電源回路10による制御用駆動回路9への動作電
圧E0の供給は停止される。従つて誤差検出回路
8の機能の停止により、制御用駆動回路9への制
御信号Pcの供給が断たれても、前記した従来装置
のように主スイツチングトランジスタ素子2のオ
ン期間が最大となつて、主スイツチングトランジ
スタ素子2などに大きな電流が流れるのを防ぐこ
とができ、過電流の抑制機能が与えられる。
そして入力電圧Eioがツエナ電圧Vz2を上廻つた
とき、即ち入力電圧Eioが誤差検出回路8の検出
機能を回復させる値になつたとき、抵抗Rを介し
てトランジスタ素子Qにベース電流を流す。この
ためそれまでカツトオフ態にあつたトランジスタ
素子Qは活性領域に移行して第1補助電源回路1
0の出力電圧E0を徐々に上昇させる。そして入
力電圧Eioが高くなりツエナ電圧Vz1を越えると、
電流がツエナダイオードZD1に流れてトランジス
タ素子Qのベース電流を制御し、そのコレクタ・
エミツタ間インピーダンスにより出力電圧E0
Vz1−VBEに一定化する作用を行つて制御用駆動
回路9の動作電圧を安定化する。
(考案の効果) 以上説明したように本考案では入力電圧が異常
に低下して誤差検出回路の機能が失われ、これに
よつて制御用駆動回路への制御入力が失われて
も、主スイツチングトランジスタ素子を必ずカツ
トオフ状態として制御用駆動回路の動作電源を遮
断するようにしている。
このため第3巻線の巻数を大きく選定して入力
電圧の異常低下時における誤差検出回路の動作電
圧を確保する従来方法のように、入力電圧の上昇
により補助電源回路などに大きな電流を流して回
路損失を増加させたり、耐圧の超過による危険を
構成部品に与えたりすることなく、1個のツエナ
ダイオードを接続するのみの簡単な手段により過
電流による回路構成部品の損傷を防ぎうる。従つ
て本考案によれば動作の信頼性が高くしかも効率
のよいスイツチング電源装置を提供できる。
なお以上においては本考案を定電流コンバータ
を例にとつて説明したが、定電圧コンバータにつ
いても本考案を適用して前記した効果をあげうる
ことは容易に理解できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の回路例図、第2図は主スイ
ツチング素子制御用駆動回路の補助電源回路の定
電圧特性図、第3図は本考案の一実施例回路図、
第4図はその制御用駆動回路用補助電源回路の電
圧特性図である。 1……入力フイルタコンデンサ、2……主スイ
ツチング素子、3……電圧変換用トランス、N1
N2,N3……第1、第2、第3巻線、4……整流
回路、5……平滑回路、6……電流検出抵抗、7
……第2補助電源回路、D……整流素子、C……
コンデンサ、8……誤差検出回路、9……制御用
駆動回路、10……第1補助電源回路、R……電
流制限抵抗、ZD1,ZD2……ツエナダイオード、
Q……制御用トランジスタ素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイツチング電源装置の入力電源が加えられる
    電流制限抵抗と第1ツエナダイオードの直列回路
    と、上記電流制限抵抗と並列にベースとコレクタ
    が接続された制御用トランジスタ素子を介して安
    定化電圧をうる第1補助電源回路により、主スイ
    ツチング素子の制御用駆動回路に動作電圧を供給
    すると共に、主スイツチング素子と第1巻線が直
    列の電圧変換用トランスに設けた第3巻線を電源
    とする第2補助電源回路から動作電圧が供給され
    る誤差検出回路の検出出力により制御される上記
    主スイツチング素子の制御用駆動回路により主ス
    イツチング素子をオンオフ制御して出力を安定化
    するスイツチング電源装置において、前記第1補
    助電源回路の制御用トランジスタ素子のベースと
    コレクタ間において前記電流制限抵抗と直列に第
    2ツエナダイオードを接続し、そのツエナ電圧を
    選定して、前記入力電圧の低下時における前記誤
    差検出回路の検出機能の喪失時前記第1補助電源
    回路の制御用トランジスタ素子をカツトオフとし
    て、前記制御用駆動回路への動作電圧の供給が停
    止されるようにしたことを特徴とするスイツチン
    グ電源装置の補助電源回路。
JP5105787U 1987-04-06 1987-04-06 Expired JPH0343836Y2 (ja)

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