JP2001077634A - オーディオパワーアンプ装置 - Google Patents

オーディオパワーアンプ装置

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JP2001077634A
JP2001077634A JP25186199A JP25186199A JP2001077634A JP 2001077634 A JP2001077634 A JP 2001077634A JP 25186199 A JP25186199 A JP 25186199A JP 25186199 A JP25186199 A JP 25186199A JP 2001077634 A JP2001077634 A JP 2001077634A
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Japan
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voltage
power amplifier
audio
power
circuit
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JP25186199A
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Yoshio Hishiki
義夫 飛鋪
Susumu Morioka
進 森岡
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Sony Corp
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Sony Corp
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems

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  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Rectifiers (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音量に応じて無駄な電力を消費せず最適な電
力を供給するオーディオパワーアンプ装置を提供する。 【解決手段】 オーディオパワーアンプ装置は、交流商
用電源1から供給される交流電圧をサイリスタ3〜6に
より整流して整流コンデンサ8,9に充電し、整流コン
デンサ8,9に充電された電圧を用いてパワーアンプ1
2を動作させるオーディオパワーアンプ装置において、
交流商用電源1の周期または半分の周期毎に整流コンデ
ンサ8,9に充電パルスが1つ生じる動作が行われるよ
うに、サイリスタ3〜6の整流動作を制御するコントロ
ーラ7を設けたので、一般のスイッチング電源に比べて
高周波ノイズが少ないので、高音質かつ省電力のオーデ
ィオアンプを実現することができ、趣味性を損なわず地
球環境保全に役立つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、オーディ
オ信号を増幅して出力するパワーアンプに電源電圧を供
給するオーディオパワーアンプ装置に適用されるもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、図9に示すようなオーディオパワ
ーアンプがあった。図9において、このオーディオパワ
ーアンプでは、電源1をトランス2により降圧して、ダ
イオード171(D1)〜174(D4)により整流し
て、コンデンサ8,9に整流電圧を充電し、この充電電
圧を用いて端子13,14に入力されるオーディオ入力
信号をパワーアンプ12で増幅して、端子15,16か
ら出力するようにしていた。このオーディオパワーアン
プでは、音量ボリューム11よりオーディオ入力信号の
音量を調節可能としていたが、小音量のときにも最大出
力を得るための電源電圧が供給されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のオーデ
ィオパワーアンプでは、小音量のときにも最大出力を得
るための電源電圧が供給されていたため、小音量時には
無駄な電力を消費していたという不都合があった。
【0004】この解決方法として、スイッチングレギュ
レータ電源を用いて電源電圧を制御していた。ところ
が、可変直流電圧を得るのに一般のスイッチングレギュ
レータを用いると、高周波ノイズが多く、出力オーディ
オ信号の音質が悪化するという不都合があった。
【0005】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、音量に応じて無駄な電力を消費せず最適な電力を供
給するオーディオパワーアンプ装置を提供することを課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明のオーディオパワーアンプ装置は、交流商用電
源から供給される交流電圧を制御整流素子により整流し
て整流コンデンサに充電し、整流コンデンサに充電され
た電圧を用いてパワーアンプを動作させるオーディオパ
ワーアンプ装置において、交流商用電源の周期または半
分の周期毎に整流コンデンサに充電パルスが1つ生じる
動作が行われるように、制御整流素子の整流動作を制御
する制御回路を設けたものである。
【0007】このような本発明によれば以下の作用をす
る。制御回路は、トランスにより降圧されて出力された
電源からの交流電圧を、全波整流して交流入力電圧を生
成する。さらに、制御回路7は交流入力電圧から鋸波電
圧を生成する。ここで、制御回路は、音量ボリュームに
連動する検出ボリュームから検出電圧を検出する。そし
て、制御回路は、検出電圧の上げ下げのレベルに応じて
鋸波電圧と比較して、検出電圧の電圧レベルと一致する
鋸波電圧の時間のタイミングでトリガパルスを生成す
る。
【0008】トリガパルスは、検出電圧の上げ下げのレ
ベルに応じて時間が遅くまたは速くなるように可変され
る。制御回路は、制御整流素子のゲートにトリガパルス
を供給する。各トリガパルスのタイミングで整流が行わ
れ、整流コンデンサにトリガパルスのタイミングで充電
が開始される充電電流が流れる。これにより、整流コン
デンサに、音量ボリューム応じて変化する整流後の直流
電圧が充電される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。本実施の形態のオーディ
オパワーアンプ装置は、電源整流にサイリスタを用い、
オーディオパワーアンプの使用状況に合わせて供給電圧
を制御することにより、電源ノイズの低減と省電力を図
るものである。
【0010】以下に、本実施の形態のオーディオパワー
アンプについて説明する。図1は、本実施の形態のオー
ディオパワーアンプの構成を示すブロック図である。な
お、図9に示した従来のオーディオパワーアンプに対応
する部分には同一の符号を付してある。
【0011】図1において、本実施の形態のオーディオ
パワーアンプでは、電源1をトランス2により降圧し
て、サイリスタ3(SCR1)〜6(SCR4)により
整流して、コンデンサ8,9に整流電圧を充電し、この
充電電圧を用いて端子13,14に入力されるオーディ
オ入力信号をパワーアンプ12で増幅して、端子15,
16から出力するようにしている。このオーディオパワ
ーアンプでは、音量ボリューム11よりオーディオ入力
信号の音量を調節可能とするが、音量ボリューム11に
連動する検出ボリューム10で検出電圧を検出し、検出
された検出電圧に応じて、サイリスタ3(SCR1)〜
6(SCR4)の導通角を可変させるようにトリガパル
スを生成するコントローラ7を設けている。
【0012】図2は、本実施の形態の動作を示す波形図
である。まず、コントローラ7は、トランス2により降
圧されて出力された電源1からの交流電圧を、全波整流
して図2Aに示す交流入力電圧20を生成する。さら
に、コントローラ7は交流入力電圧20から図2Dに示
す鋸波電圧24を生成する。ここで、コントローラ7
は、音量ボリューム11に連動する検出ボリューム10
から図2Dに示す検出電圧25を検出する。そして、コ
ントローラ7は、検出電圧25の上げ下げのレベルに応
じて鋸波電圧24と比較して、検出電圧25の電圧レベ
ルと一致する鋸波電圧24の時間のタイミングで図2C
に示すトリガパルス23を生成する。
【0013】トリガパルス23は、検出電圧25の上げ
下げのレベルに応じて時間が遅くまたは速くなるように
可変される。コントローラ7は、サイリスタ3(SCR
1)〜6(SCR4)のゲートにトリガパルス23を供
給する。各トリガパルス23のタイミングで整流が行わ
れ、コンデンサ8,9にトリガパルス23のタイミング
で充電が開始される図2Bに示す充電電流22が流れ
る。これにより、コンデンサ8、9に、音量ボリューム
応じて変化する図2Aに示す整流後電圧21が充電され
る。
【0014】図3は、本実施の形態のコントローラの回
路例を示す図である。図3において、トランス2の1次
側には電源1をトランス2へ供給または遮断するスイッ
チ30および過電流時に電源1を遮断するヒューズ31
が設けられている。トランス2の2次側にはダイオード
32,33が設けられていて、ダイオード32,33
は、トランス2からの交流電圧を全波整流して交流入力
電圧S1(20)を生成する。交流入力電圧S1(2
0)はスライス回路38に供給される。スライス回路3
8は交流入力電圧S1(20)の電圧レベルを制限して
スライス電圧S2を生成する。スライス回路38は、抵
抗器41と、ツエナーダイオード42と、コンデンサ4
3とで構成される。スライス電圧S2はパルス形成回路
45に供給される。パルス形成回路45はスライス電圧
S2からパルス電圧S3を生成する。パルス形成回路4
5は、抵抗器46と、抵抗器47と、インバータ48と
で構成される。
【0015】パルス電圧S3は鋸波形成回路50に供給
される。鋸波形成回路50はパルス電圧S3から鋸波電
圧S4(24)を生成する。鋸波形成回路50は、ダイ
オード39と、コンデンサ40と、コンデンサ49と、
抵抗器51と、抵抗器52と、トランジスタ53と、抵
抗器54と、コンデンサ55と、ダイオード56と、抵
抗器57と、ツエナーダイオード58と、コンデンサ5
9と、抵抗器60とで構成される。鋸波電圧S4(2
4)はソフトスタート回路61に供給される。ソフトス
タート回路61は、鋸波電圧S4(24)の電圧レベル
増加のスタート時点を遅らせて、電源スイッチオン時の
ラッシュ電流を抑制する。ソフトスタート回路61は、
トランジスタ62と、抵抗器63と、抵抗器64とで構
成される。鋸波電圧S4(24)はソフトスタート回路
61を介して導通角可変回路77に供給される。
【0016】リミッタ回路65は、音量ボリュームと連
動する検出ボリューム10で検出される出力電圧を検出
して、所定電圧範囲に制限して検出電圧25を出力す
る。リミッタ回路65は、ボリューム66と、検出ボリ
ューム10と、抵抗器67と、抵抗器68と、抵抗器6
9と、スイッチ70と、抵抗器71と、コンパレータ7
2と、抵抗器73と、コンデンサ74と、抵抗器75
と、抵抗器76とで構成される。リミッタ回路65にお
いて、スイッチ70がオンのとき(従来の状態)は最大
出力電圧に固定された検出電圧25が検出され、スイッ
チ70がオフのとき(本実施の形態の状態)は可変の検
出電圧25が検出される。検出電圧25は導通角可変回
路77に供給される。
【0017】導通角可変回路77は、検出電圧25の電
圧レベルの上下に対応する鋸波電圧S4(24)のタイ
ミングの前後で可変する可変パルス電圧S5を出力す
る。導通角可変回路77は、コンパレータ78と、ツエ
ナーダイオード79と、抵抗器80と、抵抗器81とで
構成される。可変パルス電圧S5はトランジスタ82に
供給される。
【0018】マルチバイブレータ回路84は、高周波の
矩形波S6を生成してトランジスタ93に供給される。
トランジスタ82およびトランジスタ93は、可変パル
ス電圧S5に矩形波S6を重畳させる。矩形波S6が重
畳された可変パルス電圧S5はトランス94(T1)に
供給される。
【0019】トランス94(T1)は、正・負の可変の
トリガパルス(A、B、C)23を生成する。トランス
94(T1)は、1次側は、抵抗器95と、コンデンサ
96と、コイル97とで構成され、2次側は、コイル9
8と、コイル99と、コイル100とで構成される。ト
リガパルス(A)はダイオード35およびダイオード3
7を介してサイリスタSCR2(4)およびSCR4
(6)のゲートに供給される。トリガパルス(B)はダ
イオード34を介してサイリスタSCR1(3)のゲー
トに供給され、トリガパルス(C)はダイオード36を
介してサイリスタSCR3(5)のゲートに供給され
る。
【0020】このように、交流電圧をブリッジダイオー
ドで整流する代わりに、4本のサイリスタに換えて、音
量ボリュームに連動して出力電圧を検出して、電力効率
の良い範囲でこのサイリスタの導通角を制御することに
より可変直流電圧を得ることができる。また、トリガパ
ルス用のトランスT1のみで、正・負の可変電圧を同時
に得ることができる。これにより、簡単な構成で消費電
力の改善を行うことができ、小音量でも大音量と同じ出
力パワーを出していた従来に比べて、消費電力を半減さ
せることができ、発熱も低減させることができ、地球環
境を配慮したものすることができる。また、電源スイッ
チオン時のラッシュ電流を抑えるソフトスタートを簡単
に実現することができる。
【0021】図4は、本実施の形態のIC化したコント
ローラの構成を示すブロック図である。図4において、
トランス2の1次側には電源1をトランス2へ供給また
は遮断するスイッチ30が設けられている。トランス2
の2次側の交流電圧は端子108(AC)を介してゼロ
クロス検出回路101およびソフトスタート回路102
に供給される。ゼロクロス検出回路101は、交流電圧
を全波整流して交流入力電圧を生成し、交流入力電圧の
電圧レベルを制限してスライス電圧を生成し、スライス
電圧からゼロクロスを検出してパルス電圧を生成する。
パルス電圧はノコギリ波発生回路103に供給される。
【0022】ソフトスタート回路102は、交流電圧の
電圧レベル増加のスタート時点をソフトスタートタイミ
ングで遅らせて、電源スイッチオン時のラッシュ電流を
抑制する。ソフトスタートタイミングのデータはノコギ
リ波発生回路103に供給される。
【0023】ノコギリ波発生回路103はパルス電圧か
ら鋸波電圧を生成する。鋸波電圧は比較回路(COM
P)105に供給される。積分回路104は、端子11
1を介して音量ボリューム11と連動する検出ボリュー
ム10で検出される出力電圧を検出して、所定範囲に積
分して検出電圧を出力する。検出電圧は比較回路(CO
MP)105に供給される。比較回路(COMP)10
5は、検出電圧の電圧レベルの上下に対応する鋸波電圧
のタイミングの前後で可変する可変パルス電圧を出力す
る。可変パルス電圧はアンド回路(AND)107に供
給される。発振回路(OSC)106は高周波パルスを
発生する。高周波パルスはアンド回路(AND)107
に供給される。アンド回路(AND)107は、可変パ
ルス電圧に高周波パルスを重畳させる。高周波パルスが
重畳された可変パルス電圧は端子120からトランジス
タ121を介してトランス94(T1)に供給される。
【0024】なお、ソフトスタート回路103は、端子
109からコンデンサ110を介してアースに接続され
る。積分回路104は、端子112からコンデンサ11
3を介してアースに接続される。ノコギリ波発生回路1
03は、端子114からコンデンサ115を介してアー
スに接続される。発振回路(OSC)106は、端子1
17からコンデンサ118を介してアースに接続され
る。端子116はアースに接続され、端子119は電源
電圧Vccに接続される。
【0025】トランス94(T1)は、正・負の可変の
トリガパルスを生成する。コイル98からのトリガパル
スはダイオード35およびダイオード37を介してサイ
リスタSCR2(4)およびSCR4(6)のゲートに
供給される。コイル99からのトリガパルスはダイオー
ド34を介してサイリスタSCR1(3)のゲートに供
給され、コイル100からのトリガパルスはダイオード
36を介してサイリスタSCR3(5)のゲートに供給
される。
【0026】このようにして、コントロール回路をコン
トロールIC7で構成することにより、デジタルでコン
トロールを行うことができ、しかも、構成を簡単化して
コストを低減させることができる。
【0027】図5は、本実施の形態の音量ボリュームに
よりオーディオ出力を調整したときのAC消費電力の特
性を示す図である。なお、図5の特性は、負荷抵抗=
4.7Ω、オーディオ入力=5Vp−p/1kHz、ク
リップ開始出力=93Wとする。図5において示すよう
に、従来方式130に比べて本方式131では消費電力
を半分に低減させることができる。
【0028】図6は、本実施の形態の音量ボリュームの
回転角度に対する消費電力の特性を示す図である。図6
において、負荷抵抗(L,R)=4.7Ω時、電源電圧
固定の時140(従来の状態)に比べて電源電圧可変の
時141(本実施の形態の状態)では消費電力が半分に
低減した状態となり、無負荷時、電源電圧固定の時14
2(従来の状態)に比べて電源電圧可変の時143(本
実施の形態の状態)では消費電力が半分に低減した状態
となる。なお、電源電圧固定の時(従来の状態)に対す
る電源電圧可変の時(本実施の形態の状態)の消費電力
減少率を144に示す。
【0029】図7は、本実施の形態の音量ボリュームの
回転角度に対する電圧の特性を示す図である。図7にお
いて、負荷抵抗(L)=4.7Ωのときの、電源電圧
(+,−)150および正弦波信号(P−P値)151
を示す。
【0030】図8は、本実施の形態の音量ボリュームの
回転角度に対する電圧の特性を示す図である。図8にお
いて、無負荷のときの、電源電圧(+,−)160、正
弦波信号(P−P値)161および片電圧162を示
す。
【0031】
【発明の効果】本発明のオーディオパワーアンプ装置
は、交流商用電源から供給される交流電圧を制御整流素
子により整流して整流コンデンサに充電し、上記整流コ
ンデンサに充電された電圧を用いてパワーアンプを動作
させるオーディオパワーアンプ装置において、上記交流
商用電源の周期または半分の周期毎に上記整流コンデン
サに充電パルスが1つ生じる動作が行われるように、上
記制御整流素子の整流動作を制御する制御回路を設けた
ので、一般のスイッチング電源に比べて高周波ノイズが
少ないので、高音質かつ省電力のオーディオアンプを実
現することができ、趣味性を損なわず地球環境保全に役
立てることができるという効果を奏する。
【0032】また、本発明のオーディオパワーアンプ装
置は、上述において、上記制御回路は、上記制御整流素
子を上記パワーアンプの音量調節器に連動して制御する
ので、音量に応じて無駄な電力を消費せず最適な電力を
供給することができるという効果を奏する。
【0033】また、本発明のオーディオパワーアンプ装
置は、上述において、上記制御回路は、上記制御整流素
子を上記パワーアンプに入力される音声信号入力振幅に
より制御するので、音声信号入力振幅に応じて無駄な電
力を消費せず最適な電力を供給することができるという
効果を奏する。
【0034】また、本発明のオーディオパワーアンプ装
置は、上述において、上記制御回路は、上記制御整流素
子をデジタル的に制御するので、デジタルでコントロー
ルを行うことができ、しかも、構成を簡単化してコスト
を低減させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のオーディオパワーアンプ
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の動作を示す波形図であ
り、図2Aは交流入力電圧および整流後電圧を示し、図
2Bは充電電流を示し、図2Cはトリガパルスを示し、
図2Dは鋸波電圧および検出電圧を示す。
【図3】本発明の実施の形態のコントローラの回路例を
示す図である。
【図4】本発明の実施の形態のIC化したコントローラ
の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態の音量ボリュームによりオ
ーディオ出力を調整したときのAC消費電力の特性を示
す図である。
【図6】本発明の実施の形態の音量ボリューム回転角度
に対する消費電力の特性を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態の音量ボリューム回転角度
に対する電圧の特性を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態の音量ボリューム回転角度
に対する電圧の特性を示す図である。
【図9】従来のオーディオパワーアンプの構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1……電源、2……トランス、3……サイリスタ(SC
R1)、4……サイリスタ(SCR2)、5……サイリ
スタ(SCR3)、6……サイリスタ(SCR4)、7
……コントローラ、8……コンデンサ、9……コンデン
サ、10……検出ボリューム、11……音量ボリュー
ム、12……パワーアンプ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04R 3/00 310 H04R 3/00 310 Fターム(参考) 5D020 AC01 5G015 FA08 GB01 HA03 JA01 JA34 JA62 5H006 AA00 AA01 CA03 CA12 CA13 CB01 CB08 CC02 DA04 DB02 DB05 DC05 5J092 AA02 AA41 CA36 GR01 HA01 HA19 HA23 HA26 HA29 HA35 SA05 TA01 TA02 VL08 5J100 AA03 AA26 BB01 BB04 BB08 BB11 BB13 CA01 CA06 CA07 CA09 DA06 EA07 JA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流商用電源から供給される交流電圧を
    制御整流素子により整流して整流コンデンサに充電し、
    上記整流コンデンサに充電された電圧を用いてパワーア
    ンプを動作させるオーディオパワーアンプ装置におい
    て、 上記交流商用電源の周期または半分の周期毎に上記整流
    コンデンサに充電パルスが1つ生じる動作が行われるよ
    うに、上記制御整流素子の整流動作を制御する制御回路
    を設けたことを特徴とするオーディオパワーアンプ装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のオーディオパワーアンプ
    装置において、 上記制御回路は、上記制御整流素子を上記パワーアンプ
    の音量調節器に連動して制御することを特徴とするオー
    ディオパワーアンプ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のオーディオパワーアンプ
    装置において、 上記制御回路は、上記制御整流素子を上記パワーアンプ
    に入力される音声信号入力振幅により制御することを特
    徴とするオーディオパワーアンプ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のオーディオパワーアンプ
    装置において、 上記制御回路は、上記制御整流素子をデジタル的に制御
    することを特徴とするオーディオパワーアンプ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006128915A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Nf Corp 電力増幅器
JP2006271113A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Yamaha Corp 電源回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006128915A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Nf Corp 電力増幅器
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