JPH0315260Y2 - - Google Patents

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JPH0315260Y2
JPH0315260Y2 JP1401385U JP1401385U JPH0315260Y2 JP H0315260 Y2 JPH0315260 Y2 JP H0315260Y2 JP 1401385 U JP1401385 U JP 1401385U JP 1401385 U JP1401385 U JP 1401385U JP H0315260 Y2 JPH0315260 Y2 JP H0315260Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 技術分野 この考案は、アーク溶接機用電源装置の過電流
による素子破損を防止する回路に関する。
(b) 従来技術とその欠点 従来より使用されているアーク溶接機用電源装
置の回路図を第3図に示す。この装置は、交流電
源1を整流し直流に変換する整流器2、平滑コン
デンサ3,4、この直流電圧を高周波(数k〓〜
数十k〓)に変換するスイツチングトランジスタ
5,6、このスイツチングトランジスタ5,6の
ベースに交互に電流を流してオンさせ駆動する出
力制御回路17、高周波変換された電圧を変圧す
る変圧器7、変圧器7の2次巻線に接続され変圧
された電圧を整流する整流器8,9及び平滑リア
クトル10、変圧器の2次巻線に流れる電流を検
知する電流検知器14、この電流検知器14の出
力値と基準設定値とを比較し、この比較結果に基
づいて出力制御回路17に制御信号を出力する比
較回路16、比較回路16に基準値を設定する基
準値設定電圧15で構成され、この電源装置に接
続されたアーク溶接母材12、溶接用ワイヤ11
にこの電圧が印加される。13はワイヤ供給装置
である。
以上の構成のアーク溶接機用電源装置を駆動さ
せると、直流電圧がワイヤ11、母材12の溶接
負荷に印加されアークを発生する。負荷電流が増
加すると、電流検知器14がそれを検知して比較
回路16に伝送し、比較回路16はそれに基づく
制御信号を出力制御回路17に出力して出力電流
を抑え、負荷電流の定電流化を計つている。この
ように、変圧器7の2次巻線側の電流変化には迅
速に対応し、定電流制御を行うことが出来るが、
電流検知器14では、例えばスイツチングトラン
ジスタ5,6が同時にオンするような1次側のト
ラブルによるスイツチングトランジスタ5,6の
過電流は検知することが出来ず、電源の短絡や素
子の破損の原因になつていた。
(c) 考案の目的 この考案は上記欠点に鑑み、1次側の過電流を
検出し、即座に回路を遮断し、素子の破損を未然
に防止出来るアーク溶接機用電源装置を提供する
ことを目的とする。
(d) 考案の構成及び効果 この考案は、交流電源を整流した直流電圧をス
イツチングによつて高周波に変換する高周波変換
回路に流入する電流を検知する電流検知器と、こ
の電流検知器の検出値が一定値を越えたとき高周
波変換回路に流れる電流を零にするように出力制
御回路に動作信号を出力する電流遮断回路と、高
周波スイツチングされた電源を変圧する変圧器に
直列に接続された直流カツト用コンデンサを設け
たことを特徴とする。
以上の構成によつて、この考案によれば、以下
の効果を奏することが出来る。
高周波変換用のスイツチングトランジスタの両
方がオンして1次側が短絡状態になつたときで
も、そこに流れる電流を電流検知器が検知し、そ
の検出値に基づいて、出力制御回路に両スイツチ
ングトランジスタをオフするように制御信号を出
力するため、短絡状態は即座に回避される。ま
た、変圧器に偏磁が発生し、一方の極性の電流が
過大に流れようとしたときでも、直流カツト用コ
ンデンサが充電されればそれ以上その極性の電流
は流れないため、偏磁による過電流を防止するこ
とが出来る。以上の効果により、過大な電流によ
る素子の破損等の回路の損傷を未然に防止するこ
とが出来る。
(e) 実施例 第1図はこの考案の実施例であるアーク溶接機
用電源装置回路図である。この回路において、先
に第3図に示したアーク溶接機用電源装置の回路
と同様の構成の部分には同一の番号を付して説明
を省略する。また、この実施例で上記第3図に示
した回路と異なる点は、変圧器7と平滑コンデン
サ3,4との間に低周波遮断用コンデンサ18を
挿入した点、整流器2とスイツチングトランジス
タ5,6との間に電流検知器19を設けた点、こ
の電流検知器19の検出値が一定の電流を越えた
ときスイツチングトランジスタ5,6の両方をオ
フにするよう出力制御回路17に信号を出力する
電流遮断回路20を設けた点である。
第2図は上記電流遮断回路の回路図である。こ
の回路は演算増幅器OP1を含む増幅回路、演算
増幅器OP2、抵抗R5,R6を含む比較回路、
発光ダイオードD1、スイツチングトランジスタ
Q1を含む信号出力回路で構成されている。演算
増幅器OP1は電流検知器19の検出値を線型増
幅し、抵抗R4を介して演算増幅器OP2の非反
転入力端子に入力する。演算増幅器OP2の、反
転入力端子には抵抗R5,R6で設定された基準
電圧が印加されている。演算増幅器OP1からの
入力がこの基準電圧よりも低くければ、演算増幅
器OP2の出力は“0”であり、トランンジスタ
Q1はオフしているが、演算増幅器OP1からの
入力が基準電圧よりも高くなると演算増幅器OP
2の出力は“1”となり、トランジスタQ1がオ
ンして発光ダイオードD1に電流が流れる。出力
制御回路17にはフオトトランジスタ等の受光素
子が接続されており、発光ダイオードD1の発光
を検知すると、電流遮断信号と判断してスイツチ
ングトランジスタ5,6の両方のベース電流を0
にしてオフし遮断する。
また、低周波遮断用コンデンサ18は10μF程
度の静電容量である。このため、変圧器7に偏磁
が発生し、スイツチングトランジスタ5,6の一
方に集中的に電流が流れたときでも、短時間でコ
ンデンサ18は充電されてしまい、その方向の電
流はそれ以上は流れなくなる。これによつて、偏
磁による過電流を防止することが出来る。
以上の構成のアーク溶接機用電源装置を用いれ
ば、高周波スイツチングトランジスタ5,6の両
方がオンすると言うトラブルが発生した場合で
も、電流検知器19がそれによる過電流を検知
し、電流遮断回路0が即座に出力制御回路17の
動作を停止して電流を0にするとともに、低周波
遮断用コンデンサ18が偏磁による直流電流を遮
断するため、過電流による素子の破損、電源の短
絡等を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例であるアーク溶接機
用電源装置の回路図、第2図は上記実施例の電源
遮断回路の回路図、第3図は従来のアーク溶接機
用電源装置の回路図である。 19……電流検知器、20……電流遮断回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 交流の電源を一旦直流にする第1の整流回路、
    直流にされた電圧を2つのスイツチング素子を交
    互にスイツチングすることによつて高周波に変換
    する高周波変換回路、高周波の電圧を変圧する変
    圧器、変圧された高周波を直流に整流して母材と
    ワイヤに印加する第2の整流回路、第2の整流回
    路の電流を検知する電流検知器、電流検知器の検
    出値に基づいて前記高周波変換回路の発振周波数
    を変化して出力を制御する出力制御回路を有する
    アーク溶接機電源装置において、 高周波変換回路に流入する電流を検知する第2
    の電流検知器と、この第2の電流検知器の検出値
    が一定値を越えたとき前記高周波変換回路に流れ
    る電流を制限するように前記出力制御回路に動作
    信号を出力する電流遮断回路と、前記変圧器に直
    列に接続された直流カツト用コンデンサと、を設
    けたことを特徴とするアーク溶接機用電源装置。
JP1401385U 1985-01-31 1985-01-31 Expired JPH0315260Y2 (ja)

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JPS61133263U JPS61133263U (ja) 1986-08-20
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