JPH0580185U - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH0580185U
JPH0580185U JP1857692U JP1857692U JPH0580185U JP H0580185 U JPH0580185 U JP H0580185U JP 1857692 U JP1857692 U JP 1857692U JP 1857692 U JP1857692 U JP 1857692U JP H0580185 U JPH0580185 U JP H0580185U
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JP
Japan
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load
input voltage
power supply
voltage
dummy
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Pending
Application number
JP1857692U
Other languages
English (en)
Inventor
俊雄 中川
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力電圧に高低差の幅があっても、安定した
電源電圧が得られるようにすること。 【構成】 電源トランスと、この電源トランスの2次側
に設けられた入力電圧検出手段と、この入力電圧検出手
段の出力によってその負荷量が制御されるダミー負荷手
段とを備えた構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電源回路に関し、特にスイッチング電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスイッチング電源回路は、例えば特開平2−122588号公報(H0 2M 3/28)に記載されている。かかる公報に記載された回路をフルオート 電源で使用した場合について説明すると、この回路では入力電圧とは関係なく負 荷が軽い時にはダミー抵抗分の負荷が付加され(ここで、軽い負荷とはVTRの 場合は、スタンバイ時すなわち電源スイッチがオフの時)、負荷が重い時にはダ ミー抵抗分の負荷は付加されないようになっている。すなわち、従来のスイッチ ング電源では、負荷が軽くなった時の間欠発振を防ぐ為、軽負荷時のみ一定の負 荷を付加し、間欠発振のしない負荷になった時には、その負荷をなくす(スイッ チを切る)と云う方法を採っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、入力電圧が広範囲となるフルオートスイッチング電源において は、入力電圧が低い場合と、高い場合で間欠発振を防止する負荷の量が変わるた め、従来の方法では入力電圧の低い場合に多くの負荷を付加しないと、高い入力 電圧の場合の対策とならす、低入力電圧時の軽負荷時の損失が多くなる。
【0004】 換言すれば、自励式のスイッチング電源回路では、入力電圧が高くなれば、発 振周波数が高くなり、間欠発振し易くなる為、高い入力電圧時に間欠発振しない 負荷の量で設計しなければならす、低い入力電圧の軽負荷時にその負荷を多く付 加し過ぎることになる。
【0005】 従って、本考案はかかる問題点を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の電源回路は上記課題を解決すべく電源トランスと、この電源トランス の2次側に設けられた入力電圧検出手段と、この入力電圧検出手段の出力によっ てその負荷量が制御されるダミー負荷手段とを備える構成である。
【0007】
【作用】
上記構成によれば、入力電圧が高い時は、ダミー負荷が多く付加され、入力電 圧が低い時は、少ない負荷が付加される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図1を参照しつつ説明する。
【0009】 図1は、本考案の電源回路の一実施例を示しており、電源トランス7の2次側 にある出力端子A、Bに接続された負荷の変動に応じて制御回路8がスイッチン グトランジスタ9のベース電圧の印加周期を変更し、これにより1次側トランス に流れる単位時間当りの電流量を制御してA、B間電圧を定電圧に保っている。 出力端子A、B間の負荷の変動は、2次側に配置された分圧抵抗10、11、シ ャントレギュレータ12、抵抗13、及び発光ダイオード14と、1次側に配さ れたフォトダイオード15とにより検出されるようになっており、前記負荷変動 に応じて変動するA、B間電圧の変動をシャントレギュレータ12により検出し 、発光ダイオード14及びフォトダイオード15を介してこの変動量を1次側に 伝達せしめ、これによって、前記端子間の電圧変動を解消するように1次側巻線 に流れる前記電流量を制御してAB間電圧を常に一定にするようにしている。
【0010】 尚、図において、16および17はダイオード及び平滑コンデンサで、2次側 巻線に励起された方形波電圧を直流に変換している。18及び19は整流器およ び平滑コンデンサで、交流源20からフィルタ21を介して印加された交流電圧 を直流に変換している。22は1次側巻線に印加される方形波電流のノイズを抑 制するためのスナバーである。
【0011】 本考案では従来と異なり、端子A、B間にはダミー抵抗1とトランジスタ2の エミッタ・コレクタ路が直列に接続され、このトランジスタ2のベースとトラン ス7の2次側のホット側の間には定電圧ダイオード4、電流制限抵抗3、整流ダ イオード5が直列に接続され、前記抵抗3と整流ダイオード5の接続点とトラン ス7の接地側の間には平滑用コンデンサ6が接続されている。
【0012】 かかる構成によれば、整流用ダイオード5及び整流用コンデンサ6によって入 力電圧に比例した直流電圧を作り、トランジスタ2によって、ダミー抵抗1を流 れる電流を制御する。このダミー抵抗1を流れる電流の量は、トランジスタ2の ベースに印加される電圧が低ければ低い程、すなわち、入力電圧が高い程多くな り、多くの負荷が付加されたものとなる。尚、抵抗3及び定電圧ダイオード4は 、前記ダミー抵抗1に流れる電流を調整するためのものである。
【0013】 このように、本実施例によれば、入力電圧が高い時は、ダミー負荷が多く付加 され、入力電圧が低い時は、少ない負荷が付加される。この結果、入力電圧に応 じた間欠発振防止用のダミー負荷が付加されるとともに無駄な負荷が付加される こともない。
【0014】
【考案の効果】
以上の通り本考案によれば、フルオート電源に対応したVTRのように、入力 電圧が広範囲かつ付加の高低差が大きい機器のスイッチング電源が安定に得れる とともにその損失を最低限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を実施した電源回路の一実施例を示す図
である。
【符号の説明】
1 負荷抵抗 2 制御用トランジスタ 3 電流制限抵抗 4 低電圧ダイオード 5 整流ダイオード 6 平滑コンデンサ 7 電源トランス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源トランスと、この電源トランスの2
    次側に設けられた入力電圧検出手段と、この入力電圧検
    出手段の出力によってその負荷量が制御されるダミー負
    荷手段とを備える電源回路。
JP1857692U 1992-03-31 1992-03-31 電源回路 Pending JPH0580185U (ja)

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JPH0580185U true JPH0580185U (ja) 1993-10-29

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