JPH043593Y2 - - Google Patents

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JPH043593Y2
JPH043593Y2 JP206886U JP206886U JPH043593Y2 JP H043593 Y2 JPH043593 Y2 JP H043593Y2 JP 206886 U JP206886 U JP 206886U JP 206886 U JP206886 U JP 206886U JP H043593 Y2 JPH043593 Y2 JP H043593Y2
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transistor
voltage
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pulse
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は負荷及び入力電圧の広い範囲で安定動
作できるスイツチングレギユレータに関する。
[考案の技術的背景] 従来、スイツチングレギユレータ例えばリンギ
ングチヨーク式のスイツチングレギユレータは第
4図に示すように構成されている。
第4図において、符号1は商用電源を整流して
得た直流電源を示し、この直流電源1の両端電圧
を入力電圧Viとし、直流電源1の正極をトラン
ス2の1次巻線2aを介してスイツチングトラン
ジスタ3のコレクタに接続し、このトランジスタ
3のエミツタを直流電源1の負極に接続し、この
トランジスタ3のベースは抵抗10及びコンデン
サ16を介してトランス2の帰還巻線2cの一端
に接続し、帰還巻線2cの他端はトランジスタ3
のエミツタに接続する。また、トランス2の帰還
巻線2cを出力電圧検出巻線とし、コンデンサ1
7の両端に検出電圧Vdを得るべく、コンデンサ
17の正極を巻線2cの一端即ちトランジスタ3
のエミツタに接続し、コンデンサ17の両端に抵
抗11,12の直列回路を並列接続し、抵抗1
1,12の接続点に誤差検出用トランジスタ5の
ベースを接続し、トランジスタ5のエミツタはツ
エナーダイオード6のカソードに接続し、そのア
ノードは上記コンデンサ17の負極に接続し、ま
たトランジスタ5のエミツタは抵抗14を介して
コンデンサ17の正極に接続し、トランジスタ5
のコレクタは抵抗13を介してスイツチングトラ
ンジスタ3のベース電流をバイパスさせるための
トランジスタ4のベースに接続し、トランジスタ
4のエミツタはトランジスタ3のベースに接続
し、トランジスタ4のコレクタはトランジスタ3
のエミツタに接続する。トランス2の2次巻線2
bの両端は整流回路即ちダイオード8及びコンデ
ンサ18の直列回路に接続し、コンデンサ18の
両端に得られる出力電圧Voを負荷15に供給す
るようにしている。なお、直流電源1の正極とス
イツチングトランジスタ3のベース間には、起動
抵抗9が接続してある。
上記第4図の回路においては、コンデンサ17
の両端に出力電圧Voに比例した検出電圧Vdが得
られる。検出電圧Vdは、Vd≒{(帰還巻線2c
の巻数)/(2次巻線2bの巻数)}×Voである。
この検出電圧Vdを抵抗11,12で分割した電
圧とツエナーダイオード6のツエナー電圧との差
に比例した電流が誤差検出用トランジスタ5のコ
レクタ電流即ちバイパス用トランジスタ4のベー
ス電流として流れ、帰還巻線2cから抵抗10を
介してスイツチングトランジスタ3のベースに供
給されるベース電流の一部をトランジスタ4のコ
レクタ電流(この電流はトランジスタ4のベース
電流に比例する)としてバイパスすることによつ
て、トランジスタ3のベース電流を制御し出力電
圧Voを一定にするようにしている。スイツチン
グトランジスタ3の発振周波数fは、ηを変換効
率、Ioを負荷電流、Lpをトランス2の1次巻線
2aの自己インダクタンスとすると、 f=ηVoV1 2/ {2 IoLP(Vo+ηVi)2} …(1) で表わされる。
[背景技術の問題点] ところで、上記のように構成されたスイツチン
グレギユレータを負荷の広い範囲で且つ入力電圧
の広い範囲で動作させようとすると、発振周波数
fは(1)式で表わされるので、発振周波数fは負荷
電流Ioの変化に反比例し、負荷電流Ioを小さくす
る(軽負荷にする)と急激に高くなる。また∂f/
∂Vi>0であるため、入力電圧Viを高くすると発
振周波数fは高くなるが、実際はトランジスタ3
のストレージタイムのためトランジスタ3のオン
期間tonはある時間以下にならず発振周波数fの
最高値は制限を受け、軽負荷の場合や高入力電圧
の場合にはレギユレーシヨン動作がかからないと
いう問題がある。
[考案の目的] 本考案の目的は上述した点にかんがみ、広い負
荷及び入力電圧の範囲でレギユレーシヨン動作が
可能なスイツチングレギユレータを提供すること
である。
[考案の概要] 本考案は、直流電圧をコンバータトランスの1
次巻線に入力し、1次巻線に流れる電流をスイツ
チングトランジスタにてオン、オフし、このスイ
ツチングトランジスタのベースにコンバータトラ
ンスの帰還巻数から抵抗を介してベース電流を与
え、2次巻線に出力される交流電圧を整流して負
荷に直流電圧を供給するスイツチングレギユレー
タにおいて、前記スイツチングトランジスタのオ
フ時間の最小値を制限する手段を設けた構成と
し、前記スイツチングトランジスタのターンオフ
のタイミングから予め設定した時間内に前記スイ
ツチングトランジスタがターンオンしないように
するものである。これにより、スイツチングレギ
ユレータを広い負荷範囲及び広い入力電圧範囲で
正常動作させる。
[考案の実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第1図は本考案のスイツチングレギユレータの
一実施例を示す回路図である。この図において、
第4図に対応した同一部分には同一符号を付して
説明する。
第1図において、符号1は商用電源を整流して
得た直流電源を示し、この直流電源1の両端電圧
を入力電圧Viとし、直流電源1の正極をトラン
ス2の1次巻線2aを介してスイツチングトラン
ジスタ3のコレクタに接続し、このトランジスタ
3のエミツタを直流電源1の負極に接続し、この
トランジスタ3のベースは抵抗10及びコンデン
サ16を介してトランス2の帰還巻線2cの一端
に接続し、帰還巻線2cの他端はトランジスタ3
のエミツタに接続する。上記直流電源1の正極と
スイツチングトランジスタ3のベース間には、起
動抵抗9が接続してある。また、トランス2の帰
還巻線2cを出力電圧検出巻線とし、コンデンサ
17の両端に検出電圧Vdを得るべくコンデンサ
17の正極を巻線2cの一端即ちトランジスタ3
のエミツタに接続し、コンデンサ17の両端に抵
抗11,12の直列回路を並列接続し、抵抗1
1,12の接続点に誤差検出用トランジスタ5の
ベースを接続し、トランジスタ5のエミツタはツ
エナダイオード6のカソードに接続し、そのアノ
ードは上記コンデンサ17の負荷に接続し、また
トランジスタ5のエミツタは抵抗14を介してコ
ンデンサ17の正極に接続し、トランジスタ5の
コレクタは抵抗13を介してスイツチングトラン
ジスタ3のベース電流バイパス用のトランジスタ
4のベースに接続し、トランジスタ4のエミツタ
はトランジスタ3のベースに接続し、トランジス
タ4のコレクタはトランジスタ3のエミツタに接
続する。トランス2の2次巻線2bの両端は整流
回路即ちダイオード8及びコンデンサ18の直列
回路に接続し、コンデンサ18の両端に得られる
出力電圧Voを負荷15に供給するようにしてい
る。以上の従来構成に加えて、トランス2の帰還
巻線2cのコンデンサ16側の一端にトリガーパ
ルス発生回路19を接続し、このトリガーパルス
発生回路19の出力端をモノマルチバイブレータ
(MM)20のトリガー入力端に接続し、このモ
ノマルチバイブレータ20の出力端をドライブ回
路21の入力端に接続し、ドライブ回路21の出
力端をトランジスタ4のベースに接続する。
次に、上記第1図の回路動作を第2図及び第3
図を参照しながら説明する。上記回路では、スイ
ツチングトランジスタ3のオフ時間の最小値を制
限すべく、ベース電流バイパス用トランジスタ4
のオン時間をモノマルチバイブレータ20によつ
て決まる一定時間に制限するようにしている。ま
ず、負荷15が重く(負荷電流が大きく)ダイオ
ード8の導通時間tDがモノマルチバイブレータ
20の設定時間tよりも長い場合には、回路各部
A,B,C,Dの波形及びトランジスタ3のスイ
ツチング動作は第2図に示す波形図となる。第2
図Aはトランジスタ3のコレクタ電圧波形を示
し、第2図Bは帰還巻線2cの一端B点の電圧波
形を示しており、B点の電圧がトリガーパルス発
生回路19に入力され、B点電圧の立下りに対応
したタイミングの第2図Cに示すようなトリガー
パルスを発生する。このトリガーパルスは負極性
のパルスで、次段のモノマルチバイブレータ20
に入力され、モノマルチバイブレータ20はトリ
ガーパルス入力時から一定の設定時間tだけ第2
図Dに示すような負極性のパルスを出力しこのパ
ルスをドライブ回路21に加えるが、B点電圧に
基づいたトランジスタ3のオフ時間toffが設定時
間tよりも長いためトランジスタ3のスイツチン
グ動作(第2図E)には全く影響を与えることが
ない。次に、負荷15が軽い(負荷電流が小さ
い)か又は入力電圧Viが高くて発振周波数fが
上昇し、ダイオード8の導通時間tDがモノマルチ
バイブレータ20の設定時間tよりも短かい場合
には、第3図に示す波形図となる。第3図Aはト
ランジスタ3のコレクタ電圧波形を示し、この波
形に存在するリンギングは1次巻線2aとこの巻
線2aに並列に等価的に入る分布容量により生じ
る。第3図Bは帰還巻線2cの一端B点の電圧波
形を示しており、A点波形と同様リンギングを有
している。そして、B点電圧の立下りに対応した
タイミングでトリガーパルス発生回路19が第3
図Cに示すようなトリガーパルスを出力し、この
トリガーパルスによりモノマルチバイブレータ2
0は設定時間tの間第3図Dに示す負極性のパル
スを出力し、このパルスをドライブ回路21に加
える。ドライブ回路21は設定時間tの間トラン
ジスタ4を導通させ、帰還巻数2cから抵抗10
を介してトランジスタ3へ供給されるベース電流
をすべてバイパスし、トランジスタ3をオフ状態
に保ち、設定時間t以後第3図Bに示した帰還巻
線2cのB点電圧が正になつた時点で再びトラン
ジスタ3がオンされる。従つて、トランジスタ3
のスイツチング動作は第3図Eに示すようにな
る。この結果、第1図の回路例によれば、スイツ
チングトランジスタ3のオフ時間toffは設定時間
t以下にならず、このため発振周波数fが高くな
らずトランジスタ3を正常にスイツチングさせる
ことができる。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば、スイツチン
グトランジスタのオフ時間を一定時間以上に保
ち、発振周波数が高くならないようにすることが
可能となり、軽負荷時や高入力電圧時でもスイツ
チングトランジスタを正常にスイツチングでき、
広い負荷範囲及び広い入力電圧範囲でレギユレー
シヨン動作するスイツチングレギユレータを実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のスイツチングレギユレータの
回路構成図、第2図及び第3図は第1図の回路の
動作説明図、第4図は従来のスイツチングレギユ
レータの回路構成図である。 1……直流電源、2……トランス、2a……1
次巻線、2b……2次巻線、2c……帰還巻線
(出力電圧検出巻線)、3……スイツチングトラン
ジスタ、4……ベース電流バイパス用トランジス
タ、5……誤差検出用トランジスタ、6……ツエ
ナーダイオード、7,8……ダイオード、9……
起動抵抗、10,11,12,13,14……抵
抗、15……負荷抵抗、16,17,18……コ
ンデンサ、19……トリガーパルス発生回路、2
0……マルチバイブレータ、21……ドライブ回
路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 直流電圧を1次巻線の一端に入力し、直流を交
    流に交換するためのコンバータトランスと、 このコンバータトランスの2次巻線に得られる
    交流電圧を整流して負荷に直流電圧を供給するた
    めに整流回路と、 前記コンバータトランスの1次巻線にコレクタ
    が接続され、ベースに前記コンバータトランスの
    帰還巻線から抵抗を介してベース電流が供給さ
    れ、前記コンバータトランスの1次巻線に流れる
    電流をオン、オフするためのスイツチングトラン
    ジスタと、 前記コンバータトランスの帰還巻線より前記出
    力電圧に対応した電圧を検出しこの検出電圧と基
    準電圧との誤差を検出するための誤差検出用トラ
    ンジスタと、 前記スイツチングトランジスタのベース・エミ
    ツタ間にコレクタ・エミツタ路が接続され、ベー
    スに前記誤差検出用トランジスタにて検出した誤
    差電圧が供給され、前記スイツチングトランジス
    タのベース電流を誤差電圧に応じてバイパスする
    ためのバイパス用トランジスタと、 前記スイツチングトランジスタのベース側に接
    続され、スイツチングトランジスタのターンオフ
    のタイミングでパルスを発生する第1のパルス発
    生回路と、 この第1のパルス発生回路からのパルスでトリ
    ガーされ、予め設定した時間のパルスを前記バイ
    パス用トランジスタのベースに出力することによ
    り、前記スイツチングトランジスタのオフ時間の
    最小値を設定時間以下とならないよう制限するた
    め第2のパルス発生回路とを具備したことを特徴
    とするスイツチングレギユレータ。
JP206886U 1986-01-13 1986-01-13 Expired JPH043593Y2 (ja)

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JPH0757096B2 (ja) * 1990-06-15 1995-06-14 田淵電機株式会社 制限型スイッチングレギュレータ
JP2000060120A (ja) * 1998-08-17 2000-02-25 Nichicon Corp スイッチング電源装置

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