JPH1063518A - 情報処理装置、および記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、および記憶媒体

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JPH1063518A
JPH1063518A JP8223385A JP22338596A JPH1063518A JP H1063518 A JPH1063518 A JP H1063518A JP 8223385 A JP8223385 A JP 8223385A JP 22338596 A JP22338596 A JP 22338596A JP H1063518 A JPH1063518 A JP H1063518A
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Shingo Ito
真吾 伊藤
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】情報処理装置のデータ処理手段によって並行し
て処理させることが適切でない複数のジョブが存在する
場合に、これら複数のジョブのタスクが前記データ処理
手段によって並行して処理されることを簡易な手段によ
って適切に防止する。 【解決手段】 複数のジョブの各々のタスクを時分割方
式によって並行処理可能なマルチタスク機能のデータ処
理手段を備えた情報処理装置であって、前記データ処理
手段は、所定の第1のジョブのタスクを処理する場合に
(S20:YES)、このタスク処理との関係において
競合防止対象となる第2のジョブのタスクで使用される
リソースが使用されている旨のデータ処理を行う(S2
1) 。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置、パーソナルコンピュータ、あるいはパーソナルコン
ピュータに接続される周辺装置等の情報処理装置、およ
びこれら情報処理装置を所望の状態に駆動させるための
プログラムを格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえばパーソナルコンピュータ
としては、複数のジョブのタスクを時分割方式によって
並行処理可能ないわゆるマルチタスク機能のCPU、あ
るいはプロセサを具備するものがある。このようなパー
ソナルコンピュータによれば、たとえばプリンタを駆動
させて所望の画像データを記録紙にプリントアウトしつ
つ、スキャナを駆動させて所望の原稿の画像を読み取ら
せることができ、2つの異なるプログラムを同時に並行
して処理することができ、便利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パーソナルコンピュータにおいては、次のような不具合
が生じていた。
【0004】すなわち、パーソナルコンピュータの使用
態様としては、種々の態様があり、たとえばユーザーが
プリンタで使用される記録紙のサイズや印字方向等の諸
条件の設定作業を行っているときに、不用意に、または
意図的に、プリンタを用いて所望の画像データをプリン
トアウトさせるためのスイッチ操作を行ってしまう場合
がある。ところが、このような場合に、プリンタを駆動
させたのでは、記録紙のサイズ等のプリンタの設定が適
切になされていない状態で画像データがプリントアウト
されることとなり、適切でない。このように、マルチタ
スク機能を有するパーソナルコンピュータでは、1つの
ジョブのタスクを処理しているときに、そのタスク処理
に使用されるリソース(資源)を用いる他のジョブのタ
スクを割り込ませて処理することが適切でない場合があ
る。そこで、従来では、マルチタスク処理を実行させる
ためのプログラムの内容を種々工夫することによって、
前記のような不具合を生じないように構成していたが、
そのプログラムの内容は非常に複雑なものとなっていた
のが実情であり、プログラムの作成労力コストが多大と
なっていた。
【0005】なお、前記のような不具合は、マルチタス
ク機能を有するパーソナルコンピュータに限らず、それ
以外のマルチタスク機能を有するCPU等のデータ処理
手段を備えたファクシミリ装置やその他の情報処理装置
においても、同様に生じていた。
【0006】本発明は、このような事情のもとで考え出
されたものであって、情報処理装置のデータ処理手段に
よって並行して処理させることが適切でない複数のジョ
ブが存在する場合に、これら複数のジョブのタスクが前
記データ処理手段によって並行して処理されることを簡
易な手段によって適切に防止することをその目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明の情報処理装置は、複数の
ジョブの各々のタスクを時分割方式によって並行処理可
能なマルチタスク機能のデータ処理手段を備えた情報処
理装置であって、前記データ処理手段は、所定の第1の
ジョブのタスクを処理するときに、このタスク処理との
関係において競合防止対象となる第2のジョブのタスク
で使用されるリソースが使用されている旨のデータ処理
を行うように構成されている。
【0008】請求項2に記載した発明の情報処理装置
は、請求項1に記載の情報処理装置であって、プリンタ
を具備しており、かつ前記第1のジョブは、前記プリン
タの駆動態様を設定するプリンタ設定処理であるととも
に、前記第2のジョブは、前記プリンタによって画像デ
ータを印字出力させるプリンタの印字駆動処理であり、
前記データ処理手段は、前記プリンタ設定処理のタスク
を処理するときには前記プリンタが印字駆動処理中であ
る旨のデータ処理を行うように構成されている。
【0009】請求項3に記載した発明の情報処理装置
は、請求項1に記載の情報処理装置であって、ファクシ
ミリ通信が可能なモデム、プリンタ、およびスキャナを
具備しており、かつ前記第1のジョブは、前記モデムを
利用したファクシミリ通信を実行するファクシミリ通信
処理であるとともに、前記第2のジョブは、前記プリン
タおよびスキャナの双方または一方を駆動させる処理で
あり、前記データ処理手段は、前記ファクシミリ通信処
理のタスクを処理するときには前記プリンタおよびスキ
ャナが駆動中である旨のデータ処理を行うように構成さ
れている。
【0010】請求項4に記載した発明の記憶媒体は、情
報処理装置のデータ処理手段によって所定の第1のジョ
ブのタスクが処理されるときに、このタスク処理との関
係において競合防止対象となる所定の第2のジョブのタ
スクで使用されるリソースが使用されている旨のデータ
処理を前記データ処理手段に実行させるプログラムが格
納されている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0012】図1は、本発明に係る情報処理装置の具体
例としての多機能周辺装置をパーソナルコンピュータと
組み合わせて使用する場合の一例を示す回路ブロック図
である。
【0013】多機能周辺装置2は、後述するように、フ
ァクシミリ通信機能を有しており、またそれ以外とし
て、プリンタ、イメージスキャナ、およびコピー機等の
複数の機能を有している。この多機能周辺装置2は、C
PU21、RAM22、ROM23、ゲートアレイ2
4、インタフェース25、スキャナ26、プリンタ2
7、およびモデム28を有している。CPU21、RA
M22、ROM23、ゲートアレイ24、およびインタ
フェース25は、バス線により接続されている。バス線
は、データバス、アドレスバス、および制御信号線を含
むが、これは後述するパーソナルコンピュータ1のバス
線についても同様である。
【0014】CPU21は、多機能周辺装置2の全体を
制御するものであり、本発明でいうデータ処理手段の一
例に相当する。RAM22およびROM23は、多機能
周辺装置2の各部を制御するためのデータやプログラム
等を記憶するためのものである。ゲートアレイ24は、
スキャナ26、プリンタ27、およびモデム28の各々
とCPU21との間のインタフェースとして機能する。
インタフェース25は、ケーブル31を介してパーソナ
ルコンピュータ1のインタフェース15に接続されてお
り、たとえばセントロニクスあるいはRS−232C等
の規格に基づいて、パーソナルコンピュータ1と多機能
周辺装置2との相互間のデータの送受信を制御する。ス
キャナ26は、原稿の画像を読み取って画像信号に変換
する機能を有する。プリンタ27は、画像データを所望
の記録紙にプリントアウトする機能を有する。モデム2
8は、ファクシミリ通信を実行可能なものであり、ファ
クシミリ通信に際して送信データの変調および受信デー
タの復調を行う。このモデム28には、電話回線等の通
信回線32が接続されている。
【0015】パーソナルコンピュータ1は、前記インタ
フェース15を有する以外に、プロセサ11、ROM1
2、RAM13、ゲートアレイ14、ハードディスク装
置16、フレキシブルディスクドライブ17、操作部1
8、およびディスプレイ19を具備している。プロセサ
11、ROM12、RAM13、ゲートアレイ14、お
よびインタフェース15は、バス線により相互に接続さ
れている。
【0016】プロセサ11は、ハードディスク装置16
にインストールされているOSや各種のアプリケーショ
ンソフトウェア等のプログラムに基づいて動作し、情報
処理を行う。ROM12やRAM13は、各種のデータ
やプログラムを記憶するのに用いられる。ゲートアレイ
14は、ハードディスク装置16、フレキシブルディス
クドライブ17、操作部18、およびディスプレイ19
の各々とプロセサ11との間のインタフェースとして機
能する。ハードディスク装置16は、各種のアプリケー
ションソフトウェアのプログラム等を記憶する。フレキ
シブルディスクドライブ17は、フレキシブルディスク
の内容を読み出す。操作部18は、テンキーやその他の
複数の操作スイッチを具備して構成されている。ディス
プレイ19は、CRTや液晶表示器等によって構成され
ている。
【0017】パーソナルコンピュータ1のハードディス
ク装置16には、多機能周辺装置2のモデム28を利用
したファクシミリ通信を実行させたり、パーソナルコン
ピュータ1で作成した文書や画像をプリンタ27を用い
てプリントアウトさせたり、あるいはスキャナ26を用
いて読み取らせた原稿の画像信号をパーソナルコンピュ
ータ1に取り込んだりという、各種の機能を実現するた
めの種々のアプリケーションソフトウェアがインストー
ルされている。
【0018】多機能周辺装置2のCPU21は、ROM
23に記憶されているプログラムに基づいて時分割方式
によるマルチタスク処理を実行可能なものである。RO
M23には、多機能周辺装置2のスキャナ26やプリン
タ27等の各部を単独で動作させるためのプログラムが
記憶されている他、パーソナルコンピュータ1からの指
令に応じて多機能周辺装置2の各部を動作制御するため
のプログラムも記憶されている。また、前記以外のプロ
グラムとして、ROM23には、所定の1つのジョブの
タスクをCPU21に処理させる場合に、そのタスク処
理との関係において競合防止対象となる他の所定のジョ
ブのタスクで使用されるリソースが使用されている旨の
データ処理をCPU21に行わせるプログラムも記憶さ
れている。このプログラムを、より具体的に説明する
と、以下の通りである。
【0019】すなわち、従来技術の欄において既に説明
したように、プリンタ27に関連した記録紙のサイズや
印字方向等を設定するプリンタ設定処理をCPU21に
実行させている場合に、プリンタ27を駆動させて画像
データのプリントアウト処理がなされるのは、適切でな
い。そこで、前記ROM23に記憶されているプログラ
ムでは、プリンタ27の駆動態様を設定するプリンタ設
定処理がCPU21でなされるときには、CPU21に
プリンタ27が印字駆動処理中である旨のデータ処理を
実行させる内容となっている。プリンタ27が印字駆動
処理中である旨のデータ処理は、たとえばCPU21が
その旨を示す所定のイベントフラグをセットすることに
よって行われる。
【0020】また、他機能周辺装置2は、パーソナルコ
ンピュータ1の制御によってモデム28を利用したファ
クシミリ通信が可能であるが、このファクシミリ通信時
においてプリンタ27やスキャナ26を使用するための
スイッチ操作がパーソナルコンピュータ1においてなさ
れる場合がある。ところが、ファクシミリ通信に際して
は、プリンタ27やスキャナ26がファクシミリ通信処
理に利用される場合があり、やはりファクシミリ通信中
においてプリンタ27やスキャナ26が独自に駆動され
るのは好ましくない。そこで、前記プログラムは、モデ
ム28を利用したファクシミリ通信処理がCPU21に
おいて実行されるときには、CPU21にプリンタ27
およびスキャナ26が駆動中である旨のデータ処理を実
行させる内容となっている。プリンタ27およびスキャ
ナ26が駆動中である旨のデータ処理は、たとえばCP
U21がその旨を示す所定のイベントフラグをセットす
ることによって行われる。
【0021】次に、上記構成の多機能周辺装置2の具体
的な動作手順の一例について、図2に示すフローチャー
トを参照しながら説明する。
【0022】まず、パーソナルコンピュータ1の操作部
18において、プリンタ27の印字方向やその他の条件
の設定を行うためのプリンタ設定処理を実行する旨の操
作がなされ、その指令がパーソナルコンピュータ1から
多機能周辺装置2にあると(S1:YES)、CPU2
1は、プリンタ27が使用されているか否かを判断する
(S2)。この判断は、たとえばプリンタ27が使用さ
れているか否かを判断するために設けられている所定の
イベントフラグをCPU21に参照させることによって
行わせることできる。その結果、プリンタ27が既に使
用中であるとCPU21によって判断された場合には、
たとえば多機能周辺装置2からパーソナルコンピュータ
1に対してプリンタ設定処理を待機させる旨の適当な制
御コマンドを送信させることによって、プリンタ設定処
理を待機状態にさせればよい。
【0023】これに対し、プリンタ27が使用されてい
ないものとCPU21によって判断された場合には(S
2:NO)、CPU21はプリンタの印字駆動判別用の
イベントフラグをセットする(S3)。このイベントフ
ラグは、プリンタ27が印字駆動処理に使用されている
か否かを判別するためのものであり、このイベントフラ
グがセットされると、CPU21は、プリンタ27が実
際に印字駆動処理に使用されているか否かには関係な
く、プリンタ27が印字駆動処理に使用されているもの
と認識することとなり、プリンタ27の印字駆動処理に
必要なリソースがCPU21によって実質的に確保され
る。次いで、CPU21は、プリンタ設定判別用のイベ
ントフラグをもセットする(S4)。このイベントフラ
グは、CPU21がプリンタ設定処理を行っているか否
かを判別するためのものであり、このイベントフラグが
セットされることにより、プリンタ設定処理を行うため
のリソース、すなわちハード的にはプリンタ27が確保
され、以後プリンタ設定処理を適切に行えることとな
る。
【0024】このようにして、前記2つのイベントフラ
グをセットした後には、CPU21は、プリンタ設定用
のプログラムおよびユーザーのスイッチ操作に基づいた
所定のタスク処理を実行する(S5)。前記プリンタ設
定用のプログラムは、たとえばパーソナルコンピュータ
1のハードディスク装置16にインストールされてお
り、このプログラムがプロセサ11によって順次読み出
されて、このプログラムに従ったデータが多機能周辺装
置2に送出されることにより、CPU21がそれに基づ
いたプリンタ設定処理を実行することとなる。
【0025】前記プリンタ設定処理が収容すると(S
6:YES)、CPU21はプリンタ設定判別用のイベ
ントフラグをリセットする(S7)。このフラグリセッ
ト処理によってプリンタ設定対象となるリソースが実質
的に開放されることとなる。次いで、CPU21は、プ
リンタの印字駆動判別用のイベントフラグについてもリ
セットする(S8)。このリセット処理によって、CP
U21は、プリンタが印字駆動に使用されていないもの
と認識することとなる。
【0026】上記した一連の処理によれば、ステップS
3においてプリンタの印字駆動判別用のイベントフラグ
をセットした時点から、ステップS8においてプリンタ
印字駆動判別用イベントフラグをリセットするまでの間
は、プリンタ27が印字駆動処理に使用されているフラ
グ状況となっており、プリンタ27を駆動させて所望の
画像データをプリントアウトするのに必要なリソースが
開放されていないのと同様な状況となっている。従っ
て、前記期間においてプリンタ27を駆動させる指令が
パーソナルコンピュータ1から多機能周辺装置2になさ
れても、CPU21は、その指令を受け付けないことと
なる。その結果、プリンタ27の設定処理を行っている
最中にプリンタ27が不当に駆動されることが防止され
る。
【0027】次に、ファクシミリ通信を実行する場合に
ついての多機能周辺装置2の動作処理手順について、図
3に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0028】まず、パーソナルコンピュータ1の操作部
18において所定の操作がなされ、パーソナルコンピュ
ータ1から多機能周辺装置2に対してファクシミリ通信
処理の実行指令があると(S10:YES)、CPU2
1は、モデム28、プリンタ27、およびスキャナ26
等のファクシミリ通信に必要な所定の機器が使用中であ
るか否かを判断する(S11)。その判断の結果、それ
らの機器が使用中でないと判断された場合には(S1
1:NO)、CPU21は、プリンタ使用判別用のイベ
ントフラグ、およびスキャナ使用判別用のイベントフラ
グを各々セットする(S12)。これら2つのイベント
フラグがセットされることによって、プリンタ27およ
びスキャナ26が各々使用されているのと等しいフラグ
状況となり、リソースとしてのプリンタ27およびスキ
ャナ26が確保される。次いで、CPU21は、ファク
シミリ通信判別用のイベントフラグをセットする(S1
3)。このファクシミリ通信判別用のイベントフラグの
セットによって、CPU21は、ファクシミリ通信に必
要なリソースを確保することとなる。
【0029】前記のようにして、各イベントフラグをセ
ットした後は、CPU21は、ファクシミリ通信用のプ
ログラムに基づきそれらのタスク処理を実行する(S1
4)。そして、このファクシミリ通信処理が終了すると
(S15:YES)、CPU21は、ファクシミリ通信
判別用のイベントフラグをリセットする(S16)。こ
れにより、ファクシミリ通信に必要とされていたリソー
スが開放される。また、CPU21は、その後プリンタ
使用判別用のイベントフラグおよびスキャナ使用判別用
イベントフラグを各々リセットする(S17)。これに
より、リソースとしてのプリンタ27およびスキャナ2
6が開放されることとなる。
【0030】上記一連の動作処理手順によれば、ステッ
プS12において2つのイベントフラグをセットした時
点から、ステップS17において2つのイベントフラグ
をリセットするまでの間は、プリンタ27およびスキャ
ナ26の各々がCPU21によって使用されているのに
等しいフラグ状況となっている。従って、前記期間中に
おいて、パーソナルコンピュータ1から多機能周辺装置
2に対してプリンタ27やスキャナ26を駆動させる指
令がなされても、CPU21は、リソースとしてのプリ
ンタ27やスキャナ26を確保することはできないため
に、前記指令に応じてプリンタ27やスキャナ26を不
当に駆動させることはない。その結果、多機能周辺装置
2を利用した所定のファクシミリ通信処理を適切に実行
させることができる。
【0031】尚、上記実施形態では、CPU21がたと
えばファクシミリ通信処理等の1つのジョブ(第1のジ
ョブ)のタスク処理を開始するときに、所定のイベント
フラグをセットすることによって、前記第1のジョブの
タスク処理との関係において競合防止を図るべきプリン
タ駆動やスキャナ駆動等の他のジョブ(第2のジョブ)
のタスク処理が実行されないように構成しているが、本
発明はこれに限定されない。本発明では、たとえばCP
U21において第1のジョブのタスクAの処理が開始さ
れるときに、このタスクAがENQマクロを発行するよ
うに構成した上で、このENQマクロが発行された後に
おいては、他の第2のジョブのタスクBがタスクAと同
一のリソースを要求してENQマクロを発行しても、タ
スクBはタスクAがDEQマクロを発行して所定のリソ
ースを開放するまでは待機状態となるように構成しても
よい。本発明では、このようないわゆるENQ−DEQ
方式のプログラム制御によっても、第1のジョブのタス
ク処理との関係において競合防止を図るべき第2のジョ
ブのタスク処理が不当に実行されることを回避すること
が可能である。
【0032】結局、前記多機能周辺装置2によるデータ
処理手順を総括すると、図4に示すフローチャートのよ
うな手順で種々のデータ処理が実行される。すなわち、
まずCPU21に対して、第1のジョブのタスク処理の
実行指令があると(S20:YES)、CPU21は、
第1のジョブのタスク処理との関係において競合防止を
図るべき所定の第2のジョブのタスクで使用されるリソ
ースが使用されている旨のデータ処理を実行する(S2
1)。次いで、CPU21は、第1のジョブのタスクで
使用されるリソースを確保する旨のデータ処理を実行し
(S22)、第1のジョブのタスク処理を実行する(S
23)。この第1のジョブのタスクの処理の実行が終了
すると(S24:YES)、CPU21は、第1のジョ
ブのタスクで使用されたリソースを開放する旨のデータ
処理を実行し(S25)、第2のジョブのタスクで使用
されるリソースを開放する旨のデータ処理を実行する
(S26)。このようなデータ処理手順によれば、ステ
ップS21〜S26までの間は、第2のジョブのタスク
処理に必要なリソースが開放されていないために、CP
U21は、第1のジョブのタスク処理と並行しては、第
2のジョブのタスク処理を行わないこととなる。
【0033】上記実施形態では、第1のジョブとしての
プリンタ設定処理を行っているときに、第2のジョブと
してのプリンタの印字駆動処理を阻止する場合、および
第1のジョブとしてのファクシミリ通信を実行している
ときに、第2のジョブとしてのプリンタおよびスキャナ
の駆動処理を阻止する場合を各々具体例として説明した
が、本発明はこれに限定されない。本発明では、複数の
ジョブのタスク処理が並行して処理されることが不都合
な組み合わせとなる様々な場合に適用することが可能で
ある。従って、本発明でいう第1のジョブのタスク処理
と第2のジョブのタスク処理との各々の具体的な内容は
限定されない。
【0034】また、上記実施形態では、本発明に係る情
報処理装置の具体例として、パーソナルコンピュータに
接続される多機能周辺装置を一例に挙げているが、本発
明はやはりこれに限定されない。本発明は、上記とは異
なる構成の周辺装置を始めとして、パーソナルコンピュ
ータ、ファクシミリ装置、およびその他の種々の情報処
理装置に適用することが可能である。
【0035】その他、本発明に係る情報処理装置の各部
の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明の情報処理装置によれば、CPU等のデータ処理
手段が所定の第1のジョブのタスク処理を行うときに、
競合防止対象となる第2のジョブのタスクで使用される
リソースが使用されている旨のデータ処理がなされるよ
うに構成されているために、第1のジョブのタスク処理
が実行されている際にデータ処理手段に対して第2のジ
ョブのタスク処理を実行すべき旨の指令がなされても、
第2のジョブのタスクで使用されるリソースを確保する
ことはできず、第2のジョブのタスク処理を実質的に不
可能とすることができる。従って、競合を防止すべき2
つのジョブのタスク処理が並行して実行されることを適
切に解消することができるという格別な効果が得られ
る。また、本発明では、第2のジョブのタスク処理を排
除する手段としては、第2のジョブのタスクで使用され
るリソースが使用されている旨のデータ処理をデータ処
理手段に行わせるだけであるから、そのデータ処理は容
易であり、これを実行させるためのプログラムの内容を
簡単にし、プログラムの製作に要する労力負担を小さく
することができるという利点が得られる。
【0037】とくに、請求項2に記載した発明の情報処
理装置によれば、プリンタの駆動態様を設定するプリン
タ設定処理を行っているときに、プリンタの印字駆動処
理を実行する旨の操作等がなされても、プリンタ設定処
理の途中でプリンタの印字駆動処理が実行されないよう
にすることができ、便利である。
【0038】また、請求項3に記載した発明の情報処理
装置によれば、モデムを利用したファクシミリ通信を実
行している最中に、プリンタまたはスキャナを駆動させ
る実行指令がなされても、これらプリンタおよびスキャ
ナがファクシミリ通信と同時に駆動されることを適切に
防止することができ、ファクシミリ通信を適切に実行す
ることができるという利点が得られる。
【0039】請求項4に記載した発明の記憶媒体によれ
ば、この記憶媒体に格納されたプログラムをたとえばパ
ーソナルコンピュータ等の情報処理装置にインストール
することにより、請求項1に記載した情報処理装置を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報処理装置の具体例としての多
機能周辺装置をパーソナルコンピュータと組み合わせて
使用する場合の一例を示す回路ブロック図である。
【図2】図1に示す多機能周辺装置の動作手順の一例を
示すフローチャートである。
【図3】図1に示す多機能周辺装置の動作手順の他の例
を示すフローチャートである。
【図4】図1に示す多機能周辺装置の基本的な動作手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 多機能周辺装置(情報処理装置) 21 CPU(データ処理手段) 25 インタフェース 26 スキャナ 27 プリンタ 28 モデム 32 通信回線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のジョブの各々のタスクを時分割方
    式によって並行処理可能なマルチタスク機能のデータ処
    理手段を備えた情報処理装置であって、 前記データ処理手段は、所定の第1のジョブのタスクを
    処理するときに、このタスク処理との関係において競合
    防止対象となる第2のジョブのタスクで使用されるリソ
    ースが使用されている旨のデータ処理を行うように構成
    されていることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 プリンタを具備しており、かつ前記第1
    のジョブは、前記プリンタの駆動態様を設定するプリン
    タ設定処理であるとともに、前記第2のジョブは、前記
    プリンタによって画像データを印字出力させるプリンタ
    の印字駆動処理であり、前記データ処理手段は、前記プ
    リンタ設定処理のタスクを処理するときには前記プリン
    タが印字駆動処理中である旨のデータ処理を行うように
    構成されている請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 ファクシミリ通信が可能なモデム、プリ
    ンタ、およびスキャナを具備しており、かつ前記第1の
    ジョブは、前記モデムを利用したファクシミリ通信を実
    行するファクシミリ通信処理であるとともに、前記第2
    のジョブは、前記プリンタおよびスキャナの双方または
    一方を駆動させる処理であり、前記データ処理手段は、
    前記ファクシミリ通信処理のタスクを処理するときには
    前記プリンタおよびスキャナが駆動中である旨のデータ
    処理を行うように構成されている請求項1に記載の情報
    処理装置。
  4. 【請求項4】 情報処理装置のデータ処理手段によって
    所定の第1のジョブのタスクが処理されるときに、この
    タスク処理との関係において競合防止対象となる所定の
    第2のジョブのタスクで使用されるリソースが使用され
    ている旨のデータ処理を前記データ処理手段に実行させ
    るプログラムが格納されていることを特徴とする記憶媒
    体。
JP8223385A 1996-08-26 1996-08-26 情報処理装置、および記憶媒体 Pending JPH1063518A (ja)

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