JP3834870B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信回線に送出すべき通信データを出力する通信データ出力手段と、記録すべきプリンタデータを出力するプリンタデータ出力手段と、を備えた情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置にファクシミリモデムを内蔵したファクシミリ装置を接続したりして、パーソナルコンピュータによりファクシミリ通信を行うことが普及しつつある。
【0003】
一般に、上記ファクシミリ装置は、通信データを出力している最中に送信指示あるいはプリント指示を行うと、上記指示に従って通信データの処理あるいはプリンタデータの処理を行ってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、通信データが出力されている最中に他のデータの処理を行うと、元来から出力している通信データの出力速度が減少する。このような場合、通信データの前1ラインの出力終了から次1ラインの出力終了までの時間が所定時間、たとえば3秒を越えることによる通信データの出力エラーが生じる。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みて提案されたものであって、通信データの出力速度の減少に起因する通信データの出力エラーを起こさない情報処理装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載した発明の情報処理装置は、通信回線に送出すべき通信データを出力するファクシミリ通信データ出力手段と、記録すべきプリンタデータを出力するプリンタデータ出力手段と、を備えた情報処理装置であって、使用者によって送信指示またはプリント指示がなされた場合に、前記ファクシミリ通信データ出力手段によって通信データの出力が行われている最中であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって、前記ファクシミリ通信データ手段により通信データの出力が行われていると判断された場合に、使用者によって送信指示あるいはプリント指示された通信データあるいはプリンタデータの処理を禁止する禁止手段と、前記禁止手段により処理が禁止された送信指示あるいはプリント指示を記憶する記憶手段と、前記判断手段により前記通信データの出力が終了したと判断された際に、前記記憶手段に記憶された送信指示あるいはプリント指示を処理する処理手段と、前記処理手段により処理された送信指示あるいはプリント指示を前記記憶手段から消去する消去手段とを備えたことを特徴としている。
【0007】
この情報処理装置によれば、前記判断手段によって通信データの出力が行われている最中であると判断された場合に、前記禁止手段によって通信データ出力中に指示された送信指示あるいはプリント指示の処理を禁止することにより、前記ファクシミリ通信データ出力手段によって通信データが出力されている最中に、他のデータの処理を行うことにより、通信データの出力速度が減少することはない。すなわち、通信データの前1ラインの出力終了から次1ラインの出力終了までの時間が所定時間、たとえば3秒を越えることによる通信データの出力エラーが生じることはない。また、通信データの出力が終了したのちに、使用者が改めて通信データの送信指示あるいはプリンタデータのプリント指示を行う必要はない。
【0008】
情報処理装置としては、パーソナルコンピュータ等が考えられる。前記パーソナルコンピュータは、ファクシミリモデム内蔵型でパーソナルコンピュータそれ自体によりFAX通信を行えるものであってもよいし、ファクシミリモデムを内蔵したファクシミリ装置をケーブルあるいは無線等で接続することによりFAX通信を行えるものであってもよい。また、通信データおよびプリンタデータには、ワードプロセッサやワードプロセッサソフトを用いて作成された文書や画像が記憶されたテキストデータ、スキャナによって読み込まれた画像のデータおよびコピーデータ等が含まれる。ファクシミリ通信データ出力手段およびプリンタデータ出力手段は、情報処理装置のハードディスク装置内にインストールされた所定のプログラムをプロセサが実行することにより実現する。判断手段および禁止手段は、情報処理装置のハードディスク装置内にインストールされた所定のプログラムをプロセサが実行することにより実現する。
【0009】
また、請求項2に記載した発明の情報処理装置は、通信回線を通じてファクシミリ通信を行う機能と画像データに基づいて画像をプリントするプリント機能とを備えた多機能周辺装置が接続され、この多機能周辺装置を用いて前記ファクシミリ通信と前記画像のプリントとを行う情報処理装置であって、前記通信回線に送出すべき通信データを前記多機能周辺装置に出力するファクシミリ通信データ出力手段と、記録すべきプリンタデータを前記多機能周辺装置に出力するプリンタデータ出力手段と、使用者によって送信指示またはプリント指示がなされた場合に、前記ファクシミリ通信データ出力手段によって通信データの前記多機能周辺装置への出力が行われている最中であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって、前記ファクシミリ通信データ出力手段により通信データの前記多機能周辺装置への出力が行われていると判断された場合に、使用者によって送信指示あるいはプリント指示された通信データあるいはプリンタデータの処理を禁止する禁止手段とを備えたことを特徴としている。
【0010】
この情報処理装置によれば、通信データが出力されている最中に、他のデータの処理を行うことにより、通信データの出力速度が減少することはない。すなわち、通信データの前1ラインの出力終了から次1ラインの出力終了までの時間が所定時間、たとえば3秒を越えることによる通信データの出力エラーが生じることはない。
【0011】
また、請求項3に記載した発明の情報処理装置は、請求項2に記載の情報処理装置であって、前記禁止手段は、使用者によってなされた送信指示またはプリント指示をなかったものとすることにより通信データまたはプリンタデータの処理を禁止するものである。
【0012】
更に、請求項4に記載した発明の情報処理装置は、請求項2に記載の情報処理装置であって、前記禁止手段は、使用者によってなされた送信指示またはプリント指示を留保することにより通信データまたはプリンタデータの処理を禁止するものである。
【0013】
この情報処理装置によれば、請求項2に記載の情報処理装置の効果に加えて、使用者の意に反して通信データの送信指示あるいはプリンタデータのプリント指示が実行されずに、前記指示がなかったものとされることはない。
【0014】
また、請求項5に記載した発明の情報処理装置は、請求項4に記載の情報処理装置であって、前記禁止手段によって留保された指示を通信データの出力の終了後に順次実行するものである。
【0015】
この情報処理装置によれば、請求項4に記載の情報処理装置の効果に加えて、ファクシミリ通信データ出力手段による通信データの出力が終了したのちに、使用者が改めて通信データの送信指示あるいはプリンタデータのプリント指示を行う必要はない。
【0016】
更に、請求項6に記載した発明の情報処理装置は、請求項1または2に記載の情報処理装置であって、前記禁止手段によって、通信データあるいはプリンタデータの処理が禁止された場合に、使用者にその旨を報知する報知手段を備えたものである。
【0017】
この情報処理装置によれば、請求項1または2に記載の情報処理装置の効果に加えて、使用者が通信データの出力中になした送信あるいはプリント指示が、実行されなかった旨を使用者に報知できる。
【0018】
なお、報知手段としては、ブザーや音声合成装置によって使用者に報知してもよいし、LCDやLED表示を行うことにより使用者に報知してもよい。
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0021】
図1は、本発明に係る情報処理装置の一例としてのパーソナルコンピュータに周辺装置を接続した状態の回路ブロック図である。パーソナルコンピュータ1は、いわゆるマルチウインドウを用いたGUIを採用しており、複数のアプリケーションを同時に起動させておくことが可能である。多機能周辺装置(以下「MFD」という)2は、ファクシミリ、プリンタ、イメージスキャナ、およびコピー機などの複数の機能を有している。なお、MFDはマルチ・ファンクション・デバイスの略称である。
【0022】
パーソナルコンピュータ1は、プロセサ11、ROM12、RAM13、ゲートアレイ14、インターフェース15、ハードディスク装置16、フレキシブルディスクドライブ17、表示部18およびEEPROM19を備えている。プロセサ11、ROM12、RAM13、ゲートアレイ14、およびインターフェース15は、バス線により相互に接続されている。バス線は、データバス、アドレスバス、および制御信号線を含む。
【0023】
プロセサ11は、ハードディスク装置16にインストールされているOSや各種のアプリケーションソフトウェアなどのプログラムに基づいて動作し、情報処理を行う。ROM12は、各種のデータなどを記憶している。RAM13は、各種のアプリケーションソフトウェアなどによって利用され、各種のデータなどを記憶する。ゲートアレイ14は、プロセサ11とハードディスク装置16およびフレキシブルディスクドライブ17との間のインターフェースとして機能する。インターフェース15は、たとえばRS−232Cなどの規格に基づいて、パーソナルコンピュータ1とMFD2との間のデータの送受信を制御する。ハードディスク装置16は、各種のアプリケーションソフトウェアのプログラムなどを記憶する。フレキシブルディスクドライブ17は、フレキシブルディスクの内容を読み出す。表示部18は、LCD等からなり、プロセサ11により制御されて各種の表示を行う。
【0024】
MFD2は、CPU21、RAM22、ROM23、ゲートアレイ24、インターフェース25、スキャナ26、プリンタ27、およびモデム28を備えている。CPU21、RAM22、ROM23、ゲートアレイ24、およびインターフェース25は、バス線により相互に接続されている。バス線は、データバス、アドレスバス、および制御信号線を含む。インターフェース25は、ケーブル31を介してパーソナルコンピュータ1のインターフェース15に接続されており、モデム28には、電話回線32が接続されている。
【0025】
CPU21は、MFD2全体を制御する。RAM22は、各種のデータを記憶する。ROM23は、MFD2を制御するためのプログラムなどを記憶している。ゲートアレイ24は、CPU21とスキャナ26、プリンタ27、およびモデム28との間のインターフェースとして機能する。インターフェース25は、たとえばRS−232Cなどの規格に基づいて、パーソナルコンピュータ1とMFD2との間のデータの送受信を制御する。スキャナ26は、原稿の画像を読み取って画像信号に変換する。プリンタ27は、画像データに基づいて画像をプリントする。モデム28は、ファクシミリ通信の送受信に際して、送信データにより搬送波を変調し、また受信搬送波を復調して受信データを取り出す。
【0026】
パーソナルコンピュータ1のハードディスク装置16には、MFD2のモデム28を用いてパーソナルコンピュータ1と他のファクシミリ装置などとの間でファクシミリ通信を行わせたり、プリンタ27を用いてパーソナルコンピュータ1で作成した文書や画像を印刷させたり、スキャナ26を用いて読み取らせた画像信号をパーソナルコンピュータ1に取り込んだりという、各種の機能を実現するためのMFD制御アプリケーションソフトウェアがインストールされている。このMFD制御アプリケーションソフトウェアは、フレキシブルディスクドライブ17にフレキシブルディスクを挿入して所定の操作を行うことにより、ハードディスク装置16にインストールされる。このMFD制御アプリケーションソフトウェアは、テキストデータをビットマップデータに変換するなどのデータ変換を行うFAXドライバと呼ばれるソフトウェア、通信履歴を管理および表示するログマネージャと呼ばれるソフトウェア、およびパーソナルコンピュータ1とMFD2との間のデータの送受を管理するステータスモニタと呼ばれるソフトウェアなどにより構成されている。
【0027】
すなわち、プロセサ11およびハードディスク装置16は、通信回線に送出すべき通信データを出力するファクシミリ通信データ出力手段を構成している。プロセサ11およびハードディスク装置16は、記録すべきプリンタデータを出力するプリンタデータ出力手段を構成している。プロセサ11およびハードディスク装置16は、使用者によって送信指示またはプリント指示がなされた場合に、前記ファクシミリ通信データ出力手段によって通信データの出力が行われている最中であるか否かを判断する判断手段を構成している。プロセサ11、ハードディスク装置16およびEEPROM19は、前記判断手段によって通信データの出力が行われていると判断された場合に、使用者によって送信指示あるいはプリント指示された通信データあるいはプリンタデータの処理を禁止する禁止手段を構成している。表示部18は、前記禁止手段によって、通信データあるいはプリンタデータの処理が禁止された場合に、使用者にその旨を報知する報知手段を構成している。
【0028】
次に、このように構成された情報処理装置の動作について説明する。先ず、通信データ出力手段について説明する。使用者の指示に従ってプロセサ11が所定のデータをハードディスク装置16から読み出し、一旦RAM13に記憶させる。RAM13に記憶されたデータは順次ファックスドライバによって2値展開され、順次MFD2のモデム28に出力される。使用者によって送信指示またはプリント指示がなされた場合に、ファックスドライバがステイタスモニタに前記通信データ出力手段によって通信データの出力が行われている最中であるか否かを問い合わせる。ステイタスモニタは、前記問い合わせに対して通信データの出力が行われている最中であるか否かを自己判断し、その結果をファックスドライバに伝達する。プロセサ11がステイタスモニタに対する問い合わせの結果によって通信データの出力が行われていると判断した場合には、使用者によって送信指示あるいはプリント指示された通信データあるいはプリンタデータの処理を禁止する。使用者によってなされた指示内容は、ログマネージャーがログファイルに記憶させ、前記通信データ出力手段による通信データの出力が終了ししだい前記指示内容を実行する。
【0029】
次に、プリント処理の手順について、図2に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0030】
先ず、プロセサ11が使用者によってテキストデータ等のプリント指示がなされたか否かを判断する(S1)。プロセサ11が使用者によってプリント指示がなされたと判断した場合には(S1:YES)、プロセサ11がMFD2のモデム28に通信データを出力中であるか否かを判断する(S2)。
【0031】
プロセサ11が、モデム28に通信データを出力中であるかと判断した場合(S2:YES)、すなわち使用者によってなされたプリント指示に基づく処理が行えないということであるので、プロセサ11が使用者によってなされたプリント指示をハードディスク装置16に記憶させ(S3)、このルーチンを終了する。
【0032】
また、S1において使用者によってプリント指示がなされなかった場合(S1:NO)、およびS2においてプロセサ11がモデム28に通信データを出力中でないと判断し(S2:NO)、使用者の指示に基づいて後述するプリントデータの記録用紙上へのプリントが終了した場合にも(S4)、このルーチンを終了する。
【0033】
次に、送信処理の手順について、図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0034】
先ず、プロセサ11が使用者によってテキストデータ等の送信指示がなされたか否かを判断する(S10)。プロセサ11が使用者によって送信指示がなされたと判断した場合には(S10:YES)、プロセサ11がMFD2のモデム28に通信データを出力中であるか否かを判断する(S11)。
【0035】
プロセサ11が、モデム28に通信データを出力中であるかと判断した場合(S11:YES)、すなわち使用者によってなされた送信指示に基づく処理が行えないということであるので、プロセサ11が使用者によってなされた送信指示をハードディスク装置16に記憶させ、このルーチンを終了する。
【0036】
また、S10において使用者によって送信指示がなされなかった場合(S10:NO)、およびS11においてプロセサ11がモデム28に通信データを出力中でないと判断し(S11:NO)、使用者の指示に基づいて後述するファックスデータの送信が終了した場合にも(S13)、このルーチンを終了する。
【0037】
次に、留保指示の処理について、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0038】
先ず、プロセサ11がハードディスク装置16内にプリント指示が記憶されているか否かを判断する(S20)。プロセサ11がハードディスク装置16内にプリント指示が記憶されていると判断した場合には(S20:YES)、プロセサ11がMFD2のモデム28に通信データを出力中であるか否かを判断する(S21)。
【0039】
プロセサ11が、モデム28に通信データを出力中であると判断した場合(S21:YES)、すなわちプリント指示基づく処理が行えないと判断された場合には、プロセサ11によってモデム28に通信データを出力中でないと判断されるまで(S21:NO)、すなわちプリント指示に基づく処理が行える状態になるまで上記判断を繰り返す。
【0040】
S21において、プロセサ11がモデム28に通信データを出力中でないと判断した場合(S21:NO)、すなわちプリント指示に基づく処理が行えるということであるので、使用者の指示に基づいて後述するプリントデータの記録用紙上への記録を行う(S22)。なお、本実施形態においては、EEPROM19内に記憶された1つの指示が通信データの出力終了後に実行された場合には、実行された指示内容は順次ハードディスク装置16内から消去される。
【0041】
S22において、使用者の指示の実行、すなわちプリントデータの記録用紙上への記録が終了した場合には、S20に戻ってプロセサ11がハードディスク装置16内にプリント指示の記憶がないかを確認し(S20)、プリント指示の記憶がある場合には(S20:YES)、上記と同様にプリントデータの記録用紙上への記録を行う(S22)。
【0042】
S20において、プロセサ11がプリント指示の記憶がないと判断した場合には(S20:NO)、続いてプロセサ11がハードディスク装置16内に送信指示の記憶があるか否かを判断する(S23)。
【0043】
プロセサ11が、送信指示の記憶があると判断した場合には(S23:YES)、プロセサ11がMFD2のモデム28に通信データを出力中であるか否かを判断する(S24)。
【0044】
プロセサ11が、モデム28に通信データを出力中であると判断した場合には(S24:YES)、プロセサ11によってモデム28に通信データを出力中でないと判断されるまで(S24:NO)、すなわち送信指示に基づく処理が行える状態になるまで上記判断を繰り返す。
【0045】
S24において、プロセサ11がモデム28に通信データを出力中でないと判断した場合には(S21:NO)、送信指示に基づく処理が行えるということであるので、使用者の指示に基づいて後述するファックスデータの送信を行う(S25)。
【0046】
S25において、使用者の指示の実行、すなわちファックスデータの送信が終了した場合には、S20に戻ってプロセサ11がハードディスク装置16内にプリント指示の記憶がないかを確認し(S20)、同様の動作を繰り返す。
【0047】
S23において、プロセサ11がハードディスク装置16内に送信指示の記憶がないと判断した場合には(S23:NO)、このルーチンを終了する。
【0048】
次に、図2のS4、および図4のS22のプリントについて簡単に説明する。各種アプリケーションソフトによって作成されたテキストデータ等のプリントデータは、ハードディスク装置16から読み出されてファックスドライバによって2値展開され、バス線およびインターフェイス15、25を介してプリンタ27に送られる。プリンタ27に送られた2値展開されたプリンタデータは、記録用紙上に記録される。
【0049】
次に、図3のS13、および図4のS25の送信について簡単に説明する。各種アプリケーションソフトによって作成されたテキストデータ等の送信データは、ハードディスク装置16から読み出されてファックスドライバによって2値展開され、バス線およびインターフェイス15、25を介してモデム28に送られる。モデム28に送られた2値展開された送信データは変調され、電話回線32を介して送信される。
【0050】
なお、上記実施形態では、プロセサ11によるプリント指示がハードディスク装置16内に記憶されているか否の判断を、送信指示がハードディスク装置16内に記憶されているか否の判断に先んじて行ったが、上記2つ判断の順序は問わない。
【0051】
また、図2のS3および図3のS12において、ハードディスク装置16内にプリント指示または送信指示が記憶された場合に、ブザーやLCD表示等の手段により、使用者に指示内容を実行せずにハードディスク装置16内に指示内容を記憶させた旨を報知するようにしてもよい。
【0052】
更に、使用者によるプリント指示または送信指示をハードディスク装置16内に記憶することにより留保せずに、前記指示がなかったものとして通信データの出力を継続するような構成にしてもよい。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載した発明の情報処理装置によれば、前記判断手段によって通信データの出力が行われている最中であると判断された場合に、前記禁止手段によって通信データ出力中に指示された送信指示あるいはプリント指示の処理を禁止することにより、前記ファクシミリ通信データ出力手段によって通信データが出力されている最中に、他のデータの処理を行うことにより、通信データの出力速度が遅延することはない。すなわち、通信データの前1ラインの出力終了から次1ラインの出力終了までの時間が所定時間、たとえば3秒を越えることによる通信データの出力エラーが生じることはない。また、通信データの出力が終了したのちに、使用者が改めて通信データの送信指示あるいはプリンタデータのプリント指示を行う必要はない。
【0054】
また、請求項2に記載した発明の情報処理装置によれば、通信データが出力されている最中に、他のデータの処理を行うことにより、通信データの出力速度が減少することはない。すなわち、通信データの前1ラインの出力終了から次1ラインの出力終了までの時間が所定時間、たとえば3秒を越えることによる通信データの出力エラーが生じることはない。
【0055】
更に、請求項3に記載した発明の情報処理装置によれば、請求項2に記載の情報処理装置の効果に加えて、前記禁止手段は、使用者によってなされた送信指示またはプリント指示をなかったものとすることにより通信データまたはプリンタデータの処理を禁止できる。
【0056】
また、請求項4に記載した発明の情報処理装置によれば、請求項2に記載の情報処理装置の効果に加えて、使用者の意に反して通信データの送信指示あるいはプリンタデータのプリント指示が実行されずに、前記指示がなかったものとされることはない。
【0057】
更に、請求項5に記載した発明の情報処理装置によれば、請求項4に記載の情報処理装置の効果に加えて、ファクシミリ通信データ出力手段による通信データの出力が終了したのちに、使用者が改めて通信データの送信指示あるいはプリンタデータのプリント指示を行う必要はない。
【0058】
また、請求項6に記載した発明の情報処理装置によれば、請求項1または2に記載の情報処理装置の効果に加えて、使用者が通信データの出力中になした送信あるいはプリント指示が、実行されなかった旨を使用者に報知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る情報処理装置の一例としてのパーソナルコンピュータに周辺機器を接続した状態の回路ブロック図である。
【図2】 図1に示す情報処理装置によるプリント処理の手順を説明するフローチャートである。
【図3】 図1に示す情報処理装置による送信処理の手順を説明するフローチャートである。
【図4】 図1に示す情報処理装置による留保指示処理の手順を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ
2 MFD
11 プロセサ
16 ハードディスク装置
27 プリンタ
28 モデム

Claims (6)

  1. 通信回線に送出すべき通信データを出力するファクシミリ通信データ出力手段と、記録すべきプリンタデータを出力するプリンタデータ出力手段と、を備えた情報処理装置であって、
    使用者によって送信指示またはプリント指示がなされた場合に、前記ファクシミリ通信データ出力手段によって通信データの出力が行われている最中であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって、前記ファクシミリ通信データ手段により通信データの出力が行われていると判断された場合に、使用者によって送信指示あるいはプリント指示された通信データあるいはプリンタデータの処理を禁止する禁止手段と、
    前記禁止手段により処理が禁止された送信指示あるいはプリント指示を記憶する記憶手段と、
    前記判断手段により前記通信データの出力が終了したと判断された際に、前記記憶手段に記憶された送信指示あるいはプリント指示を処理する処理手段と、
    前記処理手段により処理された送信指示あるいはプリント指示を前記記憶手段から消去する消去手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 通信回線を通じてファクシミリ通信を行う機能と画像データに基づいて画像をプリントするプリント機能とを備えた多機能周辺装置が接続され、この多機能周辺装置を用いて前記ファクシミリ通信と前記画像のプリントとを行う情報処理装置であって、
    前記通信回線に送出すべき通信データを前記多機能周辺装置に出力するファクシミリ通信データ出力手段と、
    記録すべきプリンタデータを前記多機能周辺装置に出力するプリンタデータ出力手段と、
    使用者によって送信指示またはプリント指示がなされた場合に、前記ファクシミリ通信データ出力手段によって通信データの前記多機能周辺装置への出力が行われている最中であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって、前記ファクシミリ通信データ出力手段により通信データの前記多機能周辺装置への出力が行われていると判断された場合に、使用者によって送信指示あるいはプリント指示された通信データあるいはプリンタデータの処理を禁止する禁止手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記禁止手段は、使用者によってなされた送信指示またはプリント指示をなかったものとすることにより通信データまたはプリンタデータの処理を禁止する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記禁止手段は、使用者によってなされた送信指示またはプリント指示を留保することにより通信データまたはプリンタデータの処理を禁止する、請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記禁止手段によって留保された指示を通信データの出力の終了後に順次実行する、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記禁止手段によって、通信データあるいはプリンタデータの処理が禁止された場合に、使用者にその旨を報知する報知手段を備えた、請求項1または2に記載の情報処理装置。
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