JP3738491B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置などの通信装置に関し、更に詳しくは、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置と組み合わせて使用できるように構成されたタイプの通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、たとえばファクシミリ装置としては、パーソナルコンピュータとの接続機能を備えたものがある。また、このようなタイプのファクシミリ装置としては、外部の他のファクシミリ装置から発呼があった場合に、リングコマンドと称される所定の制御信号をパーソナルコンピュータに対して送信するように構成されたものがある。このような構成のファクシミリ装置によれば、ファクシミリ受信処理を開始する際に、その旨を知らせる制御信号をパーソナルコンピュータへ送信するために、その後は外部のファクシミリ装置との相互間で実行されるファクシミリ通信処理をパーソナルコンピュータによって制御することが可能となる。パーソナルコンピュータの制御によってファクシミリ通信処理を実行させるようにすれば、たとえばファクシミリ受信した画像データをそのままファクシミリ装置からパーソナルコンピュータ内へ取り込むことができ、その後これらの画像データをパーソナルコンピュータで任意に処理することができるといった利点が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のファクシミリ装置では、次のような不具合があった。
【0004】
すなわち、パーソナルコンピュータの制御によってファクシミリ通信処理を実行させるためには、ファクシミリ通信処理のプログラムをパーソナルコンピュータの記憶手段に予め記憶させておく必要があるばかりか、このプログラムを予め立ち上げておく必要がある。ところが、パーソナルコンピュータの実際の使用に際しては、ユーザーがファクシミリ通信処理のプログラムを常時立ち上げているとは限らず、そのようなプログラムを立ち上げることなく、それ以外のプログラムを立ち上げて、処理させている場合がある。
【0005】
一方、従来のファクシミリ装置では、ファクシミリ通信処理を開始するときには、リングコマンドと称される所定の制御信号をパーソナルコンピュータに対して常に送信するように構成されているのが実情であった。従って、従来では、パーソナルコンピュータにおいてファクシミリ通信処理のプログラムが立ち上げられていない場合であっても、外部からの発呼があったときには常に前記所定の制御信号がパーソナルコンピュータに対して送信されていた。
【0006】
ところが、このようにパーソナルコンピュータにおいてファクシミリ通信処理のプログラムが立ち上げられていないときに、このパーソナルコンピュータに対してファクシミリ装置から所定の制御信号が送信されてしまうと、パーソナルコンピュータ側では、この制御信号に対応するための何らかの応答処理を実行することとなる。このような応答処理は、パーソナルコンピュータにおいて他のプログラムの処理が実行されている場合には、それらの処理を中断させる割り込み処理となる。一方、このような応答処理をパーソナルコンピュータが実行しても、結局は、パーソナルコンピュータにおいてファクシミリ通信処理のプログラムが立ち上げられていない限りは、そのプログラムに基づいたファクシミリ通信処理の制御は実行不可能なのであるから、パーソナルコンピュータで実行される応答処理によって何らかのメリットが生じる訳ではなく、実質的には何ら意味をなさない。
【0007】
このように、従来では、ファクシミリ通信処理を開始する際にファクシミリ装置からパーソナルコンピュータに対して所定の制御信号を送信させているが、このような制御信号の送信は、パーソナルコンピュータの状況如何では、パーソナルコンピュータに無用な割り込み処理を実行させるに過ぎず、却ってパーソナルコンピュータによって実行されている他のデータ処理を中断させて、そのデータ処理の能率を低下させる要因になってしまうという不具合を生じていた。
【0008】
尚、このような不具合は、ファクシミリ装置をパーソナルコンピュータに接続した場合に限らず、たとえばファクシミリ装置以外の通信装置をパーソナルコンピュータ以外の情報処理装置に接続して、ファクシミリ通信以外のデータ通信を実行させる場合においても、同様に生じる。
【0009】
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであり、ファクシミリ装置などの通信装置を利用して所望のデータ通信を実行する場合に、そのデータ通信処理を通信装置とは別の情報処理装置によって必要に応じて制御できるようにするとともに、情報処理装置によってデータ通信処理を制御する必要が無い場合には情報処理装置によって実行されるデータ処理が通信装置との関係において不必要に中断されるといったことを無くし、情報処理装置のデータ処理の能率低下を適切に防止できるようにすることをその目的としている。
【0010】
【発明の開示】
上記目的を達成するため、請求項1に記載した発明の通信装置は、所定のプログラムに基づいたデータ処理を実行する情報処理装置との相互間でデータ通信が可能な第1の通信手段と、外部の回線通信端末との相互間で所望のデータ通信が可能な第2の通信手段と、この第2の通信手段を利用するデータ通信が開始されるときにその旨を知らせるための所定の制御信号を前記第1の通信手段から前記情報処理装置に送信させる制御を実行する信号送信制御手段と、を具備する通信装置であって、前記情報処理装置から送信される情報に基づいて、当該情報処理装置において前記第2の通信手段を利用するデータ通信処理のプログラムが立ち上げ状態にあるか否かを判断する判断手段と、前記情報処理装置において前記データ通信処理のプログラムが立ち上げられていないものと前記判断手段によって判断されているときには前記所定の制御信号の前記情報処理装置への送信を禁止する禁止手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
さらに、前記情報処理装置から送信される情報は、前記データ通信処理のプログラムが起動されたことを示す第1の信号とそのプログラムの起動が終了したことを示す第2の信号からなり、前記判断手段は、前記第1,第2の信号に基づいて、前記データ通信処理のプログラムが前記情報処理装置において立ち上げ状態にあるか否かを判断するように構成されている。
【0012】
請求項に記載した発明の通信装置は、請求項1に記載の通信装置であって、前記第2の通信手段は、外部の回線通信端末との相互間でファクシミリ通信を実行可能なモデムであるとともに、前記禁止手段は、前記情報処理装置において前記モデムを利用するファクシミリ通信処理のプログラムが立ち上げられていないものと前記判断手段によって判断されているときには前記所定の制御信号の前記情報処理装置への送信を禁止するように構成されている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0014】
図1は、本発明に係る通信装置の具体例としての多機能通信装置2を、情報処理装置の具体例としてのパーソナルコンピュータ1と組み合わせて使用する場合の一例を示す回路ブロック図である。
【0015】
パーソナルコンピュータ1は、いわゆるマルチウインドウを用いたGUIを採用しており、複数のアプリケーションソフトを同時に起動させておくことが可能である。多機能通信装置2は、後述するように、ファクシミリ通信機能を有しており、またそれ以外として、プリンタ、イメージスキャナ、およびコピー機などとしての複数の機能を有している。
【0016】
多機能通信装置2は、CPU21、RAM22、ROM23、ゲートアレイ24、インタフェース25、画像読取部26、記録部27、モデム28、およびNCU29を具備して構成されている。CPU21、RAM22、ROM23、ゲートアレイ24、およびインタフェース25は、バス線により相互に接続されている。バス線は、データバス、アドレスバス、および制御信号線を含むが、これは後述するパーソナルコンピュータ1のバス線についても同様である。
【0017】
CPU21は、多機能通信装置2の全体を制御する。RAM22およびROM23は、多機能通信装置2の各部を制御するためのデータやプログラムなどを記憶するためのものである。また、ROM23には、ファクシミリ通信処理を実行するためのプログラムが記憶されており、この多機能通信装置2は、モデム28を利用したファクシミリ通信処理を単独で実行できるように構成されている。但し、後述するように、この多機能通信装置2は、パーソナルコンピュータ1の制御下においても、モデム28を利用したファクシミリ通信が実行可能である。
【0018】
インタフェース25は、本発明でいう第1の通信手段に相当するものである。このインタフェース25は、パーソナルコンピュータ1のインタフェース15とケーブル31を介して接続されており、たとえばRS−232Cなどの規格に基づいて、多機能通信装置2とパーソナルコンピュータ1との相互間における各種のデータの送受信を制御する。ゲートアレイ24は、画像読取部26、記録部27、モデム28、およびNCU29の各々とCPU21との間のインタフェースとして機能する。画像読取部26は、原稿の画像を読み取って画像信号に変換する機能を有している。記録部27は、画像データを所望の記録紙にプリントアウトする機能を有している。
【0019】
モデム28は、本発明でいう第2の通信手段に相当するものであって、ファクシミリ通信を実行可能なものであり、ファクシミリ通信に際して送信データの変調処理や受信データの復調処理を行う。このモデム28は、NCU29と接続されている。NCU29は、電話回線などの通信回線Lと接続されており、網制御を行う。このNCU29は、CPU21の指令によって通信回線Lの接続や遮断を行うとともに、通信回線Lを介して外部から所定の呼出信号が送信されてきたときにはその旨を知らせる所定の信号をCPU21に送出するように構成されている。
【0020】
パーソナルコンピュータ1は、前記インタフェース15以外として、プロセサ11、ROM12、RAM13、ゲートアレイ14、ハードディスク装置16、フレキシブルディスクドライブ17、操作部18、およびディスプレイ19を具備している。プロセサ11、ROM12、RAM13、ゲートアレイ14、およびインタフェース15は、バス線により相互に接続されている。
【0021】
プロセサ11は、ハードディスク装置16にインストールされているOSや後述する各種のアプリケーションソフトウェアなどのプログラムに基づいて動作し、情報処理を行う。ROM12やRAM13は、各種のデータやプログラムなどを記憶するのに用いられる。ゲートアレイ14は、ハードディスク装置16、フレキシブルディスクドライブ17、操作部18、およびディスプレイ19の各々とプロセサ11との間のインタフェースとして機能する。フレキシブルディスクドライブ17は、フレキシブルディスクの内容を読み出す。操作部18は、テンキーやその他の複数の操作スイッチを具備して構成されている。ディスプレイ19は、たとえばCRTや液晶表示器などによって構成されている。
【0022】
パーソナルコンピュータ1のハードディスク装置16には、アプリケーションソフトウェアの具体例として、このパーソナルコンピュータ1の制御の下に多機能通信装置2のモデム28を利用したファクシミリ通信処理を実行させるとともに、そのファクシミリ通信によって得られた画像データをこのパーソナルコンピュータ1に取り込むといったファクシミリ通信処理のプログラムがインストールされている。むろん、このファクシミリ通信処理のプログラムの内容は、多機能通信装置2のROM23に記憶されているファクシミリ通信処理のプログラムとは相違する内容である。また、ハードディスク装置16には、前記以外のプログラムとして、パーソナルコンピュータ1で作成した文書や画像を多機能通信装置2の記録部27を利用してプリントアウトさせたり、あるいは画像読取部26を用いて読み取らせた原稿の画像信号をパーソナルコンピュータ1に取り込んだりという、各種の機能を実現するための種々のアプリケーションソフトがインストールされている。これらのアプリケーションソフトウェアは、フレキシブルディスクドライブ17にフレキシブルディスクを挿入して操作部18で所定の操作を行うことにより、ハードディスク装置16にインストールされる。
【0023】
プロセサ11は、ハードディスク装置16にインストールされているファクシミリ通信処理のプログラムが立ち上げられている状態において、多機能通信装置2から所定の制御信号を受けたときには、そのプログラムに基づいたファクシミリ通信処理を多機能通信装置2のモデム28を利用して実行させるように、多機能通信装置2に対して各種の制御信号をインタフェース15から送信させる制御を行うように構成されている。また、プロセサ11は、前記ファクシミリ通信処理のプログラムが立ち上げられた際には、その旨を知らせる所定のコマンド(起動コマンド)をインタフェース15を介して多機能通信装置2に送信する制御を行うように構成されている。更に、プロセサ11は、前記ファクシミリ通信処理用のプロセサ11の起動が終了し、その立ち上げ状態が解消された際には、その旨を知らせる所定のコマンド(終了コマンド)をインタフェース15を介して多機能通信装置2に送信する制御をも実行するように構成されている。尚、本発明にいうファクシミリ通信処理のプログラムが立ち上げられている状態とは、そのプログラムがハードディスク装置16に単にインストールされているだけの状態をいうのではなく、少なくともそのプログラムに基づいた一連のデータ処理をプロセサ11が任意のタイミングで即座に実行できる態勢になっている状態の意である。
【0024】
多機能通信装置2のCPU21は、本発明でいう判断手段と信号送信制御手段との双方を兼ねるものであり、パーソナルコンピュータ1からインタフェース25に起動コマンドや終了コマンドが送信されてきたか否かによってパーソナルコンピュータ1においてファクシミリ通信処理のプログラムが立ち上げられているか否かを判断するように構成されている。すなわち、パーソナルコンピュータ1から起動コマンドがインタフェース25に送信され、その後終了コマンドが送信されてこない場合には、CPU21は、パーソナルコンピュータ1においてファクシミリ通信処理のプログラムが立ち上げられていると判断する。これに対し、パーソナルコンピュータ1からインタフェース25に起動コマンドが送信されてこない場合、および起動コマンドが送信されてきてもその後に終了コマンドが送信されてきた場合には、CPU21は、パーソナルコンピュータ1においてファクシミリ通信処理のプログラムが立ち上げられていないと判断する。後述するように、この判断は、フラグの“0”,“1”を利用して実行される。
【0025】
CPU21は、通信回線Lに接続された外部の回線通信端末(図示略)から多機能通信装置2に対して発呼がなされ、NCU29が所定の呼出信号を受信すると、その時点でその旨を知らせるための所定の制御信号をインタフェース25からパーソナルコンピュータ1に送信させる制御を実行するように構成されている。但し、CPU21はこのような処理を常に実行するのではなく、パーソナルコンピュータ1においてファクシミリ通信処理のプログラムが立ち上げられていると判断している場合にのみ、前記所定の制御信号をパーソナルコンピュータ1に送信させる制御を実行するように構成されている。CPU21は、パーソナルコンピュータ1においてファクシミリ通信処理のプログラムが立ち上げられていないと判断した場合には、パーソナルコンピュータ1に所定の制御信号を送信することなく、この多機能通信装置2単独でファクシミリ通信処理を実行させるように構成されている。
【0026】
次に、上記構成のパーソナルコンピュータ1と多機能通信装置2とを用いてファクシミリ通信を行う場合における多機能通信装置2の具体的な動作手順の一例について、図2に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0027】
先ず、多機能通信装置2を立ち上げると、CPU21は、初期設定として所定のフラグを“0”に設定する(S1)。このフラグは、パーソナルコンピュータ1においてファクシミリ通信処理のプログラムが立ち上がっているか否かを判断するためのフラグであり、フラグ“0”は、パーソナルコンピュータ1において前記プログラムが立ち上がっていない状態を示す。また逆に、フラグ“1”は、前記プログラムが立ち上がっている状態を示す。パーソナルコンピュータ1で前記プログラムが立ち上げられた場合には、パーソナルコンピュータ1から多機能通信装置2に起動コマンドが送信されてくるために、この場合には前記フラグが“1”とされる(S2:YES,S3)。これに対し、パーソナルコンピュータ1から起動コマンドが送信されてこない場合、あるいは起動コマンドが送信されてきてもその後に終了コマンドが送信されてきた場合には、フラグは“0”のままに維持され、または“0”に切り替えられることとなる(S2:NO,S4:YES,S5)。
【0028】
次いで、外部の回線通信端末から多機能通信装置2に対して発呼がなされ、所定の呼出信号が通信回線Lを介して送信されてくると(S6:YES)、CPU21は、その時点で前記フラグを参照する(S7)。パーソナルコンピュータ1においてファクシミリ通信処理のプログラムが立ち上げられていれば、フラグは“1”であり(S7:YES)、この場合CPU21は、パーソナルコンピュータ1に所定の制御信号を送信する(S8)。尚、この際にベル鳴動動作を同時に行わせることもできる。すると、パーソナルコンピュータ1は、前記所定の制御信号に対する応答信号を多機能通信装置2に対して送信することとなり(S9:YES)、その後はパーソナルコンピュータ1のプロセサ11がハードディスク装置16にインストールされていたファクシミリ通信処理のプログラムに基づいたファクシミリ通信処理を実行することとなる。
【0029】
このファクシミリ通信処理は、プロセサ11が所定の制御コマンドを多機能通信装置2に送信し、この多機能通信装置2をパーソナルコンピュータ1が制御することによって実行される。より具体的には、まずプロセサ11は、多機能通信装置2に対して回線接続を実行させる制御コマンドを送信し、これに対応して多機能通信装置2のNCU29は通信回線Lの回線接続を行う(S10)。次いで、その回線接続後は、パーソナルコンピュータ1の制御によってモデム28を利用したファクシミリ通信が実行され(S11)、そのファクシミリ通信が終了すると、やはりパーソナルコンピュータ1の制御によって通信回線Lの回線遮断がなされる(S12:YES,S13)。パーソナルコンピュータ1の制御によるファクシミリ通信では、たとえばモデム28で受信した画像データを多機能通信装置2からパーソナルコンピュータ1に順次取り込むことによって、それらの画像データをパーソナルコンピュータ1のRAM13やハードディスク装置16に記憶させてゆくことができる。
【0030】
一方、前記の場合とは異なり、パーソナルコンピュータ1においてファクシミリ通信処理のプログラムが立ち上げられていない場合には、フラグは“0”である(S7:NO)。この場合、CPU21は、パーソナルコンピュータ1に対して特定の制御信号を送信することはなく、パーソナルコンピュータ1へのアクセスはない。CPU21は、多機能通信装置2単独でファクシミリ通信処理を実行するための制御を行う。具体的には、CPU21は、NCU29を動作させて通信回線Lの回線接続を行わせた後に(S14)、ROM23に記憶されているファクシミリ通信処理のプログラムに基づいてモデム28を利用したファクシミリ受信処理を制御し(S15)、そのファクシミリ受信処理が終了すると回線遮断を行わせる(S16:YES,S13)。このようなファクシミリ通信によって受信した画像データは、たとえば多機能通信装置2のRAM22に記憶され、または記録部27に順次転送されてから記録紙にプリントアウントされる。
【0031】
このように、結局、多機能通信装置2は、パーソナルコンピュータ1においてファクシミリ通信処理のプログラムが立ち上がっていないときには、パーソナルコンピュータ1に対して無用なアクセスを行うことはなく、この多機能通信装置2が単独でファクシミリ通信処理を実行する。従って、パーソナルコンピュータ1で他のアプリケーションソフトのプログラムが実行されている場合に、それらの実行処理に無用な割り込み処理を行わせる必要がなくなり、パーソナルコンピュータ1で実行されているデータ処理の効率を高めることができる。その一方、パーソナルコンピュータ1においてファクシミリ通信処理のプログラムが立ち上がっているときには、そのプログラムに基づいた所望のファクシミリ通信処理を行うことができ、便宜が図れる。
【0032】
尚、前記実施形態では、ファクシミリ通信処理を実行する場合を一例として説明したが、本発明はこれに限定されない。本発明では、たとえばファクシミリ通信以外の通信処理、すなわち画像データ以外のデータの通信処理にも適用することができることは勿論である。
【0033】
また、前記実施形態では、本発明に係る通信装置を、スキャナ機能やプリンタ機能などを備えた多機能通信装置として構成した場合を一例として説明したが、やはり本発明はこれに限定されない。その他、本発明に係る通信装置の各部の具体的な構成は種々に設計変更自在である。むろん、本発明に係る通信装置と組み合わせて使用される情報処理装置も前記実施形態のパーソナルコンピュータに限定されない。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載した発明の通信装置によれば、この通信装置の第2の通信手段を利用するデータ通信処理のプログラムがパーソナルコンピュータなどの情報処理装置において立ち上がっているときには、所定の制御信号が情報処理装置に対して送信されるために、前記プログラムを利用した所望のデータ通信処理を適切に行わせることができる。一方、前記情報処理装置において前記プログラムが立ち上がっていないときには、所定の制御信号を前記情報処理装置に対して送信しないために、従来とは異なり、情報処理装置が所望のデータ通信処理を実行できない態勢にあるにも拘わらず、この情報処理装置に対して通信装置が無用にアクセスし、情報処理装置に余分な割り込み処理を実行させるといった無駄なデータ処理を実行させないようにすることができることとなる。従って、情報処理装置において実行されるデータ処理の能率低下を適切に防止することができるという優れた効果が得られる。
【0035】
さらに、通信装置の第2の通信手段を利用したデータ通信処理のプログラムを情報処理装置において起動させたときに送信されてくる第1の信号とその起動を終了したときに通信装置に送信されてくる第2の信号に基づいて、前記プログラムが情報処理装置において立ち上げられているか否かを判断するために、その判断を確実かつ正確に行うことができるという利点が得られる。
【0036】
請求項に記載した発明の通信装置によれば、モデムを用いたファクシミリ通信処理のプログラムが情報処理装置において立ち上げられているときには、そのプログラムに基づいたファクシミリ通信処理を適切に行わせることができる。一方、前記プログラムが情報処理装置において立ち上げられていないときには、通信装置が情報処理装置に対して無用なアクセスを行うこともなく、情報処理装置によって実行されている他のプログラムのデータ処理を効率良く行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る通信装置の具体例としての多機能通信装置を情報処理装置の具体例としてのパーソナルコンピュータと組み合わせて使用する場合の一例を示す回路ブロック図である。
【図2】 図1に示す多機能通信装置の動作処理手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ(情報処理装置)
2 多機能通信装置(通信装置)
21 CPU(判断手段,信号送信制御手段)
25 インタフェース(第1の通信手段)
28 モデム(第2の通信手段)
L 通信回線

Claims (2)

  1. 所定のプログラムに基づいたデータ処理を実行する情報処理装置との相互間でデータ通信が可能な第1の通信手段と、外部の回線通信端末との相互間で所望のデータ通信が可能な第2の通信手段と、この第2の通信手段を利用するデータ通信が開始されるときにその旨を知らせるための所定の制御信号を前記第1の通信手段から前記情報処理装置に送信させる信号送信制御手段と、を具備する通信装置であって、
    前記情報処理装置から送信される情報に基づいて、当該情報処理装置において前記第2の通信手段を利用するデータ通信処理のプログラムが立ち上げ状態にあるか否かを判断する判断手段と、
    前記情報処理装置において前記データ通信処理のプログラムが立ち上げられていないものと前記判断手段によって判断されているときには前記所定の制御信号の前記情報処理装置への送信を禁止する禁止手段とを備え
    前記情報処理装置から送信される情報は、前記データ通信処理のプログラムが起動されたことを示す第1の信号とそのプログラムの起動が終了したことを示す第2の信号からなり、前記判断手段は、前記第1,第2の信号に基づいて、前記データ通信処理のプログラムが前記情報処理装置において立ち上げ状態にあるか否かを判断するように構成されている通信装置。
  2. 前記第2の通信手段は、外部の回線通信端末との相互間でファクシミリ通信を実行可能なモデムであるとともに、前記禁止手段は、前記情報処理装置において前記モデムを利用するファクシミリ通信処理のプログラムが立ち上げられていないものと前記判断手段によって判断されているときには前記所定の制御信号の前記情報処理装置への送信を禁止するように構成されている請求項1に記載の通信装置。
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