JP3050119B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP3050119B2
JP3050119B2 JP8054462A JP5446296A JP3050119B2 JP 3050119 B2 JP3050119 B2 JP 3050119B2 JP 8054462 A JP8054462 A JP 8054462A JP 5446296 A JP5446296 A JP 5446296A JP 3050119 B2 JP3050119 B2 JP 3050119B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信原稿を読み取
って得られた画像情報を記憶手段に記憶させてから送信
するという、いわゆるメモリ送信モードを備えた通信装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】送信原稿を読み取って得られた画像情報
を記憶手段に記憶させてから送信するという、いわゆる
メモリ送信モードを備えた通信装置の一例として、たと
えばファクシミリ装置が考えられる。
【0003】従来のファクシミリ装置は、メモリ送信モ
ード時に、送信原稿の読み取りを始めるまでは他のファ
クシミリ装置などからの発呼に基づく呼出信号を受け付
ける状態であるが、送信原稿の読み取りを始めるときに
は他のファクシミリ装置などからの発呼に基づく呼出信
号を受け付けない状態に変化する構成であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファクシミリ装置では、送信原稿の読取中に他のファク
シミリ装置などから発呼されるという事態を想定してお
らず、送信原稿の読取が終了して記憶手段に記憶した画
像情報を送信すべく回線を閉結させたときに、他のファ
クシミリ装置などからの発呼が継続している場合、メモ
リ送信と他のファクシミリ装置などからの送信信号の受
信との双方が共に未完成の状態で終了してしまうという
課題があった。
【0005】なお、一部のファクシミリ装置では、送信
と受信との双方を同時に処理する機能を備えたものも存
在しているが、このようなものでは高性能なCPUを用
いて時分割処理を行うなどの方法が採られており、高価
なCPUが必要なため、製造コストが高価であった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みて提案されたもの
であって、メモリ送信モード時に、他のファクシミリ装
置などからの発呼に基づく呼出信号の入力があった場
合、メモリ送信と他のファクシミリ装置などからの送信
信号の受信との双方を支障なく行え、しかも製造コスト
を上昇させることのない通信装置を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明の通信装置は、送信原稿を
読み取って得られた画像情報を記憶手段に記憶させてか
ら送信するという、いわゆるメモリ送信モードを備えた
通信装置であって、メモリ送信モード時に、送信原稿の
読み取り開始から画像情報の送信までの間に他の通信装
置からの発呼により通信回線を介して呼出信号が入力さ
れれば、画像情報の送信を行う前に他の通信装置からの
送信信号を受信するものである。
【0008】この通信装置によれば、送信原稿の読み取
り開始から画像情報の送信までの間に他の通信装置から
の発呼により通信回線を介して呼出信号が入力されたと
きに、送信原稿の読み取りを適当な時期に中断し、他の
通信装置からの送信信号を受信して、その処理を行った
後に、送信原稿の読み取りを再開するので、メモリ送信
と他のファクシミリ装置などからの送信信号の受信との
双方を支障なく行える。しかも、送信と受信とを同時に
行う必要がないので、高性能なCPUが不要であること
から、製造コストの上昇がない。
【0009】通信装置としては、ファクシミリ装置に限
らず、モデムを備えた複写機やパーソナルコンピュータ
など、各種の電子機器が考えられる。記憶手段として
は、RAM、EEPROM、ハードディスクなど、各種
の情報記憶媒体が考えられる。通信回線は、有線であっ
ても無線であってもよく、また公衆回線であっても専用
回線であってもよい。送信原稿の読み取りの中断時期
は、たとえば、読取中の行を全部読み取ってからでもよ
いし、読取中の頁を全部読み取ってからでもよいし、読
取中の送信原稿の全頁を全部読み取ってからでもよい。
【0010】また、請求項2に記載した発明の通信装置
は、送信原稿を読み取る読取手段と、この読取手段によ
り得られた画像情報を記憶する記憶手段と、この記憶手
段に記憶された画像情報を送信する送信手段とを有し、
送信原稿を読取手段により読み取って得られた画像情報
を記憶手段に記憶させてから送信手段により送信すると
いう、いわゆるメモリ送信モードを備えた通信装置であ
って、他の通信装置からの発呼により通信回線を介して
呼出信号が入力されたことを検出する呼出信号検出手段
と、他の通信装置からの送信信号を受信する受信手段
と、メモリ送信モード時に、送信原稿の読み取り開始か
ら画像情報の送信までの間に呼出信号検出手段により呼
出信号が検出されれば、読取手段による読取動作を現在
読取中の行の読取が終了した時点で停止させて、受信手
段に他の通信装置からの送信信号を受信させる送受信制
御手段とを設けたものである。
【0011】この通信装置によれば、読取手段による読
取動作を現在読取中の行の読取が終了した時点で停止さ
せるので、他の通信装置を待たせることなくすぐに送信
信号を受信できる。
【0012】更に、請求項3に記載した発明の通信装置
は、送信原稿を読み取る読取手段と、この読取手段によ
り得られた画像情報を記憶する記憶手段と、この記憶手
段に記憶された画像情報を送信する送信手段とを有し、
送信原稿を読取手段により読み取って得られた画像情報
を記憶手段に記憶させてから送信手段により送信すると
いう、いわゆるメモリ送信モードを備えた通信装置であ
って、他の通信装置からの発呼により通信回線を介して
呼出信号が入力されたことを検出する呼出信号検出手段
と、他の通信装置からの送信信号を受信する受信手段
と、メモリ送信モード時に、送信原稿の読み取り開始か
ら画像情報の送信までの間に呼出信号検出手段により呼
出信号が検出されれば、読取手段による読取動作を現在
読取中の頁の読取が終了した時点で停止させて、その後
に受信手段に他の通信装置からの送信信号を受信させる
送受信制御手段とを設けたものである。
【0013】この通信装置によれば、読取手段による読
取動作を現在読取中の頁の読取が終了した時点で停止さ
せるので、他の通信装置を長時間待たせることなく比較
的早期に送信信号を受信できる。また、読取動作を頁の
途中で中断させないので、受信終了後の読取動作再開時
における読取開始位置の位置ずれなどを生じることがな
い。
【0014】また、請求項4に記載した発明の通信装置
は、送信原稿を読み取る読取手段と、この読取手段によ
り得られた画像情報を記憶する記憶手段と、この記憶手
段に記憶された画像情報を送信する送信手段とを有し、
送信原稿を読取手段により読み取って得られた画像情報
を記憶手段に記憶させてから送信手段により送信すると
いう、いわゆるメモリ送信モードを備えた通信装置であ
って、他の通信装置からの発呼により通信回線を介して
呼出信号が入力されたことを検出する呼出信号検出手段
と、他の通信装置からの送信信号を受信する受信手段
と、メモリ送信モード時に、送信原稿の読み取り開始か
ら画像情報の送信までの間に呼出信号検出手段により呼
出信号が検出されれば、読取手段による読取動作を現在
読取中の送信原稿の全頁の読取が終了した時点で停止さ
せて、その後に受信手段に他の通信装置からの送信信号
を受信させる送受信制御手段とを設けたものである。
【0015】この通信装置によれば、読取手段による読
取動作を現在読取中の送信原稿の全頁の読取が終了した
時点で停止させるので、使用者が送信原稿をすぐに持ち
帰ることができる。
【0016】更に、請求項5に記載した発明の通信装置
は、送信原稿を読み取る読取手段と、この読取手段によ
り得られた画像情報を記憶する記憶手段と、この記憶手
段に記憶された画像情報を送信する送信手段とを有し、
送信原稿を読取手段により読み取って得られた画像情報
を記憶手段に記憶させてから送信手段により送信すると
いう、いわゆるメモリ送信モードを備えた通信装置であ
って、他の通信装置からの発呼により通信回線を介して
呼出信号が入力されたことを検出する呼出信号検出手段
と、他の通信装置からの送信信号を受信する受信手段
と、メモリ送信モード時に、送信原稿の読み取り開始か
ら画像情報の送信までの間に呼出信号検出手段により呼
出信号が検出されれば、読取手段による読取動作を停止
させて、その後に受信手段に他の通信装置からの送信信
号を受信させる送受信制御手段とを設け、送受信制御手
段は、読取手段による読取動作を、呼出信号検出手段に
より呼出信号が検出されたときに即座に停止させる状態
と、現在読取中の頁の読取が終了した時点で停止させる
状態と、現在読取中の送信原稿の全頁の読取が終了した
時点で停止させる状態との3つの状態のうち、少なくと
も2つの状態相互間で使用者の操作に基づく操作信号に
応じて切り替わる構成としている。
【0017】この通信装置によれば、使用者が読取手段
による読取動作を停止させる時期を任意に選択できるの
で、使い勝手が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0019】図1は、本発明に係る通信装置の一例とし
てのファクシミリ装置の要部の回路ブロック図であっ
て、このファクシミリ装置は、CPU1、NCU2、R
AM3、モデム4、ROM5、EEPROM6、ゲート
アレイ7、コーデック8、DMAC9、読取部11、記
録部12、操作部13、表示部14などを備えている。
CPU1、NCU2、RAM3、モデム4、ROM5、
EEPROM6、ゲートアレイ7、コーデック8、およ
びDMAC9は、バス線により相互に接続されており、
ゲートアレイ7には、読取部11、記録部12、操作部
13、および表示部14が接続されている。NCU2は
モデム4および電話回線21に接続されている。
【0020】CPU1は、ファクシミリ装置全体を制御
する。NCU2は、電話回線21に接続されて網制御を
行う。RAM3は、画像情報や音声情報などの各種のデ
ィジタルデータを記憶する。モデム4は、送信データの
変調や受信データの復調などを行う。ROM5は、各種
のプログラムやデータなどを記憶している。EEPRO
M6は、各種の登録データやフラグなどを記憶してい
る。ゲートアレイ7は、CPU1の入出力インターフェ
イスとして機能する。読取部11は、光源やCCDセン
サや原稿送りモータなどを備えており、原稿を読み取っ
て画像信号を出力する。記録部12は、インクジェット
プリンタあるいは熱転写プリンタなどを備えており、画
像データに基づいて、記録紙上に画像を記録する。操作
部13は、キースイッチ群などからなり、使用者の操作
に応じた操作信号を出力する。表示部14は、LCDな
どからなり、CPU1により制御されて各種の表示を行
う。
【0021】すなわち、読取部11は、送信原稿を読み
取る読取手段を構成している。RAM3の一部である送
信画像情報記憶領域は、読取部11により得られた画像
情報を記憶する記憶手段を構成している。NCU2およ
びモデム4は、RAM3の送信画像情報記憶領域に記憶
された画像情報を送信する送信手段を構成している。C
PU1およびNCU2は、他の通信装置からの発呼によ
り電話回線21を介して呼出信号が入力されたことを検
出する呼出信号検出手段を構成している。NCU2およ
びモデム4は、他の通信装置からの送信信号を受信する
受信手段を構成している。CPU1は、メモリ送信モー
ド時に、送信原稿の読み取り開始から画像情報の送信ま
での間に呼出信号検出手段により呼出信号が検出されれ
ば、読取部11による読取動作を停止させて、その後に
受信手段に他の通信装置からの送信信号を受信させる送
受信制御手段を構成している。
【0022】次に、このように構成されたファクシミリ
装置のメモリ送信処理の手順について、図2に示すフロ
ーチャートを参照しながら説明する。
【0023】先ず、送信原稿の読取および記憶を開始す
る(S1)。具体的には、CPU1が、読取部11を制
御して送信原稿を読み取らせる。これにより読取部11
から送信原稿の画像に応じた画像信号が出力され、その
画像信号がゲートアレイ7によりディジタル信号に変換
され、さらにコーデック8により符号化されてRAM3
の送信画像情報格納領域に格納される。次にCPU1
が、1行の読取および記憶が終了したか否かを判断する
(S2)。1行の読取および記憶が終了していれば(S
2:YES)、CPU1が、モードが1であるか否かを
判断する(S3)。このモードとは、使用者による操作
部13の操作で設定されたものであって、モード1〜モ
ード3の3種類のモードを任意に設定可能である。すな
わち、モード1は、電話回線21から呼出信号が入力さ
れたときに、送信原稿の読取動作を、現在読取中の行の
読取が終了した時点で停止させるモードであり、モード
2は、現在読取中の頁の読取が終了した時点で停止させ
るモードであって、モード3は、現在読取中の送信原稿
の全頁の読取が終了した時点で停止させるモードであ
る。
【0024】モードが1であれば(S3:YES)、C
PU1が、NCU2からの信号により電話回線21を介
して呼出信号が入力されているか否かを判断する(S
4)。呼出信号が入力されていれば(S4:YES)、
CPU1が、読取部11による送信原稿の読取を一旦停
止させ(S5)、受信処理を行う(S6)。この受信処
理については、周知であるので説明を省略するが、受信
画像情報は、RAM3の受信画像情報格納領域に格納さ
れるか、あるいは記録部12により記録用紙上に印刷さ
れる。次にCPU1が、受信が終了したか否かを判断す
る(S7)。受信が終了していれば(S7:YES)、
CPU1が、送信原稿の全頁の読取が終了しているか否
かを判断する(S8)。読取が終了していれば(S8:
YES)、CPU1が、RAM3の送信画像情報記憶領
域に格納された送信画像情報の送信処理を行う(S
9)。すなわち、RAM3の送信画像情報記憶領域から
読み出された符号化された送信画像データは、モデム4
により変調され、NCU2を介して電話回線21に送出
される。次にCPU1が、送信が終了したか否かを判断
し(S10)、終了していれば(S10:YES)、こ
のルーチンを終了する。
【0025】S10において、送信原稿の送信が終了し
ていなければ(S10:NO)、S9に戻って送信を継
続する。
【0026】S8において、送信原稿の全頁の読取が終
了していなければ(S8:NO)、S1に戻って送信原
稿の次行の読取および記憶を継続する。
【0027】S7において、他の通信装置などからの受
信が終了していなければ(S7:NO)、S6に戻って
受信を継続する。
【0028】S4において、呼出信号が入力されていな
ければ(S4:NO)、読取を中断する必要がないの
で、S8に進んで以降の処理を継続する。
【0029】S3において、設定されているモードの種
類がモード1でなければ(S3:NO)、CPU1が、
設定されているモードの種類がモード2であるか否かを
判断する(S11)。モード2であれば(S11:YE
S)、CPU1が、1ページ分の読取が終了したか否か
を判断する(S12)。1ページ分の読取が終了してい
れば(S12:YES)、S4に進んで呼出信号の有無
の判断以降の処理を実行する。すなわち、モード2に設
定されている場合は、呼出信号が入力されても、現在読
取中の頁を読み取ってしまうまでは読取および記憶処理
を継続する。この間、呼出信号の有無の判断は行わない
ので、呼出信号が入力され続けることになる。
【0030】S12において、1ページ分の読取が終了
していなければ(S12:NO)、S1に戻って次行の
読取および記憶を継続する。
【0031】S11において、モード2に設定されてい
なければ(S11:NO)、モード3に設定されている
ということなので、CPU1が、送信原稿の全ページを
全部読み取ったか否かを判断する(S13)。送信原稿
の全ページを全部読み取っていれば(S13:YE
S)、S4に進んで呼出信号の有無の判断以降の処理を
実行する。すなわち、モード3に設定されている場合
は、呼出信号が入力されても、送信原稿の全ページを全
部読み取ってしまうまでは読取および記憶処理を継続す
る。この間、呼出信号の有無の判断は行わないので、呼
出信号が入力され続けることになる。もちろん、S8に
おいては、送信原稿の全ページを全部読み取っているの
で(S8:YES)、送信処理に移行することになる。
【0032】S13において、送信原稿の全ページの読
取が終了していなければ(S13:NO)、S1に戻っ
て次行の読取および記憶を継続する。
【0033】なお、上記実施形態では、モード1〜モー
ド3を使用者が任意に選択できるようにしたが、モード
をいずれかに固定して選択できないようにするか、ある
いは、いずれか2つのモードを使用者が任意に選択でき
るようにしてもよい。さらには、呼出信号の入力によ
り、行の途中で読み取りを中断させてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
発明の通信装置によれば、送信原稿の読み取り開始から
画像情報の送信までの間に他の通信装置からの発呼によ
り通信回線を介して呼出信号が入力されたときに、送信
原稿の読み取りを適当な時期に中断し、他の通信装置か
らの送信信号を受信して、その処理を行った後に、送信
原稿の読み取りを再開するので、メモリ送信と他のファ
クシミリ装置などからの送信信号の受信との双方を支障
なく行える。しかも、送信と受信とを同時に行う必要が
ないので、高性能なCPUが不要であることから、製造
コストの上昇がない。
【0035】また、請求項2に記載した発明の通信装置
によれば、請求項1記載の通信装置による効果に加え
て、読取手段による読取動作を現在読取中の行の読取が
終了した時点で停止させるので、他の通信装置を待たせ
ることなくすぐに送信信号を受信できる。
【0036】更に、請求項3に記載した発明の通信装置
によれば、請求項1記載の通信装置による効果に加え
て、読取手段による読取動作を現在読取中の頁の読取が
終了した時点で停止させるので、他の通信装置を長時間
待たせることなく比較的早期に送信信号を受信できる。
また、読取動作を頁の途中で中断させないので、受信終
了後の読取動作再開時における読取開始位置の位置ずれ
などを生じることがない。
【0037】また、請求項4に記載した発明の通信装置
によれば、請求項1記載の通信装置による効果に加え
て、読取手段による読取動作を現在読取中の送信原稿の
全頁の読取が終了した時点で停止させるので、使用者が
送信原稿をすぐに持ち帰ることができる。
【0038】更に、請求項5に記載した発明の通信装置
によれば、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の
通信装置による効果に加えて、使用者が読取手段による
読取動作を停止させる時期を任意に選択できるので、使
い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信装置の一例としてのファクシ
ミリ装置の要部の回路ブロック図である。
【図2】図1に示すファクシミリ装置のメモリ送信処理
の手順を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 NCU 3 RAM 4 モデム 11 読取部 12 記録部 13 操作部 21 電話回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 H04N 1/21 H04N 1/32

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信原稿を読み取って得られた画像情報
    を記憶手段に記憶させてから送信するという、いわゆる
    メモリ送信モードを備えた通信装置であって、 前記メモリ送信モード時に、送信原稿の読み取り開始か
    ら画像情報の送信までの間に他の通信装置からの発呼に
    より通信回線を介して呼出信号が入力されれば、画像情
    報の送信を行う前に前記他の通信装置からの送信信号を
    受信することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 送信原稿を読み取る読取手段と、この読
    取手段により得られた画像情報を記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に記憶された画像情報を送信する送信手段
    とを有し、前記送信原稿を前記読取手段により読み取っ
    て得られた画像情報を前記記憶手段に記憶させてから前
    記送信手段により送信するという、いわゆるメモリ送信
    モードを備えた通信装置であって、 他の通信装置からの発呼により通信回線を介して呼出信
    号が入力されたことを検出する呼出信号検出手段と、 前記他の通信装置からの送信信号を受信する受信手段
    と、 前記メモリ送信モード時に、送信原稿の読み取り開始か
    ら画像情報の送信までの間に前記呼出信号検出手段によ
    り呼出信号が検出されれば、前記読取手段による読取動
    作を現在読取中の行の読取が終了した時点で停止させ
    て、その後に前記受信手段に前記他の通信装置からの送
    信信号を受信させる送受信制御手段とを設けたことを特
    徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 送信原稿を読み取る読取手段と、この読
    取手段により得られた画像情報を記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に記憶された画像情報を送信する送信手段
    とを有し、前記送信原稿を前記読取手段により読み取っ
    て得られた画像情報を前記記憶手段に記憶させてから前
    記送信手段により送信するという、いわゆるメモリ送信
    モードを備えた通信装置であって、 他の通信装置からの発呼により通信回線を介して呼出信
    号が入力されたことを検出する呼出信号検出手段と、 前記他の通信装置からの送信信号を受信する受信手段
    と、 前記メモリ送信モード時に、送信原稿の読み取り開始か
    ら画像情報の送信までの間に前記呼出信号検出手段によ
    り呼出信号が検出されれば、前記読取手段による読取動
    作を現在読取中の頁の読取が終了した時点で停止させ
    て、その後に前記受信手段に前記他の通信装置からの送
    信信号を受信させる送受信制御手段とを設けたことを特
    徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 送信原稿を読み取る読取手段と、この読
    取手段により得られた画像情報を記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に記憶された画像情報を送信する送信手段
    とを有し、前記送信原稿を前記読取手段により読み取っ
    て得られた画像情報を前記記憶手段に記憶させてから前
    記送信手段により送信するという、いわゆるメモリ送信
    モードを備えた通信装置であって、 他の通信装置からの発呼により通信回線を介して呼出信
    号が入力されたことを検出する呼出信号検出手段と、 前記他の通信装置からの送信信号を受信する受信手段
    と、 前記メモリ送信モード時に、送信原稿の読み取り開始か
    ら画像情報の送信までの間に前記呼出信号検出手段によ
    り呼出信号が検出されれば、前記読取手段による読取動
    作を現在読取中の前記送信原稿の全頁の読取が終了した
    時点で停止させて、その後に前記受信手段に前記他の通
    信装置からの送信信号を受信させる送受信制御手段とを
    設けたことを特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】 送信原稿を読み取る読取手段と、この読
    取手段により得られた画像情報を記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に記憶された画像情報を送信する送信手段
    とを有し、前記送信原稿を前記読取手段により読み取っ
    て得られた画像情報を前記記憶手段に記憶させてから前
    記送信手段により送信するという、いわゆるメモリ送信
    モードを備えた通信装置であって、 他の通信装置からの発呼により通信回線を介して呼出信
    号が入力されたことを検出する呼出信号検出手段と、 前記他の通信装置からの送信信号を受信する受信手段
    と、 前記メモリ送信モード時に、送信原稿の読み取り開始か
    ら画像情報の送信までの間に前記呼出信号検出手段によ
    り呼出信号が検出されれば、前記読取手段による読取動
    作を停止させて、その後に前記受信手段に前記他の通信
    装置からの送信信号を受信させる送受信制御手段とを設
    け、 前記送受信制御手段は、前記読取手段による読取動作
    を、現在読取中の行の読取が終了した時点で停止させる
    状態と、現在読取中の頁の読取が終了した時点で停止さ
    せる状態と、現在読取中の前記送信原稿の全頁の読取が
    終了した時点で停止させる状態との3つの状態のうち、
    少なくとも2つの状態相互間で使用者の操作に基づく操
    作信号に応じて切り替わる構成としたことを特徴とする
    通信装置。
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