JP3497315B2 - シリアルインターフェースを用いた通信方式 - Google Patents

シリアルインターフェースを用いた通信方式

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JP3497315B2
JP3497315B2 JP00541696A JP541696A JP3497315B2 JP 3497315 B2 JP3497315 B2 JP 3497315B2 JP 00541696 A JP00541696 A JP 00541696A JP 541696 A JP541696 A JP 541696A JP 3497315 B2 JP3497315 B2 JP 3497315B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリアルインター
フェースを用いた通信方式に関し、詳しくは、ファクシ
ミリ装置、プリンター装置、デジタル融合機等とホスト
との間でシリアルインターフェースを介してデータ通信
を行なうことができるシリアルインターフェースを用い
た通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パーソナルコンピュータ(以
下、単にパソコンという)等のホストとファクシミリ装
置等のデータ処理装置相互間のデータ通信においては、
RS−232C等のインターフェースを介して行なわれ
る。このRS232Cインターフェースによって行なわ
れる通信はシリアル通信方式であり、各ビットを読出す
タイミングを取るビット同期、どのビットがキャラクタ
の先頭ビットであるかを知るためのキャラクタ同期、お
よびキャラクタによる伝送単位の開始と終了を識別する
ためのフレーム同期を確立する必要があるが、この同期
をとるための信号形態として非同期式と同期式がある。
【0003】同期式は一般にクロック信号によって同期
をとるため、同期通信用転送クロックを転送するための
ステータス信号線が必要である。また、非同期式はデー
タ線のみを使用して通信開始と終了を識別するようにし
ている一方で、データの欠落が生じないように通信装置
とホストの間をハード的に接続するハードフロー制御用
のステータス信号線が必要である。
【0004】ところで、従来のシリアルインターフェー
スにあっては、ステータス信号線に同期通信用転送クロ
ックとハードフロー制御用のステータス信号の切換えを
行なう際に、ディップスイッチを予め同期通信用転送ク
ロックとハードフロー制御用のステータス信号の何れか
一方の出力用に切換えることにより行なわれており、こ
の設定を行なうことにより、以後のデータ転送を同期通
信および非同期通信の何れか一方で行なうようになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のシリアルインターフェースにあっては、ディ
ップスイッチによって同期通信あるいは非同期通信の何
れか一方のモードを設定していたため、同期通信をサポ
ートすると、非同期通信を行なうことができず、非同期
通信を行なうためには、ディップスイッチを非同期通信
用に再設定しなければならなかった。このため、操作が
非常に面倒である上に、ホストからのアプリケーション
に十分に対応することができず使用性が低いという問題
が発生してしまった。
【0006】そこで請求項1記載の発明は、ステータス
信号線に同期通信用転送クロックとハードフロー制御用
のステータス信号を自動的に切換えて出力することによ
り、従来のようにディップスイッチで同期通信と非同期
通信の設定を行なう操作を不要にして同期通信と非同期
通信の両方の形態で通信を行なうことができる使用性の
高いシリアルインターフェースを用いた通信方式を提供
することを目的としている。
【0007】請求項2、3記載の発明は、通信装置側で
ステータス信号線に同期通信用転送クロックとハードフ
ロー制御用のステータス信号の切換えを行なうことによ
り、ホストとして汎用のパソコンを使用することができ
るとともに汎用のパソコンアプリケーションを使用する
ことができるシリアルインターフェースを用いた通信方
式を提供することを目的としている。
【0008】請求項4、5記載の発明は、ホスト側が最
適な通信形態で通信装置との間で通信を行なうことがで
きるシリアルインターフェースを用いた通信方式を提供
することを目的としている。請求項6記載の発明は、ホ
ストおよびデータ処理装置間で最適なクロックレートで
データの転送を行なうことができるようにして、通信時
間の短縮を図ることができるシリアルインターフェース
を用いた通信方式を提供することを目的としている。
【0009】請求項7、8記載の発明は、データ処理装
置側で周波数の切換えを行なうことにより、ホストとし
て汎用のパソコンを使用することができるとともに汎用
のパソコンアプリケーションを使用することができるシ
リアルインターフェースを用いた通信方式を提供するこ
とを目的としている。請求項9記載の発明は、デジタル
融合機とホストとの間で最適な通信形態で通信を行なう
ことができ、使用性の高いデジタル融合機を得ることが
できるシリアルインターフェースを用いた通信方式を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、1つのシリアルポートによ
って非同期通信および同期通信の両方のシリアル通信を
行なうシリアルインターフェースを介してホストとデー
タ処理装置の間でデータの授受を行なう通信方式におい
て、ステータス信号線に同期通信用転送クロックとハー
ドフロー制御用のステータス信号を自動的に切換えて出
力するようシリアルインターフェースを切換制御するこ
とを特徴としている。
【0011】その場合、従来のようにディップスイッチ
で同期通信と非同期通信の設定を行なう操作を不要にし
て、通信形態に応じて同期通信と非同期通信を自動的に
選択することができる。このため、非同期通信時にステ
ータス信号線をハードフロー制御用として使用していた
場合に、同期通信に切換えられた場合に、ステータス信
号線を同期通信用転送クロック用の信号線として解放し
て同期通信を行なうことができる。この結果、シリアル
インターフェースを用いた使用性の高い通信方式を得る
ことができる。
【0012】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記データ処
理装置は、ステータス信号線に同期通信用転送クロック
とハードフロー制御用のステータス信号の切換えを行な
う信号切換手段を有することを特徴としている。その場
合、データ処理装置側の切換手段によって同期通信用転
送クロックとハードフロー制御用のステータス信号の切
換えを行なうので、ホストとして汎用のパソコンや汎用
のアプリケーションを使用して通信形態に応じて同期通
信と非同期通信を自動的に選択することができる。
【0013】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項2記載の発明において、前記信号切換
手段は、ホストからのコマンドを解読してステータス信
号線に同期通信用転送クロックとハードフロー制御用の
ステータス信号の切換えを行なうことを特徴としてい
る。その場合、データ処理装置側の切換手段によって同
期通信用転送クロックとハードフロー制御用のステータ
ス信号の切換えを行なうので、ホストとして汎用のパソ
コンや汎用のアプリケーションを使用して通信形態に応
じて同期通信と非同期通信を自動的に選択することがで
きる。
【0014】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1〜4何れかに記載の発明において、
ステータス信号線に同期通信用転送クロックとハードフ
ロー制御用のステータス信号の切換機能があることをホ
ストに知らせる通知手段を有することを特徴としてい
る。その場合、ホスト側は最適な通信形態でデータ処理
装置との間で通信を行なうことができ、通信性能を大幅
に向上させることができる。
【0015】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項4記載の発明において、前記ホストと
データ処理装置の交信は非同期通信で開始され、前記通
知手段は、この非同期通信のプロトコル信号によってス
テータス信号線に同期通信用転送クロックとハードフロ
ー制御用のステータス信号の切換機能があることをホス
ト側に通知することを特徴としている。
【0016】その場合、一般的に装置の電源投入後に初
期化される通信モードが非同期通信モードであるから、
この非同期通信モードでプロトコル信号によってホスト
側に同期通信用転送クロックとハードフロー制御用のス
テータス信号の切換機能があることを知らせれば、ホス
ト側は早期に最適な通信形態で通信を行なうことができ
る。
【0017】請求項6記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1〜5何れかに記載の発明において、
前記同期通信用転送クロックの周波数は複数の周波数の
うちの任意の周波数を選択可能なことを特徴としてい
る。その場合、ホストおよびデータ処理装置間で最適な
クロックレートでデータの転送を行なうことができ、例
えば、周波数を高くすれば、通信時間を短縮することが
できる。
【0018】請求項7記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項6記載の発明において、前記データ処
理装置は、周波数の切換えを行なう周波数切換手段を有
することを特徴としている。その場合、データ処理装置
側で周波数の切換えが行なわれるので、ホストとして汎
用のパソコンを使用することができるとともに汎用のパ
ソコンアプリケーションを使用することができる。
【0019】請求項8記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項7記載の発明において、前記周波数切
換手段は、ホストからのコマンドを解読して周波数の切
換えを行なうことを特徴としている。その場合、ホスト
からのコマンドがデータ処理装置側で解読されて周波数
の切換えが行なわれるので、ホストとして汎用のパソコ
ンを使用することができるとともに汎用のパソコンアプ
リケーションを使用することができる。
【0020】請求項9記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1〜8何れかに記載の発明において、
前記データ処理装置は、プリンター機能、複写機能、フ
ァクシミリ通信機能、スキャナー機能の少なくとも2つ
以上の機能を有するデジタル融合機であることを特徴と
している。その場合、デジタル融合機とホストとの間で
最適な通信形態で通信を行なうことができ、使用性の高
いデジタル融合機を得ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1〜3は請求項1〜9何れかに記載
の発明に係るシリアルインターフェースを用いた通信方
式の一実施例を示す図であり、本発明をデジタル融合機
に適用した例を示している。
【0022】まず、構成を説明する。図1において、1
はデータ処理装置を構成するデジタル融合機であり、こ
のデジタル融合機1は、CPU(Central Processing U
nit)2、ROM(Read Only Memory)3、RAM(Rando
m Access Memory)4、画像メモリ5、モデム6、NCU
(回線制御部)7、スキャナー8、プロッター9、DC
R(符号化・復号化部)10、PCIF(パソコン・イン
ターフェース)11、および表示部12から構成されてい
る。
【0023】CPU2は、本デジタル融合機1全体を制
御するものであり、ROM3に格納されたファームウェ
アに基づいて装置全体を制御するとともに、プロトコル
の生成を行なうようになっている。RAM4は、CPU
2が動作する上で必要なワークエリアを構成し、データ
の一時的な記憶を行なうようになっている。
【0024】画像メモリ5は、受信したデータや送信す
るデータを必要に応じて蓄積するものであり、ハードデ
ィスクやLSIチップ等から構成されている。モデム6
は、NCU7を通して回線Lに送信するデジタル画デー
タをアナログ画データに変調したり、NCU7を通して
回線Lから受信したアナログ画データをデジタル画デー
タに復調を行なうようになっている。
【0025】NCU7は、電話回線Lの補捉、発信先の
電話番号である選択信号の送出、着信の検出等により所
定の発呼動作および着呼動作を行なうようになってい
る。スキャナ8としては、例えば、CCD(Charge Coup
led Device)を利用したイメージスキャナが利用されて
おり、スキャナ8は、CPU2からの指令によって原稿
を走査して原稿の画像データを読み取ってデジタル画デ
ータに変換するようになっている。
【0026】プロッター9としては、例えば、サーマル
素子を利用したサーマル記録装置が使用されており、プ
ロッタ9は受信したデジタル画データを感熱記録素子に
直接、あるいは、普通記録紙にインクシートを介して間
接的に画像を記録するようになっている。DCR10は、
画像データの伝送時間の短縮化と効率化を図るものであ
り、送信時には画像データを圧縮(符号化)してモデム6
に送出したり、また、受信時には符号化された画像デー
タを原情報に再生(復号化)してプロッター9に出力す
るようになっている。
【0027】PCIF11はホストとしてのパソコン13と
の間でデータを転送するたそのシリアルインターフェー
スであり、例えば、RS−232Cから構成されてい
る。表示部12は、例えば液表ディスプレイから構成さ
れ、液晶ディスプレイには、入力コマンドやデジタル融
合機1からオペレータに通知する各種情報が表示され
る。
【0028】PCIF11は、図2に示すように、SCC
21、クロック発振器22、クロック分周回路23、切換器2
4、25から構成されている。SCC(シリアルコミュニ
ケーションコントローラ)21はパソコン13との間でPC
IF11を制御するものであり、デジタ融合機1とパソコ
ン13の間で送信データ(TX)および受信データ(R
X)のやり取りを行なうようになっている。
【0029】クロック発振器22は同期通信時の基本クロ
ックを出力するようになっており、この基本クロックは
クロック分周回路23によって任意の分周された周波数に
設定される。このクロック分周回路23は複数の分周され
た周波数が設定されており、切換器24はCPU2から出
力されるセレクト2信号によってクロック分周回路23か
ら任意の周波数を選択して切換器25を通してパソコン13
に出力されるようになっている。なお、本実施例はクロ
ック分周回路23、切換器24およびCPU2が周波数切換
手段を構成している。
【0030】また、SCC21は非同期通信時にハードフ
ロー制御用のRTS(Request to Send)をステータス
信号線に出力するようになっており、このRTSは切換
器25を通してパソコン13に出力される。また、切換器25
はCPU2から出力されるセレクト1信号によってステ
ータ信号線を同期通信用転送クロックの出力用に使用す
るか、または、ハードフロー制御用のRTSの出力用と
して使用するのかの切換えを自動的に行なうようになっ
ており(切換後のステータス信号はnew−RTCであ
る)、このセレクト1信号によって非同期信号または同
期信号による通信が切換えられる。本実施例では、CP
U2および切換器25が信号切換手段を構成している。
【0031】また、CPU2はパソコン13からのコマン
ドを解読してセレクト1信号およびセレクト2信号を生
成するようになっているとともに、非同期通信時のプロ
トコル中にパソコン13に対して同期通信および非同期通
信の切換機能がある旨を通知するようになっており、C
PU2は通知手段も構成している。なお、本実施例の非
同期通信は調歩同期式を採用している。
【0032】次に、図3のフローチャートに基づいて作
用を説明する。なお、図3はROM3に格納され、CP
U2によって実行される通信制御である。まず、フロー
チャートを説明する前に、本実施例のデジタル融合器1
について説明する。デジタル融合器1は、パソコンから
13の要求に基づいて種々の機能を実行するものであり、
例えば、パソコン13からコピー要求がある場合には、パ
ソコン13から受信したデータを符号化して画像メモリ5
に一端蓄積した後、蓄積が終了したときにこのデータを
順次復号化してプロッター9によって出力したり、パソ
コン13からファクシミリ送信要求がある場合には、パソ
コン13から受信したデータを符号化して画像メモリ5に
一端蓄積した後、蓄積が終了したときにこのデータを順
次復号化してモデム6でアナログ画データに変換してN
CU7を介して回線Lに送出したり、または、スキャナ
ー8で読み取った画像データをパソコン13に送信する等
の公知の作業を実行するものである。
【0033】図3において、まず、デジタル融合器1の
電源が投入されると、初期化される通信モードは調歩式
モードに設定される(ステップS1)。次いで、パソコ
ンから通信要求がきたか否かが判別され、通信要求を受
信した場合には、同期通信用転送クロックとハードフロ
ー制御用のステータス信号の切換機能があることを非同
期通信のプロトコル信号によってパソコン13に通知す
る。
【0034】次いで、このプロトコル中に通信モードを
同期通信モードに設定するコマンド要求をパソコン13か
ら受信したか否かが判断され(ステップS2)、同期通
信モードに設定するコマンドを受信しない場合には(ス
テップS3のNO)、切換器25にセレクト1信号を出力
せずに初期化されたままの状態にする。このため、調歩
同期モードでRTSをステータス信号線に送出しながら
データ線(RX)を介してパソコン13にデータを転送す
る(ステップS4)。
【0035】一方、プロトコル中に通信モードを同期通
信モードに設定するコマンド要求をパソコン13から受信
した場合には(ステップS3のYES)、このコマンド
には転送クロック周波数の設定要求が含まれるので、セ
レクト2信号によってクロック分周回路23から要求され
る転送クロック周波数を選択した後(ステップS5)、
セレクト1信号によってステータス信号線を同期通信用
転送クロック用の信号線として解放してクロック信号を
ステータス線に出力しながらデータ線(RX)を介して
パソコン13にデータを転送する(ステップS6)。
【0036】なお、この周波数に関しては、あまり高い
周波数を選択すると、ノイズの影響を受けてデータを精
度良く送信することができないことがあるため、コマン
ド要求を満足することができない場合には、パソコン13
およびデジタル融合器1の間で最適な周波数になるよう
にトレーニングを行なっても良い。このように本実施例
では、ステータス信号線に同期通信用転送クロックとハ
ードフロー制御用のステータス信号を自動的に切換えて
出力するようPCIF11を切換制御しているため、従来
のようにディップスイッチで同期通信と非同期通信の設
定を行なう操作を不要にして、通信形態に応じて同期通
信と非同期通信を自動的に選択することができる。この
ため、非同期通信時にステータス信号線をハードフロー
制御用として使用していた場合に、同期通信に切換えら
れた場合に、ステータス信号線を同期通信用転送クロッ
ク用の信号線として解放して同期通信を行なうことがで
きる。この結果、シリアルインターフェースを用いた使
用性の高い通信方式を得ることができる。
【0037】また、CPU2がパソコン13からのコマン
ドを解読して同期通信用転送クロックとハードフロー制
御用のステータス信号の切換えをデジタル融合器1のC
PU2および切換器25によって行なっているため、汎用
のパソコンや汎用のアプリケーションを使用して通信形
態に応じて同期通信と非同期通信を自動的に選択するこ
とができる。
【0038】また、同期通信用転送クロックとハードフ
ロー制御用のステータス信号の切換機能があることをパ
ソコン13に知らせているため、パソコン13側は最適な通
信形態でデジタル融合器1との間で通信を行なうことが
でき、通信性能を大幅に向上させることができる。ま
た、パソコン13とデジタル融合器1の交信を非同期通信
で開始し、この非同期通信のプロトコル信号によって同
期通信用転送クロックとハードフロー制御用のステータ
ス信号の切換機能があることをパソコン13側に通知して
いる。このようにしたのは、一般的に装置の電源投入後
に初期化される通信モードが非同期通信モードであるか
ら、この非同期通信モードでプロトコル信号によってパ
ソコン13側にステータス信号の切換機能があることを知
らせれば、パソコン13側は早期に最適な通信形態で通信
を行なうことができるからである。
【0039】また、同期通信用転送クロックの周波数を
複数の周波数のうちの任意の周波数を選択可能なように
複数のクロック周波数を有するブロック分周回路23を設
け、CPU2がパソコン13からの要求コマンドを解読し
てブロック分周回路23にセレクト2信号を送信すること
によりクロック周波数を選択しているため、パソコン13
およびデジタル融合器1間で最適なクロックレートでデ
ータの転送を行なうことができ、例えば、周波数を高く
すれば、通信時間を短縮することができる。これに加え
て、デジタル融合器1側で周波数の切換えを行なうこと
ができるので、汎用のパソコンを使用することができる
とともに汎用のパソコンアプリケーションを使用するこ
とができる。
【0040】さらに、プリンター機能、複写機能、ファ
クシミリ通信機能、スキャナー機能を有するデジタル融
合器1にPCIF11を介してパソコン13を接続している
ため、デジタル融合機1とパソコン13との間で最適な通
信形態で通信を行なうことができ、使用性の高いデジタ
ル融合機を得ることができる。なお、本実施例では、ホ
ストとしてパソコンを使用しているが、ホストはコンピ
ュータであっても良く。また、通信装置としてデジタル
融合器を使用しているが、ファクシミリ装置であっても
良い。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、従来のよ
うにディップスイッチで同期通信と非同期通信の設定を
行なう操作を不要にして、通信形態に応じて同期通信と
非同期通信を自動的に選択することができる。このた
め、非同期通信時にステータス信号線をハードフロー制
御用として使用していた場合に、同期通信に切換えられ
たときに、ステータス信号線を同期通信用転送クロック
用の信号線として解放して同期通信を行なうことができ
る。この結果、シリアルインターフェースを用いた使用
性の高い通信方式を得ることができる。
【0042】請求項2記載の発明によれば、データ処理
装置側の切換手段によって同期通信用転送クロックとハ
ードフロー制御用のステータス信号の切換えを行なって
いるので、ホストとして汎用のパソコンや汎用のアプリ
ケーションを使用して通信形態に応じて同期通信と非同
期通信を自動的に選択することができる。請求項3記載
の発明によれば、データ処理装置側の切換手段によって
同期通信用転送クロックとハードフロー制御用のステー
タス信号の切換えを行なっているので、ホストとして汎
用のパソコンや汎用のアプリケーションを使用して通信
形態に応じて同期通信と非同期通信を自動的に選択する
ことができる。
【0043】請求項4記載の発明によれば、ホスト側は
最適な通信形態でデータ処理装置との間で通信を行なう
ことができ、通信性能を大幅に向上させることができ
る。請求項5記載の発明によれば、一般的に装置の電源
投入後に初期化される通信モードが非同期通信モードで
あるから、この非同期通信モードでプロトコル信号によ
ってホスト側に同期通信用転送クロックとハードフロー
制御用のステータス信号の切換機能があることを知らせ
れば、ホスト側は早期に最適な通信形態で通信を行なう
ことができる。
【0044】請求項6記載の発明によれば、ホストおよ
びデータ処理装置間で最適なクロックレートでデータの
転送を行なうことができ、例えば、周波数を高くすれ
ば、通信時間を短縮することができる。請求項7記載の
発明によれば、データ処理装置側で周波数の切換えを行
なっているので、ホストとして汎用のパソコンを使用す
ることができるとともに汎用のパソコンアプリケーショ
ンを使用することができる。
【0045】請求項8記載の発明によれば、ホストから
のコマンドをデータ処理装置側で解読して周波数の切換
えを行なっているので、ホストとして汎用のパソコンを
使用することができるとともに汎用のパソコンアプリケ
ーションを使用することができる。請求項9記載の発明
によれば、デジタル融合機とホストとの間で最適な通信
形態で通信を行なうことができ、使用性の高いデジタル
融合機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシリアルインターフェースを用い
た通信方式の一実施例を示す図であり、そのシリアルイ
ンターフェースを有するデジタル融合機のブロック図で
ある。
【図2】一実施例のパソコンに接続されるシリアルイン
ターフェースのブロック図である。
【図3】一実施例の作用を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタル融合機(データ処理装置) 2 CPU(ステータス信号切換手段、周波数切換手
段、通知手段) 3 ROM 4 RAM 5 画像メモリ 6 モデム 7 NCU 8 スキャナー 9 プロッター 10 DCR 11 PCIF(シリアルインターフェース) 12 表示部 13 パソコン(ホスト) 21 SCC 22 クロック発振器 23 クロック分周回路(周波数切換手段) 24 切換器(周波数切換手段) 25 切換器(信号切換手段)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/38 320 G06F 13/38 350 G06F 1/06 G06F 13/00 353 H04L 29/02 WPI(DIALOG)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つのシリアルポートによって非同期通信
    および同期通信の両方のシリアル通信を行なうシリアル
    インターフェースを介してホストとデータ処理装置の間
    でデータの授受を行なう通信方式において、 ステータス信号線に同期通信用転送クロックとハードフ
    ロー制御用のステータス信号を自動的に切換えて出力す
    るようシリアルインターフェースを切換制御することを
    特徴とするシリアルインターフェースを用いた通信方
    式。
  2. 【請求項2】前記データ処理装置は、ステータス信号線
    に同期通信用転送クロックとハードフロー制御用のステ
    ータス信号の切換えを行なう信号切換手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載のシリアルインターフェース
    を用いた通信方式。
  3. 【請求項3】前記信号切換手段は、ホストからのコマン
    ドを解読してステータス信号線に同期通信用転送クロッ
    クとハードフロー制御用のステータス信号の切換えを行
    なうことを特徴とする請求項2記載のシリアルインター
    フェースを用いた通信方式。
  4. 【請求項4】ステータス信号線に同期通信用転送クロッ
    クとハードフロー制御用のステータス信号の切換機能が
    あることをホストに知らせる通知手段を有することを特
    徴とする請求項1〜3何れかに記載のシリアルインター
    フェースを用いた通信方式。
  5. 【請求項5】前記ホストとデータ処理装置の交信は非同
    期通信で開始され、前記通知手段は、この非同期通信の
    プロトコル信号によってステータス信号線に同期通信用
    転送クロックとハードフロー制御用のステータス信号の
    切換機能があることをホスト側に通知することを特徴と
    する請求項4記載のシリアルインターフェースを用いた
    通信方式。
  6. 【請求項6】前記同期通信用転送クロックの周波数は複
    数の周波数のうちの任意の周波数を選択可能なことを特
    徴とする請求項1〜5何れかに記載のシリアルインター
    フェースを用いた通信方式。
  7. 【請求項7】前記データ処理装置は、周波数の切換えを
    行なう周波数切換手段を有することを特徴とする請求項
    6記載のシリアルインターフェースを用いた通信方式。
  8. 【請求項8】前記周波数切換手段は、ホストからのコマ
    ンドを解読して周波数の切換えを行なうことを特徴とす
    る請求項7記載のシリアルインターフェースを用いた通
    信方式。
  9. 【請求項9】前記データ処理装置は、プリンター機能、
    複写機能、ファクシミリ通信機能、スキャナー機能の少
    なくとも2つ以上の機能を有するデジタル融合機である
    ことを特徴とする請求項1〜8何れかに記載のシリアル
    インターフェースを用いた通信方式。
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