JP3578055B2 - 記録システム及び端末装置、コンピュータで実行可能なプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部端末に接続可能であり、外部端末から記録指示が可能な通信端末装置を含む記録システムと、外部端末となる端末装置、及びそのような機能をコンピュータで実行可能なプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、通信端末装置においては、パーソナル・コンピュータやワークステーションなどの外部端末と接続して、通信端末装置をプリンタとして使用できるものが多くなっている。このような通信端末装置においては、例えば通信機能でファクシミリ受信した画像やコピー機能で原稿から読み取った画像などを記録処理している最中には、外部端末から新たな記録処理の指示を行っても、記録中の画像を最後のページまで記録し終えないと、外部端末からの記録処理を開始できなかった。
【0003】
特に、外部端末から記録指示を行ったときに、ページ数の多い画像や、記録部数の多いコピー処理などを行っていると、その記録中の処理が終了するまで、外部端末からの記録指示は長時間待たされることになる。したがって、このような通信端末装置では、外部端末からの緊急を要する記録処理に対応できないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、記録処理中であっても、端末装置からユーザの選択により割込記録指示を行うことによって、外部端末からの記録処理を優先的に実行させることが可能な記録システム及び端末装置と、そのような機能をコンピュータで実行可能なプログラムを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、通信端末装置と外部端末が接続された記録システムであって、前記通信端末装置は、画像を記録する記録手段と、外部端末を接続する外部接続手段と、前記記録手段で画像を記録中に前記外部接続手段から記録指示を受付可能であるとともに該記録指示が割込記録指示である場合には割込記録処理に移行するように制御する制御手段を有し、前記外部端末は、ユーザが通常記録処理と割込記録処理を指示可能であり、ユーザが割込記録処理を選択した場合に前記通信端末装置において割込処理が行われるように割込記録指示を作成し、通常記録処理を選択した場合には割込処理されない記録指示を作成して、前記通信端末装置へ送信することを特徴とするものである。これによって、通信端末装置で記録処理中であっても、端末装置からユーザが割込記録処理の選択を行うことによって、端末装置から指示した記録処理を通信端末装置で優先的に実行させることが可能になる。そのため、端末装置からでも、ユーザからの指示により緊急を要する記録処理に対応することができる。
【0006】
このような記録システムで用いられる端末装置において、ユーザが通常記録処理と割込記録処理を指示する指示手段と、ユーザが割込記録処理を選択した場合に前記通信端末装置において割込処理が行われるように割込記録指示を作成し通常記録処理を選択した場合には割込処理されない記録指示を作成して前記通信端末装置へ送信するプリンタドライバを有することを特徴とするものである。
【0008】
なお、このような端末装置における処理は、コンピュータで実行可能なプログラムとして構成することができる。このプログラムを記憶媒体に記憶させておき、記憶媒体に記憶されているプログラムを端末装置に読み取らせ、実行することによって、端末装置側の割込記録指示などの機能を実現してもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の通信端末装置の実施の一形態を示すブロック図である。図中、11は通信端末装置、12は主制御部、13は表示部、14は操作部、15は読取部、16は記録部、17はPCインタフェース、18はNCU、19はモデム、20は画像メモリ、21はRAM、22はROM、23はバス、24はコンピュータである。図1に示す通信端末装置11は、主制御部12、表示部13、操作部14、読取部15、記録部16、PCインタフェース17、NCU18、モデム19、画像メモリ20、RAM21、ROM22などで構成され、これらがバス23によって接続されている。また、通信端末装置11は、PCインタフェース17を介してコンピュータ24と接続可能である。
【0010】
主制御部12は、装置全体を制御し、各部を動作させて、コンピュータ24から受信した画像のプリント機能や、ファクシミリ通信による画像送受信機能、コピー機能などの各種機能を実現する。特に、PCインタフェース17を介して外部のコンピュータ24から割込記録指示を受けたときに、ファクシミリ通信で受信した画像またはコピー機能において読み取った画像などの記録処理を記録部16で実行していれば、記録中の頁の記録出力が終わり次第、実行中の記録処理を中断して、割込記録処理に移行する。割込記録処理に移行すると、コンピュータ24から受信した記録データの記録処理を実行し、その後、割込記録処理で中断していた記録処理を再開する。また、割込記録処理に移行してからその割込記録処理が終了するまでの間に、新たな別の割込記録指示を受けた場合には、実行中の割込記録処理に続けて新たな別の割込記録指示に従って割込記録処理を行う。なお、読取部15を使用した画像の読み取りや、NCU18及びモデム19を使用した画像の送受信動作、及びPCインタフェース17を介したコンピュータ24とのデータの送受信は、記録処理および割込記録処理に関係なく実行することができる。
【0011】
表示部13は、利用者に対するメッセージや、装置の状態を示すメッセージ、操作ガイダンスなど、種々の情報を表示する。操作部14は、利用者が各種の設定や指示などを行う際に用いられる。例えば、送信機能あるいはコピー機能の選択を行う選択キーや、選択した機能の実行指示などを行うスタートキー等が設けられている。
【0012】
読取部15は、主制御部12による制御に従い、ファクシミリ通信で送信される画像や、コピーすべき画像、コンピュータ24へ送信される画像を読み取る。読取部15としては、イメージスキャナやデジタルカメラなど、種々の画像読取装置を適用することができる。また、記録部16は、コンピュータ24から受信した画像や、ファクシミリ通信で受信した画像あるいは読取部15で読み取った画像などを、主制御部12の制御に従って用紙上に記録する。記録方法としては、例えば電子写真方式やインクジェット方式など、種々の方式を採用することができる。
【0013】
PCインタフェース17は、コンピュータ24などの外部端末と接続される。そして、例えば割込記録指示などの記録指示や、記録部16で記録すべき印刷データ、さらにはモデム19及びNCU18を介して他の装置へ送信すべきデータを外部のコンピュータ24から受け取る。なお、PCインタフェース17としては、接続されるコンピュータ24との接続方法に応じて、セントロニクスやUSB(Universal Serial Bus)など各種インタフェースを適用できる。また、PCインタフェース17をLANアダプタなどで構成し、LANを経由して複数のコンピュータやその他の機器と接続可能に構成してもよい。また、PCインタフェース17に接続されるコンピュータ24としては、パーソナル・コンピュータやワークステーションなど、どのようなコンピュータであってもよい。
【0014】
NCU18は、回線を制御して外部機器との通信を行う。また、モデム19は、NCU18を介して送受信する画像データの変復調を行う。NCU18およびモデム19を用い、ファクシミリ通信を行うことができる。
【0015】
画像メモリ20は、ファクシミリ通信で送信する画像データや受信した画像データ、読取部15で読み取った画像や、PCインタフェース17を介してコンピュータ24などから送られてくるデータ、その他処理中の画像やデータ等を格納する。
【0016】
RAM21は、主制御部12や他の各部の処理においてデータの保存が必要なときに用いられる。ROM22は、主制御部12の動作を規定したプログラムや、固定的なデータなどが格納されている。
【0017】
バス23は、通信端末装置11内の主制御部12、表示部13、操作部14、読取部15、記録部16、PCインタフェース17、NCU18、モデム19、画像メモリ20、RAM21、ROM22等を相互に接続しており、これらの間のデータ転送を可能にしている。もちろん、これらのほか、外部記憶装置など、各種の機器がバス23に接続されていてもよい。
【0018】
本発明の通信端末装置の実施の一形態における動作の一例と、通信端末装置に接続されたコンピュータ24の動作について説明する。上述のように、通信端末装置11は、コンピュータ24から受信した画像のプリント機能を有している。コンピュータ24から割込記録指示を受信すると、そのときファクシミリ通信で受信した画像またはコピーする画像の記録処理を実行中であれば、その記録処理を中断し、コンピュータ24から受信した画像の割込記録処理に移行する。また、コンピュータ24は、通信端末装置11に対して割込記録処理を行わせるために、割込記録指示などの記録指示と印刷データとからなる印刷ジョブを作成し、通信端末装置11へPCインタフェース17を介して送信するように動作する。
【0019】
図2は、本発明の通信端末装置に接続されたコンピュータにおける印刷ジョブの作成及び送信処理動作の一例を示すフロー図である。まずS31において、ユーザがデータの記録処理を行うための操作を行ったか否かをコンピュータ24で監視する。ユーザがデータの記録処理を行うための操作をしなかった場合には、S31の判断を繰り返して監視を継続する。
【0020】
データの記録処理を行うための操作が行われると、S32において、ユーザが割込プリントモードで記録処理するか、通常プリントモードで記録処理するかの選択を行うことを可能にするウインドウを開く。図3は、コンピュータにおいて割込処理の設定を行うときに表示されるウインドウ画面の具体例を示す説明図である。図3に示すウインドウには、通常プリントモードと割込プリントモードの2種類のモードを選択するチェックボックスが設けられている。ユーザはいずれかのチェックボックスを選択し、通常プリントモードあるいは割込プリントモードのいずれで記録処理を行わせるかを指示する。
【0021】
S32で例えば図3に示すようなウインドウを開き、ユーザによるプリントモードの選択が行われたら、S33において、ユーザが割込プリントモードを選択したか否かを判断する。そして、ユーザが割込プリントモードを選択した場合には、通信端末装置11において割込処理が行われるように、S34において割込記録指示を設定した印刷ジョブをプリンタ・ドライバによって作成する。具体的には、例えば通信端末装置11に所定の記録動作を行わせるためのプリントコマンドであるPJL(Printer Job Language)コマンドにおいて、割込の設定をONにしたコマンドを作成して割込記録指示とする。さらに、PJLコマンドの作成と同時に、印刷データを例えばPDL(Page Description Language)コードデータなどとして作成する。後述するように、通信端末装置11は、割込の設定をONにしたPJLコマンドを含む印刷ジョブを受信すると、割込記録処理を行う。
【0022】
また、ユーザが通常プリントモードを選択した場合には、S33からS38に進み、割込処理されない印刷ジョブ、つまり割込の設定をOFFにしたPJLコマンドなどのプリントコマンドと、例えばPDLコードデータなどの印刷データからなる印刷ジョブを作成する。
【0023】
S34またはS38で印刷ジョブを作成したら、S35において、その印刷ジョブのプリントコマンドを通信端末装置11へ送信する。このプリントコマンドに対して、通信端末装置11は、印刷データを受信できない場合はプリンタビジーが返信されてくる。S36において、この通信端末装置11からのプリンタビジーが返信されてきたか否かを判断する。そして、プリンタビジーであれば、プリンタビジー状態が解消されるまで待機する。プリンタビジーが返信されない場合、あるいは、プリンタビジー状態が解消された場合には、S37でPDLコードデータを送信してから印刷ジョブ作成、送信動処理を終了する。なお、通信端末装置11からプリンタビジーが返信された場合には、エラーメッセージを表示してコンピュータ24側における印刷処理(印刷ジョブ作成及び送信処理)を終了してもよい。
【0024】
このようにして、例えば図3に示したようなウインドウで割込プリントモードのチェックボックスをチェックしたときには、通信端末装置11に割込処理を実行させるプリントコマンドを含む印刷ジョブを作成する。したがって、後述するように、この印刷ジョブを通信端末装置11へ送信すると、通信端末装置11に対して割込記録指示を行い、この割込記録指示に係る印刷ジョブの割込処理を行うことができる。また、通常プリントモードのチェックボックスをチェックしたときには、通信端末装置11が割込処理を行わない、通常のプリントコマンドを含む印刷ジョブを作成する。この場合、印刷ジョブを通信端末装置11へ送信すると、通信端末装置11は印刷ジョブの受付順に処理される。このように、ユーザは、通常プリントモードと割込プリントモードを自在に選択することができる。なお、図3に示したウインドウは、例えばユーザからの要求に応じて随時開くようにしてもよい。もちろん、プリントモードの選択ウインドウは、図3に示す例に限られるものではなく、任意の形態でよいし、また印刷ページの設定などを行う印刷ウインドウなどに組み込んでおいてもよい。
【0025】
図4は、本発明の通信端末装置におけるコンピュータからの印刷ジョブの受信動作の一例を示すフロー図である。まず、S41において、例えば図2のS35によりコンピュータ24から送られたプリントコマンドを受信すると、S42でメモリフルフラグがONか否かを判断する。メモリフルフラグは、画像メモリ20の空き領域が所定量以上存在しない場合にONにされるフラグである。画像メモリ20は、空き領域が所定量以上存在しないと、印刷ジョブの印刷データを格納できない。そのため、S42でメモリフルフラグがONか否かを判断している。
【0026】
もし、メモリフルフラグがONのときには、通信端末装置11は新たな印刷ジョブの印刷データを受け入れることができないので、S48においてプリンタビジーをコンピュータ24に返信する。これによってコンピュータ24では、図2のS36で説明したように、プリンタビジーが解除されるまで印刷データの送出を待つことになる。このようにしてコンピュータ24からの印刷データの送出を待たせた後、S49においてメモリフルフラグを監視し、空き領域が所定量以上になってメモリフルフラグがOFFとなるまで待つ。メモリフルフラグがOFFになると、通信端末装置11はコンピュータ24からの印刷ジョブの印刷データを受け入れ可能であるので、S50においてプリンタビジーの解除をコンピュータ24に通知する。
【0027】
S42でメモリフルフラグがOFFの場合、あるいはS50でプリンタビジーを解除した後、S43において、コンピュータ24からの印刷ジョブの印刷データを受信して、印刷する画像を画像メモリ20に格納する。
【0028】
印刷する画像を画像メモリ20に格納すると、画像メモリ20の容量を消費したことになるため、画像メモリ20の空き領域の容量をチェックしておく。S44において、画像メモリ20の空き領域が所定量以上残っているか否かを判断し、画像メモリ20の空き領域が所定量以上残っていればそのままS46へ進む。また、メモリに空き領域が所定量以上残っていなければ、他の処理において画像を画像メモリ20に格納できない旨を示すため、メモリフルフラグをONにしてS46へ進む。
【0029】
次に、S46において、S43で受信したプリントコマンドにおいて割込の設定がONになっているか否かを判断する。そして、割込の設定がONになっている場合には、後述する記録処理の動作において画像コピーまたはファクシミリ受信の記録処理よりも優先して記録処理を行わせるため、S47で割込フラグをONにする。なお、この割込フラグは、ONの状態のときに、コンピュータ24からの印刷ジョブの記録動作において割込処理が行われる。以上の処理によって、コンピュータ24からの印刷ジョブの受信動作を終了する。なお、受信した印刷ジョブの画像は画像メモリ20に格納されており、後述する記録処理において記録出力されることになる。
【0030】
なお、通信端末装置11において、画像メモリ20の空き領域を必要とする処理は、コンピュータ24からの印刷ジョブの受信動作以外にも、画像コピーやファクシミリ送信における画像の読取動作、及び、ファクシミリ通信における画像の受信動作等もある。以下、これらの動作についても簡単に説明する。
【0031】
図5は、本発明の通信端末装置における画像コピーの読取動作の一例を示すフロー図である。まずS51において、操作部14で原稿のコピー枚数等の各種設定が行われ、さらにスタートキーが操作されると、読み取った画像のデータを画像メモリ20に格納可能か否かを判断するために、S52でメモリフルフラグがONであるか否かを判断する。そして、メモリフルフラグがOFFの場合には、S53ににおいて、読取部15で原稿の画像を読み取り、読み取った画像データを画像メモリ20に格納する。S54において、画像メモリ20の空き領域が残っているか否かを判断し、画像メモリ20の空き領域が残っている場合には、画像コピーの読取動作を終了する。また、画像メモリ20の空き領域が残っていない場合には、S55でメモリフルフラグをONにして画像コピーの受付動作を終了する。
【0032】
S52でメモリフルフラグがONである場合には、S56において、コピーできない旨を表示部13で表示してコピー処理を終了する。あるいは、画像メモリ20に所定量以上の空き領域ができるまで、そのまま待つように構成してもよい。
【0033】
なお、ファクシミリ送信のための画像を読み込む場合についても、S51のコピー操作の受付の代わりに、送信先の指定などのファクシミリ送信操作の受付処理を行い、後の処理は図5と同様の読取動作を行えばよい。
【0034】
図6は、本発明の通信端末装置のファクシミリ通信における画像の受信動作の一例を示すフロー図である。まず、S61においてNCU18及びモデム19を介してファクシミリ通信を受信すると、受信した画像データの受け入れが可能か否かを判断するために、S62でメモリフルフラグがONか否かを判断する。メモリフルフラグがONの場合には、受信した画像データを画像メモリ20に格納できないので、S66でファクシミリ通信先にエラーメッセージを送信してファクシミリ通信における画像の受信動作を終了する。
【0035】
また、S62でメモリフルフラグがOFFの場合には、S63において、画像データを受信して、受信した画像データを画像メモリ20に格納する。S64において、受信した画像データの画像メモリ20への格納後に画像メモリ20の空き領域が残っているか否かを判断する。画像メモリ20の空き領域が残っている場合には、そのままファクシミリ通信における画像の受信動作を終了する。また、画像メモリ20の空き領域が残っていない場合には、新たな画像データの受信及び他の処理における画像の格納を行うことができないので、S65においてメモリフルフラグをONにしてから、ファクシミリ通信における画像の受信動作を終了する。
【0036】
上述のように、図4〜図6に示した各動作においては、画像メモリ20に画像データを格納する処理が含まれている。画像メモリ20に画像データを格納する際には、画像データの格納前にメモリフルフラグがONか否かを判断して、画像データを格納できるか否かを確認している。また、画像データを画像メモリ20に格納した後に画像メモリ20の空き領域が残っていない場合には、それ以降に画像データを格納することができない。そのため、画像メモリ20への画像の格納後に画像メモリ20の空き領域の容量をチェックし、空き容量が所定量以下の場合にはメモリフルフラグをONにする処理を行っている。
【0037】
次に、通信端末装置11において、コンピュータ24からの印刷ジョブの受信、画像コピーの受付、及びファクシミリ通信における画像の受信によってメモリに格納された画像データを記録する動作について説明する。
【0038】
図7は、本発明の通信端末装置における記録動作の一例を示すフロー図である。まず、S71〜S73において、それぞれの機能ごとに記録出力すべき画像データが画像メモリ20に格納されているか否かを判定し、格納されていれば、それぞれの機能に対応した記録出力の処理を行う。なお、S71〜S73の処理は、いずれを先に行ってもよい。また、記録出力すべき画像データが存在しない場合には、S71〜73を繰り返して実行していてもよいし、記録出力すべき画像データが存在しなくなった時点で処理を終了し、再び記録出力すべき画像データが画像メモリ20に格納された時点で、図7に示す処理を開始してもよい。
【0039】
S71において、コンピュータ24から受信した印刷ジョブの画像データがメモリに格納されている否かを判断する。画像メモリ20に画像データが格納されている場合には、S74において、記録部16でその印刷ジョブの1頁目の画像データの記録を行う。さらに、その画像データが格納されていた画像メモリ20中の領域を解放する。S75において、S74で画像データの領域を解放したことによって画像メモリ20の空き領域が所定量以上となったか否かを判断する。そして、画像メモリ20の空き領域が所定量以上となった場合には、新しい画像データを画像メモリ20に格納可能である旨を他の処理に知らせるため、S76においてメモリフルフラグをOFFにしてS77へ進む。なお、画像データの領域を解放しても画像メモリ20の空き領域が所定量以上とならない場合には、S77へそのまま進む。S77では、この印刷ジョブに記録出力すべき次頁があるか否かを判断する。そして、記録出力すべき次頁がある場合には、S74へ戻って、次頁の記録出力を行う。このようにして、最終頁まで記録出力したら、1つの印刷ジョブの記録出力を終え、S71へ戻る。
【0040】
S72では、画像コピーの印刷ジョブが画像メモリ20に格納されているか否かを判断する。そして、印刷ジョブが格納されている場合には、S78において、記録部16で画像コピーの印刷ジョブの1頁分の記録を行う。また、記録を終えた1頁分の画像の画像メモリ20中の領域を解放する。S79において、S78の領域解放によって画像メモリ20の空き領域が所定量以上となったか否かを判断する。そして、画像メモリ20の空き領域が所定量以上となった場合には、S80においてメモリフルフラグをOFFにし、新しい画像データを画像メモリ20に格納可能になったことを他の処理に通知する。また、画像メモリ20の空き領域が所定量以上残っていない場合には、S81へそのまま進む。
【0041】
S81において、記録処理実行中の印刷ジョブに記録すべき次頁の画像が存在するか否かを判断する。そして、次頁がない場合には、この印刷ジョブの記録がすべて終了しているので、S71に戻る。また、次頁の画像がある場合には次頁の画像を記録出力するが、その前にS82で割込フラグがONになっているか否かを判断する。これによって、記録中にコンピュータ24からプリントコマンドの割込設定をONにした印刷ジョブを受け取っているか否かを判断することができる。割込フラグがONの場合には、S83で割込フラグをOFFにして、さらに割込設定をONにしたプリントコマンドの受付を可能にしておき、S84において、割込設定をONにした印刷ジョブのすべての頁の記録を行う。このようにして、画像コピーの記録中に、コンピュータ24から割込指示を受けた印刷ジョブを優先して記録出力することができる。
【0042】
S84における割込記録処理によりすべての頁の記録を終えたら、S82に戻り、プリントコマンドの割込設定をONにした印刷ジョブを新たに受け取っているか否かを判断する。もし、割込記録中に新たな割込設定をONにした印刷ジョブを受け取っている場合には、続けてその印刷ジョブについての割込記録処理を行うことになる。
【0043】
S82で割込フラグがOFFであり、割込記録を行うべき印刷ジョブがなくなっていれば、S78へ戻り、中断していた印刷ジョブの次頁の記録を再開する。
【0044】
さらにS73において、ファクシミリ通信で受信した画像データがメモリに格納されているか否かを判断する。そして、ファクシミリ通信で受信した画像データが存在しない場合には、S71に戻って以上の処理を繰り返す。また、ファクシミリ通信で受信した画像データが存在する場合には、S78に進んで画像コピーの印刷ジョブと同じ処理を行う。
【0045】
以上説明したように、通信端末装置11においては、画像コピーの画像データ及びファクシミリ通信で受信した画像データの記録処理中には、処理中の印刷ジョブの1頁分の記録を行う毎に割込フラグをチェックすることによって、コンピュータ24からの割込記録を可能にしている。なお、上述の例においては、割込フラグのチェックを処理中の印刷ジョブの1頁分を記録する毎に行うようにしたが、2頁分あるいはそれ以上の頁分の記録を行う毎にチェックする構成にしてもよい。また、割込フラグがONになった場合でも、その時点で受け付けている印刷ジョブ数や記録すべき頁数が所定数以下の場合には、割込処理を行わずに処理中の印刷ジョブの各頁の記録を続行するようにしてもよい。さらに、コンピュータ24からの割込指示に従った割込記録処理を行うか否かを設定可能に構成してもよい。なお、上述の例ではコンピュータ24から送られてきた印刷ジョブ中の印刷データの画像を画像メモリ20に格納することを前提として説明しているが、印刷データがPDLコードデータ等の場合には、その印刷データを画像メモリ20に代えてRAM21に格納してから画像に展開してもよい。
【0046】
上述の記録処理において、記録を終了した画像の領域を解放した際に、画像メモリ20の空き領域が所定量以上となればメモリフルフラグをOFFにしているが、同様な処理はファクシミリ通信時に1頁分の画像を送信し終えた際にも行うことができる。すなわち、1頁分の画像をファクシミリ送信したら、送信した画像の領域を解放し、画像メモリ20の空き領域が所定量以上となればメモリフルフラグをOFFにすればよい。
【0047】
次に、コンピュータ24から通信端末装置11へ割込記録指示を行ったときに、図2ないし図7で示した動作によって、割込指示を行った印刷ジョブがどのような順序で割込処理されるかについて具体的に説明する。図8は、コンピュータから通信端末装置へ割込記録指示を2回続けて行った場合における印刷ジョブの処理順序の説明図である。なお、図8では、記録操作(1)及び記録操作(2)とも、ユーザがデータの記録処理を指示する操作を行ったときに、例えば図3に示したウインドウなどによって割込プリントモードを選択したものとする。また、通信端末装置11においては、画像コピーで記録する画像の記録処理またはファクシミリ通信で受信した画像の記録処理を実行中に、記録操作(1)で作成された印刷ジョブ(JOB1)を受信したとする。また、記録操作(1)で作成された印刷ジョブ(JOB1)の記録処理を実行中に、記録操作(2)で作成された印刷ジョブ(JOB2)を受信したものとする。
【0048】
まず、コンピュータ24では、ユーザがコンピュータ24において記録操作(1)を行うと、通常の記録指示を含むコマンド、つまり割込の設定をONにしたPJLコマンドと、記録処理される画像データを生成するためのPDLコードデータ(JOB1)が作成される。そして、まず割込指示がONになったPJLコマンドを通信端末装置11へ送信し、データ転送が可能であれば続けてPDLコードデータを印刷データとして通信端末装置11へ送信する。通信端末装置11では、このPJLコマンドをPCインタフェース17を介して受信すると、主制御部12の制御によって記録部16で記録中の頁の記録が終了し次第、記録中の印刷ジョブの処理を中断して割込記録処理に移行し、PDLコードデータ(JOB1)から生成される画像の記録処理を開始する。
【0049】
さらにコンピュータ24は、PDLコードデータ(JOB1)の記録中に、割込の設定をONにしたPJLコマンドとPDLコードデータ(JOB2)を作成し、通信端末装置11へ送信する。通信端末装置11は、印刷ジョブ(JOB1)の記録処理中にこの2番目の印刷ジョブ(JOB2)を受信すると、最初の印刷ジョブ(JOB1)の記録終了後、続けて2番目の印刷ジョブ(JOB2)の記録処理を実行する。そして、2番目の印刷ジョブ(JOB2)の記録を終了すると、これらの割込記録処理で中断していた画像コピーの記録処理またはファクシミリ通信で受信した画像の記録処理を再開する。
【0050】
図9は、コンピュータから通信端末装置へ割込記録指示と通常の記録指示を続けて行った場合における印刷ジョブの処理順序を示す説明図である。図8に示した処理において、コンピュータ24で2番目の印刷ジョブ(JOB2)に対して通常プリントモードを選択した場合には、図9に示すような処理順序になる。すなわち、最初の印刷ジョブ(JOB1)の記録処理を終えると、中断していた画像コピーの記録処理またはファクシミリ通信で受信した画像の記録処理を再開し、この処理が終了してから2番目の印刷ジョブ(JOB2)の記録処理を実行する。
【0051】
図10は、コンピュータから通信端末装置へ通常の記録指示を2回続けて行った場合における印刷ジョブの処理順序を示す説明図である。コンピュータ24で最初の印刷ジョブ(JOB1)と2番目の印刷ジョブ(JOB2)をともに通常プリントモードとした場合には、以下のような処理順序になる。すなわち、通信端末装置11で最初の印刷ジョブ(JOB1)を受信した時に実行されていた記録処理はそのまま継続され、この処理が終了した後に、コンピュータ24から受信した最初の印刷ジョブ(JOB1)と2番目の印刷ジョブ(JOB2)の記録処理を続けて行う。
【0052】
なお、図10において例えば2番目の印刷ジョブ(JOB2)が割込プリントモードが選択されている場合、図10に示すように最初の印刷ジョブ(JOB1)の記録終了後に2番目の印刷ジョブ(JOB2)の印刷を行うほか、最初の印刷ジョブ(JOB1)の途中で割り込んで、2番目の印刷ジョブ(JOB2)の記録を行うように構成してもよい。
【0053】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、コンピュータなどの端末装置においてユーザが割込記録処理か通常記録処理を選択可能であり、端末装置で割込記録処理がユーザにより選択された場合には、通信端末装置において他の記録処理を実行中でも割込処理することが可能であり、通信端末装置に接続された端末装置から割込を指示して優先的に記録処理を行わせることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信端末装置の実施の一形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の通信端末装置に接続されたコンピュータにおける印刷ジョブの作成及び送信処理動作の一例を示すフロー図である。
【図3】コンピュータにおいて割込処理の設定を行うときに表示されるウインドウ画面の具体例を示す説明図である。
【図4】本発明の通信端末装置におけるコンピュータからの印刷ジョブの受信動作の一例を示すフロー図である。
【図5】本発明の通信端末装置における画像コピーの読取動作の一例を示すフロー図である。
【図6】本発明の通信端末装置のファクシミリ通信における画像の受信動作の一例を示すフロー図である。
【図7】本発明の通信端末装置における記録動作の一例を示すフロー図である。
【図8】コンピュータから通信端末装置へ割込記録指示を2回続けて行った場合における印刷ジョブの処理順序の説明図である。
【図9】コンピュータから通信端末装置へ割込記録指示と通常の記録指示を続けて行った場合における印刷ジョブの処理順序を示す説明図である。
【図10】コンピュータから通信端末装置へ通常の記録指示を2回続けて行った場合における印刷ジョブの処理順序を示す説明図である。
【符号の説明】
11…通信端末装置、12…主制御部、13…表示部、14…操作部、15…読取部、16…記録部、17…PCインタフェース、18…NCU、19…モデム、20…画像メモリ、21…RAM、22…ROM、23…バス、24…コンピュータ。
Claims (3)
- 通信端末装置と外部端末が接続された記録システムであって、前記通信端末装置は、画像を記録する記録手段と、外部端末を接続する外部接続手段と、前記記録手段で画像を記録中に前記外部接続手段から記録指示を受付可能であるとともに該記録指示が割込記録指示である場合には割込記録処理に移行するように制御する制御手段を有し、前記外部端末は、ユーザが通常記録処理と割込記録処理を指示可能であり、ユーザが割込記録処理を選択した場合に前記通信端末装置において割込処理が行われるように割込記録指示を作成し、通常記録処理を選択した場合には割込処理されない記録指示を作成して、前記通信端末装置へ送信することを特徴とする記録システム。
- 通信端末装置と接続された端末装置において、ユーザが通常記録処理と割込記録処理のいずれかを選択指示する指示手段と、ユーザが割込記録処理を選択した場合に前記通信端末装置において割込処理が行われるように割込記録指示を作成し通常記録処理を選択した場合には割込処理されない記録指示を作成して前記通信端末装置へ送信するプリンタドライバを有することを特徴とする端末装置。
- 通信端末装置に記録指示を行うコンピュータで実行可能なプログラムであって、ユーザからの通常記録処理と割込記録処理のいずれかの選択指示を受け付け、ユーザが割込記録処理を選択した場合に前記通信端末装置において割込処理が行われるように割込記録指示を作成し通常記録処理を選択した場合には割込処理されない記録指示を作成して前記通信端末装置へ送信することを特徴とするコンピュータで実行可能なプログラム。
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