JPH1061103A - 柱脚構造 - Google Patents

柱脚構造

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JPH1061103A
JPH1061103A JP8220196A JP22019696A JPH1061103A JP H1061103 A JPH1061103 A JP H1061103A JP 8220196 A JP8220196 A JP 8220196A JP 22019696 A JP22019696 A JP 22019696A JP H1061103 A JPH1061103 A JP H1061103A
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inclination
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JP8220196A
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English (en)
Inventor
Masanari Higuchi
眞生 樋口
Shin Yamazaki
心 山崎
Hidemitsu Sueyoshi
秀光 末吉
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MATSUO KENSETSU KK
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MATSUO KENSETSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 基礎ブロック10と同基礎ブロック10
に建て込まれる柱体20とを有し、さらに柱体20を基
礎ブロック10に建て込んだ状態で、柱体20の傾斜を
調整可能な傾斜調整機構を柱体20の基部に備えてい
る。 【効果】 現場施工の短縮化が達成され、かつ建て込み
後における柱の傾斜調整が可能となり、しかもその調整
が柱体基部で行えるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は柱脚構造、より詳し
くは、建築物における木製あるいは鋼製などの柱体と基
礎ブロックとからなる柱脚構造に関する。
【0002】
【従来の技術】大型建築物から自転車小屋あるいは公園
に設置される日除け棚に至るまで、すべての建築物にお
いて、柱は基礎構造物とともに最も重要な構成部材であ
り、この基礎及び柱を基準として、屋根材や壁材等が組
み立てられている。
【0003】このような基礎及び柱の最も一般的な構造
は、特に一般の木造家屋で採用されているように、連続
したコンクリート製の布基礎を形成し、この上に土台と
いわれる木製の水平部材をアンカーボルトで固定し、さ
らに、この土台の上にかすがい等によって柱を垂直に建
て込むものである。
【0004】また、鋼製の材料を用いる場合、図7に示
すように、基礎コンクリート50内にアンカーボルト5
1を埋め込み、一方、柱55の下端部にはベースプレー
ト56を溶接によって固着し、ベースプレート56に形
成されたボルト孔(図示せず)からアンカーボルト51
の頭部を露出させて、ここにナット57を螺合すること
により、柱55が基礎コンクリート50上に固定されて
いる。
【0005】このような柱脚構造において、最も困難で
あるのが、柱を如何に垂直となるようにに建て込むかで
あり、数メートルもある柱の場合、基部における数ミリ
の傾きが、上端部においては数十センチの開きとなって
現れることとなる。
【0006】従来このような柱の傾斜の調整は、柱の下
に鉄筋を埋め込んだ半球状のモルタルを設け、この上で
柱が垂直になるように動かすことによって行われてい
る。
【0007】しかしながら、この場合調整が困難である
ばかりでなく、一旦固定した柱が動きやすく、また、微
妙な調整は困難を極め、さらには、柱を建て込んだ後に
その傾斜を調整することはできない。
【0008】このため、施工が困難な高い位置での屋根
材の調整が必要となり、また、調整の幅にも限界があ
り、甚だしい場合、柱の建て込み直しなどが発生し、こ
れが施工能率向上の阻害要因となっている。
【0009】一方、現場施工の短縮化を目的とし、建築
部材の工場製品化、すなわち、二次製品化が進められて
おり、基礎コンクリートも一部、独立基礎をブロック化
する二次製品化が試みられている。しかしながら、この
場合にも、基礎ブロックの上端にアンカーボルトを突出
させ、このアンカーボルトに柱を固定する構造であるた
め、施工期間の短縮化は達成できるものの、上記した現
場施工でのコンクリート基礎と基本的構造は変わらず、
建て込み後における傾斜状態の調整は困難である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、柱建て込み
施工時における上記問題点を解消するもので、施工期間
の短縮が可能であり、かつ建て込み後における柱の傾斜
調整を可能とし、建築物の現場施工を簡易にする柱脚構
造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の柱脚構造は上記
目的を達成するために、基礎ブロックと同基礎ブロック
に建て込まれる柱体とを有し、さらに同柱体を前記基礎
ブロックに建て込んだ状態で、前記柱体の傾斜を調整可
能な傾斜調整機構を同柱体の基部に備えていることを特
徴とする。
【0012】これによって、施工期間が短縮化され、か
つ建て込み後における柱の傾斜調整が可能となり、建築
物の現場施工が簡易となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
基礎ブロックと同基礎ブロックに建て込まれる柱体とを
有し、さらに同柱体を前記基礎ブロックに建て込んだ状
態で、前記柱体の傾斜を調整可能な傾斜調整機構を同柱
体の基部に備えたもので、これによって、現場施工の短
縮化が達成され、かつ建て込み後における柱の傾斜調整
が可能となり、しかもその調整が柱体基部で行えるよう
になる。
【0014】請求項2に記載の発明は、基礎ブロックと
同基礎ブロックに建て込まれる柱体とを備え、前記基礎
ブロックに前記柱体挿入用の建て込み穴と、前記柱体固
定用のアンカーボルトとを備え、前記柱体には、前記基
礎ブロックの建て込み穴に挿入される挿入部と、同挿入
部の上端に前記アンカーボルトと連結される柱体固定用
のベースプレートと、さらに前記アンカーボルトとの間
で同柱体を前記基礎ブロックに建て込んだ状態で前記柱
体の傾斜を調整可能な傾斜調整機構を構成するナット部
材を備えている。
【0015】これによって、現場施工の短縮化が達成さ
れ、かつ基礎ブロックと柱を固定するベースプレートの
位置、すなわち柱体の基部で柱体の傾斜を調整すること
が可能となる。
【0016】基礎ブロックの材料としては、基礎部材と
して最も汎用性のある通常のコンクリートや、軽量化を
目的とした軽量骨材を用いた軽量コンクリート、また、
レジンコンクリートなどの合成樹脂製のものを使用する
ことができる。
【0017】基礎ブロックに設けられる柱体挿入用の建
て込み穴は、基礎ブロック形成時に、柱体よりも若干大
きい外形を有する紙ボイド管を埋め込んでおくか、また
は、抜き型枠を設置しておくことによって形成すること
ができる。
【0018】柱体の外径と建て込み穴内径との差、すな
わち隙間は、後ほど充填するモルタルあるいは生コンク
リートを空隙を生じさせることなく充填させ、かつ、使
用するモルタル等の量を最小限に抑えるためには、片方
が30〜50mm程度が望ましい。
【0019】柱体としては、木製、鋼製、合成樹脂製等
からなり、断面が円形、矩形あるいはそれ以外の形状の
ものを使用することができ、この柱体の基部を柱体と同
断面あるいは異なる断面とし、基礎ブロックの建て込み
穴に挿入される挿入部とする。挿入部の長さは、後述す
るように、ベースプレートの基礎ブロック天端への着座
を容易にするために、建て込み穴の深さよりも10cm
程度短くする。これによって、建て込み穴内に異物があ
る場合にも、基礎ブロックの建て込み穴内に柱体を建て
込み、この状態で、ベースプレートの基礎ブロック天端
へ着座させることができる。
【0020】ベースプレートは、アンカーボルト挿通用
の孔を有し、前述したように、柱体を基礎ブロックに建
て込んだ状態で、基礎ブロックの天端面に着座させるも
ので、柱体が鋼製の場合、溶接によってベースプレート
と柱体とが固着され、柱が木製の場合にはビスやボルト
あるいは接着によって、柱体に固定される。材料として
は、強度の点から鋼製が最も一般的であるが、そのほか
にも、高強度プラスティックなどを用いることができ
る。
【0021】アンカーボルトとの間で傾斜調整機構を構
成するナット部材としては、従来公知の各種ナット部材
を使用することができる。ベースプレートのボルト孔を
挿通したアンカーボルトの頭部にナット部材を螺合し、
この締め込み量を加減することによって、ベースプレー
トの傾斜状態を調整し、結果として、ベースプレートに
固着された柱体の傾斜を調整することが可能となる。こ
のような、アンカーボルト、ベースプレート、ナット部
材で構成される傾斜調整機構は、ベースプレートが矩形
状の場合、その隅部内側に4カ所設けるのが望ましい。
これによって、あらゆる方向の傾斜に対応可能となる。
【0022】請求項3記載の発明は、傾斜調整機構を構
成するナット部材が、前記アンカーボルトに螺合され前
記ベースプレートを上下面から挟み込む一対のナットか
らなるもので、このような構造によって、ベースプレー
ト下面のナットでベースプレートの傾斜を調整し、ベー
スプレート上面のナットでベースプレート、すなわち柱
体とアンカーボルトとを固定することができる。
【0023】請求項4記載の発明は、建て込み穴と柱体
との間の空隙にモルタルあるいは生コンクリートを流し
込んで硬化させたもので、これによって、柱基端部を基
礎ブロックと完全に一体化し、施工後における柱体のぐ
らつきをなくすことができる。使用するモルタルあるい
は生コンクリートは、建て込み穴と柱体との間の狭い空
隙に充填され完全に隙間をなくすことが必要で、打ち込
み時においては、適度な流動性を有する高流動化モルタ
ルが望ましく、また、硬化後において収縮による空隙を
生じない無収縮性のものが望ましい。
【0024】請求項5に記載の発明は、前記柱体を中空
部を有する鋼製品とし、同柱体の中空部内にモルタルあ
るいは生コンクリートを流し込んで硬化させているもの
で、これによって、特に衝撃により発生する曲げ強度に
優れたものとなる。
【0025】請求項6に記載の発明は、前記基礎ブロッ
クの上部に前記ベースプレート及び傾斜調整機構を覆う
継ぎ足し部を形成したもので、これによって、傾斜調整
機構のゆるみや腐食を防止して、半永久的に所定の傾斜
状態を維持することができるようになる。この継ぎ足し
部の材料としては、セメントモルタルやコンクリート、
あるい合成樹脂を用いることができる。
【0026】以下本発明の特徴を図面に示す実施の形態
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形
態を示す部分切欠斜視図、図2は図1に示す柱脚構造の
正面図である。
【0027】10はコンクリート製の基礎ブロックで、
この基礎ブロック10は、水平断面が正方形状のベース
10aと、ベース10aの中央に同じく水平断面が正方
形で幅がベースの約1/5の立ち上がり10bとから構
成されている。11は立ち上がり10bの中央縦方向に
形成された建て込み穴で、後述する柱体をこの中に建て
込むためのものである。
【0028】基礎ブロック10の立ち上がり10bに
は、その四隅に先端をU字状に折り曲げたアンカーボル
ト12が埋め込まれており、図3に明瞭に示す通り、そ
の頭部約100mmを立ち上がり10bの天端面より突
出させている。
【0029】図4(a)は基礎ブロックの配筋状態を示
す平面図、(b)は同じく正面図で、同図に示すよう
に、基礎ブロック10のベース10a及び立ち上がり1
0bは、それぞれ主筋13、帯筋14、頂部補強筋15
によって補強され、特に、ベース10aから立ち上がり
10bに繋がる主筋13によって、ベース10aと立ち
上がり10bとの一体化を図っている。
【0030】図1、図2に戻って、20は基礎ブロック
10の建て込み穴11に下端を挿入固定された水平断面
が円形の柱体で、外部に突出する柱本体20a、この下
端に連続し、建て込み穴11内に埋め込まれる挿入部2
0bを有する。本実施の形態においては、加工性の点か
ら、柱本体20aと挿入部20bとは連続した同一部材
としたが、挿入部20bを柱本体20aよりも大断面あ
るいは小断面とするなど、異なる部材とすることも可能
である。
【0031】図5の水平断面図を参照して、柱本体20
a及び挿入部20bの内部には、補強用としてH鋼20
c及びカバープレート20dが配設され、さらに空間内
には充填コンクリート20eが設けられている。このよ
うな構造によって、特に衝撃により発生する曲げ強度に
優れたものとなる。
【0032】21は柱本体20aと挿入部20bの間に
設けられたベースプレートで、溶接によって鋼製の柱体
20に固着されている。このベースプレート21は、柱
体20を基礎ブロック10に建て込んだ状態で、アンカ
ーボルト12に固定させるもので、アンカーボルト12
の形成位置に対応した位置に、アンカーボルト挿通用の
孔21aが形成されている。
【0033】図2の部分拡大図に明瞭に示すように、ア
ンカーボルト12には、ベースプレート21の下面に配
置された下ナット22a、及びベースプレート21の上
面に配置された上ナット22bからなる一対のナット体
22が螺合されており、これによって、ベースプレート
21がアンカーボルト12に固定され、すなわち、柱体
20が基礎ブロック10に固定されている。
【0034】このように、アンカーボルト12をベース
プレート21の四隅に配置し、さらに下ナット22a及
び上ナット22bからなる一対のナット体22によっ
て、ベースプレート21を固定する構造にすることによ
って、ベースプレート21を支持する下ナット22aの
高さを調整することでベースプレート21の傾斜、すな
わち柱体20の傾きを調整することができ、上ナット2
2bを締め付けることによって、柱体の傾斜状態を維持
することができる。
【0035】さらに本実施の形態では、図1に示すよう
に、建て込み穴11と柱体20との間の空隙には無収縮
製のモルタルを流し込んで硬化させた充填コンクリート
25を形成している。これによって、柱体20基端部を
基礎ブロック10と完全に一体化し、施工後における柱
体のぐらつきをなくすことができる
【0036】26は基礎ブロック10の上部に形成さ
れ、ベースプレート21、アンカーボルト12、ナット
体22を閉塞するための継ぎ足し部で、本実施の形態で
は立ち上がり10bと同じ水平断面としている。このよ
うな継ぎ足し部26を設けることによって、、ベースプ
レート21、アンカーボルト12、ナット体22の腐食
や、またナット22a,22bのゆるみを防止して、半
永久的に所定の傾斜状態を維持することができるように
なる。この継ぎ足し部の材料としては無収縮モルタルを
使用している。
【0037】次いで、図6を参照して、上記基礎ブロッ
ク10への柱体20の建て込み手順について説明する。
【0038】まず、図6(a)に示す基礎ブロック10
のアンカーボルト12に、下ナット22aのみを螺合さ
せた状態で、ベースプレート21のボルト孔21aにア
ンカーボルト12の頭部を挿通させながら、柱体20を
基礎ブロック10の建て込み穴11内に建て込む。これ
によって、4カ所の下ナット22aで柱体20に固着さ
れたベースプレート21がほぼ水平状態で支持されるこ
ととなる(図6(b)参照)。
【0039】この状態で柱体20が鉛直軸に対して、θ
度傾いている場合、下ナット22aを正逆回転させて傾
斜を粗調整する。
【0040】次いで、図6(c)に示すように、ベース
プレート21を下ナット22aとで挟み込むように上ナ
ット22bを螺合し、締め付けて傾斜状態を固定する。
この段階においても、下ナット22aおよび上ナット2
2bを回転させることにより、傾斜調整は可能である。
この状態、すなわち、柱体20を仮固定した状態で、柱
体20の上部に屋根材などを取り付け、再度柱体20の
傾斜状態を確認し、傾斜している場合には、下ナット2
2aおよび上ナット22bの回転によって調整する。
【0041】屋根材の組立が完了し、柱体20の傾斜状
態が確認されたた段階で、図6(d)に示すように、継
ぎ足し部26を形成する。継ぎ足し部26の施工は、仮
枠27をボルト、ナットからなる固定具27aによっ
て、基礎ブロック10に固定し、この仮枠27により形
成された空間内に無収縮モルタルを充填することにより
行う。モルタルが硬化した後に、仮枠27を撤去するこ
とにより、図1、図2に示す柱脚構造が完成する。
【0042】このように、本発明の柱脚構造によれば、
現場施工の短縮化が達成され、かつ建て込み後における
柱の傾斜調整が可能となり、しかもその調整を柱体基部
で行うことができ、総合的に現場施工を容易に行うこと
ができる。
【0043】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏すること
ができる。
【0044】(1)請求項1及び請求項2記載の発明に
よれば、現場施工の短縮化が達成され、かつ建て込み後
における柱の傾斜調整が可能となり、しかもその調整を
柱体基部で行うことができる。
【0045】(2)請求項3記載の発明によれば、ベー
スプレート下面のナットでベースプレートの傾斜を調整
し、ベースプレート上面のナットでベースプレート、す
なわち柱体とアンカーボルトとを固定することができ
る。
【0046】(3)請求項4記載の発明によれば、柱基
端部を基礎ブロックと完全に一体化し、施工後における
柱体のぐらつきをなくすことができる。
【0047】(4)請求項5記載の発明によれば、中空
状の鋼製柱における曲げ強度を向上させることができ、
車両等の衝撃による損傷を防ぐことができる。
【0048】(5)請求項6記載の発明によれば、傾斜
調整機構のゆるみや腐食を防止して、半永久的に所定の
傾斜状態を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示す部分切欠斜視図
である。
【図2】 図1に示す柱脚構造の正面図である。
【図3】 基礎ブロックの正面図である。
【図4】 (a)は基礎ブロックの配筋を示す平面図、
(b)は同じく正面図である。
【図5】 柱体の水平断面図である。
【図6】 柱体の建て込み手順を示す説明図である。
【図7】 従来の柱脚構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 基礎ブロック 10a ベース 10b 立ち上がり 11 建て込み穴 12 アンカーボルト 13 主筋 14 帯筋 15 頂部補強筋 20 柱体 20a 柱本体 20b 挿入部 20c H鋼 20d カバープレート 20e 充填コンクリート 21 ベースプレート 21a ボルト孔 22 ナット体 22a 下ナット 22b 上ナット 25 充填コンクリート 26 継ぎ足し部 27 仮枠 27a 固定具

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎ブロックと同基礎ブロックに建て込
    まれる柱体とを有し、さらに同柱体を前記基礎ブロック
    に建て込んだ状態で、前記柱体の傾斜を調整可能な傾斜
    調整機構を同柱体の基部に備えていることを特徴とする
    柱脚構造。
  2. 【請求項2】 基礎ブロックと同基礎ブロックに建て込
    まれる柱体とを備え、前記基礎ブロックに前記柱体挿入
    用の建て込み穴と、前記柱体固定用のアンカーボルトと
    を備え、前記柱体には、前記基礎ブロックの建て込み穴
    に挿入される挿入部と、同挿入部の上端に前記アンカー
    ボルトと連結される柱体固定用のベースプレートと、さ
    らに前記アンカーボルトとの間で同柱体を前記基礎ブロ
    ックに建て込んだ状態で前記柱体の傾斜を調整可能な傾
    斜調整機構を構成するナット部材を備えていることを特
    徴とする柱脚構造。
  3. 【請求項3】 前記ナット部材が、前記アンカーボルト
    に螺合され前記ベースプレートを上下面から挟み込む一
    対のナットからなることを特徴とする請求項2記載の柱
    脚構造。
  4. 【請求項4】 前記建て込み穴と柱体との間の空隙部分
    に、モルタル又は生コンクリートを流し込んで硬化させ
    ていることを特徴とする請求項2,3記載の柱脚構造。
  5. 【請求項5】 前記柱体を中空部を有する鋼製品とし、
    同柱体の中空部内にモルタル又は生コンクリートを流し
    込んで硬化させていることを特徴とする請求項2,3,
    4記載の柱脚構造。
  6. 【請求項6】 前記基礎ブロックの上部に前記ベースプ
    レート及び傾斜調整機構を覆う継ぎ足し部を形成してい
    ることを特徴とする請求項2,3,4,5記載の柱脚構
    造。
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