JPH0384119A - 建造物の柱体立設構造 - Google Patents

建造物の柱体立設構造

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JPH0384119A
JPH0384119A JP22252389A JP22252389A JPH0384119A JP H0384119 A JPH0384119 A JP H0384119A JP 22252389 A JP22252389 A JP 22252389A JP 22252389 A JP22252389 A JP 22252389A JP H0384119 A JPH0384119 A JP H0384119A
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JP
Japan
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column
foundation
concrete
reinforcing bars
base
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JP22252389A
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English (en)
Inventor
Hiroto Gomi
五味 寛人
Harukatsu Kadoya
治克 角屋
Norio Noda
野田 憲雄
Keisuke Sugiura
圭介 杉浦
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Okabe Co Ltd
Original Assignee
Okabe Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野1 本発明は、建造物の柱体の立設にあたって、基礎構造物
に鉄骨または鉄骨、鉄筋の柱脚部を結合して、柱体を立
設する構造に関するものである。
[従来の技術] 建造物の柱体立設にあたっては、その柱脚を基礎構造物
に固定することが行なわれているが、柱脚の固定形式と
しては、埋込式、板巻式及びアンカーボルト式があり、
アンカーボルト式によるものは、基礎床面の利用空間が
広くとれ、施工性が良好である、ということで評価され
ている。
従来、アンカーボルトによる一般的な方法としでは、基
礎コンクリート上に、アンカーボルトを埋設した基礎柱
体を立設し、これに鉄骨の柱脚を固定して鉄骨量りに鉄
筋を配設することが行なわれている6例えば第4図に示
したように、基礎柱体27にアンカーボルト28、28
及びこれを囲んで基礎柱体27の縦主筋29、29を設
け、縦主筋29.29にフープ筋30゜30を巻いたも
のを、それらの上端部を露出して埋め込み、アンカーボ
ルト28.28の露出された上端部に、柱脚10の下端
のベースプレート11を通して、ナツト15を締め込ん
で固定し、縦主筋29.29の露出された上端部には、
更にフープ筋31.31を結合して、基礎柱体27に継
続して所要の高さまで根巻きのコンクリート32を打設
して、建造物の柱体を構築するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題J このように、従来の柱脚と基礎構造物との結合は、主筋
とアンカーボルトを多数使用し、かなり複雑な構造とな
っている。それは、鉄骨柱脚と基礎構造との接合が、ア
ンカーボルトの支持力により設計され、また、基礎はア
ンカーボルトからの力に耐えられるように主筋を設置す
るためであって、必然的にアンカーボルトや基礎の主筋
の数が多くなり、また主筋へのコンクリートの被り厚を
必要とすることから、第4図に示すように、基礎柱体の
寸法が大きくなるばかりでなく、基礎柱体上に構築され
る建造物の柱体の寸法も必然的に大きくなって、施工が
面倒であると共に多くの工費を要することになるという
問題がある。
本発明は、上記従来のアンカーボルト式に。
よる柱脚の結合構造の改善を図り、結合強度と剛性が大
であると共に、柱体の寸法を過大なものとしないですみ
、経済性を高め得る、建造物の柱体立設構造を提供しよ
うとするものである。
〔課題を解決するための手段1 次に、本発明の構成について、実施例に対応する第1〜
9図を参照して説明すると、請求項1の発明は、コンク
リート基盤上に、上端部に外ネジを螺設したネジ鉄筋を
縦主筋とし、その外ネジ部を上方に突出させた鉄筋コン
クリート基礎柱体を立設し、この基礎柱体上に、下端に
ベースプレートを設けた鋼製の柱脚を載置し、前記の突
出した縦主筋をベースプレートのボルト挿通孔に通して
、ナツトを緊締して結合したことを特徴と゛するもので
ある。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、上
記の突出した主筋に、柱用の主筋を結合して、鉄骨柱脚
の周囲に配筋し、コンクリートを打設して建造物の柱体
を形成したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の発明にお
いて、コンクリート基盤上に突出させた基礎杭の主筋を
、上端部に外ネジを螺設したネジ鉄筋として立設し、そ
れらのネジ鉄筋を主筋として、その外ネジ部を上方に突
出させて、コンとして立設し、それらのネジ鉄筋コンク
リート基礎柱体を立設したことを特徴とするものである
[実施例J 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1〜3図は、建造物の鋼製柱体の立設において、その
柱脚の基礎構造物への結合例を示したもので、lはコン
クリート基盤で、栗石2と捨コン3により形成されてい
る。4はコンクリート基盤l上に立設されたコンクリー
ト基礎柱体で、その下部には拡大された台盤5が形成さ
れている。また、この基礎柱体4は、基盤1上に鉄筋コ
ンクリートの基礎梁6.6と結合されている。そして、
基礎柱体4内には、第2図に示すように、上下方向に延
長する、上端部に外ネジ9を設けたネジ鉄筋よりなる縦
主筋7.7の多数本が配設されており、その上端部は基
礎柱体4の上方に所要の長さにわたり突出し、下端部は
それぞれ水平方向に屈曲され、拡大された台盤5内に延
出されている。また、上記の縦主筋7.7を囲んでフー
プ筋8.8が結合され、縦主筋7.7とフープ筋8.8
とにより、基礎柱体4の配筋体は篭枠状に形成されるこ
とになる。
そして、第3図に示すように、縦主筋7.7とフープ筋
8.8とによる配筋体に対して、その中に基礎梁6.6
の配筋体16.16が組み合され、コンクリート17が
打設され、基礎柱体4と基礎梁6.6とが一体結合とな
った構造物が形成されることになるのである。
l、0は建造物を基礎柱体4上に支持させる鋼製の柱脚
で、その下端にはベースプレーhllが設けられており
、このベースプレートllには、前記の突出した縦主筋
7.7と対応した位置に、縦主筋7.7を通すボルト挿
通孔12゜12(第2図参照)が、設けられている。
この柱脚lOは、図示のようにIボルト挿通/孔12.
12に縦主筋7.7を貫通させてレベルモルタル13を
介して基礎柱体4上に載置されベースプレート11上に
突出した縦主筋7.7に、座金14を介してナツト15
を螺合して締め付け、柱脚lOと基礎柱体4とを緊締、
結合するのである。
第4図、第5図は、建造物の柱体が鉄骨と鉄筋コンクリ
ートとの複合による場合の例について示したもので、基
礎柱体4にその縦主筋7.7を介して鉄骨の柱脚lOを
立設することについては、上記の実施例と同様であるの
であるが、この場合は、柱脚lOのプレート11より上
方に突出している縦主筋7.7に、建造物の柱用の縦筋
18.1gを溶接等の手段により結着して上方に延長さ
せ、それら縦筋18゜18をフープ筋19.19により
結合して、鉄骨柱脚10を囲んで柱用の配筋体を形成さ
せるのである。そして、それらを柱体コンクリート20
の打設により埋設し、基礎柱体4に一体化して建造物の
柱体21が立設されることになるのである。
第6〜9図は建造物の柱体を地中に建込まれた基礎杭に
直接的に支持させるようにして立設する場合の例につい
て示したものである。
基礎杭22は立設する建造物の各柱体の直下にその上端
部が基盤lより上方に突出するようにして建込まれる。
基礎杭22の形式は、場所打杭でも既製杭であってもよ
い、場所打杭の場合は、第7図に示すように鉄筋篭23
が埋設されるが、第6図に示すように、鉄筋篭23の主
筋24.24を柱脚lOを受ける基礎柱体4の縦主筋と
して使用できるようにし、杭22の上端より上方に長く
突出して設けるのである。
また、既製杭を建込む場合は、第8図に示すように、そ
の上部の中空部内に上記主筋24と同様に強度のある主
筋25.25を用いた鉄筋篭26をコンクリート27に
より埋設し、その主筋25、25を上方に長く延長して
基礎柱体4の縦主筋とするのである。そして、上記の各
実施例におけると同様に、縦主筋24.24 (25,
25)にツー4ブ筋8.8を結合して基礎柱体4の配筋
体とし、コンクリート17を打設して基礎柱体4を形成
する。この例における柱脚lOの立設に関しては、上記
各実施例の場合と同様であるから、その説明は省略する
また、本実施例においても、第4図、第5図に示す実施
例のように、基礎柱体4上に鉄骨、鉄筋コンクリートの
複合による建造物の柱体を立設することもできる。
更に1本実施例の応用として、第9図に示すように、基
礎杭22の上端が上記基礎柱体4と同様の高さとなるよ
うに建込み、基礎杭22を直接基礎柱体に代替すること
もできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、コンクリート基盤上に
、上端部に外ネジを螺設したネジ鉄筋を縦主筋とし、そ
の外ネジ部を上方に突出させた鉄筋コンクリート基礎柱
体を立設し、この基礎柱体上に、下端にベースプレート
を設けた鋼製の柱脚を載置し、前記の突出した縦主筋を
ベースプレートのボルト挿通孔に通して、ナツトを緊締
して結合した、構成のものであるから、次のような優れ
た効果を奏するものである。
(1)柱脚を支持する基礎柱体は、基礎梁と結合して基
礎上に立設されているので、基礎構造物としての強度と
剛性とが極めて大である。
(2)柱脚は強度、剛性の大きな基礎柱体上に載置され
、その主筋と直接的に結合されるので、結合強度も高く
、したがって、従来のような、基礎コンクリートに埋設
のアンカーに柱脚を固定する方法のように、多数のアン
カーの施設や柱脚下部の根巻きを行う必要がない。
(3)基礎柱体の主筋にはネジ鉄筋を用いているので、
柱脚の固定は、そのネジ鉄筋にナツトを締め込むだけで
すみ、作業が簡単であり、前記の根巻き不要と合せて、
柱脚の取付が大巾に簡易化される。
(4)従来のように、アンカーボルトの外側に基礎柱体
のための鉄筋を埋設する必要がないので、その鉄筋の施
設経費が不要になると共に、基礎柱体の太さを過大に形
成することなく、全体として経済的に施工できる。
また、請求項2の発明は、請求項1のものにおいて、突
出した主筋に、柱用の主筋を結合して、鉄骨柱脚の周囲
に配筋し、コンクリートを打設して建造物の柱体を形成
した構成のものであるから、上記の効果に加え、立設す
る建造物の柱体を鉄骨、鉄筋コンクリート造とした場合
に、主筋となる鉄筋組みの径を少なくとることができ、
したがって、建造物の柱体を過大な太さに形成しないで
すむことになり、施工費が一層低減できることになる。
また、請求項3の発明は、請求項1または2のものにお
いて、コンクリート基盤上に突出させた基礎杭の主筋を
、上端部に外ネジを螺設したネジ鉄筋として立設し、そ
れらのネジ鉄筋を主筋として、その外ネジ部を上方に突
出させて、コンとして立設し、それらのネジ鉄筋コンク
リート基礎柱体を立設した構成のものであるから、更に
、建物の柱体を基礎杭上に立設するにあたって、基礎杭
と柱体との一体結合が簡易かつ強固にでき、柱体の立設
、支持が一層強化できることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した斜視図、第2図は同
縦断面図、第3図は鉄筋組みを示した斜視図、第4図は
他の実施例を示した斜視図、第5図は同縦断面図、第6
図は更に他の実施例を示した縦断面図、第7図は同場所
打杭の上端部を示した縦断面図、第8図は同既製杭の上
端部を示した縦断面図、第9図は同基礎杭の上部を基礎
柱体とした例を示した縦断面図、第10図は従来例を示
した縦断面図である。 ■・・・コンクリート基盤。 4・・・コンクリート基礎柱体。 6・・・基礎梁、 7・・・基礎柱体の縦主筋。 8・・・フープ筋、 9・・・外ネジ部、10・・・柱
脚。 11・・・プレート、   15・・・ナツト、   
18・・・縦筋。 19・・・フープ筋、  21・・・建造物の柱体。 22−・・基礎杭。 23゜ 26・・・鉄筋篭。 24゜ 25・・・主筋

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンクリート基盤上に、上端部に外ネジを螺設し
    たネジ鉄筋を縦主筋とし、その外ネジ部を上方に突出さ
    せた鉄筋コンクリート基礎柱体を立設し、この基礎柱体
    上に、下端にベースプレートを設けた鋼製の柱脚を載置
    し、前記の突出した縦主筋をベースプレートのボルト挿
    通孔に通して、ナットを緊締して結合したことを特徴と
    する、建造物の柱体立設構造。
  2. (2)上記の突出した主筋に、柱用の主筋を結合して、
    鉄骨柱脚の周囲に配筋し、コンクリートを打設して建造
    物の柱体を形成したことを特徴とする、請求項1記載の
    建造物の柱体立設構造。
  3. (3)コンクリート基盤上に突出させた基礎杭の主筋を
    、上端部に外ネジを螺設したネジ鉄筋として立設し、そ
    れらのネジ鉄筋を主筋として、その外ネジ部を上方に突
    出させて、コンクリート杭上に、鉄筋コンクリート基礎
    柱体を立設したことを特徴とする、請求項1または2記
    載の建造物の柱体立設構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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