JPH03290526A - 鉄骨柱の施工方法 - Google Patents

鉄骨柱の施工方法

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JPH03290526A
JPH03290526A JP9286190A JP9286190A JPH03290526A JP H03290526 A JPH03290526 A JP H03290526A JP 9286190 A JP9286190 A JP 9286190A JP 9286190 A JP9286190 A JP 9286190A JP H03290526 A JPH03290526 A JP H03290526A
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JP
Japan
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column
foundation block
steel column
center
support member
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JP9286190A
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English (en)
Inventor
Izuru Hashizume
出 橋詰
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Act KK
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Act KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、例えば、マンションや住宅等の鉄骨構造を
有する建物の建築方法であって、コンクリート打込み後
の基礎ブロックに立設される鉄骨柱の施工方法に関する
(ロ)従来の技術 従来、上述のように基礎ブロックに鉄骨柱を立設する方
法としては、例えば、第9図に示すように、コンクリー
ト打込み後に於いて、心出し及び墨出し作業が終了した
後、基礎ブロック2の上面中心部の柱心Cにモルタルを
盛り付けて支持部15(饅頭)を形成した後、この基礎
ブロック2の上面に鉄骨柱1を立て、基礎ブロック2の
四隅に埋設したアンカーボルト10と、鉄骨柱1の下端
部に接合したベースプレート11とをナツト12により
仮締付は固定した後、振り下げや計測器具等を用いて鉄
骨柱1の建ち(垂直方向の傾き)を修正する。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、上述のモルタル製の支持部15には、建物が高
くなるに従って大きな荷重が集中的に付与され、第10
図に示すように、荷重によって支持部15に亀裂や変形
が生しやすく、且つ、作業者の熟練度によって支持部1
5の大きさや形状が異なるため、建物の上階に向かうほ
ど鉄骨柱1に生じる傾きが大きくなり、鉄骨柱1と鉄骨
梁(図示省略)とに接合不良が起きるだけでなく、−個
ずつ支持部15を手作業で作るので、施工作業に手間と
労働力とが必要となる問題点を有している。
また、上述の問題を解決する方法として、例えば、第1
1図に示すように、コンクリート打込み時に於いて、基
礎ブロック2の上面中心部に鉄筋14を所定長さ突出し
て埋込んだ後、この鉄筋14の突出側上端部を中心とし
てモルタル製の支持部15を形成することで、鉄筋14
により鉄骨柱1の荷重に耐え得るに必要な強度が得られ
るが、コンクリート打ちの際に、2本の通り心B、Bが
直交する位置に鉄筋14を埋設するため、鉄筋14が邪
魔になって柱心Cが出し難く、この為、実際の施工作業
では、第12図に示すように、基礎ブロック2の柱心C
に対して偏心した位置に鉄筋14を埋設しなければなら
ず、基礎ブロック2の柱心Cと支持部15との中心がず
れているため、鉄骨柱1の建ち修正に誤差が生じやすく
、且つ、支持部15より突出した鉄筋14の上端部を切
断して、支持部15の高さを均一に揃える必要があるの
で、施工作業に手間が掛かるという問題点を有している
この発明は上記問題に鑑み、基礎ブロックに釘部材を打
込んでから支持部材を差込み固定して鉄骨柱を立設する
ことにより、施工作業に要する手間及び労働力を削減し
て、建築コストの低減を図ることができる鉄骨柱の施工
方法の提供を目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 この発明は、コンクリート打込み後の基礎ブロックの上
面中心部に形成した柱心に釘部材を所定長さ打込み、該
釘部材の突出側端部に、硬質部材により錐形に形成した
支持部材の中心部を差込んだ後、上記基礎ブロックの上
面に鉄骨柱を立て、該鉄骨柱の下端部に接合したベース
プレートと、基礎ブロックに埋設したアンカーボルトと
をナツトにより締付は固定する鉄骨柱の施工方法である
ことを特徴とする。
(ホ)作 用 この発明は、コンクリート打込み後に於いて、心出し及
び墨出し作業が終了した後、基礎ブロックの柱心に釘部
材を所定長さ打込み、この釘部材の突出側端部に、硬質
部材により所定の強度に形成した錐形の支持部材を差込
み固定して鉄骨柱を立設するので、鉄骨柱の荷重に耐え
得るに必要な強度が得られ、鉄骨柱の施工を簡単且つ容
易にすると共に、基礎ブロックの柱心と支持部材の中心
とを同心上に位置しているため、建ち修正時の精度を高
めることができる。
(へ)発明の効果 この発明によれば、基礎ブロックに釘部材を打込んでか
ら所定の強度及び形状に形成した支持部材を差込み固定
するので、支持部材の取付けに手間が掛からず、鉄骨柱
の立設工事に要する準備作業が簡単且つ容易に行え、建
物の高さに応じて、鉄骨柱の荷重に耐え得るに必要な強
度が安定して得られると共に、鉄骨柱の荷重により支持
部材に亀裂や変形が生じることがなく、支持部材を支点
として鉄骨柱の建ち修正が正確に行え、建物全体の建築
精度を高めることができる。
従って、鉄骨柱を基礎ブロックに立設する場合、専門職
人による熟練した施工技術を必要とせず、少ない人数で
施工が簡単に行え、施工作業に要する手間及び労働力を
削減すると共に、建物全体の建築に要する工期を短縮し
て、建築コストの低減を図ることができる。
(ト)発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は基礎ブロックの上面に鉄骨柱を立設する鉄骨柱の
施工方法を示し、第1図に於いて、鉄骨柱1の施工方法
は、コンクリート打込み後の基礎ブロック2の上面中心
部に、頭無しのコンクリート打込み用の釘部材3を垂直
方向に所定長さ打込み、この釘部材3の突出側上端部に
、強化プラスチックやステンレス等の硬質部材により所
定の強度に形成した円錐形状の支持部材4(饅頭)を差
込み固定して、基礎ブロック2の上面に鉄骨柱1を立設
する。
上述の支持部材4は、第2図に示すように、上部局面を
円錐形状に形成した部材本体5と、均等な厚みに形成し
た20枚の各プレート6・・・と、順次異なる厚みに形
成した7枚の各プレート7・・・とから構成され、部材
本体5及びプレート6.7の中心部には、釘部材3の差
込みを許容する大きさの釘差込み孔5a、6a、7aを
連通して形成している。
上述のプレート6は、部材本体5の裏面側に1枚ずつ順
次貼着又は分離して高さ調整する。
前述のプレート7は、基礎ブロック2に打込まれた釘部
材3に上方から順次抜取り又は差込んで高さ調整する。
第3図に示すように、上述のプレート7の釘差込み孔7
aと連通して径方向に切欠き部7bを形成することで、
基礎ブロック2の上面に打込まれた釘部材3から部材本
体5を引抜かずに、必要な枚数のプレート7を側方から
抜取り又は差込んで高さ調整することができる。
なお、上述の部材本体5を三角錐や、四角錐等の多角形
状に形成してもよい。
以下、コンクリート打込み後の基礎ブロック2に鉄骨柱
1を立設するときの施工方法を説明する。
先ず、基礎工事に於いて、コンクリート打込み作業が完
了した後、第4図に示すように、鉄骨柱1を固定するた
めの基礎ブロック2の上面に、2本の墨糸A、Aを張架
して通り心B、Bを墨出し、第5図に示すように、これ
ら通り心B、Bが直交する柱心Cに釘部材3を垂直方向
にハンマー8で打込みながら、この釘部材3の打込み寸
法をメジャー9により測定して基準レベルまで打込む。
釘打込み完了後に於いて、第6図に示すように、基礎ブ
ロック2の上面中心部に突出した釘部材3の突出側上端
部に、円錐形状に形成した支持部材4を差込み固定する
この支持部材4が基準レベルよりも高い場合、部材本体
5の裏面側からプレート6を適宜枚数分離して高さ調整
する。
一方、支持部材4が基準レベルよりも低い場合、基礎ブ
ロック2と部材本体5との間にプレート7を適宜枚数差
込んで高さ調整する。
次に、第7図に示すように、基礎ブロック2の上面に鉄
骨柱1を立て、基礎ブロック2の四隅に埋設したアンカ
ーボルト10を、鉄骨柱1の下端部に接合したベースプ
レート11に挿通し、このベースプレート11の上面側
に突出したアンカーボルト10の上端部にナツト12を
螺合して、基礎ブロック2と鉄骨柱1とを仮締付は固定
した後、円錐形状の支持部材4を支点として、振り下げ
や計測器具等を用いて鉄骨柱1の建ち(垂直方向の倒れ
)を修正する。
建ち修正後に於いて、第1図に示すように、基礎ブロッ
ク2とベースプレート11との間に膨脹モルタル13を
充填し、基礎ブロック2と鉄骨柱1とを本締付は固定す
ることで、鉄骨柱↓の施工作業が完了する。
このように基礎ブロック2に釘部材3を打込んでから所
定の強度及び形状に形成した支持部材4を差込み固定す
るので、支持部材4の取付けに手間が掛からず、鉄骨柱
1の立設工事に要する準備作業が簡単且つ容易に行え、
建物の高さに応じて、鉄骨柱1の荷重に耐え得るに必要
な強度が安定して得られると共に、鉄骨柱1の荷重によ
り支持部材4に亀裂や変形が生しることがなく、基礎ブ
ロック2の柱心Cと支持部材4の中心とが同心上に位置
するため、支持部材4を支点として鉄骨柱1の建ち修正
が正確に行え、建物全体の建築精度を高めることができ
る。
従って、鉄骨柱1を基礎ブロック2に立設する場合、専
門職人による熟練した施工技術を必要とせず、少ない人
数で施工が簡単に行え、施工作業に要する手間及び労働
力を削減すると共に、建物全体の建築に要する工期を短
縮して、建築コストの低減を図ることができる。
なお、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定され
るものではない。
例えば、上述の鉄骨柱1の他の施工方法としては、第8
図に示すように、基礎ブロック2の上面中心部に鉄筋1
4を埋設し、この鉄筋14の上端部に支持部材4を差込
み固定して鉄骨柱1を立設する方法がある。
この施工方法の場合、コンクリート打込み時に於いて、
心出し及び墨出し作業が終了した後、基礎ブロック2の
上面中心部に形成した柱心Cに鉄筋14を所定長さ突出
して埋込んだ後、この鉄筋14の突出側端部に支持部材
4を差込み固定する。
この後、基礎ブロック2の上面に鉄骨柱1を立て、基礎
ブロック2に埋設したアンカーボルト10と、鉄骨柱1
の下端部に接合したベースプレート11とをナツト12
により仮締付は固定して、振り下げや計測器具等を用い
て鉄骨柱1の建ちを修正するので、上述の実施例と同様
の効果が得られると共に、荷重が集中的に付与される支
持部材4の中心部を鉄筋14により補強して、強度を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図は鉄骨柱の施工完了状態を示す基礎ブロックの拡
大側面図、 第2図は支持部材の縦断側面図、 第3図はプレートの平面図、 第4図は柱心の墨出し作業説明図、 第5図は釘部材の打込み作業説明図、 第6図は支持部材の取付は作業説明図、第7図は鉄骨柱
の仮締付は状態を示す基礎ブロックの側面図、 第8図は鉄骨柱の他の施工例を示す基礎ブロックの拡大
側面図、 第9図は鉄骨柱の従来施工例を示す基礎ブロックの斜視
図、 第10図はモルタル製支持部に亀裂及び変形が発生した
状態を示す基礎ブロックの側面図、第11図は鉄骨柱の
他の従来施工例を示す基礎ブロックの側面図、 第12図は鉄筋の埋設状態を示す基礎ブロックの拡大平
面図である。 C・・・柱心      1・・・鉄骨柱2・・・基礎
ブロック  3・・・釘部材4・・・支持部材    
10・・・アンカーボルト11・・・ベースプレート1
2・・・ナツト第4図 第5図 、(Nσνぐそ=口 C−社・し 第9図 0 ′14 0

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンクリート打込み後の基礎ブロックに鉄骨柱を
    垂直固定する鉄骨柱の施工方法であ って、 上記基礎ブロックの上面中心部に形成した 柱心に釘部材を所定長さ打込み、該釘部材 の突出側端部に、硬質部材により錐形に形 成した支持部材の中心部を差込んだ後、上 記基礎ブロックの上面に鉄骨柱を立て、該 鉄骨柱の下端部に接合したベースプレート と、基礎ブロックに埋設したアンカーボル トとをナットにより締付け固定する 鉄骨柱の施工方法。
JP9286190A 1990-04-06 1990-04-06 鉄骨柱の施工方法 Pending JPH03290526A (ja)

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JP9286190A JPH03290526A (ja) 1990-04-06 1990-04-06 鉄骨柱の施工方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1061103A (ja) * 1996-08-21 1998-03-03 Matsuo Kensetsu Kk 柱脚構造
JP2000336765A (ja) * 1999-05-27 2000-12-05 Shimizu Corp 鉄骨斜梁支持構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS546306A (en) * 1977-06-16 1979-01-18 Yutaka Tada Method of forming foundation of building structure

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