JP3261405B2 - 手摺り支柱およびその施工方法 - Google Patents

手摺り支柱およびその施工方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅などのベ
ランダ、テラス、通路などに設置する手摺りの支柱およ
びその施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば集合住宅等のベランダ、テラス、
通路などのプレキャストコンクリート(PC)や現場打
ちの鉄筋コンクリート(RC)構造の床に手摺りを設け
る場合、従来は図6〜図8に示すように例えば、ベラン
ダなどの床1に手摺を設置するためのすり鉢状の凹部31
を予め形成しておき、この凹部31の底部に鋼材などの材
質の方形のアンカープレート32を設置する。
【0003】このアンカープレート32には鋼材などの材
質のプレート状の継材33を垂直に立てた状態にして一
対、斜めの対向位置に溶接などにより固定してある。こ
の一対の継材33の対向間隔は後述のベースプレート37の
幅に合致させる。
【0004】他方、アルミニウム合金などによる押出成
形で形成した外形が方形で、内形が円形(矩形の場合も
ある)の中空の支柱本体34の内部の下部に、補強用の芯
材として鋼材などを用いる円筒状(または方筒状)の芯
金35を挿入し、支柱本体34の下端と芯金35の下端とを合
致させて両者をビス36により結合する。
【0005】この芯金35にはコ字形のベースプレート37
を溶接などにより固定されており、芯金35を内部に配設
した支柱本体34の下部にこのベースプレート37が位置す
るものとなり、ベースプレート37の側部の立ち上がり部
37aが支柱本体34の外側面に接合する。
【0006】このようにしてベースプレート37を取り付
けた支柱本体34を凹部31内に入れ、ベースプレート37の
立ち上がり部37aの外側が継材33の内側に当接するよう
にして立ち上がり部37aと継材33とを垂直方向で重ね合
わせて、支柱本体34の下部を一対の継材33の間にセット
し、立ち上がり部37aを継材33に溶接などにより固定し
て支柱本体34を凹部31内に固定する。
【0007】このとき、立ち上がり部37aの継材33への
固定箇所を上下方向で任意に選択することで支柱本体34
の継材33への高さ位置を調整して支柱の設置高さを調整
する。最後に凹部31内にモルタルなどの充填材38を打設
して支柱本体34、芯金35、ベースプレート37を凹部31内
に一体に固定する。
【0008】このようにして図8に示すようにベランダ
などの床1に手摺り2の支柱3が適宜間隔で複数立設さ
れ、この支柱3の上端位置で複数の支柱3をつなぐよう
にして笠木4を取り付け、また、支柱3間の上部と下部
にそれぞれ上弦材5と下弦材6をわたし、この上弦材5
と下弦材6の間にガラスなどのパネル7や手摺り子を取
り付けて手摺り2が完成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このようにベランダな
どのコンクリートの床1に手摺り2を設置する場合、支
柱本体34と芯金35で構成する支柱3の下部と、ベースプ
レート37、継材33およびアンカープレート32を凹部31内
に埋設する手摺りでは、設置のための凹部31を予め設け
る必要があり、そのためにはかかる凹部31を形成したP
Cコンクリート板を用意し、また、現場打ちコンクリー
トの場合はコンクリート打設の際に凹部31を型枠等で設
ける必要がある。これは工程が多く、面倒なものであ
る。
【0010】さらに、床の施工が完成した後に、後付け
施工として手摺り2を設置する場合には、斫り作業でこ
の凹部31を設けることになり、労力を費やし極めて困難
であった。
【0011】また、現場でアンカープレート32や継材33
を設置、溶接したり、ベースプレート37を継材33に溶接
する作業を要し、現場での作業工程が多く、工期が長く
なる。
【0012】さらに支柱3の設置高さの調整は、継材33
へのベースプレート37の接合位置を高さ調整することで
行うから、調整作業が行いにくく、さらに支柱3を垂直
に立設するための調整も継材33へのベースプレート37の
接合位置の調整で行うから、支柱3を垂直に立設するた
めの作業も面倒である。
【0013】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、ベランダなどに床面の施工が完了した後からでも簡
単な作業で手摺りの設置が可能で、手摺の新設のみなら
ず取り換えや補修にも最適であり、さらに、施工する手
摺は強度的にも十分信頼でき、工期も短くできる手摺り
支柱およびその施工方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、構造として、下部に外形を方形に形成した支
柱本体より外形を大きく形成し一辺または3辺が支柱本
体より外側に突出するような外形が方形のベースプレー
トが一体に形成され、上方および下方にアンカーボルト
の端部を突出させた芯材を中空の支柱本体の下部内部に
設け、芯材と支柱本体との隙間に接着剤を介在させて結
合させたことを要旨とするものである。
【0015】手摺り支柱の施工方法として、下部に外形
を方形に形成した支柱本体より外形を大きく形成し一辺
または3辺が支柱本体より外側に突出するような外形が
方形のベースプレートが一体に形成され、上方および下
方にアンカーボルトの端部を突出させた芯材を下部内部
に接着剤により固定した中空の支柱本体の前記アンカー
ボルトを、手摺の設置位置の床面に穿設され接着剤が注
入されたボルト孔に挿入してベースプレートを床面に設
置し、接着剤でアンカーボルトをボルト孔に固定し、ベ
ースプレートと床面との間に無収縮モルタルなどの充填
材を充填して支柱本体の設置高さを調整することを要旨
とするものである。
【0016】請求項1記載の本発明によれば、ベランダ
などの床に穿設したボルト孔に支柱本体の下端から突設
するアンカーボルトを挿入し、支柱本体の下端に設けて
あるベースプレートを床面に載置し、固定するだけで、
手摺り支柱を床に固定できる。よって、施工が完了した
後の床にも後付けで手摺りを簡単に設置できる。
【0017】そして、後付けで施工する場合であって
も、アンカーボルトは芯材内に埋設されているから、芯
材にしっかりと固定され、さらに、この芯材も接着剤で
支柱本体内に固定されているから、アンカーボルト、芯
材、支柱本体の三者はしっかり結合されてガタツクこと
もなく、強度的にも十分信頼できるものとなる。
【0018】これに加えて、ベースプレートを支柱本体
より外形を大きく形成することにより、支柱に斜め方向
の力がかかったとき、支柱本体は床に埋設されていなく
ても、ベースプレートで斜め方向からの荷重を支持でき
る。そして、かかる荷重をベースプレートで支持するこ
とにより、床内に埋設したアンカーボルトにかかる強度
負荷が小さくなり、該アンカーボルトの引き抜き強度を
確保でき、支柱の転倒などを防止できる。
【0019】さらに、ベースプレートと支柱本体は外形
を方形に形成し、ベースプレートは少なくとも一辺が支
柱本体より外側に突出するように大径に形成することに
より、前記突出する側をベランダなどの外側に位置させ
れば、屋外側への手摺りの転倒を防止でき、安全性が向
上する。
【0020】請求項2記載の本発明によれば、手摺り支
柱を設置するため現場での作業は床にボルト孔を穿設し
て、ここに接着剤を注入してアンカーボルトを埋め込む
だけであるから、後施工が可能となるだけでなく、施工
が容易で工期も短縮する。さらに、支柱設置の際の高さ
調整は、設置の際にベースプレートと床との間に無収縮
モルタルなどの充填材を充填し、この量で調整するから
簡単に行える。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明の手摺り支柱の
横断平面図、図2は同上縦断正面図で、本発明の手摺り
の基本的な全体構成は図8について既に説明した従来の
手摺り支柱を使用する手摺りと同様であり、集合住宅等
のベランダ、テラス、通路などのプレキャストコンクリ
ート(PC)や現場打ちの鉄筋コンクリート(RC)構
造の床1に設ける場合である。
【0022】手摺り2の支柱3の構造から説明すると、
図中8はアルミニウム合金などで成形した外形が方形で
中空の支柱本体を示し、該支柱本体8の四方の内壁には
対向する一対の突条16により該突条16間にビス取付用の
溝条8aが長さ方向に突設してあり、また、内側の4隅
にはビスポケット20を突設してある。
【0023】図中9は前記支柱本体8の芯材で、アルミ
ニウム合金鋳物などで平面略H形に鋳造したものであ
り、H形の凹部9bは下弦材6を支柱本体8にビス36で
固定する際のビス36の支柱本体8内に突出する端部の収
納部となる。また、該芯材9の隅角部は浅い円弧状に切
欠いて前記ビスポケット20と係合する凹部21に形成す
る。
【0024】そして、この芯材9の下部にこれと一体と
なるように方形のベースプレート10を同時に鋳造する。
該ベースプレート10は、図1に示すように一辺が支柱本
体より外側に突出する突出部10aとなるように大径に形
成する。
【0025】この芯材9とベースプレート10を貫通し両
端が上下に突出するように芯材9とベースプレート10の
内部に亜鉛メッキを施したアンカーボルト11を埋め込
む。この埋め込みは芯材9とベースプレート10の鋳造時
に同時に行う。アンカーボルト11の下方への突出長は例
えば40〜50mm程度とする。
【0026】そして、中空の支柱本体8の下部内部に粘
性の高いエポキシ樹脂系の接着剤12を塗布し、ここに前
記芯材9を挿入してベースプレート10およびアンカーボ
ルト11を支柱本体8の下端から突設する。この状態で支
柱本体8の側に形成してあるビスポケット20が芯材9の
凹部21に係合し、芯材9の平坦部9aと支柱本体8の内
壁との間に隙間22が生じるからこの隙間22に前記接着剤
12が介在して芯材9が支柱本体8に固定される。この状
態で支柱本体8の下端がベースプレート10の上面に接合
する。
【0027】この場合、接着剤12の充填箇所は、H形の
芯材9の対向する平坦部9aと支柱本体8との間の 1.5
mm程度の隙間22であり、凹部9bには充填しないものと
してビス36の固定の妨げにならないようにする。これに
より芯材9は支柱本体8と2辺でしか接着されないが、
大きな接着面積が確保できるから接着能力が劣ることは
なく、また、充填部分の隙間が他の辺に比較して小さい
から接着剤12の量が少なくてすむ。ここまでの製造は全
て工場で行う。
【0028】次に支柱をベランダなどのコンクリートの
床に設置する方法を説明する。床に電動ドリルなどの工
具を使用してアンカーボルト11を埋め込むためのボルト
孔13を穿設し、このボルト孔13に2液ミキシングカート
リッジタイプなどによる接着剤14を注入しアンカーボル
ト11を差し込む。
【0029】この状態でベースプレート10が床1の上面
にセットされるから、ベースプレート10の突出部10aを
屋外側の方向に位置させる。こうしてボルト孔13にアン
カーボルト11を固定する。
【0030】さらに、ベースプレート10と床1との間の
隙間に無収縮モルタルなどの充填材15を注入し、その充
填量を調整することで、ベースプレート10の設置高さ、
すなわち支柱3の設置高さを調整する。これにより、支
柱3が床1の上に設置され、かかる設置はコンクリート
の床1の施工が完了した後でも、床1にボルト孔13を穿
設してここに支柱本体8に取り付けてあるアンカーボル
ト11を差し込んで固定するだけでよいから、後付けが可
能である。
【0031】なお、ボルト孔13に注入する接着剤14はこ
れを前記充填材15と同一の無収縮モルタルで代用させる
ことも可能である。
【0032】下部に芯材9が挿着される支柱本体8の上
方部分は図3に示すように内部に鋼材などを用いる円筒
状の芯材18を挿入する。この芯材18は周面の4か所が突
条16と接して支柱本体8の内部の所定箇所に係止され、
ビス36で上弦材5、下弦材6とともに支柱本体8に結合
される。
【0033】以上のようにして複数本の支柱3を適宜間
隔で設置したならば、これら支柱3間に図4にも示すよ
うに中空の上弦材5と下弦材6を取り付ける。この取り
付けは、ビス36で行い、この上弦材5と下弦材6のそれ
ぞれ下部に形成してある取り付け用の凹部5a,6aに
ガラスなどのパネル7の上下をパッキン17を介して装着
する。
【0034】支柱本体8の上端には複数の支柱本体8を
繋ぐようにして中空の笠木4を装着し、ビス36で結合す
る。パネル7の上部を笠木4に直接取り付けるときは、
前記と同様に笠木4の下部に形成してある凹部4aにパ
ッキン17を介して装着する。
【0035】さらにパネル7の側部もパッキン17を介し
て中空の枠材19を装着し、該枠材19をビス36で支柱本体
8に固定する。支柱本体8には芯材9が挿着されている
が、ビス36による固定は凹部9bの箇所で行うから、芯
材9がビス36止めの妨げになることはない。なお、パネ
ル7の材質はガラスに限定されるものではなく、また、
上弦材5と下弦材6に装着する部材は手摺り子でもよ
い。
【0036】以上のようにして設置した支柱3は、支柱
本体8の下端が床1の上面に位置するベースプレート10
の上に接合しているから、支柱本体8の側からの荷重は
このベースプレート10で支持され、しかも、ベースプレ
ート10には支柱本体8より突出する突出部10aが形成さ
れ、この突出部10aを屋外側に位置させてあるから、手
摺り2に対してベランダなどの外側方向に押圧力がかか
って、支柱3に屋外側に倒れようとする力が作用しても
支柱本体8の下端が前記突出部10aで支承されるからア
ンカーボルト13の引き抜き強度が低下することなく手摺
り2が屋外側へ転倒することはない。
【0037】ベースプレート10は、前記した実施の形態
では一辺が支柱本体より外側に突出するように大径に形
成したが、これに限定されるものではなく、図5に示す
ように支柱本体8より外側に大きく突出させる突出部10
aを形成した辺に隣接する2つの辺にも、突出部10aよ
りは小さな突出部10bを形成してもよい。
【0038】この場合は、手摺り2に作用する屋外側へ
の力だけでなく、長さ方向への力に対しても傾斜するこ
とを防止でき強度を得ることができる。
【0039】また、アンカーボルト13は芯材9の上方に
も突出するようにしてこれに埋設されているから、芯材
9との一体性に優れ、大きな引き抜き強度が得られる。
さらに、芯材9は接着剤12で支柱本体8に一体に接着さ
れているから、芯材9が支柱本体8の内部でガタツクこ
とがない。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように本発明の手摺り支柱
は、ベランダなどの床に穿設したボルト孔に支柱本体の
下端から突設するアンカーボルトを挿入し、支柱本体の
下端に設けてあるベースプレートを床面に載置し、固定
するだけで、手摺り支柱を床に固定できる。よって、施
工が完了した後の床にも後付けで手摺りを簡単に設置で
き、新設施工のみならず、取り換えの場合や補修の場合
にも適する。
【0041】そして、後付けで施工する場合であって
も、アンカーボルトは芯材内に埋設されているから、芯
材にしっかりと固定され、さらに、この芯材も接着剤で
支柱本体内に固定されているから、アンカーボルト、芯
材、支柱本体の三者はしっかり結合されてガタツクこと
もなく、強度的にも十分信頼できるものとなる。
【0042】また、ベースプレートを支柱本体より外形
を大きく形成することにより、支柱に斜め方向の力がか
かったとき、支柱本体は床に埋設されていなくても、ベ
ースプレートで斜め方向からの荷重を支持できる。そし
て、かかる荷重をベースプレートで支持することによ
り、床内に埋設したアンカーボルトにかかる強度負荷が
小さくなり、該アンカーボルトの引き抜き強度を確保で
き、支柱の転倒などを防止できる。
【0043】さらに、ベースプレートと支柱本体は外形
を方形に形成し、ベースプレートは少なくとも一辺が支
柱本体より外側に突出するように大径に形成することに
より、前記突出する側をベランダなどの外側に位置させ
れば、屋外側への手摺りの転倒を防止でき、安全性が向
上する。
【0044】手摺り支柱の施工方法としては、手摺り支
柱を設置するため現場での作業は床にボルト孔を穿設し
て、ここに接着剤を注入してアンカーボルトを埋め込む
だけであるから、後施工が可能となるだけでなく、施工
が容易で工期も短縮する。さらに、支柱設置の際の高さ
調整は、設置の際にベースプレートと床との間に無収縮
モルタルなどの充填材を充填し、この量で調整するから
簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手摺り支柱の第1実施形態を示す横断
平面図である。
【図2】本発明の手摺り支柱の第1実施形態を示す縦断
正面図である。
【図3】本発明の手摺り支柱の第1実施形態を示す手摺
り支柱上部の横断平面図である。
【図4】本発明の手摺り支柱を使用する手摺りの上部の
縦断側面図である。
【図5】本発明の手摺り支柱の第2実施形態を示す横断
平面図である。
【図6】従来の手摺り支柱の横断平面図である。
【図7】従来の手摺り支柱の縦断正面図である。
【図8】従来の手摺りの正面図である。
【符号の説明】
1…床 2…手摺り 3…手摺り支柱 4…笠木 4a…凹部 5…上弦材 5a…凹部 6…下弦材 6a…凹部 7…パネル 7a…凹部 8…支柱本体 8a…溝条 9…芯材 9a…平坦部 9b…凹部 10…ベースプレート 10a,10b…突
出部 11…アンカーボルト 12…接着剤 13…ボルト孔 14…接着剤 15…充填材 16…突条 17…パッキン 18…芯材 19…枠材 20…ビスポケッ
ト 21…凹部 22…隙間 31…凹部 32…アンカープ
レート 33…継材 34…支柱本体 35…芯金 36…ビス 37…ベースプレート 37a…立ち上が
り部 38…充填材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−331830(JP,A) 特開 平7−247651(JP,A) 特開 平1−210565(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 11/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に外形を方形に形成した支柱本体よ
    り外形を大きく形成し一辺または3辺が支柱本体より外
    側に突出するような外形が方形のベースプレートが一体
    に形成され、上方および下方にアンカーボルトの端部を
    突出させた芯材を中空の支柱本体の下部内部に設け、芯
    材と支柱本体との隙間に接着剤を介在させて結合させた
    ことを特徴とした手摺り支柱。
  2. 【請求項2】 下部に外形を方形に形成した支柱本体よ
    り外形を大きく形成し一辺または3辺が支柱本体より外
    側に突出するような外形が方形のベースプレートが一体
    に形成され、上方および下方にアンカーボルトの端部を
    突出させた芯材を下部内部に接着剤により固定した中空
    の支柱本体の前記アンカーボルトを、手摺の設置位置の
    床面に穿設され接着剤が注入されたボルト孔に挿入して
    ベースプレートを床面に設置し、接着剤でアンカーボル
    トをボルト孔に固定し、ベースプレートと床面との間に
    無収縮モルタルなどの充填材を充填して支柱本体の設置
    高さを調整することを特徴とする手摺り支柱の施工方
    法。
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DE102014216790A1 (de) * 2014-08-22 2016-02-25 Richard Bergner Holding GmbH & Co. KG Verfahren zur Herstellung eines Verbindungselements sowie Verbindungselement und CFK-Bauteil mit einem derartigen Verbindungselement

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