JPH1051515A - 通信異常検出装置 - Google Patents

通信異常検出装置

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JPH1051515A
JPH1051515A JP8202243A JP20224396A JPH1051515A JP H1051515 A JPH1051515 A JP H1051515A JP 8202243 A JP8202243 A JP 8202243A JP 20224396 A JP20224396 A JP 20224396A JP H1051515 A JPH1051515 A JP H1051515A
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JP
Japan
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pulse
communication
abnormality detection
abnormality
microcomputer
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Withdrawn
Application number
JP8202243A
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English (en)
Inventor
Hirotada Higashihama
弘忠 東浜
Hiroaki Koshin
博昭 小新
Hiroyuki Ono
宏之 大野
Hiroaki Yuasa
裕明 湯浅
Hisami Usui
久視 臼井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない回路部品を付加することによって通信
異常であるタイムアウトを検出できる通信異常検出装置
を提供すること。 【解決手段】 シリアルデータの受信信号パルスのエッ
ジを検出するエッジ検出部3と、このエッジを起点とし
て所定の長さのパルスを生成するパルス生成部4と、こ
のパルスの有無を検出し異常検出信号を出力する異常検
出部5と、を備え、この異常検出部5を、前記パルスを
所定の期間受信しない場合に前記異常検出信号を出力さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータ応用装置間のシリアルデータ通信装置に適用される
通信異常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、接続されたマイクロコンピュータ
応用装置(以下、マイコン応用装置と称する)間のシリ
アルデータ通信においては、マイコン応用装置における
不適切な通信ケーブルの終端処理、外来ノイズ及び通信
ケーブルの断線等によって通信データに異常が生ずるこ
とがある。そして、マイコン応用装置システムの安定動
作確保のためにこの通信異常を検出するのを目的とし、
例えばRS−232Cの調歩同期式回路を有するものに
おいては、図5に示すような回路が用いられ通信異常の
検出がなされている。
【0003】この通信異常検出は、シリアルデータ通信
のシリアルデータの受信間隔が長いときにタイムアウト
エラー処理を行い、マイクロコンピュータ(以下、マイ
コンと称する)に設けられているリセット回路に向けて
割り込み処理を行って異常処理を行うもので、マイコン
6と、所定の時間間隔のパルス入力によりマイコン6の
暴走状態を検知する暴走検知回路WD(以下、ウオッチ
ドック回路と称する)と、によってなされる。そして、
(a)のマイコン応用装置間は、通信線としての、送信
線T、受信線R及びグランド線Gの3本の接続線によっ
て接続され、マイコン6は、内部に、調歩式シリアル通
信を行うためのシリアル通信部6aと、時間計測のため
のタイマ回路6bと、マイコンの正常動作時に所定の時
間間隔にて外部にパルス信号を出力するパルス生成回路
6cと、を有している。シリアル通信部6aにおいて
は、シリアル通信の通信データの入出力のタイミングと
通信信号としてのパルスは、図示していない基準クロッ
ク発生部からのクロック信号を分周することによって生
成されるタイミングパルス信号に同期している。
【0004】次に、ソフトウエアプログラムにおける上
記の通信異常検出のタイムアウトエラー処理を、図6
(a)に基づいて説明する。まず、データを受信したと
きにタイマを起動させる。次いで、次のデータを受信し
たときに、前記タイマによるタイマカウンタ値をクリア
するとともにパルス生成回路6cからパルスを出力す
る。このカウンタ値は、マイコンの正常動作の確認とと
もに、プログラムにおいて常時所定の値以下であること
が監視され、所定の時間間隔にて外部にパルス信号が出
力される。そして、カウンタ値が所定の値を上回ったと
きにタイムアウトエラーとして判定されてパルスの出力
が停止され、このパルス出力停止がウオッチドック回路
WDによって検知される。そして、マイコン6のリセッ
ト回路に向けてリセット出力され、マイコンがリセット
される。
【0005】また、図5の(b)に示す、通信線として
の送信線T、受信線R、グランド線G及び制御線Cの4
本の接続線を備える場合は、例えば、正常に送受信がな
されている場合には制御線Cにアクティブ状態としての
例えば5Vを出力し、通信異常があった場合には非アク
ティブ状態として制御線Cへの出力を停止する。そし
て、図6(b)に示すように、タイマを起動させ、所定
の時間(t)毎に制御線Cの出力を監視することによっ
てタイムアウトエラーや、制御線Cへの出力変化のエッ
ジを検出して非アクティブ状態を検出し、通信異常の検
出を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の通信
異常検出装置においては、通信異常を検出するためにマ
イコンの内部のタイマを常時起動させておく必要があ
る。従って、高速な動作が要求される例えば機械装置の
緊急停止動作を行う場合においては、マイコンのソフト
ウエアプログラムが複雑な処理を行う必要があった。ま
た、マイコン内部のシリアル通信部には受信信号のビッ
ト単位の受信信号エラー処理が設けられているが、上記
のタイムアウトエラー処理は、通信回線の断線及び短絡
の検出とともに所定のソフトウエアプログラムによって
行われるものである。従って、通信機能を有するマイコ
ン応用装置の開発において、ソフトウエアプログラム開
発の負担となっていた。
【0007】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、少ない回路部品を付加す
ることによって通信異常であるタイムアウトを検出でき
る通信異常検出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の通信異常検出装置は、シリアルデー
タの受信信号パルスのエッジを検出するエッジ検出部
と、このエッジを起点として所定の長さのパルスを生成
するパルス生成部と、このパルスの有無を検出し異常検
出信号を出力する異常検出部と、を備え、この異常検出
部を、前記パルスを所定の期間受信しない場合に前記異
常検出信号を出力するようなしている。これにより、シ
リアルデータの受信信号パルスのエッジを検出するエッ
ジ検出部と、このエッジを起点として所定の長さのパル
スを生成するパルス生成部と、このパルスの有無を検出
し異常検出信号を出力する異常検出部と、を有して、こ
の異常検出部が前記パルスを所定の期間受信しない場合
に前記異常検出信号を出力するものとなる。
【0009】また、請求項2記載の通信異常検出装置
は、請求項1記載の異常検出部は、前記パルスとともに
マイクロコンピュータの正常動作状態を監視するウオッ
チドック回路からの出力パルスの有無を検出することと
している。これにより、異常検出部が前記パルスととも
にマイクロコンピュータ応用装置の正常動作状態を監視
するウオッチドック回路からの出力パルスの有無を検出
するものとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の通信異常検出装置
の第1の実施の形態を図1及び図2に基づいて、第2の
実施の形態を図3及び図4に基づいて、それぞれ説明す
る。
【0011】[第1の実施の形態]図1は、第1の実施
の形態の通信異常検出装置の構成図である。図2は、図
1に示す通信異常検出装置のタイミングチャートであ
る。
【0012】この通信異常検出装置2は、マイコン応用
装置間1、1の間のシリアルデータ通信の異常を検出す
る通信異常検出装置であって、エッジ検出部3と、パル
ス生成部4と、異常検出部5とを備えている。そして、
エッジ検出部3が、例えばマイコン応用装置1、1間を
接続している、通信線としての送信線Tと、受信線R
と、グランド線Gとの3つの線の、受信線Rに接続さ
れ、マイコン6に向けて異常検出部5の異常検出信号が
出力される。
【0013】エッジ検出部3は、シリアルデータの受信
信号パルスのエッジを検出するもので、受信信号パルス
の立ち上がりあるいは立ち下がりのエッジを検出し出力
のHigh(H)、Low(L)レベルを変化する。
【0014】パルス生成部4は、エッジ検出部3によっ
て検出されたエッジを起点として所定の長さのパルスを
生成するもので、例えばモノステートマルチバイブレー
タによって形成されている。そして、図2に示すよう
に、エッジ検出部3の出力レベルが変化したときに、所
定の長さT1を持っているパルス信号P1を出力する。
【0015】異常検出部5は、前記パルス発生部4から
出力されるパルスP1の有無を検出し異常検出信号を出
力するもので、図2に示すように、パルス発生部4から
出力されるパルスが継続して入力されるときに正常状態
としてHを出力し、所定期間パルスが受信されないとき
に異常状態の検出信号としてLを出力する。
【0016】次に、以上説明した通信異常検出装置2の
動作について説明する。まず、データ信号の受信時にエ
ッジ検出部3が受信信号のエッジを検出するとパルス生
成部4によって例えば、所定の長さT1のパルスP1が
異常検出部5に向けて出力される。そして、このパルス
P1は、マイコン6のシリアル通信部6aによって正常
な通信がなされているときは受信データの到着が検知さ
れることによって継続し出力され、異常検出部5は、継
続してHを出力する。一方、通信異常によって、受信信
号の到着が検知できない場合、最後に出力されたパルス
P1を受信した後の所定の期間T2の間受信できない場
合に異常検出部5はLレベルを出力する。
【0017】以上説明した通信異常検出装置2による
と、シリアルデータの受信信号パルスのエッジを検出す
るエッジ検出部3と、このエッジを起点として所定の長
さT1のパルスP1を生成するパルス生成部4と、この
パルスP1の有無を検出し異常検出信号を出力する異常
検出部5と、を有して、この異常検出部5が前記パルス
P1を所定の期間T2受信しない場合に前記異常検出信
号としてLを出力するものとなるので、少ない回路部品
を付加することによって通信異常であるタイムアウトを
検出できる。その結果、マイコンのソフトウエアプログ
ラムにおいて、この通信異常検出装置の出力を常時参照
するのみによって通信異常の検出ができ、簡単なソフト
ウエアプログラムの処理によって通信異常の検出ができ
ることとなる。
【0018】[第2の実施の形態]図3は、第2の実施
の形態の通信異常検出装置の構成図である。図4は、図
3に示す通信異常検出装置のタイミングチャートであ
る。この通信異常検出装置は、異常検出部5への信号入
力の構成のみが第1の実施の形態と異なるもので、他の
構成部位は第1の実施の形態のものと同一である。
【0019】このものの異常検出部5は、前記パルスP
1とともにマイコン応用装置1のマイコン6の正常動作
状態を監視するウオッチドック回路WDからの出力パル
スP2の有無を検出する。そして、ウオッチドック回路
WDからの出力は、このものにおいては、パルス生成部
4からの出力とともにAND回路7を介して入力され
る。
【0020】次に、以上説明した通信異常検出装置2の
動作について説明する。まず、データ信号の受信時にエ
ッジ検出部3が受信信号のエッジを検出するとパルス生
成部4によって例えば、所定の長さT1のパルスP1が
AND回路7に向けて出力される。そして、このパルス
P1は、マイコン6のシリアル通信部6aによって正常
な通信がなされているときは受信データの到着が検知さ
れることによって継続し出力される。そして、このパル
スP1と、ウオッチドック回路WDからの出力パルスP
2とがAND回路7によって演算され、異常検出部5に
向けて演算出力が継続して入力されて異常検出部5は、
継続してHを出力する。一方、通信異常によって、受信
信号の到着が検知できない場合、最後に出力されたパル
スP1がLに変化した以降はパルス生成部4からAND
回路7への出力はLレベルの状態を継続し、AND回路
7から異常検出部5に向けて演算出力がLレベルの状態
を継続する。そしてこの出力のLレベルが所定の期間T
3の間継続した場合に異常検出部5はLレベルを出力す
る。
【0021】以上説明した通信異常検出装置によると、
異常検出部5が前記パルスとともにマイコン応用装置の
正常動作状態を監視するウオッチドック回路WDからの
出力パルスの有無を検出するものとなるので、マイコン
6の正常動作とともにシリアル通信部6aの異常動作に
よる通信異常を検出することによって、より確実に異常
検出できる。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の通信異常検出装置は、シ
リアルデータの受信信号パルスのエッジを検出するエッ
ジ検出部と、このエッジを起点として所定の長さのパル
スを生成するパルス生成部と、このパルスの有無を検出
し異常検出信号を出力する異常検出部と、を有して、こ
の異常検出部が前記パルスを所定の期間受信しない場合
に前記異常検出信号を出力するものとなるので、少ない
回路部品を付加することによって通信異常であるタイム
アウトを検出できる。その結果、マイコンのソフトウエ
アプログラムにおいて、この通信異常検出装置の出力を
常時参照するのみによって通信異常の検出ができ、簡単
なソフトウエアプログラムの処理によって通信異常の検
出ができることとなる。
【0023】また、請求項2記載の通信異常検出装置
は、請求項1記載のものの効果に加え、異常検出部が前
記パルスとともにマイクロコンピュータ応用装置の正常
動作状態を監視するウオッチドック回路からの出力パル
スの有無を検出するものとなるので、マイコンの正常動
作とともにシリアル通信部の異常動作による通信異常を
検出することによって、より確実に異常検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の通信異常検出装置
の構成図である。
【図2】図1に示す通信異常検出装置のタイミングチャ
ートである。
【図3】第2の実施の形態の通信異常検出装置の構成図
である。
【図4】図3に示す通信異常検出装置のタイミングチャ
ートである。
【図5】従来例のマイクロコンピュータ応用装置の構成
図である。
【図6】従来例の通信異常検出のタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ応用装置 2 通信異常検出装置 3 エッジ検出部 4 パルス生成部 5 異常検出部 6 マイクロコンピュータ WD ウオッチドック回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湯浅 裕明 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 臼井 久視 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータ応用装置間のシリ
    アルデータ通信の異常を検出する通信異常検出装置であ
    って、 シリアルデータの受信信号パルスのエッジを検出するエ
    ッジ検出部と、このエッジを起点として所定の長さのパ
    ルスを生成するパルス生成部と、このパルスの有無を検
    出し異常検出信号を出力する異常検出部と、を備え、 この異常検出部を、前記パルスを所定の期間受信しない
    場合に前記異常検出信号を出力するようなしたことを特
    徴とする通信異常検出装置。
  2. 【請求項2】 前記異常検出部は、前記パルスとともに
    マイクロコンピュータの正常動作状態を監視するウオッ
    チドック回路からの出力パルスの有無を検出することを
    特徴とする請求項1記載の通信異常検出装置。
JP8202243A 1996-07-31 1996-07-31 通信異常検出装置 Withdrawn JPH1051515A (ja)

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JP8202243A JPH1051515A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 通信異常検出装置

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JP8202243A JPH1051515A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 通信異常検出装置

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JPH1051515A true JPH1051515A (ja) 1998-02-20

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ID=16454332

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JP8202243A Withdrawn JPH1051515A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 通信異常検出装置

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JP (1) JPH1051515A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005311523A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Fuji Electric Systems Co Ltd 光通信制御装置
JP2015026210A (ja) * 2013-07-25 2015-02-05 東洋電機製造株式会社 シリアル通信装置
JP2016057888A (ja) * 2014-09-10 2016-04-21 株式会社デンソー 電子制御装置及び通信システム

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Effective date: 20031007