JP3396649B2 - 周期監視回路 - Google Patents

周期監視回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つのCPUを備
えて、互いに相手側CPUの出力信号の周期の変動を検
出する周期監視回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電気機器(例えば、多光軸光電ス
イッチ)の高機能・高性能化に伴い、膨大な量のデータ
を処理すべく、制御部に2個のCPUを備えたものが知
られている。そして、従来は、これら2個のCPUが、
互いに相手側のCPUの出力信号を取り込んで、その周
期を監視していた。
【0003】従来の周期監視回路は、その一例が図4に
示されており、2つのCPU1及びCPU2は、互いに
相手側の出力ポートの1つを、自分の入力ポートの1つ
に接続することで、相手側CPUから所定周期で出力さ
れたクロックパルスを取り込む。そして、これら各CP
U1,2から出力される両クロックパルスは、互いに同
一周期に設定され、各CPU1,2は、相手側CPUが
出力したクロックパルスの周期と、自分が出力したクロ
ックパルスの周期とが一致しているか否かを判断する構
成となっていた。
【0004】なお、CPUは、一般にクロック回路から
受けた基準信号に基づいて一定の周期で動作しており、
その基準信号を分周した周期で、所定の信号を出力して
いるから、その出力信号の周期を診断すれば、CPUが
正常に動作しているか否かを判断することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の周期監視回路では、相手側CPUからクロック
パルスがいつ入力されるかわからないため、割り込み処
理を行わなければならず、CPUの動作効率が低下して
しまう。また、割り込み処理を行わずに、常に入力ポー
トを監視するとしても、同様にCPUの動作効率が低下
する。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、2つのCPUが、共に動作効率を低下させることな
く、相手側CPUの出力信号の周期を監視することが可
能な周期監視回路の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明に係る周期監視回路は、所定周期の
クロックパルスを出力する2つのCPU間で周期変動の
有無を監視する周期監視回路において、一方のCPUか
ら出力されるクロックパルスの周期をT1とし、他方の
CPUから出力されるクロックパルスの周期をT2と
し、他方のクロックパルスの1パルス幅をdとしたとき
に、 T2+d≦T1≦1.5×T2+d の関係を有するように設定して、これら両クロックパル
スのいずれか一方をRSフリップフロップのセット端子
に与える一方、他方をリセット端子に与え、セット端子
にクロックパルスを与えるCPUは、そのクロックパル
スを出力する直前にRSフリップフロップの非反転出力
信号を取り込む一方、リセット端子にクロックパルスを
与えるCPUは、そのクロックパルスを出力する直前に
RSフリップフロップの反転出力信号を取り込むこと
で、両CPUは、共に、正常動作時には、RSフリップ
フロップから連続してオフ信号を取り込む構成とされ、
各CPUは、オフ信号に次いでオン信号を取り込む動作
を、2回連続して行ったときに、CPUがクロックパル
スを出力する周期に変動が生じたと判別するところに特
徴を有する。
【0008】請求項2の発明に係る周期監視回路は、所
定周期のクロックパルスを出力する2つのCPU間で周
期変動の有無を監視する周期監視回路において、一方の
CPUから出力されるクロックパルスの周期をT1と
し、他方のCPUから出力されるクロックパルスの周期
をT2とし、他方のクロックパルスの1パルス幅をdと
したときに、 T2+d≦T1≦1.5×T2+d の関係を有するように設定して、これら両クロックパル
スのいずれか一方をRSフリップフロップのセット端子
に与える一方、他方をリセット端子に与え、セット端子
にクロックパルスを与えるCPUは、そのクロックパル
スを出力する直前にRSフリップフロップの反転出力信
号を取り込む一方、リセット端子にクロックパルスを与
えるCPUは、そのクロックパルスを出力する直前にR
Sフリップフロップの非反転出力信号を取り込むこと
で、両CPUは、共に、正常動作時には、RSフリップ
フロップから連続してオン信号を取り込む構成とされ、
各CPUは、オン信号に次いでオフ信号を取り込む動作
を、2回連続して行ったときに、CPUがクロックパル
スを出力する周期に変動が生じたと判別するところに特
徴を有する。
【0009】
【発明の作用】<請求項1の発明>請求項1の構成によ
れば、一方のクロックパルスの周期T1を、他方のクロ
ックパルスの周期T2より、T2+d≦T1≦1.5×
T2+d、(ここで、dは他方のクロックパルスのパル
ス幅)の関係を有するようにずらしてあるから、CPU
が正常に動作している場合には、各CPUからRSフリ
ップフロップのセット端子とリセット端子とに、交互に
クロックパルスが与えられ、各CPUがクロックパルス
を出力する毎に、セット動作とリセット動作とが繰り返
される。そして、各CPUは、クロックパルスを出力す
る直前に、RSフリップフロップからのオフ信号を取り
込む。ところが、CPUが異常動作して周期が変動した
場合には、セット端子とリセット端子に交互にクロック
パルスが与えられず、一方のCPUからRSフリップフ
ロップにクロックパルスを与えても、セット又はリセッ
ト動作が行われない事態が生じて、一方のCPUは、オ
フ信号に次いでオン信号を取り込む動作を行う。そし
て、この動作が2回連続して行いわれたところで、クロ
ックパルスを出力する周期に変動が生じたと判別され
る。
【0010】<請求項2の発明>請求項2の構成によれ
ば、一方のクロックパルスの周期T1を、他方のクロッ
クパルスの周期T2より、T2+d≦T1≦1.5×T
2+d、(ここで、dは他方のクロックパルスのパルス
幅)の関係を有するようにずらしてあるから、CPUが
正常に動作している場合には、各CPUからRSフリッ
プフロップのセット端子とリセット端子とに、交互にク
ロックパルスが与えられ、各CPUがクロックパルスを
出力する毎に、セット動作とリセット動作とが繰り返さ
れる。そして、各CPUは、クロックパルスを出力する
直前に、RSフリップフロップからのオン信号を取り込
む。ところが、CPUが異常動作して周期が変動した場
合には、セット端子とリセット端子に交互にクロックパ
ルスが与えられず、一方のCPUからRSフリップフロ
ップにクロックパルスを与えても、セット又はリセット
動作が行われない事態が生じて、一方のCPUは、オン
信号に次いでオフ信号を取り込む動作を行う。そして、
この動作が2回連続して行いわれたところで、クロック
パルスを出力する周期に変動が生じたと判別される。
【0011】
【発明の効果】上記請求項1及び請求項2の発明によれ
ば、CPUは、クロックパルスの出力に伴ったタイミン
グで、CPUの異常を検出するから、割り込み処理を必
要とせず、また、常に入力ポートを監視する必要もなく
なり、CPUの動作効率を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
〜図3に基づいて説明する。本実施形態の周期監視回路
は、図1に示されており、第1及び第2CPU11,1
2と、RSフリップフロップ13とを備え、RSフリッ
プフロップ13のセット端子に第1CPU11の出力ポ
ート11Pが接続され、リセット端子に第2CPU12
の出力ポート12Pが接続されている。また、第1CP
U11の入力ポート11Nには、RSフリップフロップ
13の非反転出力端子が接続されて、後述する所定のタ
イミングで、非反転出力信号Y1(図2及び図3参照)
が第1CPU11に取り込まれる一方、第2CPU12
の入力ポート12Nには、RSフリップフロップ13の
反転出力端子が接続されて、やはり後述する所定のタイ
ミングで、反転出力信号Y2(図2及び図3参照)が第
2CPU12に取り込まれる。
【0013】各CPU11,12は、図示しない別々の
クロック回路から一定周期で基準信号を受けており、こ
の基準信号を受ける度に、図示しないメインプログラム
をランする。そして、それら各メインプログラムの設定
に従って、図2に示すように、第1CPU11は、周期
T1でクロックパルスを出力ポート11Pから出力し、
第2CPU12は、周期T2でクロックパルスを出力ポ
ート12Pから出力する。ここで、一方のクロックパル
スの周期T2は、他方のクロックパルスの周期T1に対
して、クロックパルスの1パルス幅d分、長くなるよう
に設定されている。なお、これら各周期T1,T2は、
前記基準信号を分周した周期となっており、また、両C
PU11,12から出力される両クロックパルスは、同
じパルス幅dとなっている。
【0014】各CPU11,12は、各メインプログラ
ムに従い、クロックパルスを出力する直前に、それぞれ
のCPU11,12の入力ポート11N,12Nに与え
られている反転又は非反転出力信号Y1,Y2を取り込
む。具体的には、各CPU11,12は、クロックパル
スを出力する毎に、各メインプログラムにおけるタイマ
ーをスタートし、その計測時間がクロックパルスを出力
する1周期より僅かに短い設定時間に至ったタイミング
で、入力ポートに与えられている信号を取り込む。
【0015】そして、各CPU11,12は、取り込ん
だ信号が、オン信号(Hレベルの信号)又はオフ信号
(Lレベルの信号)のいずれであるかを判別し、「オフ
信号に次いでオン信号を取り込む動作」を2回連続して
行ったときに、いずれかのCPUの周期に変動が生じた
と判別するように設定されている。
【0016】次に、上記構成からなる本実施形態の動作
を説明する。図2の時刻S1〜S6に示すように、両C
PU11,12からRSフリップフロップ13に、交互
にクロックパルスが出力されたときには、以下のように
動作する。まず、第1CPU11は、図2の時刻S2
に、クロックパルス(図2(A)のCP11参照)をR
Sフリップフロップ13のセット端子へと出力すると共
に、その時刻S2の直前にRSフリップフロップ13の
非反転出力信号Y1(図2(C)参照)であるオフ信号
を取り込む。時刻S2では、第2CPU12は、RSフ
リップフロップ13のリセット端子に、クロックパルス
を与えていないから(図2(B)参照)、RSフリップ
フロップ13は、時刻S2にセット動作し、非反転出力
信号Y1(図2(C)参照)は、オフからオンに反転
し、反転出力信号Y2(図2(D)参照)は、オンから
オフに反転する。
【0017】次いで、第2CPU12が時刻S3の直前
にRSフリップフロップ13の反転出力信号Y2である
オフ信号を取り込むと共に、時刻S3に、クロックパル
スをRSフリップフロップ13のリセット端子へと出力
する。この時刻S3では、第1CPU11はクロックパ
ルスをセット端子へと出力していないから、RSフリッ
プフロップ13がリセット動作し、非反転出力信号Y1
は、オンからオフに反転し、反転出力信号Y2は、オフ
からオンに反転する。これにより、RSフリップフロッ
プ13の出力信号Y1,Y2は、時刻S2の直前の状態
に戻る。
【0018】そして、上記時刻S2,S3の場合と同様
にして、両CPU11,12からRSフリップフロップ
13に交互にクロックパルスが与えられる度に、セット
動作とリセット動作とが繰り返され、両CPU11,1
2に、RSフリップフロップ13からオフ信号が取り込
まれる。
【0019】さて、各CPU11,12は、取り込んだ
信号が、オフ又はオフ信号のいずれであるかを判別し、
「オフ信号に次いでオン信号を取り込む動作」を2回連
続して行ったときに、いずれかのCPUの周期に変動が
生じたと判別する。
【0020】ここで、本実施形態では、第2CPU12
から出力されるクロックパルスの周期T2が第1CPU
11から出力されるクロックパルスの周期T1より1パ
ルス幅d分長く設定されているから、両CPU11,1
2が正常に動作している場合には、図2の時刻S1〜S
6に示すように、各CPU11,12からRSフリップ
フロップ13へと交互にクロックパルスが出力される状
態が連続して続く。そして、かりに、両CPU11,1
2から同時にクロックパルスがRSフリップフロップ1
3へと与えられる事態や(図2の時刻S0参照)、一方
のCPUだけから連続して2つ以上のクロックパルスが
与えられる事態が生じても、次に各CPU11,12か
らそれぞれ出力されたクロックパルスは、互いに1パル
ス幅d分、前回よりずれているから、上記のような事態
が2回連続して生じることはない。
【0021】従って、CPU11,12が正常動作して
いる場合は、各CPU11,12は、RSフリップフロ
ップ13から「オフ信号に次いでオン信号を取り込む動
作」を2回連続して行うことはなく、CPUの所定周期
に変動が生じたと判別することはない。
【0022】一方、図3に示すように、第1CPU11
に異常が生じて、第1CPU11から出力されるクロッ
クパルスの周期T1が、正常動作時の倍になった場合
は、以下のようである。この場合、例えば、同図の時刻
S10〜S16に示すように、第1CPU11から2つ
のクロックパルス(図3のCP1、CP1参照)が出力
される間に、CPU2から2つのクロックパルス(図3
のCP2,CP2参照)が出力されるという動作が、2
回以上連続して起きる。すると、本実施形態の周期監視
回路は、以下のように動作する。
【0023】即ち、第2CPU12は、時刻S11の直
前では、反転出力信号Y2をオフ信号として取り込み、
RSフリップフロップ13をリセット動作させて、反転
出力信号Y2をオフからオンに反転させるが、次に、第
2CPU12が、反転出力信号Y2を取り込む前に、第
1CPU11はクロックパルスを出力していないから、
RSフリップフロップ13はセット動作せず、第2CP
U12が、次に(時刻S12の直前に)取り込んだ反転
出力信号Y2は、オン信号となる。よって、第2CPU
12は、「オフ信号に次いでオン信号を取り込む動作」
を1回行い、例えばその旨のフラッグが立てられる。
【0024】次いで、時刻S13となると、第1CPU
11がクロックパルスを出力してRSフリップフロップ
13をセット動作させ、反転出力信号Y2がオンからオ
フに反転する。そして、第2CPU12は、時刻S14
の直前に反転出力信号Y2をオフ信号として取り込んで
から、RSフリップフロップ13をリセット動作させ、
反転出力信号Y2をオフからオンに反転させる。ところ
が、やはり、次に第2CPU12が、反転出力信号Y2
を取り込む前に、第1CPU11はクロックパルスを出
力しないから、RSフリップフロップ13はセット動作
せず、第2CPU12は、オン信号を取り込む。これに
より、第2CPU12は、「オフ信号に次いでオン信号
を取り込む動作」を2回連続して行い、CPUのクロッ
クパルスの出力周期に変動が生じたと判断して、例え
ば、警告信号を出力する。
【0025】これと同様にして、第2CPU12のクロ
ックパルスの周期が正常時の2倍になった場合や、第1
又は第2CPU11,12のクロックパルスの周期が正
常時の半分になった場合も、一方のCPUが、クロック
パルスの出力周期に変動が生じたと判断することができ
る。
【0026】なお、第2CPU12が、「オフ信号に次
いでオン信号を取り込む動作」を1回行った後に、「オ
フ信号を2回連続して取り込むという動作」を行った場
合には、前記フラッグが取り消される。また、例えば、
第1CPU11のクロックパルスの周期が正常時の2倍
より長くなった場合は、第2CPU12が「1つのオフ
信号に次いで2つ以上のオン信号を取り込む動作」を2
回連続して行うこととなるが、この場合、上記した「オ
フ信号を2回連続して取り込むという動作」は行われな
いのでフラッグが取り消されず、周期の変動が生じたと
判断される。
【0027】このように、本実施形態によれば、CPU
11,12は、自らのクロックパルスの出力に伴ったタ
イミングで、いずれかのCPU11,12の異常を検出
するから、割り込み処理を必要とせず、また、常に入力
ポートを監視する必要もなくなり、CPUの動作効率を
向上させることができる。
【0028】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。 (1)前記実施形態では、両CPU11,12が出力す
るクロックパルスは、同じパルス幅であったが、これら
を異なるパルス幅としてもよい。
【0029】(2)両CPUが出力するクロックパルス
の周期は、必ずしも、前記実施形態のように、1パルス
幅分だけずらした設定としなくてもよく、一方のCPU
から出力されるクロックパルスの周期T1と、他方のC
PUから出力されるクロックパルスの周期T2とそのク
ロックパルスの1パルス幅dとの間に、 T2+d≦T1≦1.5×T2+d の関係があればよい。
【0030】(3)前記実施形態において、セット端子
にクロックパルスを与える第1CPU11に、RSフリ
ップフロップ13の反転出力信号を取り込む一方、リセ
ット端子にクロックパルスを与える第2CPU12に、
非反転出力信号を取り込むように接続して、両CPU1
1,12が、共に正常動作時には、RSフリップフロッ
プから連続してオン信号を取り込むようにしてもよい。
また、この場合は、各CPU11,12が、オン信号に
次いでオフ信号を取り込む動作を、2回連続して行った
ときに、周期変動が生じたと判断すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る周期監視回路のブロ
ック図
【図2】2つのCPUが共に正常動作している場合のタ
イムチャート
【図3】第1CPUのクロックパルスの周期が倍になっ
たときのタイムチャート
【図4】従来の周期監視回路のブロック図
【符号の説明】
13…RSフリップフロップ T1,T2…クロックパルスの周期 11,12…CPU Y1…非反転出力信号 Y2…反転出力信号 d…パルス幅

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定周期のクロックパルスを出力する2
    つのCPU間で周期変動の有無を監視する周期監視回路
    において、 一方の前記CPUから出力されるクロックパルスの周期
    をT1とし、 他方のCPUから出力されるクロックパルスの周期をT
    2とし、 前記他方のクロックパルスの1パルス幅をdとしたとき
    に、 T2+d≦T1≦1.5×T2+d の関係を有するように設定して、これら両クロックパル
    スのいずれか一方をRSフリップフロップのセット端子
    に与える一方、他方をリセット端子に与え、 前記セット端子にクロックパルスを与えるCPUは、そ
    のクロックパルスを出力する直前に前記RSフリップフ
    ロップの非反転出力信号を取り込む一方、前記リセット
    端子にクロックパルスを与えるCPUは、そのクロック
    パルスを出力する直前に前記RSフリップフロップの反
    転出力信号を取り込むことで、前記両CPUは、共に、
    正常動作時には、前記RSフリップフロップから連続し
    てオフ信号を取り込む構成とされ、 前記各CPUは、オフ信号に次いでオン信号を取り込む
    動作を、2回連続して行ったときに、前記CPUがクロ
    ックパルスを出力する周期に変動が生じたと判別するこ
    とを特徴とする周期監視回路。
  2. 【請求項2】 所定周期のクロックパルスを出力する2
    つのCPU間で周期変動の有無を監視する周期監視回路
    において、 一方の前記CPUから出力されるクロックパルスの周期
    をT1とし、 他方のCPUから出力されるクロックパルスの周期をT
    2とし、 前記他方のクロックパルスの1パルス幅をdとしたとき
    に、 T2+d≦T1≦1.5×T2+d の関係を有するように設定して、これら両クロックパル
    スのいずれか一方をRSフリップフロップのセット端子
    に与える一方、他方をリセット端子に与え、 前記セット端子にクロックパルスを与えるCPUは、そ
    のクロックパルスを出力する直前に前記RSフリップフ
    ロップの反転出力信号を取り込む一方、前記リセット端
    子にクロックパルスを与えるCPUは、そのクロックパ
    ルスを出力する直前に前記RSフリップフロップの非反
    転出力信号を取り込むことで、前記両CPUは、共に、
    正常動作時には、前記RSフリップフロップから連続し
    てオン信号を取り込む構成とされ、 前記各CPUは、オン信号に次いでオフ信号を取り込む
    動作を、2回連続して行ったときに、前記CPUがクロ
    ックパルスを出力する周期に変動が生じたと判別するこ
    とを特徴とする周期監視回路。
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