JP2003263404A - シリアル通信方式とそれを用いたマイクロコンピュータ - Google Patents
シリアル通信方式とそれを用いたマイクロコンピュータInfo
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- JP2003263404A JP2003263404A JP2002061436A JP2002061436A JP2003263404A JP 2003263404 A JP2003263404 A JP 2003263404A JP 2002061436 A JP2002061436 A JP 2002061436A JP 2002061436 A JP2002061436 A JP 2002061436A JP 2003263404 A JP2003263404 A JP 2003263404A
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- JP
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- terminal
- logic
- microcomputer
- signal level
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- Dc Digital Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 1端子でかつ回路規模の小さいシリアル通信
回路を実現する。 【解決手段】 ユーザーが初期状態を変えなく、かつモ
ード設定はリセット期間中で決定されるモード設定専用
の1端子を用い、リセット後端子の初期状態を“論理
H”として一定時間以上の“論理L”の後“論理H”に
する事でオンチップデバッグモードに移行させ、モード
設定端子をシリアル通信用端子にする。1端子でかつ回
路規模の小さいシリアル通信回路を実現する為、受信は
“論理H”から“論理L”になったエッジから一定時間
後の端子の信号レベルをデータとして取り込んでいく。
送信についても受信と同じ様な信号波形にてテータを送
信して行く。
回路を実現する。 【解決手段】 ユーザーが初期状態を変えなく、かつモ
ード設定はリセット期間中で決定されるモード設定専用
の1端子を用い、リセット後端子の初期状態を“論理
H”として一定時間以上の“論理L”の後“論理H”に
する事でオンチップデバッグモードに移行させ、モード
設定端子をシリアル通信用端子にする。1端子でかつ回
路規模の小さいシリアル通信回路を実現する為、受信は
“論理H”から“論理L”になったエッジから一定時間
後の端子の信号レベルをデータとして取り込んでいく。
送信についても受信と同じ様な信号波形にてテータを送
信して行く。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロコンピュー
タの非同期シリアル通信方式における1端子による通信
方式とその装置に関する。
タの非同期シリアル通信方式における1端子による通信
方式とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータの動作状態を変え
る事なくその動作状態をモニターするオンチップデバッ
グ機能、この機能を実現する為にシリアル通信を行う
が、通信の為に専用端子を設けている。同期式ではクロ
ックとデータの2端子が必要、調歩同期式は1端子で通
信可能だが回路規模が比較的大きくなる。
る事なくその動作状態をモニターするオンチップデバッ
グ機能、この機能を実現する為にシリアル通信を行う
が、通信の為に専用端子を設けている。同期式ではクロ
ックとデータの2端子が必要、調歩同期式は1端子で通
信可能だが回路規模が比較的大きくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】省ピンの機能組み込み
マイクロコンピュータでは、オンチップデバッグ機能の
為に専用端子を設けて汎用端子の数を減らす事はできな
い。またコスト低減の為、オンチップデバッグ機能のた
めに大規模な回路を実装できない。その為オンチップデ
バッグ機能を組み込めないでいた。
マイクロコンピュータでは、オンチップデバッグ機能の
為に専用端子を設けて汎用端子の数を減らす事はできな
い。またコスト低減の為、オンチップデバッグ機能のた
めに大規模な回路を実装できない。その為オンチップデ
バッグ機能を組み込めないでいた。
【0004】本発明は、この様な問題点を鑑みて専用端
子を増やすことなく比較的小さな回路規模でオンチップ
デバッグ機能を実現させる事を目的としている。
子を増やすことなく比較的小さな回路規模でオンチップ
デバッグ機能を実現させる事を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明において、上記の
問題点を解決する為ユーザーが初期設定を変更しないモ
ード設定用の1端子を用いてオンチップデバッグのため
のシリアル通信を行うものとする。
問題点を解決する為ユーザーが初期設定を変更しないモ
ード設定用の1端子を用いてオンチップデバッグのため
のシリアル通信を行うものとする。
【0006】通常ユーザーがHかLに固定して使用する
マイクロコンピュータのモード設定用端子によるモード
の設定をリセット時に行い、リセット解除後は端子の信
号レベルに依存しない様にし、この初期端子レベルを
“論理H”とする論理判定部と、リセット解除後、図1
(a)に示す様に一定時間以上“論理L”を続けた後“論
理H”にする事でオンチップデバッグモードとし端子を
シリアル通信可能状態とするオンチップデバッグモード
判定部と、図1(b)に示す様に“論理H”から“論理
L”に信号が変わって一定時間後の信号の論理レベルを
1ビットの受信データとして取り込み1バイトになるま
で受信を繰り返すシリアル受信部と、“論理H”から
“論理L”にして一定時間後に1ビットのデータを出
し、一定時間後また“論理H”に戻す事を繰り返し1バ
イトのデータを送信するシリアル送信部からなる装置を
使用するものとする。
マイクロコンピュータのモード設定用端子によるモード
の設定をリセット時に行い、リセット解除後は端子の信
号レベルに依存しない様にし、この初期端子レベルを
“論理H”とする論理判定部と、リセット解除後、図1
(a)に示す様に一定時間以上“論理L”を続けた後“論
理H”にする事でオンチップデバッグモードとし端子を
シリアル通信可能状態とするオンチップデバッグモード
判定部と、図1(b)に示す様に“論理H”から“論理
L”に信号が変わって一定時間後の信号の論理レベルを
1ビットの受信データとして取り込み1バイトになるま
で受信を繰り返すシリアル受信部と、“論理H”から
“論理L”にして一定時間後に1ビットのデータを出
し、一定時間後また“論理H”に戻す事を繰り返し1バ
イトのデータを送信するシリアル送信部からなる装置を
使用するものとする。
【0007】この様な方式によれば、端子を増やす事無
く比較的小さな回路規模でオンチップデバッグ機能をマ
イクロコンピュータに組み込む事が可能となる。
く比較的小さな回路規模でオンチップデバッグ機能をマ
イクロコンピュータに組み込む事が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施例を詳細に説明する。図2は、本発明の一実施例を
示す構成図である。
実施例を詳細に説明する。図2は、本発明の一実施例を
示す構成図である。
【0009】モード設定用端子から入った信号は、マイ
クロコンピュータのリセット信号S1がかかっている間
に論理判定部1でユーザーのマイクロコンピュータのモ
ードとオンチップデバッグモード時のシリアル通信にお
ける“論理H”、“論理L”が決定される。次にオンチ
ップデバッグモード判定部2で“論理L”カウンタによ
りマイクロコンピュータのシステムクロックS2の15
クロック間以上“論理L”をカウントし、その後“論理
H”を検出してオンチップデバッグモードのシリアル通
信許可信号S3を出す。“論理L”カウンタが15以下
で“論理H”を検出した場合は“論理L”カウンタはリ
セットされる。
クロコンピュータのリセット信号S1がかかっている間
に論理判定部1でユーザーのマイクロコンピュータのモ
ードとオンチップデバッグモード時のシリアル通信にお
ける“論理H”、“論理L”が決定される。次にオンチ
ップデバッグモード判定部2で“論理L”カウンタによ
りマイクロコンピュータのシステムクロックS2の15
クロック間以上“論理L”をカウントし、その後“論理
H”を検出してオンチップデバッグモードのシリアル通
信許可信号S3を出す。“論理L”カウンタが15以下
で“論理H”を検出した場合は“論理L”カウンタはリ
セットされる。
【0010】シリアル通信許可状態になった後は、まず
受信許可信号S6が出て受信待ちになる。
受信許可信号S6が出て受信待ちになる。
【0011】シリアル受信部3では“論理H”から“論
理L”へのエッジを検出して、クロックS2によりデー
タ取り込みカウンタがカウントアップし4カウント後に
端子信号レベルをデータとして取り込む。
理L”へのエッジを検出して、クロックS2によりデー
タ取り込みカウンタがカウントアップし4カウント後に
端子信号レベルをデータとして取り込む。
【0012】データを取り込んだ後データ取り込みカウ
ンタはリセットされ1バイトカウンタがカウントアップ
する。
ンタはリセットされ1バイトカウンタがカウントアップ
する。
【0013】1バイト受信すると1バイトカウンタはリ
セットされ、受信終了信号S4が出て受信したデータの
処理が行われる。
セットされ、受信終了信号S4が出て受信したデータの
処理が行われる。
【0014】図3に1ビットの受信信号波形図を示す。
受信終了後、データの処理を行った後に結果を送信す
る。
受信終了後、データの処理を行った後に結果を送信す
る。
【0015】シリアル送信部4では送信カウンタが送信
と共にクロックS2によりカウントアップされ最初の
“論理H”から送信開始により2カウント分“論理L”
を出した後4カウント分の間1ビットのデータを出し、
また4カウント分“論理H”を出し1バイトカウンタを
カウントアップする。
と共にクロックS2によりカウントアップされ最初の
“論理H”から送信開始により2カウント分“論理L”
を出した後4カウント分の間1ビットのデータを出し、
また4カウント分“論理H”を出し1バイトカウンタを
カウントアップする。
【0016】1ビットの送信信号波形図は、図3の1ビ
ット受信信号波形図と同じ波形図となる。1バイト送信
すると1バイトカウンタはリセットされ、送信終了信号
S5を出す。
ット受信信号波形図と同じ波形図となる。1バイト送信
すると1バイトカウンタはリセットされ、送信終了信号
S5を出す。
【0017】送信終了信号S5を受け、データの処理内
容により受信許可信号S6または送信許可信号S7が出
される。送信許可信号S7が出ている場合は引き続きデ
ータの送信を行い、受信許可信号S6が出ている場合は
データの受信待ち状態となりデータが送信されてくるの
を待ちつづける。
容により受信許可信号S6または送信許可信号S7が出
される。送信許可信号S7が出ている場合は引き続きデ
ータの送信を行い、受信許可信号S6が出ている場合は
データの受信待ち状態となりデータが送信されてくるの
を待ちつづける。
【0018】オンチップデバッグモードになった後は、
端子はオンチップデバッグモードのための1端子シリア
ル通信専用端子となる。ユーザーのマイクロコンピュー
タのモード設定端子としてへの復帰は、マイクロコンピ
ュータへのリセットにより論理判定部1により行われ
る。
端子はオンチップデバッグモードのための1端子シリア
ル通信専用端子となる。ユーザーのマイクロコンピュー
タのモード設定端子としてへの復帰は、マイクロコンピ
ュータへのリセットにより論理判定部1により行われ
る。
【0019】図4は、上記装置の動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【0020】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、専用端子
を増やす事なくモード設定の1端子でマイクロコンピュ
ータにシリアル通信回路を比較的小さな回路規模で組み
込め、コストをおさえてオンチップデバッグ機能を提供
する事がきる。
を増やす事なくモード設定の1端子でマイクロコンピュ
ータにシリアル通信回路を比較的小さな回路規模で組み
込め、コストをおさえてオンチップデバッグ機能を提供
する事がきる。
【図1】本発明の信号波形図
【図2】本発明の一実施例の構成図
【図3】1ビット受信信号波形図
【図4】本発明のフローチャート
1 論理判定部
2 オンチップデバッグモード判定部
3 シリアル受信部
4 シリアル送信部
5 入出力制御部
Claims (3)
- 【請求項1】 ユーザーがマイクロコンピュータのモー
ド設定を行う信号レベル固定のモード設定用の1端子を
用い、マイクロコンピュータのリセット解除後はその端
子の信号レベルにユーザーのモードが依存しない様にし
て端子を使用可能な状態とし、端子の初期信号レベルを
“論理H”反対のレベルを“論理L”として、端子のレ
ベルを一定時間以上“論理L”にした後“論理H”にす
る事で端子がマイクロコンピュータのモード設定とは別
の目的で使用できる状態に移行する事を特徴とするマイ
クロコンピュータ。 - 【請求項2】 受信する信号の変化点を検知する手段
と、検知した変化点からの経過時間の計測手段と、経過
した一定時間後の信号レベルを受信データとして取り込
む手段を具備した事を特徴とする1端子による受信装
置。 - 【請求項3】 送信前の信号レベルを変化させる手段
と、変化させてからの経過時間を計測する手段を具備
し、一定時間変化させた信号レベルを送信した後一定時
間データを送信し、その後一定時間送信前の信号レベル
を送信する手段を具備する事を特徴とする1端子による
送信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002061436A JP2003263404A (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | シリアル通信方式とそれを用いたマイクロコンピュータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002061436A JP2003263404A (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | シリアル通信方式とそれを用いたマイクロコンピュータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003263404A true JP2003263404A (ja) | 2003-09-19 |
Family
ID=29195745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002061436A Pending JP2003263404A (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | シリアル通信方式とそれを用いたマイクロコンピュータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003263404A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7499514B2 (en) | 2004-06-08 | 2009-03-03 | Sony Corporation | Communication system, reception apparatus and method, recording medium and program |
US7870318B2 (en) | 2006-11-02 | 2011-01-11 | Seiko Epson Corporation | Asynchronous serial communication method and asynchronous serial communication device |
US7890737B2 (en) | 2007-07-02 | 2011-02-15 | Denso Corporation | Microcomputer and functional evaluation chip |
JP2017162298A (ja) * | 2016-03-10 | 2017-09-14 | 株式会社リコー | 伝送制御装置および伝送制御装置を備える画像形成装置 |
-
2002
- 2002-03-07 JP JP2002061436A patent/JP2003263404A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7499514B2 (en) | 2004-06-08 | 2009-03-03 | Sony Corporation | Communication system, reception apparatus and method, recording medium and program |
US7870318B2 (en) | 2006-11-02 | 2011-01-11 | Seiko Epson Corporation | Asynchronous serial communication method and asynchronous serial communication device |
US7890737B2 (en) | 2007-07-02 | 2011-02-15 | Denso Corporation | Microcomputer and functional evaluation chip |
JP2017162298A (ja) * | 2016-03-10 | 2017-09-14 | 株式会社リコー | 伝送制御装置および伝送制御装置を備える画像形成装置 |
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