JPH10508676A - 同期回り継手 - Google Patents

同期回り継手

Info

Publication number
JPH10508676A
JPH10508676A JP8515663A JP51566396A JPH10508676A JP H10508676 A JPH10508676 A JP H10508676A JP 8515663 A JP8515663 A JP 8515663A JP 51566396 A JP51566396 A JP 51566396A JP H10508676 A JPH10508676 A JP H10508676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tripod
inner race
joint
roller
rim
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8515663A
Other languages
English (en)
Inventor
バスティアン デニス
アルベ ピエール
Original Assignee
イナ ベルツラーゲル シエツフレル コマンデイトゲゼルシヤフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イナ ベルツラーゲル シエツフレル コマンデイトゲゼルシヤフト filed Critical イナ ベルツラーゲル シエツフレル コマンデイトゲゼルシヤフト
Publication of JPH10508676A publication Critical patent/JPH10508676A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/20Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
    • F16D3/202Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints
    • F16D3/205Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part
    • F16D3/2055Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part having three pins, i.e. true tripod joints
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/20Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
    • F16D3/202Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints
    • F16D2003/2026Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints with trunnion rings, i.e. with tripod joints having rollers supported by a ring on the trunnion
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S464/00Rotary shafts, gudgeons, housings, and flexible couplings for rotary shafts
    • Y10S464/904Homokinetic coupling
    • Y10S464/905Torque transmitted via radially extending pin

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、三脚構造形式による同期回り継手であって、継手外側部分を備えていて、該継手外側部分に、それぞれ1つの三脚ユニットを受容するための、軸方向に延びる3つのガイド軌道が設けられていて、三脚ユニットが、三脚星形部に接続されていてボールピンで角度移動可能にガイドされている形式のものに関する。本発明によれば、三脚ユニット(1)が設けられており、該三脚ユニット(1)において、三脚ローラ(6)と内レース(4)との間に、形状接続式の連結部が直接形成されていて、内レース(4)が環状ショルダ(16)を有していて、該環状ショルダ(16)が端面側で三脚ローラ(6)に当接している。

Description

【発明の詳細な説明】 同期回り継手 本発明は、三脚構造の同期回り継手であって、継手外側部分を備えており、該 継手外側部分内に、周方向に分配され、軸方向で互いに平行に延びるガイド軌道 が形成されており、三脚星形部が設けられており、該三脚星形部に左右対称に分 配された半径方向に延びるボールピンが形成されており、各ボールピンにそれぞ れ1つの旋回ベアリングが配属されていて、該旋回ベアリングが、転がり軸受け で支承された三脚ローラを有しており、該三脚ローラが、転動体を介して内レー スで回転可能に支承されていて、内レースがボールピンで角移動可能(Winkelbew eglich)にガイドされている形式のものに関する。 このような形式の同期回り継手は、例えばドイツ連邦共和国特許第40395 97号明細書の図2により公知である。この公知の同期回り継手においては、内 レースは両側が、継手外側部分のガイド軌道で軸方向で固定されている。転動体 を介して内レースに回転可能に支承された三脚ローラは、一方側で内レースのリ ムに支えられていて、リムとは反対側に向けられた側で、軸方向固定部を有して おり、この軸方向固定部は、スナップリングとストッパ円板(Anlaufscheibe)と から成っている。このような大きい構造寸法を有する構造によれば、ガイド走行 軌道内で内レースが傾き、ひいては、同期回り継手全体が不都合に振動する傾向 がある。しかも、固定リングによって三脚ローラを軸方向で固定することは、永 続的な解決策とはならない。何故ならば、固定リングは、生じたピーク負荷に耐 えられないからである。 そこで本発明の課題は、 −同期回り継手の構成部分間で力を持続的に支持することが保証され、 −内レースと三脚ローラとの間の効果的な紛失防止が、付加的な部材なしで確 実に行うことができ、 −必要な構造寸法を小さくすることができ、 −簡単で安価な組み付けが可能な、 回り継手を提供することである。 この課題を解決した本発明によれば、三脚ローラと内レースとの間の直接的な 形状接続的な連結部が形成されている。これによって有利な形式で、付加的な部 材例えばストッパ円板及び固定リングを必要とすることなしに、前記構成部材間 で紛失防止が形成される。本発明の構成によれば、転動体の固定が保証されるの で、旋回ベアリングの全ユニットは、内レースと、転動体と三脚ローラとから構 成することができ、これによって、前組立された旋回ベアリングを、時間を節約 しひいては安価に三脚星形部に組み付けることができ 、この三脚星形部を多数の旋回ベアリングと共に、継手外側部分に接合すること ができる。三脚ローラと内レースとの間の持続的な支持を得るために、本発明に よれば、内レースが、三脚星形部とは反対側で環状ショルダを有していて、該環 状ショルダが端面側で三脚ローラに当接しており、この場合に比較的大きい当接 面が形成される。本発明のこのような構成によれば、内レースがガイド軌道の一 方側に当接し、三脚ローラが、継手外側部分に形成されたガイド軌道の、前記一 方側とは反対側に当接する三脚ユニットの構成と協働して、生じた軸方向力の方 向とは無関係に、内レースと三脚ローラとの間で直接的な力の支持が得られる。 本発明による同期回り継手は、有利な形式で、特に減少された構成部材に基づい て固有振動特性を減少させることができ、これによって自動車に伝達される振動 は減少され、走行快適性が改善される。 請求項2によれば、内レースと三脚ローラとの間の形状接続式の連結を得るた めに弾性的なスナップ結合部が設けられている。このために、内レースは、転動 体走行軌道に対して横方向でずらされて、環状に延びる環状溝を有しており、該 環状溝内に、三脚ローラに配置されたリムが係止するようになっている。 請求項3によれば、旋回ベアリングの、三脚星形部とは反対側に隣接して環状 ショルダが配置されている。このような位置整合に基づいて、環状溝内に突入す る三脚ローラのリムによって、内レースと三脚ローラとの間の支持面が拡大され る。 請求項4によれば、スナップ結合部を形成する環状溝とリムとを、環状溝の幅 よりもリムの幅が小さくなるように構成するば有利である。これによって必要な 相対運動及びひいては、継手外側部分のガイド軌道の内レースと三脚ローラとの 間の軸方向の調節可能性が得られる。 請求項5によれば、リムと環状溝との間のスナップ結合部の半径方向のオーバ ーラップの寸法は、0.005〜0.05mmである。この場合、この半径方向 のオーバーラップの克服は、三脚ローラの弾性を利用するか若しくは内レースを 過冷却することによって、つまり材料の伸張若しくは収縮を利用して行われる。 もっぱら紛失防止手段を得るだけのわずかなオーバーラップに基づいて、内レー スと三脚ローラとの間の比較的小さい軸方向力を加えることによってスナップ結 合が得られる。簡単なスナップ結合を得るために、環状溝のリムは、転動体に向 けられた側の外側は面取りされているので、三脚ローラのリムはより迅速に環状 溝内に係合する。 請求項6によれば、内レースは軸方向でガイドされている。このために、内レ ースは両側で、半径方向外方に向けられたリムを備えているので、転動体を軸方 向で固定するために、別の手段は必要ない。 請求項7によれば、旋回ベアリングの組み込み位置において、内レースは環状 リング面を介して軸方向で継手外側部分に支えられている。これに対して三脚ロ ーラは、継手外側部分におけるガイド走行軌道の側方のリムで軸方向で制限され ている。 請求項8によれば、本発明による三脚ユニットが、鍛造部分、鋳造部分又は回 転切削部分として構成された継手外側部分内に挿入されている。また選択的に、 深絞り法によって切削くずなしで製造される継手外側部分を使用することも提案 されている。これに対して、内レースは、本発明によれば、鍛造部分又は回転切 削部分である。 次に本発明の実施例を詳しく説明する。 図面には、本発明による同期回り継手の部分領域、つまり三脚ユニット1の組 み込み位置が示されている。三脚ユニット1は三脚星形部(Tripodestern)2を有 しており、この三脚星形部は、周方向に分配配置された左右対称の3つのボール ピン3を有していて、これらのボールピン3は、それぞれ内レース4内に係合し ている。この内レース4は、転動体5と、外レースとして構成された三脚ローラ (Tripoderolle)6と一緒に、旋回ベアリング7を形成している。内レース4の内 側輪郭部8に当接する、半円球状に成形されたボールピン3(三脚星形部2に結 合されている)によって制限されて、旋回ベアリング7はボールピン3に対して 軸方向及び角度方向で可動に調節して配置されている。三脚ローラ6は、継手外 側部分10に形成された、それぞれ周方向で互いに向き合って軸方向に延びるガ イド軌道9内に挿入されている。 鋳造−、鍛造−、回転切削−又は金属薄板部分として構成された軸手外側部分 10は、三脚ローラ6のための、周方向で左右対称に配置された、ガイド軌道9 の形状の3つの受容部を有している。この構成部分は、三脚ローラ6と内レース 4との間で形状接続式の固定を形成するために、継手外側部分10の側壁11に 向けられた、旋回ベアリング7の側でスナップ結合部12を有している。このた めに、内レース4は、環状に延びる環状溝を有していて、この環状溝内に三脚ロ ーラ6のリム14が係合する。前記スナップ結合部12は、紛失防止手段若しく は組立補助手段として使用される。この手段によって、すべての部分が、旋回ベ アリング7の転動体5と一緒に保持され、これによって簡単で、安価な組立が可 能である。環状溝13を側方で制限するリム7と三脚ローラ6に属するリム14 との間の半径方向のオーバーラップ“X”は、0.005〜0.05mmである 。スナップ結合部12のスナップ結合作業は、リム17が、転動体5に向けられ た側で外側に環状の面取り部を有していることによって、軽減される。 内レース4と三脚ローラ6との間の軸方向の可動性 を得るために、リム14の幅は、環状溝13の幅よりも著しく小さい。転動体5 をガイドするために、内レース4は、三脚星形部2に向けられた側で、転動体5 のための、半径方向外方に向けられたリム15を有している。内レース4はさら に、環状ショルダ16を有しており、この環状ショルダ16で、三脚ローラ6が 一方の端面を介して支えられている。つまり、2つの構成部間の比較的大きい当 接面が得られる。旋回ベアリング7におけるこのような環状フランジ状の構成に よって、ガイド軌道9との形状接続的な(形状による束縛)接続が得られる。こ の形状接続的な接続において、三脚ローラ6は一方側で継手外側部分10のリム 18に当接していて、内レース4は、端面側で外側面11に当接している。これ によって、継手外側部分10を介して三脚ローラ6又は内レース4に導入される 横方向力及び軸方向力とは無関係に、旋回ベアリング7における隣接する構成部 で直接的な力の支持が得られる。本発明によれば、このために別個の構成部は必 要ない。支持領域若しくは支持面は、明確にするために、矢印を有している。符 号“a”で記された矢印は、三脚星形部2から向けられた力を示し、これに対し て符号“b”で示された矢印は、三脚星形部2の方向に作用する力の方向を示す 。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年12月12日 【補正内容】 この課題は本発明によれば、三脚ローラの永続的な支持を得るために、内レー スが、三脚ローラとは反対側で環状ショルダを備えており、該環状ショルダの終 端領域で三脚ローラが軸方向で支持されているように構成された同期回り継手に よって解決された。この場合、面圧を減少するために、比較的大きい半径方向の オーバーラップが設けられている。さらにまた、本発明による同期回り継手は、 三脚ローラと内レースとの間に形状接続式の1つのスナップ結合部だけが設けら れている。これらの構造部分を唯一の位置決め部で位置決めすることは、転動体 走行軌道に対して横方向にずらして配置されたスナップ結合部によって保証され る。このスナップ結合部においては、三脚ローラが内レースと直接的に形状接続 式にスナップ結合されている。これによって有利な形式で、例えばストッパ円板 又は固定リング等の付加的な部分を必要とすることなしに、これらの部材間で紛 失防止が形成される。さらに本発明は、軸方向で間隔を保って配置された2つの リムを有する内レースが提案されており、これらの2つのリムで転動体がガイド されている。このような転動体の固定形式は、本発明によるスナップ結合と協働 して、内レースと転動体と三脚ローラとから成る旋回ベアリングの全ユニットが 、まとめられ、これによって前もって組み立てられたユニットを形成することを 可能にする。このユニットは、三脚星形部に安価に組 み付けることができ、この三脚星形部は多数の旋回ベアリングを備えた継手外側 部に組み付けることができる。本発明による同期回り継手は有利な形式で、減少 された構造寸法及びひいては最適な重量に基づいて、固有振動が減少され、これ によって自動車に伝達される振動を減少して走行快適性を改善することができる 。 本発明の別の構成によれば、弾性的なスナップ結合部を形成するために、内レ ースが環状に延びる環状溝を有しており、該環状溝内に、三脚ローラの、半径方 向内方に向けられたリムが係止するようになっている。 また、スナップ係合部が、リムと環状ショルダとの間に配置されていれば有利 である。このような位置の整合は、環状溝内に突入する三脚ローラのリムによっ て、内レースと三脚ローラとの間の支持面を所望に拡大する。 本発明の有利な構成要件によれば、共通のスナップ結合部を形成する環状溝と リムとを、環状溝の幅が、リムの幅を超えるように構成されている。これによっ て、三脚ローラと内レースとの間の相対的な可動性が得られる。またこれによっ て、三脚ローラと内レースとの間の軸方向の整合が可能となる。つまり、生じた 製造許容誤差によって必要とされる、組み込み位置における三脚ローラと内レー スとの間の調節可能性が得 られる。 機能上必要であってしかも容易な組み付けを可能にする、リムと環状溝との間 のスナップ結合部の半径方向のオーバーラップの寸法として、0.005〜0. 05mmが設けられている。この半径方向のオーバーラップの克服は、三脚ロー ラの弾性を利用するか又は三脚ローラを加熱するか若しくは内レースを過冷却す ることによって、つまり材料の伸張若しくは収縮を利用して行われる。もっぱら 紛失防止手段を得るだけのわずかなオーバーラップに基づいて、内レースと三脚 ローラとの間の比較的小さい軸方向力を加えることによってスナップ結合が得ら れる。簡単なスナップ結合を得るために、環状溝のリムは、転動体に向けられた 側の外側が環状に面取りされているの、三脚ローラのリムをより簡単に環状溝内 に係止させることができる。 本発明の別の構成によれば、旋回ベアリングの組み付け状態において内レース が円環状の面を介して軸方向で継手外側部分のリムで支えられている。これに対 して三脚ローラは、継手外側部分でガイド走行軌道の側方のリムで軸方向制限さ れている。このような構造によれば、内レースの環状ショルダにおける三脚ロー ラの軸方向支持と協働して、三脚ローラ内又は内レース内に導入された軸方向力 が、ガイド走行軌道の側方のリム内又は外側部分の円環状面内への力の伝達を生 ぜしめる。 本発明によればさらに、鍛造−、鋳造−又は回転切削部分として構成された継 手外側部分が使用されている。また選択的に継手外側部分が深絞り法によって切 削くずなしで形成することもできる。これに対して内レースは、鍛造部分又は回 転切削部分として形成されている。 請求の範囲 1.三脚構造の同期回り継手であって、継手外側部分(10)を備えており、 該継手外側部分(10)内に、周方向に分配され、軸方向で互いに平行に延びる ガイド軌道(9)が形成されており、三脚星形部(2)が設けられており、該三 脚星形部(2)に左右対称に分配された半径方向に延びるボールピン(3)が形 成されており、各ボールピン(3)にそれぞれ1つの旋回ベアリング(7)が配 属されていて、該旋回ベアリング(7)が、転がり軸受けで支承された三脚ロー ラ(6)を有しており、該三脚ローラ(6)が、転動体(5)を介して内レース (4)で回転可能に支承されていて、内レース(4)がボールピン(3)で角移 動可能にガイドされていて、三脚ローラ(6)が内レース(4)に対して位置決 めされている形式のものにおいて、 内レース(4)が、三脚星形部(2)とは反対側で環状ショルダ(16)を有 しており、該環状ショルダ(16)で、星形面を介して三脚ローラ(6)が支持 されており、唯一の位置決め部として、転動体走行軌道に対して横方向にずらし て配置された、三脚ローラ(6)と内レース(4)との間の直接的な形状接続式 のスナップ結合部(12)が設けられており、転動体(5)が、リム(15,1 7)によって軸方向で制限 されて、内レース(4)でガイドされていることを特徴とする、同期回り継手。 2.弾性的なスナップ結合部(12)を形成するために、内レース(4)が環 状に延びる環状溝(13)を有しており、該環状溝(13)内に、三脚ローラ( 6)の、半径方向内方に向けられたリム(14)が係止するようになっている、 請求項1記載の同期回り継手。 3.スナップ係合部(12)が、リム(17)と環状ショルダ(16)との間 に配置されている、請求項2記載の同期回り継手。 4.内レース(4)の環状溝(13)が、三脚ローラ(6)のリム(14)の 幅を超える幅を有している、請求項2記載の同期回り継手。 5.三脚ローラ(6)のリム(14)と内レース(4)のリム(17)との間 に、0.05〜0.005mmの寸法を有する半径方向のオーバーラップが設け られている、請求項2記載の同期回り継手。 6.組み付け状態で三脚ローラ(6)が継手外側部分(10)のリム(18) に形状接続式に当接していて、内レース(4)が継手外側部分(10)の側壁( 11)で支えられている、請求項1記載の同期回り継手。 7.鍛造−、鋳造−又は回転切削部分として構成された継手外側部分(10) が使用されているか又は継 手外側部分(10)が深絞り法によって切削くずなしで形成され、内レース(4 )が鍛造部分又は回転切削部分として形成されている、請求項1記載の同期回り 継手。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.三脚構造の同期回り継手であって、継手外側部分(10)を備えており、 該継手外側部分(10)内に、周方向に分配され、軸方向で互いに平行に延びる ガイド軌道(9)が形成されており、三脚星形部(2)が設けられており、該三 脚星形部(2)に左右対称に分配された半径方向に延びるボールピン(3)が形 成されており、各ボールピン(3)にそれぞれ1つの旋回ベアリング(7)が配 属されていて、該旋回ベアリング(7)が、転がり軸受けで支承された三脚ロー ラ(6)を有しており、該三脚ローラ(6)が、転動体(5)を介して内レース (4)で回転可能に支承されていて、内レース(4)がボールピン(3)で角移 動可能にガイドされている形式のものにおいて、 三脚ローラ(6)と内レース(4)との間の直接的な形状接続的な連結部が形 成されており、内レース(4)が、三脚星形部(2)とは反対側で環状ショルダ (16)を有していて、該環状ショルダ(16)が端面側で三脚ローラ(6)に 当接していることを特徴とする、同期回り継手。 2.内レース(4)が、転動体走行軌道に対して横方向にずらして環状に延び る環状溝(13)を有しており、該環状溝(13)内に三脚ローラ(69が係止 していて、これによって弾性的なスナップ結合部(1 2)が形成されている、請求項1記載の同期回り継手。 3.スナップ結合部(12)が、旋回ベアリング(7)内で環状ショルダ(1 6)に隣接して配置されている、請求項2記載の同期回り継手。 4.三脚ローラ(6)のリム(14)が、環状溝(13)よりも小さい幅を有 している、請求項2記載の同期回り継手。 5.環状ショルダ(16)とリム(14)との半径方向のオーバーラップが、 0.05〜0.005mmである、請求項2記載の同期回り継手。 6.転動体(5)が、内レース(4)のリム(15,17)によって軸方向で 制限されている、請求項1記載の同期回り継手。 7.組み付け状態で三脚ローラ(6)が継手外側部分(10)のリム(18) に形状接続式に当接していて、内レース(4)が継手外側部分(10)の側壁( 11)で支えられている、請求項1記載の同期回り継手。 8.鍛造−、鋳造−又は回転切削部分として構成された継手外側部分(10) が使用されているか又は継手外側部分(10)が深絞り法によって切削くずなし で形成され、内レース(4)が鍛造部分又は回転切削部分として形成されている 、請求項1記載の同期回り継手。
JP8515663A 1994-11-09 1995-08-31 同期回り継手 Pending JPH10508676A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4439965A DE4439965A1 (de) 1994-11-09 1994-11-09 Gleichlaufdrehgelenk
DE4439965.0 1994-11-09
PCT/EP1995/003420 WO1996015384A1 (de) 1994-11-09 1995-08-31 Gleichlaufdrehgelenk

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10508676A true JPH10508676A (ja) 1998-08-25

Family

ID=6532845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8515663A Pending JPH10508676A (ja) 1994-11-09 1995-08-31 同期回り継手

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5797798A (ja)
JP (1) JPH10508676A (ja)
DE (2) DE4439965A1 (ja)
WO (1) WO1996015384A1 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19915417C2 (de) * 1998-04-04 2001-07-19 Gkn Automotive Gmbh Tripodegelenk mit elastischen Mitteln
DE10016512A1 (de) * 2000-04-03 2001-10-18 Gkn Loebro Gmbh Gelenkaußenteil für ein Tripodegelenk
DE602005003991T2 (de) * 2004-08-03 2008-12-11 Ntn Corporation Gleichlauftripodegelenk
DE102004054267A1 (de) * 2004-11-09 2006-05-11 Ina-Schaeffler Kg Tripode-Rolle
KR20120069802A (ko) * 2010-12-21 2012-06-29 현대위아 주식회사 고절각형 트라이포드 등속조인트
DE102015221133A1 (de) * 2015-10-29 2017-05-04 Zf Friedrichshafen Ag Wälzlager, Getriebe sowie Kraftfahrzeug
DE102016219415A1 (de) 2016-10-06 2017-10-05 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Tripodenrolle für ein Gleichlaufgelenk mit Aufnahmebereich, Gleichlaufgelenk mit der Tripodenrolle
DE102016219419A1 (de) * 2016-10-06 2018-04-12 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Tripodenrolle für ein Gleichlaufgelenk mit Sicherungsbereich, Gleichlaufgelenk mit der Tripodenrolle sowie Verfahren zum Montieren der Tripodenrolle
DE102016219405A1 (de) 2016-10-06 2017-10-26 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Tripodenrolle für ein Gleichlaufgelenk mit beidseitigem, axialen Formschluss, Gleichlaufgelenk mit der Tripodenrolle sowie Verfahren zum Montieren der Tripodenrolle
DE102016219404A1 (de) 2016-10-06 2017-10-26 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Tripodenrolle, Gleichlaufgelenk mit der Tripodenrolle sowie Verfahren zum Montieren der Tripodenrolle
DE102016219420A1 (de) 2016-10-06 2017-10-05 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Tripodenrolle für ein Gleichlaufgelenk mit Gleichborden, Gleichlaufgelenk mit der Tripodenrolle sowie Verfahren zum Montieren der Tripodenrolle
DE102017114998A1 (de) 2017-07-05 2017-11-09 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Tripodenrolle, Gleichlaufgelenk mit der Tripodenrolle sowie Verfahren zum Montieren der Tripodenrolle
DE102017115726A1 (de) 2017-07-13 2019-01-17 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Tripodenrollenanordnung sowie Gleichlaufgelenk mit der Tripodenrollenanordnung
DE102018100959A1 (de) 2018-01-17 2019-07-18 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Verfahren zur Montage einer Tripodenrolle, Tripodenrolle sowie Gleichlaufgelenk mit der Tripodenrolle
DE102018100952A1 (de) * 2018-01-17 2019-05-23 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Tripoderolle
KR101967815B1 (ko) * 2018-01-31 2019-08-19 동아대학교 산학협력단 탄성댐퍼가 구비된 프로펠러 샤프트용 유니버설조인트
DE102018118492A1 (de) 2018-07-31 2020-02-06 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Verfahren zur Montage einer Tripodenrolle, Tripodenrolle sowie Gleichlaufgelenk mit der Tripodenrolle
DE102018118634A1 (de) 2018-08-01 2020-02-06 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Verfahren zur Montage einer Tripodenrolle, Tripodenrolle sowie Gleichlaufgelenk mit der Tripodenrolle
US10883542B2 (en) * 2019-05-21 2021-01-05 Raytheon Technologies Corporation Cylindrical roller bearing containing a crowned inner ring shoulder
DE102021105055A1 (de) 2021-03-03 2022-09-08 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Podenrolle für ein Gleichlaufgelenk, Verfahren zur Herstellung einer Podenrolle sowie Gleichlaufgelenk mit der Podenrolle
DE102022133034A1 (de) 2022-12-12 2024-06-13 Ifa - Technologies Gmbh Gelenkaußenteil, Gelenkinnenteil und Roller für ein Verschiebegelenk vom Typ einer Tripode, Verschiebegelenk vom Typ einer Tripode und Verfahren zur Herstellung eines Gelenkinnenteils

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3897988A (en) * 1974-02-22 1975-08-05 Textron Inc Bearing for a conveyor roll or the like
DE2616817C2 (de) * 1976-04-15 1981-12-17 FAG Kugelfischer Georg Schäfer & Co, 8720 Schweinfurt Käfigloses Vollrollenlager insbesondere Zylinderrollenlager
JPS5929151Y2 (ja) * 1980-02-25 1984-08-22 本田技研工業株式会社 スライド式等速自在継手
JPS56165536A (en) * 1980-05-24 1981-12-19 Toyota Motor Corp Production of outer race of universal joint
JPH07113379B2 (ja) * 1987-02-05 1995-12-06 本田技研工業株式会社 スライド式ユニバーサルジョイント
DE3874024T2 (de) * 1987-07-01 1993-01-07 Honda Motor Co Ltd Teleskopisches kreuzgelenk.
EP0298249B1 (en) * 1987-07-01 1992-06-03 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Sliding universal joint
IT1226351B (it) * 1988-07-13 1991-01-11 Nuovo Pignone Spa Procedimento per la realizzazione di cuscinetti a rulli di ridottissimo ingombro assiale e di elevata capacita' di carico, particolarmente adatti per le bielle ad eccentrico di ratiere rotative funzionanti ad altissime velocita', e cuscinetti cosi' ottenuti.
US4869604A (en) * 1988-09-22 1989-09-26 The Torrington Company Roller bearing assembly
DE4110311A1 (de) * 1990-04-07 1991-10-17 Gkn Automotive Ag Gleichlaufdrehgelenk
DE4039597A1 (de) * 1990-12-12 1992-06-17 Gkn Automotive Ag Tripodengelenk
US5171185A (en) * 1991-07-23 1992-12-15 Gkn Automotive, Inc. Telescopic tripod universal joint
DE4130183C2 (de) * 1991-09-11 1994-01-20 Gkn Automotive Ag Tripodegelenk
DE4130963C2 (de) * 1991-09-18 1995-07-27 Loehr & Bromkamp Gmbh Tripodegelenk
DE4224695A1 (de) * 1992-07-25 1994-01-27 Kmf Maschinenfabrik Gmbh Wälzlager
DE4301207C1 (de) * 1993-01-19 1994-06-30 Gkn Automotive Ag Gleichlaufdrehgelenk
DE4331474C2 (de) * 1993-09-16 1997-02-20 Gkn Automotive Ag Tripodegelenk mit Rollensicherung
DE4343096C1 (de) * 1993-12-17 1995-07-06 Gkn Automotive Ag Tripodegelenk mit Rollensicherung

Also Published As

Publication number Publication date
US5797798A (en) 1998-08-25
DE19581297D2 (de) 1997-09-18
DE4439965A1 (de) 1996-05-15
WO1996015384A1 (de) 1996-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10508676A (ja) 同期回り継手
KR101676502B1 (ko) 밀봉형 일방향 롤러 클러치
JP3870334B2 (ja) ころがり軸受け用板ケージ
JP2709432B2 (ja) 三脚型自在継手
US6804884B1 (en) Method for the production of an assembled camshaft and device for implementing said method
JP2003520728A (ja) 車輪ハブベアリング・ユニットの自動車サスペンション支持基部への連結
JP2001524645A (ja) 駆動軸の接続組立体
JPH05215142A (ja) トリポードジョイント
EP0523044A4 (en) An anti-shudder tripod constant velocity universal joint
US3352127A (en) Seals
CN101178099B (zh) 可分离式皮带轮装置
JPH0874876A (ja) ローラ固定装置を備えたトリポード型ジョイント
JP2640205B2 (ja) 三脚型自在継手
JPH0146729B2 (ja)
JP2000205288A (ja) ドライブシャフト
JPS6120737B2 (ja)
JPS60252837A (ja) フライホイ−ルの軸受装置
JPH072675U (ja) 分割形軸周シール
JP2003294052A (ja) 恒速度ジョイント
JPH03168416A (ja) 等速ジョイント
JPH0741073U (ja) クラッチレリーズ軸受装置
JPS63115926U (ja)
JPH064103Y2 (ja) 等速自在継手
JP2001182744A (ja) センターベアリングサポート
JPS6024988Y2 (ja) 一方向ベアリング