JPH10505728A - 高調波出力を有する可同調発振器 - Google Patents

高調波出力を有する可同調発振器

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JPH10505728A JP9504935A JP50493597A JPH10505728A JP H10505728 A JPH10505728 A JP H10505728A JP 9504935 A JP9504935 A JP 9504935A JP 50493597 A JP50493597 A JP 50493597A JP H10505728 A JPH10505728 A JP H10505728A
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Abstract

(57)【要約】 発振器回路(VCXO)では、発振ループ(OSL)がこのループに含まれる水晶(XTL)のほぼ基本周波数で発振する。発振器回路(VCXO)の出力信号(Sosc)は発振ループ(OSL)から抽出した高調波である。この出力信号(Sosc)の周波数を変えるために、発振ループ(OSL)に同調手段(VAR)を設ける。発振器回路(VCXO)における段(FIL)は発振ループ(OSL)への高調波の帰還を防ぐ。このような発振器回路(VCXO)は比較的大きな周波数範囲にわたって同調させることができ、しかも単調な同調特性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 高調波出力を有する可同調発振器 本発明は、水晶のほぼ基本周波数で発振する発振ループの一部を成す前記水晶 と、前記発振の高調波を出力端子に通すフィルタとを具えている発振器回路に関 するものである。 本発明は基準周波信号を含む伝送信号受信用の受信機にも関するものである。 「アメリカン レイディオ リレーリーグ」にて発行された“Radio Amateur ’s Handbook”(第57版、1980)には様々な水晶発振器が記載されている 。この本の第6−3頁における第5c図にはコルピッツ型の水晶発振器が示され ている。この発振器はどの発振器とも同じように、或る特定の周波数にて発振を 開始すると共にその発振を維持する発振ループを具えている。前記第5図におけ る発振ループは増幅素子としてタイプ“2N2222”のトランジスタを具えて いる。それは、斯かるトランジスタのベースとエミッタとの間のコンデンサ、エ ミッタと信号接地点との間のコンデンサ及びベースと信号接地点との間の水晶も 具えている。共振周波数がfである水晶は発振ループにおける周波数決定素子で ある。 前記トランジスタのコレクタと、関連する発振器の出力端子との間には同調回 路が結合されている。コレクタは発振ループのトラッピング点と見なすことがで きる。同調回路は発振ループから共振周波数fの所望な高調波を抽出する。例え ば、同調回路の共振周波数は水晶の周波数fの3倍とする。この場合、発振器の 出力信号は実質上水晶の周波数fの第3高調波を含んでいる。この出力信号のス ペクトル純度を向上させるために、二重同調回路又は同調回路の後に高調波フィ ルタを用いることができる。これにより、発振ループにも存在する第3高調波以 外の高調波を抑圧する。 本発明の目的は、周波数を制御することができ、且つ周波数制御特性が単調で ある冒頭にて述べた種類の発振器回路を提供することにある。 本発明の第1の要点による斯種発振器回路の発振ループは、この発振ループ内 の発振周波数を変える同調手段を具え、且つ発振器回路は、フィルタによって抽 出した高調波を発振ループ内に帰還させないようにする手段を具えている。 本発明は、発振ループ内への抽出高調波の帰還が周波数制御特性に影響を及ぼ すと云う認識に基づいて成したものである。斯様な帰還を防ぐことによって、比 較的広い同調範囲にわたって単調な周波数制御特性を得ることができる。 従って、本発明による発振器回路においては、可同調の発振ループが水晶のほ ぼ基本周波数で発振する。発振ループにおける信号はひずみ、従って基本周波数 の高調波を含む。フィルタによって発振ループから所望な高調波を抽出すること によって比較的高周波の出力信号が得られる。 本発明による発振器回路には可同調の上音水晶発振器と比べると幾つかの利点 がある。可同調の上音水晶発振器は基本周波数のほぼ高調波である水晶の上音周 波数にて発振する。本発明の1つの利点は同調範囲が大きいことにある。同調手 段、例えば或る特定タイプのバリキャップを用いることによって、基本周波発振 を上音周波発振よりも大きな周波数範囲にわたって変えることができる。他の利 点は、基本周波発振用に設計した水晶の方が、上音周波発振用に設計した水晶よ りも安価であると云うことにある。 本発明の第2の要点によると、基準周波信号を含む伝送信号を受信するための 受信機が、同期化ループによって基準周波信号を再生するために上述したような 発振器回路を具えるようにする。 発振器回路の単調な周波数特性は受信を危うくする同期化ループの不調を防ぐ 。これに対し、発振器回路の周波数制御特性が単調なものでない場合には、同期 化ループの伝達特性の符号が幾つかの動作点で変化することになる。このことは 同期化の損失、従って受信損失をまねくことになる。 本発明の他の要点は請求の範囲の従属項に記載してある通りである。 請求項2及び3にて規定した要点の利点は、本発明による発振器回路の比較的 簡単な構成にある。こうした要点によると、所望高調波を抽出するフィルタが、 発振ループへのこの高調波の帰還も防止する。さらに、請求項3に記載の要点に よると、フィルタの構成素子がごく僅かで済む。 請求項4に記載の要点の利点は発振ループが発振器回路の出力端子における負 荷インピーダンスに対して比較的不感応となると云うことにある。 請求項5〜8に記載した要点による利点は、発振器回路の出力信号が良好なス ペクトル純度を有することにある。 本発明の上述したような要点及び他の要点並びに利点を以下説明する実施例に つき明らかにする。 図面中: 図1aは発振ループへの高調波の帰還を抽象的に示した図であり; 図1bは高調波帰還の影響を説明するために水晶の上音付近の周波数に対する 発振ループの利得を示す特性図であり; 図2は本発明の実施例である発振器回路の回路図であり; 図3は本発明の実施例であり、しかも図2の発振器回路を具えている受信機の 概略ブロック図である。 図面中、同様な参照符号は同じような素子及び部分を示すものとする。 先ず、発振ループOSL内への高調波の帰還の影響につき詳細に説明する。そ の後、斯様な帰還をなくす本発明の実施例を説明し、次いでこれらの実施例を参 照して本発明の幾つかの要点及び利点を明らかにする。最後に、本発明の範囲を 例証するために、幾つかの他の可能な実施例に触れるとする。 図1aは増幅器AMPと、水晶XTLを含む共振器RESとによって形成した 発振ループOSLを示す。この発振ループは、水晶XTLのほぼ基本周波数であ る周波数F0で発振する。共振器RESは、例えばそれに供給される同調電圧Vt に応答して発振周波数F0を変えるための同調手段VARも具えている。 図1aでは、発振周波数F0の第N高調波の帰還を、周波数N・F0の信号を発 振ループOSLに向けて点線矢印にて示す方向に発生する信号源HARによって 表している。第N高調波は発振ループOSLに注入されるため、この高調波は周 波数F0での発振と一緒にこのループ内に存在する。 発振ループOSL内に帰還される第N高調波の振幅は周波数N・F0でのルー プ利得により影響される。発振ループ利得は周波数N・F0とは僅かに異なる周 波数でピークに達する。これは水晶XTLが上音周波数で共振するからである。 上音周波数は水晶の基本周波数の高調波に極めて近いが、正確に同じではない。 例えば、水晶XTLの基本周波数が10.000MHzである場合には、第3上 音周波数は29.984MHzとなり得る。従って、第3上音周波数は基本周波 数の第3高調波(30MHz)に対して16kHzずれる。 図1bは水晶XTLの第N上音付近の周波数(F)に対する発振ループ利得( A1)の2つの特性図1及び2を示す。これら2つの特性図1及び2は、図1a に示した同調手段VARに供給する異なる同調電圧Vt(1)及びVt(2)にそ れぞれ関連するものである。同調電圧Vt(1)では発振ループ利得が周波数Fp N(1)でピークに達し、同調電圧Vt(2)では発振ループ利得が周波数FpN (2)でピークに達する。さらに、同調電圧Vt(1)での発振周波数はF0(1 )であり、同調電圧V2(2)での発振周波数はF0(2)である。これらの発振 周波数の第N高調波を図1bにN・F0(1)及びN・F0(2)で示してある。 図1bから明らかなように、発振ループOSLでは周波数がN・F0(1)の 第N高調波の振幅の方が、周波数がN・F0(2)の第N高調波の振幅よりも大 きくなる。つまり、同調電圧がVt(1)の場合には、発振ループOSLが高調 波の帰還に対して、同調電圧Vt(2)の場合よりも敏感となる。これは、発振 ループ利得のピークが、同調電圧Vt(1)での発振周波数の第N高調波に対す る方が、同調電圧Vt(2)での第N高調波に対するよりも近くなるからである 。 従って、発振ループ内に帰還される発振周波数の第N高調波の振幅は同調電圧 で変化する。このような結果を引き起こす影響の基礎を成す原因は、発振ループ 利得のピークが、発振周波数に最も近い高調波と同程度に同調されると云うこと にある。 図1aに示したように、発振ループOSLに帰還されている第N高調波の振幅 は発振周波数F0に影響を及ぼす。図1bに示したように振幅を変化させること は、一種の寄生周波調整である。この寄生周波調整は、高調波帰還なしで、図1 aに示した同調手段VARによって行われる周波数制御に対して逆符号のものと することができる。さらに、寄生周波調整は幾つかの点で行なうことができるこ とからして、周波数変動の符号を変えることができる。こうした場合には、周波 数特性に対する同調電圧が単調でなくなる。 図2は高調波帰還を防ぐ本発明の実施例である発振器回路を示す。この発振器 回路は4つの端子、即ち信号接地端子GNDと、給電端子VCCと、出力端子O UTと、周波数制御入力端子FCIとを有している。端子GNDとVCCとの間 に適当な供給電圧を印加すれば、端子OUTに発振出力信号Soscが発生する。 この発振出力信号の周波数は端子FCIに供給する同調電圧Vtによって変える ことができる。 図2の発振器回路は、発振ループOSLと、フィルタFILと、出力バッファ BUFとの3つの段に分けることができる。発振ループOSLは、このループ内 の水晶XTLの基本周波数に近い周波数で発振する。フィルタFILは発振ルー プOSLから高調波、例えばこのループの発振信号の第3高調波を抽出する。出 力バッファは抽出した高調波を図2に示した発振器回路の出力端子OUTに転送 する。 特に、図2における発振ループOSLはコルピップ型のものとする。この発振 ループは水晶XTL以外に、並列の2個のバリキャップによって形成される電子 的に制御可能なリアクタンスVARと、インダクタンスLO1と、コンデンサC O2,CO3及びCO4も具えている。これらの全ての素子は図1aに示したよ うな共振器RESの一部と見なすことができる。発振ループにおける増幅作用は トランジスタTO1によって与えられ、このトランジスタはバイアス抵抗RO2 ,RO3及びRO4と共に、図1aに示した増幅器AMPと見なすことができる 。 同調電圧Vtは抵抗RO1を経て電子的に可制御のリアクタンスVARに供給 される。抵抗RO1はコンデンサCO1と共に、周波数制御入力端子FCIに発 生する高調波信号を除去する。 図2に示したフィルタFILはインダクタLF1とコンデンサCF1とによっ て形成される比較的簡単な非対称の帯域通過フィルタである。このフィルタの通 過帯域は勿論水晶XTLの基本周波数の所望高調波に同調させる。フィルタFI Lは、コンデンサCO3とCO4とによって形成した容量性分圧器によって発振 ループOSLに結合されている。この容量性分圧器から見ると、フィルタFIL は出力バッファBUFの入力インピーダンスによって成端されている。 コンデンサCO3及びCO4の値は比較的大きくし、且つ出力バッファBUF の入力インピーダンスも比較的大きくするのが好適である。この場合、インダク タLF1及びコンデンサCF1の値は、組合わせたこれらの素子の共振周波数が 所望な高調波に相当するような値とするのが好適である。この場合、図2に示し たフィルタFILは、コンデンサCO3とCO4との共通接続点における所望高 調波の電圧を出力バッファBUFの入力端子にて高い値に調整する。 図2に示した出力バッファBUFはエミッタ接地構成の1個のトランジスタT B1を有する電圧増幅器である。比較的低い周波数での電圧利得は、トランジス タTB1のコレクタに結合させた抵抗RB3の値と、そのトランジスタのエミッ タに結合させた抵抗RB4の値との比である。比較的高い周波数での利得は高く 、即ち抵抗RB3の値と、トランジスタTB1の差動エミッタ抵抗との比である 。従って、出力バッファBUFの伝達特性は高域スロープを呈する。 出力バッファBUFの高域スロープは水晶XTLの基本周波数と、フィルタF ILを同調させる所望高調波との間に位置させるのが好適である。これは抵抗R B4、コンデンサCB2及びバイアス用にトランジスタTB1のベースに結合さ せる抵抗RB1とRB2の値をそれぞれ適当に選定することによって達成するこ とができる。高域スロープの低周波カット−オフは主として抵抗RB4とコンデ ンサCB2によって決定される。高周波のカット−オフは主としてトランジスタ TB1の差動エミッタ抵抗を固定する抵抗RB1、RB2及びRB4とコンデン サCB2とにより決定される。 出力バッファは直流減結合用のコンデンサCB1及びCB3も具えている。 図2に示した発振器回路を実際に具体化したものは、例えば周波数が安定で、 しかも正確で、さらに同調可能な約49.2MHzの発振出力信号を発生した。 この実践に当たっては、水晶XTLの基本共振周波数を16.4MHzとし、フ ィルタFILによって発振ループから第3高調波を抽出した。可制御リアクタン スVARとしては“BB126”タイプのバリキャップを用いた。トランジスタ TO1及びTB1は“BFS17”タイプのものとした。 さらに、実際の例では次のような値の構成部品を用いた。ここでは共振器の一 部と見なすことのできる発振ループOSLにおける構成部品に対する値を次のよ うな値とした。即ち、LO1−1μH;CO2−180pF;CO3−330p F;CO4−330pF。フィルタFILにおける構成部品の値は、CH1−3 3pF;LF1−330nHとした。出力バッファにおける各値は、CB1−4 7pF;CB2−33pF;RB1−22kΩ;RB2−10kΩ;RB3−2 20Ω;RB4−220Ωとした。この実際の例は端子GNDとVCCとの間に 5ボルトの電圧を供給して満足に作動した。同調電圧Vtを0ボルトと5ボルト との間で変化させると、発振出力信号Soscの周波数は12kHzの範囲にわた って変化した。 図3は図2の発振器回路VCXOを内蔵している本発明の実施例である受信機 を示す。この受信機は、例えばディジタル衛星TV受信機用の室内ユニットとす る。衛星パラボラアンテナの近くの室外ユニット(図示せず)が信号RFを受信 機に供給する。この信号RFはディジタルビデオ信号で変調されたQPSK(= 直角位相シフトキーイング)又はBPSK(=バイナリ位相シフトキーイング) である搬送波を含んでいる。この信号RFは室外ユニットにて関連する衛星TV 帯域をブロック変換したものであり、これは例えば950〜2050MHzの周 波数帯域内に位置する。 図3に示した受信機は3つの主機能部、即ちチューナTUNと、直角位相復調 器QDMと、シンボル再生段SRSとを具えている。チューナTUNは標準の室 内ユニットチューナとする。例えば、このチューナは所望な衛星TV信号を70 MHzの中間周波信号IFに周波数変換する。中間周波信号IFは弾性表面波タ イプのフィルタSAWを経て直角位相復調器QDMへ供給される。フィルタSA Wは不所望な信号を抑圧するだけでなく、QPSK信号を半ナイキスト整形(平 方根累乗余弦)もする。 直角位相復調器QDMでは、ろ波した中間周波信号を同期同相の搬送波及び直 角位相の搬送波で逓倍して、それぞれ同相変調信号IA及び直角位相変調信号Q Aとする。これらの変調信号はシンボル再生段SRSにて3ビットの量子化同相 信号10及び3ビットの直角位相信号QOに再構成されて、ソフトディシジョン のヴィタビ復号器(図示せず)に供給される。さらに、シンボル再生段SRSは 同相変調信号IA及び直角位相変調信号QAからシンボルクロック信号Sclk を取り出す。直角位相復調器QDM及びシンボル再生段SRSは、タイプTDA 8040及びTDA8041の集積回路をそれぞれ適用することにより適切に実 現することができる。 特に、シンボル再生段SRSでは、発振器回路VCXOをディジタル衛星TV 信号のシンボルクロック周波数(約24.6MHz)と同期させる。この同期化 は、次のような部分、即ちA/D変換器AD1及びAD2と、ディジタル処理段 DPSと、D/A変換器DACと、ループフィルタLPFとを含むループによっ て行われる。 同期化ループは次のように作動する。発振器回路VCXOはアナログの同相変 調信号IA及び直角位相変調信号QAをそれぞれディジタル化するA/D変換器 AD1及びAD2のレートを決定する。この結果、A/D変換器AD1及びAD 2によって与えられるディジタル化した同相変調信号ID及び直角位相変調信号 QDは、発振出力信号Soscと、アナログ変調信号IA及びIQとにそれぞれ 依存する。ディジタル処理段DPSは、これらのディジタル化した信号ID及び QDからディジタル誤差信号Sedを取り出す。 誤差信号Sedは受信したディジタル衛星TV信号のシンボルクロック周波数 との発振器回路VCXOの(脱)同期化を示す。D/A変換器DACはディジタ ル同期誤差信号Sedをアナログ誤差信号Seaに変換し、この信号はループフ ィルタLPFに供給される。誤差信号Seaに応答して、ループフィルタLPF は発振器回路VCXOの周波数制御入力端子FCIに同調電圧Vtを供給する。 好ましくは、アナログ誤差信号Seaを電流とし、ループフィルタLPFを能動 フィルタとして、このフィルタにより前記電流を同調電圧Vtに積分する。この ようにして、同期化を極めて正確なものとすることができる。 同期状態では、発振信号Soscの周波数が、受信したディジタル衛星TV信 号のシンボルクロック周波数の2倍となる。即ち、同期状態では周波数は約49 .2MHzとなる。発振出力信号Soscは除算器DIVに供給される。除算器 数が2である除算器DIVはD/A変換器DACのレートを決定するシンボルク ロック周波信号Sclkを供給する。シンボルクロック周波信号Sclkは3ビ ットの量子化同相信号IO及び直角位相信号QOをさらに処理する(図示せず) のに用いられる。ディジタル処理段DPSはディジタル化した同相変調信号ID 及び直角位相変調信号QDから3ビットの量子化信号をそれぞれ取り出す。 本発明の幾つかの注目に値する要点及び利点を、例示した実施例を参照して以 下明らかにする。 図2に詳細に示した発振器回路VCXOでは、フィルタFILが発振ループO SL内への高調波の帰還を防止する。この結果、発振出力信号Soscの周波数 は同調電圧Vtで単調に変化する。この周波数は所定スパンの同調電圧Vt内で比 較的大きな範囲にわたって同調させることができる。それにも拘わらず、水晶X TLの精度のために、発振器回路VCXOの自走周波数は良好に規定される。 図3に示した受信機では、発振器回路VCXOが、受信したディジタル衛星T V信号におけるシンボルクロック周波数と確実に同期する。これは次のような要 因によってもたらされる。シンボルクロック周波数と発振器回路の自走周波数と の間の初期の同期誤差は比較的小さい。発振器回路VCXOの同調範囲を比較的 大きくすることによって斯かる同期誤差を補正して、同期化を達成することがで きる。発振器回路VCXOの単調な周波数制御特性は同期ループの伝達特性の符 号を良好に規定する。 図2に詳細に示した発振器回路VCXOでは、フィルタFILを介しての発振 ループOSLから出力バッファBUFへの転送は、逆方向の転送とは相違してい る。最初に述べた転送では、水晶XTLの所望高調波での信号電圧が増幅される 。逆向きの転送では、周波数制御特性に及ぼす悪影響を防ぐべく高調波が十分に 減衰される。従って、フィルタFILは2つの機能を兼ね備え、即ち一方ではこ のフィルタは発振ループOSLから水晶XTLの所望高調波を抽出し、他方では フィルタは高調波の帰還を防止する。こうした特徴は図2に示した発振器回路V CXOの比較的簡単な構成に寄与する。 図2に示したフィルタFILは単一のコンデンサCF1と単一のインダクタL F1とによって形成される単一同調共振回路である。所望高調波に同調させるこ のフィルタFILは、上述した2つの機能を兼ね備えるだけでなく、このフィル タそのものも比較的簡単で、しかも低コストの素子である。 図2に示した発振器回路VCXOでは、発振ループOSLにおける信号が、コ ンデンサCO3及びCO4によって形成される分圧器によってトラップされる。 従って、発振ループOSLは出力端子OUTに結合される負荷インピーダンスに 比較的感応しなくなる。 前述した実際の構成の発振器回路VCXOでは、出力バッファBUFが比較的 高い入力インピーダンスを有する。これはキャパシタンスCB1の値が比較的低 い(4.7pF)からでもある。 出力バッファBUFの入力インピーダンスは実際にはインダクタLF1に並列 であり、従ってフィルタFILのQに影響を及ぼす。このQが高くなるにつれて 水晶の所望高調波に同調するフィルタFILの通過帯域が狭くなり、しかもこの 所望高調波に対する電圧利得が高くなる。従って、出力バッファBUFの比較的 高い入力インピーダンスは発振出力信号Soscのスペクトル純度に寄与する。 さらに、出力バッファBUFによって与えられる利得が比較的僅かでも、斯かる 発振出力信号の振幅を十分なものとする。 実践では、出力バッファBUFの伝達特性における高域のスロープが22MH zで開始した。従って、出力バッファBUFはさらに、49.2MHzの所望高 調波に対して16.4MHzの水晶XTLの基本周波数を抑圧する。このことは 発振出力信号Soscの比較的良好なスペクトル純度に寄与することになり、こ れは発振ループOSLでは基本周波数が優勢であり、従ってこれは十分に抑圧す る必要があるからである。 例示した実施例とは異なる多くの具体化が、請求の範囲に記載した本発明の範 囲を逸脱することなく可能であることは云うまでもない。 発振ループOSL内の高調波の帰還を防止する段として、図2のようなフィル タFILを用いる代わりに、この目的用にトランジスタ段を用いることもできる 。例えば、図2の発振器回路VCXOは次のように変更することができる。カス コードトランジスタをトランジスタTO1のコレクタと給電端子VCCとの間に 結合させる。特に、このカスコードトランジスタのエミッタをトランジスタTO 1のコレクタに結合させ、ベースを基準電圧に結合させ、コレクタを抵抗を介し て給電端子VCCに結合させる。この場合、図2でコンデンサCO3とCO4と の共通接続点に結合させているコンデンサCF1の接続点は、カスコードトラン ジスタのコレクタに結合させる。その他の点ではフィルタFILを図2に示した と同じままとすることができる。 図2に示した発振器回路の上述したようなカスコードトランジスタも具えてい る他の変形例では、フィルタFILを変更させる。この変形例では、図2のフィ ルタFILに接続されるコンデンサCB1の接続点をカスコードトランジスタの コレクタに結合させる。このカスコードトランジスタのコレクタは共振回路を介 して給電端子VCCにも結合させる。この共振回路は所望高調波を取り除く機能 を有しているのに対し、カスコードトランジスタは発振ループへの高調波の帰還 を防ぐ機能を有する。前述した変形例にて述べた抵抗、つまりカスコードトラン ジスタのコレクタに結合させた抵抗は省くことができる。 図2のようなコルピッツ型の発振ループOSLを用いる代わりに任意タイプの 発振ループを用いることができる。さらに、電気的に制御可能なリアクタンスは 必ずしも図2に示すように水晶に直列に結合させる必要はない。この電気的に制 御可能なリアクタンスは発振ループ内で別の態様で、例えば水晶に並列に配置す ることもできる。さらに留意すべきことは、水晶及び電気的可制御リアクタンス が一部を成す共振回路は、図2に示したよりも多いか、又は少ない数のリアクタ ンスで構成することもできることにある。図2の共振回路よりももっと精巧な共 振回路によって、例えば出力周波数特性に対する同調電圧をより一層直線的なも のとすることができる。 図2のような発振出力信号Soscを発生する出力バッファBUFを用いる代 わりに、発振器回路の出力信号をフィルタから直接取り出すことができる。例え ば、図2のコンデンサCF1とインダクタLF1との共通接続点を、例えば中間 トランジスタを用いることなく混合段の入力端子に結合させることができる。 図3に示すように、衛星TV受信機に発振器回路VCXOを用いる代わりに、 この発振器回路を任意タイプの受信機に有利に適用することができる。さらに、 発振器回路は図3に示した受信機におけるようなシンボルクロック周波数を再生 すること以外の目的に用いることもできる。 要するに、本明細書では次のようなことを開示した。発振器回路VCXOでは 、発振ループOSLが、このループ内に含まれる水晶XTLの基本周波数に近い 周波数にて発振する。発振器回路VCXOの出力信号Soscは発振ループOS Lから抽出した高調波である。この出力信号Soscの周波数を変えるために、 発振ループOSL内には同調手段VARを設ける。発振器回路VCXOにおける 段FILは発振ループOSL内への高調波の帰還を防ぐ。このような発振器回路 VCXOは比較的大きな周波数範囲にわたって同調することができ、しかも単調 な同調特性を有する。 請求の範囲における参照符号は関連する請求項を限定するものと解釈すべきも のではない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.水晶(XTL)のほぼ基本周波数での発振用の発振ループ(OSL)の一部 を成す前記水晶(XTL)と、前記発振の高調波を出力端子(OUT)に通すフ ィルタ(FIL)とを具えている発振器回路(VCXO)において、前記発振ル ープ(OSL)がさらに、前記発振の周波数を変える同調手段(VAR)も具え 、且つ前記発振器回路(VCXO)が、前記フィルタ段によって抽出した前記高 調波を前記発振ループに帰還させないようにする段(FIL)を具えていること を特徴とする発振器回路(VCXO)。 2.前記フィルタ(FIL)が、前記出力端子(OUT)から前記発振ループ( OSL)への前記高調波を減衰させるようにする前記段(FIL)を構成するこ とを特徴とする請求項1に記載の発振器回路(VCXO)。 3.前記フィルタ(FIL)が前記発振ループ(OSL)に結合される接続点を 有するコンデンサ(CF1)と、基準電圧端子(GND)に結合される接続点を 有するインダクタ(LF1)とを具え、前記コンデンサ(CF1)及び前記イン ダクタ(LF1)の他方の接続点を相互接続して、前記フィルタ(FIL)の出 力端子を構成するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の発振器回路(V CXO)。 4.前記発振ループ(OSL)が増幅デバイス(TO1)と基準電圧端子(GN D)との間に直列に結合されて配置した2個の素子(CO3,CO4)を具え、 且つ前記フィルタ(FIL)におけるコンデンサ(CF1)を前記2個の素子( CO3,CO4)の共通接続点に結合させたことを特徴とする請求項3に記載の 発振器回路(VCXO)。 5.前記フィルタ(FIL)の出力端子を他の段(BUF)の比較的高いインピ ーダンスの入力端子に結合させたことを特徴とする請求項3に記載の発振器回路 (VCXO)。 6.前記他の段(BUF)が高域スロープを含む伝達特性を有することを特徴と する請求項5に記載の発振器回路(VCXO)。 7.前記他の段(BUF)が前記比較的高いインピーダンスの入力端子と直列に 結合されるコンデンサ(CB1)を具え、該コンデンサ(CB1)が比較的小さ な値を有することを特徴とする請求項6に記載の発振器回路(VCXO)。 8.前記他の段(BUF)がエミッタ接地構成のトランジスタ(TB1)及び該 トランジスタ(TB1)のエミッタと前記基準電圧端子(GND)との間に並列 に結合されるエミッタ抵抗(RB4)とエミッタコンデンサ(CB2)を具えて いることを特徴とする請求項6に記載の発振器回路(VCXO)。 9.受信すべき伝送信号(RF)中の基準信号(Sclk)を再生するための同 期化ループ(AD1,AD2,DPS,DAC,LPF,VCXO)を具え、該 同期化ループ(AD1,AD2,DPS,DAC,LPF,VCXO)が、前記 基準信号(Sclk)を発生する(DIV)ために、請求項1〜8のいずれか一 項に記載したような発振器回路(VCXO)を具えていることを特徴とする受信 機。
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