JPH01290303A - オーバートーン水晶発振回路 - Google Patents

オーバートーン水晶発振回路

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Publication number
JPH01290303A
JPH01290303A JP12087188A JP12087188A JPH01290303A JP H01290303 A JPH01290303 A JP H01290303A JP 12087188 A JP12087188 A JP 12087188A JP 12087188 A JP12087188 A JP 12087188A JP H01290303 A JPH01290303 A JP H01290303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oscillation
crystal oscillator
crystal
circuit
reactance
Prior art date
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Pending
Application number
JP12087188A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Futamura
和広 二村
Yoshifumi Toda
戸田 善文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH01290303A publication Critical patent/JPH01290303A/ja
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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 水晶発振子の奇数次の共振を利用したオーバートーン水
晶発振回路に関し、 発振を容易に立上がらせ安定に持続させることを目的と
し、 水晶発振子の共振回路を誘導性リアクタンスとして一定
周波数の信号を発振する水晶発振回路の水晶発振子に並
列に抵抗を接続し、該抵抗は、共振回路の誘導性インピ
ーダンス値を、水晶発振子の共振点では低く共振点以外
では発振を安定に持続できる程度に高くするように構成
される。
〔産業上の利用分野〕
本発明は水晶発振回路に係り、特に水晶発振子の奇数次
の共振を利用したオーバートーン水晶発振回路に関する
〔従来の技術〕
従来の水晶発振回路の一例を第4図に示す。
第4図の水晶発振回路は、トランジスタTR1のベース
bとエミッタeの間と、エミッタeとコレクタCの間が
コンデンサ2とコンデンサ3の容量性リアクタンスであ
り、ベースbとコレクタCの間が水晶発振子41を含む
共振回路の誘導性リアクタンスである所謂コルピッツ型
発振回路であって、回路の自己雑音の正帰還ループによ
り発振を立ち上げ一定周波数の信号を発生する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の水晶発振回路は、水晶振動子41の共振時の高い
Q値をそのまま使用しているので、第5図の特性図に示
す如く、水晶発振子41の両端間のインピーダンスが奇
数次の共振点で低く、共振点以外で高くなり過ぎて、ト
ランジスタTR1の回路が発振できる周波数帯域が狭く
、発振の立ち上がりに必要な回路の自己雑音の帯域が水
晶発振子のQ値で定まる帯域によって制限され、雑音レ
ベルが小さくなる。その為、水晶発振子の共振時の等価
抵抗が高くて発振回路のループ利得が低い場合は、■自
己雑音が発振を持続するレベルまで達せず発振が立上が
らない。
■等価抵抗の小さい水晶発振子を選別して使用しなけれ
ばならない。
■等価抵抗の小さい水晶発振子はその歩留りが悪くコス
ト高になる。
という問題点がある。
本発明はこれらの問題点を解決することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
この課題は、一般に発振回路は、発振が立上がるまでは
、自己雑音を発振に充分なレベルまで速やかに上昇させ
るために充分なループ利得が必要だが、発振の安定した
後は、その発振を安定に持続できる程度のループ利得が
あれば良い点に着目して、水晶発振子を誘導性リアクタ
ンスとして使用する水晶発振回路において、水晶発振子
を含む共振回路の誘導性リアクタンス4のインピーダン
スを、水晶発振子の共振点では低く共振点以外では発振
を安定に持続できる程度に高くするようにする本発明の
構成によって解決される。
本発明のオーバートーン水晶発振回路の構成を示す第1
図の原理図において、 1は、発振用のトランジスタ、 2は、トランジスタ1のベースbとエミッタeの間に接
続される容量性リアクタンス、 3は、トランジスタ1のエミッタeとコレクタCの間に
接続される容量性リアクタンス、4は、トランジスタ1
のベースbとコレクタCの間に接続される水晶発振子4
1を含む共振回路の誘導性リアクタンス、 43は、誘導性リアクタンス4の水晶発振子41に並列
に接続する抵抗であり、 抵抗43は、誘導性リアクタンス4のインピーダンス値
を、水晶発振子41の共振点では低く共振点以外では発
振を安定に持続できる程度に高くするように選定される
〔作用〕
トランジスタ1のベースbとエミッタeの間には容量性
リアクタンス2が接続され、エミッタeとコレクタCの
間には容量性リアクタンス2が接続され、ベースbとコ
レクタCの間には水晶発振子41を含む共振回路の誘導
性リアクタンス4が接続されて正帰還ループが構成され
該ループの帯域幅で定まる自己雑音により発振が立ち上
がる。
そして、誘導性リアクタンス4の抵抗・43は、水晶発
振子41に並列に接続されるので、水晶発振子41の共
振点では、水晶発振子41の低い共振時のインピーダン
スが支配的となるので誘導性リアクタンス4のインピー
ダンス値を低くして発振が速やかに立ち上がるようにす
る。そして、水晶発振子41の共振点以外では、水晶発
振子41に並列接続された抵抗43が支配的となるので
、誘導性リアクタンス4のインピーダンス値を適当な値
に保ち、発振を安定に持続するので問題が解決される。
〔実施例〕
第2図は本発明の実施例のオーバートーン水晶発振回路
の構成を示す回路図であり、第3図はその動作を説明す
るための特性図である。
第2図の回路図において、発振用のトランジスタ1は、
NPN  )ランジスタTR1で構成され、容量性リア
クタンス2がコンデンサC2で構成されてトランジスタ
TR1のベースbとエミッタeの間に接続され、容量性
リアクタンス3がコンデンサC3で構成されて、トラン
ジスタTR1のエミッタeとコレクタCの間に接地を介
して接続される。
そして誘導性リアクタンス4は、水晶発振子41と直列
共振するインダクタンス421 とコンデンサ422か
らなる直列共振回路42と必要に応じて設けられらるイ
ンダクタンス44に、本発明で新たに、水晶発振子41
に並列に接続される抵抗43から構成され、トランジス
タTR1のベースbとコレクタCの間に接地を介して接
続される。
そしてトランジスタTR1は、ベースbとエミッタeの
間と、エミッタeとコレクタCの間が容量性であり、ベ
ースbとコレクタCの間が誘導性インピーダンスの所謂
コルピッツ型の発振回路を構成して、誘導性インピーダ
ンスの水晶発振子41が直列共振する奇数次の共振点で
、一定の周波数の信号を発振しオーバートーン水晶発振
回路を形成する。なお、抵抗R1,R2,R3は、トラ
ンジスタTR1の直流動作点を定めるバイアス抵抗であ
る。
本発明で誘導性インピーダンス4のなかに新たに設けら
れた抵抗43は、水晶発振子41に並列に接続されるの
で、第3図の特性図に示す如・く、水晶発振子41の共
振点では、水晶発振子41の共振時の低いインピーダン
スが支配的となるので誘導性リアクタンス4のインピー
ダンス値を低くして発振が速やかに立ち上がる。
そして、水晶発振子41の共振点以外では、水晶発振子
41に並列接続された抵抗43が支配的となるので、誘
導性リアクタンス4のインピーダンス値を適当な値に保
ち、発振を安定に持続するので問題がない。
本実施例では、水晶発振子の共振回路の誘導リアクタン
スを用いて所謂コルピッツ型の発振回路を構成したが、
別構成の所謂ハートレイ型の発振回路などで実施きるこ
とは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明によれば、水晶発振子に並列
抵抗を付加するという簡単な構成でオーバートーン水晶
発振回路の発振の立上りを容易にし発振を安定化するこ
とが出来るとともに、水晶発振子として等価抵抗の高い
歩留りが良く低コストのものを使用できるので、オーバ
ートーン水晶発振回路のコスト低減の効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のオーバートーン水晶発振回路の構成を
示す原理図、 第2図は本発明の実施例のオーバートーン水晶発振回路
の構成を示す回路図、 第3図は本発明の実施例の動作を説明するための特性図
、 第4図は従来のオーバートーン水晶発振回路の回路図、 第5図は従来例の動作の問題点を説明するための特性図
である。 図において、 1は、トランジスタ、 2.3は、容量性リアクタンス、 4は、誘導性リアクタンス、 41は水晶発振子、 42は直列共振回路、 43は抵抗である。 1樗も日月めオーバートーン水晶、を丁1長口ご各め/
亨五里m第1図 (’t ijiシ、p弓シ皮4シ;“ンントシ出力でか
21列J千り住易も6月7ろVこ「Lコq丹埼5]蔓3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 水晶発振子(41)の共振回路(4)を誘導性リアクタ
    ンスとして一定周波数の信号を発振する水晶発振回路に
    おいて、 該水晶振動子(41)に並列に抵抗(43)を接続し、
    該抵抗(43)により前記共振回路(4)の誘導性リア
    クタンスのインピーダンス値を、水晶発振子(41)の
    共振点では低く共振点以外では発振を安定に持続できる
    程度に高くすることを特徴としたオーバートーン水晶発
    振回路。
JP12087188A 1988-05-18 1988-05-18 オーバートーン水晶発振回路 Pending JPH01290303A (ja)

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JP12087188A JPH01290303A (ja) 1988-05-18 1988-05-18 オーバートーン水晶発振回路

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JP12087188A JPH01290303A (ja) 1988-05-18 1988-05-18 オーバートーン水晶発振回路

Publications (1)

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JPH01290303A true JPH01290303A (ja) 1989-11-22

Family

ID=14797016

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JP12087188A Pending JPH01290303A (ja) 1988-05-18 1988-05-18 オーバートーン水晶発振回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014064295A (ja) * 2009-05-18 2014-04-10 Qualcomm Incorporated 発振器の電力消費を低減させるためのシステムおよび方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5326469A (en) * 1976-08-20 1978-03-11 Sanyo Electric Co Ltd Electric cleaner
JPS6169205A (ja) * 1984-09-12 1986-04-09 Ishida Scales Mfg Co Ltd 水晶発振回路

Patent Citations (2)

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JP2014064295A (ja) * 2009-05-18 2014-04-10 Qualcomm Incorporated 発振器の電力消費を低減させるためのシステムおよび方法

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