JP3902383B2 - 直交信号発生回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、直交信号発生回路に係わり、特に、ダイレクトコンバージョン方式の局部発振信号を発生するもので、それぞれ抵抗−容量素子からなるCR微分回路型ハイパスフィルタとCR積分回路型ローパスフィルタとを用いて直交信号を形成し、低消費電力化を図った直交信号発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレビジョン(TV)放送やケーブルテレビジョン(CATV)放送の受信チューナにおいては、受信した高周波信号を中間周波信号に周波数変換し、その中間周波信号からベースバンド信号を復調するスーパへテロダイン方式の受信チューナが用いられていた。このスーパへテロダイン方式の受信チューナは、種々の利点を有する反面で、所望の選択特性を持った中間周波信号を得るため、表面弾性波フィルタ(SAW)等の高精度、高選択性の中間周波フィルタを用いる必要があり、その分、製造コストが高価になってしまうものであった。
【0003】
最近になり、テレビジョン放送等を受信する際に、これまでのスーパへテロダイン方式の受信チューナに代わって、表面弾性波フィルタ(SAW)等の高精度、高選択性の中間周波フィルタを用いずに、受信した高周波信号を直接ベースバンド信号に復調し、製造コストを安価にしたダイレクトコンバージョン方式の受信チューナが注目を集めている。
【0004】
このダイレクトコンバージョン方式の受信チューナは、直交変調された高周波信号の受信を行うもので、2つの周波数変調段と1つの直交信号発生回路とを備えており、直交信号発生回路が直交した2つの局部発振信号、すなわち90°の位相差を持つI側局部発振信号とQ側局部発振信号とを発生し、I側局部発振信号を一方の周波数変調段に、Q側局部発振信号を他方の周波数変調段にそれぞれ供給して、高周波信号の直接復調を行っているものである。
【0005】
ここで、図6は、このような既知のダイレクトコンバージョン方式の受信チューナの構成の一例を示すブロック図である。
【0006】
図6に示されるように、既知のダイレクトコンバージョン方式の受信チューナは、高周波バンドパスフィルタ(RF BPF)61と、高周波増幅段(RF AMP)62と、I信号側周波数変換段(MOD I)63と、Q信号側周波数変換段(MOD Q)64と、直交信号発生回路65と、I信号側ローパスフィルタ(LPF I)66と、Q信号側ローパスフィルタ(LPF Q)67と、I信号側ベースバンド増幅段(AMP I)68と、Q信号側ベースバンド増幅段(AMP Q)69と、I信号側出力端子70と、Q信号側出力端子71と、高周波信号入力端子72とからなる。
【0007】
また、直交信号発生回路65は、電圧制御発振器(VCO)651 と、前置増幅段(P AMP)652 と、第1フリップフロップ(FF 1)653 と、第2フリップフロップ(FF 2)654 と、第1出力増幅段(AMP1)655 と、第2出力増幅段(AMP2)656 とからなっている。
【0008】
そして、高周波バンドパスフィルタ61は、入力端が高周波信号入力端子72に接続され、出力端が高周波増幅段62の入力端に接続される。I信号側周波数変換段63は、第1入力端が高周波増幅段62の出力端に接続され、第2入力端がI信号側出力増幅段655 の出力端に接続され、出力端がI信号側ローパスフィルタ66の入力端に接続される。Q信号側周波数変換段64は、第1入力端が高周波増幅段62の出力端に接続され、第2入力端がQ信号側出力増幅段656 の出力端に接続され、出力端がQ信号側ローパスフィルタ67の入力端に接続される。I信号側ベースバンド増幅段68は、入力端がI信号側ローパスフィルタ66の出力端に接続され、出力端がI信号側出力端子70に接続される。Q信号側ベースバンド増幅段69は、入力端がQ信号側ローパスフィルタ67の出力端に接続され、出力端がQ信号側出力端子71に接続される。
【0009】
また、直交信号発生回路65において、前置増幅段652 は、入力端が電圧制御発振器651 の出力端に接続され、出力端が第1フリップフロップ653 と第2フリップフロップ654 の各クロック端CPに接続される。第1フリップフロップ653 は、出力端Qが第1出力増幅段655 の入力端に接続され、反転出力端Q’が第2フリップフロップ654 の遅延端Dに接続される。第2フリップフロップ654 は、出力端Qが第2出力増幅段656 の入力端と第1フリップフロップ653 の遅延端Dに接続される。
【0010】
次に、図7(a)、(b)、(c)は、図6に図示の受信チューナにおいて直交信号発生回路65で得られるクロック信号CPとI側局部発振信号ILO及びQ側局部発振信号QLOとを示す信号波形図であって、(a)はクロック信号(CP)波形、(b)はI側局部発振信号(ILO)波形、(c)はQ側局部発振信号(QLO)波形である。
【0011】
そして、クロック信号CPは、電圧制御発振器651 及び前置増幅段652 から出力されるもので、後述するI側局部発振信号ILO及びQ側局部発振信号QLOの2倍の角周波数2ωを有する。I側局部発振信号ILOは、第1フリップフロップ653 の出力端Q及び第1出力増幅段655 から出力されるもので、クロック信号の半分の角周波数ωを有し、各立上り部がクロック信号の1つ置きの立上り部に一致している。Q側局部発振信号QLOは、第2フリップフロップ654 の出力端Q及び第2出力増幅段656 から出力されるもので、クロック信号の半分の角周波数ωを有し、各立下がり部がクロック信号の1つ置きの立下がり部に一致し、I側局部発振信号ILOと90°の位相差を持っている。
【0012】
ここで、前記構成による既知のダイレクトコンバージョン方式の受信チューナの動作を図6及び図7(a)乃至(c)を用いて説明する。
アンテナ(図示なし)で受信された直交変調された放送信号、例えば直交振幅変調(QAM)された放送信号が高周波信号として高周波信号入力端子72に供給されると、この高周波信号は、高周波バンドパスフィルタ61で不要な周波数成分が除去され、高周波増幅段62で所要レベルまで増幅された後、I信号側周波数変換段63及びQ信号側周波数変換段64にそれぞれ供給される。
【0013】
このとき、直交信号発生回路65において、図示されていない位相同期ループ(PLL)により、電圧制御発振器651 は、所望の放送信号を選局する角周波数2ωに位相同期されたクロック信号CPを発生し、このクロック信号CPは前置増幅段652 で増幅され、第1フリップフロップ653 と第2フリップフロップ654 に供給される。第1フリップフロップ653 と第2フリップフロップ654 は、供給されたクロック信号CPに応答し、第1フリップフロップ653 から角周波数ωのI側局部発振信号ILOを出力し、第2フリップフロップ654 から角周波数ωで、I側局部発振信号ILOと90°の位相差を持つQ側局部発振信号QLOを出力する。この後、I側局部発振信号ILOは、第1出力増幅段655 で増幅されてI信号側周波数変換段63に供給され、Q側局部発振信号QLOは、第2出力増幅段656 で増幅されてQ信号側周波数変換段64に供給される。
【0014】
I信号側周波数変換段63は、供給された高周波信号とI側局部発振信号ILOとを乗算し、その乗算によってI信号を出力する。I信号側周波数変換段63で形成されたI信号は、I信号側ローパスフィルタ66で不要な周波数成分が除去され、次いでI信号側ベースバンド増幅段68で所定のレベルまで増幅され、I信号側出力端子70からIベースバンド信号として導出される。同じように、Q信号側周波数変換段64は、供給された高周波信号とQ側局部発振信号QLOとを乗算し、その乗算によってQ信号を出力する。Q信号側周波数変換段64から出力されたQ信号は、Q信号側ローパスフィルタ67で不要な周波数成分が除去され、次いでQ信号側ベースバンド増幅段69で所要レベルまで増幅され、Q信号側出力端子71からQベースバンド信号として導出される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
前記既知のダイレクトコンバージョン方式の受信チューナは、表面弾性波フィルタ(SAW)等の高精度、高選択特性の高価な中間周波フィルタを用いなくても済むという利点を有する反面、直交信号発生回路65に第1フリップフロップ653 と第2フリップフロップ654 とを用い、電圧制御発振器651 の周波数を、受信した高周波信号の周波数の約2倍という高い発振周波数に選び、第1フリップフロップ653 と第2フリップフロップ654 によってスイッチング動作によって電圧制御発振器651 の周波数を2分周しているので、高い繰り返し周期のスイッチング動作によって消費電力が大きくなり、この受信チューナを携帯用機器に用いたとき、電力消費の点で不利になり、しかも、電圧制御発振器651 において受信高周波信号周波数の約2倍という高い発振周波数を発生させる場合、発振信号と雑音信号との比(C/N)が低下し、4相差動位相変調(QPSK)が主として用いられるデジタル放送やデジタル通信を行う場合に所望の比(C/N)が得られないとの点で不利になる。
【0016】
本発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたもので、その目的は、電圧制御発振器の発振周波数を受信高周波信号周波数に近い値にするとともに、消費電力の増大を避けることが可能なダイレクトコンバージョン方式に用いる直交信号発生回路を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明による直交信号発生回路は、ダイレクトコンバージョン方式の局部発振信号を発生する直交信号発生回路であって、基本周波数信号を発生する電圧制御発振器と、抵抗と容量素子とからなり、基本周波数信号をそれより約45度遅相させた第1局部発振信号を出力する微分回路型ハイパスフィルタと、抵抗と容量素子とからなり、基本周波数信号をそれより約45度進相させた第2局部発振信号を出力する積分回路型ローパスフィルタとからなり、微分回路型ハイパスフィルタ及び積分回路型ローパスフィルタは、基本周波数に略等しいカットオフ周波数を有し、微分回路型ハイパスフィルタの容量素子及び積分回路型ローパスフィルタの容量素子のそれぞれを固定容量素子と電圧可変容量素子とで構成し、電圧可変容量素子に電圧制御発振器に供給する周波数制御電圧と同じ周波数制御電圧を供給し、基本周波数が変化するのに伴って微分回路型ハイパスフィルタ及び積分回路型ローパスフィルタのカットオフ周波数を変化させるようにした手段を備える。
【0018】
前記手段によれば、基本周波数信号から90°の位相差を持つ第1局部発振信号と第2局部発振信号とを得る場合に、微分回路型ハイパスフィルタと積分回路型ローパスフィルタとを用い、周波数変換を行うことなく、位相変換を行うだけであるので、基本周波数の信号を、受信した高周波信号の周波数とほぼ同じに選べばよく、その結果、既知の直交信号発生回路のように、スイッチング動作による消費電力の増大を招くことがなく、しかも、高い発振周波数を発生することにより発振信号と雑音信号との比(C/N)を悪化させることもない。
また、前記手段によれば、微分回路型ハイパスフィルタ及び積分回路型ローパスフィルタは、基本周波数の略等しいカットオフ周波数を有しているので、それらのフィルタの構成が簡素化され、かつ、容易に90°の位相差を持つ第1局部発振信号と第2局部発振信号とを発生させることができ、さらに、前記手段によれば、微分回路型ハイパスフィルタの容量素子及び積分回路型ローパスフィルタの容量素子を固定容量素子と電圧可変容量素子とで構成し、電圧可変容量素子に電圧制御発振器に供給する周波数制御電圧と同じ周波数制御電圧を供給しているので、所望チャネルの高周波信号の選局を行うために、電圧制御発振器が発生する基本周波数信号を変化させた場合であっても、微分回路型ハイパスフィルタ及び積分回路型ローパスフィルタにおける位相変動分の発生がなくなり、常時、90°の位相差を持つ第1局部発振信号と第2局部発振信号とを発生させることができる。
【0023】
また、前記手段において、微分回路型ハイパスフィルタ及び積分回路型ローパスフィルタにおける電圧可変容量素子は、固定容量素子に直列または並列に接続されたもので、電圧可変容量素子と固定容量素子との総合容量変化率を電圧可変容量素子単独の容量変化率の約半分にしているものである。
【0024】
このような構成にすれば、ハイパスフィルタ及びローパスフィルタに比較的簡単な構成を付加するだけで、ハイパスフィルタ及びローパスフィルタにおける位相変動分の発生をなくすことが可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0026】
図1は、本発明による直交信号発生回路の一つの実施の形態を示すもので、直交信号発生回路を含むダイレクトコンバージョン方式の受信チューナの要部構成を示すブロック図である。
【0027】
図1に示されるように、この実施の形態による直交信号発生回路5を有するダイレクトコンバージョン方式の受信チューナは、高周波バンドパスフィルタ(RF BPF)1と、高周波増幅段(RF AMP)2と、I信号側周波数変換段(MOD I)3と、Q信号側周波数変換段(MOD Q)4と、直交信号発生回路5と、I信号側ローパスフィルタ(LPF I)6と、Q信号側ローパスフィルタ(LPF Q)7と、I信号側ベースバンド増幅段(AMP I)8と、Q信号側ベースバンド増幅段(AMP Q)9と、I信号側出力端子10と、Q信号側出力端子11と、高周波信号入力端子12とからなる。
【0028】
この場合、直交信号発生回路5は、電圧制御発振器(VCO、信号発振段)13と、I側前置増幅段(I PAMP)14と、Q側前置増幅段(Q PAMP)15と、ハイパスフィルタ(HPF)16と、ローパスフィルタ(LPF)17と、I側出力増幅段(I AMP)18と、Q側出力増幅段(Q AMP)19とからなっている。
【0029】
そして、高周波バンドパスフィルタ1は、入力端が高周波信号入力端子12に接続され、出力端が高周波増幅段2の入力端に接続される。I信号側周波数変換段3は、第1入力端が高周波増幅段2の出力端に接続され、第2入力端がI信号側出力増幅段18の出力端に接続され、出力端がI信号側ローパスフィルタ6の入力端に接続される。Q信号側周波数変換段4は、第1入力端が高周波増幅段2の出力端に接続され、第2入力端がQ信号側出力増幅段19の出力端に接続され、出力端がQ信号側ローパスフィルタ7の入力端に接続される。I信号側ベースバンド増幅段8は、入力端がI信号側ローパスフィルタ6の出力端に接続され、出力端がI信号側出力端子10に接続される。Q信号側ベースバンド増幅段9は、入力端がQ信号側ローパスフィルタ7の出力端に接続され、出力端がQ信号側出力端子11に接続される。
【0030】
また、直交信号発生回路5において、I側前置増幅段14は、入力端が電圧制御発振器13の出力端に接続され、出力端がハイパスフィルタ16の入力端に接続される。Q側前置増幅段15は、入力端が電圧制御発振器13の出力端に接続され、出力端がローパスフィルタ17の入力端に接続される。ハイパスフィルタ16は、出力端がI側出力増幅段18の入力端に接続され、ローパスフィルタ17は、出力端がQ側出力増幅段19の入力端に接続される。
【0031】
次いで、図2(a)は、図1に図示の直交信号発生回路5に用いるハイパスフィルタ16及びローパスフィルタ17の構成の一例を示す部分回路図であり、図2(b)は、ハイパスフィルタ16及びローパスフィルタ17の出力信号の位相関係を示す説明図である。
【0032】
図2(a)に示されるように、ハイパスフィルタ16は、入力端子161 と出力端子162 間に直列接続されたコンデンサ163 と、出力端子161 と接地間に分路接続された抵抗164 とからなり、全体として微分回路を構成している。また、ローパスフィルタ17は、入力端子171 と出力端子172 間に直列接続された抵抗173 と、出力端子172 接地間に分路接続されたコンデンサ174 とからなり、全体として積分回路を構成している。この場合、ハイパスフィルタ16は、容量値Cの直列コンデンサ163 と抵抗値Rの分路抵抗164 とによって構成されており、ローパスフィルタ17は、抵抗値Rの直列抵抗173 と容量値Cの分路コンデンサ174 とによって構成されている。なお、図2(a)において、図1に図示の構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0033】
ここで、この実施の形態によるダイレクトコンバージョン方式の受信チューナの動作を図1及び図2(a)、(b)を用いて説明する。
アンテナ(図示なし)で直交変調された放送信号が受信されると、高周波信号として高周波信号入力端子12に供給される。この高周波信号は、高周波バンドパスフィルタ1で不要な周波数成分が除去され、次いで高周波増幅段2で所要レベルまで増幅され、I信号側周波数変換段3及びQ信号側周波数変換段4にそれぞれ供給される。
【0034】
このとき、直交信号発生回路5において、電圧制御発振器13は、図示されない位相同期ループ(PLL)によって所望の放送信号を選局する基本周波数信号を発生する。基本周波数信号は、I側前置増幅段14で所定レベルに増幅されてハイパスフィルタ16に供給され、同様に、Q側前置増幅段15で所定レベルに増幅されてローパスフィルタ17に供給される。
【0035】
ここで、基本周波数信号をasinωtとし、その基本周波数信号がハイパスフィルタ16及びローパスフィルタ17にそれぞれが入力されたき、ハイパスフィルタ16の出力信号V1 及びローパスフィルタ17の出力信号V2 は、次式(1)、(2)に示すものになる。
【0036】
【数1】
Figure 0003902383
【数2】
Figure 0003902383
図2(b)に示されるように、出力信号V1 及び出力信号V2 は、抵抗値Rや容量リアクタンス値(1/ωC)に係わりなく、それらの位相差が90°(一定)になるもので、出力信号V1 の振幅がRになり、出力信号V2 の振幅が1/ωCになる。そして、R=1/ωCに設定すれば、出力信号V1 及び出力信号V2 の振幅が等しく、出力信号V1 が基本周波数信号に対して約45°遅相したものになり、出力信号V2 が基本周波数信号に対して約45°進相したものになる。
【0037】
この後、ハイパスフィルタ16の出力信号V1 は、I側出力増幅段18で所定レベルまで増幅され、I側局部発振信号ILOとしてI信号側周波数変換段3に供給され、ローパスフィルタ17の出力信号V2 は、Q側出力増幅段19で所定レベルまで増幅され、Q側局部発振信号QLOとしてQ信号側周波数変換段4に供給される。
【0038】
I信号側周波数変換段3は、供給された高周波信号とI側局部発振信号ILOとを乗算し、その乗算によってI信号を出力する。I信号側周波数変換段3から出力されたI信号は、I信号側ローパスフィルタ6で不要な周波数成分が除去され、次いでI信号側ベースバンド増幅段8で所定のレベルまで増幅され、I信号側出力端子10からIベースバンド信号として導出される。同じように、Q信号側周波数変換段4は、供給された高周波信号とQ側局部発振信号QLOとを乗算し、その乗算によりQ信号を出力する。Q信号側周波数変換段4から出力されたQ信号は、Q信号側ローパスフィルタ7で不要な周波数成分が除去され、次いでQ信号側ベースバンド増幅段9で所定のレベルまで増幅され、Q信号側出力端子11からQベースバンド信号として導出される。
【0039】
このように、この実施の形態による直交信号発生回路5によれば、微分回路型ハイパスフィルタ16及び積分回路型ローパスフィルタ17を用い、周波数変換を行わずに、位相変換だけを行っているので、基本周波数信号の周波数を、受信した高周波信号の周波数とほぼ同じに選択することができる。このため、既知の直交信号発生回路65(図6参照)のように、基本周波数信号を2つのフリップフロップを用いて2分周する際に高い繰り返し周期のスイッチング動作によって消費電力が大きくなることはなく、かつ、高い周波数の基本周波数信号の発生によって発振信号と雑音信号との比(C/N)が悪化するのを回避できる。
【0040】
次に、図3は、図1に図示された直交信号発生回路5に用いるハイパスフィルタ16とローパスフィルタ17の構成の他の回路例を示す部分回路図であり、図2に図示のハイパスフィルタ16及びローパスフィルタ17のコンデンサ163 、174 に直列に可変容量ダイオードを接続したものである。
【0041】
図3に示されるように、ハイパスフィルタ16において、コンデンサ163 は、一端が可変容量ダイオード165 のカソードに接続され、他端が出力端子162 に接続されるとともに、抵抗164 を通して接地接続される。可変容量ダイオード165 は、アノードが入力端子161 に接続されるとともに、バッファインダクタ166 とバッファ抵抗167 の直列回路を通して接地接続され、カソードがバッファインダクタ168 とバッファ抵抗169 の直列回路を通して制御電圧供給端子1610に接続される。また、ローパスフィルタ17において、抵抗173 は、一端が入力端子171 に接続され、他端が出力端子172 に接続されるとともに、コンデンサ174 の一端に接続される。コンデンサ174 は、他端が可変容量ダイオード175 のカソードに接続されるとともに、バッファインダクタ176 とバッファ抵抗177 の直列回路を通して制御電圧供給端子178 に接続される。可変容量ダイオード175 は、アノードが接地接続される。
【0042】
この場合、制御電圧供給端子1610及び制御電圧供給端子178 には、電圧制御発振器13のLC並列共振回路(図示なし)の一部となる可変容量ダイオード(同じく図示なし)に供給される選局用制御電圧と同じ制御電圧が供給され、それによって可変容量ダイオード165 の容量及び可変容量ダイオード175 の容量は電圧制御発振器13の可変容量ダイオードの容量と同じように変化する。その結果、電圧制御発振器13から発生される基本周波数信号の周波数が変化するのに伴い、ハイパスフィルタ16のカットオフ周波数及びローパスフィルタ17のカットオフ周波数がそれぞれ変化し、常時、ハイパスフィルタ16のカットオフ周波数及びローパスフィルタ17のカットオフ周波数が基本周波数信号の周波数に略一致したものになる。
【0043】
この場合、図3に図示されたハイパスフィルタ16及びローパスフィルタ17とともに用いられる電圧制御発振器13LC並列共振回路は、インダクタと、コンデンサ及び可変容量ダイオード(いずれも図示なし)とによって構成されるもので、インダクタのインダクタンス値をL、コンデンサ及び可変容量ダイオードからなる総合可変容量の中心容量値をC0 としたとき、LC並列共振回路の共振中心角周波数ω0 は、
【数3】
Figure 0003902383
になり、電圧制御発振器13の発振角周波数も共振中心角周波数ω0 に等しくなる。
【0044】
電圧制御発振器13のLC並列共振回路を構成する可変容量ダイオードに選局用制御電圧が供給され、コンデンサ及び可変容量ダイオードとからなる総合可変容量の容量値が中心容量値C0 から△Cだけ変動したとき、当該LC並列共振回路の共振角周波数が共振中心角周波数ω0 から△ωだけ変動したとすると、そのときの当該LC並列共振回路の共振角周波数(ω0 +△ω)は次式(3)式に示すものになり、共振角周波数の変動分△ωは、次式(4)に示すものになる。
【0045】
【数4】
Figure 0003902383
このとき、ハイパスフィルタ16及びローパスフィルタ17において、図3に図示されるように、コンデンサ163 と可変容量ダイオード165 とからなる総合可変容量、及び、コンデンサ174 と可変容量ダイオード175 とからなる総合可変容量の容量リアクタンス(1/ωC)は、これらの総合可変容量の容量値における中心容量値C0 からの変動分△C、中心カットオフ角周波数ω0 からの変動分を△ωとすると、次式(5)式に示すものになる。
【0046】
【数5】
Figure 0003902383
(5)式において、(1/2)・(△C/C0 で表される項は、ハイパスフィルタ16及びローパスフィルタ17における可変容量ダイオード16 5 及び可変容量ダイオード17 5 の容量の変動に依存する項で、(3)式における電圧制御発振器13のLC並列共振回路の可変容量ダイオードの容量の変動に依存する項(1/2)・(△C/C0 )と同じである。また、(5)式において、(△C’/C0 ’)で表される項は、ハイパスフィルタ16及びローパスフィルタ17の総合可変容量の容量の変動に依存する項、すなわち位相シフトに関連する項で、式(5)における(1/2)・(△C/C0 )の項と(△C’/C0 ’)の項とが等しくなるように選べば、それらの項が相殺され、(5)式は、(1/ωC)=(1/ω0 0 )となる。このとき、(1/ωC)は電圧制御発振器13の発振周波数の変化に関係なく、一定(1/ω0 0 )にすることができるもので、電圧制御発振器13の発振周波数の変化に対応してハイパスフィルタ16及びローパスフィルタ17のカットオフ周波数を変化させることができる。
【0047】
この場合、(5)式における(1/2)・(△C/C0 )の項と(△C’/C0 ’)の項とを等しくするには、ハイパスフィルタ16の総合可変容量におけるコンデンサ163 の容量値と可変容量ダイオード165 の中心容量値とを略等しく、ローパスフィルタ17の総合可変容量におけるコンデンサ174 の容量値と可変容量ダイオード175 の中心容量値とを略等しくするとともに、用いられる可変容量ダイオード165 及び可変容量ダイオード175 の特性として電圧制御発振器13のLC並列共振回路の総合可変容量に用いられる可変容量ダイオードとほぼ同じ特性のものを選択して用い、かつ、可変容量ダイオード165 及び可変容量ダイオード175 に供給する選局用制御電圧と同じ制御電圧を供給すればよい。このように、ハイパスフィルタ16及びローパスフィルタ17の総合可変容量においてそれらのコンデンサ16 3 、17 4 の容量値とそれらの可変容量ダイオード16 5 、17 5 の中心容量値とをそれぞれ略等しくすれば、可変容量ダイオード16 5 、17 5 に制御電圧を供給してそれぞれの総合可変容量の総合容量を変化させる際に、その総合可変容量の総合容量変化率は対応する可変容量ダイオード16 5 、17 5 単独の容量変化率の約半分の値になっている。
【0048】
次いで、図4は、図1に図示された直交信号発生回路5に用いるハイパスフィルタ16とローパスフィルタ17の構成のさらに他の回路例を示す部分回路図であり、図2に図示のハイパスフィルタ16及びローパスフィルタ17のコンデンサ163 、174 に並列に可変容量ダイオードを接続したものである。
【0049】
図4に示されるように、ハイパスフィルタ16において、コンデンサ163 は、一端が入力端子161 に接続され、他端が出力端子162 に接続される。抵抗164 は、一端が出力端子162 に接続され、他端が接地接続される。可変容量ダイオード165 は、アノードが入力端子161 に接続されるとともに、バッファインダクタ166 とバッファ抵抗167 の直列回路を通して接地接続され、カソードが直流阻止コンデンサ1611を通して出力端子162 に接続されるとともに、バッファインダクタ168 とバッファ抵抗169 の直列回路を通して制御電圧供給端子1610に接続される。また、ローパスフィルタ17において、抵抗173 は、一端が入力端子171 に接続され、他端が出力端子172 に接続される。コンデンサ174 は、一端が出力端子172 に接続され、他端が接地接続される。可変容量ダイオード175 は、アノードが接地接続され、カソードが直流阻止コンデンサ179 を通して出力端子172 に接続されるとともに、インダクタ176 とバッファ抵抗177 の直列回路を通して制御電圧供給端子178 に接続される。
【0050】
この回路例においても、図3に図示の回路例と同様に、ハイパスフィルタ16におけるコンデンサ163 の容量値と可変容量ダイオード165 の中心容量値とを略等しく、ローパスフィルタ17におけるコンデンサ174 の容量値と可変容量ダイオード175 の中心容量値とを略等しくするとともに、可変容量ダイオード165 及び可変容量ダイオード175 としてその特性が電圧制御発振器13のLC並列共振回路の可変容量ダイオードの特性とほぼ同じものを用い、かつ、可変容量ダイオード165 及び可変容量ダイオード175 に、LC並列共振回路の可変容量ダイオードに供給する選局用制御電圧と同じ制御電圧を供給するようにすれば、(1/2)・(ΔC/C0 )の項と(ΔC’/C0 ’)の項とを等しくすることができ、電圧制御発振器13の発振周波数の変化に対応してハイパスフィルタ16及びローパスフィルタ17の各カットオフ周波数を変化させることができるものである。
【0051】
続いて、図5は、図3及び図4に図示されたハイパスフィルタ16及びローパスフィルタ17に電圧制御発振器13に供給する選局用制御電圧と同じ制御電圧を供給する回路例を示すブロック図である。
【0052】
図5に示されるように、ハイパスフィルタ16は、制御電圧供給端子1610がバッファ抵抗21を通して制御電圧発生部20に接続され、ローパスフィルタ17は、制御電圧供給端子178 がバッファ抵抗22を通して制御電圧発生部20に接続される。同じように、電圧制御発振器13も選局用制御電圧供給端子(図番なし)がバッファ抵抗23を通して制御電圧発生部20に接続される。
【0053】
このような構成にすれば、電圧制御発振器13に供給される選局用制御電圧と同じ制御電圧をハイパスフィルタ16及びローパスフィルタ17にそれぞれ供給することができる。
【0054】
このように、前記実施の形態によれば、ハイパスフィルタ16及びローパスフィルタ17にそれぞれ供給される局部発振信号の周波数が選局によって変動したとしても、ハイパスフィルタ16から出力されるI側(第1)局部発振信号ILOとローパスフィルタ17から出力されるQ側(第2)局部発振信号QLOとの位相差を常時90°に維持させることができ、かつ、I側(第1)局部発振信号ILOとQ側(第2)局部発振信号QLOの振幅をほぼ等しくすることができる。
【0055】
なお、前記実施の形態においては、ハイパスフィルタ16及びローパスフィルタ17がそれぞれ基本的に1個の抵抗164 、173 と、それぞれ1個のコンデンサ163 、174 及び1個の可変容量ダイオード165 、175 からなる例を挙げて説明したが、本発明におけるハイパスフィルタ16及びローパスフィルタ17の構成は前述のものに限られるものではなく、1個の抵抗164 、173 または1個のコンデンサ163 、174 のいずれか一方または双方に周波数特性補正用補助素子を接続するようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、基本周波数信号から90°の位相差を持つ第1局部発振信号と第2局部発振信号とを得る場合、微分回路型ハイパスフィルタと積分回路型ローパスフィルタとを用い、周波数変換を行うことなく、位相変換を行うだけであるので、基本周波数信号として受信高周波信号周波数とほぼ同じ周波数に選べばよく、スイッチング動作によって消費電力が増大することがなくなり、しかも、高い発振周波数の発生に伴う発振信号と雑音信号との比(C/N)が悪化することもなくなるという効果がある。
【0057】
また、本発明によれば、ハイパスフィルタ及びローパスフィルタに固定容量素子と電圧可変容量素子とを用い、電圧可変容量素子に電圧制御発振器に供給する周波数制御電圧と同じ周波数制御電圧を供給し、基本周波数の変化に伴いカットオフ周波数を変化させるようにしているので、所望チャネルの高周波信号の選局を行うため、電圧制御発振器が発生する基本周波数を変化させた場合であっても、ハイパスフィルタ及びローパスフィルタにおける位相変動分の発生がなくなり、常時、90°の位相差を持つ第1局部発振信号と第2局部発振信号とを発生させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による直交信号発生回路の一つの実施の形態を示すもので、直交信号発生回路を含むダイレクトコンバージョン方式の受信チューナの要部構成を示すブロック図である。
【図2】図1に図示された直交信号発生回路に用いるハイパスフィルタ及びローパスフィルタの構成の基本回路例を示す部分回路図である。
【図3】図1に図示された直交信号発生回路に用いるハイパスフィルタ及びローパスフィルタの構成の他の回路例を示す部分回路図である。
【図4】図1に図示された直交信号発生回路に用いるハイパスフィルタ及びローパスフィルタの構成のさらに他の回路例を示す部分回路図である。
【図5】図3及び図4に図示のハイパスフィルタ及びローパスフィルタに制御電圧を供給するときの一つの回路例を示すブロック図である。
【図6】既知のダイレクトコンバージョン方式の受信チューナの構成の一例を示すブロック図である。
【図7】図6に図示のダイレクトコンバージョン方式の受信チューナにおけるクロック信号とI信号及びQ信号の関係を示す波形図である。
【符号の説明】
1 高周波バンドパスフィルタ(RF BPF)
2 高周波増幅段(RF AMP)
3 I信号側周波数変換段(MOD I)
4 Q信号側周波数変換段(MOD Q)
5 直交信号発生回路
6 I信号側ローパスフィルタ(LPF I)
7 Q信号側ローパスフィルタ(LPF Q)
8 I信号側ベースバンド増幅段(AMP I)
9 Q信号側ベースバンド増幅段(AMP Q)
10 I信号側出力端子
11 Q信号側出力端子
12 高周波信号入力端子
13 電圧制御発振器(VCO)
14 I側前置増幅段(I PAMP)
15 Q側前置増幅段(Q PAMP)
16 ハイパスフィルタ(HPF)
17 ローパスフィルタ(LPF)
18 I側出力増幅段(I AMP)
19 Q側出力増幅段(Q AMP)
161 、171 入力端子
162 、172 出力端子
163 直列コンデンサ
164 分路抵抗
165 、175 可変容量ダイオード
166 、168 、176 バッファインダクタ
167 、169 、177 バッファ抵抗
1610、178 制御電圧供給端子
1611、179 直流阻止コンデンサ
173 直列抵抗
174 分路コンデンサ

Claims (3)

  1. ダイレクトコンバージョン方式の局部発振信号を発生する直交信号発生回路であって、基本周波数信号を発生する電圧制御発振器と、抵抗と容量素子とからなり、前記基本周波数信号をそれより約45度遅相させた第1局部発振信号を出力する微分回路型ハイパスフィルタと、抵抗と容量素子とからなり、前記基本周波数信号をそれより約45度進相させた第2局部発振信号を出力する積分回路型ローパスフィルタとからなり、前記微分回路型ハイパスフィルタ及び前記積分回路型ローパスフィルタは、前記基本周波数に略等しいカットオフ周波数を有し、前記微分回路型ハイパスフィルタの容量素子及び前記積分回路型ローパスフィルタの容量素子のそれぞれを固定容量素子と電圧可変容量素子とで構成し、前記電圧可変容量素子に前記電圧制御発振器に供給する周波数制御電圧と同じ周波数制御電圧を供給し、前記基本周波数が変化するのに伴って前記微分回路型ハイパスフィルタ及び前記積分回路型ローパスフィルタのカットオフ周波数を変化させるようにしたことを特徴とする直交信号発生回路。
  2. 前記微分回路型ハイパスフィルタ及び前記積分回路型ローパスフィルタにおける前記電圧可変容量素子は、前記固定容量素子に直列または並列に接続されたもので、前記電圧可変容量素子と前記固定容量素子との総合容量変化率を前記電圧可変容量素子単独の容量変化率の約半分になるようにしていることを特徴とする請求項1に記載の直交信号発生回路。
  3. 前記電圧可変容量素子と前記固定容量素子との総合容量変化率を前記電圧可変容量素子単独の容量変化率の約半分にする手段は、前記電圧可変容量素子の中心容量値と前記固定容量素子の容量値とを略等しくすることであることを特徴とする請求項に記載の直交信号発生回路。
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