JPH02122706A - オーバトーン用発振回路 - Google Patents
オーバトーン用発振回路Info
- Publication number
- JPH02122706A JPH02122706A JP27567188A JP27567188A JPH02122706A JP H02122706 A JPH02122706 A JP H02122706A JP 27567188 A JP27567188 A JP 27567188A JP 27567188 A JP27567188 A JP 27567188A JP H02122706 A JPH02122706 A JP H02122706A
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- Japan
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- oscillation
- frequency
- circuit
- overtone
- resistor
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- Granted
Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 title claims abstract description 38
- 239000013078 crystal Substances 0.000 abstract description 16
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 abstract description 14
- 238000013016 damping Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 18
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 3
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はオーバトーン用の発振回路を利用分野とZ7、
特にLC共振回路に起因した雑音レベルを小さくした水
晶発振回路に関する。
特にLC共振回路に起因した雑音レベルを小さくした水
晶発振回路に関する。
(発明の背景)
圧電振動子例えば水晶振動子を発振子とした発振回路は
電気的特性に優れることから、通信機型や測定機器に基
準周波数源として有用される。そして、例えばスペクト
ラムアナライザ等のトラキッング用に使用した場合には
、その性質上基準(発振)周波数に対する雑音レベルが
小さいものが望まれる。また、周波数安定度は高安定な
ものを必要とするので、通常では水晶振動子のオーバ)
−−ン振動を利用する。
電気的特性に優れることから、通信機型や測定機器に基
準周波数源として有用される。そして、例えばスペクト
ラムアナライザ等のトラキッング用に使用した場合には
、その性質上基準(発振)周波数に対する雑音レベルが
小さいものが望まれる。また、周波数安定度は高安定な
ものを必要とするので、通常では水晶振動子のオーバ)
−−ン振動を利用する。
(従来技術)
第4図はこの種の一従来例を説明するオーバトーン用の
発振回路の図で、同図(a)は概略回路図、同図(bl
は高周波等価回路図である。
発振回路の図で、同図(a)は概略回路図、同図(bl
は高周波等価回路図である。
発振回路は水晶振動子1と発振用トランジスタ2と発振
条件の主要因となるエミッタ側及びコレクタ側のコンデ
ンサ3.4と出力側に設けた同調コイル5とバイアス抵
抗6.7.8とバイパスコンデンサ9とからなる「第4
図(a)」。なお、出力v0ばエミッタ端とし、水晶振
動子1は例えばATカットの厚みすべり振動子からなる
。そして、高周波的には、水晶振動子1を誘導性とした
所謂コルピッツ型とし、エミッタ側のコンデンサC2(
4)にコイルしく5)を並列接続したオーバトーン用の
発振回路網とする「第4図(b)」。
条件の主要因となるエミッタ側及びコレクタ側のコンデ
ンサ3.4と出力側に設けた同調コイル5とバイアス抵
抗6.7.8とバイパスコンデンサ9とからなる「第4
図(a)」。なお、出力v0ばエミッタ端とし、水晶振
動子1は例えばATカットの厚みすべり振動子からなる
。そして、高周波的には、水晶振動子1を誘導性とした
所謂コルピッツ型とし、エミッタ側のコンデンサC2(
4)にコイルしく5)を並列接続したオーバトーン用の
発振回路網とする「第4図(b)」。
このようなものでは、水晶振動子1の両端子a、bから
みた回路側の周波数抵抗特性を第2図の曲線(イ)に示
すように設定する。すなわち、水晶振動子の基本波周波
数「1の領域では抵抗を正と17で発振条件を満足せず
、三次のオーバトーン周波数[3領域以降ではそれを負
として発振条件を満足させろ。具体的には、コンデンサ
C1、C2及びコイル■4を主因として決定する。そし
て、周波数抵抗曲線の極値は約共振回路の共振周波数f
qとなる。したがって、この発振回路では水晶振動子1
の基本波では発振しない。そして、オーバ)−−ンのな
かでも一般にクリスタルインピーダンスの小さい三次あ
るいは五次のオーバト−ンで発振する。通常では周波数
抵抗曲線の極値よりやや高域側に水晶振動子の三次(五
次)−バト−ン周彼数[3を設定して安定な発振を維持
する。なお、コイルL、を使用ろことなくバイアス抵抗
6.7を加味してオーバトーン領域以降で抵抗を負にす
る設計方法もあるが、この場合は周波数抵抗曲線の極値
を小さく17たりして発振させにくい問題がある。
みた回路側の周波数抵抗特性を第2図の曲線(イ)に示
すように設定する。すなわち、水晶振動子の基本波周波
数「1の領域では抵抗を正と17で発振条件を満足せず
、三次のオーバトーン周波数[3領域以降ではそれを負
として発振条件を満足させろ。具体的には、コンデンサ
C1、C2及びコイル■4を主因として決定する。そし
て、周波数抵抗曲線の極値は約共振回路の共振周波数f
qとなる。したがって、この発振回路では水晶振動子1
の基本波では発振しない。そして、オーバ)−−ンのな
かでも一般にクリスタルインピーダンスの小さい三次あ
るいは五次のオーバト−ンで発振する。通常では周波数
抵抗曲線の極値よりやや高域側に水晶振動子の三次(五
次)−バト−ン周彼数[3を設定して安定な発振を維持
する。なお、コイルL、を使用ろことなくバイアス抵抗
6.7を加味してオーバトーン領域以降で抵抗を負にす
る設計方法もあるが、この場合は周波数抵抗曲線の極値
を小さく17たりして発振させにくい問題がある。
(従来技術の問題点)
17かしながら、上記発振回路では同調コイルを設けて
いるため、第6図の共振特性図に示したように、その共
振周波数領域f9での雑音成分が増長される。したがっ
て、このようなものでは前述したように例えばスペクト
ラムアナライザ等のトラッキング用に使用した場合には
、その性質上被測定体の周波数成分の解析度を低下させ
る問題があった。
いるため、第6図の共振特性図に示したように、その共
振周波数領域f9での雑音成分が増長される。したがっ
て、このようなものでは前述したように例えばスペクト
ラムアナライザ等のトラッキング用に使用した場合には
、その性質上被測定体の周波数成分の解析度を低下させ
る問題があった。
(発明の目的)
本発明は、雑音レベルか小さくて周波数安定度に澤れた
オーバト−ン用の発振回路を提供することを目的とする
。
オーバト−ン用の発振回路を提供することを目的とする
。
(解決手段)
本発明は、オーバト−ン用発振回路の共振回路に抵抗を
設けてのQを低下させたことを解決手段とする。以下、
本発明の一従来例を説明する。
設けてのQを低下させたことを解決手段とする。以下、
本発明の一従来例を説明する。
(実施例)
第1図は本発明の一実施例を説明する発振回路の図で、
同図(a)は概略回路図、同図(b)は高周波等価回路
図である。なお、前従来例図と同一部分には同番号を付
与してその説明は簡略する。
同図(a)は概略回路図、同図(b)は高周波等価回路
図である。なお、前従来例図と同一部分には同番号を付
与してその説明は簡略する。
発振回路は前述した水晶振動子1と発振用トランジスタ
2とエミッタ側及びコレクタ側のコンデンサ3.4と同
調コイル5とバイアス抵抗6.7・8とバイパスコンデ
ンサ9と同調コイル5に並列に付加したダンプ抵抗10
とからなる[第1図(a)、1.なお、出力v0はエミ
ッタ端とする。
2とエミッタ側及びコレクタ側のコンデンサ3.4と同
調コイル5とバイアス抵抗6.7・8とバイパスコンデ
ンサ9と同調コイル5に並列に付加したダンプ抵抗10
とからなる[第1図(a)、1.なお、出力v0はエミ
ッタ端とする。
そして、高周波的には所謂コルピッツ型とし、エミッタ
側のコンデンサC2(4)にコイルしく5)と抵抗R(
10)を並列接続したオーバトーン用の発振回路網とす
る「第1図(b)」。
側のコンデンサC2(4)にコイルしく5)と抵抗R(
10)を並列接続したオーバトーン用の発振回路網とす
る「第1図(b)」。
したがって、このようなものでは、前述同様に基本波[
、領域では発振条件を満足することなく、特にコイルL
とコンデンサC2との共振回路によりオーバト−ン領域
以降ではそれを満足する周波数抵抗特性を得る(前第5
図参照)。そして、三次オーバトーンでの発振を安定す
る。
、領域では発振条件を満足することなく、特にコイルL
とコンデンサC2との共振回路によりオーバト−ン領域
以降ではそれを満足する周波数抵抗特性を得る(前第5
図参照)。そして、三次オーバトーンでの発振を安定す
る。
また、共振回路には抵抗Rを付加したのでそのQ値を低
下させ、第2図に示したように共振周波数近傍での雑音
成分が増長すること防止する。j7たがって、発振周波
数に対する雑音レベルを低減するので、例えばスペクト
ラムアナライザのトラッキング用とする場合等には被測
定体の解析度を良好とする。
下させ、第2図に示したように共振周波数近傍での雑音
成分が増長すること防止する。j7たがって、発振周波
数に対する雑音レベルを低減するので、例えばスペクト
ラムアナライザのトラッキング用とする場合等には被測
定体の解析度を良好とする。
(他の事項)
なお、上記実施例ではバイアス抵抗8とは別個にダンプ
抵抗10を同調コイル5と並列に設けたが、例えば第3
図に示したように、バイアス抵抗11にダンプ抵抗10
を兼用させるようにj7てもよい。この場合には従来回
路(前第4図)と同数の素子で発振回路を構成できるの
で、前実施例に比し製造単価を低減する効果がある。ま
た、これらの回路に限らず、結果として実質的に第1図
(b)に示した高周波等価回路になるものは本発明の効
果を奏するもので本発明の技術的範囲に属する。また、
オーバト−ンの次数は三次として説明したが、これに限
らず次数を五次としてもよい。
抵抗10を同調コイル5と並列に設けたが、例えば第3
図に示したように、バイアス抵抗11にダンプ抵抗10
を兼用させるようにj7てもよい。この場合には従来回
路(前第4図)と同数の素子で発振回路を構成できるの
で、前実施例に比し製造単価を低減する効果がある。ま
た、これらの回路に限らず、結果として実質的に第1図
(b)に示した高周波等価回路になるものは本発明の効
果を奏するもので本発明の技術的範囲に属する。また、
オーバト−ンの次数は三次として説明したが、これに限
らず次数を五次としてもよい。
また、水晶振動子は厚みすべり水晶振動子とじたが、例
えばL i T a 03等の他の圧電体であっても、
他の振動姿態であってもよいことは勿論である。
えばL i T a 03等の他の圧電体であっても、
他の振動姿態であってもよいことは勿論である。
(発明の効果)
本発明(よ、オーバトーン用発振回路の共振回路こ抵抗
を設けてそのQを低下させたので、雑音レベルか小さ(
て周波数安定度に浸れたオーバ)・−ン用の発振回路を
提供できる。
を設けてそのQを低下させたので、雑音レベルか小さ(
て周波数安定度に浸れたオーバ)・−ン用の発振回路を
提供できる。
第1図は本発明の一実施例を説明する発振回路の図で、
同図(a)は概略回路図、同図(b)は高周波等価回路
図である。第2図は本発明の一実施例の効果を説明する
共振特性図である。 第3図は本発明の他の実施例を説明する発振回路の概略
回路図である。 第4図は従来例を説明する発振回路の図で、同図(a)
は概略回路図、同図(b)高周波等価回路図、第5図は
発振回路の周波数抵抗特性図、第6図は共振特性図であ
る。 1 水晶振動子、2.トランジスタ、3.4、コンデン
サ、 同調コイル、6.7. 8、 0 、 抵抗。 (b) 第3図 第4図
同図(a)は概略回路図、同図(b)は高周波等価回路
図である。第2図は本発明の一実施例の効果を説明する
共振特性図である。 第3図は本発明の他の実施例を説明する発振回路の概略
回路図である。 第4図は従来例を説明する発振回路の図で、同図(a)
は概略回路図、同図(b)高周波等価回路図、第5図は
発振回路の周波数抵抗特性図、第6図は共振特性図であ
る。 1 水晶振動子、2.トランジスタ、3.4、コンデン
サ、 同調コイル、6.7. 8、 0 、 抵抗。 (b) 第3図 第4図
Claims (1)
- 圧電振動子を発振子とした発振回路にLC共振回路を設
けてオーバトーン用とした発振回路において、前記共振
回路に抵抗を設けて該共振回路のQを低下させたことを
特徴とするオーバトーン用発振回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63275671A JP2686991B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | オーバトーン用発振回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63275671A JP2686991B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | オーバトーン用発振回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02122706A true JPH02122706A (ja) | 1990-05-10 |
JP2686991B2 JP2686991B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=17558727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63275671A Expired - Fee Related JP2686991B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | オーバトーン用発振回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2686991B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007020158A (ja) * | 2005-06-07 | 2007-01-25 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | コルピッツ型発振器 |
JP2008199568A (ja) * | 2007-01-18 | 2008-08-28 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 3次オーバトーンの水晶発振器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS586413U (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-17 | 株式会社東芝 | 水晶発振回路 |
-
1988
- 1988-10-31 JP JP63275671A patent/JP2686991B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS586413U (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-17 | 株式会社東芝 | 水晶発振回路 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007020158A (ja) * | 2005-06-07 | 2007-01-25 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | コルピッツ型発振器 |
JP2008199568A (ja) * | 2007-01-18 | 2008-08-28 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 3次オーバトーンの水晶発振器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2686991B2 (ja) | 1997-12-08 |
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Legal Events
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