JPH1050450A - 端子圧着ユニット - Google Patents

端子圧着ユニット

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JPH1050450A
JPH1050450A JP8202444A JP20244496A JPH1050450A JP H1050450 A JPH1050450 A JP H1050450A JP 8202444 A JP8202444 A JP 8202444A JP 20244496 A JP20244496 A JP 20244496A JP H1050450 A JPH1050450 A JP H1050450A
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terminal
carrier
pressure receiving
anvil
terminal fitting
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JP8202444A
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Akinori Oishi
明典 大石
Mamoru Takubo
守 田窪
Atsuo Nakamura
厚郎 中村
Takashi Koike
剛史 小池
Haruhito Kobayashi
治仁 小林
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Priority to CN97114793A priority patent/CN1059764C/zh
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
    • H01R43/048Crimping apparatus or processes
    • H01R43/055Crimping apparatus or processes with contact member feeding mechanism
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Abstract

(57)【要約】 【課題】端子圧着ユニット1に汎用性を持たせる。作業
性を向上する。 【解決手段】端子圧着ユニット1に加圧ユニット24を
設ける。加圧ユニット24は、端子金具Tを圧着する複
数の加圧部材24A〜24Nと、これら加圧部材24A
〜24Nを一体化するフレーム体24Fを備えている。
フレーム体24Fは、シャンク23に対して着脱可能に
構成される。 【効果】フレーム体24Fの着脱動作だけで、クリンパ
ー24H、24Jを含む複数の加圧部材24A〜24N
を一括して交換・メンテナンスすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は端子圧着ユニットに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電線の端部に端子金具を連続的に
圧着する装置として、端子圧着ユニットが知られている
(例えば、実開昭62−175685号公報参照)。こ
の端子圧着ユニットは、端子帯を送給する端子帯送給機
構と、送給された端子帯から端子金具を切り離して、電
線に圧着するプレス機構とを含んでおり、これらの機構
を連動して、自動的に圧着工程を連続的に行っている。
【0003】そして、実開昭62−175685号公報
に開示されている技術では、アプリケータの本体とアン
ビルとが別体に形成されており、複数種類のアンビルに
対し、本体の汎用性が図られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、圧着加工が
施される端子金具の種類が非常に増加している近年で
は、単にアンビルを交換するだけでは、プレス機構の汎
用性を高めることができなくなってきた。しかも、端子
金具を圧着する工程においては、端子金具の電線バレル
をかしめる部材、被覆バレルをかしめる部材、並びに端
子金具を端子帯のキャリアから切り離す部材等、複数の
加圧部材や受圧部材が端子金具の種類毎に必要になるこ
とから、アンビルの変更時や、破損時のメンテナンスに
おいては、これら複数の部材を容易且つ迅速に変更する
ことが要請される。しかるに従来の装置では、そのよう
な作業性を向上するための配慮がなされていなかった。
【0005】本発明は上記不具合に鑑みてなされたもの
であり、より多種類の端子金具に対応することのできる
作業性のよい端子圧着ユニットを提供することを課題と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、本体ブロックに対して端子金具を受ける
アンビルを少なくとも含む受圧ユニットが着脱可能に構
成された端子圧着ユニットにおいて、受圧ユニットのア
ンビルと協働して端子金具をかしめるクリンパーを少な
くとも含む複数の加圧部材と、加圧部材を駆動して受圧
部材に対しプレス動作をさせるシャンクと、上記加圧部
材を一体的に担持するとともに、担持された加圧部材を
シャンクに対して着脱可能に連結するフレーム体とを備
えていることを特徴とする端子圧着ユニットである。
【0007】この特定事項を含む発明では、フレーム体
をシャンクに対して着脱するだけで、クリンパーを含む
複数の加圧部材をシャンクに対して一体的に着脱するこ
とができる。加圧部材としては、電線クリンパー、被覆
クリンパー等のクリンパーの他、例えば、端子金具の変
形を矯正する矯正部材や、端子金具を端子帯から切り離
すパンチ等が含まれる。
【0008】また、好ましい態様は、端子金具が間隔を
隔てて並列に連続する端子帯のキャリアを受ける受け面
と、受け面に対しそれと直交する方向に連続して、キャ
リアの端子金具と反対側のエッジを位置決めする突き当
て面と、キャリアと転がり接触する接触部を有し、この
接触部と上記受け面との間でキャリアを挟みつけること
により、キャリアを突き当て面に押しつけながら上記受
圧ユニットのアンビルへ送る転動部材とをさらに備えて
いる端子圧着ユニットである。
【0009】この特定事項を含む発明では、転動部材の
接触部と受け面との間にキャリアを挟み込むニップが形
成され、このニップに挟持されることにより、端子帯の
キャリアは、突き当て面に押しつけられた状態で受け面
に沿って送給方向に送給されることから、端子帯の端子
金具を解放した状態で受圧ユニットのアンビルに送給す
ることができる。受け面は、キャリアの上面を受けるも
のであってもよく、下面を受けるものであってもよい。
【0010】また、別の態様は、端子金具が間隔を隔て
て並列に連続する端子帯のキャリアを挟持するローラ対
と、ローラ対がキャリアを上記受圧ユニットのアンビル
に送給するようにローラ対の一方を駆動するサーボモー
タと、端子金具が端子圧着ユニットの非作動時に送給さ
れるようにサーボモータの回転を制御する制御手段とを
備えていることを特徴とする端子圧着ユニットである。
【0011】この特定事項を含む発明では、ローラ対が
制御手段によって制御されるサーボモータによって駆動
され、キャリアを挟持して所定の送給方向に送給するの
で、プレス機構を構成する受圧ユニットおよび加圧ユニ
ットとは機械的に分離した状態で端子帯を送給すること
が可能になる。また、さらに別の態様は、端子金具が間
隔を隔てて並列に連続する端子帯のキャリアを位置決め
する端子帯送給機構と、端子帯送給機構と本体ブロック
の一方に設けられ、上記キャリアと直交する方向に延び
るレール部材と、レール部材に取り付けられて端子帯送
給機構と本体ブロックの他方を担持することにより、レ
ール部材に沿って端子帯送給機構と本体ブロックとが相
対変位可能に両部材を連結するスライダと、スライダと
レール部材との相対位置を微調整可能にロックするロッ
ク機構とを備えていることを特徴とする端子圧着ユニッ
トである。
【0012】この特定事項を含む発明では、端子金具の
種類に応じて受圧ユニットや加圧ユニットを変更する際
に、変更される各ユニットに対応して、端子帯の供給位
置を微調整することが可能になる。さらに別の態様は、
本体ブロックに対して端子金具を受けるアンビルを少な
くとも含む受圧ユニットが着脱可能に構成された端子圧
着ユニットにおいて、上記アンビルは、圧着されるべき
端子金具の種類に対応して形成された複数種類の受圧面
を有し、上記受圧ユニットは、アンビルの受圧面を択一
的に端子金具の圧着位置に位置決めした状態で保持する
アンビルホルダを含んでいる端子圧着ユニットである。
【0013】この特定事項を含む発明では、同一のアン
ビルに形成された複数の受圧面を択一的に利用して端子
圧着作業を行うことが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施の形態について詳述する。図1
は、本発明の実施の一形態に係るサイドフィード式の端
子圧着ユニット1の斜視図である。同図に示すように、
本実施の形態に係る端子帯Bは、長尺のキャリアT4の
一側部に間隔を隔てて繋ぎ部T1を突出させ、この繋ぎ
部T1を介して端子金具Tを、当該キャリアT4の長手
方向と直交する方向に沿わせて一体に連結している。こ
の端子帯Bの端子金具Tは、図示しない被覆電線の端部
に圧着される圧着部T2と、圧着部T2に延設されて、
他の端子金具に接続されるための接続部T3とを一体に
備えている。また、端子帯Bは、リール体Rに巻回され
ている(図5参照)。
【0015】図1に示すように、端子圧着ユニット2は
周知の自動調尺電線製造装置のベース部2に載置され、
固定されるベースプレート10を備えている。上記自動
調尺電線製造装置は、電線を予め定められた長さに裁断
されたもの(調尺電線)に調尺し、その両端に端子金具
を自動的に圧着するものである。本体ブロック10の所
定位置には、上記端子帯Bを送給する端子帯送給機構4
と、端子帯送給機構4によって送給された端子帯Bの端
子金具Tを圧着するためのプレス機構20とを含んでい
る。
【0016】図1に示す端子帯送給機構4は、本体ブロ
ック10に一体的に取り付けられた組付プレート4A
と、組付プレート4Aを通過する端子金具Tに係合する
ことにより、端子金具Tを一つずつ送るための送り爪4
Bと、送り爪4Bを後述するプレス機構20に連動させ
るためのリンクレバー4Cとを備えている周知のもので
ある。
【0017】上記プレス機構20は、ベースプレート1
0に立設される本体ブロック21を備えている。本体ブ
ロック21は、平面視略矩形の直方体であり、その前面
には、上下に延びるガイド溝22が形成されている。こ
のガイド溝22は、上下および前方に解放されている。
また、ガイド溝22には、上記自動調尺電線製造装置の
プレス装置3に連結されるシャンク23が摺動可能に嵌
合しており、このシャンク23には、端子金具Tを加圧
するための加圧ユニット24が連結されている。なお、
図示の例において、上記端子帯供給機構4のリンクレバ
ー4Cは、このシャンク23と連結されており、シャン
ク23の昇降動作に合わせて端子金具Tの非圧着時に端
子金具Tをプレス機構20に一つずつ送給することがで
きるようになっている。他方、本体ブロック21の下部
には、受圧ユニット25が装着されている。
【0018】図2は、図1の端子圧着ユニット1に採用
されているプレス機構20の要部を示す断面図であり、
図3は、図1の端子圧着ユニット1に採用されている加
圧ユニットの分解斜視図である。これらの図を参照し
て、上記加圧ユニット24は、端子金具Tを圧着するの
に要する加圧部材をフレーム体によって一体的にユニッ
ト化したものであり、図示の具体例においては、加圧部
材を兼ねる裁断パンチ24Aおよびリホーマガイド24
Bを、バックプレート24Cとともに一対のボルト24
D、24Eによって一体化することにより、フレーム体
24Fを構成し、このフレーム体24Fに対して、他の
加圧部材としての落としばね24G、被覆クリンパー2
4H、電線クリンパー24J、リホーマ(端子矯正部
材)24K、24L、リホーマ用圧縮コイルばね24
M、24Nを一体または相対変位可能に組付けたもので
ある。
【0019】この構成を採用することにより、図1に示
すように、加圧ユニット24は、蝶ボルト24Pによっ
てシャンク23に対し、工具を用いることなく、手作業
で着脱できるようになっており、装着後は、周知の加圧
部材と同様に、受圧ユニットに受けられた端子金具Tを
キャリアT4から切り離して図示しない電線に圧着でき
るようになっている。なお、図1、図2において、23
Aは、被覆クリンパー24Hのかしめ高さを調整するた
めの調整ダイヤルである。
【0020】この具体例では、フレーム体24Fをシャ
ンク23に対して着脱するだけで、クリンパー24H、
24Jを始めとする複数の加圧部材24A〜24Nをシ
ャンク23に対して一体的に着脱することができるの
で、圧着されるべき端子金具Tの種類に応じて複数組の
加圧ユニット24を用意しておくことにより、クリンパ
ー24H、24J等の加圧部材24A〜24Nの交換や
メンテナンスをも容易に行うことができる。
【0021】図4は、図1の端子圧着ユニット1に採用
されている受圧ユニットの斜視図である。同図に示すよ
うに、受圧ユニット25は、基体となるアンビルハウジ
ング25Aに対し、スライドカッタ25B、アンビルホ
ルダ25C、被覆アンビル25D、電線アンビル25
E、電線ガイドカバー25F等を組付けることによりユ
ニット化したものであり、加圧ユニット24と同様に、
一対の蝶ボルト25Gにより、工具を用いることなく、
手作業で本体ブロック10に対して着脱できるようにな
っている。
【0022】ここで、図示の具体例において、各アンビ
ル25D、25Eは、矩形のブロック部D1、E1に対
して上下に延びることにより略十字状の外観を呈する受
圧突起D2、D3、E2、E3を有しており、各受圧突
起25J、25Kには、圧着されるべき端子金具Tの種
類に対応して形成された形状の異なる受圧面D4、D
5、E4、E5を区画している。他方、アンビルホルダ
25Cは、各アンビル25D、25Eの受圧突起D2〜
E3が択一的に上向きに収容可能な略T字形の凹部25
Hを区画している。従って、このアンビル25D、25
Eにおいては、一方の受圧面D4、E4(または受圧面
D5、E5)を上に向けて上記アンビルホルダ25Dの
凹部25Hに装着することにより、複数(図示の具体例
では2面)の受圧面D4、E4(D5、E5)を択一的
に端子金具Tの圧着位置(図1に示す位置)に位置決め
した状態でセットすることが可能になる。
【0023】さらに、図示の具体例において、各受圧突
起D2〜E3は、ブロック部D1、E1の幅方向におい
て、中央部から一方にずれた位置でブロック部D1、E
1と直交する方向に延びており、これによって、ブロッ
ク部D1、E1のはめ込み姿勢が所期の姿勢に定まるよ
うに設定されている。この具体例では、同一のアンビル
25D、25Eに形成された複数の受圧面D4、D5、
E4、E5を択一的に利用して端子圧着作業を行うこと
が可能になるので、より少ない部品点数で受圧ユニット
25の汎用性を向上することができるという利点があ
る。
【0024】なお、図4に示すように、図示の例におけ
るアンビルユニット25は、端子圧着時において端子金
具Tが加圧ユニット24に追従するのを防止するための
ストッパ部26を含んでいる。このストッパ部26は、
矩形のブロック体26Aと、ブロック体26Aの上部に
取り付けられた爪部26Bとを含んでいる。ブロック体
26Aの前面には、ねじ孔26Cが螺設されており、こ
のねじ孔26Cにアンビルハウジング25Aを貫通する
ボルト27を螺合させることにより、アンビルハウジン
グ25Aとブロック体26Aとが一体化されている。ま
た、上記爪部26Bは、平面視略コの字形に形成されて
おり、加圧ユニット24と干渉しない状態で端子金具T
のはね上がりを阻止できるようになっている。
【0025】次に本発明の別の実施の形態について説明
する。図5は本発明の実施の別の形態に係るサイドフィ
ード式の端子圧着ユニット1の外観図であり、図6は、
図5の端子圧着ユニットに採用されている端子帯送給機
構40の要部を示す斜視図である。なお、以下の説明で
は、図1の実施の形態と同等の部材には同一の符号を付
し、説明を省略している。
【0026】図5に示すように、この実施の形態に係る
端子圧着ユニット1のベースプレート10は、図の左右
が長い平面視略長方形に形成されており、その長手方向
一端部には、図1の実施の形態と同様のプレス機構20
が設けられており、他端部には、連結機構30を介し
て、プレス機構20に端子帯Bを送給する端子帯送給機
構40が設けられている。そして、端子帯送給機構40
が端子帯Bを、プレス機構20の側方から繰り出して、
上述した端子金具Tを送給している。
【0027】図7は、図5の端子圧着ユニット1の一部
を省略して示す平面略図であり、図8は、図5の端子圧
着ユニット1の右側面図である。図5並びに図7および
図8を参照して、上記連結機構30は、ベースプレート
10の上端部に固定されたガイドレール31と、ガイド
レール31に沿って水平方向前後(図8の上下方向)に
移動するライナスライダ32とを備えており、このライ
ナスライダ32に端子帯送給機構40を装着することに
より、送給される端子金具Tの送給位置をベースプレー
ト10と相対的に変位させ、上記プレス機構20に対し
て変更できるように構成されている。
【0028】端子帯送給機構40とプレス機構20との
相対位置を微調整するために、端子帯送給機構40の一
部を構成する前板41には、ハンドル33を前端部に有
するボルト34が回転可能に取り付けられており、ボル
ト34は、ベースプレート10に固定されたナット35
に螺合している。そして、上記ハンドル33を回動させ
て、ボルト34とナット35の螺合位置を変更すること
により、上記送給位置の微調整を行うようにしている。
さらに、図示の例では、ナット35に止めねじ36(図
8参照)を設けることにより、通常は、ボルト34の回
動をロックし、端子帯送給機構40をベースプレート1
0に対して一体的に止定できるようになっている。ま
た、ボルト34の後端部には、一対のナット37が固定
されており、ボルト34のナット35からの離脱を阻止
している。
【0029】この具体例では、端子金具Tの種類に応じ
て加圧ユニット24や受圧ユニット25を変更する際
に、変更される各ユニット24、25に対応して、端子
帯Bの供給位置を微調整することが可能になるので、一
層、端子圧着ユニット1の汎用性が向上する。図5およ
び図6に示すように、端子帯送給機構40は、上記前板
41と、前板41と一体的に組み合わされて、端子帯B
をガイドするためのガイドプレート42と、ガイドプレ
ート42に取り付けられる可動ガイド43とを有してい
る。
【0030】図5に示すように、上記前板41は、端子
帯Bの送給方向に延びる水平部41Aと、水平部41A
の途中部から垂下する取付け部41Bとを一体に有する
金属部材であり、上記連結機構30のボルト34は、取
付け部41Bの下端部に取り付けられている。また、図
6に示すように、上記水平部41Aの上面には、端子帯
Bを受ける受け面41Cが区画されている。
【0031】上記ガイドプレート42は、左右に長い平
面視略長方形に形成され、その幅方向前端側が高くなる
段部42Aが形成され、この段部42Aの前端面に、上
記前板41の水平部41Aがボルト44(図5のみ図
示)で固定されている。段部42Aの上面は、前板41
に区画される受け面41Cとつらいちに設定されてお
り、上記前板41と協働して端子帯Bの一部を受けてい
る。また、段部42Aの高さHは、プレス機構20によ
って圧着可能な複数種類の端子金具TのスタビライザT
5が何れも干渉しない高さに設定されており、これによ
って、複数種類の端子帯Bを送給できるようになってい
る。
【0032】上記可動ガイド43は、前板41の水平部
41Aの長手方向に沿う略角材状の金属部材であり、水
平部41Aにボルト45およびナット46で固定されて
いる。さらに、可動ガイド43は、受け面41Cと交差
する方向に連続して、キャリアT4の端子金具Tと反対
側のエッジT7を位置決めする突き当て面43Aを区画
しており、この突き当て面43Aによって、受け面41
Cと協働し、キャリアT4を直線状の送給方向に沿って
ガイドできるように構成されている。
【0033】図9は、図5の端子圧着ユニット1に採用
されている端子帯送給機構40の一部を省略して概略を
示す背面略図である。次に、図9に示すように、上記ガ
イドプレート42に固定された上記前板41の水平部4
1Aには、例えば3個の送給ローラ47が端子送給方向
に沿いに間隔を隔てて配設されているとともに、上記可
動ガイド43には、各送給ローラ47とともに端子帯B
を挟持する加圧ローラ48が配設されている。
【0034】図10は、図5の端子圧着ユニット1に採
用されている端子帯送給機構40の左断面略図である。
同図および図6を参照して、各ローラ47、48は、何
れも軸受49、50を介して前板41または可動ガイド
43に軸支されており、互いに転がり接触することによ
り、キャリアT4を挟持するニップNを形成している
(図9参照)。
【0035】さらに、送給ローラ47の転動部47Aに
は、軸方向に対して斜行するベベルスリット47Bが形
成されている一方、加圧ローラ48の転動部48Aに
は、外周面にねじ溝48Bが形成されている。これら、
ベベルスリット47Bおよびねじ溝48Bは、いずれも
キャリアT4を可動ガイド43の突き当て面43Aに寄
せつけながら送給方向に送給するための具体例であり、
図示の具体例では、これらベベルスリット47Bおよび
ねじ溝48BがキャリアT4に、いわば、かじりつくこ
とにより、突き当て面43Aへのより大きな押つけ力を
キャリアT4に作用させることができるように構成され
ている。しかも、ベベルスリット47Bやねじ溝48B
を採用していることから、送給時にはキャリアT4をよ
り堅固に食い込ませて、保持力を高めることができると
ともに、キャリアT4の着脱時には、可動ガイド43を
止定しているボルト45を緩めることにより、容易に着
脱することが可能になる。なお、上述したベベルスリッ
ト47Bやねじ溝48Bを採用して、キャリアT4に食
い込ませた場合には、キャリアT4に傷が入るが、キャ
リアT4は、元々廃材であることから何ら支障はない。
【0036】図示の具体例では、上述のようなローラ4
7、48を採用しているので、端子帯Bを、その端子金
具Tの種類に拘らず送給することができる結果、ガイド
される端子帯Bの汎用性をも図ることができる。次に、
図5、図9および図10に示すように、送給ローラ47
の内の一つ(図示の例では、中央部に配設されたもの)
には、ギヤ機構51を介してサーボモータ52が連結さ
れ、このサーボモータ52の回転駆動力が伝達されるよ
うになっている。ギヤ機構51は、前板41の前面に配
置されており、送給ローラ47の軸部に固定される入力
ギヤ51Aと、入力ギヤ51Aに噛合する出力ギヤ51
Bとで構成されている。そして、出力ギヤ51Bをサー
ボモータ52のモータ軸53に固定することにより、例
えば1:1の回転比率でサーボモータ52の回転力を送
給ローラ47に伝達できるようにしている。
【0037】サーボモータ52は、それ自体は周知のも
のであり、前板41の取付け部41Bの背面に固定され
ている。そして、そのモータ軸53は、取付け部41B
を貫通して前方に突出しており、これによって、上記取
付け部41Bの前方で入力ギヤ51Aと噛合している出
力ギヤ51Bと連結されている。サーボモータ52は、
次に説明する制御手段としての制御装置60によって、
プレス機構と後述のように連動した状態で回転駆動され
る。
【0038】図11は、図5の端子圧着ユニット1が採
用されている自動調尺電線製造装置を制御する制御装置
のブロック図である。同図に示すように、制御装置60
は、具体的にはマイクロコンピュータやI/Oポート等
の機能部品で構成されており、記憶部61と、コントロ
ールセクション62とを有している。記憶部61には、
圧着されるべき端子金具Tの種類毎に、端子金具を送
給、圧着するのに要する圧着データが記憶されている。
この圧着データは、個々の端子金具Tの送給、圧着に要
する端子帯の送給量をはじめとする、ワークデータと、
各端子金具Tのワークデータに対応して、各機構20、
40等を制御するためのオペレーションデータ等によっ
て構成されており、記憶部には、ワークデータを記憶す
るワークデータエリア62Aと、オペレーションデータ
を記憶するオペレーションデータエリア62Bとが含ま
れている。
【0039】制御装置60には、例えばキーボード63
が接続されており、このキーボード63を操作すること
によって、ワークデータやオペレーションデータ等を入
力したり、変更したりすることができるようになってい
る。制御装置60にはバーコードリーダ64が接続され
ている。バーコードリーダ64は、圧着されるべき端子
金具Tに係る調尺電線(ワイヤーハーネス)の品番を表
す品番データ媒体としての絵符F(図5のみ概略的に図
示)から品番データとしてのバーコードF1を読み取る
ためのものであり、コントロールセクション62は、読
み取られた品番データに基づいてワークデータエリア6
2Aから端子金具T(端子帯B)のワークデータを特定
し、特定されたワークデータに基づいてオペレーション
データを読み出すことにより、送給量を決定し、後述す
るフローチャートに基づいて、サーボモータ52をはじ
めとする各機構20、40を操作できるように構成され
ている。
【0040】また、制御装置60には、個々の制御内容
や異常報知を行うための表示装置65(図11のみ図
示)が接続されている。ここで、図7に示すように、図
示の制御装置60には、プレス機構20の端子圧着位置
(加圧ユニット24と受圧ユニット25によって端子金
具Tがかしめられる位置)に配置される端子金具Tを検
出するためのプレス端子検出センサ66と、上記端子圧
着位置の直前にある端子金具Tを検出するための直前端
子検出センサ67とがそれぞれ設けられている。これら
センサ66、67は、何れも光電素子を光ファイバで接
続することにより、近接物を検出可能なセンサである。
【0041】図12は、図5の端子圧着ユニット1の動
作手順を示すフローチャートである。同図に示すよう
に、先ず、ステップS1において、初期セッティング作
業が行われる。この初期セッティング作業では、端子帯
送給機構40に端子帯Bをセッティングする作業や、キ
ーボード63を用いて制御装置60にティーチング作業
を行うこと等が含まれる。この初期セッティング作業に
おいて、電源が投入されると、制御装置60は各機構2
0、40を所定のホームポジションに移動させる。
【0042】初期セッティング作業が終了すると、ステ
ップS2において、製造されるべき調尺電線に係る端子
金具Tを特定するために、バーコードの読取作業が行わ
れる。これにより読み取られた品番データに基づいて、
制御装置60は、ステップS3において、対応する品番
のワークデータおよびオペレーションデータ等の圧着デ
ータを展開し、端子帯Bの送給量を決定する。
【0043】ステップS4において、制御装置60は、
他の機構の動作に端子帯Bの送給動作を連動させるた
め、予め入力されているプログラムを実行することによ
り、サーボモータ52の駆動タイミングを待機する。そ
して、サーボモータ52の駆動タイミングに達すると、
ステップS5において、サーボモータ52をステップS
3で決定された送給量に対応させて駆動する。
【0044】この送給動作では、ステップS6におい
て、直前端子検出センサ67がOFFしたか否かがまず
チェックされ、次いで、ステップS7において、直前端
子検出センサ67がOFFした後に、プレス端子検出セ
ンサ66がONしたか否かがチェックされる。この二つ
のステップS6、S7は、ステップS4において決定さ
れた送給量に拘らず実行され、直前端子検出センサ67
がOFFした後に、プレス端子検出センサ66がONし
た場合には、ステップS4の送給量に拘らず、サーボモ
ータ52の回転が停止される(ステップS8)。そし
て、ステップS9において、通常の装置と同様に、端子
金具Tの圧着工程が実行され、サーボモータ52に関す
る制御は、ステップS4に戻る。
【0045】以上説明したように、上述した実施の形態
では、プレス機構20とは機械的に分離した状態で端子
帯Bを送給することが可能になるので、端子金具Tの種
類が変更される場合には、専らプレス機構20だけを変
更するだけで対処することができ、端子帯送給機構40
に汎用性を持たせることができる。また、端子帯Bの種
類が変更される度に行われる調整作業においても、サー
ボモータ52を採用していることから、図11に例示し
たようなキーボード63等によって、電気的なプログラ
ムの変更作業だけで容易に端子帯送給機構40による端
子帯Bの送り量を調整することができるので、作業性が
向上する。
【0046】従って、端子圧着ユニット1に汎用性を持
たせることのできる作業性のよい端子帯送給機構40を
提供することができるという顕著な効果を奏する。特
に、図示の具体例では、転動部47A、48Aに形成さ
れたベベルスリット47Bまたはねじ溝48Bによって
キャリアT4が突き当て面43Aに押しつけられながら
送給されるので、キャリアT4が確実にローラ対47、
48のニップNから外れにくくなる結果、キャリアT4
の送給が確実になるばかりでなく、突き当て面43Aと
協働してキャリアT4の位置ずれを防止することによ
り、キャリアT4を精緻に送給することができるという
利点がある。
【0047】また、バーコードリーダ64を採用するこ
とにより、バーコードによって特定された端子帯Bに対
応して送給量が決定され、決定された送給量に基づいて
サーボモータ52が駆動されることになるので、多品種
少量生産を行う場合においても、人的要因によるミスを
可及的に低減することができるという利点がある。さら
に、変位量検出手段としてのセンサ66、67によって
検出された現実の送給量が上述したステップS6、S7
によってサーボモータ52の制御にフィードバックされ
ることになるので、制御装置60の記憶部62に記憶さ
れている送給量と現実の送給量が一致していない場合に
おいても、過不足なく精緻にキャリアT4を送給するこ
とができるという利点がある。
【0048】従って、上述した各実施の形態によれば、
より多種類の端子金具Tに対応することができ、作業性
が向上するという顕著な効果を奏する。上述した実施の
形態は本発明の好ましい具体例を例示したものに過ぎ
ず、本発明は上述した実施の形態に限定されない。例え
ば、図5に示す連結機構30は、図1の端子帯送給機構
4に対しても適用することが可能である。その他、本発
明の特許請求の範囲内で種々の設計変更が可能であるこ
とは云うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フレーム体をシャンクに対して着脱するだけで、クリン
パーを含む複数の加圧部材をシャンクに対して一体的に
着脱することができるので、一体化された加圧部材を、
圧着されるべき端子金具の種類に応じて複数組の加圧ユ
ニットとして用意しておくことにより、クリンパー等の
加圧部材の交換やメンテナンスをも容易に行うことがで
きる。
【0050】特に、請求項2記載の発明では、端子帯
を、その端子金具の種類に拘らず送給することができる
結果、ガイドされる端子帯の汎用性をも図ることができ
る。さらに、請求項3記載の発明では、プレス機構を構
成する受圧ユニットおよび加圧ユニットとは機械的に分
離した状態で端子帯を送給することが可能になるので、
端子金具の種類が変更される場合には、専らプレス機構
だけを変更するだけで対処することができ、汎用性を持
たせることができる。また、端子帯の種類が変更される
度に行われる調整作業においても、サーボモータを採用
していることから電気的なプログラムの変更作業だけで
容易に端子帯送給機構による端子帯の送り量を調整する
ことができるので、作業性が向上する。
【0051】さらに、請求項4記載の発明では、端子金
具の種類に応じて加圧ユニットや受圧ユニットを変更す
る際に、変更される各ユニットに対応して、端子帯の供
給位置を微調整することが可能になるので、一層、端子
圧着ユニットの汎用性が向上する。さらに、請求項5記
載の発明では、同一のアンビルに形成された複数の受圧
面を択一的に利用して端子圧着作業を行うことが可能に
なるので、より少ない部品点数で受圧ユニットの汎用性
を向上することができるという利点がある。
【0052】従って、本発明によれば、より多種類の端
子金具に対応することができ、作業性が向上するという
顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るサイドフィード式
の端子圧着ユニットの斜視図である。
【図2】図1の端子圧着ユニットに採用されているプレ
ス機構の要部を示す断面図である。
【図3】図1の端子圧着ユニットに採用されている加圧
ユニットの分解斜視図である。
【図4】図1の端子圧着ユニットに採用されている受圧
ユニットの斜視図である。
【図5】本発明の実施の別の形態に係るサイドフィード
式の端子圧着ユニットの外観図である。
【図6】図5の端子圧着ユニットに採用されている端子
帯送給機構の要部を示す斜視図である。
【図7】図5の端子圧着ユニットの一部を省略して示す
平面略図である。
【図8】図5の端子圧着ユニットの右側面図である。
【図9】図5の端子圧着ユニットに採用されている端子
帯送給機構の一部を省略して概略を示す背面略図であ
る。
【図10】図5の端子圧着ユニットに採用されている端
子帯送給機構の左断面略図である。
【図11】図5の端子圧着ユニットが採用されている自
動調尺電線製造装置を制御する制御装置のブロック図で
ある。
【図12】図5の端子圧着ユニット1の動作手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 端子圧着ユニット 10 本体ブロック 20 プレス機構 24 加圧ユニット 24F フレーム体 25 受圧ユニット 25C 被覆アンビル 25D 電線アンビル D4、D5 受圧面 E4、E5 受圧面 30 連結機構 40 端子帯送給機構 47 送給ローラ(ローラ対の一方) 48 加圧ローラ(ローラ対の他方) 52 サーボモータ 60 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 剛史 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 (72)発明者 小林 治仁 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ブロックに対して端子金具を受けるア
    ンビルを少なくとも含む受圧ユニットが着脱可能に構成
    された端子圧着ユニットにおいて、 受圧ユニットのアンビルと協働して端子金具をかしめる
    クリンパーを少なくとも含む複数の加圧部材と、 加圧部材を駆動して受圧部材に対しプレス動作をさせる
    シャンクと、 上記加圧部材を一体的に担持するとともに、担持された
    加圧部材をシャンクに対して着脱可能に連結するフレー
    ム体とを備えていることを特徴とする端子圧着ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】請求項1記載の端子圧着ユニットにおい
    て、 端子金具が間隔を隔てて並列に連続する端子帯のキャリ
    アを受ける受け面と、 受け面に対しそれと直交する方向に連続して、キャリア
    の端子金具と反対側のエッジを位置決めする突き当て面
    と、 キャリアと転がり接触する接触部を有し、この接触部と
    上記受け面との間でキャリアを挟みつけることにより、
    キャリアを突き当て面に押しつけながら上記受圧ユニッ
    トのアンビルへ送る転動部材とをさらに備えている端子
    圧着ユニット。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の端子圧着ユニット
    において、 端子金具が間隔を隔てて並列に連続する端子帯のキャリ
    アを挟持するローラ対と、 ローラ対がキャリアを上記受圧ユニットのアンビルに送
    給するようにローラ対の一方を駆動するサーボモータ
    と、 端子金具が端子圧着ユニットの非作動時に送給されるよ
    うにサーボモータの回転を制御する制御手段とを備えて
    いることを特徴とする端子圧着ユニット。
  4. 【請求項4】請求項1、2、または3記載の端子圧着ユ
    ニットにおいて、 端子金具が間隔を隔てて並列に連続する端子帯のキャリ
    アを位置決め可能に送給する端子帯送給機構と、 端子帯送給機構と本体ブロックの一方に設けられ、上記
    キャリアと直交する方向に延びるレール部材と、 レール部材に取り付けられて端子帯送給機構と本体ブロ
    ックの他方を担持することにより、レール部材に沿って
    端子帯送給機構と本体ブロックとが相対変位可能に両部
    材を連結するスライダと、 スライダとレール部材との相対位置を微調整可能にロッ
    クするロック機構とを備えていることを特徴とする端子
    圧着ユニット。
  5. 【請求項5】本体ブロックに対して端子金具を受けるア
    ンビルを少なくとも含む受圧ユニットが着脱可能に構成
    された端子圧着ユニットにおいて、 上記アンビルは、圧着されるべき端子金具の種類に対応
    して形成された複数種類の受圧面を有し、上記受圧ユニ
    ットは、アンビルの受圧面を択一的に端子金具の圧着位
    置に位置決めした状態で保持するアンビルホルダを含ん
    でいる端子圧着ユニット。
JP8202444A 1996-07-31 1996-07-31 端子圧着ユニット Pending JPH1050450A (ja)

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