JPS62175685A - 地中埋設物探査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、電波を利用して、地中に埋設された埋設物の
存否及び位置を探査する地中埋設物探査装置の改良に関
するものである。

（従来の技術） 従来より、地中に向けて１幅数ナノ秒程度のパルス状電
波を発信し、その反射エコーを受信して地中に埋設され
た物体の存否及び位置を探査し測定する埋設物探査装置
が知られている。

その構成は、第５図に示すようになっており。

以下その動作を説明する。

トリガ回路１に同期してパルス発生器２により出力され
た幅数ナノ秒程度のパルスは、送信アンテナ３から地中
に向けて送信される。地中埋設物４により反射されたエ
コー波形は受信アノテナ５により受信され、トリガ回路
１に同期して受信信号をサンプリングするサンプリング
回路６により低周波に変換し、それをＭ’Ｄ変換器７に
よりディジタル変換した後に主メモリ８に記憶される。

主メモリ８に記憶された受信信号は、制御演算部９によ
り信号強度に対応した白黒濃淡や９色に変換した距離−
深度表示などの処理をされた後側メモｌ　１０に記憶さ
れ、ＣＲＴ表示部１１に表示されろ。

ここでサンプリング回路６の構成は第６図のような構成
をとっている。

その動作を説明すると第７図のよって表わされろ。パル
ス状電波の送信知合わせて入力されるトリガパルスに同
期し℃、同期回路１２はサンプルホールド１３に対して
ホールド信号を送るが。

くり返し周期１回ごとに、一定時間△ｔずつ遅らせなが
らホールドさせる。すると、サンプリング出力は、入力
信号と相似で低周波に変換された出力が得られることに
なる。一般的に制御・演算部９が処理するディジタル化
された受信信号は、サンプリング出力をｐＪＤＫ換した
ものであるから、見かげ上の信号くり返し周期は、パル
ス発生器２のくり返し周期Ｔではなく、サンプリング出
力のくり返し周期（（Ｔ＋△ｔ）Ｘサンプリング点数（
Ｎ１〕になっている。

（発明が解決しようとする問題点） 以上のような構成になっているために、従来の埋設物探
査装置のサンプリング回路では、サンプリング点数を非
常に多くとった場合や、くり返し周波数の非常に遅いパ
ルス発生器を使用した場合、サンプリング出力のくり返
し周期が長くなりすぎるために、迅速な測定が困難にな
ってしまう欠点があった。

本発明は、このような従来技術の欠点を解消せんとする
ものであって、サンプリング出力のくり返し周期が長く
なり過ぎた場合でも、迅速な測定を可能とする地中埋設
物探査装置を提供すえものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、前記従来技術の欠点を解消するために、サン
プリング点数分のサンプルホールドを並列に接続したこ
とを特徴とするものである。

（実施例） 以下図面に示す本発明の一実施例につき詳説する。本発
明の一実施例を示す第１図は、第５図のサンプリング回
路６に相当するものであって、第１図において同期回路
１２は、トリガパルスに同期してサンプルホールドφ１
３ａから順時△ｔの間隔でホールド信号をサンプルホー
ルドＮ１３　ｎまで次々に送る。ここで出力切換回路１
４は。

任意の時間ごとに、順にサンプルホールド出力を１３ａ
から１３　ｎまで切り換えていく。すると。

第２図に示すように１回の送信によって生じる反射エコ
ーによって、全てのサンプルホールド回路のホールドが
完了するために、くり返し周期に移存することなく、任
意の周波数での再生が可能となる。この動作例のように
、出力切り換え時間間隔をくり返し周期＋△ｔにとれば
、第７図に示したサンプリング出力と等しい出力波形が
１度の受信エコーにより再生できる利点があり、それに
よりサンプリング点数が非常に多い場合や、くり返し周
期が非常に遅い場合でも低周波に変換された波形を任意
の周波数で再生可能となる。

また０本発明の第２実施例として第３図に示すようなサ
ンプリング回路を構成することも可能である。その動作
原理は第４図によるが、サンプリング回路１（１３ａ）
、とサンプリング回路２（１３ｂ）へのホールド信号を
１周期時間２・Ｔに１回づつ△ｔの間隔を持たせて送る
ことにより、第７図の２倍の周期でくり返されている入
力信号より、同様なくり返し周期のサンプリング出力を
得ることが可能となっている。

（発明の効果） 以上説明したように、１度の送信波によって。

複数のサンプリングが終了するためにサンプリング間隔
を細かくとった場合や、くり返し周期の極端に遅いパル
ス発生器を使用した場合でも。

サンプリング出力の周波数がそれらに影響されることが
なくなるため、埋設物探査の測定を迅速に行なうことが
可能となる利点がある。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例を示すブロック回路図、第２
図はその動作原理を示す波形図、第３図は本発明の別実
施例を示すブロック回路図。 第４図はその動作を示す波形図、第５図は従来の地中埋
設物探査装置を示すブロック回路図。 第６図は第５図におけるサンプリング回路の詳細を示す
ブロック回路図、および第７図は第５図装置の動作を示
す波形図である。 １・・・トリガ回路、２・・・パルス発生器、３・・・
送信アンテナ、４・・・地中埋設物、５・・・受信アン
テナ、６・・・サンプリング回路、７・・・Ａ／Ｄ　ｆ
換器。 ８・・・主メモリ、９・・・制御・演算部、１０・・・
副メモリ、１１・・・ＣＲＴ表示部、１２・・・同期回
路、１３・・・サンプルホールド。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 地中に向けて数ナノ秒のパルス幅を有するパルス状電波
   を送信し、地中埋設物から前記パルス状電波の反射エコ
   ーを受信して埋設物の有無を判定する地中埋設物探査装
   置において、数十ナノ秒間の受信エコーを数十ナノ秒の
   長さに変換するための複数のサンプルホールド回路と、
   数ナノ秒単位で前記サンプルホールド回路にホールド信
   号を送出する回路と、必要な所定時間だけ拡大した後に
   順次前記サンプルホールド回路からの出力を切り換える
   回路とを有することを特徴とする地中埋設物探査装置。