JP3182448B2 - 可変周期相関型探知装置ならびに可変周期相関型信号検出装置 - Google Patents

可変周期相関型探知装置ならびに可変周期相関型信号検出装置

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JP3182448B2
JP3182448B2 JP12003492A JP12003492A JP3182448B2 JP 3182448 B2 JP3182448 B2 JP 3182448B2 JP 12003492 A JP12003492 A JP 12003492A JP 12003492 A JP12003492 A JP 12003492A JP 3182448 B2 JP3182448 B2 JP 3182448B2
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郁男 荒井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、送信時の約束波形を
用いて相関をとることにより所要の探知信号を得る相関
型探知装置ならびに同様の構成により所要の信号を検出
するに相関型信号検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の探知装置には、反射型探知装置
と透過型探知装置とがあって、反射型探知装置として
は、電磁波の反射波により陸地状況・船舶航行状況・相
対距離状況などを探知する船舶用レーダや地表面下の埋
設物状況・地層変化状況・相対距離状況などを探知する
地中探査用レーダなど、音波または超音波の反射波によ
り水中物状況・空中物状況・相対距離状況などを探知す
る魚群探知機・ソーナなどがあり、透過型探知装置とし
ては、電磁波の透過波(通過波ともいう)により所要地
点間の地中経路における埋設物状況・地層変化状況など
を透過波により探知する送受対向探知レーダ・ボアーホ
ールレーダなど、音波や超音波の透過波により水中物状
況・空中物状況などを探知する送受対向探知ソーナなど
がある。
【0003】また、この種の探知装置において、探知能
力を増大するために用いる相関機能の構成は、主とし
て、各探知周期に得られる受信信号の複数回分を重ね併
せて相関をとる構成のものが用いられている。
【0004】しかし、さらに、効果的な相関結果を得る
ために、特定の約束づけをもった波形(この発明におい
て、約束波形という)を送信波形として送波し、反射波
または透過波により得られた受信信号を被相関信号と
し、約束波形を各探知周期ごとに少量時間ずつ遅延させ
た信号を相関信号として、相関をとることにより、混信
干渉や環境雑音による信号を除去し、S/Nの悪い微弱
な受信信号中からS/Nのよい探知信号を得るように構
成することが考えられ、この構成によれば、送信信号の
電力ピーク値を小さくしても探知距離を増大することが
できる。
【0005】そして、約束波形としては、振幅変化・周
波数変化・位相変化・パルス数・パルス間隔などに対し
て特定の約束づけをしたものを用いることができ、この
うち、約束づけが簡単なものとしては、階段状振幅形式
・等波形繰返形式などの波形があり、また、約束づけが
複雑なものとしては、階段状周波数変調形式・直線状周
波数変調形式・符号位相変調形式・符号搬送波変調形式
などの波形がある。
【0006】前者における階段状振幅形式のものは振幅
を階段状に変化させたものであり、等波形繰返形式のも
のは正弦半波状パルスまたは矩形パルスを、正方向のみ
または正負両方向に並べて所定数だけ繰り返すものであ
って、最も簡単な波形としては、図8の(エ)のような
単一の1サイクル(この発明において、モノサイクルと
いう)、図8の(オ)のような単一の1/2サイクルに
当たるユニポーラパルスによるものがある。
【0007】また、後者のものは、一般に、パルス圧縮
技術に用いられているものであり、階段状周波数変調形
式のものは、図8の波形(ア)のように、小さい単位時
間Taごとに周波数をf1・f2・f3・f4・f5の
ように変化させて約束づけるものであり、直線状周波数
変調形式のものは、図8の波形(イ)のように、時間的
に周波数を変化させて約束づけるものであり、符号位相
変調形式のものは、図8の波形(ウ)のように、一定の
周期Tbをもつ各1サイクルの信号を1単位のパルス信
号とし、各1単位のパルス信号において位相が0°位置
から始まるものを「+」にし、180°位置から始まる
ものを「−」にして符号化させて約束づけるものであ
り、さらに、符号搬送波変調形式のものは、図8の波形
(ア)による階段状周波数変調形式のものにおける信号
の周波数f1〜f5を同一周波数の搬送波信号に変え、
各単位時間Taにおける搬送波を、図8の波形(ウ)の
符号位相変調形式のものにおける各1単位のパルスと同
様にして、各単位パルスを符号化して約束づけるもので
あり、こうした約束波形は、昭和54年6月電子通信学
会発行「電子通信シリーズ・レーダ技術(その2)」な
どにより開示されている。
【0008】こうした約束波形による相関検出処理機能
を設けた相関型探知装置の例として、最も簡単な1サイ
クルの波形、つまり、モノサイクルの波形を約束波形と
して相関をとる構成を設けた図6のような空中から地中
を探査するための地中探査用レーダの構成を説明する。
【0009】各部の信号は図7に示してあり、探知周期
回路1は、時間発生回路、例えば、単位時間パルスを所
定量計数して周期信号を得る回路であって、所定の探知
周期Tをもつパルス信号を探知周期信号1Aとして送信
回路2と可変遅延回路12とに与える。
【0010】送信回路2は、送信波形発生回路21で探
知周期信号1Aをトリガ信号として発生したモノサイク
ルの信号を電力増幅回路22で所要の電力にした送信信
号2Aを送信アンテナに与える。つまり、モノサイクル
で時間長TPの波形を約束波形とした送信信号を与え
る。
【0011】送信アンテナ3は、ダイポールアンテナ、
例えば、扇形ダイポールアンテナであって、調査用航空
機などに搭載されており、送信信号2Aを送信電磁波4
にして空中から地表面5を通して地中6に送波し、地中
埋設物7A・7B・7Cからの反射電磁波8を受信アン
テナ9で受波する。 受信アンテナ9は、例えば、送信
アンテナと同様の扇形ダイポールアンテナであって、反
射電磁波8にもとづく受波信号9Aを増幅回路10に与
える。
【0012】増幅回路10は、高周波増幅回路であっ
て、受波信号9Aを所要の振幅値にして、図7のような
信号による受信信号10Aを被相関信号として掛算回路
11に、一方側の掛算入力として与える。受信信号10
A中の信号10a・10b・10cは、それぞれ地中埋
設物7A・7B・7Cからの反射電磁波に対応して得ら
れる受信信号である。
【0013】可変遅延回路12は、入力信号が与えられ
る都度、単位量の遅延時間を加算した可変時間量を遅延
量とした遅延パルスを発生する回路で、例えば、計数回
路とクロック回路とを組み合わせたパルス発生回路であ
り、探知周期信号1Aを計数した計数値を記憶するとと
もに、所定の計数値CMに達したときに計数をリセット
して再度計数を繰り返す計数回路の計数値n分だけ、送
信信号2Aの時間長TPを1/mにした時間長、例え
ば、1/10にした時間長を単位遅延時間△tとするク
ロックを探知周期信号1Aごとに累計した時間量、つま
り、△t×nを遅延量TDとして探知周期信号1Aから
遅延したパルス信号を遅延信号12Aとして相関信号回
路13に与える。
【0014】そして、遅延量TDが探知周期T内の探知
対象とする範囲に対応するようにnの値の初期値と最終
値とを設定しておき、最終値でリセットされて初期値に
戻るように計数を繰り返すようになっている。
【0015】相関信号回路13は、送信回路2と同一の
パルス発生回路であって、遅延信号12Aをトリガ信号
として、相関信号13Aのような約束波形の信号と同じ
モノサイクルの信号、つまり、探知周期信号1Aから遅
延量TDだけ遅れた時点のモノサイクル信号を作って、
掛算回路11の他方側の掛算入力として与える。したが
って、相関信号13Aは、探知周期Tの位相から見る
と、各探知周期ごとに単位遅延時間△tずつ移相された
ものになっている。
【0016】掛算回路11は、アナログ掛算回路であっ
て、例えば、ダブルバランスミキサ(DBM)による掛
算回路(ダブルバランス形掛算回路ともいう)であり、
一方側の掛算入力の振幅値と他方側の掛算入力の振幅値
とを掛算して、つまり、受信信号10Aの振幅値と相関
信号13Aの振幅値とをアナログ的に掛算して得られた
掛算振幅値の信号を掛算信号11Aとして積分回路14
に与える。
【0017】積分回路14は、時定数型の積分回路であ
って、例えば、相関信号13Aの時間長TP(この時間
長は送信信号2Aの時間長と同じになる)よりも大きい
時定数をもつ積分回路で、掛算回路における掛算中に順
次に得られる掛算振幅値を積分した値に相当する振幅値
を得るためのものである。
【0018】サンプル保持回路15は、アナログ型のサ
ンプルホールド回路であって、積分信号14Aの各探知
周期における積分された振幅値の箇所をサンプリング、
例えば、相関信号13Aの時間長TPの終了時点でサン
プリングすることによってホールドしたアナログ値を次
回のサンプル時点まで保持することにより、相関検出処
理した信号として、図7の探知信号15Aのような信号
を表示回路16に与える。
【0019】したがって、探知信号15Aは、各探知周
期Tにおける相関信号13Aごとに掛算した信号の積分
値の振幅によって変化させられながら、探知周期Tがn
回経過したときに、受信信号10Aのうちの計数値nに
よって定めた所要範囲の信号部分を相関信号13Aによ
り掛算相関して検出した信号ではあるが、時間的には探
知周期をn倍した時間長に伸長された信号になってい
る。
【0020】計数値nによる所定範囲の選択を探知周期
Tの全部にわたるように設定した場合には、探知周期T
を単位遅延時間△tで除した回数kだけ探知を繰り返し
たときに、受信信号10Aが全て相関検出し終えた波形
になり、この間の時間長T×kを1/kに圧縮して見る
と、図7の探知信号15A(短縮率1/k)のような信
号が探知信号15Aとして出力されていることになるわ
けである。そして、約束波形がパルス圧縮に適用し得る
波形であるときは、探知信号15Aとして得られる信号
が一種のパルス圧縮を行った信号になって現れることに
なる。
【0021】表示回路16は、探知信号15Aを探知信
号として表示するもので、例えば、ラスタ走査による表
示器の1表示画面分だけ探知信号15Aを順次にメモリ
に記憶してゆき、この記憶内容をラスタ走査に同期して
読み出しながらBスコープ状に表示する回路であり、探
知周期T×kにおける探知信号15Aを主走査における
輝度変調信号とし、各回の探知信号15Aごとに副走査
方向に順次にずらせて表示するものである。
【0022】また、上記のような反射波による地中探知
に代えて、図5のように、間隔配置した地中の所定地点
に、送信側と受信側を設けて透過波により探知する探知
装置においても、同様の相関検出処理を行って探知信号
を得るように構成する透過波の相関型探知装置が考えら
れる。
【0023】また、上記の相関型探知装置における約束
波形の相関検出処理機能と同様の機能を設けた装置とし
て、例えば、通信装置または監視装置などから送信され
る通信信号や、施設内における監視信号が多重化された
情報信号が、所要の周期で繰り返す約束波形の信号を含
む信号になっており、この信号を被相関信号とし、その
周期の各回ごとに約束波形をもつ相関信号と相関して所
要の検出信号を得るように構成する相関型信号検出装置
が考えられる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記のような相関型探
知装置では、送信回路2と相関信号回路13との2つの
回路で約束波形を作っているため構成が複雑化して装置
が大型化し、また、これら2つの回路で作られる波形が
同一になるように、各回路の動作を調整しなければなら
ないなど製造工数がかかるほか、経年変化により調整ず
れを起こすなどの不都合がある。
【0025】そこで、△tずつ遅延量が増加するn本の
遅延路を設けておき、送信回路2で発生した1つの約束
波形をこれらの遅延路に探知周期Tごとに順次に切り換
えることにより、相関信号13Aを得るように構成する
ことが考えられる。
【0026】しかし、この構成では、nに対応する多数
の遅延路と各遅延路に切り換える切換回路との複雑な構
成が必要になるほか、探知周期Tのうちの任意の範囲を
選択して探知信号15Aを得るには、その選択数をmと
すれば、n×m組の遅延路を設ける必要があり、複雑膨
大な構成になるという不都合が生じてしまう。
【0027】また、上記の相関型信号検出装置の場合に
おいても、同様の不都合が生ずる。このため、こうした
不都合のない簡便かつ調整不要な構成による装置の提供
が期待されているという課題がある。
【0028】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記のよう
な所要の周期で繰り返すこの周期よりも短い時間長の
束波形をもつ送信信号を送波して得られる反射波または
透過波にもとづく信号を被相関信号とし、上記の周期の
各回ごとに約束波形をもつ相関信号と相関して所要の探
知信号を得るようにした相関型探知装置であって、上記
の周期を各回ごとに少量時間ずつ順次に伸長または短縮
して可変する周期を可変周期として得る可変周期手段
と、上記の可変周期ごとに約束波形の信号、つまり、約
束波形信号を得る約束波形信号手段と、上記の約束波形
信号にもとづいて相関信号を得る相関信号手段と、上記
の約束波形信号を所定の固定長をもつ1つの遅延路を介
して遅延させた信号にもとづいて送信信号を得る固定遅
延送信信号手段と、上記の被相関信号の振幅と上記の相
関信号の振幅とを掛算して掛算振幅値の信号にもとづい
て前記探知信号を得る掛算手段とを設けることにより、
また、上記の相関型信号検出装置においても、同様の手
段を設けるなどによって、上記の課題を解決し得るよう
にしたものである。
【0029】
【実施例】以下、図により実施例を説明する。まず、第
1実施例として、各回の探知周期を少量時間ずつ順次に
伸長させる可変周期を用いる構成の実施例を図1によっ
て説明する。
【0030】図1において、図6における符号と同一の
符号で示す構成部分のものは、図6によって説明したも
のと同様の機能を有する部分である。また、各部の信号
波形は図2に示してある。なお、図2において、時間長
TPXのモノサイクルの波形が、所要の周期で繰り返す
この周期よりも短い時間長の約束波形になっている。
【0031】可変周期回路1Xは、最初の周期、つま
り、初期周期Tに、各回ごとに少量時間△tずつ順次に
伸長した可変周期TEをもつパルス信号による可変周期
信号1XAを約束波形回路13Xに与える。
【0032】可変周期回路1Xは、例えば、△tのクロ
ック回路と計数回路を組み合わせたパルス発生回路であ
り、T=△t×nに設定したときは、nを固定量とし、
n+1、n+2、n+3……n+r、n+(r+1)、
n+(r+2)……n+(n−2)、n+(n−1)、
n+nまで計数して、各回の周期を得ることによりT〜
(T+△t×n)の期間内で少量時間△tずつ順次に伸
長する可変周期のパルス信号を発生させるようにしたも
のであり、△tは図6の場合と同様に約束波形、つま
り、送信信号2XAの時間長TPXの1/m、例えば、
1/10に選定する。
【0033】約束波形回路13Xは、図6の場合の相関
信号回路13・送信波形回路21と同様の時間長TPX
モノサイクル波形による約束波形の信号を約束波形信
号13XAとして、掛算回路11と固定遅延路12Xと
に与える。
【0034】掛算回路11に与える約束波形信号13X
Aは一方の掛算入力に当たる相関信号として与えている
ことになり、固定遅延路12Xに与える約束波形信号1
3XAは送信波形信号として与えていることになる。
【0035】固定遅延路12Xは、約束波形信号13X
Aを所定の固定長をもつ1つの遅延路を介して遅延させ
た信号を固定遅延信号12XAとして得る回路であり、
例えば、約束波形信号13XAを電気/光変換素子12
X1によって変換した光信号を、最初の固定分の周期T
以上に長い固定長をもつ光伝送線12X2、例えば、光
ファイバーによる遅延路の一端に与え、他端に得られる
光信号を光/電気変換素子12X3によって変換するこ
とにより、一定の固定遅延量FDだけ遅延した約束波形
の信号を固定遅延信号12XAとして得るもので、この
固定遅延信号12XAを送信回路2Xに与える。
【0036】送信回路2Xは、電力増幅回路であり、固
定遅延信号12XA、つまり、固定遅延した送信波形信
号を電力増幅した信号を送信信号2XAとして送信アン
テナ3に与える。
【0037】図2の場合、固定遅延路12Xの固定長
は、初期周期Tの1周期分に相当する固定遅延量FDが
得られる長さに設定してある。したがって、送信回路2
Xに与えられる固定遅延信号12XAは、各可変周期T
Eごとに、可変周期信号1XAの時点から、常に、初期
周期Tと同じ固定遅延量FDだけ遅延させた約束波形、
つまり、モノサイクルの信号になって現れる。
【0038】また、掛算回路11に与えている約束波形
信号13XA、つまり、相関信号13XAは、可変周期
TEごとに約束波形、つまり、モノサイクルの信号にな
って現れる。
【0039】つまり、送信信号2XAは各回ごとに探知
周期を△tずつ順次に伸長しながら初期周期Tと同じ固
定遅延量FDだけ遅延させた約束波形の信号を送信アン
テナ3に与えるので、受波信号9XAにより得られる受
信信号10XA(雑音信号は省略してある)は、同様
に、各回ごとに△tずつ遅れた信号になって現れるが、
相関信号13Xに対しては、常に、初期周期Tだけ遅れ
ていることになる。
【0040】したがって、掛算回路11の一方の入力側
に与えている約束波形信号13XA、つまり、相関信号
13XAから見ると、他方の掛算入力に被相関信号とし
て与えている受信信号10XAは、可変周期TEごとに
初期周期Tに相当する時間だけ遅れた信号になるので、
可変周期TEの2回目以後の相関信号13XAが先に遅
れることになり、受信信号10XAの方が可変周期TE
の各回ごとに△tずつ順次に繰り上げられた時間に受信
されていることになるため、相関信号13XAの約束波
形に対して、地中埋設物7A・7B・7Cによる信号1
0a・10b・10cは△tずつ順次に繰り上げられた
時間に現れることになる。
【0041】このため、掛算信号11XAは、受信信号
10XAに対して相関信号12XAが可変周期TE、つ
まり、探知周期ごとに△tずつ後方へずらされながら、
各信号の振幅値を掛算した振幅値の信号になって得られ
るので、結局、掛算信号11XA・積分信号14XA・
探知信号15XAには、図6の場合における掛算信号1
1A・積分信号14A・探知信号15Aと同様の信号が
得られ、相関検出処理とパルス圧縮信号とを行った探知
信号が得られることになる。
【0042】そして、可変周期TEが最初の固定周期T
の2倍の周期になったとき、最初の固定周期Tに相当す
る探知距離範囲に対する相関検出処理とパルス圧縮処理
とが完了することになる。
【0043】図1の実施例では、固定遅延路12Xを約
束波形回路13Xと送信回路2Xとの間に設けて固定遅
延するように構成しているが、この固定遅延路12Xを
取り除き、固定遅延路12Xを受信アンテナ9と増幅回
路10との間、または、増幅回路10と掛算回路11と
の間に設けることにより、受波信号9XAまたは受信信
号10XAを固定遅延するように構成しても、被相関信
号、つまり、掛算回路11に与える受信信号10XAと
相関信号13XAとの時間関係は、図1の実施例の場合
と同一になり、同様の相関検出処理とパルス圧縮処理と
を行った探知信号が得られることになる。
【0044】また、図5のような透過波により地中探査
を行う探知装置の場合には、送信側回路部50・制御/
表示回路部70のいずれかに設けた可変周期回路1Xと
約束波形回路13と固定遅延路12Xとにより約束波形
信号13XA(相関信号13XA)と固定遅延信号12
XAを得るようにし、また、受信側回路部60または制
御/表示部70に設けた掛算回路11により掛算信号1
1XAを得るようにした構成により相関検出処理とパル
ス圧縮処理とを行った探知信号15XAを得るか、もし
くは、同様の構成において、固定遅延路12Xを受信ア
ンテナ9と受信側回路部60の受信回路10との間、ま
たは、受信回路10と受信回路部60または制御/表示
回路部70に設けた掛算回路11との間に移設して構成
することにより、同様の相関検出処理とパルス圧縮処理
とを行った探知信号を得ることができるわけである。
【0045】さらに、上記の相関型信号検出装置の場合
には、約束波形の信号を含む被相関信号を上記の可変周
期TEをもつ被相関信号にするとともに上記の固定遅延
路12Xに与えて固定遅延した遅延被相関信号と、上記
の可変周期TEをもつ約束波形による相関信号とを上記
の掛算回路11に与えて掛算信号11XAに相当する信
号を得ることにより、相関検出処理とパルス圧縮処理と
を行った相関検出信号を得ることができるわけである。
【0046】次に、上記の第1実施例における可変周期
回路1Xの可変周期TEを少量時間△tずつ順次に短縮
させるように構成した第2実施例を図3により説明す
る。
【0047】この第2の実施例の場合、図2における可
変周期信号1XAの初期周期Tを、図3のように、T+
△t×nとし、△t×nの部分の変化を、△t×nから
始め、t×(n−1)、△t×(n−2)、△t×(n
−3)……のように、可変周期TEを漸減して短縮変化
させるもので、受信信号10XAと相関信号13XAと
の相対的な時間関係を図2の場合における時間関係と比
べて見ると、図3の場合には、図2の場合と逆の時間関
係の配列、つまり、逆時系列になっているため、探知信
号15XAも逆時系列になって現れることになる。
【0048】したがって、表示回路16におけるラスタ
走査を逆に走査して正規の時系列に直すか、表示画像の
探知距離方向を図1の場合と逆方向にして読み取るよう
に変更する手段を設けて構成する必要がある。
【0049】また、この第2実施例と同様の相関検出構
成を、上記の送受対向探知による構成の場合、または、
上記の相関型信号検出装置の場合にも、適用し得ること
は言うまでもない。
【0050】〔変形実施〕この発明は次のように変形し
て実施することができる。 (1)約束波形を従来技術の項で説明した振幅変化・周
波数変化・位相変化・パルス数・パルス間隔などに対し
て特定の約束づけをした波形、例えば、階段状振幅形式
・等波形繰返形式などの波形、または、階段状周波数変
調形式・直線状周波数変調形式・符号位相変調形式・符
号搬送波変調形式などの波形のうちの任意のものを用い
て構成にする。
【0051】(2)約束波形の信号を、一般のレーダや
魚群探知機で使用している単一の高周波を矩形状に変調
したパルス波、つまり、図8の(ア)の波形のf1部分
のみの波形にして構成する。
【0052】(3)可変周期TEの初期周期Tと固定遅
延路12Xの固定遅延量FDとを複数N倍のN×Tにし
て、図1の実施例と同様の相関検出処理とパルス圧縮処
理とを行う構成にする。
【0053】(4)可変周期TEの初期周期Tに代え
て、初期周期TにT以下の任意の時間量を加えた時間
量、若しくは、0またはT以下の任意の時間量を初期周
期とすることにより、いわゆる探知レンジのシフトを行
わせて、目的の探知対象、例えば、地中埋設物7Bに対
応する時点から相関検出処理を行わせるようにして、例
えば、地中埋設物7B・7Cに対する探知信号15XA
を得るように構成する。
【0054】(5)固定遅延路12Xの固定遅延量F
D、つまり、固定長を、初期周期TにT以下の任意の時
間量を加えた遅延量または初期周期T以下の遅延量に相
当する固定長、例えば、図4のように、T×0.6の遅
延量に相当する固定長に設定することにより、いわゆる
探知レンジのシフトを行わせて、目的の探知対象、例え
ば、地中埋設物7Bに対応する時点から相関検出処理を
行わせるようにして、例えば、地中埋設物7B・7Cに
対する探知信号15XAを得るように構成する。
【0055】(6)固定遅延路12Xを同軸ケーブル・
圧電変換素子・分布定数回路などによる遅延路を用いて
構成する。
【0056】(7)掛算回路11に与える約束波形信号
13XA、つまり、相関信号を、約束波形そのものが、
送信回路2・送信アンテナ3・送信電磁波4・地中・反
射電磁波8・受信アンテナ9の経路を経る間に、変形さ
せられるモデルに近い波形にする目的で、約束波形回路
13Xと掛算回路11との間に、その波形に対応させる
回路、例えば、Qの低い共振回路と移相回路の組み合わ
せなどを介在させる。
【0057】(8)積分回路14を演算型の積分回路に
するとともに、サンプル保持回路15のサンプリング時
点を可変周期信号1XAの各時点で行わせる。この場合
には、サンプリング後に演算をリセットさせる必要があ
ることは言うまでもない。
【0058】(9)上記の(8)の構成において、各サ
ンプリング時点に得られる振幅値をA/D変換したディ
ジタル値を、メモリまたはシフトレジスタなどの記憶回
路に各サンプリング時点ごとにアドレスまたはシフトを
次順に移して記憶させ、この記憶内容を所定の一定速度
のクロックで読み出したディジタル値にもとづいて探知
信号15Aを得るように構成することにより、サンプリ
ング時点のずれによる探知信号15Aの波形歪みを修正
し得るようにする。また、上記の逆の時系列で探知信号
または検出信号が得られる場合には、記憶内容の読出を
逆順にして正規の時系列による信号を得るようにする。
【0059】(10)積分回路14とサンプル保持回路
15を無くして、低域通過濾波回路によって掛算信号1
1XAを濾波することにより探知信号15XAを得る。
この場合、可変周期TEの初期周期Tに相当する周波
数、つまり、(1/T)Hz程度以下の周波数を通過す
る濾波回路に構成することが望ましい。
【0060】(11)少量時間△tの量を、他のアナロ
グの形態、例えば、上昇または下降傾斜波のクリップレ
ベル点までの時間を単位クリップレベルの変化で行わせ
るなどによって構成する。
【0061】(12)約束波形の形態および少量時間△
tの量、もしくは、そのいずれかを、ディジタル形態の
信号、例えば、2進数値を表す直列のパルス信号または
並列のパルスによって構成する。
【0062】(13)約束波形の形態および少量時間△
tの量、もしくは、そのいずれかを、アナログ形態の信
号にしたものを、ディジタル形態の信号に変換して相関
を行うように構成する。
【0063】(14)約束波形の形態および少量時間△
tの量、もしくは、そのいずれかを、ディジタル形態の
信号にしたものを、アナログ形態の信号に変換して相関
を行うように構成する。
【0064】(15)受信信号10XA・相関信号13
XAをA/D変換してディジタル化するとともに、可変
周期回路1X・掛算回路11・積分回路14・サンプル
保持回路15などの処理をディジタル・コンピュータ、
例えば、マイクロコンピュータにより処理する。
【0065】(16)掛算回路11に入力される受信信
号10XAと相関信号13XAとの両方、または、いず
れか一方の回路に振幅を可変調整して掛算機能を確実に
するための調整回路、例えば、可変減衰回路を設ける。
【0066】(17)約束波形信号13XAが低い周波
数成分の信号の場合、掛算回路11を演算増幅回路の組
み合わせ、例えば、乗算用ICなどにより構成する。
【0067】
【発明の効果】この発明によれば、探知装置の場合に
は、探知周期を各回ごとに少量時間ずつ順次に伸長また
は短縮して可変して得られる約束波形を相関信号とし、
同一の約束波形そのものを送信から受信信号を被相関信
号として得る経路の間に所定の固定長をもつ1つの遅延
路を介して固定遅延させた信号を遅延被相関信号とする
構成によって、相関検出処理を行った探知信号を得るこ
とができるので、1つの約束波形の信号を送信波形信号
と相関信号とに用いることができるので、約束波形を作
る複雑な回路が1つで済ませられるため、装置を簡便な
構成にして提供し得る。
【0068】また、送信信号の約束波形と相関信号の約
束波形とが必然的に同一の波形にもとづく波形にするこ
とができるので、相関検出処理とパルス圧縮処理とを理
想的な処理によって行った精度の高い探知信号または相
関検出信号が得られるなどの特長がある。
【図面の簡単な説明】
図は実施例を示し、各図の内容は次のとおりである。
【図1】この発明の第1実施例のブロック構成図
【図2】この発明の第1実施例の要部動作波形図
【図3】この発明の第2実施例の要部動作波形図
【図4】この発明の変形実施例の要部動作波形図
【図5】従来技術のブロック構成図
【図6】従来技術のブロック構成図
【図7】従来技術の要部信号波形図
【図8】従来技術の信号波形図
【符号の説明】
1 探知周期回路 1A 探知周期信号 2 送信回路 21 送信波形回路 22 電力増幅回路 2A 送信信号 3 送信アンテナ 4 送信電磁波 5 地表面 6 地中 7A・7B・7C 地中埋設物 8 反射電磁波 9 受信アンテナ 9A 受波信号 10 増幅回路 10A 受信信号 11 掛算回路 11A 掛算信号 12 可変遅延回路 12A 遅延信号 13 相関信号回路 13A 相関信号 14 積分回路 14A 積分信号 15 低域濾波回路 15A 探知信号 16 表示回路 50 送信側回路部 60 受信側回路部 70 制御/表示回路部 100 地中探査用レーダ 1X 可変周期回路 1XA 可変周期信号 2XA 送信信号 9XA 受波信号 10XA 受信信号 11XA 掛算信号 12X 固定遅延路 12X1 電気/光変換素子 12X2 光伝送線 12X3 光/電気変換素子 12XA 固定遅延信号 13X 約束波形回路 13XA 約束波形信号(相関信号) 14XA 積分信号 15XA 探知知信号
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−240943(JP,A) 特開 平5−288844(JP,A) 特開 平5−312938(JP,A) 特開 平2−165086(JP,A) 特開 平2−27285(JP,A) 特開 平3−142392(JP,A) 特開 平2−44277(JP,A) 特開 平1−282490(JP,A) 特開 平1−280279(JP,A) 実開 昭63−174082(JP,U)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要の周期で繰り返す前記周期よりも短
    い時間長の約束波形をもつ送信信号を送波して得られる
    反射波または透過波にもとづく信号を被相関信号とし、
    前記周期の各回ごとに前記約束波形をもつ相関信号と相
    関して所要の探知信号を得るようにした相関型探知装置
    であって、 前記周期を各回ごとに少量時間ずつ順次に伸長または短
    縮して可変する周期を可変周期として得る可変周期手段
    と、 前記可変周期ごとに前記約束波形の信号(以下、約束波
    形信号という)を得る約束波形信号手段と、 前記約束波形信号にもとづいて前記相関信号を得る相関
    信号手段と、 前記約束波形信号を所定の固定長をもつ1つの遅延路を
    介して遅延させた信号にもとづいて前記送信信号を得る
    固定遅延送信信号手段と、 前記被相関信号の振幅と前記相関信号の振幅とを掛算し
    て掛算振幅値の信号にもとづいて前記探知信号を得る掛
    算手段とを具備することを特徴とする可変周期相関型探
    知装置。
  2. 【請求項2】 所要の周期で繰り返す前記周期よりも短
    い時間長の約束波形をもつ送信信号を送波して得られる
    反射波または透過波にもとづく信号を被相関信号とし、
    前記周期の各回ごとに前記約束波形をもつ相関信号と相
    関して所要の探知信号を得るようにした相関型探知装置
    であって、 前記周期を各回ごとに少量時間ずつ順次に伸長または短
    縮して可変する周期を可変周期として得る可変周期手段
    と、 前記可変周期ごとに前記約束波形の信号(以下、約束波
    形信号という)を得る約束波形信号手段と、 前記約束波形信号にもとづいて前記相関信号を得る相関
    信号手段と、 前記約束波形信号にもとづいて前記送信信号を得る送信
    信号手段と、 前記反射波または透過波により得られた信号を所定の固
    定長をもつ1つの遅延路を介して遅延させた信号にもと
    づいて前記被相関信号を得る遅延被相関信号手段と、 前記被相関信号の振幅と前記相関信号の振幅とを掛算し
    て掛算振幅値の信号にもとづいて前記探知信号を得る掛
    算手段とを具備することを特徴とする可変周期相関型探
    知装置。
  3. 【請求項3】 前記遅延路の固定長を、前記可変の最初
    における周期の1周期分(以下、初期周期分という)の
    遅延量に相当する固定長に設定する1周期分固定遅延路
    手段を具備することを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の可変周期相関型探知装置。
  4. 【請求項4】 前記遅延路の固定長を、前記初期周期分
    を超える遅延量または前記初期周期に満たない遅延量に
    相当する固定長に設定する中間周期分固定遅延路手段を
    具備することを特徴とする請求項1または請求項2記載
    可変周期相関型探知装置。
  5. 【請求項5】 前記遅延路の固定長を、前記初期周期分
    の遅延量に相当する固定長に設定する1周期分固定遅延
    路手段と、 前記遅延路の固定長を前記初期周期分を超える遅延量ま
    たは前記初期周期分に満たない遅延量に相当する固定長
    に設定する中間周期分固定遅延路手段と、 前記1周期分固定遅延路手段と前記中間周期分固定遅延
    路手段のいずれか一方を選択する相関信号遅延量選択手
    段とを具備することを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の可変周期相関型探知装置。
  6. 【請求項6】 所要の周期で繰り返す前記周期よりも短
    い時間長の約束波形をもつ信号を含む信号を被相関信号
    とし、前記周期の各回ごとに前記約束波形をもつ相関信
    号と相関して所要の検出信号を得るようにした相関型信
    号検出装置であって、 前記周期を各回ごとに少量時間ずつ順次に伸長または短
    縮して可変する周期を可変周期として得る可変周期手段
    と、 前記可変周期ごとに前記約束波形の信号にもとづいて前
    記相関信号を得る相関信号手段と、 前記可変周期をもつ前記被相関信号を所定の固定長をも
    つ1つの遅延路を介して遅延させた信号にもとづいて遅
    延被相関信号を得る遅延被相関信号手段と、 前記遅延被相関信号の振幅と前記相関信号の振幅とを掛
    算して掛算振幅値の信号にもとづいて前記検出信号を得
    る掛算手段とを具備することを特徴とする可変周期相関
    信号検出装置。
  7. 【請求項7】 前記遅延路の固定長を前記可変の最初に
    おける前記周期の1周期分(以下、初期周期分という)
    の遅延量に相当する固定長に設定する1周期分固定遅延
    路手段を具備することを特徴とする請求項6記載の可変
    周期相関型信号検出装置。
  8. 【請求項8】 前記遅延路の固定長を、前記初期周期分
    を超える遅延量または前記初期周期に満たない遅延量に
    相当する固定長に設定する中間周期分固定遅延路手段を
    具備することを特徴とする請求項6記載の可変周期相関
    型信号検出装置。
  9. 【請求項9】 前記遅延路の固定長を、前記初期周期分
    の遅延量に相当する固定長に設定する1周期分固定遅延
    路手段と、 前記遅延路の固定長を前記初期周期分を超える遅延量ま
    たは前記初期周期分に満たない遅延量に相当する固定長
    に設定する中間周期分固定遅延路手段と、 前記1周期分固定遅延路手段と前記中間周期分固定遅延
    路手段のいずれか一方を選択する相関信号遅延量選択手
    段とを具備することを特徴とする請求項6記載の可変周
    期相関型信号検出装置。
  10. 【請求項10】 前記掛算をアナログ値によって行う前
    記掛算手段を具備することを特徴とする請求項1から請
    求項5のいずれかに記載の可変周期相関型探知装置また
    請求項6から請求項9のいずれかに記載の可変周期相
    関型信号検出装置。
  11. 【請求項11】 前記掛算をディジタル値によって行う
    前記掛算手段を具備することを特微とする請求項1から
    請求項5のいずれかに記載の可変周期相関型探知装置ま
    たは請求項6から請求項9のいずれかに記載の可変周期
    相関型信号検出装置。
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